JP2004214978A - ファクシミリ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、分離操作装置の落下を防ぎ、操作性の向上されたファクシミリ装置を提供することである。
【解決手段】ファクシミリ本体23の上部には、載置部27が閉鎖位置と開放位置とにわたって角変位自在に設けられる。このファクシミリ本体23の載置部27には、分離操作装置22が、落下が阻止された状態で、着脱自在に保持される。ファクシミリ本体23の載置部27には、本体側コネクタが設けられる。分離操作装置22の前記載置部27に対向する領域には、分離操作装置22が載置部27に載置された状態で、前記本体側コネクタに接続する分離側コネクタが設けられる。分離操作装置22はファクシミリ本体23の載置部27に落下が阻止された状態で保持されるので、簡単な構成で、載置部27を有するカバー体25を不用意に角変位させても、分離操作装置22が落下してしまうこと防がれ、使用上の利便性が向上される。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ本体に、液晶表示部およびキー入力部などを備える分離操作装置が着脱自在に搭載されるファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
第1の従来の技術のファクシミリ装置は、ファクシミリ本体である装置本体と、分離操作装置であるリモート表示装置とを有する。装置本体には、表示装置装着口が設けられており、この表示装置装着口には、リモート表示装置が着脱自在に設けられる(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
前記第1の従来の技術に類似する第2の従来の技術のファクシミリ装置では、装置本体が基部とカバー体とを有し、カバー体が基部に角変位自在に設けられる。この従来の技術のファクシミリ装置では、操作者がカバー体を角変位させることによって、装置本体が、閉鎖した状態から開放した状態になり、また開放した状態から閉鎖した状態になる。インクリボンの交換および紙詰まりの処理などは、装置本体が開放した状態で、操作者によって行われる。
【0004】
第3の従来の技術のファクシミリ装置では、装置本体とリモート表示装置とをロックするためのロック機構と、そのロック状態を解除するための解除レバーとが設けられる。
【0005】
第4の従来の技術のファクシミリ装置では、装置本体とリモート表示装置とが、たとえばケーブル線などによって電気的に接続され、装置本体とリモート表示装置との間で通信が行われるように構成される。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−327274号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記第1および第2の従来の技術では、リモート表示装置は、表示装置装着口に載置されるだけ、または表示装置装着口に嵌められるだけである。したがって装置本体を閉鎖した状態から開放した状態にしたときに、リモート表示装置が装置本体から落下してしまうという問題がある。
【0008】
この問題を解決するために、第3の従来の技術では、装置本体とリモート表示装置とをロックするためのロック機構と、そのロック状態を解除するための解除レバーとが設けられる。この従来の技術は、部品点数が多く、かつ装置が大形で、構成が複雑であるという問題がある。
【0009】
また第4の従来の技術では、装置本体とリモート表示装置とが、たとえばケーブル線などによって接続される。この従来の技術では、装置本体に対するリモート表示装置の可動範囲がケーブル線によって制限される。したがってこの従来の技術では、リモート表示装置を操作者が希望する場所へ移動して使用することができず、操作性が悪いという問題がある。
【0010】
本発明の目的は、簡単な構成で、分離操作装置の落下を防ぎ、操作性の向上されたファクシミリ装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ファクシミリ本体と、このファクシミリ本体に着脱自在に載置される分離操作装置とを有し、ファクシミリ本体の上部には、前記分離操作装置が載置される載置部が前記分離操作装置を支持する閉鎖位置と前記分離操作装置が重力によって下方に変位する開放位置とにわたって角変位自在に設けられるファクシミリ装置において、
前記ファクシミリ本体の載置部には、本体側端子が設けられ、
分離操作装置の前記載置部に対向する領域には、分離操作装置が載置部に載置された状態で、前記本体側端子に接続する分離側端子が設けられ、
前記分離操作装置は、ファクシミリ本体の載置部に落下が阻止された状態で、着脱自在に保持されることを特徴とするファクシミリ装置である。
【0012】
本発明に従えば、ファクシミリ本体の載置部には、本体側端子が設けられ、分離操作装置には、分離側端子が設けられる。分離側端子は、分離操作装置が載置部に載置された状態で、前記載置部に対向する領域に設けられる。分離操作装置が載置部に載置された状態では、本体側端子と分離側端子とが接続され、これによってファクシミリ本体と分離操作装置とが接続される。このようにファクシミリ本体と分離操作装置とが接続されるので、前記第4の従来の技術のようにファクシミリ本体に対する分離操作装置の可動範囲がケーブル線によって制限されることがなく、したがって前記第4の従来の技術に比べて、ファクシミリ本体に対して分離操作装置を容易にかつ自由に移動させて使用することができる。このようにして操作性が向上される。
【0013】
また、分離操作装置はファクシミリ本体の載置部に落下が阻止された状態で保持されるので、たとえば操作者がインクリボンを交換するためおよび紙詰まりを処理するために、前記第3の従来の技術のように、ロック機構および解除レバーなど構成を必要とせず、簡単な構成で、載置部を不用意に角変位させても、分離操作装置が落下してしまうこと防がれ、使用上の利便性が向上される。
【0014】
前述のように本体側端子と分離側端子とが接続されることによって、たとえば、ファクシミリ本体から分離操作装置へ電力を供給することができる。これによって分離操作装置は、ファクシミリ本体から電力の供給を受けて、作動することができる。また分離操作装置は、装置内部にたとえば充電式電池が内蔵される場合、その充電式電池を充電することができる。また前述のように本体側端子と分離側端子とが接続されることによって、たとえば、ファクシミリ本体と分離操作装置との間で、信号を送受信して、通信することができる。
【0015】
また本発明は、前記ファクシミリ本体の載置部には、分離操作装置の前記載置部の載置面に沿う前記下方への変位を阻止する第1係止部と、分離操作装置の前記載置部の載置面に対して垂直な方向への変位を阻止する第2係止部とが設けられ、
前記分離操作装置には、この分離操作装置が前記載置部に載置された状態で、ファクシミリ本体の第1係止部によって前記下方への変位を阻止する第1被係止部と、ファクシミリ本体の第2係止部によって前記垂直な方向への変位を阻止する第2被係止部とが設けられることを特徴とする。
【0016】
本発明に従えば、分離操作装置がファクシミリ本体の載置部に載置された状態で、ファクシミリ本体の載置部に設けられる第1係止部と、分離操作装置に設けられる第1被係止部とが協働して、分離操作装置の前記載置部の載置面に沿う下方への変位を阻止する。またファクシミリ本体の載置部に設けられる第2係止部と、分離操作装置に設けられる第2被係止部とが協働して、分離操作装置の前記載置部の載置面に対して垂直な方向への変位を阻止する。
【0017】
前述のように分離操作装置の前記載置部の載置面に沿う前記下方への変位、および分離操作装置の前記載置部の載置面に対して垂直な方向への変位が阻止されるので、ファクシミリ本体の載置部を、閉鎖位置から開放位置へ角変位させても、分離操作装置がファクシミリ本体から落下してしまうということがない。このように分離操作装置がファクシミリ本体から落下することが阻止されるので、落下による衝撃力の作用によって分離操作装置が破損してしまうということが防がれる。
【0018】
また分離操作装置がファクシミリ本体から落下することを阻止するにあたって、前記第3の従来の技術のように、ロック機構および解除レバーなどの構成を必要としないので、構成が簡素化され、部品点数の増加および装置の大形化が防がれる。また前述のように部品点数の増加が防がれるので、製造コストの増加が防がれる。
【0019】
また本発明は、前記ファクシミリ本体の載置部には、分離操作装置の前記載置部の載置面に沿う前記下方への変位を阻止し、前記本体側端子を備える第1係止部と、分離操作装置の前記載置部の載置面に対して垂直な方向への変位を阻止する第2係止部とが設けられ、
前記分離操作装置には、この分離操作装置が前記載置部に載置された状態で、ファクシミリ本体の第1係止部によって前記下方への変位を阻止し、前記分離側端子を備える第1被係止部と、ファクシミリ本体の第2係止部によって前記垂直な方向への変位を阻止する第2被係止部とが設けられることを特徴とする。
【0020】
本発明に従えば、分離操作装置がファクシミリ本体の載置部に載置された状態で、ファクシミリ本体の載置部に設けられる第1係止部と、分離操作装置に設けられる第1被係止部とが協働して、分離操作装置の前記載置部の載置面に沿う下方への変位を阻止する。またファクシミリ本体の載置部に設けられる第2係止部と、分離操作装置に設けられる第2被係止部とが協働して、分離操作装置の前記載置部の載置面に対して垂直な方向への変位を阻止する。
【0021】
前述のように分離操作装置の前記載置部の載置面に沿う前記下方への変位、および分離操作装置の前記載置部の載置面に対して垂直な方向への変位が阻止されるので、ファクシミリ本体の載置部を、閉鎖位置から開放位置へ角変位させても、分離操作装置がファクシミリ本体から落下してしまうということがない。このように分離操作装置がファクシミリ本体から落下することが阻止されるので、落下による衝撃力の作用によって分離操作装置が破損してしまうということが防がれる。
【0022】
また分離操作装置がファクシミリ本体から落下することを阻止するにあたって、前記第3の従来の技術のように、ロック機構および解除レバーなどの構成を必要としないので、構成が簡素化され、部品点数の増加および装置の大形化が防がれる。また前述のように部品点数の増加が防がれるので、製造コストの増加が防がれる。
【0023】
さらに前記第1係止部が本体側端子を備え、かつ前記第1被係止部が分離側端子を備えるので、本体側端子および分離側端子を別の部分に設ける場合に比べて、空間を有効に利用して、装置の小形化を実現することができる。
【0024】
また本発明は、前記第1係止部には、凹状または凸状の第1嵌合部が設けられ、前記第1被係止部には、前記第1嵌合部に着脱自在に嵌合する凸状または凹状の第2嵌合部が設けられることを特徴とする。
【0025】
本発明に従えば、第1係止部には、凹状または凸状の第1嵌合部が設けられ、第1被係止部には、凸状または凹状の第2嵌合部が設けられる。第2嵌合部は、第1嵌合部に着脱自在に嵌合する。操作者が分離操作装置を載置部に載置するとき、第2嵌合部が第1嵌合部に嵌合していない状態から、第2嵌合部が第1嵌合部に嵌合した状態へ移る。このとき、分離操作装置を手で把持した操作者には、第2嵌合部が第1嵌合部に嵌合したときの衝撃が伝わり、いわゆるロック感の感触を、操作者に与えることができる。これによって分離操作装置が載置部に載置されたことを、操作者に明確に認識させることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の一形態のファクシミリ装置21を示す正面図である。
図2は、ファクシミリ装置21の分離操作装置22を示す斜視図である。本実施の形態のファクシミリ装置21は、ファクシミリ本体23および分離操作装置22を含む。
【0027】
ファクシミリ本体23は、基部24およびカバー体25を有し、さらに図示しない受話器を有する。ファクシミリ本体23の設置状態において、基部24の上方に、カバー体25が設けられる。このカバー体25は、操作部26および載置部27を有する。操作部26は、電話番号などを入力するための複数のキーを備える。載置部27には、後述の分離操作装置22が載置される。
【0028】
分離操作装置22は、偏平な略直方体形状であり、厚み方向の一表面部に、液晶表示部28およびキー入力部29を有する。液晶表示部28は、操作手順および画像などを表示する。キー入力部29は、液晶表示部28に表示される表示モードなどを選択し、または切換えるための複数のキーを備える。
【0029】
図3は、ファクシミリ装置21の一部を切欠いて示す側面図であり、図3(1)は載置部27が閉鎖位置に配置された状態を示し、図3(2)は載置部27が開放位置に配置された状態を示す。ファクシミリ本体23の基部24は、略直方体形状である。カバー体25は、この基部24の長手方向に延びる予め定める回転軸線L1まわりに、所定の角度範囲内で角変位自在に設けられる。前記予め定める回転軸線L1は、基部24内で、かつ基部24の短手方向の一側部寄りに配置される。
【0030】
カバー体25は、前述の操作部26および載置部27と、給紙部31と、排紙部32と、これらを保持する保持部33とを有する。保持部33は、基部24に設けられる。この保持部33は、前記予め定める回転軸線L1まわりに前記所定の角度範囲内で角変位自在である。保持部33は、前記予め定める回転軸線L1から大略的に半径方向外方に延びる。保持部33の基端部34には、給紙部31および排紙部32が連なる。また保持部33の遊端部35には、操作部26および載置部27が連なる。
【0031】
カバー体25の前記予め定める回転軸線L1まわりの角変位によって、ファクシミリ本体23は、閉鎖した状態から開放した状態に移り、また開放した状態から閉鎖した状態に移る。前記閉鎖した状態とは、カバー体25を基部24に対して閉鎖した状態であり、保持部33の遊端部35が基部24に近接した状態である。この状態は、前記所定の角度範囲内で、カバー体25が図3(2)の矢符A1の方向へ最も角変位した状態である。この状態のとき、載置部27は閉鎖位置に配置される。前記開放した状態とは、カバー体25を基部24に対して開放した状態であり、保持部33の遊端部35が基部24から離反した状態である。この状態は、前記所定の角度範囲内で、カバー体25が図3(2)の矢符A2の方向へ最も角変位した状態である。この状態のとき、載置部27は開放位置に配置される。
【0032】
図4は、ファクシミリ装置21の一部を切欠いて示す側面図であり、図4(1)は分離操作装置22がファクシミリ本体23の載置部27からわずかに離反した状態を示し、図4(2)は分離操作装置22がファクシミリ本体23の載置部27に載置された状態を示す。図5は、操作部26および載置部27を示す正面図である。図6は、載置部27を示す斜視図である。図7は、分離操作装置22を示す斜視図である。図8は、載置部27付近を拡大して示す断面図であり、図8(1)は分離操作装置22がファクシミリ本体23の載置部27からわずかに離反した状態を示し、図8(2)は分離操作装置22がファクシミリ本体23の載置部27に載置された状態を示す。カバー体25の操作部26および載置部27は、前記予め定める回転軸線L1に平行な仮想一平面に沿って設けられる。
【0033】
カバー体25を基部24に対して閉鎖した状態(前述の図3(1)参照)では、前記仮想一平面は、基部24の短手方向の一側部から他側部に向かう方向に進むにつれて、基部24に近接するように傾斜する。カバー体25を基部24に対して開放した状態(前述の図3(2)参照)では、前記仮想一平面は、基部24の短手方向の一側部から他側部に向かう方向に進むにつれて、基部24から離反するように傾斜する。
【0034】
本実施の形態においては、前記予め定める回転軸線L1に平行な方向を第1方向Bと表記することがある。また前記仮想一平面上で、第1方向Bに直交する方向を第2方向Cと表記することがある。また前記仮想一平面に直交する方向を第3方向Dと表記することがある。
【0035】
載置部27は、操作部26よりも、第2方向Cの一方C1に設けられる。すなわち載置部27は、操作部26よりも、前記予め定める回転軸線L1寄りに設けられる。また載置部27は、第3方向Dに関して、操作部26よりも、第3方向Dの一方D1に退避している。この載置部27は、載置面40と、第1〜第3側面41〜43とを有する。載置面40は、前記仮想一平面に沿って形成される。
載置面40の第1方向Bの一方B1の縁辺には、第1側面41が滑らかに湾曲して連なる。また載置面40の第1方向Bの他方B2の縁辺には、第2側面42が滑らかに湾曲して連なる。また載置面40の第2方向Cの他方C2の縁辺には、第3側面43が滑らかに湾曲して連なる。前記第1〜第3側面41〜43は、第3方向Dの他方D2に向かって延びる。
【0036】
載置部27は、第1係止部46および第2係止部47を有する。第1係止部46は、載置面40の第2方向Cの一方C1の縁辺近傍に設けられる。この第1係止部46は、載置面40の第1方向Bの両縁辺間の中間部に配置される。第1係止部46は、載置面40から第3方向Dの他方D2に突出する。第2係止部47は、第3側面43に設けられる。この第2係止部47は、第3側面43の第1方向Bの両縁辺間の中間部に配置される。第2係止部47は、第3側面43から第2方向Cの一方C1に突出する。
【0037】
前記第1係止部46は、略直方体形状であり、載置面40に屈曲して連なる第1〜第4側面46a〜46dを有する。第1および第2側面46a,46bは、第1方向Bに略垂直であり、第1側面46aは第1方向Bの一方B1に臨み、第2側面46bは第1方向Bの他方B2に臨む。第3および第4側面46c,46dは、第2方向Cに略垂直であり、第3側面46cは第2方向Cの一方C1に臨み、第4側面46dは第2方向Cの他方C2に臨む。
【0038】
前記第2係止部47の第1方向Bの長さW1は、載置面40の第1方向Bの長さW2の1/3程度に選ばれる。第2係止部47の第1方向Bの長さW1が大きすぎると、分離操作装置22を載置部27に載置するという作業および分離操作装置22を載置部27から分離するという作業が困難になる。また第2係止部47の第1方向Bの長さW1が小さすぎると、分離操作装置22を載置部27に載置するという作業中に、がたつきが発生しやすく、分離操作装置22を載置部27に載置するという作業が困難になる。
【0039】
前記第2係止部47は、一体成形によって形成してもよい。すなわち第2係止部47は、載置部27の他の部分および操作部26と一体に形成してもよい。また載置部27および操作部26のうち第2係止部47およびその近傍部分を除く部分を形成し、かつ第2係止部47およびその近傍部分を別工程で形成して、この後、載置部27および操作部26のうち第2係止部47およびその近傍部分を除く部分に、第2係止部47およびその近傍部分を装着してもよい。このように第2係止部47およびその近傍部分を別工程で形成する場合、第2係止部47およびその近傍部分の材質および形状の選択の自由度が高くなる。第2係止部47およびその近傍部分の材質および形状を適切に選択することによって、分離操作装置22をファクシミリ本体23に載置するという作業中に、摩擦音が少なく、分離操作装置22をファクシミリ本体23に滑らかに載置することができる。第2係合部47およびその近傍部分の材質としては、滑りがよく、かつ磨耗の少ない材質、たとえばポリアセタール系樹脂のポリオキシメチレン(略称POM)が好ましい。
【0040】
分離操作装置22は、第1被係止部48および第2被係止部49を有する。第1被係止部48は、分離操作装置22の厚み方向の他表面部に設けられる。この第1被係止部48は、分離操作装置22が載置部27に載置された状態で、第1係止部46に対向する領域に配置される。第1被係止部48は、分離操作装置22の厚み方向の他表面から退避する。第2被係止部49は、分離操作装置22の短手方向の一側部に設けられる。この第2被係止部49は、分離操作装置22が載置部27に載置された状態で、第2係止部47に対向する領域に配置される。
第2被係止部49は、分離操作装置22の短手方向の一側面から退避する。
【0041】
前記第1被係止部48は、略直方体形状の凹所を形成する。この第1被係止部48は、分離操作装置22の厚み方向の他表面に屈曲して連なる第1〜第4側面48a〜48dと、これらの第1〜第4側面48a〜48dに屈曲して連なる底面48eとを有する。第1および第2側面48a,48bは、分離操作装置22の長手方向に略垂直である。第3および第4側面48c,48dは、分離操作装置22の短手方向に略垂直であり、第3側面48cは分離操作装置22の短手方向の他側部から一側部に向かう方向に臨み、第4側面48dは分離操作装置22の短手方向の一側部から他側部に向かう方向に臨む。底面48eは、分離操作装置22の厚み方向に略垂直である。
【0042】
前記第2被係止部49は、分離操作装置22の短手方向の一側面に屈曲して連なる第1〜第4側面49a〜49dと、これらの第1〜第4側面49a〜49dに屈曲して連なる底面49eとを有する。第1および第2側面49a,49bは、分離操作装置22の長手方向に略垂直である。第3側面49cは、分離操作装置22の厚み方向に略垂直であり、分離操作装置22の厚み方向の他表面部から一表面部に向かう方向に臨む。第4側面49dは、分離操作装置22の短手方向の一側面から他側面に向かって進むにつれて、分離操作装置22の厚み方向の一表面部から他表面部に向かう方向に傾斜する。
【0043】
前記第2被係止部49には、第4側面49dから底面49eにわたって、シート状の弾性体57が設けられる。このシート状の弾性体57は、たとえばゴム材などから成る。このシート状の弾性体57は、たとえば接着剤などによって、第4側面49dおよび底面49eに接着される。本発明の実施の他の形態では、このシート状の弾性体57はなくてもよい。
【0044】
分離操作装置22をファクシミリ本体23に載置するにあたっては、まず、図4(1)に示すように、分離操作装置22の第1被係止部48と載置部27の第1係止部46とが対向し、かつ離反した状態で、分離操作装置22の第2被係止部49と載置部27の第2係止部47とを当接させる。次に、分離操作装置22に第2方向Cの他方C2への力を付与しながら、分離操作装置22の短手方向の他側部を第3方向Dの一方D1に押し下げる。これによって図4(2)に示すように、分離操作装置22の第1被係止部48に、載置部27の第1係止部46が嵌り込む。このようにして分離操作装置22がファクシミリ本体23に載置される。ここで分離操作装置22の第2被係止部49に設けられる弾性体57の弾性力によって、分離操作装置22は第2方向Cの一方C1への力を受け、これによって第1被係止部48の第4側面48dと第1係止部46の第4側面46dとが相互に当接する。
【0045】
分離操作装置22をファクシミリ本体23から分離するにあたっては、図4(2)に示すようにファクシミリ本体23に載置された分離操作装置22の短手方向の他側部を第3方向Dの他方D2に引き上げる。分離操作装置22の第1被係止部48が載置部27の第1係止部46から離反すると、分離操作装置22の第2被係止部49に設けられる弾性体57の弾性力によって、分離操作装置22は第2方向Cの一方C1への力を受けて、第2方向Cの一方C1へ変位する。これによって分離操作装置22をファクシミリ本体23から容易に分離することができる。
【0046】
ファクシミリ本体23が閉鎖した状態、すなわち載置部27が閉鎖位置に配置された状態(前述の図3(1)参照)では、載置面40は、基部24の短手方向の一側部から他側部に向かう方向に進むにつれて、基部24に近接するように傾斜する。この状態では、分離操作装置22の第3方向Dの一方D1への変位を、載置部27の載置面40が阻止し、分離操作装置22の第2方向Cの他方C2への変位を、載置部27の第2係止部47が阻止する。これによって分離操作装置22がファクシミリ本体23から落下することが阻止される。また分離操作装置22の第3方向Dの他方D2への変位を、載置部27の第2係止部47と分離操作装置22の第2被係止部49とが協働して阻止するので、ファクシミリ本体23が第3方向Dに揺れても、分離操作装置22がファクシミリ本体23から落下することが阻止される。
【0047】
ファクシミリ本体23が開放した状態、すなわち載置部27が開放位置に配置された状態(前述の図3(1)参照)では、載置面40は、基部24の短手方向の一側部から他側部に向かう方向に進むにつれて、基部24から離反するように傾斜する。この状態では、分離操作装置22の第3方向Dの一方D1への変位を、載置部27の載置面40が阻止し、分離操作装置22の第2方向Cの一方C1への変位を、載置部27の第1係止部46と分離操作装置22の第1被係止部48とが協働して阻止する。これによって分離操作装置22がファクシミリ本体23から落下することが阻止される。また分離操作装置22の第3方向Dの他方D2への変位を、載置部27の第2係止部47と分離操作装置22の第2被係止部49とが協働して阻止するので、ファクシミリ本体23が第3方向Dに揺れても、分離操作装置22がファクシミリ本体23から落下することが阻止される。
【0048】
載置部27の第2方向Cの一方C1の部分には、支持台36が連なる。この支持台36は、第1延在部36aおよび第2延在部36bを有する。第1延在部36aは、前記載置部27の第2方向Cの一方C1の部分から、第2方向Cの一方C1に向かって延びる。この第1延在部36aの第2方向Cの一方C1の部分には、第2延在部36bが湾曲して連なる。第2延在部36は、第2方向Cの一方C1に進むにつれて、第3方向Dの他方D2に傾斜する。分離操作装置22をファクシミリ本体23に載置した状態では、第1延在部36aは、分離操作装置22の厚み方向の他表面部に当接して、分離操作装置22の第3方向Dの一方D1への変位を阻止する。また第2延在部36bは、分離操作装置22の短手方向の他側部に当接して、分離操作装置22の第2方向Cの一方C1への変位を阻止する。したがってこの支持台36を設けることによっても、分離操作装置22がファクシミリ本体23から落下することが阻止される。
【0049】
前記支持台36は、第1方向Bに延びる予め定める回転軸線L2まわりに、所定の角度範囲内で角変位自在に設けられる。前記予め定める回転軸線L2は、載置部27の第2方向Cの一方C1寄りの部分に配置される。給紙作業または排紙作業のときには、載置部27から分離操作装置22を分離し、かつ支持台36を前述の図3(1)の矢符E1の方向に角変位させることによって、給紙部31および排紙部32の近傍の空間が開放されるので、給紙作業および排紙作業が容易となる。また分離操作装置22がファクシミリ本体23から分離されているときには、前述の図3(1)の矢符E1の方向に角変位した支持台36は、載置部27を覆う蓋として機能し、載置部27に塵埃が付くことを防止する。特に、載置部27に後述の本体側コネクタが設けられる場合には、接触不良の原因となる塵埃が本体側コネクタに付くことを防止し、さらに本体側コネクタと金属類との接触に起因する損傷を回避することができる。また分離操作装置22がファクシミリ本体23に載置されるときには、支持台36を前述の図3(1)の矢符E2の方向に角変位させることによって、前述のように支持台36によって分離操作装置22がファクシミリ本体23から落下することを阻止することができる。
【0050】
前記支持台36は、前述のように予め定める回転軸線L2まわりに角変位自在に設けられるのではなく、第2方向Cに沿ってスライド変位自在に設けられてもよい。これによっても給紙作業または排紙作業のときには、載置部27から分離操作装置22を分離し、かつ支持台36を第2方向Cの他方C2へスライド変位させることによって、給紙部31および排紙部32の近傍の空間が開放されるので、給紙作業および排紙作業が容易となる。また分離操作装置22がファクシミリ本体23に載置されるときには、支持台36を第2方向Cの一方C1へスライド変位させることによって、前述のように支持台36によって分離操作装置22がファクシミリ本体23から落下することを阻止することができる。
【0051】
分離操作装置22は、中央演算処理装置(Central Processing Unit、略称CPU)および電源などを有する。電源は、バックアップ用電池および充電式電池などである。ファクシミリ本体23および分離操作装置22は、通信機能をそれぞれ有し、たとえばユーエスビー(Universal Serial Bus、略称USB)のようなシリアルインターフェースなどを介して相互に接続される。分離操作装置22には、図示しない分離側コネクタが設けられ、ファクシミリ本体23には、図示しない本体側コネクタが設けられる。分離操作装置22がファクシミリ本体23に載置された状態では、前記分離側コネクタと本体側コネクタとが直接、相互に接続される。また分離操作装置22がファクシミリ本体23から分離した状態では、分離側コネクタと本体側コネクタとは、たとえばケーブル線を介して相互に接続される。
【0052】
ファクシミリ本体23および分離操作装置22は、前述のインターフェースに代えて、たとえばブルートゥース(Bluetooth)またはコードレス通信のような無線インターフェースを介して相互に接続されてもよい。またファクシミリ本体23および分離操作装置22は、たとえば赤外線通信のような光結合によるインターフェースを介して相互に接続されてもよい。これらのようにファクシミリ本体23と分離操作装置22が接続される場合、操作者は、ファクシミリ本体23から離反した位置で、分離操作装置22を操作することができる。
【0053】
操作者は、分離操作装置22の液晶表示部28の表示画面を見ながら、キー入力部29のキーを操作する。分離操作装置22は、液晶表示部28に、タッチパネル、またはペン入力が可能なタブレットなどの機能が備えられてもよいし、さらに音声入力機能が備えられてもよい。
【0054】
本実施の形態では、分離操作装置22が載置部27に載置された状態で、載置部27に設けられる第1係止部46と、分離操作装置22に設けられる第1被係止部48とが協働して、分離操作装置22の前記載置部27の載置面40に沿う下方への変位を阻止する。また本実施の形態では、分離操作装置22が載置部27に載置された状態で、載置部27に設けられる第2係止部47と、分離操作装置22に設けられる第2被係止部49とが協働して、分離操作装置22の前記載置部27の載置面40に対して垂直な方向への変位を阻止する。
【0055】
前述のように分離操作装置22の前記載置部27の載置面40に沿う下方への変位、および分離操作装置22の前記載置部27の載置面40に対して垂直な方向への変位が阻止されるので、ファクシミリ本体23の載置部27を、閉鎖位置から開放位置へ角変位させても、分離操作装置22がファクシミリ本体23から落下してしまうということがない。このように分離操作装置22がファクシミリ本体23から落下することが阻止されるので、落下による衝撃力の作用によって分離操作装置22が破損してしまうということが防がれる。
【0056】
また分離操作装置22がファクシミリ本体23から落下することを阻止するにあたって、前記第3の従来の技術のように、ロック機構および解除レバーなどの構成を必要としないので、構成が簡素化され、部品点数の増加および装置の大形化が防がれる。また前述のように部品点数の増加が防がれるので、製造コストの増加が防がれる。
【0057】
また本実施の形態では、第2係止部47と第2被係止部49とが協働して、分離操作装置22の第3方向Dの他方D2への変位を阻止するので、載置部27の載置面40の第2方向Cの長さW3を小さくしても、載置部27は分離操作装置22を確実に保持することができる。載置面27の載置面40の第2方向Cの長さW3を小さくした場合、給紙部31および排紙部32の近傍の空間がより大きく開放されるので、給紙作業および排紙作業が容易となる。
【0058】
本実施の形態では、第1係止部46が載置面40の第1方向Bの中間部に配置され、かつ第2係止部47が第3側面43の第1方向Bの両縁辺間の中間部に配置される。これによって分離操作装置22を載置部27に載置するという作業中および分離操作装置22を載置部27から分離するという作業中に、第1係止部46および第2係止部47から分離操作装置22に対しては、分離操作装置22の長手方向の両側部間の中央部に関して対称に力が作用する。したがって分離操作装置22が載置部27に対して不所望に傾斜して、第1係止部46と第1被係止部48との間に大きな摩擦力が生じてしまうことがなく、分離操作装置22を載置部27に滑らかに載置し、かつ分離操作装置22を載置部27から滑らかに分離することができる。
【0059】
前述の実施の形態では、前述のように第1係止部46は載置部27の載置面40に設けられるが、本発明の実施の他の形態では、第1係止部46は載置部27の第1および第2側面41,42に設けられてもよい。また第1係止部46の形状は、前述の形状に限定されない。
【0060】
前述の実施の形態では、第2被係止部49には、シート状の弾性体57が設けられるが、本発明の実施の他の形態では、シート状の弾性体57に代えて、燐青銅などの金属ばね板、またはプラスチックなどを板状に成形したばね部材が設けられてもよい。また本発明の実施のさらに他の形態では、第2係止部47を弾性体によって構成してもよいし、第2被係止部49を弾性体によって構成してもよいし、また第2係止部47および第2被係止部49の両者を弾性体によって構成してもよい。また本発明の実施のさらに他の形態では、第2係止部47およびその近傍部分と、載置部27および操作部26のうち第2係止部47およびその近傍部分を除く部分とが個別に形成される場合、第2係止部47およびその近傍部分を、載置部27および操作部26のうち第2係止部47の近傍部分を除く部分に対して、弾発的に装着してもよい。前述の実施の各形態では、分離操作装置22が載置部27に載置された状態で、分離操作装置22に第2方向Cの一方C1への力が与えられ、これによって第1被係止部48の第4側面48dと第1係止部46の第4側面46dとが弾発的に相互に当接する。
【0061】
図9は、本発明の実施のさらに他の形態のファクシミリ装置の一部を切欠いて示す側面図であり、図9(1)は分離操作装置22がファクシミリ本体23の載置部27からわずかに離反した状態を示し、図9(2)は分離操作装置22がファクシミリ本体23の載置部27に載置された状態を示す。図10は、ファクシミリ装置の載置部27付近を拡大して示す断面図であり、図10(1)は分離操作装置22がファクシミリ本体23の載置部27からわずかに離反した状態を示し、図10(2)は分離操作装置22がファクシミリ本体23の載置部27に載置された状態を示す。本実施の形態のファクシミリ装置は、前述の図1〜図8に示すファクシミリ装置21に類似するので、同様の部分は同一の参照符を付して説明を省略する。注目すべき点は、第1係止部46は、本体側端子である本体側コネクタ61を備え、第1被係止部48は、分離側端子である分離側コネクタ62を備えることである。
【0062】
第1係止部46は、載置面40から突出する前記本体側コネクタ61と、載置面40から突出し、前記本体側コネクタ61を外囲する外壁とを有する。前記分離側コネクタ62は、第1被係止部48の底面48eから突出する。
【0063】
本実施の形態では、ファクシミリ本体23の載置部27には、本体側コネクタ61が設けられ、分離操作装置22には、分離側コネクタ62が設けられる。分離側コネクタ62は、分離操作装置22が載置部27に載置された状態で、本体側コネクタ61に対向して設けられる。分離操作装置22が載置部27に載置された状態では、本体側コネクタ61と分離側コネクタ62とが接続され、これによってファクシミリ本体23と分離操作装置22とが接続される。このようにファクシミリ本体23と分離操作装置22とが接続されるので、前記第4の従来の技術のようにファクシミリ本体23に対する分離操作装置22の可動範囲がケーブル線によって制限されることがなく、したがって前記第4の従来の技術に比べて、ファクシミリ本体23に対して分離操作装置22を容易にかつ自由に移動させて使用することができる。このようにして操作性が向上される。
【0064】
また、分離操作装置22はファクシミリ本体23の載置部27に落下が阻止された状態で保持されるので、たとえば操作者がインクリボンを交換するためおよび紙詰まりを処理するために、前記第3の従来の技術のように、ロック機構および解除レバーなど構成を必要とせず、簡単な構成で、載置部27を有するカバー体25を不用意に角変位させても、分離操作装置22が落下してしまうこと防がれ、使用上の利便性が向上される。
【0065】
前述のように本体側コネクタ61と分離側コネクタ62とが接続されることによって、たとえば、ファクシミリ本体23から分離操作装置22へ電力を供給することができる。これによって分離操作装置22は、ファクシミリ本体23から電力の供給を受けて、作動することができる。また分離操作装置22は、装置内部にたとえば充電式電池が内蔵される場合、その充電式電池を充電することができる。また前述のように本体側コネクタ61と分離側コネクタ62とが接続されることによって、たとえば、ファクシミリ本体23と分離操作装置22との間で、信号を送受信して、通信することができる。
【0066】
さらに第1係止部46が本体側コネクタ61を備え、かつ第1被係止部48が分離側コネクタ62を備えるので、本体側コネクタ61および分離側コネクタ62を別の部分に設ける場合に比べて、空間を有効に利用して、装置の小形化を実現することができる。また分離操作装置22が載置部27に載置された状態では、本体側コネクタ61および分離側コネクタ62は、ファクシミリ装置21の外方に露出していないので、本体側コネクタ61および分離側コネクタ62に塵埃が付着することが防がれる。
【0067】
本実施の形態では、第1係止部46の第4側面46dと第1被係止部48の第4側面48dとの当接によって、分離操作装置22の第2方向Cの一方C1への変位を阻止してもよい。また第1係止部46の本体側コネクタ61と第1被係止部48の分離側コネクタ62との当接によって分離操作装置22の第2方向Cの一方C1への変位を阻止してもよい。さらには、第1係止部46の第4側面46dと第1被係止部48の第4側面48dとの当接、および第1係止部46の本体側コネクタ61と第1被係止部48の分離側コネクタ62との当接によって、分離操作装置22の第2方向Cの一方C1への変位を阻止してもよい。
【0068】
図11は、本発明の実施のさらに他の形態のファクシミリ装置の載置部27付近を拡大して示す断面図である。本実施の形態のファクシミリ装置は、前述の図1〜図8に示すファクシミリ装置21に類似するので、同様の部分は同一の参照符を付して説明を省略する。注目すべき点は、第1係止部46は、本体側端子である本体側電極66を備え、第1被係止部48は、分離側端子である分離側電極67を備えることである。
【0069】
本体側電極66は、第1係止部46の第4側面46dに設けられ、分離側電極67は、第1被係止部48の第4側面48dに設けられる。前記本体側電極66は、たとえば無電界メッキなどによって、第1係止部46の第4側面46dに形成することができる。また厚みの小さい金属板電極を第1係止部46に装着し、この装着した金属板電極を、本体側電極66としてもよい。前記分離側電極67も、たとえば無電界メッキなどによって、第1被係止部48の第4側面48dに形成することができる。また厚みの小さい金属板電極を第1被係止部48に装着し、この装着した金属板電極を、分離側電極67としてもよい。
【0070】
分離操作装置22がファクシミリ本体23に載置された状態では、分離操作装置22の第2被係止部49に設けられる弾性体57の弾性力によって、分離操作装置22は第2方向Cの一方C1への力を受け、これによって第1被係止部48の第4側面48dに設けられる分離側電極67と第1係止部46の第4側面46dに設けられる本体側電極66とが相互に当接する。このようにして第1被係止部48の分離側電極67と第1係止部46の本体側電極66が接続され、これによってファクシミリ本体23と分離操作装置22とが接続される。
【0071】
図12は、本発明の実施のさらに他の形態のファクシミリ装置の載置部27付近を拡大して示す断面図である。本実施の形態のファクシミリ装置は、前述の図1〜図8に示すファクシミリ装置21に類似するので、同様の部分は同一の参照符を付して説明を省略する。注目すべき点は、第2係止部47に代えて、金属から成る第2係止部71が設けられ、弾性体57に代えて、ばね電極72が設けられることである。第2係止部71は本体側端子として設けられ、ばね電極72は分離側端子として設けられる。
【0072】
第2係止部71およびばね電極72は、複数種類の信号および電力を送受することができるように、複数にそれぞれ分割されている。ばね電極72としては、たとえば燐青銅から成る金属板、および表面に電極が形成されたフレキシブル基板などが好ましい。
【0073】
図13は、本発明の実施のさらに他の形態のファクシミリ装置の載置部27付近を拡大して示す断面図である。本実施の形態のファクシミリ装置は、前述の図1〜図8に示すファクシミリ装置21に類似するので、同様の部分は同一の参照符を付して説明を省略する。注目すべき点は、第2係止部47に代えて、金属から成る第2係止部76が設けられ、第2被係止部49の第3側面49cに電極77が設けられることである。第2係止部76は本体側端子として設けられ、電極77は分離側端子として設けられる。
【0074】
第2係止部76および電極77は、複数種類の信号および電力を送受することができるように、複数にそれぞれ分割されている。本実施の形態では、第2被係止部49の第3側面49cに電極77が設けられるが、本発明の実施のさらに他の形態では、第2被係止部49の第3側面49cと分離操作装置22の他表面とに挟まれる領域全体を、金属によって形成して、電極としてもよい。
【0075】
図14は、本発明の実施のさらに他の形態のファクシミリ装置の載置部27付近を拡大して示す断面図である。本実施の形態のファクシミリ装置は、前述の図1〜図8に示すファクシミリ装置21に類似するので、同様の部分は同一の参照符を付して説明を省略する。注目すべき点は、載置部27には、本体側端子である本体側電極81が設けられ、分離操作装置22には、分離側端子である分離側電極82が設けられる。
【0076】
本体側電極81は、第1係止部46と第2係止部47との間に配置される。分離側電極82は、分離操作装置22が載置部27に載置された状態で、本体側電極81に対向する領域に配置される。分離操作装置22が載置部27に載置された状態では、本体側電極81と分離側電極82とが接続され、これによってファクシミリ本体23と分離操作装置22とが接続される。
【0077】
図14に示す実施の形態では、本体側電極81および分離側電極82が露出しているが、本発明の実施のさらに他の形態では、各電極81,82を誘電体で覆ってもよい。この実施の形態では、静電誘導によって信号を送受することができる。また本発明の実施のさらに他の形態では、各電極81,82に代えて、本体側端子および分離側端子としてコイルがそれぞれ設けられる。この実施の形態では、電磁誘導によって信号を送受することができる。また本発明の実施のさらに他の形態では、各電極81,82に代えて、本体側端子および分離側端子としてアンテナがそれぞれ設けられる。この実施の形態では、電波を介して信号を送受信することができる。また本発明の実施のさらに他の形態では、各電極81,82に代えて、本体側端子および分離側端子として発光ダイオードのような発光素子とフォトトランジスタのような受光素子とをそれぞれ設けてもよい。この実施の形態では、発光素子と受光素子との光結合によって、信号を送受することができる。
【0078】
また本発明の実施のさらに他の形態では、前述の本体側電極81が第1係止部46の上部に設けられ、前述の分離側電極82が第1被係止部48に設けられてもよい。この実施の形態では、本体側電極81および本体側電極82が露出しているが、本発明の実施のさらに他の形態では、各電極81,82を誘電体で覆ってもよい。また本発明の実施のさらに他の形態では、前述の各コイルが、第1係止部46の上部と、第1被係止部48とにそれぞれ設けられてもよい。また本発明の実施のさらに他の形態では、前述の各アンテナが、第1係止部46の上部と、第1被係止部48とにそれぞれ設けられてもよい。また本発明の実施のさらに他の形態では、前述の発光素子および受光素子が、第1係止部46の上部と、第1被係止部48とにそれぞれ設けられてもよい。
【0079】
また本発明の実施のさらに他の形態では、分離操作装置22が載置部27に載置された状態では、本体側端子および分離側端子を介しては、ファクシミリ本体23から分離操作装置22へ電力を供給するだけとし、通信に関しては、ファクシミリ本体23から分離操作装置22が分離したときの通信手段を用いてもよい。また本発明の実施のさらに他の形態では、前述の実施の各形態を組み合せてもよい。
【0080】
また前述の実施の各形態では、第1係止部46は、載置面40から第3方向Dの他方D2に突出し、第1被係止部48は、分離操作装置22の厚み方向の他表面から退避するが、本発明の実施のさらに他の形態では、第1係止部46は、載置面40から第3方向Dの一方D1に退避し、第1被係止部48は、分離操作装置22の厚み方向の他表面から突出してもよい。
【0081】
図15は、本発明の実施のさらに他の形態のファクシミリ装置の分離操作装置を示す背面図である。図16は、ファクシミリ装置の載置部27付近を拡大して示す断面図である。図17は、第1係止部46および第1被係止部48を拡大して示す平面図である。図18は、第1係止部46および第1被係止部48を拡大して示す断面図である。本実施の形態のファクシミリ装置は、前述の図9および図10に示すファクシミリ装置に類似するので、同様の部分は同一の参照符を付して説明を省略する。注目すべき点は、第1係止部46には、凹状の第1嵌合部86が設けられ、第1被係止部48には、凸状の第2嵌合部87が設けられる。
【0082】
第1嵌合部86は、第1係止部46の第2方向Cの他方C2側の側部に設けられる。この第1嵌合部86は、載置面40寄りの部分が第2方向Cの一方C1へ退避する。第1被係止部48は、前記第4側面48dの一部が、分離操作装置22の短手方向の他側部から一側部に向かう方向へ退避する。これによって形成される凹所には、スライド片88が、分離操作装置22の短手方向に沿ってスライド変位自在に設けられる。このスライド片88に、第1被係止部48が設けられる。第2嵌合部87は、スライド片88の、分離操作装置22の短手方向の一側部から他側部に向かう方向寄りの側部に設けられる。この第2嵌合部87は、分離操作装置22の厚み方向の他表面部から一表面部に向かう方向に進むにつれて、分離操作装置22の短手方向の一側部から他側部に向かう方向に傾斜する第1傾斜面89と、第1傾斜面89に連なり、分離操作装置22の厚み方向の他表面部から一表面部に向かう方向に進むにつれて、分離操作装置22の短手方向の他側部から一側部に向かう方向に傾斜する第2傾斜面90とを有する。
【0083】
スライド片88には、分離操作装置22の短手方向の他側部から一側部に向かう方向寄りの側部に凹所91が形成される。この凹所91には、分離操作装置22の短手方向に延びる圧縮ばね部材92が設けられる。圧縮ばね部材92は、スライド片88に対して、分離操作装置22の短手方向の一側部から他側部に向かう方向に力を与えることができる。
【0084】
本実施の形態では、スライド片88が前述のようにスライド変位するので、第2嵌合部87は、第1嵌合部86に着脱自在に嵌合する。操作者が分離操作装置22を載置部27に載置するとき、第2嵌合部87が第1嵌合部86に嵌合していない状態から、第2嵌合部87が第1嵌合部86に嵌合した状態へ移る。このとき、分離操作装置22を手で把持した操作者には、第2嵌合部87が第1嵌合部86に嵌合したときの衝撃が伝わり、いわゆるロック感の感触を、操作者に与えることができる。これによって分離操作装置22が載置部27に載置されたことを、操作者に明確に認識させることができる。
【0085】
本実施の形態では、第1係止部46には、凹状の第1嵌合部86が設けられ、第1被係止部48には、凸状の第2嵌合部87が設けられるが、本発明の実施のさらに他の形態では、第1係止部46には、凸状の第1嵌合部が設けられ、第1被係止部48には、凹状の第2嵌合部が設けられてもよい。
【0086】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ファクシミリ本体の載置部には、本体側端子が設けられ、分離操作装置には、分離側端子が設けられる。分離側端子は、分離操作装置が載置部に載置された状態で、前記載置部に対向する領域に設けられる。
分離操作装置が載置部に載置された状態では、本体側端子と分離側端子とが接続され、これによってファクシミリ本体と分離操作装置とが接続される。このようにファクシミリ本体と分離操作装置とが接続されるので、前記第4の従来の技術のようにファクシミリ本体に対する分離操作装置の可動範囲がケーブル線によって制限されることがなく、したがって前記第4の従来の技術に比べて、ファクシミリ本体に対して分離操作装置を容易にかつ自由に移動させて使用することができる。このようにして操作性が向上される。
【0087】
また、分離操作装置はファクシミリ本体の載置部に落下が阻止された状態で保持されるので、たとえば操作者がインクリボンを交換するためおよび紙詰まりを処理するために、前記第3の従来の技術のように、ロック機構および解除レバーなど構成を必要とせず、簡単な構成で、載置部を不用意に角変位させても、分離操作装置が落下してしまうこと防がれ、使用上の利便性が向上される。
【0088】
前述のように本体側端子と分離側端子とが接続されることによって、たとえば、ファクシミリ本体から分離操作装置へ電力を供給することができる。これによって分離操作装置は、ファクシミリ本体から電力の供給を受けて、作動することができる。また分離操作装置は、装置内部にたとえば充電式電池が内蔵される場合、その充電式電池を充電することができる。また前述のように本体側端子と分離側端子とが接続されることによって、たとえば、ファクシミリ本体と分離操作装置との間で、信号を送受信して、通信することができる。
【0089】
また本発明によれば、分離操作装置がファクシミリ本体の載置部に載置された状態で、ファクシミリ本体の載置部に設けられる第1係止部と、分離操作装置に設けられる第1被係止部とが協働して、分離操作装置の前記載置部の載置面に沿う下方への変位を阻止する。またファクシミリ本体の載置部に設けられる第2係止部と、分離操作装置に設けられる第2被係止部とが協働して、分離操作装置の前記載置部の載置面に対して垂直な方向への変位を阻止する。
【0090】
前述のように分離操作装置の前記載置部の載置面に沿う前記下方への変位、および分離操作装置の前記載置部の載置面に対して垂直な方向への変位が阻止されるので、ファクシミリ本体の載置部を、閉鎖位置から開放位置へ角変位させても、分離操作装置がファクシミリ本体から落下してしまうということがない。このように分離操作装置がファクシミリ本体から落下することが阻止されるので、落下による衝撃力の作用によって分離操作装置が破損してしまうということが防がれる。
【0091】
また分離操作装置がファクシミリ本体から落下することを阻止するにあたって、前記第3の従来の技術のように、ロック機構および解除レバーなどの構成を必要としないので、構成が簡素化され、部品点数の増加および装置の大形化が防がれる。また前述のように部品点数の増加が防がれるので、製造コストの増加が防がれる。
【0092】
また本発明によれば、分離操作装置がファクシミリ本体の載置部に載置された状態で、ファクシミリ本体の載置部に設けられる第1係止部と、分離操作装置に設けられる第1被係止部とが協働して、分離操作装置の前記載置部の載置面に沿う下方への変位を阻止する。またファクシミリ本体の載置部に設けられる第2係止部と、分離操作装置に設けられる第2被係止部とが協働して、分離操作装置の前記載置部の載置面に対して垂直な方向への変位を阻止する。
【0093】
前述のように分離操作装置の前記載置部の載置面に沿う前記下方への変位、および分離操作装置の前記載置部の載置面に対して垂直な方向への変位が阻止されるので、ファクシミリ本体の載置部を、閉鎖位置から開放位置へ角変位させても、分離操作装置がファクシミリ本体から落下してしまうということがない。このように分離操作装置がファクシミリ本体から落下することが阻止されるので、落下による衝撃力の作用によって分離操作装置が破損してしまうということが防がれる。
【0094】
また分離操作装置がファクシミリ本体から落下することを阻止するにあたって、前記第3の従来の技術のように、ロック機構および解除レバーなどの構成を必要としないので、構成が簡素化され、部品点数の増加および装置の大形化が防がれる。また前述のように部品点数の増加が防がれるので、製造コストの増加が防がれる。
【0095】
さらに前記第1係止部が本体側端子を備え、かつ前記第1被係止部が分離側端子を備えるので、本体側端子および分離側端子を別の部分に設ける場合に比べて、空間を有効に利用して、装置の小形化を実現することができる。
【0096】
また本発明によれば、第1係止部には、凹状または凸状の第1嵌合部が設けられ、第1被係止部には、凸状または凹状の第2嵌合部が設けられる。第2嵌合部は、第1嵌合部に着脱自在に嵌合する。操作者が分離操作装置を載置部に載置するとき、第2嵌合部が第1嵌合部に嵌合していない状態から、第2嵌合部が第1嵌合部に嵌合した状態へ移る。このとき、分離操作装置を手で把持した操作者には、第2嵌合部が第1嵌合部に嵌合したときの衝撃が伝わり、いわゆるロック感の感触を、操作者に与えることができる。これによって分離操作装置が載置部に載置されたことを、操作者に明確に認識させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のファクシミリ装置21を示す正面図である。
【図2】ファクシミリ装置21の分離操作装置22を示す斜視図である。
【図3】ファクシミリ装置21の一部を切欠いて示す側面図であり、図3(1)は載置部27が閉鎖位置に配置された状態を示し、図3(2)は載置部27が開放位置に配置された状態を示す。
【図4】ファクシミリ装置21の一部を切欠いて示す側面図であり、図4(1)は分離操作装置22がファクシミリ本体23の載置部27からわずかに離反した状態を示し、図4(2)は分離操作装置22がファクシミリ本体23の載置部27に載置された状態を示す。
【図5】操作部26および載置部27を示す正面図である。
【図6】載置部27を示す斜視図である。
【図7】分離操作装置22を示す斜視図である。
【図8】載置部27付近を拡大して示す断面図であり、図8(1)は分離操作装置22がファクシミリ本体23の載置部27からわずかに離反した状態を示し、図8(2)は分離操作装置22がファクシミリ本体23の載置部27に載置された状態を示す。
【図9】本発明の実施のさらに他の形態のファクシミリ装置の一部を切欠いて示す側面図であり、図9(1)は分離操作装置22がファクシミリ本体23の載置部27からわずかに離反した状態を示し、図9(2)は分離操作装置22がファクシミリ本体23の載置部27に載置された状態を示す。
【図10】ファクシミリ装置の載置部27付近を拡大して示す断面図であり、図10(1)は分離操作装置22がファクシミリ本体23の載置部27からわずかに離反した状態を示し、図10(2)は分離操作装置22がファクシミリ本体23の載置部27に載置された状態を示す。
【図11】本発明の実施のさらに他の形態のファクシミリ装置の載置部27付近を拡大して示す断面図である。
【図12】本発明の実施のさらに他の形態のファクシミリ装置の載置部27付近を拡大して示す断面図である。
【図13】本発明の実施のさらに他の形態のファクシミリ装置の載置部27付近を拡大して示す断面図である。
【図14】本発明の実施のさらに他の形態のファクシミリ装置の載置部27付近を拡大して示す断面図である。
【図15】本発明の実施のさらに他の形態のファクシミリ装置の分離操作装置を示す背面図である。
【図16】ファクシミリ装置の載置部27付近を拡大して示す断面図である。
【図17】第1係止部46および第1被係止部48を拡大して示す平面図である。
【図18】第1係止部46および第1被係止部48を拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
21 ファクシミリ装置
22 分離操作装置
23 ファクシミリ本体
27 載置部
40 載置面
46 第1係止部
47,71,76 第2係止部
48 第1被係止部
49 第2被係止部
61 本体側コネクタ
62 分離側コネクタ
66,81 本体側電極
67,82 分離側電極
72 バネ電圧
77 電極
86 第1嵌合部
87 第2嵌合部

Claims (4)

  1. ファクシミリ本体と、このファクシミリ本体に着脱自在に載置される分離操作装置とを有し、ファクシミリ本体の上部には、前記分離操作装置が載置される載置部が前記分離操作装置を支持する閉鎖位置と前記分離操作装置が重力によって下方に変位する開放位置とにわたって角変位自在に設けられるファクシミリ装置において、
    前記ファクシミリ本体の載置部には、本体側端子が設けられ、
    分離操作装置の前記載置部に対向する領域には、分離操作装置が載置部に載置された状態で、前記本体側端子に接続する分離側端子が設けられ、
    前記分離操作装置は、ファクシミリ本体の載置部に落下が阻止された状態で、着脱自在に保持されることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 前記ファクシミリ本体の載置部には、分離操作装置の前記載置部の載置面に沿う前記下方への変位を阻止する第1係止部と、分離操作装置の前記載置部の載置面に対して垂直な方向への変位を阻止する第2係止部とが設けられ、
    前記分離操作装置には、この分離操作装置が前記載置部に載置された状態で、ファクシミリ本体の第1係止部によって前記下方への変位を阻止する第1被係止部と、ファクシミリ本体の第2係止部によって前記垂直な方向への変位を阻止する第2被係止部とが設けられることを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 前記ファクシミリ本体の載置部には、分離操作装置の前記載置部の載置面に沿う前記下方への変位を阻止し、前記本体側端子を備える第1係止部と、分離操作装置の前記載置部の載置面に対して垂直な方向への変位を阻止する第2係止部とが設けられ、
    前記分離操作装置には、この分離操作装置が前記載置部に載置された状態で、ファクシミリ本体の第1係止部によって前記下方への変位を阻止し、前記分離側端子を備える第1被係止部と、ファクシミリ本体の第2係止部によって前記垂直な方向への変位を阻止する第2被係止部とが設けられることを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  4. 前記第1係止部には、凹状または凸状の第1嵌合部が設けられ、前記第1被係止部には、前記第1嵌合部に着脱自在に嵌合する凸状または凹状の第2嵌合部が設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のファクシミリ装置。
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