JP2004204810A - ダクトエアコン - Google Patents

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JP2004204810A
JP2004204810A JP2002377221A JP2002377221A JP2004204810A JP 2004204810 A JP2004204810 A JP 2004204810A JP 2002377221 A JP2002377221 A JP 2002377221A JP 2002377221 A JP2002377221 A JP 2002377221A JP 2004204810 A JP2004204810 A JP 2004204810A
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air
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Hiroshi Hirano
浩史 平野
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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Abstract

【課題】流れの圧力損失が小さくして、吸込効率を向上させるとともに、騒音あるいは振動の発生を極力低減できダクトエアコンを提供する。
【解決手段】断面がインボリュート曲線で形成され両側面に円形状の流入口を開口し後方に流出口を備えたファンケーシング15aの前面に、先端が先細状となるように略三角錐状の流線形に形成された前面カバー13aを装着することにより,熱交換器を通過した空気の流れは流線形状の前記前面カバー13aにより、その側面に沿って左右に分流され、分流された流れは乱流を生じることなく前記ファンケーシング15aの両側面に開口された流入口から遠心ファン14aに流入する。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダクトエアコンに関わり、より詳細には、流路内に設けられた送風ファンの空気抵抗を低減する構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のダクトエアコンは、例えば図7の分解斜視図で示すように、ベース板1と、右側板3及び左側板4と、天板2と、前面に取付けられる前面パネル6と、後部パネル30とで本体を構成している。前記前面パネル6には吸込口7が形成され、前記後部パネル30には左右一対に吹出口が形成されており、同後部パネル30の内壁側には前記吹出口に臨んで左右一対に遠心ファン31a及び遠心ファン31bが取付けられている。また前記吸込口7と前記吹出口を結ぶ空気通路には、図示しない室外機と配管により接続された熱交換器9が設けられている。(特許文献1参照)
【0003】
前記遠心ファン31a及び31bは、両側面に流入口を開口し、後部の流出口を前記吹出口に臨ませた円筒状のファンケーシング32a及び32bと、同ファンケーシング32a及び32b内に回動自在に収納され、ファンモータ34により駆動される円筒状のファン33a及び33bとからなり、両側面の前記流入口から吸込まれた空気は外周上に多数のブレードを配設した前記ファン33a及び33bが回転するのに伴い、前記流出口から吹出されるようになっている。前記吸込口7から吸込まれた室内の空気は、前記熱交換器9により熱交換され、前記遠心ファン31a及び312bにより吹出口から送出されるようになっている。
【0004】
しかしながら、前記ファンケーシング32a及び32bが円筒形状に形成されまた前記熱交換器9に対峙するように設けられていることにより、同熱交換器9で熱交換された空気は、前記ファンケーシング32a及び32bの前面に一次的にその流れが衝突し左右に分流した後、前記流入口から内部に吸込まれるようになっている。このため流れの圧力損失又は流路損失が発生し吸込効率が低下するとともに、騒音あるいは振動を発生させる原因となっていた。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−178333号
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題点に鑑み、遠心ファンのファンケーシングによる流路抵抗を低減させ吸込効率を向上させるとともに、騒音あるいは振動の発生を極力抑制したダクトエアコンを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、本体の前面に吸込口を、背面に吹出口を設け、前記本体内に前記吸込口に対峙して熱交換器を設けるとともに、前記吹出口に対峙して、同吹出口に接続される流出口を備えたファンケーシングと、同ファンケーシング内に収納される遠心ファンと、同遠心ファンを駆動するファンモータとからなる送風機を設け、前記吸込口から吸込まれ前記熱交換器により熱交換された空気を、前記送風機により前記吹出口から吹出してなるダクトエアコンにおいて、
前記ファンケーシングの反流出口側に、先端が先細状となるように流線形状に形成され後面側が開放されたカバーを装着してなる構成となっている。
【0008】
また、前記カバーが、左右一対の稜線が前記ファンケーシングの上面に水平に連なり、空気抵抗を極力低減する三角錐状に形成されてなる構成となっている。
【0009】
また、前記吹出口が左右一対に設けられるとともに、前記送風機が夫々の前記吹出口に対応して左右一対に設けられ、前記吹出口からの吹出量を増加させてなる構成となっている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は本発明によるダクトエアコンの正面図及び背面図であり、図2は背面側からの斜視図である。図3はその内部構造を示す側断面図であり、図4は分解斜視図である。
本発明によるダクトエアコンは、図1(A)の正面図で示すように、前面パネル6に矩形状の吸込口7を形成し、図1(B)で示すように背面側の後部パネル11の上部に吹出量を増大させるように左右一対に吹出口8a及び吹出口8bを開口しており、前記吸込口7から吸込まれた室内の空気は熱交換され、図2の矢印で示すように、前記吹出口8a及び吹出口8bから送出されるようになっている。図2は同ダクトエアコンの背面側からの斜視図であり、方形状に形成された本体の上部四側にネジ挿通孔を備えた複数の取付金具18を設けており、同取付金具18に天井面に埋め込まれた植込ボルトを掛止させて本体は天井面あるいは天井面内に据付けられるようになっている。本体の側面には室外に設置された室外機と配管により接続される配管接続口19a及び19bが、その下方にはドレン配管20が夫々設けられ、また制御基板等を収納したコントロールボックス17が設けられている。
【0011】
前記本体は、図3の側断面図及び図4の分解斜視図で示すように、底板1と右側板3及び左側板4と、枠体状に形成されダクトと接続されるダクト接続具6aを螺着した前記前面パネル6と、ダクト接続具11aを螺着した前記後部パネル11と天板2とからなり、これらは螺子止めにより夫々接合されるようになっている。前記右側板3には制御基板17aを収納したコントロールボックス17が取付けられ、前記前面パネル6の内壁側には右側支持具9a及び左側支持具9bにより熱交換器9が取付けられるようになっている。同熱交換器9の下方にはこれから滴下する凝縮水を受ける露受皿5aが支持台5bにより支持されており、また、前記後部パネル11の内壁側には左右一対の遠心ファンを備えた送風機10が設けられ、更に前記ベース板1の後方側両隅部には空気の流れを整流する整流ブロック21が設けられている。
【0012】
前記送風機10は、図4で示すように、左右一対に配設された右側ファン12aと左側ファン12bとからなり、前記右側ファン12aは、両側面に円形状の吸込口を開口し後方に流出口を形成したファンケーシング15aと、同ファンケーシング15a内に回動自在に収納され円周上に多数のブレードを配設した円筒状の遠心ファン14aと、前記ファンケーシング15aの前面に装着される後述するカバーとで構成され、前記左側ファン12bは、両側面に円形状の吸込口を開口し後方に流出口を形成したファンケーシング15bと、同ファンケーシング15b内に回動自在に収納され円周上に多数のブレードを配設した円筒状の遠心ファン14bとで構成されており、前記遠心ファン14aと前記遠心ファン14bとはこれらの間に配設されたファンモータ16の両側軸に接続されている。
【0013】
図5で示す前記ファン12aは上記したように、断面がインボリュート曲線により形成され両側面に円形状の吸込口を開口するとともに、後方に矩形状の流出口15cを形成したファンケーシング15aと、同ファンケーシング15a内に回動自在に収納され円周上に多数のブレードを配設した円筒状の遠心ファン14aと、先端が先細状となるように略三角錐状の流線形に形成され後方側に多数のネジ孔あるいはリベット孔を穿設したフランジ13bを備えたカバー13aとで構成され、同カバー13aはネジ40あるいはリベットにより、前記ファンケーシング15aの前面を覆うように容易に装着されるようになっている。前記ファン12bも同様に構成されている。また、前記カバー13aは左右一対の稜線が前記ファンケーシング15aの上面と水平となるように設けられている。
【0014】
次に、動作について説明する。前面パネル6に形成された前記吸込口7から吸込まれた室内の空気は、前記熱交換器9を通過することにより熱交換され冷風あるいは暖風となって前記送風機10に向かい流出する。前記ファン12aに向かう空気の流れは、前記ファンケーシング15aの前面に装着された三角錐の流線形状に形成された前記カバー13aにより、その側面に沿って左右に分流され、分流された流れは乱れを生じることなく前記ファンケーシング15aの両側面に開口された流入口から前記遠心ファン14aに流入するようになっている。流入した空気の流れは後方に設けられている前記流出口15cから,同流出口15cに連設された前記吹出口8bに向かい外部に吹出されるようになっている。また、前記熱交換器9から送り出された他の空気の流れは、前記ベース1の後方側両隅部に配設された図6で示す三角錐状の整流ブロック21により、乱流あるいは渦流を生じることなく前記ファンケーシング15aの両側面に開口された流入口に吸込まれるようになっている。
【0015】
上記したように前記熱交換器9を経て前記ファン12a及び前記ファン12bに流れる空気の流れが前記カバー13a及び前記ファン12bに設けられるカバー13bにより、左右に拡開するように分流されて前記遠心ファン14a及び前記遠心ファン14bに流れ込むことにより、流れの圧力損失が小さく、またこれにより騒音あるいは振動の発生を極力低減できるようになっている。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、ファンを収納したファンケーシングの前面に、先端が先細状となるように略三角錐状の流線形に形成されたカバーを装着することにより、流れの圧力損失が小さく、また騒音あるいは振動の発生を極力低減できるダクトエアコンとすることができるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明によるダクトエアコンの正面図である。(B)は本発明によるダクトエアコンの背面図である。
【図2】本発明によるダクトエアコンの背面側からの斜視図である。
【図3】本発明によるダクトエアコンの側断面図である。
【図4】本発明によるダクトエアコンの分解斜視図である。
【図5】送風機を示す要部斜視図である。
【図6】整流ブロックを示す斜視図である。
【図7】従来例によるダクトエアコンを示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ベース
2 天板
3 右側板
4 左側板
5a ガイド板
6 前面パネル
6a ダクト接続具
7 吸込口
8a 吹出口
8b 吹出口
9 熱交換器
9a 右側支持具
9b 左側支持具
10 送風機
11 後部パネル
11a ダクト接続具
12a 右側ファン
12b 左側ファン
13a カバー
13b カバー
14a 遠心ファン
14b 遠心ファン
15a ファンケーシング
15b ファンケーシング
15c 流出口
16 ファンモータ
17 コントロールボックス
18 取付金具
19a,19b 配管接続口
20 ドレン配管

Claims (4)

  1. 本体の前面に吸込口を、背面に吹出口を設け、前記本体内に前記吸込口に対峙して熱交換器を設けるとともに、前記吹出口に対峙して、同吹出口に接続される流出口を備えたファンケーシングと、同ファンケーシング内に収納される遠心ファンと、同遠心ファンを駆動するファンモータとからなる送風機を設け、前記吸込口から吸込まれ前記熱交換器により熱交換された空気を、前記送風機により前記吹出口から吹出してなるダクトエアコンにおいて、
    前記ファンケーシングの反流出口側に、先端が先細状となるように流線形状に形成され後面側が開放されたカバーを装着してなることを特徴とするダクトエアコン。
  2. 前記カバーが、左右一対の稜線が前記ファンケーシングの上面に水平に連なり、空気抵抗を極力低減する三角錐状に形成されてなることを特徴とする請求項1に記載のダクトエアコン。
  3. 前記吹出口が左右一対に設けられるとともに、前記送風機が夫々の前記吹出口に対応して左右一対に設けられ、前記吹出口からの吹出量を増加させてなることを特徴とする請求項1に記載のダクトエアコン。
  4. 前記本体底面の後方側両隅部に、空気の流れを整流する三角錐状の整流ブロックを配設してなることを特徴とする請求項1にダクトエアコン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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