JP2004204825A - 縦型火力発電プラント - Google Patents
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Abstract
【解決手段】火力発電プラントを構成する発電機とガスタービンは、各々の回転軸を鉛直方向に一連に配置され、発電機は、そのケーシングが基礎上の建屋架台の高剛性軸受台で支持され、ガスタービンは、その上部の燃焼器側タービンケーシングは基礎上の建屋架台のフレキシブル軸受台で支持され、下部の圧縮器側ケーシングは基礎上の建屋架台の高剛性軸受台で支持されている。前記各々の回転軸はフレキシブル継手で一連に連結されており、各々の回転軸の上下の端部はラジアル軸受で両端支持され、各々の回転軸の上端部に当該回転軸に作用する鉛直荷重を吊り支持するスラスト軸受が設けられている。
【選択図】図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、発電機とガスタービンの組み合わせ、又は発電機とガスタービン及び蒸気タービンの組み合わせから成る火力発電プラントの回転軸を鉛直方向に一連に連結して成る縦型の火力発電プラントの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来、発電機とガスタービンの組み合わせ、又は発電機とガスタービン及び蒸気タービンの組み合わせから成る火力発電プラントは、安全性や設置工法の容易性(順当性)等を総合的に勘案して、各々の回転軸を水平方向に一連に連結して成る横型(水平型)の火力発電プラントとして実施していた。
【0003】
横型の火力発電プラントは、各々の回転軸を水平方向に一連に連結した構成上、その軸長さに相応するように、例えば1辺が300mにも及ぶほどの大規模な敷地面積を必要とする。
【0004】
その点、発電機、ガスタービン等の回転軸を鉛直方向に一連に連結した所謂縦型化を実現すると、敷地面積を大幅に縮小化できることに伴い、用地コストを含む建設コストを大幅に低減でき、余った敷地の有効利用を図り得るなどのメリットが大きいことは明らかである。
【0005】
本出願人は、下記の特許文献1に開示しているように、発電機、ガスタービン等を鉛直方向に配置することにより、建設コストを大幅に低減し得る縦型の火力発電プラントを提案している。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−161013号公報
【0007】
【本発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1に係る技術は、火力発電プラントの縦型化を提案し、従来の横型の火力発電プラントの上記問題点を解決する手段としてかなり有益である。しかし、火力発電プラントを縦型化するという着想(アイデア)が先行し、発電機、ガスタービン等の縦型設置の態様、及び回転軸の取り合い構造については、それぞれ垂直方向の向きに一線状をなしている(明細書の段落番号[0026]の5〜6行目参照)という開示がなされている程度であった。
【0008】
本発明の目的は、発電機、ガスタービン等の各々の回転軸を合理的かつ効率的に連結して支持することにより、前記発電機、ガスタービン等を確実に鉛直方向に一連に連結できる、安定した縦型の火力発電プラントを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術の課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明に係る縦型火力発電プラントは、
火力発電プラントを構成する発電機とガスタービンは、各々の回転軸を鉛直方向に一連に配置され、発電機は、そのケーシングが基礎上の建屋架台の高剛性軸受台で支持され、ガスタービンは、その上部の燃焼器側タービンケーシングは基礎上の建屋架台のフレキシブル軸受台で燃焼器による熱膨張を許容するように支持され、下部の圧縮器側ケーシングは基礎上の建屋架台の高剛性軸受台で支持されていること、
前記発電機とガスタービンの各々の回転軸は、軸方向変位および軸直角方向変位を許容しつつ回転力を伝達するフレキシブル継手で一連に連結されており、各々の回転軸の上下の端部はラジアル軸受で両端支持され、各々の回転軸の上端部に当該回転軸に作用する鉛直荷重を吊り支持するスラスト軸受が設けられていることを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載した発明に係る縦型火力発電プラントは、
火力発電プラントを構成する発電機とガスタービン及び蒸気タービンは、各々の回転軸を鉛直方向に一連に配置され、発電機は、そのケーシングが基礎上の建屋架台の高剛性軸受台で支持され、ガスタービンは、その上部の燃焼器側タービンケーシングは基礎上の建屋架台のフレキシブル軸受台で燃焼器による熱膨張を許容するように支持され、下部の圧縮器側ケーシングは基礎上の建屋架台の高剛性軸受台で支持され、蒸気タービンは、そのケーシングが基礎上の建屋架台の高剛性軸受台で支持されていること、
前記ガスタービンは最上段位置に配置されており、前記発電機とガスタービン及び蒸気タービンの各々の回転軸は、軸方向変位および軸直角方向変位を許容しつつ回転力を伝達するフレキシブル継手で一連に連結されており、各々の回転軸の上下の端部はラジアル軸受で両端支持され、各々の回転軸の上端部に当該回転軸に作用する鉛直荷重を吊り支持するスラスト軸受が設けられていることを特徴とする。
【0011】
請求項3に記載した発明は、請求項1又は2に記載した縦型火力発電プラントにおいて、建屋架台は、免震装置を介して基礎上に支持されていることを特徴とする。
【0012】
【本発明の実施形態、及び実施例】
図1と図2は、請求項1に記載した発明に係る縦型火力発電プラントの実施形態を示している。
この縦型火力発電プラント1は、発電機とガスタービン等から成る横型の火力発電プラントを縦型として実施するもので、発電機2及びガスタービン3とから成り、図2に詳示したように、各々の回転軸2a、3aが、基礎10上の建屋架台5のコンクリート壁柱5aに沿って鉛直方向に一連に配置されている。
ガスタービン3は、主に燃焼器、圧縮器等から成るガスタービン本体及び回転軸3a並びにケーシング3b、3cから構成され、ダクト(図示略)の長さを考慮して煙突18に近い最上段位置に設置されている。このガスタービン3は、その上部の燃焼器側タービンケーシング3bが、前記建屋架台5のコンクリート壁柱5aに設けられたフレキシブル軸受台12で燃焼器による熱膨張を許容する構成で支持され、下部の圧縮器側ケーシング3cは、前記建屋架台5のコンクリート壁柱5aに設けられた高剛性軸受台13により支持されている。
【0013】
なお、前記フレキシブル軸受台12は、水平方向の支持力は十分大きいが、縦軸方向の抵抗力は極力小さい部材を使用して構成されている。一方、前記高剛性軸受台13は、縦軸方向の抵抗力が十分大きい部材、即ち少なくとも前記ケーシング3b、3cを合わせた重量では一切たわみを生じないで十分に支持し得る高剛性の軸受台で構成されている。また、これらの軸受台12、13を支持するコンクリート壁柱5aは、前記発電機2及びガスタービン3を支持する各軸受台12、13を安定に設置できる強固な部材で実施される。
【0014】
前記発電機2は、主に発電機本体及び回転軸2a並びにケーシング2bから構成され、前記ガスタービン3の直下位置に設置されている。この発電機2は、そのケーシング2bの上下の端部が前記建屋架台5のコンクリート壁柱5aに設けられた前記高剛性軸受台13、13により支持されている。
【0015】
上記したように、基礎10上の建屋架台5のコンクリート壁柱5aに沿って鉛直方向に一連に配置されたガスタービン3、発電機2は、基礎10上に設置した建屋架台5のコンクリート壁柱5aに沿って、同コンクリート壁柱5aに固定した上記の各軸受台12、13によって個別に支持されている。
【0016】
また、前記発電機2とガスタービン3の各々の回転軸2a、3aは、軸方向変位および軸直角方向変位を許容しつつ回転力を伝達するフレキシブル継手7で一連に連結されている。このフレキシブル継手7は、図示例の場合、前記回転軸2a、3aの多少の軸方向変位および偏心回転は許容しつつ回転力を伝達するように構成されている。
【0017】
前記発電機2の回転軸2aの上下の端部は、同回転軸2aを回転自在に保持するラジアル軸受8、8で両端支持されている。そして、上端部のラジアル軸受8の直上位置には、当該回転軸2aに作用する鉛直荷重を吊り支持するスラスト軸受6が高剛性軸受台13に一体的に固定して設けられている。
【0018】
同様に、前記ガスタービン3の回転軸3aの上下の端部は、同回転軸3aを回転自在に保持するラジアル軸受8、8で両端支持されている。そして、上端部のラジアル軸受8の直上位置には、当該回転軸3aに作用する鉛直荷重を吊り支持するスラスト軸受6がラジアル軸受8に一体的に固定して設けられている。
【0019】
前記スラスト軸受6を各回転軸2a、3aの上端部に設置する理由は、前記発電機2及びガスタービン3が多少偏心回転(横振れ)しても、自重による偏心モーメントを抵抗力として作用させ横振れを小さく抑制する作用を生じさせるためである(以上、請求項1記載の発明)。
【0020】
上記構成の縦型火力発電プラント1によれば、縦型火力発電プラント1を構成する発電機2及びガスタービン3の各々のケーシング2b、3b、3cは、前記コンクリート製の建屋架台5に設けた軸受台12、13により安定に支持されるほか、各々の回転軸2a、3aは、ラジアル軸受8、8で両端支持され、且つ上方の各スラスト軸受6により吊り支持されているので、各々の回転軸2a、3aに負荷する鉛直荷重を分断した支持形式となり、各々の回転軸2a、3aを合理的かつ効率的に一連に連結でき、支持状態と回転状態が高度に安定した縦型の火力発電プラントを実現することができるのである。
【0021】
なお、この実施形態では、鉛直方向に一連に連結された1組の発電機2とガスタービン3を、コンクリート壁柱5aの外周に沿って2組設けて実施しているが、1組で実施することもできるし、3組以上で実施することもできる。また、前記建屋架台5は、前記発電機2及びガスタービン3を安定して固定するべくコンクリート製の建屋架台5で実施することが好ましい。さらに、前記コンクリート製の建屋架台5は、プラント支持の安定性をさらに向上させるべく、図1のように免震装置14を介して基礎上10に設けて実施することが好ましい(請求項3記載の発明)。以下の実施形態についても同様の技術的思想とする。
【0022】
図3と図4は、請求項2に記載した発明に係る縦型火力発電プラントの実施形態を示している。この縦型火力発電プラント11は、図1と図2に基づいて説明した発電機2及びガスタービン3とから成る縦型火力発電プラント1に、蒸気タービン4及び当該蒸気タービン4に付随する復水器室20、排熱回収ボイラ16などを加えたコンバインドサイクル発電プラントである。よって、前記発電機2及びガスタービン3の構成等については、同一の符号を付してその説明を適宜省略する。
【0023】
この縦型火力発電プラント11は、発電機2及びガスタービン3、蒸気タービン4とから成り、図4に詳示したように、各々の回転軸2a、3a、4aが、基礎10上の建屋架台5のコンクリート壁柱5aに沿って鉛直方向に一連に配置されている。
【0024】
ガスタービン3は、前記排熱回収ボイラ16の位置関係、及びダクト(図示略)の長さを考慮して最上段位置に設置されている。このガスタービン3は、その上部の燃焼器側タービンケーシング3bが、前記建屋架台5のコンクリート壁柱5aに設けられたフレキシブル軸受台12で燃焼器による熱膨張を許容する構成で支持され、下部の圧縮器側ケーシング3cは、前記建屋架台5のコンクリート壁柱5aに設けられた高剛性軸受台13により支持されている。
【0025】
前記発電機2は、前記ガスタービン3の直下位置に設置されている。この発電機2は、そのケーシング2bの上下の端部が前記建屋架台5のコンクリート壁柱5aに設けられた高剛性軸受台13、13により支持されている。
【0026】
前記蒸気タービン4は、主に蒸気タービン本体及び回転軸4a並びにケーシング4bから構成され、前記発電機2の直下位置に設置されている。この蒸気タービン4は、そのケーシング4bの上下の端部が前記建屋架台5のコンクリート壁柱5aに設けられた高剛性軸受台13、13により支持されている。
【0027】
なお、発電機2と蒸気タービン4の設置位置は図示例に限定されず、前記ガスタービン3の直下位置に蒸気タービン4を設置し、該蒸気タービン4の直下位置に発電機2を設置して実施することもできる。
【0028】
上記したように、基礎10上の建屋架台5のコンクリート壁柱5aに沿って鉛直方向に一連に配置されたガスタービン3、発電機2及び蒸気タービン4は、基礎10上に設置した建屋架台5のコンクリート壁柱5aに沿って、同コンクリート壁柱5aに固定した上記の各軸受台12、13によって個別に支持されている。
【0029】
また、前記ガスタービン3、発電機2、蒸気タービン4の各々の回転軸3a、2a、4aは、図4に示したように、軸方向変位および軸直角方向変位を許容しつつ回転力を伝達するフレキシブル継手7、7で一連に連結されている。このフレキシブル継手7は、図2で示した場合と同様に、前記回転軸2a、3aの多少の軸方向変位および偏心回転は許容しつつ回転力を伝達するように構成されている。
【0030】
前記発電機2の回転軸2aの上下の端部は、同回転軸2aを回転自在に保持するラジアル軸受8、8で両端支持されている。そして、上端部のラジアル軸受8の直上位置には、当該回転軸2aに作用する鉛直荷重を吊り支持するスラスト軸受6が高剛性軸受台13に一体的に固定して設けられている。
【0031】
同様に、前記ガスタービン3の回転軸3aの上下の端部は、同回転軸3aを回転自在に保持するラジアル軸受8、8で両端支持されている。そして、上端部のラジアル軸受8の直上位置には、当該回転軸3aに作用する鉛直荷重を吊り支持するスラスト軸受6がラジアル軸受8に一体的に固定して設けられている。
【0032】
また、前記蒸気タービン4の回転軸4aの上下の端部は、同回転軸4aを回転自在に保持するラジアル軸受8、8で両端支持されている。そして、上端部のラジアル軸受8の直上位置には、当該回転軸4aに作用する鉛直荷重を吊り支持するスラスト軸受6が高剛性軸受台13に一体的に固定して設けられている(以上、請求項2記載の発明)。
【0033】
上記構成の縦型火力発電プラント11によれば、縦型火力発電プラント11を構成する発電機2、ガスタービン3及び蒸気タービン4の各々のケーシング2b、3b、3c、4bは、前記コンクリート製の建屋架台5に設けた各軸受台12、13により安定に支持されるほか、各々の回転軸2a、3a,4aは、ラジアル軸受8、8で両端支持され、且つ上方の各スラスト軸受6により確実に吊り支持されているので、各々の回転軸2a、3a、4aに負荷する鉛直荷重を分断した支持形式となり、各々の回転軸2a、3a、4aを合理的かつ効率的に一連に連結でき、支持状態と回転状態が高度に安定した縦型の火力発電プラントを実現することができるのである。
【0034】
以上に実施形態を図面に基づいて説明したが、本発明は、図示例の実施形態の限りではなく、その技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者が通常に行う設計変更、応用のバリエーションの範囲を含むことを念のために言及する。
【0035】
【本発明の奏する効果】
請求項1〜3に記載した発明に係る縦型火力発電プラントによれば、縦型火力発電プラントを構成する発電機、ガスタービン等のケーシングは、建屋架台に設けた軸受台により安定に支持されるほか、各々の回転軸は、ラジアル軸受で両端支持され、且つ上方の各スラスト軸受により確実に吊り支持されているので、各々の回転軸に負荷する鉛直荷重を分断した支持形式となり、各々の回転軸を合理的かつ効率的に一連に連結でき、支持状態と回転状態が高度に安定した縦型の火力発電プラントを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載した発明に係る縦型火力発電プラントの実施形態を模式的に示した立面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】請求項2に記載した発明に係る縦型火力発電プラントの実施形態を模式的に示した立面図である。
【図4】図3の要部拡大図である。
【符号の説明】
1、11 縦型火力発電プラント
2 発電機
2a、3a、4a 回転軸
3 ガスタービン
3b 燃焼器側タービンケーシング
3c 圧縮器側ケーシング
4 蒸気タービン
5 建屋架台
5a コンクリート壁柱
5b 横梁
6 スラスト軸受
7 フレキシブル継手
8 ラジアル軸受
9 建屋
10 基礎
12 フレキシブル軸受台
13 高剛性軸受台
14 免震装置
16 排熱回収ボイラ
17 制震装置
18 煙突
20 復水器
Claims (3)
- 火力発電プラントを構成する発電機とガスタービンは、各々の回転軸を鉛直方向に一連に配置され、発電機は、そのケーシングが基礎上の建屋架台の高剛性軸受台で支持され、ガスタービンは、その上部の燃焼器側タービンケーシングは基礎上の建屋架台のフレキシブル軸受台で燃焼器による熱膨張を許容するように支持され、下部の圧縮器側ケーシングは基礎上の建屋架台の高剛性軸受台で支持されていること、
前記発電機とガスタービンの各々の回転軸は、軸方向変位および軸直角方向変位を許容しつつ回転力を伝達するフレキシブル継手で一連に連結されており、各々の回転軸の上下の端部はラジアル軸受で両端支持され、各々の回転軸の上端部に当該回転軸に作用する鉛直荷重を吊り支持するスラスト軸受が設けられていることを特徴とする、縦型火力発電プラント。 - 火力発電プラントを構成する発電機とガスタービン及び蒸気タービンは、各々の回転軸を鉛直方向に一連に配置され、発電機は、そのケーシングが基礎上の建屋架台の高剛性軸受台で支持され、ガスタービンは、その上部の燃焼器側タービンケーシングは基礎上の建屋架台のフレキシブル軸受台で燃焼器による熱膨張を許容するように支持され、下部の圧縮器側ケーシングは基礎上の建屋架台の高剛性軸受台で支持され、蒸気タービンは、そのケーシングが基礎上の建屋架台の高剛性軸受台で支持されていること、
前記ガスタービンは最上段位置に配置されており、前記発電機とガスタービン及び蒸気タービンの各々の回転軸は、軸方向変位および軸直角方向変位を許容しつつ回転力を伝達するフレキシブル継手で一連に連結されており、各々の回転軸の上下の端部はラジアル軸受で両端支持され、各々の回転軸の上端部に当該回転軸に作用する鉛直荷重を吊り支持するスラスト軸受が設けられていることを特徴とする、縦型火力発電プラント。 - 建屋架台は、免震装置を介して基礎上に支持されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載した縦型火力発電プラント。
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