JP2004204352A - 耐クラッシュ性アルミニウム合金シート製品及び該製品の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】高強度及び良好な衝突安全性を有するアルミニウムシート製品を開示する。
【解決手段】アルミニウム合金は、Si、Mg及びMnを含んでおり、含有量の調節により、成形性及び耐クラッシュ性を有しつつ、高い降伏強度を具備することができる。シート製品は溶体化処理と徐冷焼入れが施されている。このシート製品は、自動車の車体用シート製品として特に適している。
【選択図】図1
【解決手段】アルミニウム合金は、Si、Mg及びMnを含んでおり、含有量の調節により、成形性及び耐クラッシュ性を有しつつ、高い降伏強度を具備することができる。シート製品は溶体化処理と徐冷焼入れが施されている。このシート製品は、自動車の車体用シート製品として特に適している。
【選択図】図1
Description
本発明はアルミニウム合金に関し、より具体的には、合金の成分組成とプロセスの制御により、耐クラッシュ特性が改良されたアルミニウムシート製品に関する。
自動車用のアルミニウムシートの使用は、一般的に、外板(outer panel)用としては米国アルミニウム協会(Aluminum Association)規格の6xxx合金(Al−Mg−Si)、内板(inner panel)用としては5xxx合金(Al−Mg)に限られている。アルミニウムが有する軽量効果を最大にするために、構造的に比較的低強度の5xxx合金を、高強度の6xxx合金に代えることが望ましい。しかしながら、既存の6xxx合金を車体用シート(ABS)に用いた場合の欠点は、衝突の際のエネルギー吸収能力である。この特性は、一般的に、衝突安全性(crashworthiness)と称される。
自動車の車体用シートは、焼付け塗装作業後に高強度を有する共に良好な成形特性を有する必要がある。成形特性は、伸び特性と曲げ特性が良好であらねばならない。従来、この特性を得るのに、溶体化処理温度から水冷による急冷が行われている。しかしながら、急冷を行なうと、変形、表面の凹凸(surface irregularities)、水錆などを生ずることがあり、車体の外板用としては不適である。空冷を行なうと、水冷の場合と比べて、急冷による変形問題が少なくなる利点があるが、曲げ特性に劣る欠点がある。
本発明は、上記問題及び従来の他の欠点を解消させるためになされたものである。
本発明は、上記問題及び従来の他の欠点を解消させるためになされたものである。
本発明は、合金成分と冷却速度を制御することにより、溶体化処理による(as-processed)良好な成形性と形状を具え、人工時効処理後に良好な衝突安全性と強度を具えている。
本発明の目的は、所定の強度と衝突安全性を具えた6xxx合金を提供することである。
本発明の他の目的は、Si約0.5〜約0.7重量%、Mg約0.5〜約0.7重量%、Mn約0.1〜0.3重量%、残部Al及び不可避の不純物からなり、溶体化熱処理の後、徐冷焼入れされたアルミニウム合金のシートを提供することである。
本発明のさらなる目的は、アルミニウム合金シートの処理方法を提供することであり、Si、Mg、Mnを含有し、残部Al及び不可避の不純物からなるアルミニウム合金を溶体化処理し、約200OF/秒より遅い速度で徐冷焼入れすることを含んでいる。
本発明のこれら及びその他の目的は、以下の説明から明らかになるであろう。
本発明のこれら及びその他の目的は、以下の説明から明らかになるであろう。
発明を実施する最良の形態
本発明は、良好な耐クラッシュ特性(crash resistant properties)を有するアルミニウム合金シート製品を提供することである。ここで用いられる「シート」とは、厚さ0.2〜6.3mmのアルミニウム合金製品を意味する。自動車の車体用シート製品の場合、厚さは約0.7〜3.5mmが望ましい。アルミニウム合金シート製品は、良好な耐クラック特性、つまり衝突安全性を具備している。本発明の目的である材料の衝突安全性(crashworthiness)とは、目立ったクラックを発生することなく、塑性変形によるエネルギーを吸収できる能力を意味する。シート製品の衝突安全性は、臨界破壊歪(critical fracture strain: CFS)によって定量化される。
本発明は、良好な耐クラッシュ特性(crash resistant properties)を有するアルミニウム合金シート製品を提供することである。ここで用いられる「シート」とは、厚さ0.2〜6.3mmのアルミニウム合金製品を意味する。自動車の車体用シート製品の場合、厚さは約0.7〜3.5mmが望ましい。アルミニウム合金シート製品は、良好な耐クラック特性、つまり衝突安全性を具備している。本発明の目的である材料の衝突安全性(crashworthiness)とは、目立ったクラックを発生することなく、塑性変形によるエネルギーを吸収できる能力を意味する。シート製品の衝突安全性は、臨界破壊歪(critical fracture strain: CFS)によって定量化される。
望ましい製法は、公知の又は連続的方法によるアルミニウム合金インゴットの鋳造工程、熱間圧延工程、中間焼鈍し工程、冷間圧延工程、溶体化処理工程、及び徐冷焼入れ工程を含んでいる。徐冷焼入れ工程は、例えば空気焼入れ(air quench)又は最小歪の水焼入れ(minimum distortion water quench)である。溶体化処理と徐冷焼入れの工程は、連続式の加熱装置又はテンパーラインで行なうことが望ましい。徐冷焼入れの後、所望により、シートは再加熱され、コイル冷却される。選択的に行われる冷却工程は、オフラインのバッチ処理として行なうことが望ましい。溶体化処理工程及び徐冷焼入れ工程と、選択的な再加熱工程を、図1に図式化して示している。
溶体化熱処理(solution heat treatment)工程は、アルミニウム合金シートを連続式加熱装置の中を通過させることにより行われ、上流工程で生成した可溶相(soluble phases)をほぼ溶解させる。この工程の代表的条件は、炉内温度800〜1100OF、通過速度20〜150フィート/分である。温度と炉内滞留時間は、合金の組成とゲージに基づいて調節することができる。
徐冷焼入れ(slow quenching)工程では、シートは、連続式加熱炉の加熱ゾーンから出た後、固溶体の溶質が維持されるように制御された速度で焼入れさる。これは、例えば、空冷又は最小歪の水冷により行なうことができる。本発明の目的は、比較的遅い焼入れ速度を用いることにより、所望の物理的特性を具えつつ、シートの歪を最小にすることである。ここで用いる「徐冷焼入れ」という語は、約200OF/秒よりも遅い速度、望ましくは約100OF/秒よりも遅い速度での焼入れを意味する。空冷方法の焼入れ速度は、望ましくは約20〜100OF/秒、より望ましくは40〜70OF/秒の範囲である。水冷方法の焼入れ速度は、望ましくは50〜1000OF/秒、より望ましくは100〜200OF/秒の範囲である。
選択的に行なう再加熱工程では、加熱装置は、焼入れ装置の後に設けられ、ラインの出口側のコイルハンドリング装置の直前に設けるのが望ましい。加熱装置によってシートの温度は昇温し、所定のコイリング温度に達する。コイリング温度は、約130〜190OFが望ましい。コイルの冷却工程では、昇温したコイルは、一般的に、金属の5000〜50000ポンド質量のような遅い速度で徐冷される。これは、約0.1〜5OF/hourの冷却速度に相当する。
本発明の一実施例では、アルミニウム合金シートの成分組成を調節することにより、所望の耐クラッシュ性が得られる。SiとMgを調節することにより、高強度が得られる。Mnは、特に熱処理中におけるシートの結晶粒を調節するのに十分な量である。適当な合金として、6009、6060、6063及び6005のよな6xxx合金を挙げることができる。合金組成の代表的範囲、望ましい範囲、より望ましい範囲を表1に示している。
特に望ましいAl−Mg−Si−Mn合金を表2に示している。表2は、望ましい6xxA合金と6060合金の組成を重量%で表しており、残部はAl及び不可避の不純物である。
本発明の利点は、アルミニウム合金シート製品の衝突安全性の向上にあり、この衝突安全性は、臨界破壊歪(CFS)と軸方向の圧壊試験によって測定される。標準のr&n引張試験から得た工学的応力−歪のデータを用いて、臨界破壊歪は次式より求められる。
CFS=−ln(1et,eng)
但し、式中、et,engは工学的シニング歪(engineering thinning strain)の合計を表している。工学的シニング歪の合計は、em、Fm及びFfの関数であって、
Ft,eng=f(em,Fm,Ff) で表される。
ここで、emは最大負荷での工学的歪(engineering strain)、Fmは最大負荷での工学的応力(engineering sress)、Ffは破壊負荷での工学的応力である。
CFS=−ln(1et,eng)
但し、式中、et,engは工学的シニング歪(engineering thinning strain)の合計を表している。工学的シニング歪の合計は、em、Fm及びFfの関数であって、
Ft,eng=f(em,Fm,Ff) で表される。
ここで、emは最大負荷での工学的歪(engineering strain)、Fmは最大負荷での工学的応力(engineering sress)、Ffは破壊負荷での工学的応力である。
CFSの算定の際に用いた工学的仮定は、厚さ方向と幅方向の歪は最大負荷(Pmax)まで同じであること、Pmaxの後の真の応力は一定であること、Pmaxの後の幅方向の歪は一定であることである。このようにして、破壊時におけるシニング歪の合計を求めることができる。本発明によれば、CFSの衝突安全性の最小値は15が望ましいが、18以上であることがより望ましい。
各種合金における代表的な特性比較を表3に示している。
各種合金における代表的な特性比較を表3に示している。
厚さ2.0mmの材料を12ロット製造した。製造条件の詳細を表4に示している。熱間圧延の前に、各鋳造試料を切り出し、590℃で8時間予熱した後、560℃で9時間加熱した。主な変数は、合金の成分組成と、熱間圧延後に約150OF/秒の冷却速度でのスプレー徐冷焼入れの有無と、連続式加熱炉(CHT)のライン速度である。6xxA合金と6060合金の組成については、表2に示している。
シートの評価は、T4テンパー(temper)の状態と、180℃(365OF)での焼付塗装を模した処理後の状態について行なった。図2は、焼付塗装処理を行なう間、熱電対を取り付けたシート試料について、温度−時間の関係をプロットしたものである。
T4テンパー後のシートの引張特性を表5に示している。CHTのライン速度が速くなるにつれて、T4降伏強度は僅かに低下する傾向を示しているが、これは、ライン速度が速いと、Mg2Siの固溶が不十分であったと考えられる。他のT4特性については、多少の変動が認められる。
予歪(pre-strained)10%のT4シートを用いて行なった曲げ試験の結果では、両合金とも、徐冷焼入れが曲げに有利であることを示している。徐冷焼入れを行なった両合金は、最大鋭角曲げにも耐えた。90度曲げ(downflange)試験及びヘム加工試験の結果では、両合金とも、フラットヘムが可能であることを示している。
焼付塗装後におけるシートのr&n引張特性は、ゲージ長さ2インチの試料を用いて測定した。表6は、r&n引張試験のデータを示している。
図3は、処理条件と合金の降伏強度の関係をプロットしたものである。CHTのライン速度が最も速いものは、Mg2Siの溶解が不十分であり、降伏強度が低下する傾向を示している。ギニエX線データによれば、ライン速度が速い条件で処理した材料に、Mg2Siが存在することを示している。
図4aは、表6に示す6060試料を、CHT速度11m/分での溶体化処理と徐冷焼入れを行なったもので、185℃での焼付塗装時間と、Rm(引張強度)、Rp0.2(降伏点)及びA値(伸び)との関係を示すグラフである。図4bは、図4aと同様なグラフで、6xxA試料を、CHT速度11m/分での溶体化処理と徐冷焼入れを行なったときのものである。
クラッシュテスト用として、断面が矩形で、63mm×133mmのボックスを作製した。スポット溶接又はリベットを、中心間距離約1インチの間隔で設けている。なお、最初と最後の溶接又はリベットについては、端部から約1/2インチの位置である。スポット溶接又はリベットの個数は、フランジ1箇所について20である。Gurit Essex社が商品名Betamate 1494で販売している接着剤(一成分系の高靱性エポキシ)を、温めた状態でボックスの側面シーム部に沿って施した後、リベット留めを行なう。空気加熱されたカートリッジ型ガンを用いて、接着剤の温度を約40〜50℃(104〜122OF)にする。接合すべき金属部品についても、接着剤の流動性と濡れ性を高めるために、接着剤の温度と略同じ温度まで加熱する。スポット溶接又はリベット留めを行なう直前に、温められた金属のフランジに接着剤を塗布する。溶接を指定したのと同じ位置に、リベットを取り付けた。次に、エンドキャップを被せて、適当な位置で溶接する。作製されたボックスに焼付塗装を施す。焼付塗装後のボックスについて、軸方向の圧壊試験を行なった。100mm、150mm及び200mm変位したときの圧壊荷重と吸収エネルギーを表7に示す。
圧壊試験後のボックスの外観について、コンピュータ創成図を図5乃至図8に示している。図5中、図5a〜図5cは、表7の試料No.1を異なる位置から見たときのコンピュータ創成図である。図6a〜図6cは、試料No.2のコンピュータ創成図である。図7a〜図7cは、試料No.3のコンピュータ創成図である。図8a〜図8cは、試料No.4のコンピュータ創成図である。試験した試料について、定量化可能な圧壊パラメータに有意差はなかった。
本材料の性能は、衝突安全性が要求されるシート合金製品の目標に適合するものであった。シートの焼付塗装後の降伏強度は約235MPa、全伸びは15%であり、静的圧壊性能(static crush performance)は良好であった。T4特性は、満足し得る成形性を示している。
本発明の具体的実施例を例示して説明したが、当該分野の専門家であれば、特許請求の範囲に記載された発明から逸脱することなく、本発明の詳細について種々の変形をなし得ることは明らかであろう。
Claims (60)
- Si約0.5〜約0.7重量%、Mg約0.5〜約0.7重量%、Mn約0.1〜0.3重量%、残部Al及び不可避の不純物からなり、溶体化処理及び徐冷焼入れされたアルミニウム合金シート。
- Siは約0.58〜約0.68重量%である請求項1のアルミニウム合金シート。
- Siは約0.60〜約0.66重量%である請求項1のアルミニウム合金シート。
- Mgは約0.56〜約0.66重量%である請求項1のアルミニウム合金シート。
- Mgは約0.58〜約0.64重量%である請求項1のアルミニウム合金シート。
- Mnは約0.12〜約0.18重量%である請求項1のアルミニウム合金シート。
- アルミニウム合金は約0.35重量%以下のFeを含んでいる請求項1のアルミニウム合金シート。
- アルミニウム合金は約0.15〜約0.30重量%のFeを含んでいる請求項1のアルミニウム合金シート。
- アルミニウム合金は約0.15〜約0.25重量%のFeを含んでいる請求項1のアルミニウム合金シート。
- アルミニウム合金は約0.20重量%以下のCuを含んでいる請求項1のアルミニウム合金シート。
- アルミニウム合金は約0.10重量%以下のCuを含んでいる請求項1のアルミニウム合金シート。
- Siは約0.58〜約0.68重量%であり、Mgは約0.56〜約0.66重量%であり、Mnは約0.12〜約0.18重量%である請求項1のアルミニウム合金シート。
- アルミニウム合金は約0.15〜約0.30重量%のFeと約0.10重量%以下のCuを含んでいる請求項12のアルミニウム合金シート。
- Siは約0.60〜約0.66重量%、Mgは約0.58〜約0.64重量%、Mnは約0.12〜約0.18重量%である請求項1のアルミニウム合金シート。
- アルミニウム合金は約0.15〜約0.25重量%のFeと約0.10重量%以下のCuを含んでいる請求項14のアルミニウム合金シート。
- Siは約0.62重量%、Mgは約0.60重量%、Mnは約0.15重量%である請求項1のアルミニウム合金シート。
- アルミニウム合金は約0.20重量%のFeを含んでいる請求項16のアルミニウム合金シート。
- シートは15以上の臨界破壊歪を有している請求項1のアルミニウム合金シート。
- シートは18以上の臨界破壊歪を有している請求項1のアルミニウム合金シート。
- シートは220MPa以上の降伏強度を有している請求項1のアルミニウム合金シート。
- シートは230MPa以上の降伏強度を有している請求項1のアルミニウム合金シート。
- シートは240MPa以上の降伏強度を有している請求項1のアルミニウム合金シート。
- シートは15以上の臨界破壊歪と220MPa以上の降伏強度を有している請求項1のアルミニウム合金シート。
- シートは15以上の臨界破壊歪と230MPa以上の降伏強度を有している請求項1のアルミニウム合金シート。
- シートは15以上の臨界破壊歪と240MPa以上の降伏強度を有している請求項1のアルミニウム合金シート。
- シートは18以上の臨界破壊歪と220MPa以上の降伏強度を有している請求項1のアルミニウム合金シート。
- シートは18以上の臨界破壊歪と230MPa以上の降伏強度を有している請求項1のアルミニウム合金シート。
- シートは18以上の臨界破壊歪と240MPa以上の降伏強度を有している請求項1のアルミニウム合金シート。
- シートは約0.7〜約3.5mmの厚さを有している請求項1のアルミニウム合金シート。
- シートは自動車の車体用シートである請求項29のアルミニウム合金シート。
- シートは200OF/秒よりも遅い速度で徐冷焼入れされている請求項1のアルミニウム合金シート。
- シートは約20〜100OF/秒の速度で徐冷焼入れされている請求項1のアルミニウム合金シート。
- シートは約40〜70OF/秒の速度で徐冷焼入れされている請求項1のアルミニウム合金シート。
- シートは約150OF/秒の速度で徐冷焼入れされている請求項1のアルミニウム合金シート。
- シートは空気焼入れされている請求項1のアルミニウム合金シート。
- シートはさらにコイル冷却されている請求項1のアルミニウム合金シート。
- シートは約0.1〜約5OF/時の冷却速度でコイル冷却されている請求項36のアルミニウム合金シート。
- シートは約130〜約190OFの初期コイリング温度からコイル冷却されている請求項36のアルミニウム合金シート。
- Si、Mg、Mnを含有し、残部Al及び不可避の不純物からなるアルミニウム合金を溶体化処理し、該アルミニウム合金を徐冷焼入れすることを含んでいるアルミニウム合金シートの処理方法。
- シートは、約200OF/秒より遅い速度で徐冷焼入れされる請求項39の方法。
- シートは約20〜100OF/秒の速度で徐冷焼入れされる請求項39の方法。
- シートは約40〜70OF/秒の速度で徐冷焼入れされる請求項39の方法。
- シートは空気焼入れされる請求項39の方法。
- シートはコイル冷却される請求項39の方法。
- シートは約0.1〜約5OF/時の冷却速度でコイル冷却される請求項44の方法。
- シートは約130〜約190OFの初期コイリング温度からコイル冷却される請求項44の方法。
- アルミニウム合金は、Si約0.5〜約0.7重量%、Mg約0.5〜約0.7重量%、Mn約0.1〜約0.3重量%、残部Al及び不可避の不純物からなる請求項39の方法。
- Siは約0.58〜約0.68重量%、Mgは約0.56〜約0.66重量%、Mnは約0.12〜約0.18重量%である請求項47の方法。
- アルミニウム合金は約0.15〜約0.30重量%のFeと約0.10重量%以下のCuを含んでいる請求項48の方法。
- Siは約0.60〜約0.66重量%、Mgは約0.58〜約0.64重量%、Mnは約0.12〜約0.18重量%である請求項47の方法。
- アルミニウム合金は約0.15〜約0.25重量%のFeと約0.10重量%以下のCuを含んでいる請求項50の方法。
- Siは約0.62重量%、Mgは約0.60重量%、Mnは約0.15重量%である請求項47の方法。
- シートは15以上の臨界破壊歪と、220MPa以上の降伏強度を有している請求項39の方法。
- シートは15以上の臨界破壊歪と、230MPa以上の降伏強度を有している請求項39の方法。
- シートは15以上の臨界破壊歪と、240MPa以上の降伏強度を有している請求項39の方法。
- シートは18以上の臨界破壊歪と、220MPa以上の降伏強度を有している請求項39の方法。
- シートは18以上の臨界破壊歪と、230MPa以上の降伏強度を有している請求項39の方法。
- シートは18以上の臨界破壊歪と、240MPa以上の降伏強度を有している請求項39の方法。
- シートは約0.7〜約3.5mmの厚さを有している請求項39の方法。
- シートは自動車の車体用シートである請求項39の方法。
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