JP2004215793A - マスクの使用方法 - Google Patents

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Masanori Kono
真紀 河野
Yoko Makino
洋子 牧野
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Abstract

【課題】マスク装用時に装用者が清涼感を得るに適度な量でメントールなどの芳香成分がマスクに担持され、かかる清涼感が長時間持続をするとともに、強すぎる刺激や炎症の危険を伴うことない極めて安全なマスクの使用方法の提供。
【解決手段】芳香成分を担持させた芳香部材を、静電フィルター又はアパタイトフィルターを組み合わせたマスクと接触させておき、その後芳香部材をマスクと離してからマスクを装用することを特徴とするマスクの使用方法。
【選択図】なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、芳香成分等による過度の刺激を伴わず適度な清涼感を得ることができるマスクの使用方法、及びかかる方法により使用されるマスク又はマスクセットに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、粉塵、花粉、細菌やウイルスの侵入を防止するために、活性炭フィルターや静電フィルター(エレクトリックフィルター)、抗菌フィルター、茶カテキンフィルター、キトサンフィルター、セラミックフィルター、ハイドロキシアパタイトフィルター等の高機能フィルターを組み合わせたマスクが数多く市販されている。
【0003】
また、マスクにメントール等の芳香成分を併せ用いて使用することによって、マスク装用時の息苦しさを軽減し爽快感や清涼感を高めたり、マスク装用者のアレルギー症状を緩和したりする改善する方法が知られている。マスクに芳香成分を担持するには、マスクに芳香成分を溶解した溶液を噴霧して、噴霧直後芳香成分が気化蒸発しないうちにマスクを装用する方法や、あらかじめ芳香成分を溶解した溶液中に浸漬する等して芳香成分を担持させた芳香部材を用意しておき、該芳香部材をマスクに装着し芳香部材を装着したままでマスクを装用する方法がある。特開平7−039574号公報(特許文献1)には、香気による鼻孔の不快感解消方法であって、ミントエッセンス、メントール等の香料溶液を、マスクの着用直前にマスク内側に噴霧し、その上から口当てガーゼを当てがって鼻孔を覆うようにしたことを特徴とする香気による鼻孔の不快感を解消するマスクの使用方法が記載されている。特開平7−148280号公報(特許文献2)には、マスクにメントールなどの芳香成分を担持する繊維状物を装着したまま装用するマスクの使用方法が記載されている。この芳香成分を担持する繊維状物は、メントール等の芳香成分を有機溶媒に溶解し粘稠性物質を添加した混合溶液に繊維を浸漬し、減圧注入法又は毛細管現象の利用により繊維の微細孔部分にまで該混合溶液を注入させ、さらにこの繊維を該混合溶液から取り出し、乾燥することにより得ることができる。
【0004】
従来の方法は、マスクに芳香成分を担持させる場合に芳香成分を溶解したり十分量担持させるための溶媒や試薬を用いるため、使用する溶媒や試薬、使用量や装用者の体調によっては鼻の周辺や鼻腔内に強い刺激感を感じたり、口唇粘膜や咽頭部に強すぎる刺激を与え炎症や発赤を生じたりする場合があることが問題であった。また、担持量や担持方法によってはメントールそれ自体が刺激の原因になることさえあった。マスクは口唇部等の敏感な部分に直接接するよう使用されるものであり、またマスク装用時の吸気はすべてマスクを通過した空気であるため、マスクに芳香成分を担持する方法は、きわめて安全なものでなければならない。
【0005】
【先行技術の開示】
【特許文献1】
特開平7−039574号公報
【特許文献2】
特開平7−148280号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明では、上記した問題に鑑み、静電フィルター又はアパタイトフィルターを組み合わせたマスクを用いても息苦しさを緩和でき、装用時に清涼感を得るに適度な量で芳香成分がマスクに担持され、かかる清涼感が長時間持続をするとともに、強すぎる刺激や炎症の危険を伴うことない極めて安全なマスクの使用方法、及びかかるマスク又はマスクセットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を行なった結果、芳香成分を担持させた芳香部材を、静電フィルター又はアパタイトフィルターを組み合わせたマスクと接触させておき、その後マスクを装用することで、芳香成分が粘膜や皮膚を過度に刺激することがなく適度な清涼感が長時間持続して、かつ極めて安全なマスクの使用方法を見出した。さらに、適度な清涼感と爽快感が適度に長時間持続する安全なマスク又は/及びマスクセットの提供を可能とした。
【0008】
本発明はかかる知見に基づいて開発されたものである。すなわち本発明は、下記(1)〜(5)に掲げるマスクの使用方法、マスク又はマスクセットである:
(1) 芳香成分を担持した芳香部材と、静電フィルター又はアパタイトフィルターを組みあわせたマスクとを接触させ、その後にマスクを装用することを特徴とするマスクの使用方法、
(2) 芳香成分を担持した芳香部材と、静電フィルター又はアパタイトフィルターを組みあわせたマスクとを接触させ、その後に芳香部材をマスクから取り外してマスクを装用することを特徴とするマスクの使用方法、
(3) (1)又は(2)に記載の方法により使用されるマスク、
(4) (1)又は(2)に記載の方法により使用されるマスクセット、
(5) アパタイトフィルターを組みあわせたマスクと、芳香成分を担持した芳香部材とからなるマスクセット。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の使用方法では、芳香成分を担持した芳香部材と静電フィルター又はアパタイトフィルターを組み合わせたマスクとを接触させて、その後にマスクを装用することを特徴とする。
本発明に用いる芳香成分は、揮発性、好ましくは室温で揮発性であって、清涼感や爽快感を感じる芳香成分であることが好ましい。例えば、メントール、カンフル、ゲラニオール、ヒノキチオール、ボルネオール、リモネン、バニリン、シンナムアルデヒド、メントン、メンチルアセテート、シネオール、ピネン、テルピネオール、キャディネン、サンタオール、オイゲノール、チモール、シトラール、ベンジルアセテート、ジャスモン、インドール、リナロール、アネソール、カルボン、オシメン、エチルフラン、ピペリトール、ミルテノール、ミントラクトン、ピペリトン、グアイオール、グロブロール、ファルネソール、セドロール、クミンアルデヒド、サンタロール等が挙げられる。
【0010】
芳香部材は、芳香成分を担持することができるよう細孔を有した多孔質の部材であることが好ましく、例えば紙、セルロースやセルロース誘導体、ウレタン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、メタアクリル樹脂等が挙げられる。芳香部材はマスクとの着脱や取り扱いが容易であることから、シート状であることが好ましいが、芳香部材が粒状やマイクロカプセル等である場合には扁平な通気性袋に通粒状芳香部材を封入して全体としてはシート状芳香部材としてマスクと接触させることもできる。
【0011】
芳香成分を芳香部材に担持させる方法は特に限定されないが、例えば、メントール、カンフル等の芳香成分をアセトンやエタノールなどの有機溶媒などに溶解した溶解液に多孔質の部材等を浸し、その後必要に応じて多孔質の部材を乾燥させることによって芳香成分を担持した芳香部材を得ることができる。また、メントール、カンフル等の芳香成分を多量に含む天然又は合成のミント油、ペパーミント油、ユーカリ油、ケイヒ油、樟脳、ハッカ脳、レモン油、ラベンダー油、オレンジ油等を多孔質の部材等に浸漬させ芳香成分を担持させてもよい。
【0012】
本発明の芳香部材は、部材の材質や表面積、形態等を適宜選択して芳香成分の気化速度を調整することができる。芳香成分をマスクに十分量供給するためには、室温で0.05〜15mg/時間の気化速度、好ましくは0.1〜8mg/時間の速度で芳香成分が気化するように調整された芳香部材を用いると、芳香成分のマスクへの担持量を接触時間を選択することにによって調整することが容易である。この気化速度以上の場合には短時間の接触によってマスクに過度の芳香成分が担持しやすくなり、担持量の制御が困難となりやすい。
【0013】
芳香部材とマスク本体を接触させる方法としては、複数枚のガーゼなどからなるマスクの層状構造の間に挟んでおいてもよく、また、マスクのいずれかの面上に載置しておいてもよい。更に、効率良くマスク本体に芳香成分を担持させるために、マスク及び芳香部材を接触させた状態で気密性袋に封入しておいてもよい。接触する時間は、マスクに担持させる芳香成分の所望量・マスクの材質・芳香部材の形態や材質等によって適宜選択することができるが、通常0.05時間以上の接触でマスクに芳香成分を担持することができ、好ましくは0.1〜24時間、より好ましくは0.3〜15時間程度の接触によりマスクに芳香成分を担持することが好ましい。
【0014】
本発明において、マスクには、静電フィルター又はアパタイトフィルターが組み合わせられている。静電フィルターは、エレクトリックフィルターとも呼ばれる繊維に静電気を帯電させた公知のフィルターであって、例えば、特公昭59−32166号、特公平3−31483号、特開平10−180021号、米国特許第4375718号等に記載されている公知の方法で得ることができ、市販のフィルターを用いることもできる。
アパタイトフィルターは、アパタイトを担持したフィルターであって、特許第2916068号、特許第2818328号、特許第2514746号等の調整し、公知の方法でフィルターに担持して得ることができ、市販のフィルターを用いることもできる。
アパタイトは、リン灰石系鉱物の総称で、フッ素リン灰石、塩素リン灰石、水酸リン灰石などがあり、例えば、組成式Ca[F(PO]で表されるが、CaはSr、Ba、Pb、Na、K、Mnなどにより部分的に又は完全に置換されていてもよく、Pは、As、V、Si、S、C、Cr等により部分的に又は完全に置換されていてもよく、Fは、Cl、OH、O等により部分的に又は完全に置換されていてもよい。ハイドロキシアパタイト[Ca10(PO(OH)]、フッ素アパタイト[Ca10(PO]、リン酸三カルシウム[Ca(PO]、リン酸四カルシウム[CaH(PO]又はこれらの混合物等が例示される。
本発明ではこれらのフィルターがマスクに組み合わせられていることで、極めて安全な方法で芳香成分をマスクに担持することができ、芳香成分が適度に放出可能なようにマスクに担持されることで、適度な芳香成分を長時間にわたり持続的に放出することができる。マスクの材質としては、ポリエステル、ポリオレフィン、ナイロン、ポリウレタン、酢酸セルロース等任意の材質を選択することができる。マスクの形状は、芳香部材を接触するのに都合のよいポケット部を有していたり、マスク自体に芳香部材を挟み込むことが可能なようにマスクを層状に形成し、その層状構造の一部に開口が設けられていたりしてもよい。また、マスクには交換用布材を更に含んでもよく、交換用布材と芳香部材とを接触させておきその後、交換用布材をマスクに装着して交換用布材とともにマスクを装用して使用してもよい。
【0015】
本発明は、芳香成分を担持した芳香部材と静電フィルター又はアパタイトフィルターを組みあわせたマスクとを接触させて、その後にマスクを装用するように使用される。本発明の方法では、芳香部材はマスクと接触することによって十分な量の芳香部材をマスクに供給し、またマスクに芳香部材が十分に担持されるので、マスク装用時には芳香部材をマスクから取り外してマスクを装用することができ、装用者に適度な清涼感を長時間与え続けることができる。マスク装用時により強い清涼感を得たい場合には、マスクに接触させた芳香部材を取り外すことなくマスクに接触させたままにしておき、マスクに芳香部材を伴ったままにマスクを装用してもよい。
【0016】
また、本発明は、芳香成分を担持した芳香部材とマスクとを接触させて、その後にマスクを装用するように使用される静電フィルター又はアパタイトフィルターを組みあわせたマスクをも包含する。さらに、本発明は、芳香成分を担持した芳香部材とマスクとを接触させて、その後にマスクを装用するように使用される静電フィルター又はアパタイトフィルターを組みあわせたマスクと該芳香部材からなるマスクセットをも包含する。本発明のマスクセットは、静電フィルター又はアパタイトフィルターを組みあわせたマスクと芳香部材を、マスク装用者が両方を併用して使用するのに適した形態で供されるセットであるが、商品形態としては一商品として包装して流通してもよく、また、該マスクと芳香部材は、それぞれが各々別の商品として包装され流通してもよい。さらに、本発明は、アパタイトフィルターを組みあわせたマスクと、芳香成分を担持した芳香部材とからなるマスクセットをも包含する。
【0017】
【実施例】
以下に本発明を実施例及び試験例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はこれら実施例等に限定されるものではない。
【0018】
試験例1 市販のメントール等の芳香成分を含浸させた粒子状物質をシート状の通気性袋に封入した芳香部材(商品名「ミントパック」レンゴー株式会社製)を試験に用いた。芳香部材をマスク片側の面上に載置してポリエチレン製チャック付ポリ袋(商品名「ユニパック」株式会社生産日本社製)に入れてチャックを閉め室温で5時間放置した。マスクは、市販の木綿のマスク(比較例1)、木綿のマスクに静電フィルターを組み込んだマスク(実施例2)、木綿のマスクにアパタイトフィルターを組み込んだマスク(実施例1)、木綿のマスクに茶カテキンフィルターを組み込んだマスク(比較例2)を用いた。5時間放置後にマスクだけをポリエチレン製袋から取り出して、微風を流したドラフト内に置いた。また比較例として、l−メントール0.07g、アセトン2ml、エタノール2ml及びポリエチレングリコール(300)6mlの混合溶液を手動式ポンプ容器に入れ、ポンプを2回上下動させて混合溶液を噴霧した木綿マスク(比較例3)もドラフト内に並べ置いた。
【0019】
これらのマスクについて、1時間後、6時間後、15時間後に10名の専用パネラーによる官能試験により清涼感の強さを5段階で評価し(非常に強い清涼感を感じるものを5とする)てその平均値を求めた。また、ポリエチレン製チャック付ポリ袋からマスクを取り出した直後又はメントール混合溶液噴霧直後(0時間)、6時間後、15時間後に10名のパネラーに30分間マスクを装用してもらい下記の判定基準により使用感を5段階評価してその平均値を求めた。
【0020】
判定の基準
<使用感>
5 :鼻の周辺や鼻腔内、口唇粘膜部や咽頭部に刺激を感じた。
4 :強い香気を感じ、多少使用感がよい。
3 :全体に広がる適度な香気で、大変使用感がよい。
2 :弱い香気を感じ、多少使用感がよい。
1 :マスクが息苦しく感じ使用感が悪い。
【0021】
【表1】
Figure 2004215793
【0022】
表1の結果からわかるように、アパタイトフィルター又は静電フィルターを組み合わせたマスクを用いている実施例では使用直後から適度な清涼感と良好な使用感が得られ、その清涼感が15時間後も持続した。更に、刺激を伴うこともなく安全であることが確認された。比較例1又は2においては、得られる清涼感が不十分でなく、また持続性に欠け使用感もよくなかった。比較例3では、ある程度の清涼感が得られるが持続せず使用感もよくなかった。また噴霧直後にマスクを装用すると刺激を引き起こした。
【0023】
実施例3 l−メントール30部、カンフル20部、アセトン20部、エタノール20部、グリセリン10部となるように溶解した混合溶液をワットマン3MM濾紙に含浸させた後、風乾してアセトンを除去して芳香部材を得た。得られた芳香部材は、50g/mのl−メントールを含浸しており、室温での気化速度が3.5mg/時間であった。3.5cm×3.5cmのサイズにカットした芳香部材を3枚重ねて通気性袋に封入し、市販のアパタイトフィルター及び静電フィルターを組み込んだマスクの層状部に挟み込んで室温で3時間放置した。こうして得られたマスクを風邪の患者に10時間装用してもらったところ、マスク装用中装用中鼻の周辺や鼻腔内、口唇粘膜部や咽頭部への刺激や炎症が生じることも無く適度な清涼感が持続した。
【0024】
実施例4 l−メントール50部をアセトン50部となるように溶解した溶液をワットマン3MM濾紙に含浸させた後、風乾してアセトンを除去して芳香部材を得た。得られた芳香部材は、50g/mのl−メントールを含浸しており、室温での気化速度が3.5mg/時間であった。3.5cm×3.5cmのサイズにカットした芳香部材を3枚重ねて通気性袋に封入し、市販のキトサンフィルター、アパタイトフィルター及び静電フィルターを組み込んだマスクの片面上に置いて室温で5時間放置した。こうして得られたマスクを風邪の患者に10時間装用してもらったところ、マスク装用中鼻の周辺や鼻腔内、口唇粘膜部や咽頭部への刺激や炎症が生じることも無く適度な清涼感が持続した。
【0025】
【発明の効果】
本発明のマスク使用方法は、芳香成分を担持した芳香部材と、静電フィルター又はアパタイトフィルターを組みあわせたマスクとを接触させて、その後にマスクを装用することによって、マスク装用中適度な清涼感が持続するとともに刺激を伴うことのない極めて安全な方法である。また、かかる方法を用いたマスク又はマスクセットは、マスク装用者に刺激を伴うおそれなく適度な清涼感を長時間にわたり付与することができる。
さらに、本発明は非常に簡便な方法であるので、マスク装用者自身が家庭で簡便に行うことができる。装用の前にマスクと芳香部材を接触させる時間や接触方法を適宜選択することによって、装用者自身の体調や嗜好に合致する適度な清涼感を調整することが可能となる。

Claims (4)

  1. 芳香成分を担持した芳香部材と、静電フィルター又はアパタイトフィルターを組みあわせたマスクとを接触させ、その後にマスクを装用することを特徴とするマスクの使用方法。
  2. 請求項1に記載の方法により使用されるマスク。
  3. 請求項1に記載の方法により使用されるマスクセット。
  4. アパタイトフィルターを組みあわせたマスクと、芳香成分を担持した芳香部材とからなるマスクセット。
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