JP2004208056A - 波長分割多重ネットワーク、中継ノード、エッジノード、管理装置、波長分割多重ネットワークの波長割当方法及び波長分割多重ネットワーク管理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】波長分割多重ネットワーク1は、複数のエッジノード(A,B,C,D)と、複数nの波長の信号を多重化して複数のエッジノード(A,B,C,D)間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードiと、各エッジノードの方路毎に波長群を割り当て、固定的に波長群の信号の行き先を決定し、ある入回線において同時に使用できる波長数m1を制限し(m1<<n)、また、ある出回線において、同時に使用できる波長群m2を制限(m2<<n)する管理装置としてのネットワーク管理部10とを有している。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、波長分割多重ネットワーク、中継ノード、エッジノード、管理装置、波長分割多重ネットワークの波長割当方法及び波長分割多重ネットワーク管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の波長分割多重(WDM)ネットワークでは、図14に示すように、光ファイバーの損失や光増幅器の帯域で決まるバンドに、グリッドを設け、それぞれの波長をベースに信号を送信する。図14(A)は、コースWDM(Coarse WDM)の場合のグリッドの配置を、また図14(B)は、デンスWDM(Dense WDM)の場合のグリッドの配置をそれぞれ、示している。
【0003】
伝送可能な帯域は、波長数×スピードで決まる。ここで、「スピード」とは、1つの波長のビットレートである。そのため、波長のグリッドを細かくしてゆき、より多くの情報量を転送する技術の研究が行われている。また、図15にスーパコンティニューム(Super Continuum :SC)光源(以下、SC光源と記す。)の技術を示す(非特許文献1)。
図15において、SC電源70は、モード同期レーザ72と、スーパコンティニューム発生用光ファイバ74とを有している。76、78は光ファイバである。
【0004】
上記構成において、モード同期レーザ72から光ファイバ76を介して一定の波長間隔で配置された数種類の光がスーパコンティニューム発生用光ファイバ74に入力されることにより、SC光源70は、光ファイバ78より1000波以上の波長の光を同時に発生させることができる。これは“種”となるパルス(ビット列)を複数の波長で同じように発生させるものである。
【0005】
【非特許文献1】
(http://www4.nikkeibp.co.jp/NCC/news/ncc1811.html)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
一方、1本の光ファイバを伝送できるパワーは、最大で1W程度が限界である。
これは、光ファイバの曲げ等により、ロスが発生すると、その部分で光ファイバが燃えてしまうからである。
一方、発光用のレーザや光ファイバアンプの出力パワーは向上しており、波長数の制限もしくは1つ1つの波長のパワー制限、また、それによる伝送距離制限が大きな問題となる。すなわち、伝送路としての光ファイバを焼損させないようにするには、通信に必要な光の波長数が増加すれば、1波当たりの伝送可能なパワーは小さくなり、長距離伝送することが困難となるという問題が有った。
【0007】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、ができる波長分割多重ネットワーク、ノード、管理装置、波長分割多重ネットワークの波長割当方法及び波長分割多重ネットワーク管理方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、複数のエッジノードと、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードとを有する波長分割多重ネットワークの波長割当方法において、各エッジノードの方路毎に波長群を割り当て、固定的に波長群の信号の行き先を決定し、ある入回線において同時に使用できる波長数m1を制限し(m1<<n)、また、ある出回線において、同時に使用できる波長群m2を制限(m2<<n)することを特徴とする。
【0009】
また、請求項2に記載の発明は、複数のエッジノードと、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードと、各エッジノードの方路毎に波長群を割り当て、固定的に波長群の信号の行き先を決定し、ある入回線に於いて同時に使用できる波長数m1を制限し(m1<<n)、また、ある出回線において、同時に使用できる波長群m2を制限(m2<<n)する管理装置とを有することを特徴とする。
【0010】
また、請求項3に記載の発明は、複数のエッジノードと、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードと、前記各エッジノードの方路毎の波長群の割り当て、ならびに前記各入回線及び出回線で同時に使用できる波長数を管理する管理装置とを有する波長分割多重ネットワークの中継ノードにおいて、前記中継ノードは、全入回線の信号を多重化し、該多重化された信号を分岐して出力する光多重化・分岐手段と、前記光多重化・分岐手段により出力された多重化された信号を所定の波長群毎に分岐し、各出回線に出力する波長群選択手段とを有することを特徴とする。
【0011】
また、請求項4に記載の発明は、複数のエッジノードと、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードと、前記各エッジノードの方路毎の波長群の割り当て、ならびに前記各入回線及び出回線で同時に使用できる波長数を管理する管理装置とを有する波長分割多重ネットワークの管理装置において、 各エッジノードの方路毎に波長群を割り当て、固定的に波長群の信号の行き先を決定し、ある入回線において同時に使用できる波長数m1を制限し(m1<<n)、また、ある出回線において、同時に使用できる波長群m2を制限(m2<<n)することを特徴とする。
【0012】
また、請求項5に記載の発明は、複数のエッジノードと、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードとを有する波長分割多重ネットワークの管理方法において、前記複数のエッジノードの各々が現在使用中の波長数データを相互に交換するように他のエッジノードに自ノードの波長の使用状態を報告し、各エッジノードは自ノードを含む全てのエッジノードの波長数の使用状態をテーブルに記憶・保持し、波長数の使用状態の変化が生じたエッジノードについては前記テーブルを更新するとともに、該テーブルを参照して他のエッジノードとの間のデータの送受信を管理することを特徴とする。
【0013】
また、請求項6に記載の発明は、複数のエッジノードと、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードとを有する波長分割多重ネットワークにおいて、前記複数のエッジノードの各々が現在使用中の波長数データを相互に交換するように他のエッジノードに自ノードの波長の使用状態を報告し、各エッジノードは自ノードを含む全てのエッジノードの波長数の使用状態をテーブルに記憶・保持し、波長数の使用状態の変化が生じたエッジノードについては前記テーブルを更新するとともに、該テーブルを参照して他のエッジノードとの間のデータの送受信を管理することを特徴とする。
【0014】
また、請求項7に記載の発明は、複数のエッジノードと、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードとを有する波長分割多重ネットワークのエッジノードにおいて、前記複数のエッジノードの各々は、現在使用中の波長数データを相互に交換するように他のエッジノードに自ノードの波長の使用状態を報告し、各エッジノードは自ノードを含む全てのエッジノードの波長数の使用状態をテーブルに記憶・保持し、波長数の使用状態の変化が生じたエッジノードについては前記テーブルを更新するとともに、該テーブルを参照して他のエッジノードとの間のデータの送受信を管理することを特徴とする。
【0015】
また、請求項8に記載の発明は、複数のエッジノードと、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードとを有する波長分割多重ネットワークの管理方法において、波長群を出回線に接続される各エッジノード毎に予め割り当てておき、前記中継ノードにおいて、波長群をエッジノードに接続される出回線毎に連続する波長域となるように選択することを特徴とする。
【0016】
また、請求項9に記載の発明は、複数のエッジノードと、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードとを有する波長分割多重ネットワークにおいて、波長群を出回線に接続される各エッジノード毎に予め割り当てておき、前記中継ノードにおいて、波長群をエッジノードに接続される出回線毎に連続する波長域となるように選択することを特徴とする。
【0017】
また、請求項10に記載の発明は、複数のエッジノードと、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードとを有し、波長群を前記出回線に接続される各エッジノード毎に予め割り当て通信を行う波長分割多重ネットワークの中継ノードにおいて、前記中継ノードは、全入回線の信号を多重化し、該多重化された信号を分岐して出力する光多重化・分岐手段と、波長群をエッジノードに接続される出回線毎に連続する波長域となるように選択し、各出回線に出力する波長群選択手段とを有することを特徴とする。
【0018】
また、請求項11に記載の発明は、複数のエッジノードと、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードとを有し、波長群を前記出回線に接続される各エッジノード毎に予め割り当て通信を行う波長分割多重ネットワークにおいて、前記入回線において複数nの波長の光パルスを作成し、前記各エッジノードに割り当てた波長群毎に分波した後に、さらに分波された波長群をグリッド単位に分波し、該グリッド単位に分波された送信すべき信号の波長を変調することを特徴とする。
【0019】
また、請求項12に記載の発明は、複数のエッジノードと、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードとを有し、波長群を前記出回線に接続される各エッジノード毎に予め割り当て通信を行う波長分割多重ネットワークのエッジノードにおいて、前記複数のエッジノードの各々は、複数nの波長の光パルスを生成する光源と、前記光源により生成された光パルスを前記各エッジノードに割り当てた波長群毎に分波する第1の分波手段と、前記第1の分波手段により分波された各波長群をグリッド単位に分波する第2の分波手段と、前記第2の分波手段により分波された波長に対応して設けられた変調手段とを有することを特徴とする。
【0020】
また、請求項13に記載の発明は、複数のエッジノードと、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードとを有し、波長群を前記出回線に接続される各エッジノード毎に予め割り当て通信を行う波長分割多重ネットワークにおいて、前記入回線において、複数nの波長の光パルスを作成し、前記各エッジノードに割り当てた波長群毎に分波し、さらに分波された各波長群をグリッド単位のn波に分波した後、n波のうちm(m<<n)の波長についてm個の変調器で選択的に変調することを特徴とする。
【0021】
また、請求項14に記載の発明は、複数のエッジノードと、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードとを有し、波長群を前記出回線に接続される各エッジノード毎に予め割り当て通信を行う波長分割多重ネットワークのエッジノードにおいて、前記複数のエッジノードの各々は、複数nの波長の光パルスを生成する光源と、前記光源により生成された光パルスを前記各エッジノードに割り当てた波長群毎に分波する第1の分波手段と、前記第1の分波手段により分波された各波長群をグリッド単位に分波する第2の分波手段と、n波の波長のうちm(m<<n)波の波長の光パルスを選択する光スイッチ手段と、前記光スイッチ手段により選択された各波長に対応して設けられたm個の変調手段とを有することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明は、すべての波長グリッドのうち、有限の数のみしか同時に使用することができないことを主要な特徴としている。
また、ネットワーク内は固定的なルーティングを行っており、ソースで変調するか否かで着信することが可能であり、ネットワークをシンプルに構成している。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。
【0023】
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係る波長分割多重ネットワークの構成を図1に示す。
第1実施形態に係る波長分割多重ネットワーク1は、複数のエッジノード(A,B,C,D)と、複数nの波長の信号を多重化して複数のエッジノード(A,B,C,D)間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードiと、各エッジノードの方路毎に波長群を割り当て、固定的に波長群の信号の行き先を決定し、ある入回線において同時に使用できる波長数m1を制限し(m1<<n)、また、ある出回線において、同時に使用できる波長群m2を制限(m2<<n)する管理装置としてのネットワーク管理部10とを有している。
【0024】
ネットワーク管理部10による各エッジノードごとの波長群の割り当てを図2に、さらに各波長群の中で、実際に使用している波長と、そのグリッド(信号を乗せることが可能な波長位置)との関係を図3に、図1における中継ノードiの構成を図4に示す。図1〜図4を参照して、本発明の第1実施形態に係る波長多重ネットワークについて説明する。
本実施形態に係る波長多重ネットワークにおいて波長多重通信に使用されるすべての波長帯域は図3のバンドと呼ばれる部分で、例えば1000グリッド存在する。このグリッドを本実施形態では、例えば、12の波長群に分割し、それぞれ#1〜#12の群番号を付してある。
【0025】
図1に示すように、エッジノードはA〜Dの4つあり、図2に示すようにA→B(AからBへの信号伝送)は波長群#1、A→C(AからCへの信号伝送)は波長群#2、A→D(AからDへの信号伝送)は波長群3…等を固定的に割り振る。つまり中継ノードIが波長群#1の中の信号を取れば、ネットワーク管理装置10の管理下にエッジノードAからエッジノードBへ自動的に信号が転送されることとなる。
【0026】
すなわち、各エッジノードA〜D及び中継ノードIは、管理装置10内に保持されている図2に示すテーブルを参照して自ノードに割り当てられている波長群を使用して転送先のノードに信号を送信し、また、自ノード宛に転送される相手のノードに割り当てられている波長群を認識することにより、信号がどのノードから転送されたかを認識することができるようになっている。
【0027】
因みに、図2に示すテーブルにおいて、例えば「From A」はエッジノードAから他のエッジノードB、C、Dに信号を転送する際の転送先のエッジノードB、C、Dに割り当てられた波長群の群番号を示し、「To A」はエッジノードAに転送する各エッジノードに割り当てられた波長群の群番号をそれぞれ、示している。
【0028】
次に図5に本実施形態において、波長多重通信で実際に使用中の波長数を示す。
Aから出ている光ファイバ上には、From Aとして、6波使用中で、同様に、Bからは5波、Cからは6波、Dからは4波使用中である。
一方、Aに入る光ファイバ上には、To Aとして6波、Bに入るのは8波、Cに入るのは2波、Dに入るのは5波である。
【0029】
次に、図1における中継ノードiの構成例を図4に示す。同図において、中継ノードiは、中継ノードは、エッジノードA〜Dからの全入回線の信号を多重化し、該多重化された信号を分岐して出力する光多重化・分岐手段としてのスターカップラ20と、スターカップラ20により出力された多重化された信号を所定の波長群毎に分岐し、各出回線に出力する波長群選択手段としての波長群フィルタ22−1、22−2、22−3、22−4とを有している。
【0030】
上記構成において、エッジノードA,B,C,Dからの入力信号をスターカップラに入れて、波長群フィルタ22−1、22−2、22−3、22−4により、エッジノードAに着信すべき波長群(#4、#7、#10)、エッジノードBに着信すべき波長群(#1、#8、#11)、エッジノードCに着信すべき波長群(#2、#5、#12)、エッジノードDに着信すべき波長群(#3、#6、#9)を抜き取る。
【0031】
各波長群フィルタは、3つのバンドパスフィルタにより構成され、例えば、波長群フィルタ22−4は、それぞれ、波長群#3、#6、#9の帯域を通過させる特性を有する、3つのバンドパスフィルタBP1、BP2、BP3より構成されている。
上記構成からなる本実施形態に係る中継ノードiは極めて構成がシンプルであり経済性も優れている。
【0032】
次に、図1におけるネットワーク管理部10の処理内容を図6に示す。この処理は、新しい光パスのセットアップ可否の判断処理である。同図において、まず、エッジノードX(=エッジノードA〜Dのいずれか)からエッジノードY(=エッジノードA〜Dのいずれか)への接続についてエッジノードXより問い合わせが有ったか否かが判定され(ステップ30)、上記問合せが有った場合にはエッジノードXからエッジノードYへの信号転送を行うためにエッジノードXに割り当てた波長群From X、エッジノードYに転送する各エッジノードに割り当てられた波長群To Yに空きが有るか否かが判定される(ステップ31)。
【0033】
次いで、波長群From X、To Yに使用しているTotal波長数がいずれも制限数(m1、m2)未満である場合にはエッジノードXからエッジノードYへの接続を許可し(ステップ32,33、34)、波長群From X、To Yに使用しているTotal波長数がいずれも制限数(m1、m2)未満でない場合にはエッジノードXからエッジノードYへの接続を禁止する(ステップ32,33、35)。ここで、上記処理において、波長群From X、To Yが、例えば、10波以上同時に使用できない制限、すなわちm1=m2=10を与えると、光ファイバが焼損する問題は解決できる。
【0034】
〈第2実施形態〉
次に、本発明の第2実施形態に係る波長多重ネットワークの構成を図7に示す。同図において、本実施形態に係る波長多重ネットワーク1Aは、複数のエッジノード(A〜D)と、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード(A〜D)間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードiとを有する。
【0035】
上記波長多重ネットワーク1Aにおいて、複数のエッジノード(A〜D)の各々が現在使用中の波長数データを相互に交換するように他のエッジノードに自ノードの波長の使用状態を報告し、各エッジノードは自ノードを含む全てのエッジノードの波長数の使用状態をテーブルに記憶・保持し、波長数の使用状態の変化が生じたエッジノードについては前記テーブルを更新するとともに、該テーブルを参照して他のエッジノードとの間のデータの送受信を管理する。
【0036】
各エッジノード(A〜D)の処理内容を図8に示す。どのエッジノードについても処理内容は同一であるので、一例としてエッジノードAについて説明する。図8において、他のエッジノードB,C,Dより波長数の使用状態について報告を受けたか否かが判定される(ステップ40)。ステップ40の判定が肯定された場合には、受信した他のエッジノードB,C,Dの波長数の使用状態に変化が有るか否かが判定される(ステップ41)。
【0037】
ステップ41の判定が肯定された場合には、自ノードAが有する図5に示すようなテーブルに波長数の使用状態の変化分について書込み(または、更新)を行う(ステップ42)。次いで、自ノードAの波長数の使用状態に変化が有るか否かが判定される(ステップ43)。自ノードAの波長数の使用状態に変化が有った場合には、他のエッジノードB,C,Dに波長数の使用状態を報告し(ステップ44)、この処理を終了する。
【0038】
本実施形態では、エッジノード間で通信を行う際に、上記処理を各エッジノードで行うことにより、各エッジノードで他のエッジノードの波長数の使用状況を把握し、ネットワーク管理部10を用いずに、各エッジノードが自立して波長多重通信を行うことができる。
【0039】
〈第3実施形態〉
次に、本発明の第3実施形態に係る波長多重ネットワークについて説明する。本実施形態に係る波長多重ネットワークは、複数のエッジノードと、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードとを有する波長分割多重ネットワークにおいて、波長群を出回線に接続される各エッジノード毎に予め割り当てておき、前記中継ノードにおいて、波長群をエッジノードに接続される出回線毎に連続する波長域となるように選択することを特徴としている。
【0040】
図9に本実施形態に係るの波長多重ネットワークにおける中継ノードの構成を示す。同図において、中継ノードは、全入回線の信号を多重化し、該多重化された信号を分岐して出力する光多重化・分岐手段としてのスターカップラ20と、波長群をエッジノード(A〜D)に接続される出回線毎に連続する波長域となるように選択し、各出回線に出力する波長群選択手段としての波長群フィルタ24−1、24−2、24−3、24−4とを有している。
【0041】
各エッジノードに対し転送される際に転送元である他のエッジノードに割り当てられた波長群To X(X=A〜D)は、本実施形態では、図10に示すように、図To A(A着信)は#1〜#3、To B(B着信)は#4〜#6、To C(C着信)は#7〜#9、To D(D着信)は#10〜#12となるように、波長群を出回線に接続される各エッジノード毎に予め割り当てるようにしている。
【0042】
したがって、中継ノードにおいて、波長群フィルタ24−1〜24−4により波長群を図11に示すように、着側のノードで連続的になるように選択する。このことにより、A着信は#1〜#3、B着信は#4〜#6、…となり、中継ノードを構成する際に各波長群フィルタは、図9に示すように、1つのバンドパスフィルタBPFで構成することができ、極めて構成がシンプルになる。
【0043】
〈第4実施形態〉
次に、本発明の第4実施形態に係る波長多重ネットワークについて説明する。本実施形態に係る波長多重ネットワークは、複数のエッジノード(A〜D)と、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード(A〜D)間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードiとを有し、波長群を前記出回線に接続される各エッジノード毎に予め割り当てて通信を行う。
【0044】
上記波長分割多重ネットワークにおいて、前記入回線において複数nの波長の光パルスを作成し、各エッジノードに割り当てた波長群毎に分波した後に、さらに分波された波長群をグリッド単位に分波し、該グリッド単位に分波された送信すべき信号の波長を変調することを特徴としている。
【0045】
次に、図12に本発明の第4実施形態に係る波長多重ネットワークにおけるエッジノードの構成を示す。図12は、例えば、エッジノードAについて示しているが、他のエッジノードの構成も同様である。
同図において、エッジノードは、複数nの波長の光パルスを生成する光源としてのSC光源50と、SC光源50により生成された光パルスを各エッジノードに割り当てた波長群毎に分波する第1の分波手段としての波長群分波器52と、波長群分波器52により分波された各波長群をグリッド単位に分波する第2の分波手段としてのグリッド分波器54−1、54−2、54−3と、グリッド分波器54−1〜54−3により分波された波長に対応して設けられた変調手段とせとしての変調器56と、各変調器56の出力を合波する合波器58と
を有している。
【0046】
上記構成において、SC光源50により1000波長クラスの波長ソースを作り、まず波長群分波器52により、行き先毎の波長群を選択し、波長群をさらにグリッド分波器54−1〜54−3によりグリッド毎に分波し、グリッド分波器54−1〜54−3の出力線に応じて設けられた変調器56により変調する。
A→B行きのトラヒックが多い場合には、より大きく当該波長群内の変調器を使用することとなる。尚、変調器はゲートにもなっており(連続“0”とすることによっても実現)未使用の波長OFFにして通過させない。
【0047】
〈第5実施形態〉
本発明の第5実施形態に係る波長多重ネットワークについて説明する。本実施形態に係る波長多重ネットワークは、複数のエッジノードと、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードとを有し、波長群を前記出回線に接続される各エッジノード毎に予め割り当て通信を行う。
【0048】
本実施形態に係る波長分割多重ネットワークでは、前記入回線において、複数nの波長の光パルスを作成し、前記各エッジノードに割り当てた波長群毎に分波し、さらに分波された各波長群をグリッド単位のn波に分波した後、n波のうちm(m<<n)の波長についてm個の変調器で選択的に変調することを特徴としている。
【0049】
次に、図13に本発明の第5実施形態に係る波長多重ネットワークにおけるエッジノードの構成を示す。図13は、例えば、エッジノードAについて示しているが、他のエッジノードの構成も同様である。
エッジノードは、複数nの波長の光パルスを生成する光源としてのSC光源50と、SC光源50により生成された光パルスを前記各エッジノードに割り当てた波長群毎に分波する第1の分波手段としての波長分波器52と、波長分波器52により分波された各波長群をグリッド単位に分波する第2の分波手段としてのグリッド分波器54−1、54−2、54−3と、n波の波長のうちm(m<<n)波の波長の光パルスを選択する光スイッチ手段としてのn×m光マトリクススイッチ60と、n×m光マトリクススイッチ60により選択された各波長に対応して設けられたm個の変調手段としての変調器62とを有している。
【0050】
本実施形態に係る波長多重ネットワークにおけるエッジノードでは、グリット分波器の後段にnxm光マトリクススイッチ60を設けることにより、第4実施形態におけるエッジノードでは、変調器がn個だけ必要であったが、n個よりはるかに少ないm個で済むという特徴がある。変調器62の個数mは、図6の処理における波長数の制限値m1、m2で決定することができる。
【0051】
【発明の効果】
本発明によれば、波長分割多重数が極めて増えていても、実効的に同時使用できる波長数を制限しているので、伝送路として使用する光ファイバが焼損することなく、長距離伝送を行うことができ、かつハイパワー伝送ができるので、経済的なネットワークを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係る波長多重ネットワークの構成を示す構成図。
【図2】図1に示す波長多重ネットワークにおいて各エッジノードで波長多重通信に使用する波長群の割り当てを示すテーブルの内容を示す図。
【図3】図1に示す波長多重ネットワークで通信に使用する波長群とグリッドとの関係を示す説明図。
【図4】図1における中継ノードの構成を示す構成図。
【図5】図1に示す波長多重ネットワークにおいて実際に使用中の波長数を示すテーブルの内容を示す説明図。
【図6】図1に示す波長多重ネットワークにおけるネットワーク管理部の処理内容を示すフローチャート。
【図7】本発明の第2実施形態に係る波長多重ネットワークの構成を示す構成図。
【図8】図2に示す波長多重ネットワークにおけるエッジノードの処理内容を示すフローチャート。
【図9】本発明の第3実施形態に係る波長多重ネットワークにおける中継ノードの構成を示す構成図。
【図10】本発明の第3実施形態に係る波長多重ネットワークにおいて各エッジノードに対し信号が転送される際に転送元である他のエッジノードに割り当てられる波長群の内容を示す図。
【図11】図9に示す中継ノードにおいて波長群フィルタにより各エッジノードに対して割り当てられた波長群の選択が行われる状態を示す説明図。
【図12】本発明の第4実施形態に係る波長多重ネットワークにおけるエッジノードの構成を示すブロック図。
【図13】本発明の第5実施形態に係る波長多重ネットワークにおけるエッジノードの構成を示すブロック図。
【図14】従来の波長多重ネットワークにおける増幅可能なバンドと波長グリッドとの関係を示す説明図。
【図15】スーパコンティニューム(SC)光源の構成を示す説明図。
【符号の説明】
1、1A…波長多重ネットワーク、A〜D…エッジノード、i…中継ノード、10…ネットワーク管理部,20…スターカップラ、22−1〜22−4…波長群フィルタ、50…SC光源、52…波長群分波器、54−1〜54−3…グリッド分波器、56、62…変調器、58…合波器、60…n×m光マトリクススイッチ、70…SC電源、72…モード同期レーザ、74…スーパコンティニューム発生用光ファイバ、76.78…光ファイバ
Claims (14)
- 複数のエッジノードと、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードとを有する波長分割多重ネットワークの波長割当方法において、
各エッジノードの方路毎に波長群を割り当て、固定的に波長群の信号の行き先を決定し、
ある入回線において同時に使用できる波長数m1を制限し(m1<<n)、また、ある出回線において、同時に使用できる波長群m2を制限(m2<<n)することを特徴とする波長分割多重ネットワークにおける波長割当方法。 - 複数のエッジノードと、
複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードと、
各エッジノードの方路毎に波長群を割り当て、固定的に波長群の信号の行き先を決定し、ある入回線において同時に使用できる波長数m1を制限し(m1<<n)、また、ある出回線において、同時に使用できる波長群m2を制限(m2<<n)する管理装置と、
を有することを特徴とする波長分割多重ネットワーク。 - 複数のエッジノードと、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードと、前記各エッジノードの方路毎の波長群の割り当て、ならびに前記各入回線及び出回線で同時に使用できる波長数を管理する管理装置とを有する波長分割多重ネットワークの中継ノードにおいて、
前記中継ノードは、
全入回線の信号を多重化し、該多重化された信号を分岐して出力する光多重化・分岐手段と、
前記光多重化・分岐手段により出力された多重化された信号を所定の波長群毎に分岐し、各出回線に出力する波長群選択手段と、
を有することを特徴とする波長分割多重ネットワークの中継ノード。 - 複数のエッジノードと、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードと、前記各エッジノードの方路毎の波長群の割り当て、ならびに前記各入回線及び出回線で同時に使用できる波長数を管理する管理装置とを有する波長分割多重ネットワークの管理装置において、
各エッジノードの方路毎に波長群を割り当て、固定的に波長群の信号の行き先を決定し、ある入回線において同時に使用できる波長数m1を制限し(m1<<n)、また、ある出回線において、同時に使用できる波長群m2を制限(m2<<n)することを特徴とする波長分割多重ネットワークの管理装置。 - 複数のエッジノードと、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードとを有する波長分割多重ネットワークの管理方法において、
前記複数のエッジノードの各々が現在使用中の波長数データを相互に交換するように他のエッジノードに自ノードの波長の使用状態を報告し、各エッジノードは自ノードを含む全てのエッジノードの波長数の使用状態をテーブルに記憶・保持し、波長数の使用状態の変化が生じたエッジノードについては前記テーブルを更新するとともに、該テーブルを参照して他のエッジノードとの間のデータの送受信を管理することを特徴とする波長分割多重ネットワークの管理方法。 - 複数のエッジノードと、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードとを有する波長分割多重ネットワークにおいて、
前記複数のエッジノードの各々が現在使用中の波長数データを相互に交換するように他のエッジノードに自ノードの波長の使用状態を報告し、各エッジノードは自ノードを含む全てのエッジノードの波長数の使用状態をテーブルに記憶・保持し、波長数の使用状態の変化が生じたエッジノードについては前記テーブルを更新するとともに、該テーブルを参照して他のエッジノードとの間のデータの送受信を管理することを特徴とする波長分割多重ネットワーク。 - 複数のエッジノードと、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードとを有する波長分割多重ネットワークのエッジノードにおいて、
前記複数のエッジノードの各々は、現在使用中の波長数データを相互に交換するように他のエッジノードに自ノードの波長の使用状態を報告し、各エッジノードは自ノードを含む全てのエッジノードの波長数の使用状態をテーブルに記憶・保持し、波長数の使用状態の変化が生じたエッジノードについては前記テーブルを更新するとともに、該テーブルを参照して他のエッジノードとの間のデータの送受信を管理することを特徴とする波長分割多重ネットワークのエッジノード。 - 複数のエッジノードと、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードとを有する波長分割多重ネットワークの管理方法において、
波長群を出回線に接続される各エッジノード毎に予め割り当てておき、
前記中継ノードにおいて、波長群をエッジノードに接続される出回線毎に連続する波長域となるように選択することを特徴とする波長分割多重ネットワークの管理方法。 - 複数のエッジノードと、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードとを有する波長分割多重ネットワークにおいて、
波長群を出回線に接続される各エッジノード毎に予め割り当てておき、
前記中継ノードにおいて、波長群をエッジノードに接続される出回線毎に連続する波長域となるように選択することを特徴とする波長分割多重ネットワーク。 - 複数のエッジノードと、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードとを有し、波長群を前記出回線に接続される各エッジノード毎に予め割り当て通信を行う波長分割多重ネットワークの中継ノードにおいて、
前記中継ノードは、
全入回線の信号を多重化し、該多重化された信号を分岐して出力する光多重化・分岐手段と、
波長群をエッジノードに接続される出回線毎に連続する波長域となるように選択し、各出回線に出力する波長群選択手段と、
を有することを特徴とする波長分割多重ネットワークの中継ノード。 - 複数のエッジノードと、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードとを有し、波長群を前記出回線に接続される各エッジノード毎に予め割り当て通信を行う波長分割多重ネットワークにおいて、前記入回線において複数nの波長の光パルスを作成し、前記各エッジノードに割り当てた波長群毎に分波した後に、さらに分波された波長群をグリッド単位に分波し、該グリッド単位に分波された送信すべき信号の波長を変調することを特徴とする波長分割多重ネットワーク。
- 複数のエッジノードと、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードとを有し、波長群を前記出回線に接続される各エッジノード毎に予め割り当て通信を行う波長分割多重ネットワークのエッジノードにおいて、
前記複数のエッジノードの各々は、
複数nの波長の光パルスを生成する光源と、
前記光源により生成された光パルスを前記各エッジノードに割り当てた波長群毎に分波する第1の分波手段と、
前記第1の分波手段により分波された各波長群をグリッド単位に分波する第2の分波手段と、
前記第2の分波手段により分波された波長に対応して設けられた変調手段と、を有することを特徴とする波長分割多重ネットワークのエッジノード。 - 複数のエッジノードと、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードとを有し、波長群を前記出回線に接続される各エッジノード毎に予め割り当て通信を行う波長分割多重ネットワークにおいて、
前記入回線において、複数nの波長の光パルスを作成し、前記各エッジノードに割り当てた波長群毎に分波し、さらに分波された各波長群をグリッド単位のn波に分波した後、n波のうちm(m<<n)の波長についてm個の変調器で選択的に変調することを特徴とする波長分割多重ネットワーク。 - 複数のエッジノードと、複数nの波長の信号を多重化して前記複数のエッジノード間で送受信する複数の入回線と複数の出回線を有し、それぞれ相互に接続する中継ノードとを有し、波長群を前記出回線に接続される各エッジノード毎に予め割り当て通信を行う波長分割多重ネットワークのエッジノードにおいて、
前記複数のエッジノードの各々は、
複数nの波長の光パルスを生成する光源と、
前記光源により生成された光パルスを前記各エッジノードに割り当てた波長群毎に分波する第1の分波手段と、
前記第1の分波手段により分波された各波長群をグリッド単位に分波する第2の分波手段と、
n波の波長のうちm(m<<n)波の波長の光パルスを選択する光スイッチ手段と、
前記光スイッチ手段により選択された各波長に対応して設けられたm個の変調手段と、
を有することを特徴とする波長分割多重ネットワークのエッジノード。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002375005A JP2004208056A (ja) | 2002-12-25 | 2002-12-25 | 波長分割多重ネットワーク、中継ノード、エッジノード、管理装置、波長分割多重ネットワークの波長割当方法及び波長分割多重ネットワーク管理方法 |
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JP2008259130A (ja) * | 2007-04-09 | 2008-10-23 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 波長群ネットワークにおける波長選択方法及び装置及びプログラム |
US8676057B2 (en) | 2009-03-18 | 2014-03-18 | Nec Corporation | Optical transmission device, operational wavelength number restricting method, and program |
-
2002
- 2002-12-25 JP JP2002375005A patent/JP2004208056A/ja active Pending
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JP2008259130A (ja) * | 2007-04-09 | 2008-10-23 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 波長群ネットワークにおける波長選択方法及び装置及びプログラム |
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