JP2004214988A - 携帯型電子機器 - Google Patents

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Yutaka Asai
豊 浅井
Seiya Tanaka
靖也 田中
Koichi Yamamoto
孝一 山本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】フリップ部と本体部の相互の回転状態やレンズ蓋の開閉状態に応じて、使用するカメラの切り換えや画像表示部による表示方法の切り換えなどが可能な使い勝手の良い携帯型電子機器を提供すること。
【解決手段】操作部103を備える本体部104と画像表示部101を備えるフリップ部102とを2軸ヒンジ部107を介して互いに回転可能に連結すると共に、2軸ヒンジ部107に第1カメラ108をフリップ部102に第2カメラ109をそれぞれ設けた携帯型電子機器において、第1カメラ108のレンズ部にレンズ蓋110を設け、レンズ蓋110の開閉状態に応じて、第1カメラ108と第2カメラ109のいずれか一方を動作させるように構成した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像表示部を備えるフリップ部と操作部を備える本体部とを2軸ヒンジ機構により互いに回転可能に連結すると共に、フリップ部と2軸ヒンジ機構にそれぞれカメラを設けた携帯型電子機器に係り、特に、フリップ部と本体部の相互の回転状態やレンズ蓋の開閉状態に応じて、使用するカメラの切り換えや画像表示部による表示方法の切り換えなどを行うようにした携帯型電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話機に代表される携帯型電子機器の多機能化は著しく、電話機能、デジタルカメラ機能、デジタルビデオカメラ機能などの多くの機能を備えた携帯型電子機器が数多く提案されている。そのうちの一つに特開2001−169166号公報記載のものがある。
【0003】
上記公報記載の携帯型電子機器の構成を図18および図19に示す。この携帯型電子機器は、液晶表示パネルからなる画像表示部201を備えるフリップ部202と、各種操作ボタンを配設した操作部203を備える本体部204とを、開閉軸205と回転軸206とからなる2軸ヒンジ部207により互いに回転可能に連結してなる。開閉軸205は、本体部204に対しフリップ部202を開閉可能に支持している。回転軸206は、開閉軸205に対して直角に設けられており、フリップ部202と本体部204とを開閉軸205と直交する軸回りに互いに回転自在に連結している。開閉軸205には使用者が見ている風景などを撮影するための第1カメラ208が、フリップ部202には使用者の表情を撮影するための第2カメラ209がそれぞれ設けられている。
【0004】
この携帯型電子機器は、図18に示したように、フリップ部202を略90度開き、回転軸206回りに略90度回転させて画像表示部201を手前に向けた状態にすることにより、ビデオカメラとして使用できる。すなわち、使用者が見ている風景を第1カメラ208で撮影することができる。撮影中の風景は画像表示部201に表示されると共に機器内部の記録メディアに記録される。
【0005】
また、図19に示したように、フリップ部202を単に開いた状態では、通常の携帯電話またはテレビ電話として使用できる。テレビ電話として使用する場合、使用者の表情を第2カメラ209で撮影してその画像を通話相手に送信しつつ、通話相手からの受信画像を液晶表示部201に表示することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、上記公報記載の携帯型電子機器は、フリップ部202と本体部204との互いの回転姿勢を変えることによって、ビデオカメラとして使用したり、テレビ電話として使用したりすることができる。しかしながら、第1カメラ208と第2カメラ209の2つのカメラのうち、どちらのカメラを使用するかについては、機器の使用形態に応じて使用者が自ら判断しなければならないため、紛らわしいという問題点があった。
【0007】
また、画像表示部201に画面が逆さまに表示されないように、本体部204に対するフリップ部202の回転姿勢に連動して画面の上下が切り換えるようになっているが、2つのカメラ208、209の使用状態に応じて表示方法が切り換えるようにはなっていないため、画像表示部201の表示能力を有効に活用できない場合があった。さらに、開閉軸205に設けられた第1カメラ208のレンズが常に露出しているため、第1カメラ208を使用していないときでも、第1カメラ208のレンズが第三者に向けられることがある。このため、第三者に不快感を与えてしまう可能性がある。
【0008】
本発明は、上記問題点または事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、フリップ部と本体部の相互の回転状態やレンズ蓋の開閉状態に応じて、使用するカメラの切り換えや画像表示部による表示方法の切り換えなどが可能な使い勝手の良い携帯型電子機器を提供することを目的としている。また、使用していないカメラのレンズが第三者に向けられるのを防止して、第三者に不快感を与えないようにできる携帯型電子機器を提供することも目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の携帯型電子機器は、操作部を備える本体部と画像表示部を備えるフリップ部とを2軸ヒンジ部を介して互いに回転可能に連結すると共に、2軸ヒンジ部に第1カメラをフリップ部に第2カメラをそれぞれ設けた携帯型電子機器において、第1カメラのレンズ部を開閉自在に覆うレンズ蓋と、レンズ蓋の開閉状態を検出するレンズ蓋開閉検出手段と、を備え、レンズ蓋開閉検出手段による検出結果に応じて、第1カメラと第2カメラのいずれか一方を動作させるように構成した。
【0010】
上記のように構成した携帯型電子機器によれば、レンズ蓋の開閉状態に応じて、第1カメラと第2カメラのいずれか一方が動作するので、第1カメラと第2カメラの2つのカメラのうち、どちらのカメラを使用するのかを機器の使用形態に応じて使用者が判断する手間を省くことができる。第1カメラを使用しない時にはそのレンズ部をレンズ蓋で隠すことができるので、第1カメラを使用していないときにそのレンズ部が第三者に向けられるのを防止できる。
【0011】
また、本発明の別の携帯型電子機器は、操作部を備える本体部と画像表示部を備えるフリップ部とを2軸ヒンジ部を介して互いに回転可能に連結すると共に、2軸ヒンジ部に第1カメラをフリップ部に第2カメラをそれぞれ設けた携帯型電子機器において、第1カメラのレンズ部を開閉自在に覆うレンズ蓋と、レンズ蓋の開閉状態を検出するレンズ蓋開閉検出手段と、を備え、レンズ蓋開閉検出手段による検出結果に応じて、第1カメラと第2カメラのいずれか一方を動作させると共に、画像表示部による表示方法を切り換えるように構成した。
【0012】
上記のように構成した携帯型電子機器によれば、レンズ蓋の開閉状態に応じて、第1カメラと第2カメラのいずれか一方が動作すると共に、画像表示部による表示方法が切り換わるので、第1カメラと第2カメラの2つのカメラのうち、どちらのカメラを使用するのかを機器の使用形態に応じて使用者が判断したり、画像表示部による表示方法を切り換えたりする手間を省くことができる。第1カメラを使用しない時にはそのレンズ部をレンズ蓋で隠すことができるので、第1カメラを使用していないときにそのレンズ部が第三者に向けられるのを防止できる。
【0013】
また、本発明の別の携帯型電子機器は、操作部を備える本体部と画像表示部を備えるフリップ部とを2軸ヒンジ部を介して互いに回転可能に連結すると共に、2軸ヒンジ部に第1カメラをフリップ部に第2カメラをそれぞれ設けた携帯型電子機器において、本体部とフリップ部との互いの回転姿勢を検出する姿勢検出手段を備え、姿勢検出手段による検出結果に応じて、第1カメラと第2カメラのいずれか一方を動作させると共に、画像表示部による表示方法を切り換えるように構成した。
【0014】
上記のように構成した携帯型電子機器によれば、本体部とフリップ部との互いの回転姿勢に応じて、第1カメラと第2カメラのいずれか一方が動作すると共に、画像表示部による表示方法が切り換えるので、第1カメラと第2カメラの2つのカメラのうち、どちらのカメラを使用するのかを機器の使用形態に応じて使用者が判断したり、画像表示部による表示方法を切り換えたりする手間を省くことができる。
【0015】
また、本発明の別の携帯型電子機器は、操作部を備える本体部と画像表示部を備えるフリップ部とを2軸ヒンジ部を介して互いに回転可能に連結すると共に、2軸ヒンジ部に第1カメラをフリップ部に第2カメラをそれぞれ設けた携帯型電子機器において、第1カメラのレンズ部を開閉自在に覆うレンズ蓋と、レンズ蓋の開閉状態を検出するレンズ蓋開閉検出手段と、本体部とフリップ部との互いの回転姿勢を検出する姿勢検出手段と、を備え、レンズ蓋開閉検出手段による検出結果に応じて、第1カメラと第2カメラのいずれか一方を動作させると共に、姿勢検出手段による検出結果に応じて、画像表示部による表示方法を切り換えるように構成した。
【0016】
上記のように構成した携帯型電子機器によれば、レンズ蓋の開閉状態に応じて、第1カメラと第2カメラのいずれか一方が動作すると共に、本体部とフリップ部との互いの回転姿勢に応じて、画像表示部による表示方法が切り換わるので、第1カメラと第2カメラの2つのカメラのうち、どちらのカメラを使用するのかを機器の使用形態に応じて使用者が判断したり、画像表示部による表示方法を切り換えたりする手間を省くことができる。第1カメラを使用しない時にはそのレンズ部をレンズ蓋で隠すことができるので、第1カメラを使用していないときにそのレンズ部が第三者に向けられるのを防止できる。
【0017】
また、本発明の携帯型電子機器において、使用形態を手動で選択するための手動選択手段を更に備え、手動選択手段により選択がなされた場合、その選択結果に応じて、第1カメラと第2カメラのいずれか一方を動作させたり、画像表示部による表示方法を切り換えたりするように構成してもよい。
【0018】
上記のように構成した携帯型電子機器によれば、使用者が機器の使用形態を手動で選択することにより、レンズ蓋開閉検出手段や姿勢検出手段による検出結果に拘わらず、使用者の意志で第1カメラと第2カメラのいずれか一方を動作させたり、画像表示部による表示方法を切り換えたりすることができる。
【0019】
また、本発明の携帯型電子機器において、使用するカメラおよび画像表示部による表示方法を手動で切り換えるための操作手段を更に備え、操作手段が操作される度に、使用するカメラおよび画像表示部による表示方法を順次切り換えるように構成してもよい。
【0020】
上記のように構成した携帯型電子機器によれば、レンズ蓋の開閉状態に応じて、第1カメラと第2カメラのいずれか一方が動作すると共に、本体部とフリップ部との互いの回転姿勢に応じて、画像表示部による表示方法が切り換わるので、第1カメラと第2カメラの2つのカメラのうち、どちらのカメラを使用するのかを機器の使用形態に応じて使用者が判断したり、画像表示部による表示方法を切り換えたりする手間を省くことができ、しかも、使用者が操作手段を操作することにより、使用するカメラおよび画像表示部による表示方法を使用者の意志で順次切り換えることができる。
【0021】
また、本発明の携帯型電子機器において、使用するカメラおよび前記画像表示部による表示方法を手動で切り換えるための操作手段と、機器の電源が遮断される直前まで動作していたカメラおよび画像表示部における表示方法を初期設定情報として記憶しておくための記憶手段と、を備え、機器の電源が投入されると、記憶手段に記憶されている初期設定情報に従って、第1カメラと第2カメラのいずれか一方を動作させると共に、画像表示部による表示方法を選択し、操作手段が操作される度に、使用するカメラおよび画像表示部による表示方法を順次切り換えるように構成してもよい。
【0022】
上記のように構成した携帯型電子機器によれば、機器の電源を投入すると、前回機器を使用したときに最後に動作していたカメラおよび画像表示部による表示方法の情報が記憶手段から読み出され、その情報に従って、使用するカメラおよび画像表示部による表示方法が自動選択される。その後、使用者が操作手段を操作することにより、使用するカメラおよび画像表示部による表示方法を使用者の意志で順次切り換えることができる。そして、最後に選択したカメラおよび画像表示部による表示方法の情報が記憶手段に次回の初期設定情報として保存される。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る携帯型電子機器の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0024】
[第1の実施の形態]
図1〜図4に、本発明に係る携帯型電子機器の第1の実施形態を示す。第1の実施形態の携帯型電子機器は、液晶表示パネルからなる画像表示部101を備えるフリップ部102と、各種操作ボタンが配設された操作部103を備える本体部104とを、開閉軸105と回転軸106とからなる2軸ヒンジ部107により互いに回転可能に連結してなる。開閉軸105は、本体部104に対しフリップ部102を開閉可能に支持している。回転軸106は、開閉軸105に対して直角に設けられており、フリップ部102と本体部104とを開閉軸105と直交する軸回りに互いに回転自在に連結している。開閉軸105には使用者が見ている風景などを撮影するための第1カメラ108が内蔵されている。フリップ部102には使用者の表情を撮影するための第2カメラ109が設けられている。
【0025】
第1カメラ108のレンズ部には、レンズ蓋110が設けられている。レンズ蓋110は、第1カメラ108のレンズ部を開閉できるように、本体部104の側面に沿ってスライド可能に設けられている。
【0026】
図3および図4に示すように、レンズ蓋110の一端部には、マグネット111が取り付けられている。一方、本体部104には、マグネット111が嵌合する嵌合穴112が形成されている。嵌合穴112は、図4に示すように、レンズ蓋110を本体部104の先端側(図中の矢印A側)にスライドさせ、第1カメラ108のレンズ部を完全に開放したときに、マグネット111が嵌合する位置に設けられている。嵌合穴112の奥には、MRセンサ(磁気抵抗効果素子)113が設けられている。MRセンサ113の出力端子は、この携帯型電子機器内の図示しないマイコンからなる制御部の信号入力端子に接続されている。なお、マグネット111およびMRセンサ113は、特許請求の範囲のレンズ蓋開閉検出手段に該当する。
【0027】
制御部は、MRセンサ113の出力信号レベルに基づいてレンズ蓋110の開閉状態を検出する。すなわち、マグネット111が嵌合穴112に嵌合しているときは、マグネット111とMRセンサ113とが互いに最も接近し、MRセンサ113によって検出される磁界が最大になるので、制御部は、MRセンサ113の出力信号レベルが最大磁界検出レベルであるか否かによって、レンズ蓋110が開状態であるか否かを判断する。そして、レンズ蓋110が開状態の時は、2つのカメラのうち第1カメラ108だけを動作させ、レンズ蓋110が閉状態の時は、第2カメラ109だけを動作させるように制御する。
【0028】
上記のように構成された携帯型電子機器は、図1に示すように、レンズ蓋110を閉状態にしたままフリップ部102を開くことにより、通常の携帯電話またはテレビ電話として使用できる。テレビ電話として使用する場合、使用者の表情を第2カメラ109で撮影してその画像を通話相手に送信しつつ、通話相手からの受信画像を画像表示部101に表示することができる。この使用形態では第1カメラ101は動作しない。
【0029】
また、図2のように、レンズ蓋110を開状態にすると共にフリップ部102を略90度開き、回転軸106回りに略90度回転させて画像表示部101を手前に向けた状態にすることにより、ビデオカメラとして使用できる。すなわち、この使用形態では、使用者が見ている風景などを第1カメラ108で撮影することができる。撮影中の画像は画像表示部101に表示されると共に機器内部の記録メディアに記録される。
【0030】
以上説明したように、第1の実施形態の携帯型電子機器によれば、レンズ蓋110の開閉状態に応じて、第1カメラ108と第2カメラ109のいずれか一方が動作するので、第1カメラ108と第2カメラ109の2つのカメラのうち、どちらのカメラを使用するのかを機器の使用形態に応じて使用者が判断する手間を省くことができる。また、第1カメラ108を使用しない時にはそのレンズ部をレンズ蓋110で隠すことができるので、第1カメラ108を使用していないときにそのレンズ部が第三者に向けられるのを防止して、第三者に不快感を与えないようにできる。
【0031】
さらに、レンズ蓋110によって第1カメラ108のレンズ部の汚れを防止でき、落下などによる衝撃から第1カメラ108を保護することもできる。
【0032】
[第2の実施の形態]
図5および図6に、本発明に係る携帯型電子機器の第2の実施形態を示す。第2の実施形態の携帯型電子機器は、図1〜図4に示したものと構成は同じであるが、携帯型電子機器内の制御部による画像表示部101の表示制御動作が異なる。
【0033】
本実施形態の携帯型電子機器は、レンズ蓋110が閉状態の時は、2つのカメラのうち第2カメラ109だけを動作させると共に、図5(a)に示すように、第2カメラ109で撮影中の画像114を画像表示部101に縦画面表示する。また、レンズ蓋110が開状態の時は、2つのカメラのうち第1カメラ108だけを動作させると共に、図6(b)に示すように、第1カメラ108で撮影中の画像115を画像表示部101に横画面表示する。ここで、縦画面表示とは、画像表示部101が縦長の姿勢に保持されているときに、画像を正立させて表示する表示方法をいう。横画面表示とは、画像表示部101が横長の姿勢に保持されているときに、画像を正立させて表示する表示方法をいう。
【0034】
上記のように構成された本実施形態の携帯型電子機器は、図5に示すように、レンズ蓋110を閉状態にしたままフリップ部102を開くことにより、通常の携帯電話またはテレビ電話として使用できる。この使用形態では、第1カメラ101は動作せず、第2カメラ109で撮影中の画像114が画像表示部101には縦画面表示される。
【0035】
また、図6に示すように、レンズ蓋110を開状態にすると共にフリップ部102を略90度開き、回転軸106回りに略90度回転させて画像表示部101を手前に向けた状態にすることにより、ビデオカメラとして使用できる。この使用形態では第2カメラ109は動作せず、第1カメラ108で撮影中の画像115が画像表示部101に横画面表示される。
【0036】
以上説明したように、第2の実施形態の携帯型電子機器によれば、レンズ蓋110の開閉状態に応じて、第1カメラ108と第2カメラ109のいずれか一方が動作すると共に画像表示部101による表示方法が切り換わるので、第1カメラ108と第2カメラ109の2つのカメラのうち、どちらのカメラを使用するのかを機器の使用形態に応じて使用者が判断したり、画像表示部101による表示方法を切り換えたりする手間を省くことができる。
【0037】
ここで、図5の使用形態における画像表示部101の表示可能サイズが横176×縦215[ピクセル]であるとする。この場合、図5(a)に示すように、横長の画像114を縦画面表示したのでは画像114の横サイズが176[ピクセル]に制限されるため、画像表示部101の表示可能領域全体を有効に活用することができない。これに対し、図6(a)に示すように、横画面表示することにより横215×縦176[ピクセル]の画像115に拡大して表示することが可能である。
【0038】
[第3の実施の形態]
図7〜図10に、本発明に係る携帯型電子機器の第3の実施形態を示す。第3の実施形態の携帯型電子機器は、フリップ部102と本体部104との互いの回転姿勢に応じて、第1カメラ108と第2カメラ109のいずれか一方を動作させると共に、画像表示部101による表示方法を切り換えるように構成されている。したがって、第1および第2の実施形態におけるレンズ蓋110、レンズ蓋110の開閉状態検出用のマグネット111およびMRセンサ113は有していない。
【0039】
本実施形態では、図9に示すように、フリップ部102の先端部にフリップ部102の回転姿勢を検出するための第1マグネット116が設けられ、本体部104の先端部には第1MRセンサ117が設けられている。第1マグネット116と第1MRセンサ117は、図9(a)に示すように、フリップ部102を閉じたときに互いに対向する位置に配置されている。なお、第1MRセンサ117の出力端子は、当該携帯型電子機器内の図示しない制御部の信号入力端子に接続されている。第1マグネット116および第1MRセンサ117は、特許請求の範囲の姿勢検出手段に該当する。
【0040】
また、図10に示すように、フリップ部102の基端部にフリップ部102の回転姿勢を検出するための第2マグネット118が設けられ、開閉軸105の一方の端部には第2MRセンサ119が設けられている。第2マグネット118とMRセンサ119は、図10(a)に示すように、フリップ部102を回転軸106回りに回転させていない状態、すなわちフリップ部102を単に開いた状態または閉じた状態のときに互いに対向する位置に配置されている。なお、第2MRセンサ119の出力端子は、当該携帯型電子機器内の図示しない制御部の信号入力端子に接続されている。第2マグネット118および第2MRセンサ119は、特許請求の範囲の姿勢検出手段に該当する。
【0041】
制御部は、第1MRセンサ117の出力信号レベルに基づいてフリップ部102の開閉状態、すなわち開閉軸105回りの回転状態を検出する。図9(a)に示すように、フリップ部102が閉じられているとき、第1マグネット116と第1MRセンサ117とが互いに最も接近し、第1MRセンサ117によって検出される磁界が最大になるため、制御部は、第1MRセンサ117の出力信号レベルが最大磁界検出レベルのときはフリップ部102が閉状態であると判断し、それ以外のときは開状態と判断する。
【0042】
また、制御部は、第2MRセンサ119の出力信号レベルに基づいてフリップ部102の回転軸106回りの回転状態を検出する。図10(a)に示すように、フリップ部102が単に開かれた状態のとき、第2マグネット118と第2MRセンサ119とが互いに最も接近し、第2MRセンサ119によって検出される磁界が最大になるため、制御部は、第2MRセンサ119の出力信号レベルが最大磁界検出レベルのときはフリップ部102が回転軸106回りに回転していないと判断し、それ以外のときは回転していると判断する。
【0043】
さらに、制御部は、図7および図10(a)に示すように、フリップ部102が開状態かつ回転軸106回りに回転していない状態の回転姿勢の時は、2つのカメラのうち第2カメラ109だけを動作させると共に、第2カメラ109で撮影中の画像114を画像表示部101に縦画面表示する。一方、フリップ部102が開状態かつ回転軸106回りに回転している状態の回転姿勢の時は、2つのカメラのうち第1カメラ108だけを動作させると共に、図8(b)に示すように、第1カメラ108で撮影中の画像115を画像表示部101に横画面表示する。
【0044】
以上説明したように、第3の実施形態の携帯型電子機器によれば、本体部104に対するフリップ部102の回転姿勢に応じて、第1カメラ108と第2カメラ109のいずれか一方が動作すると共に、画像表示部101による表示方法が切り換えるので、第1カメラ108と第2カメラ109の2つのカメラのうち、どちらのカメラを使用するのかを機器の使用形態に応じて使用者が判断したり、画像表示部101による表示方法を切り換えたりする手間を省くことができる。
【0045】
[第4の実施の形態]
図11および図12に、本発明に係る携帯型電子機器の第4の実施形態を示す。第4の実施形態の携帯型電子機器は、図7〜図10に示した第3の実施形態の構成に加えて、図3および図4に示した第1の実施形態におけるレンズ蓋110、レンズ蓋110の開閉状態を検出するためのマグネット111およびMRセンサ113を有している。
【0046】
携帯型電子機器内の制御部は、MRセンサ113の出力信号レベルに基づいてレンズ蓋110の開閉状態を検出し、レンズ蓋110が開状態の時は2つのカメラのうち第1カメラ108だけを動作させ、レンズ蓋110が閉状態の時は第2カメラ109だけを動作させるように制御する。また、第1および第2のMRセンサ117,119の出力信号レベルに基づいて本体部104に対するフリップ部102の回転姿勢を検出し、図11(a)に示すように、フリップ部102が開状態かつ回転軸106回りに回転していない状態の回転姿勢の時は第2カメラ109で撮影中の画像114を画像表示部101に縦画面表示し、フリップ部102が開状態かつ回転軸106回りに回転している状態の回転姿勢の時は第1カメラ108で撮影中の画像115を画像表示部101に縦画面表示する。
【0047】
以上説明したように、第4の実施形態の携帯型電子機器によれば、レンズ蓋110の開閉状態に応じて第1カメラ108と第2カメラ109のいずれか一方が動作すると共に、本体部104に対するフリップ部102の回転姿勢に応じて画像表示部101による表示方法が切り換わるため、第1カメラ108と第2カメラ109の2つのカメラのうちどちらのカメラを使用するのかを機器の使用形態に応じて使用者が判断したり、画像表示部101による表示方法を切り換えたりする手間を省くことができる。
【0048】
[第5の実施の形態]
図13に、本発明に係る携帯型電子機器の第5の実施形態を示す。第5の実施形態の携帯型電子機器は、図1〜図4に示した第1の実施形態の構成に加え、使用するカメラを手動で選択できる機能を備えている。
【0049】
図13(a)に示すように、画像表示部101にはカメラ選択画面120が表示される。カメラ選択画面120は、操作部103に設けられた所定の操作ボタンを操作すると表示される。カメラ選択画面120には、図13(b)に示すように、「TV電話カメラ」、「ビデオムービーカメラ」という2つの選択項目が表示され、操作部103に設けられた所定の操作ボタンを操作することにより、どちらかを選択できるようになっている。
【0050】
図13(b)に示した例は、「TV電話カメラ」が網掛け表示され選択候補になっていることを示している。「ビデオムービーカメラ」は第1カメラ108に、「TV電話カメラ」は第2カメラ109にそれぞれ対応している。そして、レンズ蓋110の開閉状態に関係なく、カメラ選択画面120上で「ビデオムービーカメラ」が選択された場合は第1カメラ108が動作し、「TV電話カメラ」が選択された場合は第2カメラ109が動作するようになっている。
【0051】
以上説明したように、第5の実施形態の携帯型電子機器によれば、使用するカメラをカメラ選択画面120上で選択することにより、レンズ蓋110の開閉状態に関係なく使用者の意志で第1カメラ108と第2カメラ109のいずれか一方を選択して動作させることができる。
【0052】
[第6の実施の形態]
図14に、本発明に係る携帯型電子機器の第6の実施形態を示す。第6の実施形態の携帯型電子機器は、図7〜図10に示した第3の実施形態の構成に加え、画像表示部101による表示方法を手動で選択できる機能を備えている。
【0053】
図14(a)に示すように、画像表示部101には表示方法選択画面121が表示される。表示方法選択画面121は、操作部103に設けられた所定の操作ボタンを操作すると表示される。表示方法選択画面121には、図14(b)に示すように、「縦画面」、「横画面」という2つの選択項目が表示され、操作部103に設けられた所定の操作ボタンを操作することにより、どちらかを選択できるようになっている。
【0054】
図14(b)に示した例は、「縦画面」が網掛け表示され選択候補になっていることを示している。「縦画面」は縦画面表示に、「横画面」は横画面表示にそれぞれ対応している。そして、本体部104に対するフリップ部102の回転姿勢に関係なく、表示方法選択画面121上で「縦画面」が選択された場合は、第1または第2カメラ108,109で撮影中の画像122が画像表示部101に縦画面表示され、「横画面」が選択された場合は横画面表示されるようになっている。
【0055】
以上説明したように、第6の実施形態の携帯型電子機器によれば、表示方法選択画面121上で表示方法を選択することにより、本体部104に対するフリップ部102の回転姿勢に関係なく、使用者の意志で縦画面表示と横画面表示のいずれか一方の表示方法を選択することができる。
【0056】
[第7の実施の形態]
図15に、本発明に係る携帯型電子機器の第7の実施形態を示す。第7の実施形態の携帯型電子機器は、図13に示した第5の実施形態の機能と、図14に示した第6の実施形態の機能を兼ね備えている。
【0057】
すなわち、図15(a)に示すように、画像表示部101には、使用するカメラおよび画像表示部101による表示方法を選択するための機能選択画面123が表示される。機能選択画面123は、操作部103に設けられた所定の操作ボタンを操作すると表示される。機能選択画面123には、図15(b)に示すように、「縦画面」、「横画面」という2つの選択項目からなる表示方法選択画面123aと、「TV電話カメラ」、「ビデオムービーカメラ」という2つの選択項目からなるカメラ選択画面123bとが表示され、操作部103に設けられた所定の操作ボタンを操作することにより、選択画面123a,123b毎にどちらかの項目を選択できるようになっている。
【0058】
図15(b)に示した例は、「縦画面」と「TV電話カメラ」が網掛け表示され選択候補になっていることを示している。このまま確定操作がなされると、たとえ図15(a)の状態であっても第2カメラ109が動作し、第2カメラ109で撮影中の画像122が画像表示部101に縦画面表示される。
【0059】
以上説明したように、第7の実施形態の携帯型電子機器によれば、使用するカメラおよび表示方法を機能選択画面123上で選択することにより、レンズ蓋110の開閉状態や本体部104に対するフリップ部102の回転姿勢に関係なく、使用者の意志で第1カメラ108と第2カメラ109のいずれか一方を選択して動作させると共に、縦画面表示と横画面表示のいずれか一方の表示方法を選択することができる。
【0060】
[第8の実施の形態]
図16に、本発明に係る携帯型電子機器の第8の実施形態を示す。第8の実施形態の携帯型電子機器は、図1〜図4に示した第1の実施形態の構成に加え、操作部103に設けられた所定の操作ボタンが押圧される毎に、使用するカメラを第1カメラ108と第2カメラ109の一方から他方に交互に切り換え、画像表示部101による表示方法を縦画面表示と横画面表示の一方から他方に交互に切り換える機能を備えている。図16(b)に動作例を示す。
【0061】
図16(a)に示した使用形態では初期状態で第2カメラ109が動作し、画像表示部101には、図16(b)の(1)のように、第2カメラ109で撮影中の画像124が縦画面表示される。レンズ蓋110を開状態にすると、動作するカメラが第1カメラ108に切り換わり、図16(b)の(2)のように、第1カメラ108で撮影中の画像125が縦画面表示される。
【0062】
ここで所定の操作ボタンが押されると表示方法が切り換わり、図16(b)の(3)のように、第1カメラ108で撮影中の画像125が横画面表示される。さらに所定の操作ボタンが押されると、動作するカメラが第2カメラ109に切り換わり、図16(b)の(4)のように、第2カメラ109で撮影中の画像124が横画面表示される。さらに所定の操作ボタンが押されると、表示方法が切り換わり、図16(b)の(1)のように初期状態に戻り、第2カメラ109で撮影中の画像124が縦画面表示される。
【0063】
以上説明したように、第8の実施形態の携帯型電子機器によれば、操作部103に設けられた所定の操作ボタンを押すことにより、使用するカメラおよび画像表示部101による表示方法を使用者の意志で順次切り換えることができる。
【0064】
[第9の実施の形態]
図17に、本発明に係る携帯型電子機器の第9の実施形態を示す。第9の実施形態の携帯型電子機器は、図16に示した第8の実施形態の構成に加え、前回の機器使用時に最後に選択されたカメラおよび画像表示部101における表示方法を次回の機器使用時の初期状態とする機能を有している。
【0065】
上記機能を実現するために、本実施形態の携帯型電子機器は、電源が遮断される直前まで動作していたカメラおよび画像表示部101における表示方法を初期設定情報として記憶しておくための図示しない不揮発性メモリ(特許請求の範囲の記憶手段に該当する。)を内蔵している。そして、携帯型電子機器内の制御部は、電源が投入されると不揮発性メモリから初期設定情報を読み出し、その情報に従って、使用するカメラおよび画像表示部101による表示方法を選択する。
【0066】
以上説明したように、第9の実施形態の携帯型電子機器によれば、第8の実施形態と同様に、操作部103に設けられた所定の操作ボタンを押すことにより、使用するカメラおよび画像表示部101による表示方法を使用者の意志で順次切り換えることができ、しかも使用者が最後に選択したカメラおよび画像表示部101による表示方法を次回機器を使用する際に初期状態として再現できる。
【0067】
なお、本発明に係る携帯型電子機器は上記第1〜第9の実施形態に限定されるものではない。例えば、上記説明ではマグネットの磁界を検出するためにMRセンサを使用したが、これに代えてホール素子を使用してもよい。また、液晶表示パネルに代えてEL(エレクトロルミネッセンス)表示パネルを画像表示部として使用することもできる。
【0068】
また、図13〜図15で説明した選択画面の表示形態や表示内容、選択の仕方は一例に過ぎず、これら以外にも様々な態様での実施が可能である。また、図16および図17で説明したカメラの切り換え順序や表示方法の切り換え順序、切り換えの仕方などについても、他に様々な態様での実施が可能である。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る携帯型電子機器よれば、フリップ部と本体部の相互の回転状態やレンズ蓋の開閉状態に応じて、使用するカメラの切り換えや画像表示部による表示方法の切り換えなどが可能な使い勝手の良い携帯型電子機器を実現することができる。また、使用していないカメラのレンズが第三者に向けられるのを防止して、第三者に不快感を与えないようにできる携帯型電子機器を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施形態における携帯型電子機器を携帯電話またはテレビ電話として使用するときの状態を示す正面図、(b)は側面図である。
【図2】(a)は本発明の第1の実施形態における携帯型電子機器をビデオカメラとして使用するときの状態を示す側面図、(b)は正面図である。
【図3】図1および図2に示す携帯型電子機器のカメラ蓋が閉じられている状態を示す拡大図である。
【図4】図1および図2に示す携帯型電子機器のカメラ蓋が開かれている状態を示す拡大図である。
【図5】(a)は本発明の第2の実施形態における携帯型電子機器を携帯電話またはテレビ電話として使用するときの状態を示す正面図、(b)は側面図である。
【図6】(a)は本発明の第2の実施形態における携帯型電子機器をビデオカメラとして使用するときの状態を示す側面図、(b)は正面図である。
【図7】(a)は本発明の第3の実施形態における携帯型電子機器を携帯電話またはテレビ電話として使用するときの状態を示す正面図、(b)は側面図である。
【図8】(a)は本発明の第3の実施形態における携帯型電子機器をビデオカメラとして使用するときの状態を示す側面図、(b)は正面図である。
【図9】(a)は図7および図8に示す携帯型電子機器を閉じた状態を示す側面図、(b)は開いた状態を示す側面図である。
【図10】(a)は本発明の第3の実施形態における携帯型電子機器を携帯電話またはテレビ電話として使用するときの状態を示す正面図、(b)は本発明の第3の実施形態における携帯型電子機器をビデオカメラとして使用するときの状態を示す側面図である。
【図11】(a)は本発明の第4の実施形態における携帯型電子機器を携帯電話またはテレビ電話として使用するときの状態を示す正面図、(b)は側面図である。
【図12】(a)は本発明の第4の実施形態における携帯型電子機器をビデオカメラとして使用するときの状態を示す側面図、(b)は正面図である。
【図13】(a)は本発明の第5の実施形態における携帯型電子機器を携帯電話またはテレビ電話として使用するときの状態を示す正面図、(b)は(a)の携帯型電子機器の画像表示部に表示されるカメラ選択画面の表示例を示す説明図である。
【図14】(a)は本発明の第6の実施形態における携帯型電子機器を携帯電話またはテレビ電話として使用するときの状態を示す正面図、(b)は(a)の携帯型電子機器の画像表示部に表示される表示方法選択画面の表示例を示す説明図である。
【図15】(a)は本発明の第7の実施形態における携帯型電子機器を携帯電話またはテレビ電話として使用するときの状態を示す正面図、(b)は(a)の携帯型電子機器の画像表示部に表示される機能選択画面の表示例を示す説明図である。
【図16】(a)は本発明の第8の実施形態における携帯型電子機器を携帯電話またはテレビ電話として使用するときの状態を示す正面図、(b)は(a)の携帯型電子機器において手動でカメラおよび表示方法を切り換えた際の状態遷移図である。
【図17】(a)は本発明の第9の実施形態における携帯型電子機器を携帯電話またはテレビ電話として使用するときの状態を示す正面図、(b)は(a)の携帯型電子機器において手動でカメラおよび表示方法を切り換えた際の状態遷移図である。
【図18】従来の携帯型電子機器をビデオカメラとして使用するときの状態を示す正面図である。
【図19】従来の携帯型電子機器を携帯電話またはテレビ電話して使用するときの状態を示す正面図である。
【符号の説明】
101 画像表示部
102 フリップ部
103 操作部
104 本体部
105 開閉軸
106 回転軸
107 2軸ヒンジ部
108 第1カメラ
109 第2カメラ
110 レンズ蓋
111 マグネット
112 嵌合穴
113 MRセンサ
116 第1マグネット
117 第1MRセンサ
118 第2マグネット
119 第2MRセンサ

Claims (8)

  1. 操作部を備えた本体部と画像表示部を備えたフリップ部とを2軸ヒンジ部を介して互いに回転可能に連結すると共に、前記2軸ヒンジ部に第1カメラを設け、前記フリップ部に第2カメラを設けた携帯型電子機器であって、
    前記第1カメラのレンズ部を開閉自在に覆うレンズ蓋と、
    前記レンズ蓋の開閉状態を検出するレンズ蓋開閉検出手段と、を備え、
    前記レンズ蓋開閉検出手段による検出結果に応じて、前記第1カメラと前記第2カメラのいずれか一方を動作させることを特徴とする携帯型電子機器。
  2. 前記レンズ蓋開閉検出手段による検出結果に応じて、前記画像表示部による表示方法を切り換えることを特徴とする請求項1記載の携帯型電子機器。
  3. 前記本体部と前記フリップ部との互いの回転姿勢を検出する姿勢検出手段を備え、
    前記姿勢検出手段による検出結果に応じて、前記画像表示部による表示方法を切り換えることを特徴とする請求項1記載の携帯型電子機器。
  4. 操作部を備えた本体部と画像表示部を備えたフリップ部とを2軸ヒンジ部を介して互いに回転可能に連結すると共に、前記2軸ヒンジ部に第1カメラを設け、前記フリップ部に第2カメラを設けた携帯型電子機器であって、
    前記本体部と前記フリップ部との互いの回転姿勢を検出する姿勢検出手段を備え、
    前記姿勢検出手段による検出結果に応じて、前記第1カメラと前記第2カメラのいずれか一方を動作させると共に、前記画像表示部による表示方法を切り換えることを特徴とする携帯型電子機器。
  5. 前記操作部は、使用形態を手動で選択するための手動選択手段であり、
    前記手動選択手段により選択がなされた場合、その選択結果に応じて、前記第1カメラと前記第2カメラのいずれか一方を動作させることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の携帯型電子機器。
  6. 前記操作部は、使用形態を手動で選択するための手動選択手段であり、
    前記手動選択手段により選択がなされた場合、その選択結果に応じて、前記画像表示部による表示方法を切り換えることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の携帯型電子機器。
  7. 前記操作部は、使用するカメラおよび前記画像表示部における表示方法を手動で切り換えるための操作手段であり、
    前記操作手段が操作される度に、使用するカメラおよび前記画像表示部による表示方法を順次切り換えることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の携帯型電子機器。
  8. 当該携帯型電子機器の電源が遮断される直前に動作していたカメラおよび表示方法を初期設定情報として記憶する記憶手段を備え、
    当該携帯型電子機器の電源が投入されると、前記記憶手段に記憶されている初期設定情報に従って前記第1カメラと前記第2カメラのいずれか一方を動作させると共に、前記画像表示部による表示方法を選択することを特徴とする請求項7記載の携帯型電子機器。
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