JP2004215097A - 無線通信擬似接続システム - Google Patents

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Abstract

【課題】無線公衆網サービスから外れた、サービスが受けられない場合、ユーザが希望した際には有線回線に繋がった通信端末に無線公衆網サービスを受けることができる無線通信擬似接続システムを提供する。
【解決手段】電話サービスサーバ200は、接続端末300からのアクセス要求を受けて認証手段205が認証すると、電話サービスサーバ200のネットワーク確立手段206は、接続端末300との間でネットワークを確立し、電話サービスサーバ200の通信回線仲介手段202は、該当する無線通信端末宛ての通信サービスを、接続端末300から電話サービスサーバ200を経由して無線公衆サービスサーバ100に転送する仲介を行い、接続端末300と無線公衆サービスサーバ100とを接続する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話等に代表される無線通信端末の無線通信擬似接続システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
セルラシステムの自動車電話、携帯電話に代表される移動体通信は、近年普及の一途にあり、PDA(Personal Digital Assistants)機能付き等の多機能携帯電話機もますます普及するものと考えられる。
【0003】
近年、無線通信技術の発展や、インターネットに代表される電子通信(ネットワーク)インフラ/サービスの整備向上等に起因し、携帯電話に代表されるモバイル使用を商品コンセプトとする機器においても、電子メールの送受信機能やインターネットアクセス機能等が具備されている。
【0004】
また、現在、無線公衆網を運営している会社のサービスにおいて、転送電話サービスと呼ばれるサービスが存在する。この転送電話サービスは、有線の公衆網への転送を意味しており、例えば、オフィスや家庭の電話に転送するといった使い方がされている。オフィスにおいて個人用の電話を保有している人は少なく、オフィスにある個人用の電話に転送サービスを受けることは実用的ではない。
【0005】
特許文献1には、無線公衆網サービスの圏外になった場合でも固定無線基地局を置くことによって、無線通信端末をそのまま使うことができる方法が開示されている。
【0006】
さらに、無線通信端末は、昔に比べ電池容量が増えてはいるが、無線通信端末の使いすぎによる電池消耗や充電し忘れによる電池消耗も少なくない。近年では、コンビニエンスストアー等に充電器を置いている程である。無線通信端末は、このような電池を消耗を抑えるといった場合には対応できないという問題がある。
【0007】
また、病院内や航空機内などの携帯電話機の発信禁止区域においては、携帯電話機の電源をオフにする方法が採られる。しかし、電源をオフとすることにより携帯電話のすべての機能が使用不可能となる問題があった。すなわち、電話番号情報に代表される携帯電話機に登録されている情報の閲覧など電磁波の発射とは無関係な機能さえ使用不可能となってしまう問題である。
【0008】
このような問題を解決するための方法として、例えば特許文献2には、携帯電話機に送受信停止/解除ボタンを設け、強い電磁波を出す送受信機能のみを停止又は解除できるようにした携帯電話機が開示されている。また、例えば特許文献3には、無線通信禁止区域において電波を送受信する機能を停止させる装置が、特許文献4には、無線通信禁止区域では自動的に電源供給を切断する装置がそれぞれ開示されている。
【0009】
【特許文献1】
特開平3−238544号公報(図1)
【特許文献2】
特開平11−28472号公報(図1)
【特許文献3】
特開平11−225378号公報(図1)
【特許文献4】
特開平10−304443号公報(図1)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
近年、無線公衆網の設備が整ってきたため、以前程無線通信サービスが使えない場所が減ってきた。しかしながら、公衆の場では、対外的に迷惑であることから、無線公衆サービスを外しているエリアも多く存在する。無線通信サービスを行っているキャリアがサービスを提供している転送サービスで、複数の人間が取る確率の高い電話機等に転送したくないと考えるユーザも多い。
【0011】
また、特許文献1では、固定無線サービスに用意された優先公衆網用電話に固定されている。したがって、サテライトオフィスや漫画喫茶や図書館に代表されるような静かさを保つことが原則である公衆の場所や、無線通信が使えない病院等では、電波が届かないようになっている場合が多く、無線公衆網サービスを一次的に使いたいというニーズにいつでも対応できるものではない。
【0012】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであって、無線公衆網サービスから外れた、サービスが受けられない場合、ユーザが希望した際には有線回線に繋がった通信端末に無線公衆網サービスを受けることができる無線通信擬似接続システムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の無線通信擬似接続システムは、無線通信端末と、前記無線通信端末を有線公衆網と接続可能にする無線公衆サービスを行う無線公衆サービスサーバと、前記無線公衆サービスサーバに接続され、発信、着信及び通話の電話サービスを行う電話サービスサーバと、前記電話サービスサーバとの間でデータ通信が可能な接続端末とを備える無線通信擬似接続システムであって、前記電話サービスサーバは、前記無線通信端末と前記接続端末を接続するための通信回線仲介手段と、前記接続端末に接続するためのネットワーク確立手段と、顧客の認証を行う認証手段とを備え、前記接続端末は、前記電話サービスサーバに接続するためのネットワーク確立手段と、前記電話サービスサーバとの通信のやり取りを行うデータ送受信手段と、データを入出力する入出力手段とを備え、前記電話サービスサーバは、前記接続端末からのアクセス要求を受けて前記認証手段が認証すると、前記電話サービスサーバのネットワーク確立手段は、前記接続端末との間でネットワークを確立し、前記電話サービスサーバの通信回線仲介手段は、該当する無線通信端末宛ての通信サービスを、前記接続端末から前記電話サービスサーバを経由して前記無線公衆サービスサーバに転送する仲介を行い、前記接続端末と前記無線公衆サービスサーバとを接続することを特徴としている。
【0014】
さらに、前記無線公衆サービスサーバは、前記無線通信端末から前記電話サービスサーバに対し、発信、着信及び通話の電話サービスを仲介する通信回線仲介手段を備え、前記無線公衆サービスサーバの通信回線仲介手段が転送指示が行うと、前記電話サービスサーバの通信回線仲介手段は、前記電話サービスサーバと前記接続手段との間で前記ネットワークが確立しているとき、該当する無線通信端末宛ての通信サービスを、前記接続端末に転送する仲介を行い、前記電話サービスサーバを介して前記接続端末と前記無線公衆サービスサーバとを接続することことがより好ましい。
【0015】
また、前記電話サービスサーバのネットワーク確立手段は、インターネット等を含むネットワークに接続されている機器とネットワークを確立するものであってもよく、前記接続端末は、インターネットを含むネットワークに接続可能な機器であり、前記接続機器のネットワーク確立手段は、インターネットを含むネットワークに接続されている機器とネットワークを確立するものであってもよい。
【0016】
また、前記入出力手段は、前記認証に必要な情報を入力するキー入力部等の入力手段であってもよく、前記入出力手段は、着信又は通話を前記認証に必要な情報を知らせる表示部、及び/又は音声出力部からなる出力手段であってもよい。
【0017】
さらに、顧客情報を管理する顧客管理手段と、暗証番号を記憶する暗証番号記憶手段とを備え、前記認証手段は、前記顧客管理手段が管理する顧客情報及び、前記暗証番号記憶手段に記憶されている暗証番号と前記接続端末から送信された暗証番号とを照合して顧客であることを認証することが好ましい。
【0018】
さらに、通信データを変換するデータ変換手段を備え、前記データ変換手段は、前記接続端末から前記無線公衆サービスサーバに転送するデータ、又は前記無線公衆サービスサーバから前記接続端末に転送するデータを変換するものであってもよい。
【0019】
さらに、前記無線通信端末は、前記接続端末との間でデータを送受信する通信手段を備え、前記接続端末は、前記無線通信端末との間でデータを送受信する通信手段を備え、双方で通信を行うものであってもよい。
【0020】
さらに、前記無線通信端末は、セキュリティキーを前記接続端末に送信するセキュリティキー送出手段を備え、前記電話サービスサーバは、前記セキュリティキーを判定するセキュリティキー判定手段を備え、前記無線通信端末から送信されたセキュリティキーを判定して前記接続を行うものであってもよい。
【0021】
さらに、前記無線通信端末は、セキュリティキーを受信するセキュリティキー受信手段を備え、前記電話サービスサーバから定期的にセキュリティキーを受信し、該受信したセキュリティキーを判定して前記接続を行うものであってもよい。
【0022】
さらに、前記無線通信端末は、2次元バーコードを認識する2次元バーコード認識手段を備え、2次元バーコードデータをセキュリティキーとして取り込み、前記電話サービスサーバに送るものであってもよい。
【0023】
さらに、前記接続端末は、セキュリティキーを入力するセキュリティキー入力手段を備え、前記入力されたセキュリティキーを判定して前記接続を行うものであってもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な無線通信擬似接続システムの実施の形態について詳細に説明する。
【0025】
第1の実施の形態
図1は、本発明の第1の実施の形態の無線通信擬似接続システムの構成を示す図である。本実施の形態に係る無線通信擬似接続システムは、パケット通信を行うネットワークを介してサーバコンピュータに接続されたパーソナルコンピュータ(パソコン)、また無線通信端末は、PDA等の携帯情報端末、携帯電話機/PHS(Personal Handy−Phone System)に適用した例である。
【0026】
図1において、無線通信擬似接続システムは、携帯電話機/PHS等の無線通信端末400,500と、無線通信端末400,500を有線公衆網と接続可能にする固定無線サービスを行う無線公衆網サービスサーバ100と、無線公衆網サービスサーバ100に接続され、発信、着信及び通話の電話サービスを行うとともに、無線通信端末400,500と接続機器との通信を仲介する電話サービスサーバ200と、電話サービスサーバ200との間でデータ通信が可能な接続端末300とから構成される。
【0027】
無線通信端末400,500は、無線通信を行うための無線送受信機等からなる無線通信手段401,501をそれぞれ備える。
無線公衆網サービスサーバ100は、電話サービスサーバ200に転送の指示を行うとともに、電話サービスサーバ200を接続する通信回線仲介手段101を備えて構成される。
【0028】
電話サービスサーバ200は、顧客情報を管理する顧客管理手段201、無線通信端末400,500とインターネット等に接続された接続端末300を接続する通信回線仲介手段202、電話サービスサーバ200と接続端末300を繋ぐアクセス手段203、顧客情報及び暗証番号を記憶するHDD等からなる記憶装置204、顧客の認証を行う認証手段205、及びネットワーク確立手段206を備えて構成される。
【0029】
接続端末300は、インターネット等を含むネットワークに接続可能な機器であり、例えばパソコン等の情報処理装置やインターネットに接続可能なアクセスポイント(AP)により構成される。
【0030】
接続端末300は、データを入出力する数値キーや機能キー等の入力装置及びLCD等の表示装置からなる入出力手段301、電話サービスサーバ200と接続端末300を繋ぐアクセス手段302、インターネット等に接続するネットワーク確立手段303、及び電話サービスサーバ200と通信のやり取りを行うデータ送受信手段304を備えて構成される。
【0031】
接続機器300のネットワーク確立手段303は、インターネット等を含むネットワークに接続されている電話サービスサーバ200のネットワーク確立手段206とネットワークを確立する。インターネットは、一般公衆回線及びインターネット接続プロバイダを介して接続され、世界中に張り巡らされたアナログ及びデジタル回線網であり、この回線を介して他の端末とデータの送受信を行う。ここで、電話サービスサーバ200及び接続機器300は、アナログ回線,ISDN回線,パケット回線,PHS回線,無線回線等からなる様々なインターネットに接続されている。
【0032】
上記インターネットは、各種サーバのコンピュータとパソコン等の接続端末300のローカルコンピュータの間を結ぶ、LAN(Local Area Network),DialUp接続等によるデータ通信手段を総称する概念である。また、ネットワークのアクセス回線としては、FTTH(Fiber To The Home)、HFC(Hybrid Fiber Coax:光同軸ケーブル)、及びADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)等の大容量回線、又はアナログモデムを利用した電話回線、PHS,携帯電話等を利用したワイヤレス回線等が利用可能である。
以下、上述のように構成された無線通信擬似接続システムの動作を説明する。
【0033】
図2及び図3は、無線通信擬似接続システムの制御シーケンスを示す図である。本フローは各端末及びサーバのCPUにより実行される。図中、Sは信号のやり取りを示す。
図2は、ユーザAが使用する無線公衆網サービスサーバ100と電話サービスサーバ200との通信が確立するまでの場合の例である。
【0034】
図1の×印に示すように、ユーザAの所持する無線通信端末400が圏外にあるとすると、ユーザAはインターネット等に代表されるネットワークに接続されている機器である接続端末300からアクセス手段302により電話サービスサーバ200にアクセスする(ステップS1)。このアクセスはデータ送受信手段304により電話サービスサーバ200に送信される。ここで、電話サービスサーバ200との通信は、データ送受信手段304が行うが以下の説明では、データ送受信手段304の介在を省略して説明している。
【0035】
接続端末300からのアクセス要求は、電話サービスサーバ200のアクセス手段203が受け、認証手段205に渡す。認証手段205は、接続端末300に対しユーザAの認証を求める(ステップS2)。
【0036】
接続端末300では、ユーザAが認証のために、入出力手段301により自分の無線通信端末固有番号及び暗証番号を入力する。この無線通信端末固有番号とは、例えば電話番号や製造番号である。入出力手段301により入力された無線通信端末固有番号及び暗証は、電話サービスサーバ200に送信される(ステップS3)。
【0037】
電話サービスサーバ200の認証手段205は、顧客管理手段201及び記憶手段204を使って、認証の正誤を判定する。具体的には、顧客管理手段201が管理する顧客情報と記憶手段204に記憶されている暗証番号とを、接続端末300から送信された無線通信端末固有番号及び暗証により照合し一致した場合認証が許可とする。
【0038】
認証手段205が認証を許可すると、ネットワークを確立し、接続端末300のネットワーク確立手段303と電話サービスサーバ200のネットワーク確立手段206とが双方に接続を保持する(ステップS4)。
【0039】
この状態で、電話サービスサーバ200の通信回線仲介手段202は、ユーザAの無線通信端末400が所属する無線公衆網サービスサーバ100に対し、ユーザAの無線通信端末400宛ての通信サービスを、電話サービスサーバ200が転送処理するよう依頼する。この転送処理は、電話サービスサーバ200と無線公衆網サービスサーバ100との間で設定を行うので、ユーザは転送の設定は必要ない(ステップS5)。
これにより、ユーザAが使用する無線公衆網サービスサーバ100と電話サービスサーバ200との通信が確立する。
電話サービスサーバ200は、無線公衆網サービスサーバ100が保持していてもよいし、別会社が保持運営してもかまわない。
【0040】
図3は、ユーザAの所持する無線通信端末400が圏外の場合に他から電話がかかって来た場合の例である。
ユーザBの無線通信端末500からユーザAの無線通信端末400に電話をかける場合を想定する。ユーザBが、無線通信端末500を使用してユーザAの無線通信端末400に対して電話をかける(ステップS11)。無線公衆サービスサーバ100は、ユーザAの無線通信端末400を呼び出すが、圏外エリアかつ、通信回線仲介手段101において電話サービスサーバ200に転送の指示が出ているのを確認して電話サービスサーバ200の通信回線仲介手段202に通信サービスを渡す(ステップS12)。
【0041】
電話サービスサーバ200の通信回線仲介手段202は、ユーザA宛ての電話であることを認識し、ネットワーク確立手段206によってネットワーク上に存在するユーザAのネットワークを調べる。ユーザAのネットワークを確立し、接続端末300のネットワーク確立手段303と電話サービスサーバ200のネットワーク確立手段206とが双方に接続を保持する(ステップS13)。
【0042】
電話サービスサーバ200のネットワーク確立手段206は、通信回線仲介手段202を通じ、さらに接続端末300のネットワーク確立手段303を通じてデータ送受信手段304によりユーザAの無線通信端末400に着信を知らせる(ステップS13)。
接続端末300では、データ送受信手段304によって、ユーザAとユーザBは通信を行うことができる。
このことによって、ユーザが圏外の場所にいる場合であっても必要な時にどんな端末からでも無線通信端末に掛かってくる通信を逃すことない。
【0043】
以上のように、本実施の形態の無線通信擬似接続システムは、無線通信端末400,500と、無線通信端末400,500を有線公衆網と接続可能にする固定無線サービスを行う無線公衆網サービスサーバ100と、無線公衆網サービスサーバ100に接続され、発信、着信及び通話の電話サービスを行うとともに、無線通信端末400,500と接続機器との通信を仲介する電話サービスサーバ200と、電話サービスサーバ200との間でデータ通信が可能な接続端末300とから構成され、電話サービスサーバ200は、接続端末300からのアクセス要求を受けて認証手段205が認証すると、電話サービスサーバ200のネットワーク確立手段206は、接続端末300との間でネットワークを確立し、電話サービスサーバ200の通信回線仲介手段202は、該当する無線通信端末宛ての通信サービスを、接続端末300から電話サービスサーバ200を経由して無線公衆サービスサーバ100に転送する仲介を行い、接続端末300と無線公衆サービスサーバ100とを接続するので、無線公衆網サービスから外れた、サービスが受けられない場合、ユーザが希望した際には有線回線に繋がった接続端末に無線公衆網サービスを受けることができる。これにより、ユーザが圏外の場所にいる場合であっても必要な時にどんな端末からでも無線通信端末に掛かってくる通信を逃すことない。
【0044】
また、接続端末300は、固定である必要はない。また、接続端末300が上記各手段を保有していない場合には、電話サービスサーバ200が、接続端末300各手段と同様の機能である通信手段配布手段を備える構成としてもよい。このように、接続端末300又は電話サービスサーバ200に上記各手段を付加することで、自分が管理していない接続端末であっても利用することが可能となる。
【0045】
さらに、無線通信端末400の電池残量が少なくなった場合には、無線通信擬似接続システムを使うことによって本当に移動する時にのみ、無線通信端末400の電源を入れれば良いことになり、電池の有効活用をすることができる。
【0046】
また、無線通信端末400が保有している機能が少ない場合にも、接続端末300が持つ機能を利用することができるため、一時的に、無線通信端末400の機能以上の能力を持つことができる。
【0047】
第2の実施の形態
図4は、本発明の第2の実施の形態の無線通信擬似接続システムの構成を示す図である。図1と同一構成部分には同一符号を付して重複箇所の説明を省略する。
【0048】
図4において、無線通信擬似接続システムは、携帯電話機/PHS等の無線通信端末400,500と、無線通信端末400,500を有線公衆網と接続可能にする固定無線サービスを行う無線公衆網サービスサーバ100と、無線公衆網サービスサーバ100に接続され、発信、着信及び通話の電話サービスを行うとともに、無線通信端末400,500と接続機器との通信を仲介する電話サービスサーバ210と、電話サービスサーバ210との間でデータ通信が可能な接続端末300とから構成される。
電話サービスサーバ210は、さらに、通信データを変換するデータ変換手段207を備えて構成される。
【0049】
データ変換手段207は、電話サービスサーバ210を介して接続端末300から無線公衆サービスサーバ100に転送されるデータ、又は無線公衆サービスサーバ100から接続端末300に転送される通信データを変換する。データ変換は、例えば音声データを文字データに変換する、又は文字データを音声データに変換する。
【0050】
ユーザAは自分のいる環境上(例えば、静かさを保つことが原則である公衆の場所)や音声を出したくない場合には、電話サービスサーバ200のデータ変換手段207を使って、通信中の音声データを文字データに変換する、又は文字データを音声データに変換することにより、声を余り出したくない場所等でも有効に使うことができる。
ここで、データ変換手段207におけるデータの変換は、音声と文字に限定されるものではない。
【0051】
また、データ変換手段207におけるデータの変換の種類を増やすことによって、例えば、文字データをイメージデータに変換し、このイメージデータを駆使してイメージを再現したりすることができる。具体的には、イメージを文字の密度で濃淡をつけたアスキーイメージ化にする、東京弁を東北弁等に変える、昔の流行り言葉に変えるといった変換を行ってもよい。
【0052】
第3の実施の形態
図5は、本発明の第3の実施の形態の無線通信擬似接続システムの構成を示す図である。図1と同一構成部分には同一符号を付して重複箇所の説明を省略する。
【0053】
図5において、無線通信擬似接続システムは、携帯電話機/PHS等の無線通信端末410,510と、無線通信端末410,510を有線公衆網と接続可能にする固定無線サービスを行う無線公衆網サービスサーバ100と、無線公衆網サービスサーバ100に接続され、発信、着信及び通話の電話サービスを行うとともに、無線通信端末410,510と接続機器との通信を仲介する電話サービスサーバ200と、電話サービスサーバ200との間でデータ通信が可能な接続端末310とから構成される。
【0054】
無線通信端末410,510は、さらに、接続端末310との間で無線又は赤外線によりデータを送受信する端末接続手段402,502(通信手段)を備え、接続端末310は、無線通信端末410,510との間でデータを送受信する端末接続手段305(通信手段)を備え、相互に近距離通信が行える構成とする。
【0055】
端末接続手段305及び端末接続手段402,502は、近距離無線を行うための無線通信部である。または、近距離通信により相互に接続できるものであればよく、赤外線(IR)で通信を行う光通信ポート部、具体的には赤外線を利用してデータを伝送するための規格、IrDA(Infrared Data Association),ASK等に準拠して光通信を行うためのI/Oポートである。この場合、各端末は、送出された信号を受信するための受光部を備える。
【0056】
このように、無線通信端末410,510は、接続端末310との間の近距離無線で接続端末310に接続する端末接続手段402,502を付加し、接続端末310は、無線通信端末410,510に近距離無線で接続する端末接続手段305を付加し、双方で通信が行える構成としたので、無線通信端末410,510内の情報を共有することができる。これにより、ユーザAは接続端末310に対し入出力手段301によるデータ入出力を行うことなく、データ通信により接続端末310⇔電話サービスサーバ200⇔無線公衆網サーバ100の接続が可能になる。
【0057】
第4の実施の形態
図6は、本発明の第4の実施の形態の無線通信擬似接続システムを構成する無線通信端末の構成を示す図である。本実施の形態の無線通信端末として、カメラ付き携帯電話機/PHSの携帯通信端末に適用した例である。
【0058】
本実施の形態の無線通信擬似接続システムの無線通信端末の構成以外、すなわち無線公衆サービスサーバ、電話サービスサーバ、接続端末の構成は図1、図4及び図5と同様な装置が適用できる。
【0059】
図6において、10は、カメラ付き携帯電話機(無線通信端末)であり、携帯電話機10の本体10aは、無線通信を行うためのアンテナ11、本体10a背面に内蔵され対象となる画像情報を入力するカメラ12、本体10a背面に内蔵され暗い場所やバーコード読み取り時にユーザ操作等により発光する小型のライト13、受話を行うための拡声用スピーカ14、操作のためのガイダンスや受信情報,画像やテキスト情報などの情報をカラー表示するLCD表示部15、電源のON/OFFを行う電源キー16、着信,発信,電話機能切り替え,動作決定等を行う電話機能キー17、各種機能を切り替えるためのモードキー18、上下左右の方向に選択対象を移動させるカーソルキー19、カメラ12の入力を決定するシャッターボタンであるシャッターキー20、ライト13をON/OFFするライトON/OFFボタン21、電話番号の入力等ダイヤルするためのメンブレンキー(Membrane key)からなるダイヤルキー22、及び音声を入力するためのマイク23を備えて構成される。
【0060】
カメラ12は、携帯電話機10に内蔵された例えば34万画素のCCD(Charge Coupled Device)(エリア型固体撮像素子)カメラである。カメラ12は、単焦点レンズを有し、通常撮影時とバーコード読み取り時とで焦点深度が切換えられる。
【0061】
LCD表示部15は、ドットマトリクス構成のカラー表示可能なLCDディスプレイ,バックライトであるPDP,EL及び各ドライバ等で構成される。LCD表示部15には、撮影時、カメラ12から入力される画像情報が表示され、また、コード認識が完了した場合、文字あるいはアイコンなどのメッセージにより認識結果が表示される。また、非撮影時にはダイヤルキー22から入力された番号や、非電話機能のための各種画面、電話機能の動作状態を示すアイコン等が表示される。さらに、待機時には時刻が表示され、個人情報やシステムの状態などを表示する。
【0062】
電源キー16、電話機能キー17、モードキー18、カーソルキー19、シャッターキー20、ライトON/OFFボタン21及びダイヤルキー22は、いずれも手動で操作を行い、操作された内容を制御部31(図7)に情報として伝達する。本実施の形態では、シャッターキー20やライトON/OFFボタン21を独立のキーとしているが、これらのキーの機能を他のキー(例えばモードキー18)に割り当てる構成でもよい。
【0063】
図7は、カメラ付き携帯電話機10の機能を示すブロック図である。
図7において、携帯電話機10は、PDA等の携帯情報端末やPHS/携帯電話機であり、本装置全体を制御するCPUからなる制御部31(セキュリティキー送出手段の一部,2次元バーコード認識手段)、制御プログラムや固定データ等を記憶するROM,CPUの作業用記憶領域であるRAM等の半導体メモリ及びハードディスクなどからなり受信又は入力された文字情報、画像情報、音声信号を記憶する記憶メモリ32、対象となる画像情報を入力するカメラ33、バーコード読み取り時等にユーザ操作により発光するライト34、文字情報や画像情報、2次元バーコードのシンボルをカラー表示する表示部35、ユーザからのキー操作情報を入力生成するキー入力部36、電波を送受信するアンテナ37、無線通信の送受信を制御する無線部38(セキュリティキー送出手段の一部,セキュリティキー受信手段)、音声信号を出力するスピーカ39、ユーザから音声信号を入力するマイク40を備えて構成される。
【0064】
カメラ33は、2次元バーコードシンボルを撮像する画像入力装置である。
キー入力部36は、2次元バーコードを作成するためのメッセージ入力と、セキュリティキーを入力する。
【0065】
無線部38は、入力されたセキュリティキーや2次元バーコードシンボルを無線通信で送信する、あるいは電話サービスサーバ200(図1、図4、図5)から定期的に送信されるセキュリティキーを無線通信で受信する。
【0066】
制御部31は、携帯電話機10全体を制御するとともに、バーコード読み取り機能を有し、キー操作に基づいて、カメラ33によるバーコード撮影、2次元バーコードシンボルをセキュリティキーとして取り込み、電話サービスサーバ200に送る制御を行う。
【0067】
また、携帯電話機10は、無線部38で電話サービスサーバ200から定期的に送信されるセキュリティキーを受信し、該受信したセキュリティキーを判定して前記接続を行う。
【0068】
一方、電話サービスサーバ200(図1、図4、図5)は、携帯電話機10から接続端末300経由で電話サービスサーバ200に送られたセキュリティキーを判定するセキュリティキー判定手段を備え、携帯電話機10から送信されたセキュリティキーを判定して前記接続を行う。
記憶メモリ32は、不揮発性記憶メモリを備え、キー入力部36によって入力された、セキュリティキーや2次元バーコードシンボルを記憶する。
【0069】
ROMは、制御部31が動作する際に必要なプログラム、通信制御データ等の固定データを記憶する読出し専用の半導体メモリである。RAMは、バーコード認識・表示や通信に関するデータ、演算に使用するデータ及び演算結果等を一時的に記憶するいわゆるワーキングメモリとして使用される。携帯電話機10で処理されるプログラムは、このRAMに展開されて実行される。また、RAMの一部は、電気的に書換可能な不揮発性メモリであるEEPROM(electrically erasable programmable ROM)からなり、EEPROMに書き込むプログラムを変えることによって、特に携帯電話機10における各種の仕様を変更することができる。すなわち、最近ではシステム開発のデバッグごとにマスクROMを変更する時間損失を回避するため、プログラムROMを不揮発性メモリ、例えばEPROM,EEPROMとし、プログラム開発・修正時間の短縮の大幅な短縮を図っている。また、プログラムをダウンロードしてEEPROMのプログラム内容を書き換えるようにすれば機能のアップグレードや機能の変更を容易に行うことが可能になる。
【0070】
本実施の形態では、無線通信端末400,500(図1)である携帯電話機10に、セキュリティキーを接続端末300に送信するセキュリティキー送信手段を付加しているので、電話サービスサーバ200において、より複雑に他人に接続されることを防止することができ、セキュリティ効果を高めることができる。
【0071】
また、携帯電話機10は、カメラ12と、撮像した2次元バーコードを認識する制御を行う制御部31とを備え、電話サービスサーバ200を管理する管理会社又は、無線公衆網サービスサーバ100を運営する運営会社と、ユーザで作られた暗号キーを物理的な2次元バーコードとして、記憶メモリ32に保持することができる。これにより、サービスを受ける場合にはその2次元バーコードを読込まないと接続できないようにすることができ、より複雑に他人に接続されることを防止することができる。
【0072】
セキュリティキーとしては、端末固有の番号(製造番号等)、随時異なるセキュリティキーが考えられる。一例として、予め、電話サービスサーバ200に、ユーザAのバイオメトリクスデータ(指紋照合データや虹彩データなどのユーザ固有の生体データ)を保持しておき、電話サービスサーバ200は、随時バイオメトリクスデータの一部をセキュリティキーとする。例えば、電話サービスサーバ200は、バイオメトリクスデータの範囲A(範囲は随時異なる)の部分のデータを送信しなさい等の命令を出し、依頼を受けた、セキュリティキー入力手段を持つ接続端末300又は、無線通信端末である携帯電話機10は、自分のバイオメトリクスデータを取込み、制御手段(セキュリティキー作成手段)でデータ範囲Aを作成し、無線部38(セキュリティキー送信手段)により電話サービスサーバ200に送信する。
【0073】
電話サービスサーバ200は、受信したセキュリティキーが正しいか判定し、セキュリティキーが正しいときに前記各実施の形態で述べた無線通信擬似接続を実行することで、より複雑に他人に接続されることを防止することができる。
【0074】
また、電話サービスサーバ200は、ユーザの携帯電話機10(無線通信端末)内の情報を保持するための記憶装置204(図1)を備えることで、ユーザの携帯電話機10のバックアップになる他、無線通信端末400が使えない状態にあっても、誰から掛かってきた通信であるのかをユーザに知らせることができる。
【0075】
なお、本実施の形態では、無線通信端末400,500である携帯電話機10が、セキュリティキー送出手段、セキュリティキー受信手段、又は2次元バーコード入力認識手段を備え、セキュリティキーを送受信、又は2次元バーコードシンボルを電話サービスサーバ200に送る例を示したが、セキュリティキー送受信と、2次元バーコード入力認識のいずれか1つのみを備える構成であってもよい。
以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されることはない。
【0076】
なお、上記実施の形態では、接続端末をパソコン等の情報処理装置、携帯電話機に適用した例であるが、データ送受信可能な装置であればどのような装置にも適用可能である。例えば、公共の場所等に設置されたアクセスポイントやデータ通信機能を備えたPDA,PHS等の制御にも応用できる。また、通信データは、どのようなデータであってもよい。
【0077】
また、本実施の形態では、無線通信擬似接続システム、サービスサーバ及び接続端末という名称を用いたが、これは説明の便宜上であり、ネットワークシステム、電話転送システム、電話転送装置やデータ通信方法等でもよいことは勿論である。
また、上記無線通信端末及びサーバ、接続端末を構成する各回路部、例えば記憶部や表示部の種類、数及び接続方法などは前述した実施の形態に限られない。
【0078】
また、上記実施の形態では、無線通信端と接続端末を電波を用いた無線通信により接続するようにしているが、どのような接続方法でもよく、例えばIr通信や有線通信であってもよい。
【0079】
また、以上説明した無線通信擬似接続システムは、これら無線通信端末又は情報処理装置を機能させるためのプログラムでも実現される。このプログラムはコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されている。本発明では、この記録媒体として、図1に示されている各手段のメインメモリそのものがプログラムメディアであってもよいし、また外部記憶装置としてCD−ROMドライブ等のプログラム読み取り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することで読み取り可能なCD−ROM等のプログラムメディアであってもよい。いずれの場合でも、格納されているプログラムは各手段のCPUがアクセスして実行させる構成であってもよいし、あるいはいずれの場合もプログラムを読み出し、読み出されたプログラムは、図示されていないプログラム記憶エリアにダウンロードされて、そのプログラムが実行される方式であってもよい。このダウンロード用のプログラムは予め各装置に格納されているものとする。
【0080】
ここで、上記プログラムメディアは、無線通信端末又は情報処理装置と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等の磁気ディスクやCD−ROM、CD−R/RW、MO、MD、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW等の光ディスクのディスク系、PCカード、コンパクトフラッシュカード、スマートメディア、ICカード、SDカード、メモリースティック等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
【0081】
さらに、インターネット接続プロバイダ又は携帯メールサービス等の外部の通信ネットワークとの接続が可能な通信接続手段を介して通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように、流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。なお、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用プログラムは予め格納しておくか、あるいは別な記録楳体からインストールされるものであってもよい。なお、記録媒体に格納されている内容としてはプログラムに限定されず、データであってもよい。
【0082】
【発明の効果】
以上、詳述したように、本発明によれば、無線公衆網サービスから外れた、サービスが受けられない場合、ユーザが希望した際には有線回線に繋がった通信端末に無線公衆網サービスを受けることができる。
また、転送処理は、電話サービスサーバと無線公衆サービスサーバで設定を行うので、ユーザは転送の設定は必要ない。
【0083】
また、接続端末を使って通信接続を行うので、無線通信端末の電池残量が少なくなった場合には、無線通信擬似接続システムを使うことによって本当に移動する時にのみ、無線通信端末の電源を入れれば良いことになり、電池の有効活用をすることができる。
【0084】
さらに、接続端末を使って通信接続を行うので、接続端末が持つ機能を利用することができるため、一次的に、無線通信端末の機能以上の能力を持つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の無線通信擬似接続システムの構成を示す図である。
【図2】本実施の形態の無線通信擬似接続システムの制御シーケンスを示す図である。
【図3】本実施の形態の無線通信擬似接続システムの制御シーケンスを示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の無線通信擬似接続システムの構成を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の無線通信擬似接続システムの構成を示す図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態の無線通信擬似接続システムを構成する無線通信端末の構成を示す図である。
【図7】本実施の形態の無線通信擬似接続システムを構成する無線通信端末の機能を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 カメラ付き携帯電話機(無線通信端末)
10a 携帯電話機本体
11,37 アンテナ
12,33 カメラ
13,34 ライト
14,39 スピーカ
15,35 LCD表示部
16 電源キー
17 電話機能キー
18 モードキー
19 カーソルキー
20 シャッターキー
21 ライトON/OFFボタン
22 ダイヤルキー
23,40 マイク
31 制御部(セキュリティキー送出手段の一部,2次元バーコード認識手段

32 記憶メモリ
36 キー入力部
38 無線部(セキュリティキー送出手段の一部,セキュリティキー受信手段)
100 無線公衆網サービスサーバ
101,202 通信回線仲介手段
200,210 電話サービスサーバ
201 顧客管理手段
203,302 アクセス手段
204 記憶装置
205 認証手段
206,303 ネットワーク確立手段
207 データ変換手段
300,310 接続端末
301 入出力手段
304 データ送受信手段
305,402,502 端末接続手段
400,500 無線通信端末
401,501 無線通信手段

Claims (13)

  1. 無線通信端末と、前記無線通信端末を有線公衆網と接続可能にする無線公衆サービスを行う無線公衆サービスサーバと、前記無線公衆サービスサーバに接続され、発信、着信及び通話の電話サービスを行う電話サービスサーバと、前記電話サービスサーバとの間でデータ通信が可能な接続端末とを備える無線通信擬似接続システムであって、
    前記電話サービスサーバは、
    前記無線通信端末と前記接続端末を接続するための通信回線仲介手段と、
    前記接続端末に接続するためのネットワーク確立手段と、
    顧客の認証を行う認証手段とを備え、
    前記接続端末は、
    前記電話サービスサーバに接続するためのネットワーク確立手段と、
    前記電話サービスサーバとの通信のやり取りを行うデータ送受信手段と、
    データを入出力する入出力手段とを備え、
    前記電話サービスサーバは、前記接続端末からのアクセス要求を受けて前記認証手段が認証すると、
    前記電話サービスサーバのネットワーク確立手段は、前記接続端末との間でネットワークを確立し、
    前記電話サービスサーバの通信回線仲介手段は、該当する無線通信端末宛ての通信サービスを、前記接続端末から前記電話サービスサーバを経由して前記無線公衆サービスサーバに転送する仲介を行い、前記接続端末と前記無線公衆サービスサーバとを接続することを特徴とする無線通信擬似接続システム。
  2. さらに、前記無線公衆サービスサーバは、
    前記無線通信端末から前記電話サービスサーバに対し、発信、着信及び通話の電話サービスを仲介する通信回線仲介手段を備え、
    前記無線公衆サービスサーバの通信回線仲介手段が転送指示が行うと、
    前記電話サービスサーバの通信回線仲介手段は、
    前記電話サービスサーバと前記接続手段との間で前記ネットワークが確立しているとき、
    該当する無線通信端末宛ての通信サービスを、前記接続端末に転送する仲介を行い、前記電話サービスサーバを介して前記接続端末と前記無線公衆サービスサーバとを接続することを特徴とする請求項1記載の無線通信擬似接続システム。
  3. 前記電話サービスサーバのネットワーク確立手段は、インターネット等を含むネットワークに接続されている機器とネットワークを確立することを特徴とする請求項1記載の無線通信擬似接続システム。
  4. 前記接続端末は、インターネットを含むネットワークに接続可能な機器であり、
    前記接続機器のネットワーク確立手段は、インターネットを含むネットワークに接続されている機器とネットワークを確立することを特徴とする請求項1記載の無線通信擬似接続システム。
  5. 前記入出力手段は、前記認証に必要な情報を入力するキー入力部等の入力手段であることを特徴とする請求項1記載の無線通信擬似接続システム。
  6. 前記入出力手段は、着信又は通話を前記認証に必要な情報を知らせる表示部、及び/又は音声出力部からなる出力手段であることを特徴とする請求項1又は5に記載の無線通信擬似接続システム。
  7. さらに、顧客情報を管理する顧客管理手段と、
    暗証番号を記憶する暗証番号記憶手段とを備え、
    前記認証手段は、前記顧客管理手段が管理する顧客情報及び、前記暗証番号記憶手段に記憶されている暗証番号と前記接続端末から送信された暗証番号とを照合して顧客であることを認証することを特徴とする請求項1記載の無線通信擬似接続システム。
  8. さらに、通信データを変換するデータ変換手段を備え、
    前記データ変換手段は、前記接続端末から前記無線公衆サービスサーバに転送するデータ、又は前記無線公衆サービスサーバから前記接続端末に転送するデータを変換することを特徴とする請求項1記載の無線通信擬似接続システム。
  9. さらに、前記無線通信端末は、
    前記接続端末との間でデータを送受信する通信手段を備え、
    前記接続端末は、前記無線通信端末との間でデータを送受信する通信手段を備え、双方で通信を行うことを特徴とする請求項1記載の無線通信擬似接続システム。
  10. さらに、前記無線通信端末は、セキュリティキーを前記接続端末に送信するセキュリティキー送出手段を備え、
    前記電話サービスサーバは、前記セキュリティキーを判定するセキュリティキー判定手段を備え、
    前記無線通信端末から送信されたセキュリティキーを判定して前記接続を行うことを特徴とする請求項1記載の無線通信擬似接続システム。
  11. さらに、前記無線通信端末は、セキュリティキーを受信するセキュリティキー受信手段を備え、
    前記電話サービスサーバから定期的にセキュリティキーを受信し、該受信したセキュリティキーを判定して前記接続を行うことを特徴とする請求項1記載の無線通信擬似接続システム。
  12. さらに、前記無線通信端末は、2次元バーコードを認識する2次元バーコード認識手段を備え、
    2次元バーコードデータをセキュリティキーとして取り込み、前記電話サービスサーバに送ることを特徴とする請求項1記載の無線通信擬似接続システム。
  13. さらに、前記接続端末は、セキュリティキーを入力するセキュリティキー入力手段を備え、
    前記入力されたセキュリティキーを判定して前記接続を行うことを特徴とする請求項1記載の無線通信擬似接続システム。
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