JP2004206240A - 購買情報管理システム、購買情報管理装置、及び、購買情報記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】1つの購買情報記録媒体により複数の店舗における顧客管理が可能となるとともに、顧客の消費活動を把握するための情報を得ることができる購買情報管理システムを提供する。
【解決手段】店舗が所有する購買情報管理装置2に、顧客の購買履歴情報を記憶する購買履歴DB24と、顧客の商品の購買情報の入力を受ける購買情報入力手段22と、購買情報入力手段22が受けた購買情報と、購買情報記録媒体1の記憶手段11から読み出した顧客識別及びセグメント毎の総購買額とを基に、購買履歴DB24内の購買履歴情報を更新するとともに、購買情報記録媒体1の記憶手段11内のセグメント毎の総購買額を更新する更新手段25と、更新された購買履歴情報が所定の条件を満たしている場合に、この条件に対応した表示情報を購買情報記録媒体1の表示手段12へ表示するよう指示する表示情報選択手段27とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】店舗が所有する購買情報管理装置2に、顧客の購買履歴情報を記憶する購買履歴DB24と、顧客の商品の購買情報の入力を受ける購買情報入力手段22と、購買情報入力手段22が受けた購買情報と、購買情報記録媒体1の記憶手段11から読み出した顧客識別及びセグメント毎の総購買額とを基に、購買履歴DB24内の購買履歴情報を更新するとともに、購買情報記録媒体1の記憶手段11内のセグメント毎の総購買額を更新する更新手段25と、更新された購買履歴情報が所定の条件を満たしている場合に、この条件に対応した表示情報を購買情報記録媒体1の表示手段12へ表示するよう指示する表示情報選択手段27とを備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、顧客の購買履歴情報を管理する購買情報管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、地域商店街やチェーン小売店などの店舗では、各々が顧客や会員に対して独自のサービスカードを発行している。このサービスカードには、利用金額・利用頻度に応じたポイント数が記録され、店舗は累計ポイント数に応じて顧客や会員に値引き、景品のプレゼントなどの特典を提供する。これにより、店舗は、顧客や会員の管理、囲い込みなどの営業活動に役立てている。
一方、特許文献1及び特許文献2には、ICカードのセキュリテイを保つための技術について開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−47969号公報(段落0029−段落0062、第2図−第11図)
【特許文献2】
特開平9−265516号公報(段落0031−段落0086、第1図−第12図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、各々の店舗がサービスカードを発行した場合、顧客にとっては、店舗毎の多くのサービスカードを持ち歩かなければならないという煩雑さを招き、さらに、店舗におけるサービスカードの使用時に、サービスカードを選択する際にも利便性を損なうという問題があった。また、店舗にとっては、各店舗毎にサービスカードを発行するのは非効率的であるとともに、環境に配慮したものとはいえなかった。加えて、他店と比較してどの程度の割合で顧客が自店舗を利用しているかを把握することはできなかった。
しかし、特許文献1及び2においては、1枚のICカードにより複数の店舗が顧客を管理することを想定していない。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、1つの購買情報記録媒体により複数の店舗における顧客管理が可能となるとともに、顧客の消費活動を把握するための情報を得ることができる購買情報管理システムに関する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、購買履歴の概要情報を記憶する顧客の購買情報記録媒体と、顧客の購買履歴を管理する店舗の購買情報管理装置とからなる購買情報管理システムであって、前記購買情報記録媒体は、顧客識別と、セグメント毎の総購買額とを記憶する記憶手段と、前記購買情報管理装置から指示された表示情報を表示する表示手段とを備え、前記購買情報管理装置は、顧客の購買履歴情報を記憶する購買履歴データベースと、顧客の商品の購買情報の入力を受ける購買情報入力手段と、前記購買情報入力手段が受けた購買情報と、前記購買情報記録媒体から読み出した顧客識別及びセグメント毎の総購買額とを基に、前記購買履歴データベース内の購買履歴情報を更新するとともに、前記購買情報記録媒体内のセグメント毎の総購買額を更新する更新手段と、更新された購買履歴情報が所定の条件を満たしている場合に、この条件に対応した表示情報を前記購買情報記録媒体へ表示するよう指示する表示情報選択手段とを備える、ことを特徴とする購買情報管理システムである。
上記発明によれば、購買情報管理装置の更新手段は、購買情報入力手段が受けた購買情報と、購買情報記録媒体の記憶手段から読み出した顧客識別及びセグメント毎の総購買額とを基に、購買履歴データベース内の購買履歴情報と、購買情報記録媒体の記憶手段内のセグメント毎の総購買額とを更新し、購買情報記録媒体の表示手段は、更新された購買履歴情報が満たす条件に対応した表示情報を表示する。
これにより、顧客は、店舗毎に発行される複数のサービスカードを所持するといった煩わしさから解放される。また、店舗は、顧客の購買履歴に応じて、顧客へ提示する広告を選択することが可能となり、広告の効果があがる。
【0006】
また、本発明は、購買履歴の概要情報を記憶する顧客の購買情報記録媒体と、顧客の購買履歴を管理する店舗の購買情報管理装置とからなる購買情報管理システムの購買情報管理装置であって、顧客の購買履歴情報を記憶する購買履歴データベースと、顧客の商品の購買情報の入力を受ける購買情報入力手段と、前記購買情報入力手段が受けた購買情報と、前記購買情報記録媒体から読み出した顧客識別及びセグメント毎の総購買額とを基に、前記購買履歴データベース内の購買履歴情報を更新するとともに、前記購買情報記録媒体内のセグメント毎の総購買額を更新する更新手段と、更新された購買履歴情報が所定の条件を満たしている場合に、この条件に対応した表示情報を前記購買情報記録媒体へ表示するよう指示する表示情報選択手段と、を備えることを特徴とする購買情報管理装置である。
上記発明によれば、購買情報管理装置の更新手段は、購買情報入力手段が受けた購買情報と、顧客の所有する購買情報記録媒体の記憶手段から読み出した顧客識別及びセグメント毎の総購買額とを基に、購買履歴データベース内の購買履歴情報と、購買情報記録媒体の記憶手段内のセグメント毎の総購買額とを更新し、表示情報選択手段は、更新された購買履歴情報が満たす条件に対応した表示情報を購買情報記録媒体に表示させる。
これにより、店舗は、顧客の購買履歴に応じて、顧客へ提示する広告を選択することが可能となり、広告の効果があがる。
【0007】
また、本発明は、購買履歴の概要情報を記憶する顧客の購買情報記録媒体と、顧客の購買履歴を管理する店舗の購買情報管理装置とからなる購買情報管理システムの購買情報記録媒体であって、顧客識別と、セグメント毎の総購買額とを記憶する記憶手段と、前記購買情報管理装置から指示された表示情報を表示する表示手段と、を備えることを特徴とする購買情報記録媒体である。
上記発明によれば、購買情報記録媒体の記憶手段は、顧客識別及びセグメント毎の総購買額を記憶し、表示手段は、購買情報管理装置から指示された表示情報を表示する。
これにより、顧客は、店舗毎に発行される複数のサービスカードを所持するといった煩わしさから解放される。また、店舗は、顧客へ広告を提示することが可能となり、営業活動に役立てることができる。
【0008】
また、本発明は、購買履歴の概要情報を記憶する顧客の購買情報記録媒体と、顧客の購買履歴を管理する店舗の購買情報管理装置とからなる購買情報管理システムに用いられる購買情報管理方法であって、前記購買情報記録媒体は、顧客識別と、セグメント毎の総購買額とを記憶する記憶手段を用意し、前記購買情報管理装置は、顧客の購買履歴情報を記憶する購買履歴データベースを用意し、顧客の商品の購買情報の入力を受け、受信した購買情報と、前記購買情報記録媒体から読み出した顧客識別及びセグメント毎の総購買額とを基に、前記購買履歴データベース内の購買履歴情報を更新するとともに、前記購買情報記録媒体内のセグメント毎の総購買額を更新し、更新された購買履歴情報が所定の条件を満たしている場合に、この条件に対応した表示情報を前記購買情報記録媒体へ表示するよう指示し、前記購買情報記録媒体は、前記購買情報管理装置から指示された表示情報を表示する、ことを特徴とする購買情報管理方法である。
上記発明によれば、購買情報管理装置は、POS(Point Of Sale)システムから受信した購買情報と、顧客の所有する購買情報記録媒体から読み出した顧客識別及びセグメント毎の総購買額とを基に、自身の備える購買履歴データベース内の購買履歴情報と、購買情報記録媒体内のセグメント毎の総購買額とを更新し、購買情報記録媒体は、更新された購買履歴情報が満たす条件に対応した表示情報を表示する。
これにより、顧客は、店舗毎に発行される複数のサービスカードを所持するといった煩わしさから解放される。また、店舗は、顧客の購買履歴に応じて、顧客へ提示する広告を選択することが可能となり、広告の効果があがる。
【0009】
また、本発明は、購買履歴の概要情報を記憶する顧客の購買情報記録媒体と、顧客の購買履歴を管理する店舗の購買情報管理装置とからなる購買情報管理システムの購買情報管理装置に用いられる購買情報管理方法であって、顧客の購買履歴情報を記憶する購買履歴データベースを用意し、顧客の商品の購買情報の入力を受け、受信した購買情報と、前記購買情報記録媒体から読み出した顧客識別及びセグメント毎の総購買額とを基に、前記購買履歴データベース内の購買履歴情報を更新するとともに、前記購買情報記録媒体内のセグメント毎の総購買額を更新し、更新された購買履歴情報が所定の条件を満たしている場合に、この条件に対応した表示情報を前記購買情報記録媒体へ表示するよう指示する、ことを特徴とする購買情報管理方法である。
上記発明によれば、購買情報管理装置は、POSシステムから受信した購買情報と、顧客の所有する購買情報記録媒体から読み出した顧客識別及びセグメント毎の総購買額とを基に、自身の備える購買履歴データベース内の購買履歴情報と、購買情報記録媒体内のセグメント毎の総購買額とを更新し、更新された購買履歴情報が満たす条件に対応した表示情報を購買情報記録媒体に表示させる。
これにより、店舗は、顧客の購買履歴に応じて、顧客へ提示する広告を選択することが可能となり、広告の効果があがる。
【0010】
また、本発明は、購買履歴の概要情報を記憶する顧客の購買情報記録媒体と、顧客の購買履歴を管理する店舗の購買情報管理装置とからなる購買情報管理システムの購買情報管理装置に用いられるコンピュータプログラムであって、顧客の商品の購買情報の入力を受けるステップと、受信した購買情報と、前記購買情報記録媒体から読み出した顧客識別及びセグメント毎の総購買額とを基に、購買履歴データベース内の購買履歴情報を更新するとともに、前記購買情報記録媒体内のセグメント毎の総購買額を更新するステップと、更新された購買履歴情報が所定の条件を満たしている場合に、この条件に対応した表示情報を前記購買情報記録媒体へ表示するよう指示するステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする購買情報管理装置のコンピュータプログラムである。
上記発明によれば、購買情報管理装置は、POSシステムから受信した購買情報と、顧客の所有する購買情報記録媒体から読み出した顧客識別及びセグメント毎の総購買額とを基に、自身の備える購買履歴データベース内の購買履歴情報と、購買情報記録媒体内のセグメント毎の総購買額とを更新し、更新された購買履歴情報が満たす条件に対応した表示情報を購買情報記録媒体に表示させる。
これにより、店舗は、顧客の購買履歴に応じて、顧客へ提示する広告を選択することが可能となり、広告の効果があがる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の一実施形態の購買情報管理システムの構成を示すブロック図である。
購買情報記録媒体1は、顧客の所有するICカードであり、記憶手段11及び表示手段12からなる。なお、購買情報記録媒体1は、接触型ICカード、あるいは、非接触型ICカードのいずれであってもよい。
記憶手段11は、ICチップである。ICチップは、CPU(central processing unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及び、購買情報管理装置2のリーダライタ23とデータの送受信を行う通信部からなる。なお、データ記録用のROM、及び、データを無線周波数で搬送するためのアンテナとから構成される無線タグ(ICチップ)をさらに備えた構成としてもよい。
そして、記憶手段11は、顧客を一意に識別する顧客識別を、店舗を一意に識別する店舗識別毎に記憶している。さらに、月別、季節別など、所定の期間毎の顧客の総購買額及びセグメント毎の総購買額からなる購買サマリ情報を記憶している。なお、セグメントとは、商品やサービス、あるいは、店舗の分類であり、例えば、「衣(服飾関連)」、「食(スーパーマーケット、コンビニエンスストア、レストランなど食料品・外食関連)」、「生(理・美容院など生活雑貨関連)」、「遊(スポーツ、レンタルビデオ・CDショップなど娯楽関連)」などである。
【0012】
表示手段12は、例えば、リライトカードなどに用いられる、表示と消去を繰り返して行うことのできる表示層である。表示層には、可逆性感熱発色素材が塗布された感熱方式によるもの、あるいは、磁気により、着色した液体と磁気粉を充填した微小なカプセル内の磁気粉を回転させて表示と消去を行う磁気方式によるものなどがある。
【0013】
購買情報管理装置2は、例えば、サーバを用いて実現することができ、購買情報管理システムに加盟している各店舗が保有する。購買情報管理装置2は、制御手段21、購買情報入力手段22、リーダライタ23、購買履歴データベース(以下、購買履歴DB)24、更新手段25、ポイントデータベース(以下、ポイントDB)26、表示情報選択手段27、表示情報データベース(以下、表示情報DB)28、及び、ライタ29から構成される。
【0014】
購買履歴DB24は、顧客個人情報と、購買情報管理装置2を保有する店舗における顧客の購買履歴情報とを記憶する。顧客個人情報は、顧客識別、顧客の氏名、住所、年齢、性別などの情報からなる。また、購買履歴情報は、顧客識別、購買日時(又は利用日時)、購買した商品(又はサービス)の種別、単価、数量(又は利用時間等)、購買額、及び、購買サマリ情報からなる。
ポイントDB26は、顧客のポイント数を記憶する。ポイントとは、顧客が店舗において物品の購入やサービスの利用などに費やした購買額等に応じて与えられるものであり、顧客は、蓄積されたポイント数に応じて割引サービスや商品のプレゼント、抽選への参加などの特典を受けることが可能となる。
表示情報DB28は、購買情報記録媒体1の表示手段12へ表示すべき表示情報と、この表示情報を表示するための条件である表示条件を記憶している。
【0015】
制御手段21は、CPU及び各種メモリから構成され、各部の制御や、データの一時的な格納や、データの転送等を行う機能を有する。
購買情報入力手段22は、図示しない店舗のPOS(Point Of Sale)システムとの通信インタフェースを備え、顧客が購買した商品やサービスの情報である購買情報をPOSシステムから受信する機能を有する。購買情報は、購買日時(又は利用日時)、購買した商品(又はサービス)の種別、単価、数量(又は利用時間等)、及び、購買額などの情報からなる。
リーダライタ23は、例えば、ICカードリーダライタであり、購買情報記録媒体1の記憶手段11内の情報の読み取り及び書き込みを行う機能を有する。
更新手段25は、購買情報入力手段22が受けた購買情報と、リーダライタ23が購買情報記録媒体1の記憶手段11から読み取った顧客識別及び購買サマリ情報とを基に、各種DB内の情報を更新するとともに、購買情報記録媒体1の記憶手段11内の購買サマリ情報の更新をリーダライタ23へ指示する機能を有する。
表示情報選択手段27は、購買履歴DB24内の顧客個人情報及び購買履歴情報、ポイントDB26内の顧客のポイント数、ならびに、表示情報DB28内の表示条件を基に、購買情報記録媒体1の表示手段12に表示すべき表示情報を選択する機能を有する。
ライタ29は、表示情報選択手段27の指示により、購買情報記録媒体1の表示手段12へ表示情報を書き込む機能を有する。
【0016】
図2は、図1に示す実施形態による購買情報管理システムの動作を示す図である。
まず、顧客は、購買情報記録媒体1の発行所において、購買情報記録媒体1の発行手続を行う。発行所は、購買情報管理システムに加盟している任意の1店舗、あるいは、これらの店舗から委託された業者などである。発行所において購買情報記録媒体1が発行される際、記憶手段11にこの顧客に割り当てられる顧客識別が店舗識別毎に書き込まれるとともに、購買サマリ情報が初期化される。さらに、各店舗の購買情報管理装置2の購買履歴DB24に、当該顧客の顧客識別、氏名、住所、年齢、性別からなる顧客個人情報を新規に登録する。
【0017】
顧客は、購買情報記録媒体1の発行後、購買情報管理システムに加盟している店舗において、商品(又はサービス)を購入する。購買情報管理装置2の購買情報入力手段22は、購入日時(又は利用日時)、購買した商品(又はサービス)の種別、単価、数量(又は利用時間等)、及び、購買額などの購買情報をPOSシステムから受信する(ステップS100)。続いて、リーダライタ23が、購買情報記録媒体1の記憶手段11から、当該店舗の店舗識別に対応する顧客識別と、購買サマリ情報を読み出す(ステップS110)。
【0018】
すると、更新手段25は、顧客識別に対応した購買履歴DB24内の購買履歴情報に、購入日時(又は利用日時)、購買した商品(又はサービス)の種別、単価、数量(又は利用時間等)、購買額を書き込む(ステップS120)。さらに、更新手段25は、購買した商品(又はサービス)の種別や数量(又は利用時間等)、あるいは、購買額に応じてポイント数を算出し、顧客識別に対応したポイントDB26内のポイント数に加算して、ポイント数を更新する。
【0019】
次に、更新手段25は、購買サマリ情報及び購買情報から最新の購買サマリ情報を算出する。そして、算出した購買サマリ情報を購買履歴DB24内の購買履歴情報へ書き込むとともに、リーダライタ23へ購買情報記録媒体1への書き込みを指示する。リーダライタ23は、購買情報記録媒体1の記憶手段11へ算出した購買サマリ情報を書き込み、更新する(ステップS130)。なお、セグメント毎の総購買額を算出する際、店舗毎にどのセグメントに購買額を加算するかを決定してもよいし、商品(又はサービス)の種別毎にどのセグメントに購買額を加算するかを決定してもよい。
【0020】
続いて、表示情報選択手段27は、表示情報DB28から表示条件を読み出す。そして、購買履歴DB24内の顧客個人情報及び購買履歴情報と、ポイントDB26内のポイント数を参照し、この表示条件に一致するか否かを判断する(ステップS140)。表示条件に一致した場合には、その一致した表示条件に対応する表示情報と、ポイント数とを購買情報記録媒体1へ書き込むよう、ライタ29へ指示する。ライタ29は、購買情報記録媒体1内の表示手段12へ指示された表示情報とポイント数とを書き込む(ステップS150)。
例えば、表示情報DB28内に、夏季におけるあるアルコール飲料の購買額が所定の金額以上、かつ、年齢が20才以上であることを表示条件として記憶しておく。そして、この表示条件に合致した場合には、アルコール飲料の図柄とともに、次回来店の際にアルコール飲料の販売割引を行う旨を表示する表示情報を購買情報記録媒体1の表示手段12へ書き込む。あるいは、このアルコール飲料の製造メーカーの新商品などの広告を表示情報としてもよい。また、購買サマリ情報のあるセグメントの総購入額において、自店舗の購入額の割合が一定以上であることを表示条件とし、所定の期間中に自店舗の利用額を優待して割り引く旨の広告を表示情報としてもよい。また、顧客のポイント数が所定のポイント数に近づいたことを表示条件として記憶しておき、あとどれくらいの購入額で割引特典が受けられるポイント数に到達するかを表示情報としてもよい。また、顧客の性別、年齢などの顧客個人情報により、異なる表示情報を書き込んでもよい。
一方、ステップS140において、表示情報選択手段27が、あらゆる表示条件に合致しないと判断した場合、デフォルトの表示情報を表示情報DB28から読み出す。そして、現在のポイント数とともに購買情報記録媒体1内の表示手段12へ書き込むようライタ29へ指示する(ステップS160)。
【0021】
また、店舗は、一日毎、1週間毎などの所定の期間毎に購買履歴DB24内の購買履歴情報を分析し、様々なマーケティングのために活用する。例えば、同一セグメントにおける総購買額と自店舗における購買額とを比較したり、購買サマリ情報の各セグメントの総購買額により顧客の消費活動の傾向を得る。また、特定の広告を購買情報記録媒体1の表示手段12に表示した前後において、自店舗における顧客の利用の割合の変化を求め、より効果のある広告についての情報を得る。また、購買履歴情報内の商品(又はサービス)の種別、数量(又は利用時間等)、購買額の情報などから、顧客の嗜好を分析したり、性別、年代別の人気商品を分析する。
【0022】
なお、購買情報記録媒体1は、PDA(Personal Digital Assistants:情報携帯端末)や携帯電話端末などであってもよい。この場合、購買情報記録媒体1は、購買情報記録媒体1の全体を統括制御するCPUと、ブルートゥース(Bluetooth)、無線LAN、赤外線通信などの無線インタフェースにより購買情報管理装置2との間でデータの送受信を行う通信手段と、キー操作により入力を行う入力手段と、音声を出力する音声出力手段とがさらに付加される(図示せず)。また、記憶手段11は、プログラム及びデータを記憶する各種メモリであり、表示手段12は、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイなどである。一方、購買情報管理装置2は、リーダライタ23及びライタ29の代わりに、購買情報記録媒体1の通信手段と無線インタフェースによりデータの送受信を行う通信手段を備える。そして、購買情報記録媒体1は、購買情報管理装置2から表示情報を受信して記憶手段11へ記憶し、表示手段12は、記憶手段11内に記憶された表示情報を読み出して表示する。また、表示情報に音声を出力するための音声情報を含んでもよい。
【0023】
上記実施形態によれば、顧客は、店舗毎に発行される複数のサービスカードを所持するといった煩わしさから解放される。また、店舗は、セグメント毎の総購買額から顧客の消費活動を把握することが可能となるともに、顧客の購買履歴や消費活動、個人情報などに応じて、顧客へ提示する広告を選択することが可能となり、広告の効果があがる。
【0024】
なお、上述の購買情報管理装置2は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、上述した動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものである。
【0025】
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ROMの他に、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のシステムやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0026】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図。
【図2】図1に示す実施形態の動作手順を示す図。
【符号の説明】
1…購買情報記録媒体、 11…記憶手段、 12…表示手段、 2…購買情報管理装置、 21…制御手段、 22…購買情報入力手段、 23…リーダライタ、 24…購買履歴DB、 25…更新手段、 26…ポイントDB、 27…表示情報選択手段、 28…表示情報DB、 29…ライタ
【発明の属する技術分野】
この発明は、顧客の購買履歴情報を管理する購買情報管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、地域商店街やチェーン小売店などの店舗では、各々が顧客や会員に対して独自のサービスカードを発行している。このサービスカードには、利用金額・利用頻度に応じたポイント数が記録され、店舗は累計ポイント数に応じて顧客や会員に値引き、景品のプレゼントなどの特典を提供する。これにより、店舗は、顧客や会員の管理、囲い込みなどの営業活動に役立てている。
一方、特許文献1及び特許文献2には、ICカードのセキュリテイを保つための技術について開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−47969号公報(段落0029−段落0062、第2図−第11図)
【特許文献2】
特開平9−265516号公報(段落0031−段落0086、第1図−第12図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、各々の店舗がサービスカードを発行した場合、顧客にとっては、店舗毎の多くのサービスカードを持ち歩かなければならないという煩雑さを招き、さらに、店舗におけるサービスカードの使用時に、サービスカードを選択する際にも利便性を損なうという問題があった。また、店舗にとっては、各店舗毎にサービスカードを発行するのは非効率的であるとともに、環境に配慮したものとはいえなかった。加えて、他店と比較してどの程度の割合で顧客が自店舗を利用しているかを把握することはできなかった。
しかし、特許文献1及び2においては、1枚のICカードにより複数の店舗が顧客を管理することを想定していない。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、1つの購買情報記録媒体により複数の店舗における顧客管理が可能となるとともに、顧客の消費活動を把握するための情報を得ることができる購買情報管理システムに関する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、購買履歴の概要情報を記憶する顧客の購買情報記録媒体と、顧客の購買履歴を管理する店舗の購買情報管理装置とからなる購買情報管理システムであって、前記購買情報記録媒体は、顧客識別と、セグメント毎の総購買額とを記憶する記憶手段と、前記購買情報管理装置から指示された表示情報を表示する表示手段とを備え、前記購買情報管理装置は、顧客の購買履歴情報を記憶する購買履歴データベースと、顧客の商品の購買情報の入力を受ける購買情報入力手段と、前記購買情報入力手段が受けた購買情報と、前記購買情報記録媒体から読み出した顧客識別及びセグメント毎の総購買額とを基に、前記購買履歴データベース内の購買履歴情報を更新するとともに、前記購買情報記録媒体内のセグメント毎の総購買額を更新する更新手段と、更新された購買履歴情報が所定の条件を満たしている場合に、この条件に対応した表示情報を前記購買情報記録媒体へ表示するよう指示する表示情報選択手段とを備える、ことを特徴とする購買情報管理システムである。
上記発明によれば、購買情報管理装置の更新手段は、購買情報入力手段が受けた購買情報と、購買情報記録媒体の記憶手段から読み出した顧客識別及びセグメント毎の総購買額とを基に、購買履歴データベース内の購買履歴情報と、購買情報記録媒体の記憶手段内のセグメント毎の総購買額とを更新し、購買情報記録媒体の表示手段は、更新された購買履歴情報が満たす条件に対応した表示情報を表示する。
これにより、顧客は、店舗毎に発行される複数のサービスカードを所持するといった煩わしさから解放される。また、店舗は、顧客の購買履歴に応じて、顧客へ提示する広告を選択することが可能となり、広告の効果があがる。
【0006】
また、本発明は、購買履歴の概要情報を記憶する顧客の購買情報記録媒体と、顧客の購買履歴を管理する店舗の購買情報管理装置とからなる購買情報管理システムの購買情報管理装置であって、顧客の購買履歴情報を記憶する購買履歴データベースと、顧客の商品の購買情報の入力を受ける購買情報入力手段と、前記購買情報入力手段が受けた購買情報と、前記購買情報記録媒体から読み出した顧客識別及びセグメント毎の総購買額とを基に、前記購買履歴データベース内の購買履歴情報を更新するとともに、前記購買情報記録媒体内のセグメント毎の総購買額を更新する更新手段と、更新された購買履歴情報が所定の条件を満たしている場合に、この条件に対応した表示情報を前記購買情報記録媒体へ表示するよう指示する表示情報選択手段と、を備えることを特徴とする購買情報管理装置である。
上記発明によれば、購買情報管理装置の更新手段は、購買情報入力手段が受けた購買情報と、顧客の所有する購買情報記録媒体の記憶手段から読み出した顧客識別及びセグメント毎の総購買額とを基に、購買履歴データベース内の購買履歴情報と、購買情報記録媒体の記憶手段内のセグメント毎の総購買額とを更新し、表示情報選択手段は、更新された購買履歴情報が満たす条件に対応した表示情報を購買情報記録媒体に表示させる。
これにより、店舗は、顧客の購買履歴に応じて、顧客へ提示する広告を選択することが可能となり、広告の効果があがる。
【0007】
また、本発明は、購買履歴の概要情報を記憶する顧客の購買情報記録媒体と、顧客の購買履歴を管理する店舗の購買情報管理装置とからなる購買情報管理システムの購買情報記録媒体であって、顧客識別と、セグメント毎の総購買額とを記憶する記憶手段と、前記購買情報管理装置から指示された表示情報を表示する表示手段と、を備えることを特徴とする購買情報記録媒体である。
上記発明によれば、購買情報記録媒体の記憶手段は、顧客識別及びセグメント毎の総購買額を記憶し、表示手段は、購買情報管理装置から指示された表示情報を表示する。
これにより、顧客は、店舗毎に発行される複数のサービスカードを所持するといった煩わしさから解放される。また、店舗は、顧客へ広告を提示することが可能となり、営業活動に役立てることができる。
【0008】
また、本発明は、購買履歴の概要情報を記憶する顧客の購買情報記録媒体と、顧客の購買履歴を管理する店舗の購買情報管理装置とからなる購買情報管理システムに用いられる購買情報管理方法であって、前記購買情報記録媒体は、顧客識別と、セグメント毎の総購買額とを記憶する記憶手段を用意し、前記購買情報管理装置は、顧客の購買履歴情報を記憶する購買履歴データベースを用意し、顧客の商品の購買情報の入力を受け、受信した購買情報と、前記購買情報記録媒体から読み出した顧客識別及びセグメント毎の総購買額とを基に、前記購買履歴データベース内の購買履歴情報を更新するとともに、前記購買情報記録媒体内のセグメント毎の総購買額を更新し、更新された購買履歴情報が所定の条件を満たしている場合に、この条件に対応した表示情報を前記購買情報記録媒体へ表示するよう指示し、前記購買情報記録媒体は、前記購買情報管理装置から指示された表示情報を表示する、ことを特徴とする購買情報管理方法である。
上記発明によれば、購買情報管理装置は、POS(Point Of Sale)システムから受信した購買情報と、顧客の所有する購買情報記録媒体から読み出した顧客識別及びセグメント毎の総購買額とを基に、自身の備える購買履歴データベース内の購買履歴情報と、購買情報記録媒体内のセグメント毎の総購買額とを更新し、購買情報記録媒体は、更新された購買履歴情報が満たす条件に対応した表示情報を表示する。
これにより、顧客は、店舗毎に発行される複数のサービスカードを所持するといった煩わしさから解放される。また、店舗は、顧客の購買履歴に応じて、顧客へ提示する広告を選択することが可能となり、広告の効果があがる。
【0009】
また、本発明は、購買履歴の概要情報を記憶する顧客の購買情報記録媒体と、顧客の購買履歴を管理する店舗の購買情報管理装置とからなる購買情報管理システムの購買情報管理装置に用いられる購買情報管理方法であって、顧客の購買履歴情報を記憶する購買履歴データベースを用意し、顧客の商品の購買情報の入力を受け、受信した購買情報と、前記購買情報記録媒体から読み出した顧客識別及びセグメント毎の総購買額とを基に、前記購買履歴データベース内の購買履歴情報を更新するとともに、前記購買情報記録媒体内のセグメント毎の総購買額を更新し、更新された購買履歴情報が所定の条件を満たしている場合に、この条件に対応した表示情報を前記購買情報記録媒体へ表示するよう指示する、ことを特徴とする購買情報管理方法である。
上記発明によれば、購買情報管理装置は、POSシステムから受信した購買情報と、顧客の所有する購買情報記録媒体から読み出した顧客識別及びセグメント毎の総購買額とを基に、自身の備える購買履歴データベース内の購買履歴情報と、購買情報記録媒体内のセグメント毎の総購買額とを更新し、更新された購買履歴情報が満たす条件に対応した表示情報を購買情報記録媒体に表示させる。
これにより、店舗は、顧客の購買履歴に応じて、顧客へ提示する広告を選択することが可能となり、広告の効果があがる。
【0010】
また、本発明は、購買履歴の概要情報を記憶する顧客の購買情報記録媒体と、顧客の購買履歴を管理する店舗の購買情報管理装置とからなる購買情報管理システムの購買情報管理装置に用いられるコンピュータプログラムであって、顧客の商品の購買情報の入力を受けるステップと、受信した購買情報と、前記購買情報記録媒体から読み出した顧客識別及びセグメント毎の総購買額とを基に、購買履歴データベース内の購買履歴情報を更新するとともに、前記購買情報記録媒体内のセグメント毎の総購買額を更新するステップと、更新された購買履歴情報が所定の条件を満たしている場合に、この条件に対応した表示情報を前記購買情報記録媒体へ表示するよう指示するステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする購買情報管理装置のコンピュータプログラムである。
上記発明によれば、購買情報管理装置は、POSシステムから受信した購買情報と、顧客の所有する購買情報記録媒体から読み出した顧客識別及びセグメント毎の総購買額とを基に、自身の備える購買履歴データベース内の購買履歴情報と、購買情報記録媒体内のセグメント毎の総購買額とを更新し、更新された購買履歴情報が満たす条件に対応した表示情報を購買情報記録媒体に表示させる。
これにより、店舗は、顧客の購買履歴に応じて、顧客へ提示する広告を選択することが可能となり、広告の効果があがる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の一実施形態の購買情報管理システムの構成を示すブロック図である。
購買情報記録媒体1は、顧客の所有するICカードであり、記憶手段11及び表示手段12からなる。なお、購買情報記録媒体1は、接触型ICカード、あるいは、非接触型ICカードのいずれであってもよい。
記憶手段11は、ICチップである。ICチップは、CPU(central processing unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及び、購買情報管理装置2のリーダライタ23とデータの送受信を行う通信部からなる。なお、データ記録用のROM、及び、データを無線周波数で搬送するためのアンテナとから構成される無線タグ(ICチップ)をさらに備えた構成としてもよい。
そして、記憶手段11は、顧客を一意に識別する顧客識別を、店舗を一意に識別する店舗識別毎に記憶している。さらに、月別、季節別など、所定の期間毎の顧客の総購買額及びセグメント毎の総購買額からなる購買サマリ情報を記憶している。なお、セグメントとは、商品やサービス、あるいは、店舗の分類であり、例えば、「衣(服飾関連)」、「食(スーパーマーケット、コンビニエンスストア、レストランなど食料品・外食関連)」、「生(理・美容院など生活雑貨関連)」、「遊(スポーツ、レンタルビデオ・CDショップなど娯楽関連)」などである。
【0012】
表示手段12は、例えば、リライトカードなどに用いられる、表示と消去を繰り返して行うことのできる表示層である。表示層には、可逆性感熱発色素材が塗布された感熱方式によるもの、あるいは、磁気により、着色した液体と磁気粉を充填した微小なカプセル内の磁気粉を回転させて表示と消去を行う磁気方式によるものなどがある。
【0013】
購買情報管理装置2は、例えば、サーバを用いて実現することができ、購買情報管理システムに加盟している各店舗が保有する。購買情報管理装置2は、制御手段21、購買情報入力手段22、リーダライタ23、購買履歴データベース(以下、購買履歴DB)24、更新手段25、ポイントデータベース(以下、ポイントDB)26、表示情報選択手段27、表示情報データベース(以下、表示情報DB)28、及び、ライタ29から構成される。
【0014】
購買履歴DB24は、顧客個人情報と、購買情報管理装置2を保有する店舗における顧客の購買履歴情報とを記憶する。顧客個人情報は、顧客識別、顧客の氏名、住所、年齢、性別などの情報からなる。また、購買履歴情報は、顧客識別、購買日時(又は利用日時)、購買した商品(又はサービス)の種別、単価、数量(又は利用時間等)、購買額、及び、購買サマリ情報からなる。
ポイントDB26は、顧客のポイント数を記憶する。ポイントとは、顧客が店舗において物品の購入やサービスの利用などに費やした購買額等に応じて与えられるものであり、顧客は、蓄積されたポイント数に応じて割引サービスや商品のプレゼント、抽選への参加などの特典を受けることが可能となる。
表示情報DB28は、購買情報記録媒体1の表示手段12へ表示すべき表示情報と、この表示情報を表示するための条件である表示条件を記憶している。
【0015】
制御手段21は、CPU及び各種メモリから構成され、各部の制御や、データの一時的な格納や、データの転送等を行う機能を有する。
購買情報入力手段22は、図示しない店舗のPOS(Point Of Sale)システムとの通信インタフェースを備え、顧客が購買した商品やサービスの情報である購買情報をPOSシステムから受信する機能を有する。購買情報は、購買日時(又は利用日時)、購買した商品(又はサービス)の種別、単価、数量(又は利用時間等)、及び、購買額などの情報からなる。
リーダライタ23は、例えば、ICカードリーダライタであり、購買情報記録媒体1の記憶手段11内の情報の読み取り及び書き込みを行う機能を有する。
更新手段25は、購買情報入力手段22が受けた購買情報と、リーダライタ23が購買情報記録媒体1の記憶手段11から読み取った顧客識別及び購買サマリ情報とを基に、各種DB内の情報を更新するとともに、購買情報記録媒体1の記憶手段11内の購買サマリ情報の更新をリーダライタ23へ指示する機能を有する。
表示情報選択手段27は、購買履歴DB24内の顧客個人情報及び購買履歴情報、ポイントDB26内の顧客のポイント数、ならびに、表示情報DB28内の表示条件を基に、購買情報記録媒体1の表示手段12に表示すべき表示情報を選択する機能を有する。
ライタ29は、表示情報選択手段27の指示により、購買情報記録媒体1の表示手段12へ表示情報を書き込む機能を有する。
【0016】
図2は、図1に示す実施形態による購買情報管理システムの動作を示す図である。
まず、顧客は、購買情報記録媒体1の発行所において、購買情報記録媒体1の発行手続を行う。発行所は、購買情報管理システムに加盟している任意の1店舗、あるいは、これらの店舗から委託された業者などである。発行所において購買情報記録媒体1が発行される際、記憶手段11にこの顧客に割り当てられる顧客識別が店舗識別毎に書き込まれるとともに、購買サマリ情報が初期化される。さらに、各店舗の購買情報管理装置2の購買履歴DB24に、当該顧客の顧客識別、氏名、住所、年齢、性別からなる顧客個人情報を新規に登録する。
【0017】
顧客は、購買情報記録媒体1の発行後、購買情報管理システムに加盟している店舗において、商品(又はサービス)を購入する。購買情報管理装置2の購買情報入力手段22は、購入日時(又は利用日時)、購買した商品(又はサービス)の種別、単価、数量(又は利用時間等)、及び、購買額などの購買情報をPOSシステムから受信する(ステップS100)。続いて、リーダライタ23が、購買情報記録媒体1の記憶手段11から、当該店舗の店舗識別に対応する顧客識別と、購買サマリ情報を読み出す(ステップS110)。
【0018】
すると、更新手段25は、顧客識別に対応した購買履歴DB24内の購買履歴情報に、購入日時(又は利用日時)、購買した商品(又はサービス)の種別、単価、数量(又は利用時間等)、購買額を書き込む(ステップS120)。さらに、更新手段25は、購買した商品(又はサービス)の種別や数量(又は利用時間等)、あるいは、購買額に応じてポイント数を算出し、顧客識別に対応したポイントDB26内のポイント数に加算して、ポイント数を更新する。
【0019】
次に、更新手段25は、購買サマリ情報及び購買情報から最新の購買サマリ情報を算出する。そして、算出した購買サマリ情報を購買履歴DB24内の購買履歴情報へ書き込むとともに、リーダライタ23へ購買情報記録媒体1への書き込みを指示する。リーダライタ23は、購買情報記録媒体1の記憶手段11へ算出した購買サマリ情報を書き込み、更新する(ステップS130)。なお、セグメント毎の総購買額を算出する際、店舗毎にどのセグメントに購買額を加算するかを決定してもよいし、商品(又はサービス)の種別毎にどのセグメントに購買額を加算するかを決定してもよい。
【0020】
続いて、表示情報選択手段27は、表示情報DB28から表示条件を読み出す。そして、購買履歴DB24内の顧客個人情報及び購買履歴情報と、ポイントDB26内のポイント数を参照し、この表示条件に一致するか否かを判断する(ステップS140)。表示条件に一致した場合には、その一致した表示条件に対応する表示情報と、ポイント数とを購買情報記録媒体1へ書き込むよう、ライタ29へ指示する。ライタ29は、購買情報記録媒体1内の表示手段12へ指示された表示情報とポイント数とを書き込む(ステップS150)。
例えば、表示情報DB28内に、夏季におけるあるアルコール飲料の購買額が所定の金額以上、かつ、年齢が20才以上であることを表示条件として記憶しておく。そして、この表示条件に合致した場合には、アルコール飲料の図柄とともに、次回来店の際にアルコール飲料の販売割引を行う旨を表示する表示情報を購買情報記録媒体1の表示手段12へ書き込む。あるいは、このアルコール飲料の製造メーカーの新商品などの広告を表示情報としてもよい。また、購買サマリ情報のあるセグメントの総購入額において、自店舗の購入額の割合が一定以上であることを表示条件とし、所定の期間中に自店舗の利用額を優待して割り引く旨の広告を表示情報としてもよい。また、顧客のポイント数が所定のポイント数に近づいたことを表示条件として記憶しておき、あとどれくらいの購入額で割引特典が受けられるポイント数に到達するかを表示情報としてもよい。また、顧客の性別、年齢などの顧客個人情報により、異なる表示情報を書き込んでもよい。
一方、ステップS140において、表示情報選択手段27が、あらゆる表示条件に合致しないと判断した場合、デフォルトの表示情報を表示情報DB28から読み出す。そして、現在のポイント数とともに購買情報記録媒体1内の表示手段12へ書き込むようライタ29へ指示する(ステップS160)。
【0021】
また、店舗は、一日毎、1週間毎などの所定の期間毎に購買履歴DB24内の購買履歴情報を分析し、様々なマーケティングのために活用する。例えば、同一セグメントにおける総購買額と自店舗における購買額とを比較したり、購買サマリ情報の各セグメントの総購買額により顧客の消費活動の傾向を得る。また、特定の広告を購買情報記録媒体1の表示手段12に表示した前後において、自店舗における顧客の利用の割合の変化を求め、より効果のある広告についての情報を得る。また、購買履歴情報内の商品(又はサービス)の種別、数量(又は利用時間等)、購買額の情報などから、顧客の嗜好を分析したり、性別、年代別の人気商品を分析する。
【0022】
なお、購買情報記録媒体1は、PDA(Personal Digital Assistants:情報携帯端末)や携帯電話端末などであってもよい。この場合、購買情報記録媒体1は、購買情報記録媒体1の全体を統括制御するCPUと、ブルートゥース(Bluetooth)、無線LAN、赤外線通信などの無線インタフェースにより購買情報管理装置2との間でデータの送受信を行う通信手段と、キー操作により入力を行う入力手段と、音声を出力する音声出力手段とがさらに付加される(図示せず)。また、記憶手段11は、プログラム及びデータを記憶する各種メモリであり、表示手段12は、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイなどである。一方、購買情報管理装置2は、リーダライタ23及びライタ29の代わりに、購買情報記録媒体1の通信手段と無線インタフェースによりデータの送受信を行う通信手段を備える。そして、購買情報記録媒体1は、購買情報管理装置2から表示情報を受信して記憶手段11へ記憶し、表示手段12は、記憶手段11内に記憶された表示情報を読み出して表示する。また、表示情報に音声を出力するための音声情報を含んでもよい。
【0023】
上記実施形態によれば、顧客は、店舗毎に発行される複数のサービスカードを所持するといった煩わしさから解放される。また、店舗は、セグメント毎の総購買額から顧客の消費活動を把握することが可能となるともに、顧客の購買履歴や消費活動、個人情報などに応じて、顧客へ提示する広告を選択することが可能となり、広告の効果があがる。
【0024】
なお、上述の購買情報管理装置2は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、上述した動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものである。
【0025】
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ROMの他に、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のシステムやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0026】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図。
【図2】図1に示す実施形態の動作手順を示す図。
【符号の説明】
1…購買情報記録媒体、 11…記憶手段、 12…表示手段、 2…購買情報管理装置、 21…制御手段、 22…購買情報入力手段、 23…リーダライタ、 24…購買履歴DB、 25…更新手段、 26…ポイントDB、 27…表示情報選択手段、 28…表示情報DB、 29…ライタ
Claims (6)
- 購買履歴の概要情報を記憶する顧客の購買情報記録媒体と、顧客の購買履歴を管理する店舗の購買情報管理装置とからなる購買情報管理システムであって、
前記購買情報記録媒体は、
顧客識別と、セグメント毎の総購買額とを記憶する記憶手段と、
前記購買情報管理装置から指示された表示情報を表示する表示手段とを備え、
前記購買情報管理装置は、
顧客の購買履歴情報を記憶する購買履歴データベースと、
顧客の商品の購買情報の入力を受ける購買情報入力手段と、
前記購買情報入力手段が受けた購買情報と、前記購買情報記録媒体から読み出した顧客識別及びセグメント毎の総購買額とを基に、前記購買履歴データベース内の購買履歴情報を更新するとともに、前記購買情報記録媒体内のセグメント毎の総購買額を更新する更新手段と、
更新された購買履歴情報が所定の条件を満たしている場合に、この条件に対応した表示情報を前記購買情報記録媒体へ表示するよう指示する表示情報選択手段とを備える、
ことを特徴とする購買情報管理システム。 - 購買履歴の概要情報を記憶する顧客の購買情報記録媒体と、顧客の購買履歴を管理する店舗の購買情報管理装置とからなる購買情報管理システムの購買情報管理装置であって、
顧客の購買履歴情報を記憶する購買履歴データベースと、
顧客の商品の購買情報の入力を受ける購買情報入力手段と、
前記購買情報入力手段が受けた購買情報と、前記購買情報記録媒体から読み出した顧客識別及びセグメント毎の総購買額とを基に、前記購買履歴データベース内の購買履歴情報を更新するとともに、前記購買情報記録媒体内のセグメント毎の総購買額を更新する更新手段と、
更新された購買履歴情報が所定の条件を満たしている場合に、この条件に対応した表示情報を前記購買情報記録媒体へ表示するよう指示する表示情報選択手段と、
を備えることを特徴とする購買情報管理装置。 - 購買履歴の概要情報を記憶する顧客の購買情報記録媒体と、顧客の購買履歴を管理する店舗の購買情報管理装置とからなる購買情報管理システムの購買情報記録媒体であって、
顧客識別と、セグメント毎の総購買額とを記憶する記憶手段と、
前記購買情報管理装置から指示された表示情報を表示する表示手段と、
を備えることを特徴とする購買情報記録媒体。 - 購買履歴の概要情報を記憶する顧客の購買情報記録媒体と、顧客の購買履歴を管理する店舗の購買情報管理装置とからなる購買情報管理システムに用いられる購買情報管理方法であって、
前記購買情報記録媒体は、
顧客識別と、セグメント毎の総購買額とを記憶する記憶手段を用意し、
前記購買情報管理装置は、
顧客の購買履歴情報を記憶する購買履歴データベースを用意し、
顧客の商品の購買情報の入力を受け、
受信した購買情報と、前記購買情報記録媒体から読み出した顧客識別及びセグメント毎の総購買額とを基に、前記購買履歴データベース内の購買履歴情報を更新するとともに、前記購買情報記録媒体内のセグメント毎の総購買額を更新し、更新された購買履歴情報が所定の条件を満たしている場合に、この条件に対応した表示情報を前記購買情報記録媒体へ表示するよう指示し、
前記購買情報記録媒体は、
前記購買情報管理装置から指示された表示情報を表示する、
ことを特徴とする購買情報管理方法。 - 購買履歴の概要情報を記憶する顧客の購買情報記録媒体と、顧客の購買履歴を管理する店舗の購買情報管理装置とからなる購買情報管理システムの購買情報管理装置に用いられる購買情報管理方法であって、
顧客の購買履歴情報を記憶する購買履歴データベースを用意し、
顧客の商品の購買情報の入力を受け、
受信した購買情報と、前記購買情報記録媒体から読み出した顧客識別及びセグメント毎の総購買額とを基に、前記購買履歴データベース内の購買履歴情報を更新するとともに、前記購買情報記録媒体内のセグメント毎の総購買額を更新し、更新された購買履歴情報が所定の条件を満たしている場合に、この条件に対応した表示情報を前記購買情報記録媒体へ表示するよう指示する、
ことを特徴とする購買情報管理方法。 - 購買履歴の概要情報を記憶する顧客の購買情報記録媒体と、顧客の購買履歴を管理する店舗の購買情報管理装置とからなる購買情報管理システムの購買情報管理装置に用いられるコンピュータプログラムであって、
顧客の商品の購買情報の入力を受けるステップと、
受信した購買情報と、前記購買情報記録媒体から読み出した顧客識別及びセグメント毎の総購買額とを基に、購買履歴データベース内の購買履歴情報を更新するとともに、前記購買情報記録媒体内のセグメント毎の総購買額を更新するステップと、
更新された購買履歴情報が所定の条件を満たしている場合に、この条件に対応した表示情報を前記購買情報記録媒体へ表示するよう指示するステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする購買情報管理装置のコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002372161A JP2004206240A (ja) | 2002-12-24 | 2002-12-24 | 購買情報管理システム、購買情報管理装置、及び、購買情報記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002372161A JP2004206240A (ja) | 2002-12-24 | 2002-12-24 | 購買情報管理システム、購買情報管理装置、及び、購買情報記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=32810838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002372161A Withdrawn JP2004206240A (ja) | 2002-12-24 | 2002-12-24 | 購買情報管理システム、購買情報管理装置、及び、購買情報記録媒体 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004206240A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113807911A (zh) * | 2020-06-16 | 2021-12-17 | 丰田自动车株式会社 | 购物辅助装置、购物辅助系统、购物辅助方法及存储购物辅助程序的存储介质 |
-
2002
- 2002-12-24 JP JP2002372161A patent/JP2004206240A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113807911A (zh) * | 2020-06-16 | 2021-12-17 | 丰田自动车株式会社 | 购物辅助装置、购物辅助系统、购物辅助方法及存储购物辅助程序的存储介质 |
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