JP2004215064A - 端末装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

端末装置および方法、記録媒体、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の端末装置間で共同で実行可能なアプリケーションを選択することができるようにする。
【解決手段】各端末装置101乃至105は、自分自身のユーザ情報と自己端末情報を周期的にアドホックネットワーク100を介して他の端末装置にマルチキャストし、他の端末装置の端末情報テーブルに登録させる。グループマスタとなる端末装置は、アプリケーションの機能を満足する他の端末装置を、端末情報テーブルから検索し、参加メンバー候補とする。その数がアプリケーションの最低実行端末台数より多いとき、そのアプリケーションのグループ情報を生成し、他の端末装置に送信する。本発明は、PDAに適用することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、端末装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、アドホックネットワーク環境下において、複数の端末装置間で共同で実行可能なアプリケーションを選択することができるようにした端末装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
無線通信技術を用いて、公衆回線を用いることなく、その場に居合わせた移動端末間で随時にネットワークを構成し、自由に通信を行う、いわゆる、アドホックネットワークが実用化されつつある。
【0003】
例えば、特許文献1には、移動端末の現在位置、属性、および移動状態に基づいて、複数の移動端末間で相互に通信を行うシステムが開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−346267号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1のシステムは、複数の移動端末間で相互に通信を行うことはできるものの、それぞれの移動端末が有しているアプリケーション毎に通信を行うことが困難であるという課題があった。
【0006】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、複数の移動端末間で共同で実行可能なアプリケーション毎に通信することができるようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の移動端末装置は、アドホックネットワークを生成する端末装置において、少なくとも端末識別情報を含む自己端末情報と、少なくともユーザ識別情報を含むユーザ情報を定期的に送信する情報送信手段と、他の端末装置から送信された自己端末情報とユーザ情報を受信する端末情報受信手段と、端末情報受信手段によって受信された自己端末情報とユーザ情報を記憶する端末情報記憶手段と、少なくともアプリケーション識別情報を含む端末装置に記憶されたアプリケーションに関する情報を記憶するアプリケーション情報記憶手段と、端末情報記憶手段により記憶された自己端末情報とユーザ情報と、アプリケーション情報記憶手段により記憶されたアプリケーションに関する情報とから、他の端末装置と共同で実行可能なアプリケーションに基づくグループ情報を生成するグループ情報生成手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
ユーザ情報は、ユーザの属性情報を含むことができる。
【0009】
アプリケーションに関する情報は、アプリケーションを実行させるのに必要な条件の情報を含むことができる。
【0010】
グループ情報生成手段によって生成されたグループ情報を送信するグループ情報送信手段と、他の端末装置からのグループ情報に基づく参加要求を受信する参加要求受信手段と、他の端末装置からの参加要求の可否を判断する参加要求可否判断手段と、参加要求可否判断手段の判断の結果を送信する結果送信手段をさらに備えることができる。
【0011】
他の端末装置のユーザとの間の親密度情報を記憶する親密度情報記憶手段をさらに備え、参加要求可否判断手段は、親密度情報を用いて他の端末装置からの参加要求の可否を判断することができる。
【0012】
他の端末装置により送信されたグループ情報を受信するグループ情報受信手段と、グループ情報受信手段によって受信されたグループ情報を記憶するグループ情報記憶手段と、グループ情報記憶手段により記憶されたグループ情報に基づく参加要求を他の端末装置に送信する参加要求送信手段と、他の端末装置による参加要求の可否の判断の結果を受信する結果受信手段とをさらに備えることができる。
【0013】
グループ情報記憶手段は、グループ情報受信手段がグループ情報を一定時間受信できなかった場合、一定時間受信できなかったグループ情報を記憶から削除することができる。
【0014】
端末情報記憶手段は、端末情報受信手段が自己端末情報とユーザ情報を一定時間受信できなかった場合、一定時間受信できなかった自己端末情報とユーザ情報を記憶から削除することができる。
【0015】
他の端末装置のユーザとの間の親密度情報を記憶する親密度情報記憶手段をさらに備え、グループ情報生成手段は、親密度情報を用いてグループ情報を生成することができる。
【0016】
グループ情報生成手段によって生成されたグループ情報とグループ情報を共同で実行可能な他の端末装置との一覧を表示する一覧表表示手段をさらに備えることができる。
【0017】
本発明の通信方法は、少なくとも端末識別情報を含む自己端末情報と、少なくともユーザ識別情報を含むユーザ情報を定期的に送信する情報送信ステップと、他の端末装置から送信された自己端末情報とユーザ情報を受信する端末情報受信ステップと、端末情報受信ステップの処理によって受信された自己端末情報とユーザ情報を記憶する端末情報記憶ステップと、少なくともアプリケーション識別情報を含む端末装置に記憶されたアプリケーションに関する情報を記憶するアプリケーション情報記憶ステップと、端末情報記憶ステップの処理により記憶された自己端末情報とユーザ情報と、アプリケーション情報記憶ステップの処理により記憶されたアプリケーションに関する情報とから、他の端末装置と共同で実行可能なアプリケーションに基づくグループ情報を生成するグループ情報生成ステップとを含むことを特徴とする。
【0018】
本発明の記録媒体に記録されているプログラムは、少なくとも端末識別情報を含む自己端末情報と、少なくともユーザ識別情報を含むユーザ情報を定期的に送信する情報送信ステップと、他の端末装置から送信された自己端末情報とユーザ情報を受信する端末情報受信ステップと、端末情報受信ステップの処理によって受信された自己端末情報とユーザ情報を記憶する端末情報記憶ステップと、少なくともアプリケーション識別情報を含む端末装置に記憶されたアプリケーションに関する情報を記憶するアプリケーション情報記憶ステップと、端末情報記憶ステップの処理により記憶された自己端末情報とユーザ情報と、アプリケーション情報記憶ステップの処理により記憶されたアプリケーションに関する情報とから、他の端末装置と共同で実行可能なアプリケーションに基づくグループ情報を生成するグループ情報生成ステップとを含むことを特徴とする。
【0019】
本発明のプログラムは、少なくとも端末識別情報を含む自己端末情報と、少なくともユーザ識別情報を含むユーザ情報を定期的に送信する情報送信ステップと、他の端末装置から送信された自己端末情報とユーザ情報を受信する端末情報受信ステップと、端末情報受信ステップの処理によって受信された自己端末情報とユーザ情報を記憶する端末情報記憶ステップと、少なくともアプリケーション識別情報を含む端末装置に記憶されたアプリケーションに関する情報を記憶するアプリケーション情報記憶ステップと、端末情報記憶ステップの処理により記憶された自己端末情報とユーザ情報と、アプリケーション情報記憶ステップの処理により記憶されたアプリケーションに関する情報とから、他の端末装置と共同で実行可能なアプリケーションに基づくグループ情報を生成するグループ情報生成ステップとを含むことを特徴とする。
【0020】
本発明の端末装置および方法、記録媒体、並びにプログラムにおいては、他端末から送信されてきた自己端末情報とユーザ情報と、自端末に記憶されたアプリケーション情報とから、他の端末と共同で実行可能なアプリケーションがグループ情報として選択される。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
【0022】
図1は、本発明を適用した端末装置から構成されるシステムの全体の構成を示す。
【0023】
図1において、端末装置101、端末装置102、端末装置103、端末装置104、および端末装置105は、アドホックネットワーク100を介して、相互に通信可能な状態とされている。端末装置101乃至105は、例えば、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯電話機等のようにユーザが携帯して移動可能な装置とされる。本実施の形態においては、通信はIP(Internet Protocol)を用いて行われる。各端末装置間で各種情報を送受信するためのマルチキャストアドレスとポートは、予め設定されており、各端末装置から、他の端末装置へは、同時にデータの送信が可能である。
【0024】
なお、図1では、5台の端末装置が、アドホックネットワーク100を介して、相互に通信可能な状態とされているが、例えば、Bluetooth(商標)等の近距離無線通信により通信が可能な範囲に存在する全ての端末装置は、アドホックネットワーク100を介して、相互に通信が可能である。
【0025】
図2は、本発明を適用した端末装置101の内部の電気的構成例を示すブロック図である。
【0026】
図2において、CPU201は、RAM(Random Access Memory)203にロードされたプログラムに従って、各処理を実行する。ROM(Read Only Memory)202には、基礎的なプログラムやデータが記憶される。RAM203には、CPU201が各種の処理を実行する上で必要なプログラムやデータが適宜記憶される。HDD(Hard Disk Drive)205には、CPU201が実行するオペレーティングシステム(OS)、その他のプログラムが格納されている。EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)204には、図3において後述するアプリケーションプログラムなどの各種のプログラム、および各種の情報が格納されている。携帯性を重視し、より小型化を図るために、HDD205が省略される場合、OSを含む全てのプログラム、データは、EEPROM204に保持される。
【0027】
EEPROM204に格納されている各種の情報は、CPU(Central Processing Unit)201の制御により、通信部208からアドホックネットワーク100を介して、近距離無線通信により通信が可能な範囲に存在する全ての他の端末装置に送信される。また、アドホックネットワーク100を介して送信されてきた各種の情報は、通信部208により受信され、CPU201の制御により、EEPROM204に格納される。通信部208はまた、必要に応じて、電話回線、インターネット等のネットワークとの通信処理も行う。
【0028】
入力部207は、例えば、タッチペンあるいはキーボード等により構成され、ユーザの指示により、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成される表示部206に表示される各種アイコンを選択することができる。
【0029】
例えば、ユーザは、入力部207を操作することにより表示部206上でカーソルを移動させ、各種アイコンの中から所望のアイコンを選択することができる。所望のアイコンが選択されると、選択されたアイコンに対応しているプログラムが起動される。
【0030】
また、アプリケーションプログラムなどの各種のプログラム、および各種の情報は、リムーバブルメディア210に格納しておき、ドライブ209により読み出すようにしてもよい。
【0031】
なお、図示は省略するが、他の端末装置102乃至105も、端末装置101と同様に構成されている。
【0032】
図3は、EEPROM204に格納されているアプリケーションプログラムなどの各種のプログラム、および各種の情報を示す。
【0033】
図3に示されるように、EEPROM204には、他の端末装置と共同で実行可能なアプリケーションを選択する処理を実行するグループ制御プログラム301、自己端末情報302、ユーザ情報303、ユーザ間情報304、アプリケーション情報305−1乃至305−N、アプリケーション306−1乃至306−N、端末情報テーブル307、グループ情報テーブル308、および参加グループテーブル309が、それぞれ格納されている。
【0034】
なお、図3では、アプリケーション306−1乃至306−Nは、それぞれの端末装置のEEPROM204に格納されているが、アプリケーション306は、実行される際に、他の端末装置やインターネット上に公開されているサーバ等からダウンロードするようにしてもよい。
【0035】
図4は、EEPROM204に格納されている自己端末情報302の構成例を表している。
【0036】
図4に示されるように、自己端末情報302には、それぞれの端末装置を一意に識別するための識別情報としての端末識別子401、端末装置のCPU201の処理能力を表す端末CPU情報402、端末装置のOSを表す端末OS情報403、および端末装置の表示部206の表示能力を表す端末ディスプレイ能力情報404が含まれている。
【0037】
図4の例では、端末識別子401は、「PDA−001」とされ、端末CPU情報402は、「CPU−XX/200MHz 250MIPS」とされ、端末OS情報403は、「Linux2.4」とされ、端末ディスプレイ能力情報404は、「320×240/16bit.color」とされている。
【0038】
図5は、EEPROM204に格納されているユーザ情報303を説明するための図である。
【0039】
図5に示されるように、ユーザ情報303には、それぞれのユーザを一意に識別するための識別情報としてのユーザ識別子501、ユーザ名502、ユーザ年齢503、ユーザ性別504、およびユーザの好みのアプリケーション情報505が含まれている。
【0040】
図5の例では、ユーザ識別子501は、「U001」とされ、ユーザ名502は、「Akira」とされ、ユーザ年齢503は、「20代」とされ、ユーザ性別504は、「男性」とされ、好みのアプリケーション情報505は、「対戦ゲーム」とされている。なお、ユーザ名502は、必ずしも実名である必要はなく、ペンネームであってもよい。
【0041】
図6は、EEPROM204に格納されているユーザ間情報304の例を表している。
【0042】
ユーザ間情報304は、それぞれの端末装置と他の端末装置との間の親密度を表すための表形式のデータであり、ユーザ識別子601、ユーザ名602、および親密度603が含まれ、1行(エントリ)が1ユーザに対応している。図6に示されるユーザ間情報304は、ユーザ識別子601が「U001」である端末装置101のユーザ間情報であり、ユーザ識別子601が「U002」乃至「U006」の他の端末装置の親密度が表形式のデータとして表されている。
【0043】
例えば、この端末装置101のユーザから見て、ユーザ識別子が「U006」、ユーザ名が「Jeffry」の他の端末装置の親密度は「上司」ということになる。逆に、ユーザ識別子601が「U006」である端末装置のユーザから見て、この端末装置のユーザの親密度は「部下」ということになる。親密度603としては、この他、例えば、「親しい友人」、「知り合い」、「会社の同僚」等があげられるが、勿論、以上にあげたものに限らない。
【0044】
図7は、EEPROM204に格納されているアプリケーション情報305の例を表している。
【0045】
図7に示されるように、アプリケーション情報305には、それぞれのアプリケーションを一意に識別するためのアプリケーション識別子701、アプリケーションの格納場所を表すアプリケーションURL702、アプリケーション名703、アプリケーションカテゴリ704、アプリケーションを同時に実行することができる最大実行可能端末台数705、アプリケーションを同時に実行するのに必要な最低実行端末台数706、アプリケーションを実行するのに要求される要求通信遅延707、アプリケーションを実行するのに要求される要求通信レート708、およびその他必要条件709が含まれている。その他必要条件としては、アプリケーションを実行するのに必要とされるCPUの処理能力、ディスプレイ能力、およびOS等の端末装置の性能に関するものや、成人のみ実行可能、子供向け、男性向け、女性向け、同性グループ向け、ビジネス用、娯楽用といったアプリケーションの利用者、利用状況を制限する条件等があげられる。
【0046】
図7の例では、アプリケーション識別子701は、「APP−001」とされ、アプリケーションURL702は、「file:///dir/game001」とされ、アプリケーション名703は、「対戦格闘ゲーム」とされ、アプリケーションカテゴリ704は、「対戦ゲーム」とされ、最大実行可能端末台数705は、「4台」とされ、最低実行端末台数706は、「2台」とされ、要求通信遅延707は、「100msec以下」とされ、要求通信レート708は、「1Mbps以上」とされ、その他必要条件709として、ディスプレイ能力が「160×160/16bit.color以上」、CPU能力が「100MIPS以上」とされている。
【0047】
次に、図8乃至図10を参照して、グループ制御プログラム301によるグループ制御処理について説明する。
【0048】
端末装置の電源が投入されると、グループ制御プログラム301が起動され、ステップS101において、グループ制御プログラム301は、EEPROM204に格納されている自己端末情報302とユーザ情報303を読み出し、通信部208からアドホックネットワーク100を介して、近距離無線通信により通信が可能な範囲に存在する全ての端末装置に送信(マルチキャスト)する。このときマルチキャストするIPアドレスは、予め定められており、EEPROM204に記憶されている。
【0049】
ステップS102において、グループ制御プログラム301は、前回(ステップS101または後述するステップS111において)、ユーザ情報と自己端末情報を送信してから予め設定されている一定時間が経過したか否かを判定する。ステップS102において、一定時間が経過したと判定された場合、ステップS111において、グループ制御プログラム301は、再び、EEPROM204に格納されている自己端末情報302とユーザ情報303を通信部208からアドホックネットワーク100を介して、近距離無線通信により通信が可能な範囲に存在する他の端末装置にマルチキャストする。
【0050】
ステップS112において、グループ制御プログラム301は、更新されていない端末装置があるか否かを判定する。ここで更新されていない端末装置とは、一定時間が経過した後、自己端末情報302とユーザ情報303を送信してこなかった端末装置のことである。すなわち、各端末装置は、ステップS101、ステップS111の処理により、一定時間毎に自分自身のユーザ情報と自己端末情報をマルチキャストするように規則付けられており、一定時間経過してもそれらの情報をマルチキャストしない端末装置は、最早、アドホックネットワーク100から離脱したもの(他の位置に移動したもの)と判定される。
【0051】
ステップS112において、更新されていない端末装置があると判定された場合、ステップS113において、グループ制御プログラム301は、更新されていない端末装置を端末情報テーブル307から削除する。端末情報テーブル307は、図11に示されるように、各端末装置が受信した他の端末装置の自己端末情報とユーザ情報を格納する(後述するステップS104で実行される)表形式のデータであり、端末識別子801、端末情報802、ユーザ情報803、IPアドレス804、通信遅延805、通信レート806、および情報更新時刻807が含まれ、1行(エントリ)が1ユーザに対応している。
【0052】
図11に示される端末情報テーブル307は、端末識別子801が「PDA−001」である端末装置の端末情報テーブルであり、端末識別子801が「PDA−002」、「PDA−003」、または「PDA−004」である端末装置の情報が表形式のデータとして登録されている。
【0053】
図11の例では、端末識別子が「PDA−002」の端末装置については、IPアドレスは、「192.168.0.2」、通信遅延は、「100ms」、通信レートは、「1Mbps」、情報更新時刻は、「14:02:11」とされ、端末識別子が「PDA−003」の端末装置については、IPアドレスは、「192.168.0.3」、通信遅延は、「150ms」、通信レートは、「128kbps」、情報更新時刻は、「14:04:36」とされ、端末識別子が「PDA−004」の端末装置については、IPアドレスは、「192.168.0.4」、通信遅延は、「40ms」、通信レートは、「2Mbps」、情報更新時刻は、「14:03:57」とされている。端末情報802としては、図4に示される自己端末情報302のうち、端末識別子401を除く情報が登録され、ユーザ情報803としては、図5に示されるユーザ情報303が登録される。
【0054】
ステップS112において、更新されていない端末がないと判定された場合、およびステップS113の処理の後、ステップS114において、グループ制御プログラム301は、自分自身がグループマスタであるか否かを判定する。グループマスタは、後述するステップS110で、EEPROM204に格納されている端末情報テーブル307とアプリケーション情報305とから、他の端末装置と共同で実行可能なアプリケーション306を選択するグループ生成処理を実行した端末装置である。
【0055】
ステップS114において、自分自身がグループマスタであると判定した場合、ステップS115において、グループ制御プログラム301は、他の端末装置にグループ情報を送信(マルチキャスト)する。このときのマルチキャストアドレスは、ステップS101、ステップS111でユーザ情報と自己端末情報とをマルチキャストしたときのマルチキャストアドレスと異なるものとされるが、同一のものとしてもよい。グループ情報は、グループマスタにより他の端末装置と共同で実行可能として選択されたアプリケーション毎に生成されるものであり、図12に示されるように、グループを一意に識別するグループ識別子901、グループマスタが自動的に割り当て、他の端末装置との間の通信に用いられるグループ通信マルチキャストアドレス902とグループ通信マルチキャストポート903、実行アプリケーション識別子904、アプリケーション情報905、参加可能端末906、グループマスタ端末907、および現在の参加端末リスト908が含まれている。
【0056】
図12の例では、グループ識別子901は、「G001」とされ、グループ通信マルチキャストアドレス902は、「230.1.2.3」とされ、グループ通信マルチキャストポート903は、「1234」とされ、実行アプリケーション識別子904は、「APP−001」とされ、アプリケーション情報905は、図7に示されるものとされ、参加可能端末906は、「制限なし」とされ、グループマスタ端末907は、「PDA−001」とされ、現在の参加端末リスト908は、「PDA−001、PDA−002」とされている。このようにしてステップS115の処理で送信(マルチキャスト)されたグループ情報は、各端末装置において受信され、グループ情報テーブル308(図13)に登録される(後述するステップS105、ステップS119)。
【0057】
ステップS114において、自分自身がグループマスタではないと判定された場合、およびステップS115の処理の後、ステップS116において、グループ制御プログラム301は、グループ情報テーブル308中に、更新されていないグループ情報があるか否かを判定する。
【0058】
ステップS116において、一定の時間、更新されていないグループ情報があると判定された場合、ステップS117において、グループ制御プログラム301は、更新されていないグループ情報に対応するグループをグループ情報テーブル308から削除する。すなわち、グループマスタは、一定時間が経過する毎に(ステップS102でYESと判定される毎に)、グループ情報を送信し(ステップS115)、各端末装置は、グループ情報を受信すると、その都度グループ情報テーブル308を更新する。したがって、更新されていないグループ情報がある場合とは、そのグループ情報を送信するグループマスタが、アドホックネットワーク100を介して、近距離無線通信により通信が可能な範囲から離脱した場合であるので、そのグループは削除される。
【0059】
グループ情報テーブル308は、図13に示されるように、グループ情報を格納する表形式のデータであり、グループ識別子1001、グループマスタ1002、グループ情報1003、および情報更新時刻1004を含んだものとされている。
【0060】
図13の例では、グループ識別子が「G001」のグループについては、グループマスタは、「PDA−001」、情報更新時刻は、「14:05:20」とされ、グループ識別子が「G002」のグループについては、グループマスタは、「PDA−003」、情報更新時刻は、「14:03:04」とされ、グループ識別子が「G003」のグループについては、グループマスタは、「PDA−002」、情報更新時刻は、「14:02:41」とされ、グループ識別子が「G004」のグループについては、グループマスタは、「PDA−002」、情報更新時刻は、「14:06:32」とされている。グループ情報1003としては、図12に示されるグループ識別子を除く情報が登録される。
【0061】
ステップS116において、更新されていないグループ情報がないと判定された場合、およびステップS117の処理の後、ステップS118において、グループ制御プログラム301は、ユーザにより入力部207が操作され、グループ制御処理の終了が指示されたか否かを判定する。
【0062】
ステップS118において、グループ制御処理の終了が指示されたと判定された場合、グループ制御処理は終了し、グループ制御処理の終了が指示されていないと判定された場合、処理は、ステップS102に戻る。
【0063】
ステップS102において、前回の処理から、まだ一定時間が経過していないと判定された場合、ステップS103において、グループ制御プログラム301は、通信部208を介して、他の端末装置のユーザ情報と自己端末情報(他の端末装置がステップS101、ステップS111でマルチキャストしたもの)を受信したか否かを判定する。
【0064】
ステップS103において、他の端末装置のユーザ情報と自己端末情報を受信したと判定された場合、ステップS104において、グループ制御プログラム301は、他の端末装置のユーザ情報と自己端末情報を図11に示される端末情報テーブル307に登録する。なお、図11に示される情報更新時刻807は、このとき更新される。
【0065】
ステップS103において、他の端末装置のユーザ情報と自己端末情報を受信したと判定されない場合、およびステップS104の処理の後、ステップS105において、グループ制御プログラム301は、通信部208を介して、グループ情報(ステップS115でグループマスタから送信されたもの)を受信したか否かを判定する。
【0066】
ステップS105において、グループ情報を受信したと判定された場合、ステップS119において、グループ制御プログラム301は、受信したグループ情報を、図13に示されるグループ情報テーブル308に登録する。受信したグループ情報が既に登録されている場合、情報更新時刻1004が更新される。
【0067】
ステップS119の処理の後、ステップS120において、グループ制御プログラム301は、図13に示されるグループ情報テーブル308に参加可能なグループが存在するか否かを判定する。グループ情報テーブル308のグループ情報1003中の、実行アプリケーション識別子904により識別されるアプリケーションを自分自身が持っているか否か、アプリケーション情報905(アプリケーション情報305)中の要求通信遅延707、要求通信レート708、その他必要条件709に規定されている条件を、自分自身が満足しているか否かから、グループ参加可能か否かが判定される。
【0068】
ステップS120において、グループ情報テーブル308に参加可能なグループが存在すると判定された場合、ステップS121において、グループ制御プログラム301は、通信部208を介して、グループマスタに参加要求メッセージを送信する。そのときのアドレスは、グループ通信マルチキャストアドレス902が用いられる。
【0069】
後述するように、参加要求メッセージを送信すると、グループマスタから、参加許可メッセージ(図15のステップS145)、または参加拒否メッセージ(図15のステップS146)が送信されてくる。そこで、ステップS122において、グループ制御プログラム301は、通信部208を介して、グループマスタから参加許可メッセージを受信したか否かを判定する。
【0070】
ステップS122において、グループマスタから参加許可メッセージを受信したと判定された場合、ステップS123において、グループ制御プログラム301は、図14に示される参加グループテーブル309に、ステップS122の処理において、グループマスタから参加許可メッセージを受信したグループを登録する。
【0071】
参加グループテーブル309は、図14に示されるように、参加グループを格納する表形式のデータであり、グループ識別子1011、アプリケーション名1012、および参加端末リスト1013を含んだものとされている。
【0072】
図14の例では、グループ識別子が「G001」のグループについては、アプリケーション名は、「対戦格闘ゲーム」、参加端末リストは、「PDA−001、PDA−002」とされ、グループ識別子が「G002」のグループについては、アプリケーション名は、「チャット」、参加端末リストは、「PDA−003、PDA−001、PDA−004」とされる。
【0073】
ステップS120において、グループ情報テーブル308中に参加可能なグループが存在しないと判定された場合、ステップS122において、グループマスタから参加許可メッセージを受信しないと判定された場合(参加拒否メッセージを受信したと判定された場合)、およびステップS123の処理の後、処理は、ステップS102に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。
【0074】
ステップS105において、グループ情報を受信しないと判定された場合、ステップS106において、グループ制御プログラム301は、通信部208を介して、自分自身がグループマスタとなっているグループに対する参加要求メッセージ(ステップS121で送信されたもの)を他の端末装置から受信したか否かを判定する。
【0075】
ステップS106において、自分自身がグループマスタとなっているグループに対する参加要求メッセージを他の端末装置から受信したと判定された場合、ステップS107において、グループ制御プログラム301は、グループ参加受付処理を実行する。
【0076】
次に、図15を参照して、グループ参加受付処理について説明する。
【0077】
ステップS141において、グループ制御プログラム301は、通信部208を介して、他端末装置から受信した参加要求メッセージが対象とするグループが、自分自身がグループマスタとして管理するグループであるか否かを判定する。
【0078】
ステップS141において、他の端末装置からの参加要求メッセージで対象とされるグループが、自分自身がグループマスタとして管理するグループであると判定された場合、ステップS142において、グループ制御プログラム301は、参加要求メッセージを送信してきた端末装置において、そのグループの対象とされているアプリケーションが、実行可能か否かを判定する。その端末装置の端末情報802を、端末情報テーブル307から読み取り、それをグループ情報(図12)と比較することで、この判定が行われる。
【0079】
ステップS142において、参加要求メッセージを送信してきた端末装置でアプリケーションが、実行可能であると判定された場合、ステップS143において、グループ制御プログラム301は、そのグループのアプリケーションの参加端末台数が、最大実行可能端末台数705(図7)に達しているか否かを判定する。
【0080】
ステップS143において、参加要求メッセージを送信してきたアプリケーションの参加端末台数(そのグループに参加している端末装置の台数)が、最大実行可能端末台数に達していないと判定された場合、ステップS144において、グループ制御プログラム301は、図14に示される参加グループテーブル309の参加端末リスト1013に参加要求メッセージを送信してきた端末装置の端末識別子を追加する。
【0081】
ステップS145において、グループ制御プログラム301は、通信部208を介して、参加要求メッセージを送信してきた端末装置に、参加許可メッセージを送信する。この参加許可メッセージは、ステップS122において、その端末装置により受信される。
【0082】
ステップS141において、参加要求メッセージが対象とするグループが、自分自身がグループマスタとして管理するグループではないと判定された場合、ステップS142において、参加要求メッセージを送信してきた端末装置でアプリケーションが、実行可能ではないと判定された場合、およびステップS143において、参加端末台数が、最大実行可能端末台数に既に達していると判定された場合、ステップS146において、グループ制御プログラム301は、通信部208を介して、参加要求メッセージを送信してきた端末装置に、参加拒否メッセージを送信する。このメッセージは、ステップS122でその端末装置により受信される。
【0083】
ステップS145、およびステップS146の処理の後、処理は、ステップS102に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。
【0084】
ステップS106において、参加要求メッセージを受信してないと判定された場合、ステップS108において、グループ制御プログラム301は、ユーザによって入力部207が操作されることによりグループ生成が指令されたか否かを判定する。
【0085】
ステップS108において、グループ生成が指令されたと判定された場合、ステップS109において、グループ制御プログラム301は、自分自身が参加中のグループがN個以下か否かを判定する。
【0086】
ステップS108において、自分自身が参加中のグループがN個以下であると判定された場合、自分自身が参加中のグループの数が不十分であるとして、ステップS110において、グループ制御プログラム301は、グループ生成処理を実行し、自らグループマスタとなってグループを生成する。
【0087】
ステップS108でグループ生成がユーザより指令されていないと判定された場合、ステップS109で、参加中のグループの数がN個より多い(十分である)と判定された場合、並びにステップS110でグループ生成処理が完了したとき、処理はステップS102に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0088】
次に、図16を参照して、グループ生成処理の詳細について説明する。
【0089】
ステップS161において、グループ制御プログラム301は、自端末内の全てのアプリケーション情報について処理済みか否かを判定する。
【0090】
ステップS161において、自端末内の全てのアプリケーション情報についてまだ、処理済みではないと判定された場合、ステップS162において、グループ制御プログラム301は、自端末内のアプリケーション情報から1つを選択する(図3のアプリケーション情報305−1乃至305−Nの中から1つを選択する)。
【0091】
ステップS163において、グループ制御プログラム301は、端末情報テーブルの全ての端末装置を処理済みか否かを判定する。
【0092】
ステップS163において、端末情報テーブルの全ての端末装置をまだ処理済みではないと判定された場合、ステップS164において、グループ制御プログラム301は、端末情報テーブルから1つの端末装置を選択する(図11の端末情報テーブル307から、1つ(例えば、PDA−002)を選択する)。
【0093】
ステップS165において、グループ制御プログラム301は、ステップS164の処理で端末情報テーブル307から選択された端末装置の端末情報802、およびユーザ情報803は、ステップS162の処理で選択されたアプリケーションの要求を満たすか否かを判定する。例えば、ステップS162の処理で、図7に示されるアプリケーション情報305が選択され、ステップS164の処理で選択された端末装置の端末情報802およびユーザ情報803が、それぞれ図4および図5に示されるものだとすると、この場合、選択された端末装置のCPU能力は、「200MHz 250MIPS」とされ、端末ディスプレイ能力は、「320×240/16bit.color」とされ、ユーザの好みのアプリケーションは、「対戦ゲーム」とされている。一方、選択されたアプリケーションが要求するCPU能力は、「100MIPS以上」とされ、端末ディスプレイ能力は、「160×160/16bit.color以上」とされ、アプリケーション名は、「対戦格闘ゲーム」とされている。したがってこの場合、選択された端末情報およびユーザ情報は、アプリケーションの要求を満たしていることになる。
【0094】
ステップS165において、選択された端末情報とユーザ情報がアプリケーションの要求を満たすと判定された場合、ステップS166において、グループ制御プログラム301は、そのグループの参加メンバー候補に、ステップS164の処理で選択された端末装置(の端末識別子)を追加する。
【0095】
ステップS165において、選択された端末情報とユーザ情報がアプリケーションの要求を満たさないと判定された場合、およびステップS166の処理の後、処理は、ステップS163に戻る。以上の処理を繰り返すことにより、アドホックネットワーク100に、いま接続されている端末装置のうち、アプリケーションを実行可能なものの数が検出される。
【0096】
ステップS163において、端末情報テーブルの全ての端末装置を処理済みであると判定された場合、ステップS167において、グループ制御プログラム301は、参加メンバー候補の数は、ステップS162の処理で選択されたアプリケーション情報の最低実行端末台数706(図7)より多いか否かを判定する。
【0097】
ステップS167において、参加メンバー候補の数は、選択されたアプリケーション情報の最低実行端末台数より多いと判定された場合、ステップS168において、グループ制御プログラム301は、参加メンバー候補の数は、ステップS162の処理で選択されたアプリケーション情報の最大実行可能端末台数705(図7)より多いか否かを判定する。
【0098】
ステップS168において、参加メンバー候補の数は、アプリケーション情報の最大実行可能端末台数より多いと判定された場合、ステップS169において、グループ制御プログラム301は、参加メンバー候補を絞り込む処理を実行する。
【0099】
参加メンバー候補の数を絞り込むには、例えば、図5に示されるユーザ情報を参照して、ユーザ情報の年齢や性別情報から、グループマスタのユーザと同年代あるいは同性(あるいは異性)のユーザが使用している端末装置を優先したり、図7に示されるアプリケーション情報のアプリケーションカテゴリが、図5に示されるユーザ情報の好みのアプリケーションと合致する端末装置を優先したりすることができる。また、以上の方法においても参加メンバー候補の数を絞り込むことができない場合には、さらに、図6に示されるユーザ間情報を参照して、ユーザ間情報の親密度が高い順、例えば、「親しい友人」、「知り合い」、「会社の同僚」、および「会社の上司」といった順に参加メンバー候補を絞り込んでもよい。例えば、図7に示されるアプリケーション情報に対する参加メンバーを絞り込むには、アプリケーションカテゴリが、「対戦ゲーム」であることから、図5に示されるユーザ情報の好みのアプリケーションが「対戦ゲーム」、もしくは図6に示されるユーザ間情報の親密度が高い「親しい友人」から優先して参加メンバー候補を絞り込むのが望ましい。
【0100】
ステップS168において、参加メンバー候補の数は、アプリケーション情報の最大実行可能端末台数より少ないと判定された場合、およびステップS169の処理の後、ステップS170において、グループ制御プログラム301は、図12に示されるグループ情報を生成する。
【0101】
ステップS171において、グループ制御プログラム301は、通信部208を介して、ステップS170の処理で生成されたグループ情報を送信可能な範囲に存在する全ての端末装置に送信する。このように、グループが始めて生成されたときは、一定の時間の経過をまたずに、グループ情報が直ちに送信される。
【0102】
ステップS172において、グループ制御プログラム301は、ステップS170の処理で生成されたグループ情報を図14に示される参加グループテーブルに追加する。
【0103】
ステップS167において、参加メンバー候補の数は、選択されたアプリケーション情報の最低実行端末台数より少ないと判定された場合、そのアプリケーションに関してはグループを生成することができないので、ステップS168乃至ステップS172の処理はスキップされる。その後、処理はステップS161に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0104】
ステップS161において、自端末内の全てのアプリケーション情報について処理済みであると判定された場合、処理は、図8のステップS102に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。
【0105】
次に、図17を参照して、グループ情報が生成され、生成されたグループ情報が他の端末装置に送信されるまでの通信シーケンスについて説明する。図17の例では、端末装置101、端末装置102、および端末装置103の3台の端末装置がアドホックネットワークで接続されており、端末装置101がグループ情報を生成するグループマスタになるものとする。
【0106】
ステップS201において、端末装置101は、自己端末情報およびユーザ情報を送信(マルチキャスト)する。端末装置102および端末装置103は、それぞれステップS221およびステップS251において、ステップS201の処理において、端末装置101から送信された他端末情報(端末装置101の自己端末情報であり、他の端末装置から見ると他端末情報となる)およびユーザ情報を受信する。他端末情報およびユーザ情報を受信した端末装置102および端末装置103は、それぞれステップS222およびステップS252において、端末情報テーブルを作成し、そこに受信した他端末情報およびユーザ情報を登録する。
【0107】
次に、ステップS223において、端末装置102は、自己端末情報およびユーザ情報を送信する。端末装置101および端末装置103は、それぞれステップS202およびステップS253において、ステップS223の処理において、端末装置102から送信された他端末情報(端末装置102の自己端末情報)およびユーザ情報を受信する。端末装置101は、ステップS203において、端末情報テーブルを作成し、そこに受信した他端末情報およびユーザ情報を登録する。また、他端末情報およびユーザ情報を受信した端末装置103は、ステップS254において、端末情報テーブルを更新する。
【0108】
ステップS255において、端末装置103は自己端末情報およびユーザ情報を送信する。端末装置101および端末装置102は、それぞれステップS204およびステップS224において、ステップS255の処理において、端末装置103から送信された他端末情報およびユーザ情報を受信する。他端末情報およびユーザ情報を受信した端末装置101および端末装置102は、それぞれステップS205およびステップS225において、端末情報テーブルを更新する。
【0109】
ステップS206において、端末101は、一定時間が経過したとき、再び自己端末情報およびユーザ情報を送信する。端末装置102および端末装置103は、それぞれステップS226およびステップS256において、ステップS206の処理において、端末装置101から送信された他端末情報およびユーザ情報を受信する。他端末情報およびユーザ情報を受信した端末装置102および端末装置103は、それぞれステップS227およびステップS257において、端末情報テーブルを更新する。図示は省略するが、端末装置102と端末装置103も、一定期間毎に、周期的に、自己端末情報とユーザ情報をマルチキャストする。これにより、各端末装置は、アドホックネットワーク100から離脱した端末装置を迅速かつ確実に知ることができる。
【0110】
ステップS207において、端末装置101は、グループ情報を生成する。ステップS208において、端末装置101は、グループ情報を送信する。端末装置102および端末装置103は、それぞれステップS228およびステップS258において、ステップS208の処理において、端末装置101から送信されたグループ情報を受信する。グループ情報を受信した端末装置102および端末装置103は、それぞれステップS229およびステップS259において、グループ情報をグループ情報テーブルに登録する。グループ情報も、以後、一定期間毎に、周期的にマルチキャストされる。これにより、各端末装置は、グループマスタがアドホックネットワーク100から離脱したとき、これを、迅速かつ確実に知ることができる。
【0111】
なお、以上においては、端末装置101、端末装置102、および端末装置103の3台の端末装置がアドホックネットワークで接続された場合について説明したが、4台、5台あるいはそれ以上の台数の端末装置がアドホックネットワーク100で接続された場合でも、生成されたグループ情報を他の端末装置に送信することが可能である。
【0112】
次に、図18を参照して、グループ参加受付の通信シーケンスについて説明する。図18の例では、端末装置101がグループ情報を生成するグループマスタになり、端末装置102からの参加要求は許可され、端末装置103からの参加要求は拒否されるものとする。
【0113】
ステップS321において、端末装置102は、グループマスタである端末装置101に参加要求メッセージを送信する。
【0114】
ステップS301において、端末装置101は、端末装置102からの参加要求メッセージを受信する。ステップS302において、端末装置101は、端末装置102からの参加要求メッセージに対して参加許可と判断すると、ステップS303において、端末装置101は、端末装置102へ参加許可メッセージを送信する。
【0115】
ステップS322において、端末装置102は、端末装置101からの参加許可メッセージを受信する。そして、ステップS323において、端末装置102は、参加グループテーブルを更新する。
【0116】
ステップS301乃至ステップS303、並びにステップS321、ステップS322において、既存のグループ情報テーブルに登録されたグループに対する参加要求を、グループマスタに対して送信し、グループマスタから参加許可を受信する場合について説明したが、次に、ステップS304乃至ステップS309、ステップS324乃至ステップS327、並びにステップS351乃至ステップS356において、グループマスタによってグループ情報が新たに生成され、グループマスタから送信されてきたグループ情報をグループ情報テーブルに登録し、新たなグループ情報が登録されたグループ情報テーブルに基づいて、参加を希望するグループを選択し、グループマスタに参加要求を送信してグループマスタから参加拒否のメッセージを受信する場合について説明する。
【0117】
ステップS304において、端末装置101は、自己端末情報およびユーザ情報を送信する。端末装置102および端末装置103は、それぞれステップS324およびステップS351において、ステップS304の処理において、端末装置101から送信された他端末情報およびユーザ情報を受信する。他端末情報およびユーザ情報を受信した端末装置102および端末装置103は、それぞれステップS325およびステップS352において、端末情報テーブルを更新する。
【0118】
ステップS305において、端末装置101は、グループ情報を生成する。ステップS306において、端末装置101は、グループ情報を送信する。端末装置102および端末装置103は、それぞれステップS326およびステップS353において、ステップS306の処理において、端末装置101から送信されたグループ情報を受信する。グループ情報を受信した端末装置102および端末装置103は、それぞれステップS327およびステップS354において、グループ情報をグループ情報テーブルに登録する。
【0119】
ステップS355において、端末装置103は、グループマスタである端末装置101に参加要求メッセージを送信する。
【0120】
ステップS307において、端末装置101は、端末装置103からの参加要求メッセージを受信する。ステップS308において、端末装置101は、端末装置103からの参加要求メッセージに対して参加拒否と判断すると、ステップS309において、端末装置101は、端末装置103へ参加拒否メッセージを送信する。
【0121】
ステップS356において、端末装置103は、端末装置101からの参加拒否メッセージを受信する。
【0122】
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
【0123】
コンピュータにインストールされ、コンピュータによって実行可能な状態とされるプログラムを記録する記録媒体は、図2に示されるように、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD−ROM(Compact Disc−Read OnlyMemory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini−Disc)(登録商標)を含む)、もしくはメモリカードなどよりなるリムーバブルメディア210に限らず、プログラムが一時的もしくは永続的に記録されるEEPROM204や、HDD205などにより構成される。記録媒体へのプログラムの記録は、必要に応じて通信部208を介して、公衆回線網、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を利用して行われるようにしてもよい。
【0124】
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0125】
【発明の効果】
本発明によれば、アドホックネットワークで、他の端末装置と通信することができる。特に、他の複数の端末装置と共同で実行可能なアプリケーションを簡単かつ確実に選択し、アプリケーション毎にグループを作成し、通信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したアドホックネットワークシステムの全体の構成を示す図である。
【図2】図1の端末装置の内部の電気的構成例を示すブロック図である。
【図3】図2のEEPROMに格納されている情報を示す図である。
【図4】自己端末情報の例を示す図である。
【図5】ユーザ情報の例を示す図である。
【図6】ユーザ間情報の例を示す図である。
【図7】アプリケーション情報の例を示す図である。
【図8】グループ制御処理を説明するフローチャートである。
【図9】グループ制御処理を説明するフローチャートである。
【図10】グループ制御処理を説明するフローチャートである。
【図11】端末情報テーブルの例を示す図である。
【図12】グループ情報の例を示す図である。
【図13】グループ情報テーブルの例を示す図である。
【図14】参加グループテーブルの例を示す図である。
【図15】グループ参加受付処理を説明するフローチャートである。
【図16】グループ生成処理を説明するフローチャートである。
【図17】グループ生成処理の通信シーケンスを説明する図である。
【図18】グループ参加受付処理の通信シーケンスを説明する図である。
【符号の説明】
100 アドホックネットワーク, 101 端末, 102 端末, 103 端末, 104 端末, 105 端末, 201 CPU, 202 ROM,203 RAM, 204 EEPROM, 205 HDD, 206 表示部, 207 入力部, 208 通信部, 301 グループ制御プログラム, 302自己端末情報, 303 ユーザ情報, 304 ユーザ間情報, 305 アプリケーション情報, 306 アプリケーション, 307 端末情報テーブル, 401 端末識別子, 501 ユーザ識別子, 701 アプリケーション識別子, 901 グループ識別子

Claims (13)

  1. アドホックネットワークを生成する端末装置において、
    少なくとも端末識別情報を含む自己端末情報と、少なくともユーザ識別情報を含むユーザ情報を定期的に送信する情報送信手段と、
    他の端末装置から送信された前記自己端末情報と前記ユーザ情報を受信する端末情報受信手段と、
    前記端末情報受信手段によって受信された前記自己端末情報と前記ユーザ情報を記憶する端末情報記憶手段と、
    少なくともアプリケーション識別情報を含む前記端末装置に記憶されたアプリケーションに関する情報を記憶するアプリケーション情報記憶手段と、
    前記端末情報記憶手段により記憶された前記自己端末情報と前記ユーザ情報と、前記アプリケーション情報記憶手段により記憶されたアプリケーションに関する情報とから、他の端末装置と共同で実行可能な前記アプリケーションに基づくグループ情報を生成するグループ情報生成手段と
    を備えることを特徴とする端末装置。
  2. 前記ユーザ情報は、ユーザの属性情報を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記アプリケーションに関する情報は、前記アプリケーションを実行するのに必要な条件の情報を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  4. 前記グループ情報生成手段によって生成された前記グループ情報を送信するグループ情報送信手段と、
    他の端末装置からの前記グループ情報に基づく参加要求を受信する参加要求受信手段と、
    他の端末装置からの前記参加要求の可否を判断する参加要求可否判断手段と、
    前記参加要求可否判断手段の判断の結果を送信する結果送信手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  5. 他の端末装置のユーザとの間の親密度情報を記憶する親密度情報記憶手段をさらに備え、
    前記参加要求可否判断手段は、前記親密度情報を用いて他の端末装置からの前記参加要求の可否を判断する
    ことを特徴とする請求項4に記載の端末装置。
  6. 他の端末装置により送信された前記グループ情報を受信するグループ情報受信手段と、
    前記グループ情報受信手段によって受信された前記グループ情報を記憶するグループ情報記憶手段と、
    前記グループ情報記憶手段により記憶された前記グループ情報に基づく参加要求を他の端末装置に送信する参加要求送信手段と、
    他の端末装置による前記参加要求の可否の判断の結果を受信する結果受信手段とをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  7. 前記グループ情報記憶手段は、前記グループ情報受信手段が前記グループ情報を一定時間受信できなかった場合、一定時間受信できなかった前記グループ情報を記憶から削除する
    ことを特徴とする請求項6に記載の端末装置。
  8. 前記端末情報記憶手段は、前記端末情報受信手段が前記自己端末情報と前記ユーザ情報を一定時間受信できなかった場合、一定時間受信できなかった前記自己端末情報と前記ユーザ情報を記憶から削除する
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  9. 他の端末装置のユーザとの間の親密度情報を記憶する親密度情報記憶手段をさらに備え、
    前記グループ情報生成手段は、前記親密度情報を用いて前記グループ情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  10. 前記グループ情報生成手段によって生成された前記グループ情報と前記グループ情報を共同で実行可能な他の端末装置との一覧を表示する一覧表表示手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  11. 端末装置の通信方法において、
    少なくとも端末識別情報を含む自己端末情報と、少なくともユーザ識別情報を含むユーザ情報を定期的に送信する情報送信ステップと、
    他の端末装置から送信された前記自己端末情報と前記ユーザ情報を受信する端末情報受信ステップと、
    前記端末情報受信ステップの処理によって受信された前記自己端末情報と前記ユーザ情報を記憶する端末情報記憶ステップと、
    少なくともアプリケーション識別情報を含む前記端末装置に記憶されたアプリケーションに関する情報を記憶するアプリケーション情報記憶ステップと、
    前記端末情報記憶ステップの処理により記憶された前記自己端末情報と前記ユーザ情報と、前記アプリケーション情報記憶ステップの処理により記憶されたアプリケーションに関する情報とから、他の端末装置と共同で実行可能な前記アプリケーションに基づくグループ情報を生成するグループ情報生成ステップと
    を含むことを特徴とする通信方法。
  12. 端末装置のプログラムにおいて、
    少なくとも端末識別情報を含む自己端末情報と、少なくともユーザ識別情報を含むユーザ情報を定期的に送信する情報送信ステップと、
    他の端末装置から送信された前記自己端末情報と前記ユーザ情報を受信する端末情報受信ステップと、
    前記端末情報受信ステップの処理によって受信された前記自己端末情報と前記ユーザ情報を記憶する端末情報記憶ステップと、
    少なくともアプリケーション識別情報を含む前記端末装置に記憶されたアプリケーションに関する情報を記憶するアプリケーション情報記憶ステップと、
    前記端末情報記憶ステップの処理により記憶された前記自己端末情報と前記ユーザ情報と、前記アプリケーション情報記憶ステップの処理により記憶されたアプリケーションに関する情報とから、他の端末装置と共同で実行可能な前記アプリケーションに基づくグループ情報を生成するグループ情報生成ステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  13. 端末装置を制御するコンピュータに、
    少なくとも端末識別情報を含む自己端末情報と、少なくともユーザ識別情報を含むユーザ情報を定期的に送信する情報送信ステップと、
    他の端末装置から送信された前記自己端末情報と前記ユーザ情報を受信する端末情報受信ステップと、
    前記端末情報受信ステップの処理によって受信された前記自己端末情報と前記ユーザ情報を記憶する端末情報記憶ステップと、
    少なくともアプリケーション識別情報を含む前記端末装置に記憶されたアプリケーションに関する情報を記憶するアプリケーション情報記憶ステップと、
    前記端末情報記憶ステップの処理により記憶された前記自己端末情報と前記ユーザ情報と、前記アプリケーション情報記憶ステップの処理により記憶されたアプリケーションに関する情報とから、他の端末装置と共同で実行可能な前記アプリケーションに基づくグループ情報を生成するグループ情報生成ステップと
    を含む処理を実行させることを特徴とするプログラム。
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