JP2004210055A - タイヤ空気圧検知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池を使用することなく簡単な構造にし、しかも作動信頼性の高いタイヤ空気圧検知装置を提供する。
【解決手段】タイヤバルブ11に着脱自在にした筒体1を有し、該筒体1のタイヤバルブ11に対する装着側にムシ押しピン4を設け、反対の頂部側に少なくとも上面6aが透明又は半透明な材料で構成され、内部に着色液体が充填された液体室6を設け、該液体室6と前記ムシ押しピン4との間をダイヤフラム7で気密に仕切り、該ダイヤフラム7の表面に液体室6側に向けたニードル8を突設し、かつダイヤフラム7をタイヤバルブ11からの空気圧が設定空気圧以上のとき前記液体室6側に膨出し、設定空気圧未満のとき後退収縮するように構成されたタイヤ空気圧検知装置である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はタイヤ空気圧検知装置に関し、さらに詳しくは、電池等の電源を使用することなく簡単な構成でタイヤ空気圧の低下を検知するタイヤ空気圧検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、タイヤバルブ口に装着するバルブキャップの代わりに取り付けることにより、タイヤ空気圧が設定圧よりも低下したときに、それを検知するようにしたタイヤ空気圧検知装置が多数提案されている(特許文献1など)。
【0003】
しかし、従来のこの種のタイヤ空気圧検知装置は、いずれも電池等を電源として内蔵することにより作動させるものであるので、構造が複雑になり、かつ重量が大きくなってコスト高になることが避けられなかった。また、電池が消耗すると、タイヤ空気圧検知装置が取り付けてあっても作動しなくなるため、信頼性にも欠けるという問題があった。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−69015号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上述のような従来技術の欠点を解消し、電池を使用することなく簡単な構造にし、しかも作動信頼性の高いタイヤ空気圧検知装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明のタイヤ空気圧検知装置は、タイヤバルブに着脱自在にした筒体を有し、該筒体の前記タイヤバルブに対する装着側にムシ押しピンを設け、反対の頂部側に少なくとも上面が透明又は半透明な材料で構成され、内部に着色液体が充填された液体室を設け、該液体室と前記ムシ押しピンとの間をダイヤフラムで気密に仕切り、該ダイヤフラムの表面に前記液体室側に向けたニードルを突設し、かつ前記ダイヤフラムを前記タイヤバルブからの空気圧が設定空気圧以上のとき前記液体室側に膨出し、設定空気圧未満のとき後退収縮するようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
このようにニードルを突設したダイヤフラムと着色液体を充填した液体室とを利用し、タイヤ空気圧が設定空気圧より低下したとき液体室から着色液体を漏出させることにより、空気圧の低下を検知するようにしたので、電池を全く使用することなく簡単な構造で検知を行うことができ、信頼性の高い空気圧検知を行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示す実施形態により具体的に説明する。
【0009】
図1は、本発明の実施形態からなるタイヤ空気圧検知装置を示す。
【0010】
図1において、1は本体の筒体であり、金属、樹脂、又はゴムなどの材料から構成されている。筒体1は開口端側の内壁に、タイヤバルブ(図示せず)に螺着させるためのメネジ2を設けている。メネジ2より奥の筒体1内壁面には円板状の支持板3が固定され、この支持板3には貫通孔3aが設けられると共に、中心にムシ押しピン4が開口端側に向けて固定されている。また、支持板3の表面には、ムシ押しピン4を囲むように環状のパッキン5が貼り付けられている。
【0011】
筒体1の開口端とは反対側の頂部には、着色液体が充填された液体室6が設けられている。液体室6の上面6aは、樹脂、ゴム、ガラス等の透明又は半透明な材料で構成され、内側の着色液体が透視できるようになっている。この液体室6と上記支持板3(ムシ押しピン4)との間はダイヤフラム7により気密に仕切られている。このダイヤフラム7の表面中心に、ニードル8が液体室6の底面6bに向くように固定されている。また、その底面6bに向けたニードル8の先端を囲むように筒壁9が底面6b側に固定されている。また、ダイヤフラム7と液体室6との間の空間の筒体壁面には、内部から外側へ向けた空気移動だけを許容する一方向弁10が設けられている。
【0012】
上記ダイヤフラム7は弾性回復力に富む材料から構成されている。その構成により、筒体1の開口端側から設定空気圧以上のタイヤ空気圧が負荷すると、ダイヤフラム7は液体室6側へ膨出し、また空気圧が設定空気圧よりも低下すると、自己の弾性力により元の状態に復帰するようになっている。このようなダイヤフラム材料としては、金属及び樹脂のいずれでもよいが、好ましくは耐久性に優れている金属がよい。金属製のダイヤフラム7としては、金属の薄板を波形や球面形、或いは対称輪郭形状のディスク形にしたもので、気密性を保ちつつ圧力により中心軸方向に柔軟に膨張収縮するものがよい。
【0013】
上述した本発明のタイヤ空気圧検知装置は、図2及び図3に示すように使用される。
【0014】
まず、図2に示すように、タイヤ空気圧検知装置の筒体1の開口端を、メネジ2を介してタイヤバルブ11に螺合させ、パッキン5がタイヤバルブ11の端面に密着するまで締め付ける。このように筒体1を装着すると、ムシ押しピン4がタイヤバルブ11内のムシ(図示せず)を押し込むため、タイヤ内の空気が筒体1側に流入し、ダイヤフラム7を液体室6側に膨出させ、かつニードル8の先端が液体室6の底面6bを貫通する。このようにダイヤフラム7が液体室6側に膨出するとき、ダイヤフラム7と液体室6との間の空気が圧縮されるため、一方向弁10を介して外側へ排出される。
【0015】
上記のようにニードル8が液体室6の底面6bを貫通した状態は、タイヤ空気圧が設定空気圧以上を保っている間そのまま維持される。
【0016】
タイヤ空気圧が時間の経過と共に低下し、設定空気圧よりも低くなると、ダイヤフラム7の弾性力が空気圧に打ち勝つことにより、図3のように装着前の形態に収縮して復帰する。ダイヤフラム7の収縮復帰と共に、ニードル8が液体室6の底面6bから抜けるので、その抜け出た跡孔から着色液体がダイヤフラム7側へ流出し、液体室6の中が空白状態になる。
【0017】
このように着色液体が流出するとき、ニードル8の先端を囲むように設けた筒壁9は、いったん流出した着色液体が液体室6へ逆流しないように作用する。また、上記のように一方向弁10が設けてあると、ダイヤフラム7が収縮して元の状態に復帰するとき、ダイヤフラム7と液体室6の底面6bとの間の空間を負圧に変化させるので、着色液体の流出を一層円滑にすることができる。
【0018】
着色液体が液体室6から流出して空白状態になると、透明又は半透明な上面6bから透視した液体室6は着色液体の色を消失しているので、その変化によって空気圧が設定空気圧よりも低下したことを容易に知ることができる。
【0019】
本発明において、透明又は半透明にする箇所は少なくとも液体室6の上面6aであればよく、他は不透明にしてよい。もちろん、筒体全体を透明又は半透明にするしても差し支えない。
【0020】
ニードル8の先端を囲むように設けた筒壁9は必須の構成ではないが、これを設けるようにすると、着色液体の逆流を防止するので空気圧低下の検知精度を上げることができる。また、着色液体の流出を促進する手段として、上述した一方向弁10を設けたり、また図4に例示するように、液体室6の底面6bの形状をニードル8の先端に対向する位置を最低点とするすり鉢状に形成することも有効である。
【0021】
これらの筒壁9や一方向弁10を設けたり、或いは底面6bをすり鉢状に形成することは、一つのタイヤ空気圧検知装置の中にそれぞれを単独で採用してもよく、或いは2以上を組み合わせて使用するようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】
上述したように本発明によれば、ニードルを突設したダイヤフラムと着色液体を充填した液体室とを利用し、タイヤ空気圧が設定空気圧より低下したとき液体室から着色液体を漏出させることにより、空気圧の低下を検知するようにしたので、電池を全く使用することなく簡単な構造で検知を行うことができ、信頼性の高い空気圧検知を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態からなるタイヤ空気圧検知装置を示す縦断面図である。
【図2】図1のタイヤ空気圧検知装置をタイヤバルブに装着し、タイヤ空気圧が設定空気圧以上のときの状態を示す縦断面図である。
【図3】図1のタイヤ空気圧検知装置をタイヤバルブに装着し、タイヤ空気圧が設定空気圧未満のときの状態を示す縦断面図である。
【図4】本発明の他の実施形態からなるタイヤ空気圧検知装置を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 筒体
2 メネジ
4 ムシ押しピン
6 液体室
6a 上面
6b 底面
7 ダイヤフラム
8 ニードル
9 筒壁
10 一方向弁
11 タイヤバルブ

Claims (5)

  1. タイヤバルブに着脱自在にした筒体を有し、該筒体の前記タイヤバルブに対する装着側にムシ押しピンを設け、反対の頂部側に少なくとも上面が透明又は半透明な材料で構成され、内部に着色液体が充填された液体室を設け、該液体室と前記ムシ押しピンとの間をダイヤフラムで気密に仕切り、該ダイヤフラムの表面に前記液体室側に向けたニードルを突設し、かつ前記ダイヤフラムを前記タイヤバルブからの空気圧が設定空気圧以上のとき前記液体室側に膨出し、設定空気圧未満のとき後退収縮するようにしたタイヤ空気圧検知装置。
  2. 前記ダイヤフラムと前記液体室との間に筒体内部から外側への排気のみ許容する一方向弁を設けた請求項1に記載のタイヤ空気圧検知装置。
  3. 前記液体室の底面に前記ニードルの先端を囲む筒壁を設けた請求項1又は2に記載のタイヤ空気圧検知装置。
  4. 前記液体室の底面を前記ニードルの先端に対向する位置を最低点にしたすり鉢状にした請求項1、2又は3に記載のタイヤ空気圧検知装置。
  5. 前記ダイヤフラムが金属製である請求項1〜4のいずれかに記載のタイヤ空気圧検知装置。
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