JP2004213276A - 共振タグ内蔵型カード媒体及び共振タグ内蔵型カード媒体の製造方法 - Google Patents

共振タグ内蔵型カード媒体及び共振タグ内蔵型カード媒体の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】所定の製造プロセス中に共振タグを内蔵したカード本体を一体的且つ同時に製造することによって、識別可能な数や種類の制限を無くすると共に、簡単で低価格な製造方法で耐久性に優れた共振タグ内蔵型カード媒体を提供する。
【解決手段】所定の周波数の電磁波の作用を受けた際に、電磁波の周波数と同じ周波数のエコー波を発振する共振タグ(例えば2a,2b,2c)と、所定の製造プロセス中に共振タグと共に一体的且つ同時に製造されるカード本体4とを備え、製造プロセス中において、カード本体を展開した状態で共振タグを印刷した後、展開状態にあるカード本体を重ね合わせることによって共振タグを内蔵したカード本体が製造される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の周波数を有する電磁波の作用を受けた際に、電磁波の周波数と同じ周波数のエコー波を発振する共振タグを内蔵したカード本体を備えた共振タグ内蔵型カード媒体及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の共振タグを用いた技術として、例えば特許文献1には、複数の食器に共振タグを貼着し、その共振タグから発信するエコー波を検出することによって、複数の食器の中から特定の食器を認識する技術が知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−44794号(段落番号0010〜0024)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、共振タグには、インダクタンスLと容量Cとから成る共振回路が構築されており、この共振回路は、ある特定周波数の電磁波が印加されると共振現象を引き起こし、印加した電磁波の周波数と同じ周波数のエコー波を発信するようになっている。従って、従来技術のようにエコー波を検出して複数の食器の認識を行う場合、その食器の数だけ、異なる周波数のエコー波を発信する共振タグが必要となる。例えば50種類の食器の認識を行う場合には、50個の共振タグが必要となる。
【0005】
この場合、各々の共振タグを共振させる電磁波の周波数も50種類選択しなければならないが、互いに近接した帯域の周波数を選択すると、各共振タグから発信するエコー波の周波数が互いに近接したものとなる。例えば隣り合う帯域の周波数が近接していると、エコー波相互が類似したものとなり、その結果、異なる種類の食器を誤って同じものと認識してしまう場合があり得る。
数多くの食器の種類を正確に認識するためには、互いに離間した帯域の周波数を選択すれば良いが、利用可能な周波数には種々の制約があり、あまり広い帯域の周波数を無条件に利用することはできない。従って、上述したような従来技術では、認識可能な食器の数や種類が制限されてしまうといった問題がある。
【0006】
また、上記の従来技術において、共振タグは、食器とは別体で形成され、食器に対して後付けされるようになっているため、その製造工程が増加して手間がかかると共に、製造コストも上昇してしまうといった問題もある。
更に、共振タグを食器に対して後付けすると、共振タグが外部に露出した状態となり、外的負荷によって共振タグが簡単に脱落してしまう場合がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされており、その目的は、所定の製造プロセス中に共振タグを内蔵したカード本体を一体的且つ同時に製造することによって、識別可能な数や種類の制限を無くすると共に、簡単で低価格な製造方法で耐久性に優れた共振タグ内蔵型カード媒体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明の共振タグ内蔵型カード媒体は、所定の周波数の電磁波の作用を受けた際に、前記電磁波の周波数と同じ周波数のエコー波を発振する共振タグ(例えば2a,2b,2c)と、所定の製造プロセス中に前記共振タグと共に一体的且つ同時に製造されるカード本体4とを備えており、前記製造プロセス中において、前記カード本体を展開した状態で前記共振タグを印刷した後、展開状態にある前記カード本体を重ね合わせることによって前記共振タグを内蔵したカード本体が製造される。
【0008】
また、本発明の共振タグ内蔵型カード媒体の製造方法は、所定の周波数を有する電磁波の作用を受けた際に、前記電磁波の周波数と同じ周波数のエコー波を発振する共振タグ(例えば2a,2b,2c)を内蔵したカード本体4を備えた共振タグ内蔵型カード媒体の製造方法であって、前記カード本体を展開した状態で前記共振タグを印刷する印刷工程と、前記印刷工程によって前記共振タグが印刷された前記カード本体を重ね合わせることによって、前記共振タグを前記カード本体に内蔵する重合工程とを有する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の共振タグ内蔵型カード媒体及びその製造方法について、添付図面を参照して説明する。
図1(a)〜(c)には、本発明の第1の実施の形態に係る製造方法によって製造された共振タグ内蔵型カード媒体の構成が示されている。
本実施の形態の共振タグ内蔵型カード媒体は、所定の周波数の電磁波の作用を受けた際に、電磁波の周波数と同じ周波数のエコー波を発振する共振タグ(例えば2a,2b,2c)と、所定の製造プロセス(カード本体自身の製造プロセス)中に共振タグと共に一体的且つ同時に製造されるカード本体4とを備えている。この構成では、互いに異なる周波数のエコー波を発振する複数種類の共振タグ(例えば2a,2b,2c)を用いれば、その共振タグの数に対応したカード本体4を判別することが可能となる。
【0010】
本実施の形態では、カード本体4の一例として54種類のトランプを想定しており、各トランプ4の製造プロセス中において、トランプ4を展開した状態で共振タグ(例えば2a,2b,2c)を印刷した後、展開状態にあるトランプ4を重ね合わせることによって共振タグ2a,2b,2cを内蔵したトランプ4が製造される。なお、図1には、展開した状態のトランプ4の内面が示されており、この内面に共振タグ2a,2b,2cが印刷される。また、トランプ4の表面には、54種類のトランプデザイン(図示しない)が印刷されるようになっているが、その説明は省略する。
この場合、互いに異なる周波数のエコー波を発振する54種類の共振タグを用いることも可能であるが、エコー波相互の周波数が近接することによる誤認識や製造コストの上昇を防止するため、最小数の共振タグで54種類のトランプ4を認識することが好ましい。例えば互いに異なる周波数のエコー波を発信する8個の共振タグを用いた場合、各トランプ4の内面には、3個の共振タグ(例えば2a,2b,2c)を組み合わせて印刷すれば良い(=56)。また11個の共振タグを用いた場合には、2個の共振タグ(例えば2a,2b等)を組み合わせて印刷すれば良い(11=55)。
【0011】
ここでは、8個の共振タグ(図面には2a,2b,2cのみ示す)を用いた場合において、54種類のトランプ4のそれぞれに3種類の共振タグ2a,2b,2cを組み合わせて印刷する製造プロセスについて例示する。
この製造プロセスは、トランプ4を展開した状態で3種類の共振タグ(2a,2b,2c)を印刷する印刷工程(図1(a))と、印刷工程によって3種類の共振タグ2a,2b,2cが印刷されたトランプ4を重ね合わせることによって、共振タグ2a,2b,2cをトランプ4に内蔵する重合工程(図1(b),(c))とを有する。
【0012】
各々の共振タグ2a,2b,2cには、コイル部(インダクタンス)L1,L2,L3と、コンデンサ部(容量)C1,C2,C3と、各コイル部L1,L2,L3とコンデンサ部C1,C2,C3とを接続するための導電体とから成る共振回路が構築されており、この共振回路は、誘導リアクタンスωLと容量リアクタンス1/ωCとが等しくなるような周波数の電磁波を作用させて励振すると、共振現象を起こし、作用させた電磁波と同じ周波数のエコー波を発振する。
印刷工程において(図1(a))、コイル部L1,L2,L3は、展開状態にあるトランプ4の一方側片4aに印刷され、コンデンサ部C1,C2,C3は、展開状態にあるトランプ4の他方側片4bに印刷される。また、導電体は、一方側片4a上においてコイル部L1,L2,L3からコンデンサ部C1,C2,C3に向かって印刷された一方側導電部6aと、他方側片4b上においてコンデンサ部C1,C2,C3からコイル部L1,L2,L3に向かって印刷された他方側導電部6bとから構成される。この場合、一方側導電部6aと他方側導電部6bとは、重合工程における圧着領域を確保(導電部6a,6b相互の印刷ズレを考慮)するために、幅広に印刷されている。
重合工程(図1(b),(c))では、トランプ4の一方側片4aと他方側片4bとを切断した後、一方側導電部6aと他方側導電部6bとが互いに圧着するように、トランプ4の一方側片4aと他方側片4bとを重ね合わせる。この状態において、コイル部L1,L2,L3とコンデンサ部C1,C2,C3とを互いに絶縁するために、トランプ4の他方側片4bのコンデンサ部C1,C2,C3には、それを覆うように絶縁材8が印刷されている。
【0013】
このような製造方法によれば、3種類の共振タグ2a,2b,2cを内蔵したトランプ4を一体的且つ同時に製造することができるため、製造工程が簡略化され、製造コストを低減することが可能となる。また、共振タグ2a,2b,2cをトランプ4に内蔵したことによって、共振タグ2a,2b,2cの脱落防止を図った耐久性に優れた共振タグ内蔵型カード媒体を実現することができる。
また、本実施の形態によれば、複数種類の共振タグ2a,2b,2cを組み合わせたことによって、カード本体4の数や種類が増加した場合でも最小数の共振タグ(例えば2a,2b,2c)で全てのカード本体4の種類を認識することができる。この場合、使用する電磁波の周波数の種類を最小にすることができるため、共振タグ2a,2b,2c相互のエコー波の周波数は互いに離間したものとなる。この結果、例えば隣り合う帯域の周波数が近接することがなくなるため、エコー波相互が類似して異なる種類の対象物を誤って同じものと認識してしまうといった従来の問題を解消することが可能となる。
【0014】
次に、本発明の第2の実施の形態に係る製造方法によって製造された共振タグ内蔵型カード媒体について、図2(a)〜(c)を参照して説明する。
図2(a)に示すように、本実施の形態の導電体6は、展開状態にあるトランプ4の一方側片4aのコイル部L1,L2,L3と他方側片4bのコンデンサ部C1,C2,C3とを接続するように印刷されている。この場合、導電体6は、重合工程における圧着領域を確保(相互の印刷ズレを考慮)するために、幅広に印刷されている。
また、重合工程では、トランプ4の一方側片4aと他方側片4bとを切断した後(図2(b))、一方側片4aの導電体6と他方側片4bの導電体6とが互いに圧着するように、トランプ4の一方側片と他方側片とを重ね合わせる(図2(c))。
なお、その他の構成は、第1の実施の形態と同一であるため、その説明は省略し、第1の実施の形態(図1)と同一の構成には、同一符号を付す。
本実施の形態によれば、単一の導電体6でコイル部L1,L2,L3とコンデンサ部C1,C2,C3とを接続するように構成したことによって、更に製造工程が簡略化され、製造コストを低減することが可能となる。
なお、その他の効果は、第1の実施の形態と同一であるため、その説明は省略する。
【0015】
次に、本発明の第3の実施の形態に係る製造方法によって製造された共振タグ内蔵型カード媒体について、図3(a),(b)を参照して説明する。
図3(a)に示すように、本実施の形態の導電体6は、展開状態にあるトランプ4の一方側片4aのコイル部L1,L2,L3と他方側片4bのコンデンサ部C1,C2,C3とを接続するように印刷されている。この場合、導電体6は、重合工程における圧着領域を確保(相互の印刷ズレを考慮)するために、幅広に印刷されている。
また、重合工程では、一方側片4aの導電体6と他方側片4bの導電体6とが互いに圧着するように、カード本体4の一方側片4aと他方側片4bと互いに折り曲げて重ね合わせる(図3(b))。
なお、その他の構成は、第1及び第2の実施の形態と同一であるため、その説明は省略し、第1及び第2の実施の形態(図1及び図2)と同一の構成には、同一符号を付す。
本実施の形態によれば、カード本体4の一方側片4aと他方側片4bとを切断すること無く、互いに折り曲げて重ね合わせるように構成したことによって、更に製造工程が簡略化され、製造コストを低減することが可能となる。
本実施の形態において、カード本体4の一方側片4aと他方側片4bとを互いに折り曲げて重ね合わせた状態において、その折曲部分Pが外観上丸く膨らむ場合がある(図3(c))。そこで、折曲部分Pに予め切れ目を入れておけば、図3(d)に示すように、折曲部分Pを略面一に揃えることが可能となる。
なお、その他の効果は、第1及び代2の実施の形態と同一であるため、その説明は省略する。
【0016】
次に、本発明の第4の実施の形態に係る製造方法によって製造された共振タグ内蔵型カード媒体について、図4(a)〜(c)を参照して説明する。
図4(a)に示すように、本実施の形態の共振タグ内蔵型カード媒体において、共振タグ2a,2b,2cは、コイル部L1,L2,L3とコンデンサ部C1,C2,C3と、コイル部とコンデンサ部とを電気的に接続する導電部6とを備えている。この場合、コイル部L1,L2,L3とコンデンサ部C1,C2,C3と導電部6とは共に、展開状態にあるトランプ4の一方側片4a及び他方側片4bのいずれか一方に印刷されており、重合工程では、トランプ4の一方側片4aと他方側片4bとを重ね合わせる。
重合工程での重ね合わせ処理法としては、例えば図4(b)に示すように、トランプ4の一方側片4aと他方側片4bとを切断してから重ね合わせる方法や、例えば図4(c)に示すように、トランプ4の一方側片4aと他方側片4bとを切断すること無く、互いに折り曲げて重ね合わせる方法を適用できる。
なお、その他の構成は、第1〜第3の実施の形態と同様であるため、その説明は省略する。
本実施の形態によれば、コイル部L1,L2,L3とコンデンサ部C1,C2,C3と導電部6とをトランプ4の一方側片4a及び他方側片4bのいずれか一方に印刷したことによって、重合工程を簡略化させることができる。また、コイル部L1,L2,L3とコンデンサ部C1,C2,C3とを離間させた状態で印刷できるため、絶縁材8(図1〜図3)が不要となると共に、導電部6を幅広に構成する必要が無いため、製造プロセスが更に簡略化され、製造コストの大幅な低減を図ることが可能となる。
【0017】
次に、本発明の第5の実施の形態に係る製造方法によって製造された共振タグ内蔵型カード媒体について、図5(a),(b)を参照して説明する。
図5(a),(b)に示すように、本実施の形態の共振タグ内蔵型カード媒体の製造方法には、上述した第1〜第4の実施の形態(図1〜図4)の製造プロセスによって製造された共振タグ2a,2b,2cを内蔵したカード本体4を覆うように、外カバー体10a,10bを配設する配設工程が増設されている。
本実施の形態において、カード本体4の表面には、トランプデザインが施されておらず、外カバー体10a,10bの表面にトランプデザイン(図示しない)が施されている。この場合、カード本体4を覆うように外カバー体10a,10bを配設する(具体的には、一対の外カバー体10a,10bでカード本体4を挟み込む)ことによって、共振タグ2a,2b,2cを内蔵したトランプを製造することができる。
本実施の形態によれば、共振タグ2a,2b,2cを内蔵したカード本体4を外カバー体10a,10bで完全に被覆することができるため、外観全てが完全な対称形に整えられたトランプを実現することが可能となる。この場合、共振タグ2a,2b,2cを内蔵したカード本体4は極めて薄肉状に形成できるため、完成したトランプに違和感を感じることは無い。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、所定の製造プロセス中に共振タグを内蔵したカード本体を一体的且つ同時に製造することによって、識別可能な数や種類の制限を無くすると共に、簡単で低価格な製造方法で耐久性に優れた共振タグ内蔵型カード媒体を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(c)は、本発明の第1の実施の形態に係る製造方法によって製造された共振タグ内蔵型カード媒体の構成図。
【図2】(a)〜(c)は、本発明の第2の実施の形態に係る製造方法によって製造された共振タグ内蔵型カード媒体の構成図。
【図3】(a),(b)は、本発明の第3の実施の形態に係る製造方法によって製造された共振タグ内蔵型カード媒体の構成図、(c)は、折曲部分が丸く膨らんだ状態を示す断面図、(d)は、折曲部分に切れ目を入れて略面一に揃えた状態を示す断面図。
【図4】(a)〜(c)は、本発明の第4の実施の形態に係る製造方法によって製造された共振タグ内蔵型カード媒体の構成図。
【図5】(a),(b)は、本発明の第5の実施の形態に係る製造方法によって製造された共振タグ内蔵型カード媒体の構成図。
【符号の説明】
2a,2b,2c 共振タグ
4 カード本体

Claims (11)

  1. 所定の周波数の電磁波の作用を受けた際に、前記電磁波の周波数と同じ周波数のエコー波を発振する共振タグと、
    所定の製造プロセス中に前記共振タグと共に一体的且つ同時に製造されるカード本体とを備えており、
    前記製造プロセス中において、前記カード本体を展開した状態で前記共振タグを印刷した後、展開状態にある前記カード本体を重ね合わせることによって前記共振タグを内蔵したカード本体が製造されることを特徴とする共振タグ内蔵型カード媒体。
  2. 前記カード本体には、互いに異なる周波数のエコー波を発振する複数種類の共振タグが内蔵されていることを特徴とする請求項1に記載の共振タグ内蔵型カード媒体。
  3. 所定の周波数を有する電磁波の作用を受けた際に、前記電磁波の周波数と同じ周波数のエコー波を発振する共振タグを内蔵したカード本体を備えた共振タグ内蔵型カード媒体の製造方法であって、
    前記カード本体を展開した状態で前記共振タグを印刷する印刷工程と、
    前記印刷工程によって前記共振タグが印刷された前記カード本体を重ね合わせることによって、前記共振タグを前記カード本体に内蔵する重合工程と、を有することを特徴とする共振タグ内蔵型カード媒体の製造方法。
  4. 前記共振タグは、コイル部とコンデンサ部と、前記コイル部と前記コンデンサ部とを電気的に接続する導電体とを備え、
    前記コイル部は、展開状態にある前記カード本体の一方側片に印刷され、
    前記コンデンサ部は、展開状態にある前記カード本体の他方側片に印刷され、
    前記導電体は、前記一方側片上において前記コイル部から前記コンデンサ部に向かって印刷された一方側導電部と、前記他方側片上において前記コンデンサ部から前記コイル部に向かって印刷された他方側導電部とから構成されており、
    前記重合工程では、前記カード本体の一方側片と他方側片とを切断した後、前記一方側導電部と前記他方側導電部とが互いに圧着するように、前記カード本体の一方側片と他方側片とを重ね合わせることを特徴とする請求項3に記載の共振タグ内蔵型カード媒体の製造方法。
  5. 前記一方側導電部と前記他方側導電部とは、前記重合工程における圧着領域を確保するために、幅広に印刷されていることを特徴とする請求項4に記載の共振タグ内蔵型カード媒体の製造方法。
  6. 前記共振タグは、コイル部とコンデンサ部と、前記コイル部と前記コンデンサ部とを電気的に接続する導電体とを備え、
    前記コイル部は、展開状態にある前記カード本体の一方側片に印刷され、
    前記コンデンサ部は、展開状態にある前記カード本体の他方側片に印刷され、
    前記導電体は、前記一方側片のコイル部と前記他方側片のコンデンサ部とを接続するように印刷されており、
    前記重合工程では、前記カード本体の一方側片と他方側片とを切断した後、前記一方側片の導電体と前記他方側片の導電体とが互いに圧着するように、前記カード本体の一方側片と他方側片とを重ね合わせることを特徴とする請求項3に記載の共振タグ内蔵型カード媒体の製造方法。
  7. 前記共振タグは、コイル部とコンデンサ部と、前記コイル部と前記コンデンサ部とを電気的に接続する導電体とを備え、
    前記コイル部は、展開状態にある前記カード本体の一方側片に印刷され、
    前記コンデンサ部は、展開状態にある前記カード本体の他方側片に印刷され、
    前記導電体は、前記一方側片のコイル部と前記他方側片のコンデンサ部とを接続するように印刷されており、
    前記重合工程では、前記一方側片の導電体と前記他方側片の導電体とが互いに圧着するように、前記カード本体の一方側片と他方側片と互いに折り曲げて重ね合わせることを特徴とする請求項3に記載の共振タグ内蔵型カード媒体の製造方法。
  8. 前記導電体は、前記重合工程における圧着領域を確保するために、幅広に印刷されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の共振タグ内蔵型カード媒体の製造方法。
  9. 前記共振タグは、コイル部とコンデンサ部と、前記コイル部と前記コンデンサ部とを電気的に接続する導電部とを備え、
    前記コイル部とコンデンサ部と前記導電部とは、共に、展開状態にある前記カード本体の一方側片及び他方側片のいずれか一方に印刷されており、
    前記重合工程では、前記カード本体の一方側片と他方側片と互いに折り曲げて重ね合わせることを特徴とする請求項3に記載の共振タグ内蔵型カード媒体の製造方法。
  10. 所定の周波数を有する電磁波の作用を受けた際に、前記電磁波の周波数と同じ周波数のエコー波を発振する共振タグを内蔵したカード本体を備えた共振タグ内蔵型カード媒体の製造方法であって、
    前記カード本体を展開した状態で前記共振タグを印刷する印刷工程と、
    前記印刷工程によって前記共振タグが印刷された前記カード本体を重ね合わせることによって、前記共振タグを前記カード本体に内蔵する重合工程と、
    前記共振タグを内蔵した前記カード本体を覆うように、外カバー体を配設する配設工程と、を有することを特徴とする共振タグ内蔵型カード媒体の製造方法。
  11. 前記カード本体には、互いに異なる周波数のエコー波を発振する複数種類の共振タグが内蔵されていることを特徴とする請求項3〜10のいずれか1に記載の共振タグ内蔵型カード媒体の製造方法。
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