JP2004206463A - リモートメンテナンスシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の伝送路のうち予め定める第1の伝送路に異常が発生した場合、予め定める第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を可能にする設定を自動で行うことができ、メンテナンスを簡便かつ短時間に行うことができるリモートメンテナンスシステムを提供する。
【解決手段】PSTN3に接続されたユーザ端末1は、ホスト端末2にPSTN3を介してリモートメンテナンスの契約信号ならびにユーザ側LAN5と網インターフェイス6とを接続した旨の接続完了信号を送信する。前記契約信号および前記接続完了信号を受信したホスト端末2は、ユーザ端末1のリモートメンテナンス情報を送信するための伝送路としてインターネット4を選択し、かつユーザ端末1にPSTN3を介して、インターネット4を介したユーザ端末1とホスト端末2との通信を可能にするための設定情報を送信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信方式が異なる複数の伝送路を介してユーザ端末とホスト端末とを接続して、ホスト端末がユーザ端末のメンテナンスを行うリモートメンテナンスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
第1の従来技術は、自動販売機管理システムにおいて、販売会社は、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Networks;略称:PSTN)を介して、自動販売機の故障情報および商品の品切れ情報を、各店舗から自動収集することによって、人件費の節減および機会損失の低減ができる構成になっている(たとえば特許文献1参照)。
【0003】
第2の従来技術は、2本の伝送線を介して複数の制御装置間で通信を行う多重通信装置において、第1の通信方式、たとえばクロック同期方式に基づいて通信を行っているときに、2本の伝送線のうち一方の伝送線に異常が生じた場合には、各制御装置は2本の伝送線のうち他方の伝送線のみを用いるとともに、通信方式を変更し、1本の伝送線でも通信可能な第2の通信方式、たとえばビット同期方式によって通信を継続することができる構成になっている(たとえば特許文献2参照)。
【0004】
第3の従来技術は、一対のネットワークに対して複数の情報処理装置が接続される二重化ネットワークシステムにおいて、各情報処理装置間で、いずれか一方のネットワークを介して情報送信を行う。ネットワークを介して情報送信を行っているときに異常が検出された場合は、他方のネットワークを介して情報送信を行うとともに、異常が検出されたネットワークに対して診断テキストを所定の周期で送信し続け、この診断テキストに対する正常な応答を受信したときに、異常が検出されたネットワークを正常な状態に復旧させる構成になっている(たとえば特許文献3参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−85343号公報
【特許文献2】
特開平3154971号公報
【特許文献3】
特開2000−78175号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
第1の従来技術では、販売会社および店舗の間でデータを伝送する場合にPSTNを用いている。しかしPSTNは比較的伝送速度が遅いので、大容量のデータを伝送する場合に時間がかかり、かつ伝送効率が悪いという問題がある。従ってPSTNだけでなく、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network;略称:LAN)およびインターネットを介して、大容量のデータを高速に伝送することができるとともに、万一、LANおよびインターネットに故障が生じた場合には、PSTNを用いてデータ伝送が可能な自動販売機管理システムが望まれる。
【0007】
第2の従来技術では、2本の伝送線のうち一方の伝送線に異常が生じた場合でも、他方の伝送線を用いて通信を行うことができるので、システムの信頼性を向上させることができる。しかし、2本目の伝送線として、たとえばLANを介してインターネットによる伝送路を追加するときに、複数の制御装置のうち1つの制御装置からソフトウェアによって接続設定を行うような構成になっていないので、予め2本の伝送線をハードウェア的に接続する必要がある。したがって伝送線に異常が生じた場合、制御装置のメンテナンスを簡便に行うことができないという問題がある。
【0008】
第3の従来技術では、ネットワークを介した情報送信を行っているときに異常が検出された場合、異常が検出されたネットワーク以外の他のネットワークを介して情報送信を行うことができるとともに、異常が解消した時点でネットワークまたは通信経路を自動復旧させることができる。しかし前記情報処理装置は、予め同じ通信方式の一対のネットワークに接続されており、異なる通信方式のネットワークを追加して用いることができるような構成になっていない。換言すれば、情報処理装置が、たとえばPSTNの通信方式の伝送路に接続されている場合、情報処理装置からPSTNとは異なる通信方式の伝送路へ接続の完了を通知した場合に、前記PSTNとは異なる通信方式のネットワークを介して通信可能に自動設定するような構成になっていない。
【0009】
本発明の目的は、複数の伝送路のうち予め定める第1の伝送路に異常が発生した場合、予め定める第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を可能にする設定を自動で行うことができ、メンテナンスを簡便かつ短時間に行うことができるリモートメンテナンスシステムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、通信方式が異なる少なくとも複数の伝送路に接続される複数のユーザ端末と、
前記複数の伝送路に接続され、所定の契約をした前記ユーザ端末の所定のメンテナンス情報を管理するホスト端末と、
前記複数の伝送路のうち所定の伝送路に接続され、前記複数のユーザ端末を接続するためのユーザ側ローカルエリアネットワークと、
前記複数のユーザ端末と前記ユーザ側ローカルエリアネットワークとを接続するための網インターフェイスとを含み、
前記複数の伝送路のうち予め定める第1の伝送路に接続されたユーザ端末が、ホスト端末に第1の伝送路を介して、所定の契約信号および前記ユーザ側ローカルエリアネットワークと前記網インターフェイスとを接続した旨の接続完了信号を送信したとき、
ホスト端末は、前記所定のメンテナンス情報を含むデータを送信するための伝送路として前記複数の伝送路のうち予め定める第2の伝送路を選択し、かつユーザ端末に第1の伝送路を介して、前記第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を可能にするための設定情報を送信し、
ユーザ端末は、ホスト端末から送信された前記設定情報を受信し、かつ受信した設定情報に基づいて、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を可能にする設定を行うことを特徴とするリモートメンテナンスシステムである。
【0011】
本発明に従えば、第1の伝送路に接続されたユーザ端末は、ホスト端末に第1の伝送路を介して所定の契約信号、たとえばユーザID(Identification)、電話番号、電子メールのメールアドレスおよびURL(Uniform Resource Locator)を含むリモートメンテナンスの契約信号ならびにユーザ側ローカルエリアネットワークと網インターフェイスとを接続した旨の接続完了信号を送信する。ここで、ユーザ端末は、たとえば通信機能を備えた複写機であり、ホスト端末は、たとえばホストコンピュータである。ホスト端末は、第1の伝送路を介してユーザ端末から送信されたリモートメンテナンスの契約信号および前記接続完了信号を受信する。前記契約信号および前記接続完了信号を受信したホスト端末は、ユーザ端末の所定のメンテナンス情報、たとえばユーザID、メンテナンス項目およびメンテナンス状態などのリモートメンテナンス情報を含むデータを送信するための伝送路として第2の伝送路を選択し、かつユーザ端末に第1の伝送路を介して、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を可能にするための設定情報を送信する。ユーザ端末は、第1の伝送路を介してホスト端末から送信された前記設定情報を受信し、かつユーザ端末は受信した設定情報に基づいて、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を可能にする設定を行う。
【0012】
前述のように、ホスト端末がユーザ端末に第1の伝送路を介して、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を可能にするための設定情報を送信することによって、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を可能にする設定を自動で行うことができる。したがって第1の伝送路に異常が発生した場合でも、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を行うことができ、第1の伝送路に異常が発生した場合のユーザ端末のメンテナンスを簡便かつ短時間に行うことができる。
【0013】
また本発明は、前記ユーザ端末は、前記ホスト端末から送信される設定情報を監視し、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信が可能でないときは、第2の伝送路を介してユーザ端末とホスト端末とを接続するための設定を許可し、かつ第2の伝送路を介してユーザ端末とホスト端末とがすでに接続されて通信が可能であるときは、第2の伝送路を介してユーザ端末とホスト端末とを再接続するための設定を禁止する再設定監視手段を含むことを特徴とする。
【0014】
本発明に従えば、再設定監視手段は、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信が可能でないときは、第2の伝送路を介してユーザ端末とホスト端末とを接続するための設定を許可する。また再設定監視手段は、第2の伝送路を介してユーザ端末とホスト端末とがすでに接続されて通信が可能であるときは、第2の伝送路を介してユーザ端末とホスト端末とを再接続するための設定を禁止する。
【0015】
前述のように、再設定監視手段は、第2の伝送路を介してユーザ端末とホスト端末とがすでに接続されて通信が可能であるときは、ユーザ端末とホスト端末とが再接続するための設定を禁止するので、ユーザ端末とホスト端末とを再接続するための設定によって、ユーザ端末に記憶されている設定情報が書替えられることを防ぐことができる。これによって、前記設定情報が書替えられることによって第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信に支障を来たすことを防ぐことができる。
【0016】
また本発明は、前記ユーザ端末は、前記網インターフェイスが有効であるか無効であるかを診断するユーザ端末診断手段をさらに含み、
前記ユーザ端末診断手段が、網インターフェイスは無効であると診断したときは、ホスト端末に第1の伝送路を介して網インターフェイスが無効である旨の情報を送信することを特徴とする。
【0017】
本発明に従えば、ユーザ端末診断手段は、網インターフェイスが有効であるか無効であるかを診断する。ユーザ端末診断手段によって、網インターフェイスは無効であると診断されて、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を行うことができない場合は、ユーザ端末は、ホスト端末に第1の伝送路を介して網インターフェイスが無効である旨の情報を送信する。網インターフェイスが無効である旨の情報を受信したユーザ端末は、第1の伝送路を介してホスト端末と通信を行う。したがって第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を行うことができない場合でも、第1の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を行うことができる。これによって、リモートメンテナンスシステムの信頼性を向上することができる。
【0018】
また本発明は、前記ユーザ端末は、前記ユーザ側ローカルエリアネットワークを介して前記第2の伝送路と接続され、前記ユーザ端末診断手段は、ユーザ側ローカルエリアネットワークに異常があるか否かを診断し、ユーザ端末診断手段が、ユーザ側ローカルエリアネットワークに異常があると診断したときは、ホスト端末に第1の伝送路を介してユーザ側ローカルエリアネットワークに異常がある旨の情報を送信することを特徴とする。
【0019】
本発明に従えば、ユーザ端末診断手段は、ユーザ側ローカルエリアネットワークに異常があるか否かを診断する。ユーザ端末診断手段によって、ユーザ側ローカルエリアネットワークに異常があると診断されて、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を行うことができない場合は、ユーザ端末は、ホスト端末に第1の伝送路を介してユーザ側ローカルエリアネットワークに異常がある旨の情報を送信する。ユーザ側ローカルエリアネットワークに異常がある旨の情報を受信したユーザ端末は、第1の伝送路を介してホスト端末と通信を行う。したがって第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を行うことができない場合でも、第1の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を行うことができる。これによって、リモートメンテナンスシステムの信頼性を向上することができる。またユーザ側ローカルエリアネットワークに異常があったとしても、ユーザ端末がホスト端末に第1の伝送路を介してユーザ側ローカルエリアネットワークに異常がある旨の情報を送信することによって、第1の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を行うことができるので、ユーザ端末を増設しても、ユーザ端末とホスト端末との通信を継続して行うことができる。
【0020】
また本発明は、前記ホスト端末は、前記ユーザ端末の故障を診断し、かつ第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信が不可能であるか否かを診断するホスト端末診断手段を含み、
前記ホスト端末診断手段が、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信は不可能であると診断したとき、
ホスト端末は、ユーザ端末に第1の伝送路を介して、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信が不可能である旨の情報を送信し、
ユーザ端末は、ホスト端末から送信された前記情報を受信し、かつユーザ端末診断手段によって、前記網インターフェイスが無効であるか否かおよび前記ユーザ側ローカルエリアネットワークに異常があるか否かを診断することを特徴とする。
【0021】
本発明に従えば、ホスト端末診断手段は、ユーザ端末の故障を診断し、かつ第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信が不可能であるか否かを診断する。ホスト端末診断手段によって、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信が不可能であると診断されたときは、ホスト端末は、ユーザ端末に第1の伝送路を介して、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信が不可能である旨の情報を送信する。ユーザ端末が、ホスト端末から送信された、前記第2の伝送路を介したユーザ端末ホスト端末との通信が不可能である旨の情報を受信すると、ユーザ端末診断手段によって、網インターフェイスが無効であるか否かおよびユーザ側ローカルエリアネットワークに異常があるか否かが診断される。
【0022】
前述のように、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信が不可能である旨の情報を、第1の伝送路を介してホスト端末からユーザ端末に送信するだけで、ユーザ端末診断手段によって網インターフェイスが無効であるか否かおよびユーザ側ローカルエリアネットワークに異常があるか否かが診断される。したがって、網インターフェイスが無効である場合およびユーザ側ローカルエリアネットワークに異常がある場合のユーザ端末のメンテナンスを短時間に行うことができる。
【0023】
また本発明は、前記ホスト端末が、第1の伝送路を介してユーザ端末から送信された、前記網インターフェイスが無効である旨の情報および前記ユーザ側ローカルエリアネットワークに異常がある旨の情報のうち少なくともいずれか一方の情報を受信したときは、ユーザ端末に第1の伝送路を介して、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を可能にするための設定情報を送信することを特徴とする。
【0024】
本発明に従えば、ホスト端末が、第1の伝送路を介してユーザ端末から送信された、網インターフェイスが無効である旨の情報およびユーザ側ローカルエリアネットワークに異常がある旨の情報のうち少なくともいずれか一方の情報を受信したときは、ユーザ端末に第1の伝送路を介して、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を可能にするための設定情報を送信する。ユーザ端末は、ホスト端末から送信された前記設定情報を受信し、網インターフェイスが有効およびユーザ側ローカルエリアネットワークが正常になった時点で、前記設定情報に基づいて、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を可能にする。
【0025】
したがって網インターフェイスが有効およびユーザ側ローカルエリアネットワークが正常になった時点で、万一、第1の伝送路に異常が発生して、第1の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を行うことができなくなった場合でも、すでに第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信が可能な状態になっているので、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を行うことができる。これによって、リモートメンテナンスシステムの信頼性をさらに向上することができる。
【0026】
また本発明は、前記ホスト端末は、前記所定の契約をしたユーザ端末の所定のメンテナンス情報を更新および登録するデータ登録手段をさらに含み、
前記ユーザ端末は、ホスト端末に第1および第2の伝送路のうち通信可能な伝送路を介して前記所定のメンテナンス情報を送信し、前記メンテナンス情報を受信したホスト端末は、前記データ登録手段に前記メンテナンス情報を登録することを特徴とする。
【0027】
本発明に従えば、ユーザ端末は、ホスト端末に第1および第2の伝送路のうち通信可能な伝送路を介して、所定のメンテナンス情報、たとえばユーザID、メンテナンス項目およびメンテナンス状態を含むリモートメンテナンス情報を送信する。ホスト端末は、ユーザ端末から送信された前記リモートメンテナンス情報を受信し、かつデータ登録手段に前記リモートメンテナンス情報を登録する。また、ホスト端末と所定の契約、たとえばリモートメンテナンスの契約をしたユーザ端末は、先にデータ登録手段に登録しておいた前記リモートメンテナンス情報の中から所望のデータを読出して、ユーザ端末内に記憶させることができる。
【0028】
また本発明は、前記複数の伝送路のうち所定の伝送路に接続され、前記ホスト端末を接続するためのホスト側ローカルエリアネットワークをさらに含み、
前記ホスト端末は、前記ホスト側ローカルエリアネットワークを介して第2の伝送路に接続されることを特徴とする。
【0029】
本発明に従えば、ホスト端末は、ホスト側ローカルエリアネットワークを介して第2の伝送路に接続される。したがって、ユーザ端末が第1の伝送路を介してホスト端末と通信を行っているときに第1の伝送路に異常が発生して、第1の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を行うことができなくなった場合でも、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を行うことができる。これによって、リモートメンテナンスシステムの信頼性をさらに向上することができる。
【0030】
また本発明は、前記第1の伝送路は、公衆交換電話網によって構成されることを特徴とする。
【0031】
本発明に従えば、リモートメンテナンスシステムにおける第1の伝送路として、公衆交換電話網が用いられる。公衆交換電話網は、すでに広く普及しており、用いるにあたって特別の工事を必要としないので、リモートメンテナンスシステムにおけるコストの増大を防ぐことができる。
【0032】
また本発明は、前記第2の伝送路は、大容量のデータを高速伝送可能な回線網によって構成されることを特徴とする。
【0033】
本発明に従えば、リモートメンテナンスシステムにおける第2の伝送路として、大容量のデータを高速伝送可能な回線網が用いられる。前記高速伝送可能な回線網を介したユーザ端末とホスト端末との通信を行うことによって、大容量のデータを高速に伝送することができるので、公衆交換電話網を介したユーザ端末とホスト端末との通信に比べて、データの伝送時間を短縮することができ、ユーザ端末のメンテナンスを短時間で行うことができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の一形態であるリモートメンテナンスシステム100の構成を模式的に示す図である。リモートメンテナンスシステム100は、図1に示すように、ユーザ端末1、ホスト端末2、第1の伝送路3、第2の伝送路4、ユーザ側LAN(Local Area Network)5、網インターフェイス6およびホスト側LAN7を含んで構成される。
【0035】
ユーザ端末1は、たとえば通信モデム機能およびネットワークプロトコル機能の2つの異なる通信機能を備えた複写機およびファクシミリ装置などによって実現されるとともに、通信方式が異なる少なくとも第1の伝送路3および第2の伝送路4と接続可能に構成される。第1の伝送路3の通信方式は、たとえばITU−T(国際電気通信連合−電気通信標準化部門)勧告のT.30方式であり、第2の伝送路4の通信方式は、たとえばTCP/IP(Transmission Control
Protocol/Internet Protocol)方式である。
【0036】
ホスト端末2は、たとえばファックスモデム機能および電子メール機能の2つの異なる通信機能を備えたホストコンピュータおよびパーソナルコンピュータ(略称:PC)などによって実現されるとともに、第1および第2の伝送路3,4と接続可能に構成される。またホスト端末2は、リモートメンテナンスの契約をしたユーザ端末1のリモートメンテナンス情報を管理する。
【0037】
ここで、リモートメンテナンスとは、ユーザ端末1のハードウェアおよびソフトウェアの修理および点検ならびにソフトウェアの入替えおよび追加などを、第1および第2の伝送路3,4を介してユーザ端末1と接続されたホスト端末2から行う遠隔保守作業である。リモートメンテナンス情報は、ユーザ端末1が複写機の場合、たとえばトナーの交換時期および用紙切れなどを意味する。
【0038】
第1の伝送路3は、たとえば公衆交換電話網(Public Switched Telephone
Networks;略称:PSTN)によって実現される。第2の伝送路4は、PSTN3に比べて大容量のデータを高速に伝送可能な回線網、たとえばインターネットによって実現される。以下の説明において、第1の伝送路を「PSTN」および第2の伝送路を「インターネット」と表記する場合がある。
【0039】
ユーザ側LAN5は、複数のユーザ端末1を接続するためのネットワークであり、インターネット4に接続される。網インターフェイス6は、たとえばユーザ端末1をユーザ側LAN5に個別に接続するためのネットワークインターフェイスカードおよびLANアダプタによって実現される。ホスト側LAN7は、ホスト端末2を接続するためのネットワークであり、インターネット4に接続される。
【0040】
図2は、リモートメンテナンスシステム100の構成を示すブロック図である。リモートメンテナンスシステム100は、ユーザ端末1、ホスト端末2、第1の伝送路3、第2の伝送路4、ユーザ側LAN5、網インターフェイス6およびホスト側LAN7を含んで構成される。
【0041】
ユーザ端末1は、ユーザ端末制御部11、プログラムメモリ12、データメモリ13、第1通信部14、第2通信部15、操作部16、表示部17、印刷部18およびバス19を含んで構成される。ユーザ端末制御部11は、再設定監視手段11aおよびユーザ端末診断手段11bを含む。ユーザ端末制御部11は、たとえばCPU(Central Processing Unit)およびMPU(Micro ProcessingUnit)によって構成され、プログラムメモリ12に記憶されている制御プログラムを実行することによって、複写機としての機能を実行する。またユーザ端末制御部11は、ユーザ端末1を構成する前述のプログラムメモリ12、データメモリ13、第1通信部14、第2通信部15、操作部16、表示部17、印刷部18およびバス19を含むハードウェア資源を制御する。
【0042】
再設定監視手段11aは、ホスト端末2から送信される、たとえばIP(
Internet Protocol)アドレスなどの設定情報を監視し、インターネット4を介した通信が可能でないときは、ホスト端末2に対してユーザ端末1と接続するための設定を許可する。また再設定監視手段11aは、ユーザ端末1がすでにインターネット4と接続されて、ユーザ端末1とホスト端末2との通信が可能になっているときは、インターネット4を介してユーザ端末1と再接続するための設定を禁止する。
【0043】
ユーザ端末診断手段11bは、網インターフェイス6が有効であるか無効であるかを診断するとともに、ユーザ側LAN5に異常があるか否かを診断する。ユーザ端末診断手段11bが、網インターフェイス6は無効であると判断したときは、網インターフェイス6が無効である旨の情報を、PSTN3を介してホスト端末2に送信する。ユーザ端末診断手段11bが、ユーザ側LAN5に異常があると判断したときは、ユーザ側LAN5に異常がある旨の情報を、PSTN3を介してホスト端末2に送信する。
【0044】
プログラムメモリ12は、たとえばROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electrionically Erasable and Programmable Read Only Memory)などの記憶媒体によって実現され、ユーザ端末制御部11がユーザ端末1全体のハードウェア資源を制御するための制御プログラムを記憶している。データメモリ13は、たとえばRAM(Random Access Memory)、EEPROM、ハードディスクおよびCD−R/RW(Compact Disk-Recordable/Rewritable)などの記憶媒体によって実現され、ユーザ端末制御部11がユーザ端末1全体のハードウェア資源を制御するときの入出力データを一時的に記憶する。
【0045】
第1通信部14は、たとえばPSTN3と接続するための回線制御回路およびPSTN3を介してホスト端末2とデータ通信を行うための信号変換装置であるモデムによって実現される。第2通信部15は、たとえば網インターフェイス6、ユーザ側LAN5およびインターネット4を介して、ホスト端末2とデータ通信を行うための信号変換装置であるモデムによって実現される。
【0046】
操作部16は、たとえばユーザID(Identification)、電話番号、電子メールのメールアドレス、URL(Uniform Resource Locator)、メンテナンス項目およびメンテナンス状態を含むデータを、データメモリ13に登録させるための登録キーならびに各種機能の設定および解除を指示するための設定解除キーによって構成される。ユーザによって指示されたデータの登録ならびに各種機能の起動および停止は、ユーザ端末制御部11によって実行される。
【0047】
表示部17は、たとえば液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display;略称:LCD)、プラズマディスプレイ(Plazma Display;略称:PD)およびエレクトロルミネッセンスディスプレイ(Electroluminescence Display;略称:ELD)などによって実現され、メンテナンス状態、第1および第2の伝送路3,4の設定状況ならびにファクシミリ装置や複写機の各種機能の実行状況を表示する。印刷部18は、たとえば入力された画像およびデータを印刷するインクジェットプリンタおよびレーザプリンタなどによって実現される。
【0048】
ホスト端末2は、ホスト端末制御部21、プログラムメモリ22、データメモリ23、第1通信部24、第2通信部25、操作部26、表示部27、データベース28およびバス29を含んで構成される。ホスト端末制御部21は、ホスト端末診断手段21aを含む。ホスト端末制御部21は、たとえばCPUおよびMPUによって構成され、プログラムメモリ22に記憶されている制御プログラムを実行することによって、リモートメンテナンスの契約をしたユーザ端末1のリモートメンテナンス情報を管理する。またホスト端末制御部21は、ユーザ端末1の故障を診断するホスト端末診断手段21aとしての機能を実行するとともに、ホスト端末2を構成する前述のプログラムメモリ22、データメモリ23、第1通信部24、第2通信部25、操作部26、表示部27、データベース28およびバス29を含むハードウェア資源を制御する。
【0049】
ホスト端末診断手段21aは、ユーザ端末1の故障およびインターネット4を介したユーザ端末1との通信が不可能であるか否かを診断するとともに、インターネット4を介した通信が不可能であると診断したときは、PSTN3を介して、インターネット4を介した通信が不可能である旨の情報をユーザ端末1に送信する。
【0050】
プログラムメモリ22は、たとえばROM、EEPROMなどの記憶媒体によって実現され、ホスト端末制御部21がホスト端末2全体のハードウェア資源を制御するための制御プログラムを記憶している。データメモリ23は、たとえばRAM、EEPROM、ハードディスクおよびCD−R/RWなどの記憶媒体によって実現され、ホスト端末制御部21がホスト端末2全体のハードウェア資源を制御するときの入出力データを一時的に記憶する。
【0051】
第1通信部24は、たとえばPSTN3と接続するための回線制御回路およびユーザ端末1とPSTN3を介してデータ通信を行うための信号変換装置であるモデムによって実現される。第2通信部25は、たとえばホスト側LAN7およびインターネット4を介してユーザ端末1とデータ通信を行うための信号変換装置であるモデムによって実現される。
【0052】
操作部26は、たとえばリモートメンテナンスの契約をしたユーザ端末1のユーザID、電話番号、メールアドレス、URL、メンテナンス項目およびメンテナンス状態を含むデータを、データベース28に登録するための登録キーならびにファクシミリ装置や複写機の各種機能の設定および解除を指示するための設定解除キーによって構成される。ユーザによって指示されたデータの登録ならびに各種機能の起動および停止は、ホスト端末制御部21によって実行される。
【0053】
表示部27は、たとえばLCD、PDおよびELDなどによって実現され、メンテナンス状態、PSTN3およびインターネット4の設定状況ならびにファクシミリ装置や複写機の各種機能の実行状況を表示する。データベース28は、たとえばRAM、EEPROM、ハードディスクおよびCD−R/RWなどの記憶媒体によって実現されるデータ登録手段である。データベース28は、リモートメンテナンスの契約をしたユーザ端末1のリモートメンテナンス情報を初期登録するとともに、ユーザ端末1からの要求に応じて、登録した情報を読出してユーザ端末1に送信する。
【0054】
図3は、リモートメンテナンスシステム100の動作を説明するためのフローチャートである。なお、図3において、ユーザ端末1とホスト端末2とは、PSTN3を介して接続され、インターネット4とは接続されていないものとする。
【0055】
ステップS31では、ユーザ端末1は、PSTN3を介してユーザID、電話番号、電子メールのメールアドレス、URLを含むリモートメンテナンスの契約信号をホスト端末2に送信する。ステップS32では、ホスト端末2がPSTN3を介してユーザ端末1から送信されたリモートメンテナンスの契約信号を受信したか否かを判断する。ステップS32において、ホスト端末2が前記契約信号を受信したと判断した場合はステップS33に進み、ホスト端末2が前記契約信号を受信していないと判断した場合はステップS32に戻る。
【0056】
ステップS33では、ホスト端末2は、リモートメンテナンスの契約信号を送信したユーザ端末1とリモートメンテナンスの契約を確定する。ステップS34では、ユーザ端末1は、予めインターネット4と接続されているユーザ側LAN5に網インターフェイス6を接続したとき、PSTN3を介してユーザ側LAN5に網インターフェイス6を接続した旨の接続完了信号をホスト端末2に送信する。
【0057】
ステップS35では、ホスト端末2は、リモートメンテナンスの契約をしたユーザ端末1からインターネット4を介して、ユーザ側LAN5に網インターフェイス6を接続した旨の接続完了信号を受信したか否かを判断する。ステップS35において、ホスト端末2が前記接続完了信号を受信したと判断した場合はステップS36に進み、ホスト端末2が前記接続完了信号を受信していないと判断した場合はステップS35に戻る。
【0058】
ステップS36では、ホスト端末2は、インターネット4を介したユーザ端末1との通信を可能にするための設定情報、たとえばIP(Internet Protocol)アドレスなどを、PSTN3を介してユーザ端末1に送信し、他の端末からの通信を監視する処理などの他の処理に移行する。
【0059】
ステップS37では、ユーザ端末1がPSTN3を介してホスト端末2から送信された前記設定情報を受信したか否かを判断する。ステップS37において、ユーザ端末1が前記設定情報を受信したと判断した場合はステップS38に進み、ユーザ端末1が前記設定情報を受信していないと判断した場合ステップS37に戻る。
【0060】
ステップS38では、ユーザ端末1は、受信した前記設定情報をデータメモリ13に一時的に記憶する。ステップS39では、ユーザ端末1は、前記設定情報に基づいてインターネット4を介したユーザ端末1とホスト端末2との通信を可能にし、たとえばファクシミリの着信を監視する処理などの他の処理に移行する。
【0061】
図4は、リモートメンテナンスシステム100の動作の説明をするためのフローチャートである。なお、図4において、ユーザ端末1とホスト端末2とは、PSTN3およびインターネット4と接続されているものとする。
【0062】
ステップS41では、ユーザ端末1はホスト端末2から送信される設定情報を監視し、PSTN3またはインターネット4を介してホスト端末2から送信された前記設定情報を受信したか否かを判断する。ステップS41において、ユーザ端末1が前記設定情報を受信したと判断した場合はステップS42に進み、ユーザ端末1が前記設定情報を受信していないと判断した場合はステップS43に進む。
【0063】
ステップS42において、すでにインターネット4を介してユーザ端末1とホスト端末2とが通信可能になっている状態では、ユーザ端末1は、インターネット4を介してユーザ端末とホスト端末とを再接続するための設定を禁止し、ステップS43に進む。ステップS43では、ユーザ端末1は、インターネット4を介して、ユーザID、メンテナンス項目およびメンテナンス状態を含むリモートメンテナンス情報をホスト端末2に送信する。
【0064】
ステップS44では、ホスト端末2は、インターネット4を介してユーザ端末1から送信された前記リモートメンテナンス情報を受信したか否かを判断する。ステップS44において、ホスト端末2が前記リモートメンテナンス情報を受信したと判断した場合はステップS45に進み、ホスト端末2が前記リモートメンテナンス情報を受信していないと判断した場合はステップS44に戻る。
【0065】
ステップS45では、ホスト端末2は、受信した前記リモートメンテナンス情報を、データベース28に初期登録する。ステップS46では、ユーザ端末1は、前記データベース28に初期登録した前記リモートメンテナンス情報のうち、所望のデータの読出し要求信号を、インターネット4を介してホスト端末2に送信する。
【0066】
ステップS47では、ホスト端末2がユーザ端末1から送信された前記所望のデータの読出し要求信号を受信したか否かを判断する。ステップS47において、ホスト端末2が前記所望のデータの読出し要求信号を受信したと判断した場合はステップS48に進み、ホスト端末2が前記所望のデータの読出し要求信号を受信していないと判断した場合はステップS47に戻る。
【0067】
ステップS48では、ホスト端末2は、インターネット4を介して、データベース28から読出した前記所望のデータをユーザ端末1に送信し、たとえば他の端末からの通信を監視する処理などの他の処理に移行する。
【0068】
ステップS49では、ユーザ端末1がインターネット4を介してホスト端末2から送信された前記所望のデータを受信したか否かを判断する。ステップS49において、ユーザ端末1がインターネット4を介してホスト端末2から送信された前記所望のデータを受信したと判断した場合はステップS50に進み、ユーザ端末1が、インターネット4を介してホスト端末2から送信された前記所望のデータを受信していないと判断した場合はステップS49に戻る。ステップS50では、ユーザ端末1は、受信した前記所望のデータをデータメモリ13にインストールして、たとえばファクシミリの着信を監視する処理などの他の処理に移行する。
【0069】
図5は、リモートメンテナンスシステムの動作を説明するためのフローチャートである。なお、図5において、ユーザ端末1とホスト端末2とは、PSTN3およびインターネット4と接続されているものとする。
【0070】
ステップS51では、ホスト端末2は、インターネット4を介したユーザ端末1とホスト端末2との通信が不可能であるか否かを判断する。ステップS51において、インターネット4を介したユーザ端末1とホスト端末2との通信が不可能であると判断した場合はステップS52に進み、インターネット4を介したユーザ端末1とホスト端末2との通信が不可能ではないと判断した場合はステップS51に戻る。
【0071】
ステップS52では、ホスト端末2は、インターネット4を介したユーザ端末1とホスト端末2との通信が不可能である旨の情報を、PSTN3を介してユーザ端末1に送信する。ステップS53では、ユーザ端末1は、網インターフェイス6が無効であるか否かを判断する。ステップS53において、網インターフェイス6が無効であると判断した場合はステップS54に進み、網インターフェイス6が無効ではないと判断した場合はステップS55に進む。
【0072】
ステップS54では、ユーザ端末1は、PSTN3を介して網インターフェイス6が無効である旨の情報をホスト端末2に送信し、ステップS57に移行する。ステップS55では、ユーザ端末1は、ユーザ側LAN5に異常があるか否かを判断する。ステップS55において、ユーザ側LAN5に異常があると判断した場合はステップS56に進み、ユーザ側LAN5に異常がないと判断した場合はステップS53に戻る。
【0073】
ステップS56では、PSTN3を介してユーザ側LAN5に異常がある旨の情報をホスト端末2に送信し、ステップS57に移行する。ステップS57では、ホスト端末2は、PSTN3を介してユーザ端末1から送信された網インターフェイス6が無効である旨の情報およびユーザ側LAN5に異常がある旨の情報のうち少なくともいずれか一方の情報を受信したか否かを判断する。ステップS57において、前記網インターフェイス6が無効である旨の情報およびユーザ側LAN5に異常がある旨の情報のうち少なくともいずれか一方の情報を受信したと判断した場合は、ステップS58に進み、前記網インターフェイス6が無効である旨の情報およびユーザ側LAN5に異常がある旨の情報を受信していないと判断した場合は、ステップS57に戻る。
【0074】
ステップS58では、ホスト端末2は、インターネット4を介したユーザ端末1とホスト端末2との通信を可能にするための設定情報を、PSTN3を介してユーザ端末1に送信し、たとえば他の端末からの通信を監視する処理などの他の処理に移行する。
【0075】
ステップS59では、ユーザ端末1がPSTN3を介してホスト端末2から送信された前記設定情報を受信したか否かを判断する。ステップS59において、ユーザ端末1がPSTN3を介してホスト端末2から送信された前記設定情報を受信したと判断した場合は、ステップS60に進み、ユーザ端末1がPSTN3を介してホスト端末2から送信された前記設定情報を受信していないと判断した場合は、ステップS59に戻る。
【0076】
ステップS60では、ユーザ端末1は、ホスト端末2から受信した前記設定情報を、データメモリ13に一時的に記憶する。ステップS61では、ユーザ端末1は、網インターフェイス6が有効であるかの判断およびユーザ側LAN5が正常であるかの判断を行う。ステップS61において、網インターフェイス6が有効であると判断し、かつユーザ側LAN5が正常であると判断した場合は、ステップS62に進み、網インターフェイス6が有効ではないと判断した場合またはユーザ側LAN5が正常ではないと判断した場合は、ステップS61に戻る。ステップS62では、ユーザ端末1は、データメモリ13に一時的に記憶した前記設定情報に基づいてインターネット4を介したユーザ端末1とホスト端末2との通信を可能にし、たとえばファクシミリの着信を監視する処理などの他の処理に移行する。
【0077】
前述のように、リモートメンテナンスシステム100では、ホスト端末2がユーザ端末1にPSTN3を介して、インターネット4を介したユーザ端末1とホスト端末2との通信を可能にするための設定情報を送信することによって、インターネット4を介したユーザ端末1とホスト端末2との通信を可能にする設定を自動で行うことができる。したがってPSTN3に異常が発生した場合でも、インターネット4を介してユーザ端末1とホスト端末2との通信を行うことができ、PSTN3に異常が発生した場合のユーザ端末1のメンテナンスを簡便かつ短時間に行うことができる。
【0078】
またリモートメンテナンスシステム100において、ユーザ端末制御部11の再設定監視手段11aは、インターネット4を介してユーザ端末1とホスト端末2とがすでに接続されて通信が可能であるときは、ユーザ端末1とホスト端末2とを再接続するための設定を禁止するので、ユーザ端末1とホスト端末2とを再接続するための設定によって、ユーザ端末に記憶されている設定情報が書替えられることを防ぐことができる。これによって、前記設定情報が書替えられることによってインターネット4を介したユーザ端末1とホスト端末2との通信に支障を来たすことを防ぐことができる。
【0079】
またユーザ端末制御部11におけるユーザ端末診断手段11bによって、網インターフェイス6は無効であると診断されて、インターネット4を介したユーザ端末1とホスト端末2との通信を行うことができない場合は、ユーザ端末1は、ホスト端末2にPSTN3を介して網インターフェイス6が無効である旨の情報を送信する。網インターフェイス6が無効である旨の情報を受信したユーザ端末1は、PSTN3を介してホスト端末2と通信を行う。したがってインターネット4を介したユーザ端末1とホスト端末2との通信を行うことができない場合でも、PSTN3を介したユーザ端末1とホスト端末2との通信を行うことができる。これによって、リモートメンテナンスシステム100の信頼性を向上することができる。
【0080】
またユーザ端末診断手段11bによって、ユーザ側LAN5に異常があると診断されて、インターネット4を介したユーザ端末1とホスト端末2との通信を行うことができない場合は、ユーザ端末1は、ホスト端末2にPSTN3を介してユーザ側LAN5に異常がある旨の情報を送信する。ユーザ側LAN5に異常がある旨の情報を受信したホスト端末2は、PSTN3を介してホスト端末2と通信を行う。したがってインターネット4を介したユーザ端末1とホスト端末2との通信を行うことができない場合でも、PSTN3を介したユーザ端末1とホスト端末2との通信を行うことができる。これによって、リモートメンテナンスシステム100の信頼性を向上することができる。
【0081】
またリモートメンテナンスシステム100では、前述のように、インターネット4を介したユーザ端末1とホスト端末2との通信が不可能である旨の情報を、PSTN3を介してホスト端末2からユーザ端末1に送信するだけで、ユーザ端末診断手段11bによって網インターフェイス6が無効であるか否かおよびユーザ側ローカルエリアネットワーク5に異常があるか否かが診断される。したがって、網インターフェイス6が無効である場合およびユーザ側ローカルエリアネットワーク5に異常がある場合のユーザ端末1のメンテナンスを短時間に行うことができる。
【0082】
またリモートメンテナンスシステム100では、網インターフェイス6が有効およびユーザ側LAN5が正常になった時点で、万一、PSTN3に異常が発生し、PSTN3を介したユーザ端末1とホスト端末2との通信を行うことができなくなった場合でも、インターネット4を介したユーザ端末1とホスト端末2との通信は可能な状態になっているので、インターネット4を介したユーザ端末1とホスト端末2との通信を行うことができる。これによって、リモートメンテナンスシステム100の信頼性をさらに向上することができる。
【0083】
リモートメンテナンスシステム100において、ユーザ端末1は、ホスト端末2にPSTN3およびインターネット4のうち通信可能な伝送路を介して、ユーザID、メンテナンス項目およびメンテナンス状態を含むデータを送信する。ホスト端末2は、ユーザ端末1から送信された前記データを受信し、かつデータベース28に前記データを登録する。これによって、ホスト端末2と所定の契約、たとえばリモートメンテナンスの契約をしたユーザ端末1は、データベース28に登録した前記データの中から所望のデータを読出して、ユーザ端末1内に記憶させることができる。
【0084】
またリモートメンテナンスシステム100では、第1の伝送路としてPSTN3が用いられる。PSTN3は、すでに広く普及しており、利用するにあたって特別の工事を必要としないので、リモートメンテナンスシステム100におけるコストの増大を防ぐことができる。またリモートメンテナンスシステム100では、第2の伝送路として高速伝送可能な回線網、たとえばインターネット4が用いられる。インターネット4を介したユーザ端末1とホスト端末2との通信を行うことによって、大容量のデータを高速に伝送することができるので、PSTN3を介したユーザ端末1とホスト端末2との通信に比べて、データの伝送時間を短縮することができ、ユーザ端末1のメンテナンスを短時間で行うことができる。
【0085】
以上のように本実施形態では、第1の伝送路3をPSTNおよび第2の伝送路4をインターネットとして説明したが、本発明の他の実施形態であるリモートメンテナンスシステムでは、第1の伝送路3および第2の伝送路4として、たとえば特定の2つの地点を結ぶデータ通信専用の回線である専用回線、光ファイバケーブル回線およびCATV(Community Antenna TeleVision)回線などの他の通信回線を用いてもよい。このような回線を伝送路に適用したリモートメンテナンスシステムであっても、本実施形態と同様に実施可能である。
【0086】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ホスト端末がユーザ端末に第1の伝送路を介して、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を可能にするための設定情報を送信することによって、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を可能にする設定を自動で行うことができる。したがって第1の伝送路に異常が発生した場合でも、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を行うことができ、第1の伝送路に異常が発生した場合のユーザ端末のメンテナンスを簡便かつ短時間に行うことができる。
【0087】
また本発明によれば、再設定監視手段は、第2の伝送路を介してユーザ端末とホスト端末とがすでに接続されて通信が可能であるときは、ユーザ端末とホスト端末とを再接続するための設定を禁止するので、ユーザ端末とホスト端末とを再接続するための設定によって、ユーザ端末に記憶されている設定情報が書替えられることを防ぐことができる。これによって、前記設定情報が書替えられることによって第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信に支障を来たすことを防ぐことができる。
【0088】
また本発明によれば、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を行うことができない場合でも、第1の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を行うことができる。これによって、リモートメンテナンスシステムの信頼性を向上することができる。
【0089】
また本発明によれば、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信が不可能である旨の情報を、第1の伝送路を介してホスト端末からユーザ端末に送信するだけで、ユーザ端末診断手段によって網インターフェイスが無効であるか否かおよびユーザ側ローカルエリアネットワークに異常があるか否かが診断される。したがって、網インターフェイスが無効である場合およびユーザ側ローカルエリアネットワークに異常がある場合のユーザ端末のメンテナンスを短時間に行うことができる。
【0090】
また本発明によれば、網インターフェイスが有効およびユーザ側ローカルエリアネットワークが正常になった時点で、万一、第1の伝送路に異常が発生して、第1の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を行うことができなくなった場合でも、すでに第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信が可能な状態になっているので、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を行うことができる。これによって、リモートメンテナンスシステムの信頼性をさらに向上することができる。
【0091】
また本発明によれば、ホスト端末と所定の契約、たとえばリモートメンテナンスの契約をしたユーザ端末は、データ登録手段に登録した前記データの中から所望のデータを読出して、ユーザ端末内に記憶させることができる。
【0092】
また本発明によれば、公衆交換電話網は、すでに広く普及しており、用いるにあたって特別の工事を必要としないので、リモートメンテナンスシステムにおけるコストの増大を防ぐことができる。
【0093】
また本発明によれば、高速伝送可能な回線網を介したユーザ端末とホスト端末との通信を行うことによって、大容量のデータを高速に伝送することができるので、公衆交換電話網を介したユーザ端末とホスト端末との通信に比べて、データの伝送時間を短縮することができ、ユーザ端末のメンテナンスを短時間で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態であるリモートメンテナンスシステム100の構成を模式的に示す図である。
【図2】リモートメンテナンスシステム100の構成を示すブロック図である。
【図3】リモートメンテナンスシステム100の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】リモートメンテナンスシステム100の動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】リモートメンテナンスシステム100の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 ユーザ端末
2 ホスト端末
3 第1の伝送路
4 第2の伝送路
5 ユーザ側LAN(Local Area Network)
6 網インターフェイス
7 ホスト側LAN(Local Area Network)
11 ユーザ端末制御部
11a 再設定監視手段
11b ユーザ端末診断手段
12 プログラムメモリ
13 データメモリ
14 第1通信部
15 第2通信部
16 操作部
17 表示部
18 印刷部
19 バス
21 ホスト端末制御部
21a ホスト端末診断手段
22 プログラムメモリ
23 データメモリ
24 第1通信部
25 第2通信部
26 操作部
27 表示部
28 データベース
29 バス

Claims (10)

  1. 通信方式が異なる少なくとも複数の伝送路に接続される複数のユーザ端末と、
    前記複数の伝送路に接続され、所定の契約をした前記ユーザ端末の所定のメンテナンス情報を管理するホスト端末と、
    前記複数の伝送路のうち所定の伝送路に接続され、前記複数のユーザ端末を接続するためのユーザ側ローカルエリアネットワークと、
    前記複数のユーザ端末と前記ユーザ側ローカルエリアネットワークとを接続するための網インターフェイスとを含み、
    前記複数の伝送路のうち予め定める第1の伝送路に接続されたユーザ端末が、ホスト端末に第1の伝送路を介して、所定の契約信号および前記ユーザ側ローカルエリアネットワークと前記網インターフェイスとを接続した旨の接続完了信号を送信したとき、
    ホスト端末は、前記所定のメンテナンス情報を含むデータを送信するための伝送路として前記複数の伝送路のうち予め定める第2の伝送路を選択し、かつユーザ端末に第1の伝送路を介して、前記第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を可能にするための設定情報を送信し、
    ユーザ端末は、ホスト端末から送信された前記設定情報を受信し、かつ受信した設定情報に基づいて、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を可能にする設定を行うことを特徴とするリモートメンテナンスシステム。
  2. 前記ユーザ端末は、前記ホスト端末から送信される設定情報を監視し、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信が可能でないときは、第2の伝送路を介してユーザ端末とホスト端末とを接続するための設定を許可し、かつ第2の伝送路を介してユーザ端末とホスト端末とがすでに接続されて通信が可能であるときは、第2の伝送路を介してユーザ端末とホスト端末とを再接続するための設定を禁止する再設定監視手段を含むことを特徴とする請求項1記載のリモートメンテナンスシステム。
  3. 前記ユーザ端末は、前記網インターフェイスが有効であるか無効であるかを診断するユーザ端末診断手段をさらに含み、
    前記ユーザ端末診断手段が、網インターフェイスは無効であると診断したときは、ホスト端末に第1の伝送路を介して網インターフェイスが無効である旨の情報を送信することを特徴とする請求項1記載のリモートメンテナンスシステム。
  4. 前記ユーザ端末は、前記ユーザ側ローカルエリアネットワークを介して前記第2の伝送路と接続され、前記ユーザ端末診断手段は、ユーザ側ローカルエリアネットワークに異常があるか否かを診断し、ユーザ端末診断手段が、ユーザ側ローカルエリアネットワークに異常があると診断したときは、ホスト端末に第1の伝送路を介してユーザ側ローカルエリアネットワークに異常がある旨の情報を送信することを特徴とする請求項3記載のリモートメンテナンスシステム。
  5. 前記ホスト端末は、前記ユーザ端末の故障を診断し、かつ第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信が不可能であるか否かを診断するホスト端末診断手段を含み、
    前記ホスト端末診断手段が、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信は不可能であると診断したとき、
    ホスト端末は、ユーザ端末に第1の伝送路を介して、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信が不可能である旨の情報を送信し、
    ユーザ端末は、ホスト端末から送信された前記情報を受信し、かつユーザ端末診断手段によって、前記網インターフェイスが無効であるか否かおよび前記ユーザ側ローカルエリアネットワークに異常があるか否かを診断することを特徴とする請求項3記載のリモートメンテナンスシステム。
  6. 前記ホスト端末が、第1の伝送路を介してユーザ端末から送信された、前記網インターフェイスが無効である旨の情報および前記ユーザ側ローカルエリアネットワークに異常がある旨の情報のうち少なくともいずれか一方の情報を受信したときは、ユーザ端末に第1の伝送路を介して、第2の伝送路を介したユーザ端末とホスト端末との通信を可能にするための設定情報を送信することを特徴とする請求項1記載のリモートメンテナンスシステム。
  7. 前記ホスト端末は、前記所定の契約をしたユーザ端末の所定のメンテナンス情報を更新および登録するデータ登録手段をさらに含み、
    前記ユーザ端末は、ホスト端末に第1および第2の伝送路のうち通信可能な伝送路を介して前記所定のメンテナンス情報を送信し、前記メンテナンス情報を受信したホスト端末は、前記データ登録手段に前記メンテナンス情報を登録することを特徴とする請求項1記載のリモートメンテナンスシステム。
  8. 前記複数の伝送路のうち所定の伝送路に接続され、前記ホスト端末を接続するためのホスト側ローカルエリアネットワークをさらに含み、
    前記ホスト端末は、前記ホスト側ローカルエリアネットワークを介して第2の伝送路に接続されることを特徴とする請求項1記載のリモートメンテナンスシステム。
  9. 前記第1の伝送路は、公衆交換電話網によって構成されることを特徴とする請求項1記載のリモートメンテナンスシステム。
  10. 前記第2の伝送路は、大容量のデータを高速伝送可能な回線網によって構成されることを特徴とする請求項1記載のリモートメンテナンスシステム。
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