JP2004213874A - テープレコーダのポールベース組立体駆動装置 - Google Patents

テープレコーダのポールベース組立体駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 デッキの製造時に所要の部品数および製造コストをダウンさせると共に、部品破損によるデッキの耐久性低下を抑制する。
【解決手段】 本発明に係るテープレコーダのポールベース組立体駆動装置は、デッキ上に回転自在に取付けられ、デッキに設けられた駆動源から動力を伝達されて回転駆動されるローディングギヤと、ローディングギヤとポールベース組立体とを回動自在に連結し、外力により弾性的な曲げ変形が可能な材質で形成された弾性ロッドと、ローディングギヤの駆動により弾性ロッドが既に設定された所定の形態にまでのみ変形されるようにその曲げ変形量を限定することで弾性ロッドの塑性変形を抑制する変形限定手段とを備える。
【選択図】 図7

Description

本発明は、テープレコーダに関し、より詳しくは、磁気テープのロード・アンロード時に磁気テープがヘッドドラムに密着・離間するようにポールベース組立体をデッキ上で移動させる駆動装置に関する。
通常、ビデオテープレコーダ(VTR)、カムコーダ(Camcorder)などのようにデッキメカニズム(Deck Mechanism)を有するテープレコーダは、磁気テープをデッキ内に形成された所定の経路に沿って走行させながらデータを記録し再生する装置である。
図1は、前述のテープレコーダに採用されたデッキのうち、カムコーダのムービングデッキ100(Moving deck)を一例として示したものである。図示のように、テープレコーダのデッキ100は、一対のポールベース組立体140と、ポールベース組立体140を磁気テープのロード・アンロード時にガイドレール130に沿って移動させる駆動装置とを有する。
一対のポールベース組立体140のそれぞれは、ガイドレール130にスライド可能に結合されるベース部材141と、このベース部材141の上面に突設されたポール部材145および/またはローラー部材144とを備えている。同図において、ガイドレール130は、ヘッドドラム110をデッキ100上に収めるヘッドドラムベース120と一体に形成されたものが示されているが、その他にも、種々の形態にガイドレール130を構成することができるのはもちろんである。
なお、図2に示されたように、ポールベース組立体駆動装置150は、第1および第2のローディングギヤ153a、153bと、第1および第2のリンク部材155a、15bとを備えている。
第1および第2のローディングギヤ153a、153bは、一対のポールベース組立体140のそれぞれに対応するようにデッキ100に設けられ、ローディングモータ151(図1参照)の動力をメインギア152(図1参照)を含む所定のギヤ列を介して伝達され、回転駆動される。
第1のリンク部材155aは、一側端がポールベース組立体140のベース部材141に回動自在に連結される。第2のリンク部材155bは、第1のリンク部材155aの他側端と、ローディングギヤ153a、153bのそれぞれに両端が回動自在に連結される。これにより、ローディングギヤ153a、153bの回転駆動時、ポールベース組立体140がガイドレール130に沿って移動される。
このように構成されたテープレコーダのデッキ100は、磁気テープ(図示せず)にデータの再生・記録が安定的に行われるように、磁気テープのロード時、ポールベース組立体140がガイドレール130のヘッドドラム110側の先端に完全に密着され、その密着状態が堅固に維持される必要がある。
このため、従来は、磁気テープのロード時、ポールベース組立体140がヘッドドラム110に隣接したガイドレール130の先端に接触した後においても、ローディングモータ151が所定時間さらに駆動され、ローディングギヤ153a、153bを所定回転角だけ、さらに回転駆動させる方法を使用している。
前述のような従来の方法を使用する場合、ポールベース組立体140がガイドレール130の先端と接触した状態でローディングギヤ153a、153bがさらに回転駆動されることによりリンク部材155a、155bのそれぞれに圧縮荷重が作用することとなる。従って、磁気テープのロード・アンロードが繰り返して行われる場合、デッキ100の駆動時に前記圧縮荷重が繰り返してリンク部材155a、155bに作用することにより発生する疲労荷重によるリンク部材155a、155bの破損など、デッキ100の耐久性が低下するという問題点がある。
これを解決するため、従来のポールベース組立体駆動装置150は、ローディングギヤ153a、153bのそれぞれの内部にねじりばね(S)(Torsion spring)がさらに設けられている。前記ねじりばね(S)は、ローディングギヤ153a、153bの中心軸153cを囲むように設けられ、その一側端は、ローディングギヤ153a、153bの内側壁に固定され、その他側端は、ローディングギヤ153a、153bに回動自在に結合される第2のリンク部材155bに固定される。
これによれば、ポールベース組立体140がガイドレール130のヘッドドラム110側の先端に接触した状態でローディングギヤ153a、153bがさらに回転駆動されると、ローディングギヤ153a、153bがねじりばね(S)が許容する範囲まで第2のリンク部材155bに対して弾力的に回転自在となる。従って、ポールベース組立体140がガイドレール130の先端に完全に密着され、前記ねじりばね(S)の弾性復元力で密着状態が弾性的に維持される。
なお、最近ではテープレコーダが小型化される傾向にあり、これによって、ローディングギヤ153a、153bのようなテープレコーダの各部品の小型化および部品点数の削減が求められている。しかし、従来のテープレコーダは、ローディングギヤ153a、153bと第2のリンク部材155bとを互いに相対的な回動ができるように連結し、小型部品であるローディングギヤ153a、153bの内部にねじりばね(S)を別に取付ける必要があるなど、製造工程が複雑であり、製品の組立に必要な部品点数が多いという問題点がある。
本発明は、前述の問題点を解決するためになされたものであって、本発明の目的は、テープレコーダを構成する部品点数を減らしてその製造工程を単純化すると共に、磁気テープのロード時にポールベース組立体をガイドレールの先端に弾力的に密着させることのできるテープレコーダのポールベース組立体駆動装置を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明に係るテープレコーダのポールベース組立駆動装置は、デッキ上に回転自在に設けられ、前記デッキに設けられた駆動源から動力を伝達されて回転駆動されるローディングギヤと、前記ローディングギヤに一側端が連結され、ポールベース組立体に連結されるリンク部材に他側端が連結され、外力により弾性的な曲げ変形が可能な材質で形成された弾性ロッドとを備えることを特徴とする。
また、前記ローディングギヤの回転により前記弾性ロッドが既に設定された形態にまでのみ変形するようにその曲げ変形量を限定することで前記弾性ロッドの塑性変形を抑制する変形限定手段を備えることが好ましい。
これによれば、従来のねじりばねのような付加部品を使用することなくデッキの製造工程の単純化および製造費用の節減が期待され、磁気テープのロード・アンロード時に発生する圧縮荷重による弾性ロッドの塑性変形を抑制することができ、デッキの信頼性が向上する。
また、前記変形限定手段は、前記弾性ロッドのほぼ中央部の側面に突設され、前記弾性ロッドの長手方向に沿って互いに離間して配置される複数の突起を有する。
また、前記突起は、前記ローディングギヤの回転駆動による前記弾性ロッドの曲げ変形時に凹状に変形する前記弾性ロッドの一側面に突設されることが好ましい。
また、前記突起は、前記弾性ロッドの形状が前記既に設定された形状に変形された時、そのそれぞれの先端が互いに接触して前記弾性ロッドの形状が前記既に設定された形状に比べてさらに変形するのを抑制することが好ましい。
また、前記弾性ロッドと前記突起とは一体に形成され、前記弾性ロッドは、前記ローディングギヤと一体に形成されるように前記弾性ロッドとローディングギヤとは、合成樹脂材質のモールド物で形成されることが好ましい。
なお、前記変形限定手段は、前記磁気テープのアンロード時に元の形状に復元される前記弾性ロッドの弾性復元力を補強する弾性補強部材をさらに有することが好ましい。
ここで、前記弾性補強部材は、前記弾性ロッドの長手方向を横切るように前記弾性ロッドに設けられる鉄心であることがさらに好ましい。
以上のような本発明によれば、従来の第2のリンク部材およびねじりばねに代えて、外力により形状変形および復元可能な材質でローディングギヤに一体に形成された弾性ロッドを使用することにより、デッキの製造にかかるコストをダウンさせ、製造工程も単純化できるという効果が得られる。
また、メインギヤの過回転により弾性ロッドにかかる圧縮荷重が弾性ロッドの弾性的な曲げ変形により吸収され、弾性ロッドの側面に突設された突起および鉄心により弾性ロッドの塑性変形が抑制される。これにより、テープレコーダを長期間使用することで磁気テープのロード・アンロード動作が頻繁に行われるとしても、部品破損による製品の信頼性低下を防止することができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付の図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明の実施例を説明するにあたって、前述の図1乃至図3に図示および説明された従来のテープレコーダの構成要素と同一の構成および機能を有するテープレコーダの構成要素については、従来のものと同じ参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図4に示されたように、本発明の好適な実施例に係るテープレコーダのポールベース組立体駆動装置250は、ポールベース組立体140、第1および第2のローディングギヤ253、254、弾性ロッド255およびリンク部材155を備えている。
ポールベース組立体140は、ヘッドドラム110(図1参照)の左右側方のそれぞれに設けられた一対のガイドレール130のそれぞれにスライド可能に一対が設けられている。それぞれのポールベース組立体140は、ガイドレール130にスライド可能に設けられるベース部材141を有する。ベース部材141の上面には、少なくとも1つのポール部材145および/またはローラー部材144が設けられている。ベース部材141のそれぞれの下面には、リンク部材155がヒンジ結合される。なお、ガイドレール130は、ヘッドドラム110が収まるヘッドドラムベース120(図1参照)に一体に形成される。このようなガイドレール130の構成は、図示されたものに限定されず、デッキ100の形態によって種々に変形して実施することが可能である。
第1および第2のローディングギヤ253、254のそれぞれは、ポールベース組立体140のそれぞれに対応するようにヘッドドラムベース120に回転自在に設けられ、磁気テープのロード・アンロード時にデッキ100の一側に設けられたローディングモータ151(図1参照)からメインギヤ152(図1参照)を含むギヤ列を介して動力を伝達されて回転駆動される。本実施例における第1のローディングギヤ153は、メインギヤ152と噛み合うことにより、メインギヤ152を介してローディングモータ151の動力を伝達されて回転駆動され、第2のローディングギヤ254は、第1のローディングギヤ253と噛み合うことにより、第1のローディングギヤ253を介してメインギヤ152の動力を伝達されて回転駆動される。このため、第1のローディングギヤ253は、メインギヤ152と噛み合うギヤ部と、第2のローディングギヤ254と噛み合うギヤ部とを有する二段ギヤで形成され、これもやはり、デッキ100の形態によって種々に変形して実施することができる。通常、ローディングギヤ253、254は、金属材質で形成されるが、テープレコーダの小型化のため、金属より製造が容易でかつ低価格の合成樹脂材質のモールド物で形成されることが好ましい。このようなローディングギヤ253、254は、少なくとも1つ以上のリンク部材を介してポールベース組立体140のそれぞれと連結され、本実施例においては、リンク部材155と弾性ロッド255を介してポールベース組立体140と連結される。
図5は、図4の第2のローディングギヤ254および弾性ロッド255を取り出して示したものであって、同図に示されたように、弾性ロッド255は、第2のローディングギヤ254と一体に形成される。これにより、弾性ロッド255は、第2のローディングギヤ254の一側から突設されることにより一端が第2のローディングギヤ254に固定され、他端がリンク部材155(図4参照)とヒンジ結合されることにより従来の第2のリンク部材155b(図2参照)を代替して第2のローディングギヤ254とリンク部材155とを回動自在に連結する。なお、弾性ロッド255は、外力により曲げ変形および復元可能な材質で形成されることが好ましい。これによれば、弾性ロッド255は、磁気テープのロード時、ポールベース組立体140がガイドレール130のヘッドドラム110側の先端に接触された状態で第2のローディングギヤ254が磁気テープのロード方向にさらに回転駆動されることにより発生する圧縮荷重によって弾性的に曲げ変形可能となる。このため、弾性ロッド255は、第2のローディングギヤ254と同様に合成樹脂材質のモールド物で構成されることが好ましい。この場合、第2のローディングギヤ254の製造時、単一工程で弾性ロッド255まで一度に成形することが可能となる。
なお、第1のローディングギヤ253と弾性ロッド255の技術構成は、図5に示された第2のローディングギヤ254と弾性ロッド255の技術構成と同様であるため、その詳細な説明は、省略する。
変形限定手段は、ローディングギヤ253、254の駆動により弾性ロッド255が曲げ変形される時、その弾性ロッド255の塑性変形を抑制するためのものである。本実施例では、ローディングギヤ253、254の駆動による弾性ロッド255の形状変形を既に設定された所定の形態にまでのみ変形するように限定する方法を使用する。このため、本実施例における変形限定手段は、弾性ロッド255から突設された複数の突起256を有する。このような突起256は、弾性ロッド255と一体に形成されることが好ましく、このため、弾性ロッド255と、ローディングギヤ253、254と突起256とは、その形状の製造が自由でかつ低価格の合成樹脂材質のモールド物で一体に形成されることが好ましい。
前述のような本実施例における複数の突起256は、弾性ロッド255のほぼ中央部の側面に突設され、弾性ロッド255の長手方向に沿って互いに離間して配置される。このような突起256は、弾性ロッド255の塑性変形を抑制するため、弾性ロッド255の曲げ変形時に凹状に変形する弾性ロッド255の一側面に突設され、肋骨状に弾性ロッド255に配置されることが好ましい。そして、突起256のそれぞれの間に形成される間隔および各突起256の突出長さは、弾性ロッド255がローディングギヤ253、254の回転駆動により曲げられ、既に設定された形状に変形された時、互いに隣り合う突起256のそれぞれの先端が互いに接触可能な大きさに設定されることが好ましい。このように、突起256のそれぞれの先端が互いに接触することにより、弾性ロッド255が既に設定された形状よりさらに曲げられるのが防止される。
鉄心257は、磁気テープのロードに際し、弾性ロッド255の曲げられた形状で磁気テープのアンロード時、元の形状への復元をより容易にするために弾性ロッド255の弾性復元力を補強する弾性補強部材の機能を果たす。このため、鉄心257は、弾性ロッド255の外周面に形成された収容溝257aに収まることにより、その長手方向が弾性ロッド255の長手方向とそろうように弾性ロッド255に設けられる。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施例に係るポールベース組立体駆動装置250の作動を詳細に説明する。
図6に示されたように、磁気テープのロード時、メインギヤ152がローディングモータ151(図1参照)の動力を伝達されてA方向に回転駆動されると、第1のローディングギヤ253も回転駆動される。また、第2のローディングギヤ254は、第1のローディングギヤ253に連動して回転駆動される。これにより、弾性ロッド255およびリンク部材155を介して第1および第2のローディングギヤ253、254のそれぞれと連結されたポールベース組立体140が、ガイドレール130(図4参照)のヘッドドラム110(図1参照)側の先端に向かって移動するようになる。
前述のようにポールベース組立体140が移動してガイドレール130のヘッドドラム110側の先端と接触すると、ポールベース組立体140は、それ以上の移動ができなくなる。しかし、メインギヤ152は、ポールベース組立体140をガイドレール130の先端に密着させるために所定の回転角だけさらに回転駆動され、これによって、第1および第2のローディングギヤ253、254もさらに回転駆動される。
このように、第1および第2のローディングギヤ253、254の回転駆動により弾性ロッド255のそれぞれの内部には圧縮荷重がかかるようになる。これにより、弾性ロッド255は、図7に示されたように、弾性的に曲げられ、ポールベース組立体140をガイドレール130の先端側に密着させると共に、そのポールベース組立体140を弾性的に支持できるようになる。このように、弾性ロッド255のローディングギヤ253、254の回転駆動による曲げ変形が、その弾性限度を超過する形状に曲げられようとする場合、弾性ロッド255の側面に突設された突起256の先端が互いに接触するようになる。これにより、弾性ロッド255の過度な曲げ変形による塑性変形を抑制することができる。
それに対し、磁気テープのアンロード時、ローディングギヤ253、254は、前述とは反対方向に回転することとなり、これにより、弾性ロッド255は、それ自体の弾性復元力により元の形状に戻ろうとする。この時、弾性ロッド255は、弾性ロッド255それ自体の弾性復元力に鉄心257の弾性復元力が加えられることで、より容易に元の形状に戻る。
以上、本発明を説明するにあたって、カムコーダに限定して説明してきたが、必ずしもこれに限定されず、磁気テープのロード時にポールベース組立体がガイドレールの先端にかかり、それ以上の移動ができなくなった時にも回転されるローディングギヤと、このローディングギヤをポールベース組立体と回動自在に連結するリンク部材とを有するビデオテープレコーダ(VTR)のようなものにも適用可能であることはいうまでもない。
従来の第2のリンク部材およびねじりばねに代えて、外力により形状変形および復元可能な材質でローディングギヤに一体に形成された弾性ロッドを使用することにより、デッキの製造にかかるコストをダウンさせ、製造工程も単純化できるという効果が得られる。
また、メインギヤの過回転により弾性ロッドにかかる圧縮荷重が弾性ロッドの弾性的な曲げ変形により吸収され、弾性ロッドの側面に突設された突起および鉄心により弾性ロッドの塑性変形が抑制される。これにより、テープレコーダを長期間使用することで磁気テープのロード・アンロード動作が頻繁に行われるとしても、部品破損による製品の信頼性低下を防止することができる。
以上、本発明の原理を例示するために好適な実施例をあげて図示および説明してきたが、本発明の保護範囲は、以上の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物にまで及ぶものである。
ビデオテープレコーダ(VTR)、カムコーダ(Camcorder)などのようにポールベース組立体、ローディングギヤおよび前記ローディングギヤをポールベース組立体と回動自在に連結するリンク部材を備えるデッキメカニズムを有するテープレコーダに適用し、テープレコーダの信頼性を向上させると共に、製造費用および製造工程数を減少させることができる。
従来のテープレコーダのデッキを示す平面図である。 図1のA部分を取り出して示す底面斜視図である。 図2のI−I線に沿ってポールベース組立体駆動装置を示す断面図である。 本発明の実施例に係るポールベース組立体駆動装置を示す底面斜視図である。 本発明の実施例に係るポールベース組立体駆動装置の要部を示す分離斜視図である。 本発明の実施例に係るポールベース組立体駆動装置の作動状態を示す図である。 本発明の実施例に係るポールベース組立体駆動装置の作動状態を示す図である。
符号の説明
100 デッキ
110 ヘッドドラム
130 ガイドレール
140 ポールベース組立体
155 リンク部材
250 ポールベース組立体駆動装置
253 第1のローディングギヤ
254 第2のローディングギヤ
255 弾性ロッド
257 鉄心

Claims (15)

  1. ベース部材、このベース部材の上面に設けられるポール部材およびローラー部材の少なくともいずれか1つを有するポールベース組立体と;
    デッキに回転自在に設けられ、前記デッキに設けられた駆動源から動力を伝達されて回転駆動されるローディングギヤと;
    前記ローディングギヤに一側端が連結され、前記ポールベース組立体に連結されるリンク部材に他側端が連結され、外力により弾性的な曲げ変形が可能な材質から形成された弾性ロッドとを備えることを特徴とするテープレコーダのポールベース組立体駆動装置。
  2. 前記ローディングギヤの回転による前記弾性ロッドの曲げ変形量を限定する変形限定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のテープレコーダのポールベース組立体駆動装置。
  3. 前記変形限定手段は、前記弾性ロッドの側面に突設され、前記弾性ロッドの長手方向に沿って互いに離間して配される複数の突起を有することを特徴とする請求項2に記載のテープレコーダのポールベース組立体駆動装置。
  4. 前記複数の突起は、前記ローディングギヤの回転駆動による前記弾性ロッドの曲げ変形時に凹状に変形する前記弾性ロッドの一側面に突設されることを特徴とする請求項3に記載のテープレコーダのポールベース組立体駆動装置。
  5. 前記複数の突起の突出長さおよび相互間の間隔は、前記弾性ロッドの形状が既に設定された形状に変形された時、そのそれぞれの先端が互いに接触可能な大きさであることを特徴とする請求項4に記載のテープレコーダのポールベース組立体駆動装置。
  6. 前記弾性ロッドと前記突起とは、一体に形成されることを特徴とする請求項3に記載のテープレコーダのポールベース組立体駆動装置。
  7. 前記弾性ロッドは、前記ローディングギヤと一体に形成されることを特徴とする請求項6に記載のテープレコーダのポールベース組立体駆動装置。
  8. 前記弾性ロッドおよび前記ローディングギヤは、合成樹脂材質のモールド物から形成されることを特徴とする請求項7に記載のテープレコーダのポールベース組立体駆動装置。
  9. 前記変形限定手段は、磁気テープのアンロード時に元の形状に復元される前記弾性ロッドの弾性復元力を補強する弾性補強部材を有することを特徴とする請求項2に記載のテープレコーダのポールベース組立体駆動装置。
  10. 前記弾性補強部材は、前記弾性ロッドの長手方向を横切るように前記弾性ロッドに設けられる鉄心であることを特徴とする請求項9に記載のテープレコーダのポールベース組立体駆動装置。
  11. デッキに形成される一対の移動経路に沿って移動自在に設けられるポールベース組立体と;
    前記ポールベース組立体に一側端が回動自在に連結されるリンク部材と;
    前記デッキに回転駆動自在に設けられるローディングギヤと;
    前記リンク部材と前記ローディングギヤとを連結し、所定の大きさ以上の外力により弾性的な曲げ変形が可能な材質から形成される弾性ロッドとを備えることを特徴とするテープレコーダのポールベース組立体駆動装置。
  12. 前記ローディングギヤの回転駆動による前記弾性ロッドの曲げ変形時に凹状に変形する前記弾性ロッドの一側面に突設される複数の突起をさらに備えることを特徴とする請求項11に記載のテープレコーダのポールベース組立体駆動装置。
  13. 前記弾性ロッドと前記突起とは、一体に形成されることを特徴とする請求項12に記載のテープレコーダのポールベース組立体駆動装置。
  14. 前記弾性ロッドは、前記ローディングギアと一体に形成されることを特徴とする請求項13に記載のテープレコーダのポールベース組立体駆動装置。
  15. 前記弾性ロッドの長手方向を横切るように前記弾性ロッドに設けられる鉄心をさらに備えることを特徴とする請求項12に記載のテープレコーダのポールベース組立体駆動装置。
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