JP2004211354A - 板ガラス支持構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】床平面での障害物を減らすことができながら、且つ、壁面撓み抑制機能を維持し易くする。
【解決手段】壁面を構成するに、各板ガラス1に吊り支持用支持具2を取り付けて吊り部材で吊り支持し、支持具2から延出する束部材2cを設け、縦に隣接する束部材2cどうしを連結する状態に縦連結線部材6aを設けると共に、横に隣接する束部材2cどうしを連結する状態に横連結線部材6bを設け、束部材2cと縦連結線部材6aと横連結線部材6bとで、壁面撓み抑制手段5を構成してある板ガラス支持構造において、最下段に配置された束部材2cは、それらの一部を除いて、束部材2cと床部B1とにわたって連結線部材6を設けてあり、最下段に配置された各束部材2cにわたって設置してある横連結線部材6bは、少なくとも二本用意してあり、それらは平面視で交差状態に設けてある。
【選択図】 図1
【解決手段】壁面を構成するに、各板ガラス1に吊り支持用支持具2を取り付けて吊り部材で吊り支持し、支持具2から延出する束部材2cを設け、縦に隣接する束部材2cどうしを連結する状態に縦連結線部材6aを設けると共に、横に隣接する束部材2cどうしを連結する状態に横連結線部材6bを設け、束部材2cと縦連結線部材6aと横連結線部材6bとで、壁面撓み抑制手段5を構成してある板ガラス支持構造において、最下段に配置された束部材2cは、それらの一部を除いて、束部材2cと床部B1とにわたって連結線部材6を設けてあり、最下段に配置された各束部材2cにわたって設置してある横連結線部材6bは、少なくとも二本用意してあり、それらは平面視で交差状態に設けてある。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、壁面を複数の板ガラスを縦横に並設して構成するに、各板ガラスに吊り支持用支持具を取り付け、前記支持具を吊り部材で吊り支持し、前記支持具から壁厚み方向に延出する束部材を設け、縦方向に隣接する前記束部材どうしを連結する状態に縦連結線部材をそれぞれ設けると共に、横方向に隣接する前記束部材どうしを連結する状態に横連結線部材をそれぞれ設け、前記束部材と前記縦連結線部材と前記横連結線部材とで、壁面撓み抑制手段を構成してある板ガラス支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の板ガラス支持構造としては、板ガラスによる美観性を生かした壁面を構成するために、壁面撓み抑制手段としては、H形鋼やチャンネル材等の目立ち易い構造材を使用する替わりに、束部材や線部材等目立ち難い部材を使用し、特に線部材に引張応力を負担させることで壁面の撓みの抑制を図るよう構成されている。
そして、壁面撓み抑制手段を構成するに、図7に示すように、横方向に隣接する各束部材2c間に二本の横連結線部材6bが平行となるように取り付けて、両横連結線部材6bの両端部は、各別に建物躯体Bに固定すると共に、縦連結線部材6aに関しても、両端部は、各別に建物躯体Bに固定してあった(例えば、特許文献1参照)。そして、ガラス壁面への外力の作用でガラス壁面が撓むのを、壁面撓み抑制手段が一丸となって引張力を負担することで撓みを抑制するように構成されていた。
尚、この様な従来技術に関しては、先行技術調査を行うまでもなく、当業者の間で広く知られているものであることから、先行技術文献は示していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の板ガラス支持構造によれば、壁面撓み抑制手段を構成する各連結線部材の端部は、各別に躯体に固定されているから、壁面外周側に設置されている各束部材と、躯体とにわたる空間には、連結線部材が位置している。これは、最下段に配置された束部材と躯体である床との間の空間においても同様で、その空間に配置された連結線部材は、フロアーの一部を占有していることになる。その結果、フロアーの有効な面積が減少すると共に、連結線部材による占有は壁際に点在したものであるから、壁面側での平面計画の障害となり易く、使い勝手の悪い平面構成となってしまい易い問題点があった。
しかし、障害物を無くして使い勝手よくする為に、最下段の各束部材と床とにわたって設置される連結線部材を省略すると、横方向に隣接する各束部材とそれらにわたって設置された二本の横連結線部材とで構成された梯子形状の壁面撓み抑制エレメントに対する拘束力が著しく減少し、一対の束部材と横連結線部材とで囲まれた矩形形状単位での個別の変形を抑制し難くなる。従って、壁面撓みの抑制機能が低下し易くなるといった新たな問題点が生じる。
【0004】
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、床平面での障害物を減らすことができながら、且つ、壁面撓み抑制機能を維持し易い板ガラス支持構造を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の特徴構成は、壁面を複数の板ガラスを縦横に並設して構成するに、各板ガラスに吊り支持用支持具を取り付け、前記支持具を吊り部材で吊り支持し、前記支持具から壁厚み方向に延出する束部材を設け、縦方向に隣接する前記束部材どうしを連結する状態に縦連結線部材をそれぞれ設けると共に、横方向に隣接する前記束部材どうしを連結する状態に横連結線部材をそれぞれ設け、前記束部材と前記縦連結線部材と前記横連結線部材とで、壁面撓み抑制手段を構成してある板ガラス支持構造において、最下段に配置された束部材は、それらの一部を除いて、束部材と床部とにわたって連結線部材を設けてあり、最下段に配置された各束部材にわたって設置してある前記横連結線部材は、少なくとも二本用意してあり、それらは平面視で交差状態に設けてあるところにある。
【0006】
請求項1の発明の特徴構成によれば、最下段に配置された束部材は、それらの一部を除いて、束部材と床部とにわたって連結線部材を設けてあることで、従来に比べて一部の連結線部材を省略して床平面をより広く使用することが可能となる。従って、フロアーの有効な面積を従来より増加させることができ、壁面側での平面計画が立て易くなり、使い勝手の良い平面構成とすることが可能となる。また、最下段に配置された各束部材にわたって設置してある前記横連結線部材は、少なくとも二本用意してあり、それらは平面視で交差状態に設けてあるから、その交差状態の二本の横連結線部材と束部材とがなす三角形を基本形とした部材構成により効率の良い引張力負担が実現して変形し難くなり、前記連結線部材が省略されて拘束力が低下した部分においても、壁面撓み抑制エレメント自体の保形性を維持し易くなる。その結果、上述した梯子形状の壁面撓み抑制エレメントに比べて、壁面撓みの抑制機能を向上させることが可能となる。
従って、床平面での障害物を減らすことができながら、且つ、壁面撓み抑制機能を維持することが可能となる。
【0007】
請求項2の発明の特徴構成は、前記最下段に配置された束部材の内、前記床部とにわたる前記連結線部材を設けてない束部材に対して、前記束部材一端部での板ガラス支持力によって生じる前記束部材中間部の吊り支点周りの回転モーメントに対して対抗自在なモーメント対抗手段を設けてあるところにある。
【0008】
請求項2の発明の特徴構成によれば、請求項1の発明による作用効果を叶えることができるのに加えて、最下段の束部材と床部とを連結する連結線部材を省略された部分においても、前記モーメント対抗手段によって、板ガラス支持力による吊り支点周りの回転モーメントに対抗することが可能となり、その対抗力そのもので、束部材を安定した姿勢に保ちやすくなる。そして、壁面撓み抑制機能の向上をも図ることが可能となる。
【0009】
請求項3の発明の特徴構成は、前記束部材は、筒部材で構成してあり、前記モーメント対抗手段は、前記束部材他端部の筒内に設けた重りであるところにある。
【0010】
請求項3の発明の特徴構成によれば、請求項1又は2の発明による作用効果を叶えることができるのに加えて、モーメント対抗手段を、『重り』という単純な構成とすることで、材料コストの低減を図ることができると共に、『重り』は、筒形状の束部材に内装してあるから、外部に露出させないように構成することが可能となり、美観性を低下することなく、壁面撓み抑制機能を発揮することが可能となる。
また、『重り』を使用していることで、重量を替えたり、筒内での筒長手方向での固定位置を変更することで、吊り支点周りの抵抗回転モーメントの大きさを調整することが簡単に実施できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示している。
【0012】
図1〜3は、本発明の板ガラス支持構造を採用したガラス壁Wを例示している。
【0013】
ガラス壁Wは、建物躯体Bである床B1、天井B2、両側壁B3で囲まれた空間に設けられている。
そして、ガラス壁Wは、複数の板ガラス1を縦横に並設して構成してある。また、各板ガラス1には、吊り支持用支持具2がそれぞれ取り付けてあり、それら各支持具2は、建物躯体Bに固定された吊り部材3で吊り支持されている。
また、ガラス壁Wの外周部と建物躯体Bとは、相対移動自在な状態に配置されており、例えば、地震や、風によってガラス壁Wに外力が作用した際、両者が干渉して破損するのを防止できるように構成してある。また、ガラス壁Wと建物躯体Bとの間の気密性を維持するために、両者にわたって、防水性を有するコーキング材4等が設けてある。
また、ガラス壁Wの室内面側には、壁面撓みの抑制を図る壁面撓み抑制手段5を、ガラス壁Wと一体的に設けてある。
【0014】
前記板ガラス1は、図に示すように矩形形状板で構成してあり、四隅部分には、前記支持具2を取り付けるための取付孔1aが形成してある。
【0015】
前記支持具2は、金属によって構成してあり、図4に示すように、前端側には、複数の板ガラス取付部2aが形成してあり、後端側は、円筒形状の束部2cが形成してある。また、前記板ガラス取付部2aと束部(束部材に相当)2cとの間には、前記吊り部材3によって吊り支持される被支持部2bが形成してある。
【0016】
前記板ガラス取付部2aには、前記板ガラス1がボルト固定してある。即ち、前記取付孔1aに取付ボルトTを挿通させて板ガラス取付部2aに螺合締め付けすることによって固定してある。
因みに、支持具2は、各板ガラス取付部2aに各別に板ガラス1が固定された状態で、隣接する板ガラス1,1間に目地が形成されるような取付部配置に形成してある。そして、その目地には、前述のガラス壁Wと建物躯体Bとにわたって設けられているコーキング材4と同様のものが充填してあり、弾性目地が構成されている。
【0017】
前記被支持部2bは、軸部分の両側部に張り出す状態に設けたフランジ部で構成してある。この被支持部2bに建築躯体Bの天井B2に固定された吊り部材3が取り付けられている。従って、当該支持具2は、この部分で吊り支持されていることになる。
因みに、前記吊り部材3は、例えば、金属ワイヤーや、金属ロッド等で構成してあり、支持重量を考慮して、その種類や断面構成等が決定される。
【0018】
前記束部2cは、前記被支持部2bの設けられている軸部分の後端側に延設状態に形成してあり、金属製の筒部材で構成されている。
従って、ガラス壁Wの室内面における各板ガラス1の隅部分に、当該束部2cが室内側へ突出する状態に支持具2が取り付けられている。
【0019】
一方、前記壁面撓み抑制手段5は、上述の各束部2cと、それら束部2cにわたって連結する状態に設けられた連結線部材6によって構成されている。因みに、連結線部材6は、当該実施形態においては、金属ワイヤーによって構成されている。
そして、連結線部材6の内、縦方向に隣接する前記束部2cどうしを連結するものを縦連結線部材6aと言い、横方向に隣接する前記束部2cどうしを連結するものを横連結線部材6bと言う。縦連結線部材6a、横連結線部材6bは、図に示すように、共に、二本づつ設けてある。
尚、縦連結線部材6aは、二本が、側面視で交差状態に配置されている(図2参照)。そして、横連結線部材6bに関しては、最下段の横連結線部材6bについてのみ二本が交差状態に配置されており、他の段の横連結線部材6bは、二本が平行状態に配置されている。
また、建物躯体Bの両壁際の束部2cと両側壁B3との間、及び、天井際の束部2cと天井B2との間には、それぞれ、連結線部材6が設けられている。
但し、最下段に配置された束部2cと床B1との間には、全箇所には連結線部材6は設けられていない。当該実施形態では、一箇所おきに束部2cと床B1とを連結する状態に連結線部材6が取り付けられている。
【0020】
また、最下段の束部2cの内、床B1との連結線部材6を取り付けてない束部2cに関しては、図5に示すように、筒内空部に金属製重り7が固定してある。従って、前記支持具2の吊り支点周りに生じる板ガラス1の支持モーメントに対して、前記重り7の重量モーメントが対抗し、支持具2の姿勢を安定したものとすることが可能となる。前記重り7によってモーメント対抗手段Mが構成されている。
【0021】
当該実施形態の板ガラス支持構造によれば、従来に比べて一部の連結線部材6を省略して床平面をより広く使用することができるから、フロアーの有効な面積を従来より増加させることができ、ガラス壁面際での平面計画が立て易くなり、使い勝手の良い平面構成とすることが可能となる。
また、床B1に固定する連結線部材6を一部について省略してあるものの、最下段に配置された前記横連結線部材6bは、平面視で交差状態に設けてあるから、その交差状態の二本の横連結線部材6bと束部2cとがなす三角形を基本形とした部材構成により、効率の良い引張力負担が実現し、壁面撓み抑制機能を維持することが可能となる。
【0022】
〔別実施形態〕
以下に他の実施の形態を説明する。
【0023】
〈1〉 板ガラス支持構造は、先の実施形態で説明したものに限るものではなく、適宜変更が可能で、例えば、ガラス壁Wの板ガラス1の割り振りの変更や、建物躯体Bの具体構成の変更等がある場合もある。また、図6に示すように、ガラス壁Wの壁面に交わる方向に設置された控えガラス板10を設ける構成を採用する場合もある。この場合、控えガラス板10は、ガラス壁Wの室外側、室内側、両側に設けることがある。
〈2〉 前記モーメント対抗手段は、先の実施形態で説明した筒形状の束部2c中に内装した重り7で構成することに限るものではなく、例えば、該当する束部2cを、他の束部2cより太く形成したり、長く形成したり、厚肉に形成したりする手法で、対抗モーメントを増加できるように構成するものであってもよい。
それらを含めてモーメント対抗手段と総称する。
〈3〉 前記支持具は、先の実施形態で説明した形式のものに限るものではない。例えば、板ガラスに対する取付構造に関しては、板ガラス1に取付孔1aを形成してボルト固定する方法に限らず、板ガラス1の縁部を挟持する状態に取り付けて支持するものであってもよい。また、板ガラス取付部2aを、四つ備えた構成に限るものではなく、板ガラスとの位置関係によって適宜変更が可能である。
〈4〉 前記連結線部材は、先の実施形態で説明した金属ワイヤーに限るものではなく、例えば、ロッド、棒、紐、繊維材等であってもよく、材質も、金属以外に合成樹脂や、炭素繊維等であってもよい。
〈5〉 前記吊り部材3は、先の実施形態で説明した金属ワイヤーや金属ロッドに限るものではなく、例えば、棒、紐、繊維材等であってもよく、材質も、金属以外に合成樹脂や、炭素繊維等であってもよい。また、本数は、先の実施形態で説明したように2本であることに限るものではなく、1本、又は、3本以上の複数本で構成するものであってもよい。
また、吊り部材が、連結線部材を兼ねたり、連結線部材が吊り部材を兼ねるように構成してあってもよい。
【0024】
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガラス支持構造を示す説明斜視図
【図2】ガラス支持構造を模式化した側面視説明図
【図3】ガラス支持構造を模式化した最下段の束部材位置での平面図
【図4】支持具の取付状態を示す要部斜視図
【図5】支持具の取付状態を示す一部切欠き平面図
【図6】別実施形態のガラス支持構造を示す説明斜視図
【図7】従来のガラス支持構造を示す説明斜視図
【符号の説明】
1 板ガラス
2 支持具
2c 束部(束部材に相当)
3 吊り部材
5 壁面撓み抑制手段
6 連結線部材
6a 縦連結線部材
6b 横連結線部材
7 重り
B1 床
M モーメント対抗手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、壁面を複数の板ガラスを縦横に並設して構成するに、各板ガラスに吊り支持用支持具を取り付け、前記支持具を吊り部材で吊り支持し、前記支持具から壁厚み方向に延出する束部材を設け、縦方向に隣接する前記束部材どうしを連結する状態に縦連結線部材をそれぞれ設けると共に、横方向に隣接する前記束部材どうしを連結する状態に横連結線部材をそれぞれ設け、前記束部材と前記縦連結線部材と前記横連結線部材とで、壁面撓み抑制手段を構成してある板ガラス支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の板ガラス支持構造としては、板ガラスによる美観性を生かした壁面を構成するために、壁面撓み抑制手段としては、H形鋼やチャンネル材等の目立ち易い構造材を使用する替わりに、束部材や線部材等目立ち難い部材を使用し、特に線部材に引張応力を負担させることで壁面の撓みの抑制を図るよう構成されている。
そして、壁面撓み抑制手段を構成するに、図7に示すように、横方向に隣接する各束部材2c間に二本の横連結線部材6bが平行となるように取り付けて、両横連結線部材6bの両端部は、各別に建物躯体Bに固定すると共に、縦連結線部材6aに関しても、両端部は、各別に建物躯体Bに固定してあった(例えば、特許文献1参照)。そして、ガラス壁面への外力の作用でガラス壁面が撓むのを、壁面撓み抑制手段が一丸となって引張力を負担することで撓みを抑制するように構成されていた。
尚、この様な従来技術に関しては、先行技術調査を行うまでもなく、当業者の間で広く知られているものであることから、先行技術文献は示していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の板ガラス支持構造によれば、壁面撓み抑制手段を構成する各連結線部材の端部は、各別に躯体に固定されているから、壁面外周側に設置されている各束部材と、躯体とにわたる空間には、連結線部材が位置している。これは、最下段に配置された束部材と躯体である床との間の空間においても同様で、その空間に配置された連結線部材は、フロアーの一部を占有していることになる。その結果、フロアーの有効な面積が減少すると共に、連結線部材による占有は壁際に点在したものであるから、壁面側での平面計画の障害となり易く、使い勝手の悪い平面構成となってしまい易い問題点があった。
しかし、障害物を無くして使い勝手よくする為に、最下段の各束部材と床とにわたって設置される連結線部材を省略すると、横方向に隣接する各束部材とそれらにわたって設置された二本の横連結線部材とで構成された梯子形状の壁面撓み抑制エレメントに対する拘束力が著しく減少し、一対の束部材と横連結線部材とで囲まれた矩形形状単位での個別の変形を抑制し難くなる。従って、壁面撓みの抑制機能が低下し易くなるといった新たな問題点が生じる。
【0004】
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、床平面での障害物を減らすことができながら、且つ、壁面撓み抑制機能を維持し易い板ガラス支持構造を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の特徴構成は、壁面を複数の板ガラスを縦横に並設して構成するに、各板ガラスに吊り支持用支持具を取り付け、前記支持具を吊り部材で吊り支持し、前記支持具から壁厚み方向に延出する束部材を設け、縦方向に隣接する前記束部材どうしを連結する状態に縦連結線部材をそれぞれ設けると共に、横方向に隣接する前記束部材どうしを連結する状態に横連結線部材をそれぞれ設け、前記束部材と前記縦連結線部材と前記横連結線部材とで、壁面撓み抑制手段を構成してある板ガラス支持構造において、最下段に配置された束部材は、それらの一部を除いて、束部材と床部とにわたって連結線部材を設けてあり、最下段に配置された各束部材にわたって設置してある前記横連結線部材は、少なくとも二本用意してあり、それらは平面視で交差状態に設けてあるところにある。
【0006】
請求項1の発明の特徴構成によれば、最下段に配置された束部材は、それらの一部を除いて、束部材と床部とにわたって連結線部材を設けてあることで、従来に比べて一部の連結線部材を省略して床平面をより広く使用することが可能となる。従って、フロアーの有効な面積を従来より増加させることができ、壁面側での平面計画が立て易くなり、使い勝手の良い平面構成とすることが可能となる。また、最下段に配置された各束部材にわたって設置してある前記横連結線部材は、少なくとも二本用意してあり、それらは平面視で交差状態に設けてあるから、その交差状態の二本の横連結線部材と束部材とがなす三角形を基本形とした部材構成により効率の良い引張力負担が実現して変形し難くなり、前記連結線部材が省略されて拘束力が低下した部分においても、壁面撓み抑制エレメント自体の保形性を維持し易くなる。その結果、上述した梯子形状の壁面撓み抑制エレメントに比べて、壁面撓みの抑制機能を向上させることが可能となる。
従って、床平面での障害物を減らすことができながら、且つ、壁面撓み抑制機能を維持することが可能となる。
【0007】
請求項2の発明の特徴構成は、前記最下段に配置された束部材の内、前記床部とにわたる前記連結線部材を設けてない束部材に対して、前記束部材一端部での板ガラス支持力によって生じる前記束部材中間部の吊り支点周りの回転モーメントに対して対抗自在なモーメント対抗手段を設けてあるところにある。
【0008】
請求項2の発明の特徴構成によれば、請求項1の発明による作用効果を叶えることができるのに加えて、最下段の束部材と床部とを連結する連結線部材を省略された部分においても、前記モーメント対抗手段によって、板ガラス支持力による吊り支点周りの回転モーメントに対抗することが可能となり、その対抗力そのもので、束部材を安定した姿勢に保ちやすくなる。そして、壁面撓み抑制機能の向上をも図ることが可能となる。
【0009】
請求項3の発明の特徴構成は、前記束部材は、筒部材で構成してあり、前記モーメント対抗手段は、前記束部材他端部の筒内に設けた重りであるところにある。
【0010】
請求項3の発明の特徴構成によれば、請求項1又は2の発明による作用効果を叶えることができるのに加えて、モーメント対抗手段を、『重り』という単純な構成とすることで、材料コストの低減を図ることができると共に、『重り』は、筒形状の束部材に内装してあるから、外部に露出させないように構成することが可能となり、美観性を低下することなく、壁面撓み抑制機能を発揮することが可能となる。
また、『重り』を使用していることで、重量を替えたり、筒内での筒長手方向での固定位置を変更することで、吊り支点周りの抵抗回転モーメントの大きさを調整することが簡単に実施できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示している。
【0012】
図1〜3は、本発明の板ガラス支持構造を採用したガラス壁Wを例示している。
【0013】
ガラス壁Wは、建物躯体Bである床B1、天井B2、両側壁B3で囲まれた空間に設けられている。
そして、ガラス壁Wは、複数の板ガラス1を縦横に並設して構成してある。また、各板ガラス1には、吊り支持用支持具2がそれぞれ取り付けてあり、それら各支持具2は、建物躯体Bに固定された吊り部材3で吊り支持されている。
また、ガラス壁Wの外周部と建物躯体Bとは、相対移動自在な状態に配置されており、例えば、地震や、風によってガラス壁Wに外力が作用した際、両者が干渉して破損するのを防止できるように構成してある。また、ガラス壁Wと建物躯体Bとの間の気密性を維持するために、両者にわたって、防水性を有するコーキング材4等が設けてある。
また、ガラス壁Wの室内面側には、壁面撓みの抑制を図る壁面撓み抑制手段5を、ガラス壁Wと一体的に設けてある。
【0014】
前記板ガラス1は、図に示すように矩形形状板で構成してあり、四隅部分には、前記支持具2を取り付けるための取付孔1aが形成してある。
【0015】
前記支持具2は、金属によって構成してあり、図4に示すように、前端側には、複数の板ガラス取付部2aが形成してあり、後端側は、円筒形状の束部2cが形成してある。また、前記板ガラス取付部2aと束部(束部材に相当)2cとの間には、前記吊り部材3によって吊り支持される被支持部2bが形成してある。
【0016】
前記板ガラス取付部2aには、前記板ガラス1がボルト固定してある。即ち、前記取付孔1aに取付ボルトTを挿通させて板ガラス取付部2aに螺合締め付けすることによって固定してある。
因みに、支持具2は、各板ガラス取付部2aに各別に板ガラス1が固定された状態で、隣接する板ガラス1,1間に目地が形成されるような取付部配置に形成してある。そして、その目地には、前述のガラス壁Wと建物躯体Bとにわたって設けられているコーキング材4と同様のものが充填してあり、弾性目地が構成されている。
【0017】
前記被支持部2bは、軸部分の両側部に張り出す状態に設けたフランジ部で構成してある。この被支持部2bに建築躯体Bの天井B2に固定された吊り部材3が取り付けられている。従って、当該支持具2は、この部分で吊り支持されていることになる。
因みに、前記吊り部材3は、例えば、金属ワイヤーや、金属ロッド等で構成してあり、支持重量を考慮して、その種類や断面構成等が決定される。
【0018】
前記束部2cは、前記被支持部2bの設けられている軸部分の後端側に延設状態に形成してあり、金属製の筒部材で構成されている。
従って、ガラス壁Wの室内面における各板ガラス1の隅部分に、当該束部2cが室内側へ突出する状態に支持具2が取り付けられている。
【0019】
一方、前記壁面撓み抑制手段5は、上述の各束部2cと、それら束部2cにわたって連結する状態に設けられた連結線部材6によって構成されている。因みに、連結線部材6は、当該実施形態においては、金属ワイヤーによって構成されている。
そして、連結線部材6の内、縦方向に隣接する前記束部2cどうしを連結するものを縦連結線部材6aと言い、横方向に隣接する前記束部2cどうしを連結するものを横連結線部材6bと言う。縦連結線部材6a、横連結線部材6bは、図に示すように、共に、二本づつ設けてある。
尚、縦連結線部材6aは、二本が、側面視で交差状態に配置されている(図2参照)。そして、横連結線部材6bに関しては、最下段の横連結線部材6bについてのみ二本が交差状態に配置されており、他の段の横連結線部材6bは、二本が平行状態に配置されている。
また、建物躯体Bの両壁際の束部2cと両側壁B3との間、及び、天井際の束部2cと天井B2との間には、それぞれ、連結線部材6が設けられている。
但し、最下段に配置された束部2cと床B1との間には、全箇所には連結線部材6は設けられていない。当該実施形態では、一箇所おきに束部2cと床B1とを連結する状態に連結線部材6が取り付けられている。
【0020】
また、最下段の束部2cの内、床B1との連結線部材6を取り付けてない束部2cに関しては、図5に示すように、筒内空部に金属製重り7が固定してある。従って、前記支持具2の吊り支点周りに生じる板ガラス1の支持モーメントに対して、前記重り7の重量モーメントが対抗し、支持具2の姿勢を安定したものとすることが可能となる。前記重り7によってモーメント対抗手段Mが構成されている。
【0021】
当該実施形態の板ガラス支持構造によれば、従来に比べて一部の連結線部材6を省略して床平面をより広く使用することができるから、フロアーの有効な面積を従来より増加させることができ、ガラス壁面際での平面計画が立て易くなり、使い勝手の良い平面構成とすることが可能となる。
また、床B1に固定する連結線部材6を一部について省略してあるものの、最下段に配置された前記横連結線部材6bは、平面視で交差状態に設けてあるから、その交差状態の二本の横連結線部材6bと束部2cとがなす三角形を基本形とした部材構成により、効率の良い引張力負担が実現し、壁面撓み抑制機能を維持することが可能となる。
【0022】
〔別実施形態〕
以下に他の実施の形態を説明する。
【0023】
〈1〉 板ガラス支持構造は、先の実施形態で説明したものに限るものではなく、適宜変更が可能で、例えば、ガラス壁Wの板ガラス1の割り振りの変更や、建物躯体Bの具体構成の変更等がある場合もある。また、図6に示すように、ガラス壁Wの壁面に交わる方向に設置された控えガラス板10を設ける構成を採用する場合もある。この場合、控えガラス板10は、ガラス壁Wの室外側、室内側、両側に設けることがある。
〈2〉 前記モーメント対抗手段は、先の実施形態で説明した筒形状の束部2c中に内装した重り7で構成することに限るものではなく、例えば、該当する束部2cを、他の束部2cより太く形成したり、長く形成したり、厚肉に形成したりする手法で、対抗モーメントを増加できるように構成するものであってもよい。
それらを含めてモーメント対抗手段と総称する。
〈3〉 前記支持具は、先の実施形態で説明した形式のものに限るものではない。例えば、板ガラスに対する取付構造に関しては、板ガラス1に取付孔1aを形成してボルト固定する方法に限らず、板ガラス1の縁部を挟持する状態に取り付けて支持するものであってもよい。また、板ガラス取付部2aを、四つ備えた構成に限るものではなく、板ガラスとの位置関係によって適宜変更が可能である。
〈4〉 前記連結線部材は、先の実施形態で説明した金属ワイヤーに限るものではなく、例えば、ロッド、棒、紐、繊維材等であってもよく、材質も、金属以外に合成樹脂や、炭素繊維等であってもよい。
〈5〉 前記吊り部材3は、先の実施形態で説明した金属ワイヤーや金属ロッドに限るものではなく、例えば、棒、紐、繊維材等であってもよく、材質も、金属以外に合成樹脂や、炭素繊維等であってもよい。また、本数は、先の実施形態で説明したように2本であることに限るものではなく、1本、又は、3本以上の複数本で構成するものであってもよい。
また、吊り部材が、連結線部材を兼ねたり、連結線部材が吊り部材を兼ねるように構成してあってもよい。
【0024】
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガラス支持構造を示す説明斜視図
【図2】ガラス支持構造を模式化した側面視説明図
【図3】ガラス支持構造を模式化した最下段の束部材位置での平面図
【図4】支持具の取付状態を示す要部斜視図
【図5】支持具の取付状態を示す一部切欠き平面図
【図6】別実施形態のガラス支持構造を示す説明斜視図
【図7】従来のガラス支持構造を示す説明斜視図
【符号の説明】
1 板ガラス
2 支持具
2c 束部(束部材に相当)
3 吊り部材
5 壁面撓み抑制手段
6 連結線部材
6a 縦連結線部材
6b 横連結線部材
7 重り
B1 床
M モーメント対抗手段
Claims (3)
- 壁面を複数の板ガラスを縦横に並設して構成するに、各板ガラスに吊り支持用支持具を取り付け、前記支持具を吊り部材で吊り支持し、前記支持具から壁厚み方向に延出する束部材を設け、縦方向に隣接する前記束部材どうしを連結する状態に縦連結線部材をそれぞれ設けると共に、横方向に隣接する前記束部材どうしを連結する状態に横連結線部材をそれぞれ設け、前記束部材と前記縦連結線部材と前記横連結線部材とで、壁面撓み抑制手段を構成してある板ガラス支持構造であって、
最下段に配置された束部材は、それらの一部を除いて、束部材と床部とにわたって連結線部材を設けてあり、最下段に配置された各束部材にわたって設置してある前記横連結線部材は、少なくとも二本用意してあり、それらは平面視で交差状態に設けてある板ガラス支持構造。 - 前記最下段に配置された束部材の内、前記床部とにわたる前記連結線部材を設けてない束部材に対して、前記束部材一端部での板ガラス支持力によって生じる前記束部材中間部の吊り支点周りの回転モーメントに対して対抗自在なモーメント対抗手段を設けてある請求項1に記載の板ガラス支持構造。
- 前記束部材は、筒部材で構成してあり、前記モーメント対抗手段は、前記束部材他端部の筒内に設けた重りである請求項2に記載の板ガラス支持構造。
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- 2002-12-27 JP JP2002380834A patent/JP2004211354A/ja active Pending
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