JP2004215324A - アクティブフィルタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アクティブフィルタ装置の装置構成を簡易にするとともに、応答速度を改善すること。
【解決手段】商用電源に接続された負荷から発生する高調波電流を補償するための補償電流の送出/引込を行う双方向インバータINV1と、双方向インバータINV1の直流側に接続されて補償電流の供給源となるコンデンサC1と、商用電源に流れる電流成分を検出する電流トランスCT1と、商用電源の電圧成分を検出する電圧トランスPTを備え、電流トランスCTが検出した商用電流検出信号と電圧トランスPTが検出した商用電圧検出信号との合成信号に基づいて双方向インバータINV1を制御する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、商用電源と負荷との間に挿入され、電流補償、力率改善などを行うアクティブフィルタ装置に関するものであり、特に、装置の構成が簡易であり、かつ、応答速度に優れたアクティブフィルタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近の家電機器、例えば、パソコン、冷蔵庫、エアコン、照明器具などにおいては、その内部にインバータ電源が組み込まれている。このインバータ電源が組み込まれた機器は、50Hz/60Hzの切り換えが不要であるとか、静音、省電力といった特徴を有しているので、今後、さらに、利用が促進されて行くものと予想される。一方、このインバータ電源が組み込まれた機器は、負荷に流れる高調波電流によって、負荷の力率を悪化させ、電力の利用効率を低下させるといった弊害も問題視されている。
【0003】
これらの問題を解決する従来技術として、例えば、特許文献1に記載されたアクティブフィルタ装置がある。この文献に記載されたアクティブフィルタ装置は、補償能力判定器、力率改善補償電流制御回路、無効電流補償電流制御回路、補償電流制御回路などを備え、補償能力判定器が、インバータの直流側に接続された直流電源装置の電圧に基づいてインバータで発生可能な補償電流の余剰補償能力を判定し、力率改善補償電流制御回路が、補償能力判定器で判定された余剰補償能力に見合った力率改善補償電流を算出し、一方、無効電流補償電流制御回路が、その余剰補償能力に見合った無効電流補償電流を算出し、補償電流制御回路が、高調波補償電流と力率改善補償電流あるいは高調波補償電流と無効電流補償電流に基づいて補償電流を算出してインバータに制御指令を出すことで、高調波電流の補償や力率改善補償を行っている。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−140267号公報(第3−5頁、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来技術のアクティブフィルタ装置では、電源系統に流れる基本波電流を検出する回路および高調波電流を検出する回路、電源電圧の位相信号と基本波電流とから運転力率を検出する回路、補償電流を発生させる回路、その他、位相反転回路、位相シフト回路、加算器、掛け算器等の多種多様の回路が用いられているので、装置構成が複雑であり、そのため、装置が高価であるという欠点を有していた。また、補償電流を発生させるために信号波形の波形解析が必須なので、応答速度が遅いという問題点があった。
【0006】
この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、装置構成が簡単であり、波形解析等の手段を特に必要とせず応答速度に優れたアクティブフィルタ装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明にかかるアクティブフィルタ装置にあっては、商用電源に接続された負荷から発生する高調波電流を補償するための補償電流の送出/引込を行うインバータと、このインバータの直流側に接続されて前記補償電流の供給源となる補償電流供給手段と、前記インバータを制御するための制御手段とを備えたアクティブフィルタ装置において、前記制御手段は、前記商用電源に流れる電流成分を検出する商用電流検出手段と、前記商用電源の電圧成分を検出する商用電圧検出手段とを備え、前記商用電流検出手段が検出した商用電流検出信号と前記商用電圧検出手段が検出した商用電圧検出信号との合成信号に基づいて前記インバータを制御することを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、商用電源に流れる電流成分を検出する商用電流検出手段と、商用電源の電圧成分を検出する商用電圧検出手段とを備えた制御手段は、商用電流検出手段が検出した商用電流検出信号と商用電圧検出手段が検出した商用電圧検出信号との合成信号に基づいてインバータを制御する。
【0009】
つぎの発明にかかるアクティブフィルタ装置にあっては、前記制御手段は、前記インバータの直流側に接続された前記補償電流供給手段の端子電圧の変化に基づいて、この補償電流供給手段の充電/放電を制御することを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、制御手段は、インバータの直流側に接続された補償電流供給手段の端子電圧の変化に基づいて補償電流供給手段の充電/放電を制御する。
【0011】
つぎの発明にかかるアクティブフィルタ装置にあっては、前記補償電流供給手段は、コンデンサで構成されることを特徴とする。
【0012】
この発明によれば、コンデンサを用いてアクティブフィルタ装置を簡易に構成することができる。
【0013】
つぎの発明にかかるアクティブフィルタ装置にあっては、前記制御手段は、前記商用電流検出信号を増幅する第1の増幅器と、前記商用電圧検出信号を増幅する第2の増幅器とを備え、前記補償電流供給手段の充電量の制御が、前記補償電流供給手段の端子電圧に基づいた前記第2の増幅器の利得制御によって行われることを特徴とする。
【0014】
この発明によれば、商用電流検出信号を増幅する第1の増幅器と、商用電圧検出信号を増幅する第2の増幅器とを備えた制御手段は、補償電流供給手段の端子電圧に基づいた第2の増幅器の利得を制御することにより、補償電流供給手段の充電量の制御を行う。
【0015】
つぎの発明にかかるアクティブフィルタ装置にあっては、前記制御手段は、前記商用電流検出信号を増幅する第1の増幅器と、前記商用電圧検出信号を増幅する第2の増幅器とを備え、前記インバータが行う前記補償電流の送出/引込の制御が、この補償電流に基づいた前記第1の増幅器の利得制御によって行われることを特徴とする。
【0016】
この発明によれば、商用電流検出信号を増幅する第1の増幅器と、商用電圧検出信号を増幅する第2の増幅器とを備えた制御手段は、補償電流に基づいた第1の増幅器の利得制御により、インバータが行う補償電流の送出/引込の制御を行う。
【0017】
つぎの発明にかかるアクティブフィルタ装置にあっては、前記制御手段は、前記商用電流検出信号を増幅する第1の増幅器と、前記商用電圧検出信号を増幅する第2の増幅器と、前記補償電流の電流成分を検出する補償電流検出手段とを備え、前記補償電流供給手段の充電量の制御が、この補償電流供給手段の端子電圧に基づいた前記第2の増幅器の利得制御によって行われ、前記インバータが行う前記補償電流の送出/引込の制御が、前記補償電流検出手段が検出した電流成分に基づいた前記第1の増幅器の利得制御によって行われることを特徴とする。
【0018】
この発明によれば、商用電流検出信号を増幅する第1の増幅器と、商用電圧検出信号を増幅する第2の増幅器とを備えた制御手段は、電流供給手段の端子電圧に基づいた第2の増幅器の利得を制御することにより、電流供給手段の充電量の制御を行う。また、制御手段は、補償電流に基づいた第1の増幅器の利得制御により、インバータが行う補償電流の送出/引込の制御を行う。
【0019】
つぎの発明にかかるアクティブフィルタ装置にあっては、商用電源に接続された負荷から発生する位相遅れ/進み電流を補償するための補償電流の送出/引込を行うインバータと、このインバータの直流側に接続されて前記補償電流の供給源となる補償電流供給手段と、前記インバータを制御するための制御手段とを備えたアクティブフィルタ装置において、前記制御手段は、前記商用電源に流れる電流成分を検出する商用電流検出手段と、前記商用電源の電圧成分を検出する商用電圧検出手段とを備え、前記商用電流検出手段が検出した商用電流検出信号と前記商用電圧検出手段が検出した商用電圧検出信号との合成信号に基づいて前記インバータを制御することを特徴とする。
【0020】
この発明によれば、商用電源に流れる電流成分を検出する商用電流検出手段と、商用電源の電圧成分を検出する商用電圧検出手段とを備えた制御手段は、商用電流検出手段が検出した商用電流検出信号と商用電圧検出手段が検出した商用電圧検出信号との合成信号に基づいてインバータを制御する。
【0021】
つぎの発明にかかるアクティブフィルタ装置にあっては、前記制御手段は、前記インバータの直流側に接続された前記補償電流供給手段の端子電圧の変化に基づいて、この補償電流供給手段の充電/放電を制御することを特徴とする。
【0022】
この発明によれば、制御手段は、インバータの直流側に接続された補償電流供給手段の端子電圧の変化に基づいて補償電流供給手段の充電/放電を制御する。
【0023】
つぎの発明にかかるアクティブフィルタ装置にあっては、前記制御手段は、前記商用電流検出信号を増幅する第1の増幅器と、前記商用電圧検出信号を増幅する第2の増幅器と、前記補償電流の電流成分を検出する補償電流検出手段とを備え、前記補償電流供給手段の充電量の制御が、この補償電流供給手段の端子電圧に基づいた前記第2の増幅器の利得制御によって行われ、前記インバータが行う前記補償電流の送出/引込の制御が、前記補償電流検出手段が検出した電流成分に基づいた前記第1の増幅器の利得制御によって行われることを特徴とする。
【0024】
この発明によれば、商用電流検出信号を増幅する第1の増幅器と、商用電圧検出信号を増幅する第2の増幅器とを備えた制御手段は、補償電流供給手段の端子電圧に基づいた第2の増幅器の利得を制御することにより、補償電流供給手段の充電量の制御を行う。また、制御手段は、補償電流に基づいた第1の増幅器の利得制御により、インバータが行う補償電流の送出/引込の制御を行う。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、この発明にかかるアクティブフィルタ装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0026】
図1は、この発明の実施の形態にかかる回路構成を示す図である。同図において、入力端子と出力端子とをそれぞれ有したアクティブフィルタ装置10は、電圧トランスPT、電流トランスCT1、CT2、可変利得電圧制御アンプAGC1、AGC2、反転回路PR1、加算回路SUM1、双方向インバータINV1、ダイオードD1およびコンデンサC1、C2を備えている。アクティブフィルタ装置10の入力端子には商用電源が接続され、出力端子には負荷が接続されている。
【0027】
つぎに、実施の形態にかかるアクティブフィルタ装置10の回路構成について説明する。図1において、電圧トランスPTは、一次巻線および二次巻線を備えている。電圧トランスPTの一次巻線は、アクティブフィルタ装置10内の電源ラインに接続される。また、二次巻線は、反転回路PR1に接続される。電流トランスCT1は、アクティブフィルタ装置10内の電源ラインの一端上で、電源ラインに挿入させることなく電源ラインに流れる電流を検出するため、電源ライン(給電線)を挟み込んで接続される。加算回路SUM1は、入力側が電流トランスCT1に接続された可変利得電圧制御アンプAGC1と反転回路PR1に接続された可変利得電圧制御アンプAGC2とに接続され、出力側は双方向インバータINV1と接続される。
【0028】
双方向インバータINV1は、一対の直流側端子DT1、DT2と、一対の交流側端子AT1、AT2とを備えている。双方向インバータINV1の交流側端子AT1は、一方の電源ラインに接続され、交流側端子AT2は、他方の電源ラインに接続される。双方向インバータINV1の直流側端子DT1は、コンデンサC1の一端と接続され、直流側端子DT2は、コンデンサC1の他端(同時に回路グランドにも接地されている接地端)に接続される。また、双方向インバータINV1の直流側端子DT1と接続されたコンデンサC1の一端は、可変利得電圧制御アンプAGC2にも接続される。双方向インバータINV1の直流側端子DT1と一方の電源ラインとを接続するライン上には、ダイオードD1のアノードと接続された電流トランスCT2が、このラインを挟み込んで接続される。ダイオードD1のカソードは、可変利得電圧制御アンプAGC1に接続されるとともに、コンデンサC2の一端にも接続される。コンデンサC2の他端は、コンデンサC1と同様に回路グランドに設置される。
【0029】
つぎに、図1に示すアクティブフィルタ装置10の動作について説明する。同図に図示したI1、I2、I3は、それぞれ、商用電源側に流れる商用電流、双方向インバータINV1から出力されるインバータ電流、負荷側に流れる負荷電流を表している。ところで、同図からも明らかなように、商用電源と負荷との間には、商用電源を給電する電源ライン上に電流トランスCT1が存在するのみである。電流トランスCT1は、電源ラインに挿入されることなく、負荷に流れる電流を検出するものであり、商用電源と負荷との間の動作に影響を与えることはない。したがって、このアクティブフィルタ装置10が商用電源や負荷に対して何も作用しないとき、すなわち、インバータ電流I2が流れないときは、商用電流がそのまま負荷電流となる。
【0030】
図1において、電圧トランスPTは、商用電源が供給した電源電圧Vinを検出し、電流トランスCT1は、電源ラインに流れる商用電流I1を検出する。電圧トランスPTで検出された電圧信号は、反転回路PR1で反転され、可変利得電圧制御アンプAGC2に入力される。一方、電流トランスCT1で検出された電流信号は、そのまま可変利得電圧制御アンプAGC1に入力される。これらの信号は、可変利得電圧制御アンプAGC1、AGC2によって増幅され、加算回路SUM1で加算され、双方向インバータINV1への入力信号として加算回路SUM1から出力される。
【0031】
双方向インバータINV1の直流側端子DT1、DT2に接続されたコンデンサC1は、所定の直流電圧を保持するためのものである。また、コンデンサC1は、双方向インバータINV1が電源ラインに流すインバータ電流I2の供給源である。コンデンサC1では、インバータ電流I2の流れる方向に応じた充電動作と放電動作とが交互に行われる。すなわち、インバータ電流I2が図1に示す向きの場合(商用電流I1に対してインバータ電流I2を供給するように動作する場合)には、コンデンサC1は放電動作を行う。インバータ電流I2が図1に示す向きと逆の場合(商用電流I1からインバータ電流I2を引き込むように動作する場合)には、コンデンサC1は充電動作を行う。
【0032】
双方向インバータINV1の交流側端子AT1、AT2には加算回路SUM1から出力される出力信号に基づいた所定の電圧が発生し、交流側端子AT1から所定のインバータ電流I2が流れ、電源ラインに供給される。図1から明らかなように、商用電流I1、インバータ電流I2および負荷電流I3との間には、I3=I1+I2の関係がある。この式が意味するところは、商用電源と双方向インバータINV1とが負荷に供給する電流を分配するということにある。ところで、負荷には、負荷自体に依存した多様な電流が流れる。例えば、負荷には高調波が重畳した電流や位相遅れ/進みの電流が流れるが、これらの高調波電流や位相遅れ/進み電流の補償をインバータ電流I2が受け持つことによって、商用電源に流れる商用電流I1の波形を改善することができる。この作用により、商用電源側の力率を改善したり利用効率を向上させることができるのである。なお、このインバータ電流I2が供給される動作については後述する。
【0033】
電流トランスCT2は、双方向インバータINV1が供給するインバータ電流I2の電流を検出する。この検出電流は、ダイオードD1を通じてコンデンサC2に充電される。コンデンサC2に充電された電圧は、可変利得電圧制御アンプAGC1の制御信号として用いられる。この制御信号は、インバータ電流I2の電流垂下用制御信号として、すなわち、インバータ電流I2が双方向インバータINV1が供給できる許容能力を超えた場合にインバータ電流I2を急激に遮断(電源ラインに供給しない)するためのものである。したがって、コンデンサC2に充電された電圧が所定の電圧値を越えた場合には、可変利得電圧制御アンプAGC1の利得が下げられ、加算回路SUM1への供給信号は小さくなる。なお、コンデンサC2に充電された電圧は、コンデンサC2の容量値や、図示しない抵抗、可変利得電圧制御アンプAGC1の入力インピーダンスなどによって決まる時定数に基づき、所定の周期ごと(例えば、商用電源の1周期ごと)に放電される。
【0034】
一方、コンデンサC1に充電された電圧は、可変利得電圧制御アンプAGC2の制御信号として用いられる。この制御信号は、コンデンサC1に充電されている充電量の制御のために可変利得電圧制御アンプAGC2に供給されるものである。後述するインバータ電流I2の動作説明で明らかにするが、加算回路SUM1からの出力が負の場合にはコンデンサC1が充電され、逆に、加算回路SUM1からの出力が正の場合には、コンデンサC1から放電電流が流れる。したがって、コンデンサC1の電圧が大きいときには、可変利得電圧制御アンプAGC2の利得が下がるように制御され、逆に、コンデンサC1の電圧が小さいときには、可変利得電圧制御アンプAGC2の利得が上がるように制御される。また、可変利得電圧制御アンプAGC1の利得がコンデンサC2の電圧に基づいて急激に制御されるのに対し、可変利得電圧制御アンプAGC2の利得は、コンデンサC1の端子電圧に応じて連続的に制御される。
【0035】
図2(a)はアクティブフィルタ装置10の主要部の電圧信号または電流信号の波形を示す図であり、(b)は双方向インバータINV1への入力信号の波形を示す図である。同図(a)において、細い実線で示した部分、すなわち信号K1は、電圧トランスPTによって検出された商用電源の電圧信号である。また、太い実線で示した部分、すなわち信号K2は、電流トランスCT1で検出された電流信号である。また、この電流信号である信号K2のうち、信号K3の部分は、負荷に生じた高調波電流によるものである。一方、破線で示した部分、すなわち信号K4は、反転回路PR1によって反転された反転波形である。
【0036】
信号K2が可変利得電圧制御アンプAGC1に入力され、信号K4が可変利得電圧制御アンプAGC2に入力され、可変利得電圧制御アンプAGC1および可変利得電圧制御アンプAGC2がそれぞれ所定の利得に設定されると、加算回路SUM1から同図(b)に示す信号が出力される。このとき、双方向インバータINV1の通常の機能によって、この信号が正のときは、同図(b)に示す電流に比例したインバータ電流I2が双方向インバータINV1から電源ラインに向かって供給される。逆に、この信号が負のときは、同図(b)に示す電流に比例したインバータ電流I2が電源ラインから双方向インバータINV1側に引き抜かれる。同図(b)を用いて説明すると、網掛けのL1の部分では電流が引き抜かれ、網掛けのL2の部分では電流が供給される。これらの動作に連動して、コンデンサC1は、充電または放電の動作をそれぞれ行う。すなわち、L1の部分では、電源ラインから引き抜かれたインバータ電流I2によってコンデンサC1が充電され、L2の部分では、コンデンサC2から放電される電流により、電源ラインに向かうインバータ電流I2が供給される。
【0037】
図3は、負荷に高調波を含んだ負荷電流が流れた場合に双方向インバータINV1の補償電流によって商用電流が改善される様子を示す説明図であり、(a)は電源電圧(Vin)の波形を示す図であり、(b)は(a)の電源電圧の反転信号の波形を示す図であり、(c)は高調波を含んだ負荷電流の波形を示す図であり、(d)は双方向インバータINV1から抽出された補償電流の波形を示す図であり、(e)は最終的な商用電流の波形を示す図である。
【0038】
電圧トランスPTは、図3(a)に示す信号を検出し、反転回路PR1は、同図(b)に示す信号を生成する。一方、電流トランスCT1は、同図(c)に示す信号を検出する。この検出信号は、高調波を含んだ負荷電流I3が商用電源側を流れた瞬間の商用電流I1を検出したものである。これらの同図(b)および同図(c)に示す信号が、可変利得電圧制御アンプAGC2および可変利得電圧制御アンプAGC1にそれぞれ入力され、可変利得電圧制御アンプAGC1および可変利得電圧制御アンプAGC2のそれぞれの利得が適正に制御されることで、上述した動作に従って、双方向インバータINV1から同図(d)に示す補償電流(インバータ電流I2)が電源ラインに供給される。このように、高調波電流を含んだ負荷電流I3が負荷に流れ、この高調波電流が商用電源側に流れたとき、商用電源側の商用電流I1の変化が検出され、この変化成分がインバータ電流I2によって補償される。その結果、商用電流I1は、同図(e)に示すような正弦波形の電流が流れるようになる。
【0039】
図4は、負荷に位相が遅れた位相遅れ電流が流れた場合に双方向インバータINV1の補償電流によって位相遅れが改善される様子を示す説明図であり、(a)は電源電圧(Vin)の波形を示す図であり、(b)は(a)の電源電圧の反転信号の波形を示す図であり、(c)は遅れ電流の波形を示す図であり、(d)は双方向インバータINV1から抽出された補償電流の波形を示す図であり、(e)は最終的な商用電流の波形を示す図である。
【0040】
この場合においても、商用電源側に高調波電流が流れたときと全く同じ動作が行われ、双方向インバータINV1の補償電流によって、商用電源側の波形が改善される。この波形改善は、双方向インバータINV1の補償電流によって行われるので、負荷に流れる電流がどのような波形の電流であっても構わない。例えば、負荷に流れる電流が、進み電流であっても、また、高調波電流と遅れ電流または進み電流が同時に発生する場合であっても、商用電流の波形を改善することができる。
【0041】
このように、負荷に発生した高調波電流や遅れ/進み電流が商用電源側に流れるときに、商用電源側に流れたこれらの電流を検出し、これらの電流を双方向インバータINV1が補償するように動作するので、商用電源側に流れる電流信号の高調波成分を除去するとともに、遅れ/進み電流を補償することができ、商用電流の波形を改善することができる。また、コンデンサC1は、充電または放電を交互に行うように動作するので、大容量のコンデンサを用いることなく回路を実現することができる。また、コンデンサC1およびコンデンサC2の電圧に基づいて、それぞれ、可変利得電圧制御アンプAGC2および可変利得電圧制御アンプAGC1の利得を制御するようにしているので、双方向インバータINV1の能力に応じた適正なインバータ電流I2を電源ラインに供給することができる。
【0042】
以上説明したように、この実施の形態によれば、商用電源に接続された負荷から発生する高調波電流を補償するための補償電流の送出/引込を行うインバータと、インバータの直流側に接続されて補償電流の供給源となる補償電流供給手段と、インバータを制御するための商用電流検出手段および商用電圧検出手段を備えた制御手段とが備えられ、商用電流検出手段が検出した商用電流検出信号と商用電圧検出手段が検出した商用電圧検出信号との合成信号に基づいてインバータを制御するようにしているので、負荷に流れる電流によって商用電源側にどのような波形の電流が流れたとしても、商用電流の波形を改善することができるという効果を奏する。
【0043】
また、この実施の形態によれば、制御手段は、インバータの直流側に接続された補償電流供給手段の端子電圧の変化に基づいて補償電流供給手段の充電/放電を制御するようにしているので、補償電流供給手段の供給能力に応じた補償電流の制御が実現できるという効果を奏する。
【0044】
また、この実施の形態によれば、商用電流検出信号を増幅する第1の増幅器と、商用電圧検出信号を増幅する第2の増幅器とを備えた制御手段は、電流供給手段の端子電圧に基づいた第2の増幅器の利得を制御することにより、電流供給手段の充電量の制御を行うとともに、補償電流に基づいた第1の増幅器の利得制御により、インバータが行う補償電流の送出/引込の制御を行うようにしているので、波形解析等を行う必要がなく、応答速度に優れるとともに、装置が簡単かつ安価に構成できるという効果を奏する。
【0045】
なお、ここでいうところの制御手段は、電圧トランスPT、電流トランスCT1、CT2、可変利得アンプAGC1、AGC2、反転回路PR1、加算回路SUM1、コンデンサC1、ダイオードD1により実現される。
【0046】
また、ここでいうところの、商用電流検出手段は電流トランスCT1に対応する。同様に、商用電圧検出手段は電圧トランスPTに対応し、補償電流供給手段はコンデンサC1に対応し、第1の増幅器は可変利得アンプAGC2に対応し、第2の増幅器は可変利得アンプAGC1に対応する。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、インバータを制御するための商用電流検出手段および商用電圧検出手段を備えた制御手段とが備えられ、商用電流検出手段が検出した商用電流検出信号と商用電圧検出手段が検出した商用電圧検出信号との合成信号に基づいてインバータを制御するようにしているので、負荷に流れる電流によって商用電源側にどのような波形の電流が流れたとしても、商用電流の波形を改善することができるという効果を奏する。
【0048】
また、この発明によれば、商用電流検出信号を増幅する第1の増幅器と、商用電圧検出信号を増幅する第2の増幅器とを備えた制御手段によって、電流供給手段の端子電圧に基づいた第2の増幅器の利得制御によって電流供給手段の充電量が制御され、また、補償電流に基づいた第1の増幅器の利得制御によってインバータが行う補償電流の送出/引込の制御が行われるので、商用電流や負荷電流の波形解析等を行う必要がなく、応答速度に優れるとともに、装置を簡単かつ安価に構成できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかる回路構成を示す図である。
【図2】(a)はアクティブフィルタ装置の主要部の電圧信号または電流信号の波形を示す図であり、(b)は双方向インバータへの入力信号の波形を示す図である。
【図3】(a)は電源電圧の波形を示す図であり、(b)は(a)の電源電圧の反転信号の波形を示す図であり、(c)は高調波を含んだ負荷電流の波形を示す図であり、(d)は双方向インバータから抽出された補償電流の波形を示す図であり、(e)は最終的な商用電流の波形を示す図である。
【図4】(a)は電源電圧の波形を示す図であり、(b)は(a)の電源電圧の反転信号の波形を示す図であり、(c)は遅れ電流の波形を示す図であり、(d)は双方向インバータから抽出された補償電流の波形を示す図であり、(e)は最終的な商用電流の波形を示す図である。
【符号の説明】
10 アクティブフィルタ装置
AGC1,AGC2 可変利得アンプ
AT1,AT2 交流側端子
C1,C2 コンデンサ
CT1,CT2 電流トランス
D1 ダイオード
DT1,DT2 直流側端子
I1 商用電流
I2 インバータ電流
I3 負荷電流
INV1 双方向インバータ
K1,K2,K3,K4 信号
PR1 反転回路
PT 電圧トランス
SUM1 加算回路
Vin 電源電圧

Claims (9)

  1. 商用電源に接続された負荷から発生する高調波電流を補償するための補償電流の送出/引込を行うインバータと、このインバータの直流側に接続されて前記補償電流の供給源となる補償電流供給手段と、前記インバータを制御するための制御手段とを備えたアクティブフィルタ装置において、
    前記制御手段は、
    前記商用電源に流れる電流成分を検出する商用電流検出手段と、
    前記商用電源の電圧成分を検出する商用電圧検出手段と、
    を備え、
    前記商用電流検出手段が検出した商用電流検出信号と前記商用電圧検出手段が検出した商用電圧検出信号との合成信号に基づいて前記インバータを制御することを特徴とするアクティブフィルタ装置。
  2. 前記制御手段は、前記インバータの直流側に接続された前記補償電流供給手段の端子電圧の変化に基づいて、この補償電流供給手段の充電/放電を制御することを特徴とする請求項1に記載のアクティブフィルタ装置。
  3. 前記補償電流供給手段は、コンデンサで構成されることを特徴とする請求項1または2に記載のアクティブフィルタ装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記商用電流検出信号を増幅する第1の増幅器と、
    前記商用電圧検出信号を増幅する第2の増幅器と、
    を備え、
    前記補償電流供給手段の充電量の制御が、前記補償電流供給手段の端子電圧に基づいた前記第2の増幅器の利得制御によって行われることを特徴とする請求項2または3に記載のアクティブフィルタ装置。
  5. 前記制御手段は、
    前記商用電流検出信号を増幅する第1の増幅器と、
    前記商用電圧検出信号を増幅する第2の増幅器と、
    を備え、
    前記インバータが行う前記補償電流の送出/引込の制御が、この補償電流に基づいた前記第1の増幅器の利得制御によって行われることを特徴とする請求項2または3に記載のアクティブフィルタ装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記商用電流検出信号を増幅する第1の増幅器と、
    前記商用電圧検出信号を増幅する第2の増幅器と、
    前記補償電流の電流成分を検出する補償電流検出手段と、
    を備え、
    前記補償電流供給手段の充電量の制御が、この補償電流供給手段の端子電圧に基づいた前記第2の増幅器の利得制御によって行われ、
    前記インバータが行う前記補償電流の送出/引込の制御が、前記補償電流検出手段が検出した電流成分に基づいた前記第1の増幅器の利得制御によって行われることを特徴とする請求項2または3に記載のアクティブフィルタ装置。
  7. 商用電源に接続された負荷から発生する位相遅れ/進み電流を補償するための補償電流の送出/引込を行うインバータと、このインバータの直流側に接続されて前記補償電流の供給源となる補償電流供給手段と、前記インバータを制御するための制御手段とを備えたアクティブフィルタ装置において、
    前記制御手段は、
    前記商用電源に流れる電流成分を検出する商用電流検出手段と、
    前記商用電源の電圧成分を検出する商用電圧検出手段と、
    を備え、
    前記商用電流検出手段が検出した商用電流検出信号と前記商用電圧検出手段が検出した商用電圧検出信号との合成信号に基づいて前記インバータを制御することを特徴とするアクティブフィルタ装置。
  8. 前記制御手段は、前記インバータの直流側に接続された前記補償電流供給手段の端子電圧の変化に基づいて、この補償電流供給手段の充電/放電を制御することを特徴とする請求項7に記載のアクティブフィルタ装置。
  9. 前記制御手段は、
    前記商用電流検出信号を増幅する第1の増幅器と、
    前記商用電圧検出信号を増幅する第2の増幅器と、
    前記補償電流の電流成分を検出する補償電流検出手段と、
    を備え、
    前記補償電流供給手段の充電量の制御が、この補償電流供給手段の端子電圧に基づいた前記第2の増幅器の利得制御によって行われ、
    前記インバータが行う前記補償電流の送出/引込の制御が、前記補償電流検出手段が検出した電流成分に基づいた前記第1の増幅器の利得制御によって行われることを特徴とする請求項8に記載のアクティブフィルタ装置。
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