JP2004211890A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. 車両に加圧流体を貯蔵するためのタンク（T1）を形成するための自動車の支持台(10)であって、
   上記タンクは連通部を介して互いに連通したセル(2)の少なくとも1つのセル網を有し、各連通部はオリフィス(3)によって形成され、上記連通部は車両の使用に必要な消費時の流体の流れでは車両の使用に影響を与えない圧力降下しか生じさせず、且つ、一つまたは複数のセルが破損したときに漏れる流れによって高い圧力降下が生じてその流量を制限するようになっていることを特徴とする支持台。
2. 上記連通部を介して相互に連通した少なくとも100個、10万個以下のセル(2)からなる少なくとも1つのセル網を有する請求項１に記載の支持台。
3. 各セルがほぼ円筒形の中心壁部とキャップ状各端部とを有する請求項１または２に記載の支持台。
4. 直列に連通したセル網を複数有し、これらのセル網が互いに並列に接続されている請求項１〜３のいずれか一項に記載の支持台。
5. 特定のオリフィスを介して隣接していない複数のセルに同時に燃料を供給する装置を有し、この装置が充填後に密封する弁を備えている請求項１〜４のいずれか一項に記載の支持台。
6. 互いに異なる流体を貯蔵するための第２の独立したタンクが一体に組み込まれている請求項１〜５のいずれか一項に記載の支持台。
7. 第２のタンク（T2）が連通部を介して互いに連通したセルからなる少なくとも1つのセル網を有し、この連通部が車両の使用に必要な流体の消費による流体の流れによって車両の使用に影響を与えない程度の圧力降下を生じさせ、且つ、一つまたは複数のセルが破損したときに漏れる流れによって流量を制限するのに必要な高い圧力降下が生じるようになっている請求項６に記載の支持台。
8. セルの数と同じ数の凹部(21)を有する基部(20)を有し、この基部は第1の面(22)とこの第1の面にほぼ平行な反対側の面(23)とを有する平らな形をしており、各凹部は第1の面から反対側の面へ延び、第1の面で開口し、反対側の面は開口しておらず、各凹部はカバー(27)によって密閉されてセルを形成し、各オリフィスは凹部を互いに連通するように基部に形成される請求項６または７に記載の支持台。
9. 各凹部が第1の面(22)と第1の面と反対側の面の間の中間位置(25)との間に延びた略円筒形の第1部分(24)と、この第1部分から延びた第２部分(240)とを有し、この第２部分はキャップを形成する壁(26)を有する請求項８に記載の支持台。
10. 各カバー(27)が略円筒形の壁の筒(28)を有し、筒の外径は各凹部の第1部分の内径に等しいか、それ以下であり、各カバー(27)は底(29)を有し、全てのカバーは凹部に挿入され、接着結合されている請求項９に記載の支持台。
11. 各カバー(27B)が凹部(21B)にシール(274B)を内挿した状態でネジ止めされている請求項８に記載の支持台。
12. タンク（T1）とタンク（T2）との間にセルが存在しない隔離領域が残されている請求項７〜１１のいずれか一項に記載の支持台。
13. タンク（T1）とタンク（T2）との間に、隣接するタンク内のセルと連通していないセル(51)を有する隔離領域(5)が残されている請求項７〜１１のいずれか一項に記載の支持台。
14. 車両の各種部品が取り付けられる床の少なくとも一部を形成する請求項１〜１３のいずれか一項に記載の支持台(10)を備えた車両。
15. 燃料電池を有し、上記支持台に組み込まれたタンクが気体水素を貯蔵する請求項１４に記載の車両。
16. 燃料電池(13)と、２つのタンク（T1およびT2）が上記支持台に組み込まれ、一方のタンクが気体水素を貯蔵し、他方のタンクが気体酸素を貯蔵する請求項１５に記載の車両。