JP2004205522A - 物質の化粧品的又は皮膚科学的活性を評価する方法と植物材料の使用 - Google Patents

物質の化粧品的又は皮膚科学的活性を評価する方法と植物材料の使用 Download PDF

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Abstract

【課題】標準化することができ、毒物学的又は臨床段階の制約を含まない生きたモデルに基づく、早期の評価段階に利用できる、物質の化粧品的又は皮膚科学的活性を評価する方法を提供する。
【解決手段】評価される物質を植物材料に接触させ、評価される物質との接触領域における、及び/又は評価される物質によって誘発される、上記植物材料の機械的、光学的又は物理化学的パラメータの変動を決定するようにする。評価される化粧品的活性は、表面状態、分泌、酵素反応及びガス交換に対する効果等である。
【選択図】なし

Description

本発明は、化粧品又は皮膚科学分野の物質の活性を評価し又はスクリーニングする方法と、そのような物質の効果及び/又は官能特性を評価するための新規モデルの使用に関する。
分子又は物質(プロダクト)の活性を決定し、又は潜在的な候補群から活性な分子又は物質を選択する場合には、インビボ検査の利用が人間への大規模な応用に対して最も近い推定となりうる結果をもたらす経路である。しかしながら、この種の実験は、被験物質が毒物学的にも免疫学的にも危険ではないことを見分けられなければならないので、人間に対して初めて実施することはできなかった;また、この段階には法的な注意と被験者への情報提供の問題があり、これがその実施を遅らせる。代替法としてしばしば使用される動物実験は倫理的な理由から置き換えることができない。また、化粧品ターゲットは、特に知覚に関係する場合には必ずしもこのモデルを適用できない。
インビトロ検査は一般的には新規な物質の活性又は既知の物質の新規な活性を客観的に決定するために使用される。一般にインビトロ検査は標的とされるインビボ活性の原因となる機序を模倣する細胞培養に関連する。これらの結果をヒトに適用(外挿)することは困難なことが多い。更に、その分析には、活性閾値が低い化粧品的効果又はなかなか顕れない結果の出現を客観的に決定することが望まれる場合には、非常に効果的で非常に感度の高い技術が必要となる。
再構成された皮膚のモデルは良好な結果をもたらす;しかしながら、それらは用いるのに問題がある技術に関連する。
従って、標準化することができ、毒物学的又は臨床段階の制約を含まない生きたモデルに基づく早期の評価段階を利用できることが望ましい。また、ヒトでのインビトロ及びインビボアプローチを補完し、検討中の物質又は活性成分の本来のインビボ活性を良好に予測することを可能にする手段を利用できることがまた望ましい。
意外にも、本出願人会社は、これらの目的等が本発明に係る植物モデルを使用することによって達成されることを示すことができた。
よって、本発明の主題事項は、物質の化粧品的又は皮膚科学的活性を評価する方法において、評価される物質を植物材料に接触させ、評価される物質によって誘発される上記植物材料の機械的、挙動的(behavioural)、光学的又は物理化学的パラメータの変動を決定することからなる工程を含むことを特徴とする方法にある。上記パラメータは生物学的なものとできる。
物質によって誘発される変動は、評価される物質との植物材料の接触領域において及び/又は接触領域から離間した領域において又は上記物質の適用領域において本発明によって決定され得る。
これは、植物が非常に大なる多様性を持つ生きた生物であり、皮膚又は表皮体成長物(superficial body growths)の多数の状態を模倣することができるからである。植物材料は、特に、皮膚の表面状態、体内代謝反応、例えば酵素反応、分泌活動及び/又はガス交換を評価するためのモデルとなり得る。
しかして、植物は例えば皮膚が果たす防御メカニズムを再現することができ、それが障壁効果に関するか、保湿又は落屑か、あるいは酸化、汚染又は光照射かを問わない。植物は感覚に関する情報の伝達を模倣することもまたできる。
「物質(プロダクト:product)」という用語は、本来のインビトロ又はインビボ活性を示す、程度の差はあれ精製された形態の成分又は活性成分と、一又は複数のこれらの成分と目的の用途に適した担体とアジュバントを含有する処方物の双方を意味するものと理解される。
この方法は特に化粧品の評価に適している。
「化粧品(cosmetic product)」という用語は、特に、ヒトの身体の様々な表面部分(表皮、体毛及び頭髪、爪、唇及び外陰)又は歯及び頬の粘膜に、単に又は主として、それらを洗い、それらに香りを付与し、それらの外観を変え、及び/又はそれらを保護し又はそれらを良好な状態に維持するために接触させられることが意図されたあらゆる物質又は調製物を意味するものと理解される(改正化粧品指針(Cosmetics Directive)76/768/EEC)。
しかし、本発明の意味では、「化粧品」なる用語は身体の表面部分を保護し又は良好な状態に維持しあるいは個人の外観を、特に皮膚とその付属器に関して改善する目的で、全身への送達(systemic passage)を可能にするあらゆる経路、特に経口経路によって吸収されることが意図された活性成分又は組成物を意味するものとも理解される。
化粧品の非限定的な例としては、皮膚又は毛髪の老化の徴候、特にシワを低減し、皮膚を保湿し、皮膚又は毛髪を洗浄し、及び/又はそれに栄養分を与え、及び/又はそれを維持し、皮膚の臭気を除き、皮膚が日光にさらされてもよいように準備し、皮膚の弾性を補強し、皮膚の柔らかさを改善する等々を意図したあらゆる物質を挙げることができる。
本発明によって評価することができる化粧品的活性は、皮膚の保湿効果、抗シワ効果、障壁機能の改善、太陽光線に対する保護、皮膚の機械的性質の改善、引き締め効果(tensor effect)、落屑、毛髪又は皮膚の色素沈着、臭気との相互作用の効果又は臭気の改変、特に臭気の弱化、転換、又は捕捉、特に脱臭化又はデオドラント効果、あるいはまた芳香増強効果、鎮静又は抗刺激効果、被覆性(covering properties)、着色又はマスキング光学特性、及び物質の持ちからなる群から特に選択される。
本出願人会社は、この評価方法を良好な予測可能因子でもって再現性のある形で実施することができることを示した。更に、植物材料は、その生理機能を持つ生きた生物であり、ヒトの皮膚被層又は付属器のように、環境に制約を受け、被験物質の適用中にヒトの身体が被る幾つかの状態を再現することが可能になる。
本発明に有用な植物は有利には真核細胞の高等生物に由来する。好ましくは、光合成生物が使用される。本発明によってかかる植物材料について測定されるパラメータは遺伝子の改変の結果のものではなく、上記方法に使用される野生の自然の植物により存在する。
本発明に係る方法は植物生物の全体又はその断片で実施することができる。本発明においては特に全植物、花、葉、花弁、茎、果実、種子又は根の、全体及び/又はその断片が使用される。果実の場合、ある種の性質の評価に対しては、ガス交換を促進させるために、ある品種に存在するロウ状被覆を除去し又は皮を除去することができる。
植物材料はインビボ又はインビトロ栽培から得ることができる。「インビボ栽培」という用語は従来のタイプのあらゆる栽培、つまり土壌中、戸外又はガラス室(under glass)で、あるいは別に無土壌での栽培を意味するものと理解される。「インビトロ培養」とは植物又は植物の一部を人工的につくり出すことを可能にする当業者に知られたあらゆる方法を意味するものと理解される。インビトロでの植物細胞の成長中に物理化学的条件によって課される淘汰圧によって、インビボ栽培される植物とは対照的に、一年中を通して入手できる標準化された植物材料を得ることが可能になる。
本発明の有利な実施態様では、植物材料は脱分化細胞から又はインビトロでのマイクロプロパゲーションにより得られた苗(plantlets)から製造される。
「脱分化植物細胞」という用語は、他の細胞に依存しないでそれだけで生存可能な、特異的な分化(specialization)の特徴を示さないあらゆる植物細胞を意味すると理解される。これらの脱分化植物細胞は場合によってはそのゲノムに従って(不定胚、根培養等々)誘導の影響下であらゆる分化をしうる。選択される培養方法に応じて、特に選択される培地に応じて、同じ外植体から、異なった特性を示す脱分化植物細胞を得ることが可能になる。
本発明の実施態様の一つでは、評価される物質は、インビトロ培養又は成長(propagation)の段階にあった植物材料から得られたインビボ栽培された植物の少なくとも一部分に接触させられる。
接触は被験物質の局所適用によってなすことができる。植物の外表面の少なくとも一部分へのこの適用は被験物質の形態に適した当業者に知られたあらゆる手段、例えば塗布、噴霧、浸漬、注射、表面の引っ掻き(scarification)又は閉塞下での接触(contact under occlusion)によって実施される。
本発明の特定の実施態様では、場合によっては賦形剤中に入れた被験物質で植物材料の一部を処理する;同じ植物の他の部分は処理しないか、あるいは賦形剤でのみ処理し、変動の決定のためのコントロールとする。
本発明の他の実施態様では、物質は、上記植物によって吸収される栄養分の形態で植物材料に接触させられる。植物は被験活性成分が補給された栄養培地で成長し、活性成分は全身性経路で取り込まれる。植物の外部層に対する効果は上述のようにして評価することができ、経口化粧品で観察される現象を模倣する。この経路によって特に評価できる活性成分はビタミン及び/又は微量元素、あるいは微生物叢に作用する成分である。
全ての場合、適用は、単一の適用でもよいし、あるいは経時的に繰り返されてもよく、例えば規則的な間隔で数時間、数日間又は数週間繰り返されてもよい。
本発明の好適な他の形態では、植物材料が被る条件を制御し、変更することができる。これらの条件には、環境的パラメータ、例えば光度、太陽光線、温度、ガス又はフリーラジカル組成物、汚染粒子の存在又は相対湿度が含まれる。
物質の化粧品的特性に影響を及ぼしうる、又は物質の効果が評価されなければならない正確にその対象のものである様々な因子、例えばストレス、汚染又は日光への暴露がこのようにして模倣される。
あらゆる植物又は植物断片を本発明に係る方法において使用することができる。有利には、モデルの選択は、評価することが望まれる化粧品的又は皮膚科学的活性に適したものとされる。限定するものではないが、サボテン(Cactaceae)科、一般には砂漠及び好塩植物のファミリーの植物を挙げることができ、それらは特に水性ストレス(hydric stress)の研究に適している。高山植物、例えばエーデルワイス(Leontopodium alpinum)は、UVストレスに対する活性を評価するために好適に使用される;赤色の果実はまた紫外線に対する保護効果を評価するために使用することができる。物質の保湿又は障壁効果を測定するのに適したモデルは、例えば塊茎、果実又は全植物であり、なかでも、限定するものではないが、ジャガイモ(Solanum tuberosum)、ミヤマカイドウ(Malus sp.)、キャロットシード(Daucus carota)、ベンジャミン(Ficus benjamina)、シンゴニウム(Syngonium sp.)、又はスパティフィラム(Spatyphillum sp.)が挙げられる。
機械的、光学的又は物理化学的パラメータ、特に生化学的パラメータの変動は、当業者に知られている任意の定性的又は定量的方法によって本発明に従って決定することができる。
植物材料は特に光学的又は分光学的手段によって観察し、計測手段によって評価し、及び/又は角質層、粘膜、毛小皮又は爪表面、あるいはそれらを被覆する分泌物の試料を用いる場合の生体分析において提供されるものと同じ方法で分析することができる。
光学的、機械的及び/又は物理化学的パラメータの変動は特に化粧品の評価に一般的に使用されている技術:皮膚水分計、トルク計、比色計、pH計、皮膚油分計、脂質計(lipometer)、レーザー又は白色光共焦点顕微鏡、落屑、角質細胞外皮厚、微小循環を用いて特に決定することができ、場合によってはイオン又は電位の測定、さらには医療画像化技術、例えば超音波検査装置、MRI等々、不感水分損失、皮膚のシワ(cutaneous folding)の測定(DensiScore)、光学又はフォトン顕微鏡観察、写真撮影、スペクトル測定(UV、可視、IR、ラマン、蛍光)、特に分光測光法又は分光放射測定法、代表的な試料のクロマトグラフィー分析、特にガスクロマトグラフィー、有機材料(Silflo)又は無機材料(セラミック)に対する影響(impression)を用いて決定することができる。
物理化学的又は生物学的パラメータは一般には当業者に知られた任意の適当なアッセイ法によって、あるいは任意のゲノム、トランスクリプトミクス(transcriptomic)又はプロテオミックス法によって測定される。
本発明の方法の一実施態様では、植物材料に対して測定され又は評価されるパラメータはヒトにおいて物質の活性を特徴付けるものと同じである。これは、多くの場合、物質との接触及び/又は環境状態への暴露後に、機械的及び/又は物理化学的因子において大きさは異なるが類似した変化がヒトと植物において観察されるからである。
本発明の他の実施態様では、植物材料に対して測定され又は評価されるパラメータは、ヒトにおいて物質の活性を特徴付けるものとは異なっているが、その変化はヒトにおいて樹立された活性に相関する。この点では、様々な種類の光線に対する反応メカニズムを挙げることができる。
植物材料の外観の単純な観察によって、例えば輝き(radiance)又は良好な健康状態のようなパラメータを入手することができ、「臨床(clinical)」タイプのこれらパラメータの測定を改善することができるアトラスを作成することが可能になる。
様々な光学的、写真又はビデオ観察により表面の微起伏の変動が証明される。
保湿パラメータは皮膚水分計を用いてそれ自体公知の方法で測定される。保護表面の機械的性質、例えば角質層に対して本質的な堅さ(firmness)又は弾性は、例えば皮膚トルク測定(dermal torquemetry)によって植物材料に対してと同じ方法で決定される。
比色計は植物材料の色の変化と、例えばサンスクリーン剤又は抗酸化剤のような物質の保護効果を細かく評価することを可能にする;逆に、この決定により、活性成分の落屑力又は洗面用製品の洗浄力を評価することが可能になる。この方法はまたメークアップ製品、例えばファンデーション、ネイルラッカー、口紅又はマスカラあるいはヘアースタイリング製品の化粧品特性を評価するために使用することができる。
この点において特に有利なモデルは、種子、例えばマロニエ(Aesculus hyppocastanum)から生じるセイヨウトチノキによって代表される。このモデルは爪の表面に適用される物質の研究に特に適しており、それは次のものを模倣する:
− ドーム形状、
− 爪の自然の光沢度に近い(よって微起伏及び多孔性の点でその表面状態に近い)光沢のあるその表面のテクスチャー、褐色の部分では、マニキュア器具による微細研磨(microbuffing)又は爪ヤスリによる磨滅後の又は自然の光沢のない爪の表面状態を模倣する、光沢の少ない白っぽい部分(核(hilum))
− その色:丸い明るい部分は半月に似ており、明るい部分から凸方向に丸い暗い褐色の部分への変化は半月から爪のプレートへの変化を模倣する。ベージュ/褐色の変化はまた色の対比の点で爪のフリーエッジのプレートのものに等価である(但し、くぼみは逆)。これらの色は黒又は暗い顔色の被験者の爪のものに特に近い。
− 起伏の不均一性:中央のベージュの部分はしばしば数百ミクロンの切り込みがあり、これは健康な爪(老化した爪の溝(furrows)又は成長リズム(growth rhythm)の破断マーク)に観察される凹凸と同じ大きさ度合いである。
これらの溝を再現する食用栗、栗(Castanea sativa)の果実がまたこのタイプの評価に適している。
従って、これらの種子は、非常に用いやすく、メークアップラッカーの主要目的であるネイルラッカーの光学的性質(色、ドーム状表面の3Dハイライト、比較的マットな有機基体の光沢度、色の被覆、欠陥の被覆又は爪の不均一性についてのメークアップ結果)を試験するのに非常に代表的である基体(substrates)である。
ベース(例えばスムース化ベース又はコンシーラーベース)又は幾つかのコートの重ね合わせの効果を研究することができる。ラッカーの塗布は容易で速やかである。ラッカーはよく持続する。ラッカーはネイルラッカー用の溶剤で除去することができ、再び塗布できる。一般的な効果は暗い顔色の被験者の爪に対する処方物のメークアップ効果を判定するのに特に有利である。
葉及び/又は果実の表面の分泌物はヒトにおける皮脂の分泌への影響の指標として皮膚油分計又は脂質計(lipometer)によって測定することができる。共焦点測定は白色光又はレーザーで実施して、角質層のものに類似した層の状態を評価することができる。
落屑は、自然に剥離する表面成分を収集し、又は植物の目盛りを付けた引っ掻き(calibrated scraping)を行い、コントロール植物のものとその量を比較することにより測定することができる。
異なった保護層の厚みの変動はよって超音波によって測定することができる。
微小循環に対する効果は、師部(精緻化樹液)と木部(xylem)(粗樹液)であるリンパと血液を大まかに模倣する植物流体をモニターすることによって評価することができる。木部は根から頂点まで移動する一方、師部は反対方向に移動する。
この方法の他の形態では、障壁効果に対する物質の活性の評価は次の段階を含む:
a)植物材料の一部への評価される物質の塗布
b)1〜10時間の間の接触
c)(i)評価される物質と接触した植物材料の部分と(ii)上記物質に接触していない同じ植物材料の他の部分に対する不感水分損失の測定
d)二つの部分の測定結果の比較。
試料は当業者に知られている任意の方法によって取得することができ、特に仏国特許出願公開第2667778号に開示された装置を使用して採取でき、この装置により皮膚の表面上に存在する成分を回収する目的のために皮膚上に液体を循環させることができる。仏国特許出願公開第2368708号又は米国特許第5433214号に開示された装置を使用することもできる。
試料の取得は、有利には、仏国特許出願公開第0114334号に開示されているような、ヒトの身体の外部、特に皮膚、爪又は毛髪の少なくとも一のパラメータ、特に生物学的、機械的、化学的又は物理化学的パラメータを測定及び/又は分析するための装置によって実施される。この装置は上記外部に面し又は接触する位置に配されることが意図された表面を具備し、上記装置は、
− 上記外部の形にする(modelled)ことができ、無機材料を含む;
− 又は上記外部の形にすることができず、少なくとも一の無機材料から本質的になり、該表面は、繊維又は粒状形態ではないときは、ガラス以外の無機材料を含む。
このような装置は角質層の状態を決定し、植物材料の表面に存在する分泌物、排出物又は匂いを分析し、又はその生体分析、微生物学的(細菌、ウイルス、酵母、コナダニ、様々な寄生虫等々)又は酵素の含量(content)を分析するために使用することができる。
本発明に係る装置によって採取することができる成分は固体、液体又は気体(揮発性及び/又は芳しい化合物)の形態でありうる。
そのような装置はまたコーティングの機械的性質、例えば弾性又は表面の物理的性質、例えばその起伏又は微小起伏、孔又は口(ostia)の密度及び/又はサイズによる、その表面に存在するシワ又は微細シワ(microwrinkles)又は溝の数及び/又は深さ、又は滑らかさ又は滑りやすさの評価に使用することができる。
化学的パラメータの変動の測定により、試験される活性成分又は物質による生物学的又は生化学的反応の出現又は変更を特に決定することができる。よって、一又は複数の代謝又は生物学的成分、上記生物学的反応の基質又は補基質の濃度の変動の出現を測定することが可能になる。これらのアッセイは特に酵素反応に関し、例えば当業者に知られている任意の酵素、酵素抗体的又は組織化学的方法によって実施することができる。
本発明の一実施態様では、本方法は代謝反応に影響を及ぼすことが知られている因子の存在下又は条件下で代謝反応に対する試験物質の保護又は活性化効果の評価に適している。
特にクロマトグラフィーによって実施される、植物の表面に接触したチャンバー又は閉塞チャンバー中のガスの分析、特にO、CO及び/又はH含量の変化の分析により、汚染又はフリーラジカルと闘う薬剤の評価のために、又は細胞の代謝、特に照射下の皮膚代謝に対して観察されたものに対称な変更を研究することができる。
本発明の一態様において、環境への臭気の放出は植物に対する直接のガスクロマトグラフィー法、特にヘッドスペース法によってモニターすることができ、これにより、保存された試料については予測できない最も揮発性の分子を収集することができる。例を挙げると、放出される分子の一部がヒトの汗中に分泌されるものと同様である、タマネギ(Alium cepa)、ニンニク(Allium sativum)、 ヒュウガタイゲキ(Euphorbia sp.)あるいは他の食物の部分又は芳香植物で研究を直接実施することができる。植物への塗布又は噴霧によって、臭気捕捉系、例えばシクロデキストリン、ゼオライト又は様々な化学的触媒を、その効果を評価するために介在させることができる。
花又は果実のもののような心地よい匂いについては、これらの匂いを増強し又は外皮(integuments)に近くにその存在を長持ちさせることが意図された組成物の効果を評価することもできる。
本発明に係る評価方法は、一実施態様では、一又は複数の活性成分をスクリーニングするために使用することができる。特に、本発明の主題事項は、化粧品的又は皮膚科学的活性成分を同定するためのスクリーニング方法において、
a)上記活性成分の化粧品的又は皮膚科学的活性を、上述の方法により評価し、
b)スクリーニングされる活性成分によって誘発される機械的、光学的又は物理化学的パラメータの変動を比較し、
c)工程b)において最も有意な変動を誘発した活性成分を選択することを特徴とする方法である。
このようにして選択される活性成分は、有利には、その組成が有効とされる処方物中に導入される。本発明の他の主題事項は、よって、化粧品又は皮膚科学的組成物の調製方法において、
i)少なくとも一の化粧品的又は皮膚科学的活性成分を、上記の方法によって選択し、
ii)工程i)において選択された活性成分を生理学的及び/又は化粧品学的に許容可能な担体と混合することを特徴とする方法である。
他の側面では、本発明はよって物質の化粧品的又は皮膚科学的活性を評価するための少なくとも一の植物材料又はその断片の使用に関する。
本発明の他の利点は、消費者、特に女性の消費者が投影できる植物モデルの使用である。本発明の他の主題事項はよって植物被験体について実施される少なくとも一の試験によって実証された物質の効能、効果又は性質に依存することからなる化粧品の販売促進(promotion)方法である。このメッセージは物質又は製品ラインの特定の植物モデルをベースとすることができる。本発明に係る植物モデルにより、検討下の分野の非専門家にメカニズムをよりはっきりと説明し、例えば子供達になぜ日光にあたりすぎてはいけないかを理解させることが可能になる。製品のそのような販売促進は任意のコミュニケーションチャネルによって実施することができる。直接販売の時点で特に女性販売員により、又は特にコマーシャルとしてラジオ又はテレビによって実施することができる。それはまた文書の報道チャネル又は任意の他の文書によって、特に宣伝目的(広告ビラ)で行うことができる。それはまたインターネット又は任意の他の適切なコンピュータネットワークを介して実施することができる。それはまた製品、特に包装に、あるいは製品に付随しうる任意の説明用小冊子で直接実施することができる。
可視画像は写真、ビデオ又は任意の他の図解、特にグラフィックスの形で、そのような販売促進に付随させて使用することができる。そのような可視画像は一又は複数の特定の植物に対する製品の効果を顕すであろう。
更に他の実施態様では、本発明に係る方法によって評価される活性は望ましくない活性、特に皮膚、粘膜及び/又は表皮体成長物に対する物質の刺激効果又は毒性で、全身のためのものでさえある。本発明の他の主題事項はよって次の段階を含む化粧品的又は皮膚科学的活性成分の望ましくない効果を同定するためのスクリーニング法である:
a)正常な状態に伴う生物学的マーカーに対する上記活性成分の活性の上述の方法による評価、
b)スクリーニングされる活性成分によって誘発される機械的、光学的又は物理化学的パラメータの変動の比較、
c)工程b)において最も低い有意な変動を誘発した活性成分の選択。
この方法は有利にはAmes試験の代わりになる。
あるいは、本発明は、化粧品的又は皮膚科学的に望ましくない活性を示す成分を同定するためのスクリーニング方法において、
a)上記成分の化粧品的又は皮膚科学的に望ましくない活性を、前述の方法により評価し、
b)スクリーニングされる成分によって誘発される機械的、光学的又は物理化学的パラメータの変動を比較し、
c)工程b)において最も低い変動を誘発した成分を選択することを特徴とする方法を提供する。
本発明の他の利点は以下の実施例を読むと明らかになるであろう。
実施例1:保湿効果の評価
I−材料と方法
植物モデルとヒトモデル
1)使用した植物は次の通り:
・保湿及び障壁効果:
− ジャガイモ、BF15(市場向け菜園のもの)
− ニンジン(市場向け菜園のもの)
− リンゴ、ゴールデンデリシャス(市場向け菜園のもの)
− イチジク属(直射日光を避けた鉢のもの)
− シンゴニウム(直射日光を避けた鉢のもの)
− スパティフィラム(Spatyphyllum)(直射日光を避けた鉢のもの)
測定と試験を実施するために植物を制御環境下に置いた。
2)保湿及び障壁効果を測定するために、モデル(2人の男性志願者と2人の女性の志願者)が、また制御された環境条件下での試験と測定に参加した。
使用した化粧品的活性成分及び物質:
・保湿及び障壁効果:
− ワセリン
− 3%グリセロール液
− 13%リン酸ラウリル(界面活性剤)
− アクアソース(Aquasource(登録商標))(ビオテルム)
− エファシル(Effacil(登録商標))(ランコム)
− エクセル(Excell)A3(登録商標)
測定プロトコール
測定は約22℃と53〜67%の相対湿度で実施した。
・植物モデル又はヒトのモデルへの適用
− 果実及び野菜:1物質当たり2試料で、24時間間隔で測定。4cmの領域に適用。各試料にコントロール領域あり。
− 植物:1物質当たり2試料で、24時間間隔で測定。光沢のある(上)表面の全体に処方物を適用。処方物当たり1つの葉+一つのコントロール葉。選択された葉は比較しうる外観を持つ。
− 人間:1物質当たり4人のモデル。腕の内側の領域に適用。各前腕の内側部分にコントロールを含む3つの測定領域。モデルは、各一連の測定前に15分間、気候制御測定条件下で静かにしたままとされる。16cmの領域に各処方物を適用。
− 4mg/cmの速度で処方物を適用(物質の性能ではなく作用の方向をサーチ)。
・保湿及び障壁効果の測定(植物モデルとヒトモデル)
− 保湿−5回の測定の平均値のCM820皮膚水分計での測定。
− 次の時点での測定:
・T0:処方物の適用前の参考値
・活性成分に対してT2時間(皮膚水分計の測定圧によってもたらされる葉への切り出しの出現の観測後に1回測定)
・市販処方物に対してT1時間とT4時間。
II−結果
保湿の測定結果(植物モデルとヒトモデル)
値はコントロール領域の変動について補正したT0での値によって除したTiでの測定値の平均を表す。ヒトと植物の間の一致は測定値の匹敵する変化によって得られる。
Figure 2004205522
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実施例2:障壁効果の評価
植物及びヒトモデルと試験物質は実施例1と同じである。
IWL(不感水分損失)測定は上記のものと同じプロトコールに従って実施する。
IWL:Dermalabでの測定(最小圧で、垂直プローブを測定領域に接触)。植物については、ガラスシートを測定領域に配する。25の値の連続測定を2回。
値はコントロール領域の変動について補正したT0での値によって除したTiでの測定値の平均を表す。ヒトと植物の間の一致は測定値の匹敵する変化によって得られる。
結果:
Figure 2004205522
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実施例3:引き締め効果の評価
シンゴニウム(直射日光を避けた鉢のもの)を、引き締め効果(Tensor effect)を評価するために使用する。植物を、測定と試験を実施するために制御環境下に置いた。
試験した組成物Tは、米デンプン7%とイソパラフィン/水混合物中40%の逆相エマルションとしてのアクリルアミド/2-アクリルアミドエチルプロパンスルホン酸ナトリウムをベースとした7%の処方物を含有する。
測定プロトコールは実施例1に記載したものと同じである。
引き締め効果は伸び計(インビトロ)を用いて測定する:組成物の引き締め効果の標準的MTT手法による測定。試料をシンゴニウムの葉から切り取る。結果を、単離したヒトの角質層(SC)について同じ条件で得たものと比較する。
引き締め効果の測定結果(インビトロ)
Figure 2004205522
観察:シンゴニウムはSCの2倍感度があり、良好な再現性とより簡単な使用性を示す。
結論
保湿効果、障壁効果及び機械的性質である3種の活性を標的とした植物モデルは、ヒトのモデルよりも強いダイナミックさを示す有利なモデルである。よって、皮膚水分計を使用するIWLの値と伸び計の値はヒトの場合と同じ方向に変化する。

Claims (15)

  1. 物質の化粧品的又は皮膚科学的活性を評価する方法において、評価される物質を植物材料に接触させ、評価される物質との接触領域における、及び/又は評価される物質によって誘発される、上記植物材料の機械的、光学的又は物理化学的パラメータの変動を決定することからなる工程を含むことを特徴とする方法。
  2. 評価される化粧品的活性が、表面状態、分泌物、酵素反応及びガス交換に対する効果から選択されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 物質に対して評価される化粧品的活性が、皮膚の保湿効果、抗シワ効果、障壁機能の改善、太陽光線からの保護、皮膚の機械的性質の改善、落屑、色素沈着、引き締め効果、鎮静又は抗刺激効果、臭気を伴う相互作用の効果、被覆性、着色又はマスキング光学特性、及び物質の持ちから選択されることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 評価される物質が、インビボ栽培された植物の少なくとも一部に接触させられることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の方法。
  5. 評価される物質が、植物の外表面の少なくとも一部に塗布され、又は近接せしめられることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 評価される物質が、上記植物に吸収される栄養分の形態で植物に接触させられることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 機械的、光学的又は物理化学的パラメータの変動が定性的に決定されることを特徴とする請求項1ないし6の何れか1項に記載の方法。
  8. 機械的、光学的又は物理化学的パラメータの変動が定量的方法により決定されることを特徴とする請求項1ないし6の何れか1項に記載の方法。
  9. 機械的又は物理化学的パラメータの変動が、皮膚水分計、トルク計、比色計、pH計、皮膚油分計、脂質計、レーザー又は白色光共焦点顕微鏡、落屑、角質細胞外皮厚、微小循環、不感水分損失、皮膚のシワの測定(DensiScore)、光学又はフォトン顕微鏡観察、写真撮影、スペクトル測定、クロマトグラフィー分析、及び有機物質又は無機物質に対する影響から選択される方法によって決定される請求項1ないし8の何れか1項に記載の方法。
  10. パラメータが物理化学的パラメータであり、その変動が酵素アッセイによって測定されることを特徴とする請求項1ないし8の何れか1項に記載の方法。
  11. 植物材料が、全植物、花、葉、茎、果実、種子又は根の、全体又は断片から選択されることを特徴とする請求項1ないし10の何れか1項に記載の方法。
  12. 化粧品的又は皮膚科学的活性成分を同定するためのスクリーニング方法において、
    a)上記活性成分の化粧品的又は皮膚科学的活性を、請求項1ないし11の何れか1項に記載の方法により評価し、
    b)スクリーニングされる活性成分によって誘発される機械的、光学的又は物理化学的パラメータの変動を比較し、
    c)工程b)において最も有意な変動を誘発した活性成分を選択することを特徴とする方法。
  13. 化粧品又は皮膚用組成物の調製方法において、
    i)少なくとも一の化粧品的又は皮膚科学的活性成分を、請求項12に記載の方法によって選択し、
    ii)工程i)において選択された活性成分を、生理学的及び/又は化粧品学的に許容可能な担体と混合することを特徴とする方法。
  14. 化粧品的又は皮膚科学的に望ましくない活性を示す成分を同定するためのスクリーニング方法において、
    a)上記成分の化粧品的又は皮膚科学的に望ましくない活性を、請求項1ないし11の何れか1項に記載の方法により評価し、
    b)スクリーニングされる成分によって誘発される機械的、光学的又は物理化学的パラメータの変動を比較し、
    c)工程b)において最も低い変動を誘発した成分を選択することを特徴とする方法。
  15. 少なくとも一の植物材料又はその断片の、物質の化粧品的又は皮膚科学的活性を評価するための使用。
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