JP2004204090A - 感圧接着剤層付きフイルム及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】耐擦傷性、耐候性、耐溶剤性等に優れた、特に光学フイルムとして有用な感圧接着剤付きフイルム及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】アクリル系放射線硬化型塗料組成物と、アクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物との2層を形成した後、放射線照射により、該塗料組成物及び感圧接着剤組成物を硬化させ、該塗料組成物から形成されたフイルム層と該感圧接着剤組成物から形成された感圧接着剤層が一体とされたことを特徴とする。
【解決手段】アクリル系放射線硬化型塗料組成物と、アクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物との2層を形成した後、放射線照射により、該塗料組成物及び感圧接着剤組成物を硬化させ、該塗料組成物から形成されたフイルム層と該感圧接着剤組成物から形成された感圧接着剤層が一体とされたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、感圧接着剤層付きフイルムに関し、耐候性、耐擦傷性、耐溶剤性等に優れた、特に光学フイルムとして有用な感圧接着剤層付きのフイルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、光学フイルムとしては、ポリカーボネート系樹脂(特開2002−309015号公報)や環状オレフィン系樹脂等の熱可塑性樹脂フイルムが使用されている。このポリカーボネート系樹脂からなる光学フイルムは、塩化メチレン溶液を流延して製造するなど極めて特殊な製法を用いており、耐候性、耐擦傷性、耐溶剤性等に劣るのでその表面に各種の加工を施されて使用されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−309015号公報
【0004】
そこで本発明者は、放射線硬化樹脂塗料を硬化させたフイルムをこれらの光学フイルム用途に用いることを考えたが、製造された放射線硬化塗料からなるフイルムは接着剤等に対する接着性に劣り、そのフイルムの接着面にプライマ層を形成する必要があった。
本発明は、耐擦傷性、耐候性、耐溶剤性等に優れた感圧接着剤付きフイルム及びその製造方法を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願請求項1記載の感圧接着剤層付きフイルムは、液状であるアクリル系放射線硬化型塗料組成物と、アクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物との2層を形成した後、放射線照射により、該塗料組成物及び感圧接着剤組成物を硬化させ、該塗料組成物から形成されたフイルム層と該感圧接着剤組成物から形成された感圧接着剤層が一体とされたことを特徴とするものである。
なお、本発明において放射線とは、紫外線などの電磁線、電子線、粒子線のことである。
【0006】
本願請求項3記載の感圧接着剤層付きフイルムの製造方法は、剥離性シート上に接するアクリル系放射線硬化型塗料組成物と、更にその上にアクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物とを2層コートした後、放射線照射により該塗料組成物が硬化したフイルム層と該感圧接着剤組成物が硬化した感圧接着剤層が一体に形成されたことを特徴とするもので、前記感圧接着剤層の表面には、第2の剥離シートが設けられる。
【0007】
本願請求項5記載の感圧接着剤層付きフイルムの製造方法は、剥離性シート上に接するアクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物と、更にその上にアクリル系放射線硬化型塗料組成物とを2層コートした後、放射線照射により該塗料組成物が硬化したフイルム層と該感圧接着剤組成物が硬化した感圧接着剤層が一体に形成されたことを特徴とするものである。
【0008】
本願請求項6記載の感圧接着剤層付きフイルムの製造方法は、一方の剥離性シート上にコートしたアクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物と、他方の剥離性シートにコートしたアクリル系放射線硬化型塗料組成物とをコート面同士を重ね合わせた後、放射線照射により該塗料組成物が硬化したフイルム層と該感圧接着剤組成物が硬化した感圧接着剤層が一体に形成されたことを特徴とするものである。
【0009】
上記のアクリル系放射線硬化型塗料組成物とアクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物は、ともに透明なものが好ましく、光学フイルムとして有用である。
【0010】
上記のフイルム層の厚さは、フイルムとして形状保持できる強度があれば良く、通常25〜250μm、好ましくは30〜150μmの範囲である。また、感圧接着剤層の厚さは、通常5〜80μm、好ましくは10〜60μmの範囲である。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明に使用されるアクリル系放射線硬化型塗料組成物としては、アクリル系オリゴマーと、ヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、イソボルニルアクリレート、イソオクチルアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレートなどのアクリル系モノマーを含む基本的に無溶剤型の放射線硬化塗料である。紫外線により硬化される場合は、光開始剤などが含まれる。
【0012】
上記のアクリル系オリゴマーとしては、ウレタンアクリレートオリゴマー、エステルアクリレートオリゴマー、エポキシアクリレートオリゴマー、アクリル樹脂アクリレートなどが挙げられるが、これらの中でも、ウレタンアクリレートオリゴマー、エポキシアクリレートオリゴマーが好ましい。
ウレタンアクリレートオリゴマーとは、高分子量のイソシアネートとヒドロキシル基を有するアクリレートとが化学結合したもので、その重量平均分子量は、通常2000〜12000程度である。
高分子量のイソシアネートとしては、トリレンジイソシアネート、キシレンジイソシアネートなどの芳香族系イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、水添キシレンジイソシアネートなどの脂肪族・脂環属イソシアネートが挙げられる。また、ヒドロキシル基を有するアクリレートとしては、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、ペンタエリスリトールアクリレートなどか挙げられる。
また、アクリル樹脂アクリレートとは、ポリメチルメタクリレートを主成分とするアクリル共重合樹脂中に、予め、カルボキシル基、エポキシ基、ヒドロキシル基などの官能基を持つ(メタ)アクリレートモノマーを共重合せしめ、それぞれの官能基に対応して付加反応する官能基を持つ(メタ)アクリレート系モノマーと付加反応させて二重結合を導入したものである。
【0013】
本発明に使用されるアクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物としては、各種のものが使用できるが、例えば、水添ポリブタジエンポリオールとポリイソシアネートとの反応物の末端イソシアネート基に水酸基含有(メタ)アクリレートを反応して得られるウレタン(メタ)アクリレート系オリゴマーと、炭素数6以上の脂肪族又は脂環族アルキル(メタ)アクリレートからなる組成物が挙げられ、オリゴマー成分が40〜85重量%、モノマー成分が15〜60重量%の範囲が好ましい。オリゴマー成分が少ないと粘着性に劣り、多すぎると粘度が大きくなりコート性に劣るようになる。
【0014】
上記のアクリル系放射線硬化型塗料組成物やアクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物には、紫外線吸収剤やヒンダードアミン系光安定剤などを配合することもできる。
紫外線吸収剤としては、チヌビンP、チヌビン234、チヌビン400(以上、チバスペシャルティケミカルズ社製)、Sumisorb300(住友化学工業社製)などのベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤が好ましい。
ヒンダードアミン系光安定剤としては、チヌビン292、チヌビン622LD(以上、チバスペシャルティケミカルズ社製)、サノールLS770、サノール765(以上、三共化成工業社製)などが挙げられる。
【0015】
上記のアクリル系放射線硬化型塗料組成物やアクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物の硬化に際し、電子線照射を行うの場合は、例えば、窒素ガス雰囲気中、吸収線量7Mrad、通過速度50m/分の条件で照射する。
また、紫外線照射を行う場合は、例えば、窒素ガス雰囲気中、長波長域型高圧水銀灯120W/cm×2灯を点灯下、25m/分で通過させる条件とすることができる。紫外線を照射して硬化させる場合には、光開始剤が添加される。紫外線によって光開始剤がラジカルを発生し、このラジカルによってアクリレートが重合して硬化する。
【0016】
ここで、光開始剤としては紫外線によりラジカルを発生するものであれば制限されないが、例えば、ベンジルジメチルケタール、ベンゾフェノン、1−ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトン、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド、エチル−2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィネート、ビス−(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキサイド、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタン−1−オン、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルホスフィンオキサイドなどが好ましい。これらの市販品としては、Irgacure184、651,500,907,369,784,819,2959(以上、チバスペシャルティケミカルズ社製)、Lucirin TPO、LR8893(以上、BASF社製)、Darocur1116、1173(以上、メルク社製)、ユベクリルP36(以上、UCB社製)、ESCACURE KIP150、ESCACURE KIP100F(以上、LAMBERTI社製)などを挙げられる。
【0017】
これら光開始剤は単独で用いてもよいし、2種類以上を混合してもよい。2種類以上混合する場合には、1−ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトンと2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オンとの併用、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイドと2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オンとの併用が好ましい。
このような光開始剤の添加量は、2〜5重量部であることが好ましい。光開始剤の添加量が2重量部未満であると、硬化速度を上げられず、十分に硬化させることができないおそれがあり、5重量部を超えると、必要以上に添加されるのでコストが高くなる。
さらに、光開始剤とともに、光開始助剤を添加することにより、紫外線によるラジカル発生効率を高めることもできる。
【0018】
本発明の製造方法において、アクリル系放射線硬化型塗料組成物やアクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物のコート方法には制限が無く、例えば、バーコート法、ロールコート法、ブレードコート法、リバースコート法、グラビアコート法、ダイコート法などが使用することができる。これらの中でも、2層ダイコート法が厚み精度を向上できるので好ましい。
【0019】
【実施例】
(実施例1)
剥離性延伸ポリエチレンテレフタレートフイルムからなる剥離性シート上に、アクリル系放射線硬化型塗料組成物(ダイセルUCB社製、「KRM7818」、ウレタンアクリレート系オリゴマー及びアクリル系モノマー配合)100重量部と、光開始剤1(チバスペシャルティケミカルズ社製、「IRGACURE184」及び光開始剤2(チバスペシャルティケミカルズ社製、「IRGACURE819」をそれぞれ1重量部とを含有した塗料を、更にその上に、アクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物(綜研化学社製「SKダインシロップ」、光開始剤配合のUV硬化型)を2層ダイコート法でコートした後、窒素ガス雰囲気中、長波長域型高圧水銀灯120W/cm×2灯を点灯下、30m/分で通過させて紫外線を照射して硬化させた。更に、感圧接着剤層に剥離紙を張りあわせ透明フイルム層75μm、感圧接着剤層25μmの厚さを持った感圧接着剤付き透明フイルムを得た。
【0020】
上記の実施例1の感圧接着剤付きフイルムを幅25mmに切断し、ステンレス板に貼り付け、23℃で養生した後、180度剥離試験(g/25mm)を行い、サンプル5個の平均値は、1555gであり充分な接着力を有していた。
【0021】
(実施例2)
剥離性延伸ポリエチレンテレフタレートフイルムからなる剥離性シート上に、アクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物(綜研化学社製「SKダインシロップ」)を、更にその上に、アクリル系放射線硬化型塗料組成物(ダイセルUCB社製「KRM7842」、ウレタンアクリレート系オリゴマー及びアクリル系モノマー配合)を、2層ダイコート法でコートした後、窒素ガス雰囲気中、吸収線量7Mrad、50m/分で通過させて電子線を照射して硬化させた。フイルム層70μm、感圧接着剤層30μmの厚さを持った感圧接着剤付きフイルムを得た。180度剥離試験(g/25mm)の5個の平均値は、1510gであり充分な接着力を有していた。
【0022】
(実施例3)
一方の剥離性延伸ポリエチレンテレフタレートフイルムからなる剥離性シート上に、アクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物(綜研化学社製「SKダインシロップ」)をバーコート法でコートし、他方の剥離性延伸ポリエチレンテレフタレートフイルムからなる剥離性シート上に、アクリル系放射線硬化型塗料組成物(ダイセルUCB社製「KRM7842」、ウレタンアクリレート系オリゴマー及びアクリル系モノマー配合)をダイコート法でコートし、それぞれのコート面を貼り合わせた後、窒素ガス雰囲気中、吸収線量7Mrad、50m/分で通過させて電子線を照射して硬化させた。フイルム層70μm、感圧接着剤層30μmの厚さを持った感圧接着剤付きイルムを得た。180度剥離試験(g/25mm)の5個の平均値は、1490gであり充分な接着力を有していた。
【0023】
(実施例4)
上記の実施例2において、アクリル系放射線硬化型塗料組成物(ダイセルUCB社製「KRM7842」)100重量部に対して、黒色顔料(デグサ社製「#350」)5.0重量部を配合したこと以外は実施例2と同様にして、黒色の感圧接着剤付きフイルムを得た。180度剥離試験(g/25mm)の5個の平均値は、1510gであり充分な接着力を有していた。
【0024】
(比較例1)
剥離性延伸ポリエチレンテレフタレートフイルムからなる剥離性シート上に、アクリル系放射線硬化型塗料組成物(ダイセルUCB社製、「KRM7818」、ウレタンアクリレート系オリゴマー及びアクリル系モノマー配合)ダイコート法でコートした後、窒素ガス雰囲気中、吸収線量7Mrad、50m/分で通過させて電子線を照射して硬化させて厚さ70μmのフイルムを得た。
次に、剥離紙上に溶剤型アクリル系感圧接着剤を塗布し、厚さ30μmの感圧接着剤層を形成し、上記のフイルムに貼り合わせ感圧接着剤付きフイルムを得た。実施例1と同様に180度剥離試験(g/25mm)を行ったところ、その平均値は、845gであり、フイルムと接着剤の界面での剥がれが見られた。
【0025】
【発明の効果】
本発明の合わせ感圧接着剤付きフイルムは、アクリル系放射線硬化型塗料組成物と、アクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物との2層を形成した後、放射線照射により、該塗料組成物及び感圧接着剤組成物を硬化させ、該塗料組成物から形成されたフイルム層と該感圧接着剤組成物から形成された感圧接着剤層が一体とされているので界面での密着性に優れ、耐候性、耐擦傷性、耐溶剤性等にも優れているので、フイルム層も接着剤層も透明とした場合、光学フイルムとして用いられる用途に有用である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、感圧接着剤層付きフイルムに関し、耐候性、耐擦傷性、耐溶剤性等に優れた、特に光学フイルムとして有用な感圧接着剤層付きのフイルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、光学フイルムとしては、ポリカーボネート系樹脂(特開2002−309015号公報)や環状オレフィン系樹脂等の熱可塑性樹脂フイルムが使用されている。このポリカーボネート系樹脂からなる光学フイルムは、塩化メチレン溶液を流延して製造するなど極めて特殊な製法を用いており、耐候性、耐擦傷性、耐溶剤性等に劣るのでその表面に各種の加工を施されて使用されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−309015号公報
【0004】
そこで本発明者は、放射線硬化樹脂塗料を硬化させたフイルムをこれらの光学フイルム用途に用いることを考えたが、製造された放射線硬化塗料からなるフイルムは接着剤等に対する接着性に劣り、そのフイルムの接着面にプライマ層を形成する必要があった。
本発明は、耐擦傷性、耐候性、耐溶剤性等に優れた感圧接着剤付きフイルム及びその製造方法を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願請求項1記載の感圧接着剤層付きフイルムは、液状であるアクリル系放射線硬化型塗料組成物と、アクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物との2層を形成した後、放射線照射により、該塗料組成物及び感圧接着剤組成物を硬化させ、該塗料組成物から形成されたフイルム層と該感圧接着剤組成物から形成された感圧接着剤層が一体とされたことを特徴とするものである。
なお、本発明において放射線とは、紫外線などの電磁線、電子線、粒子線のことである。
【0006】
本願請求項3記載の感圧接着剤層付きフイルムの製造方法は、剥離性シート上に接するアクリル系放射線硬化型塗料組成物と、更にその上にアクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物とを2層コートした後、放射線照射により該塗料組成物が硬化したフイルム層と該感圧接着剤組成物が硬化した感圧接着剤層が一体に形成されたことを特徴とするもので、前記感圧接着剤層の表面には、第2の剥離シートが設けられる。
【0007】
本願請求項5記載の感圧接着剤層付きフイルムの製造方法は、剥離性シート上に接するアクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物と、更にその上にアクリル系放射線硬化型塗料組成物とを2層コートした後、放射線照射により該塗料組成物が硬化したフイルム層と該感圧接着剤組成物が硬化した感圧接着剤層が一体に形成されたことを特徴とするものである。
【0008】
本願請求項6記載の感圧接着剤層付きフイルムの製造方法は、一方の剥離性シート上にコートしたアクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物と、他方の剥離性シートにコートしたアクリル系放射線硬化型塗料組成物とをコート面同士を重ね合わせた後、放射線照射により該塗料組成物が硬化したフイルム層と該感圧接着剤組成物が硬化した感圧接着剤層が一体に形成されたことを特徴とするものである。
【0009】
上記のアクリル系放射線硬化型塗料組成物とアクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物は、ともに透明なものが好ましく、光学フイルムとして有用である。
【0010】
上記のフイルム層の厚さは、フイルムとして形状保持できる強度があれば良く、通常25〜250μm、好ましくは30〜150μmの範囲である。また、感圧接着剤層の厚さは、通常5〜80μm、好ましくは10〜60μmの範囲である。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明に使用されるアクリル系放射線硬化型塗料組成物としては、アクリル系オリゴマーと、ヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、イソボルニルアクリレート、イソオクチルアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレートなどのアクリル系モノマーを含む基本的に無溶剤型の放射線硬化塗料である。紫外線により硬化される場合は、光開始剤などが含まれる。
【0012】
上記のアクリル系オリゴマーとしては、ウレタンアクリレートオリゴマー、エステルアクリレートオリゴマー、エポキシアクリレートオリゴマー、アクリル樹脂アクリレートなどが挙げられるが、これらの中でも、ウレタンアクリレートオリゴマー、エポキシアクリレートオリゴマーが好ましい。
ウレタンアクリレートオリゴマーとは、高分子量のイソシアネートとヒドロキシル基を有するアクリレートとが化学結合したもので、その重量平均分子量は、通常2000〜12000程度である。
高分子量のイソシアネートとしては、トリレンジイソシアネート、キシレンジイソシアネートなどの芳香族系イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、水添キシレンジイソシアネートなどの脂肪族・脂環属イソシアネートが挙げられる。また、ヒドロキシル基を有するアクリレートとしては、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、ペンタエリスリトールアクリレートなどか挙げられる。
また、アクリル樹脂アクリレートとは、ポリメチルメタクリレートを主成分とするアクリル共重合樹脂中に、予め、カルボキシル基、エポキシ基、ヒドロキシル基などの官能基を持つ(メタ)アクリレートモノマーを共重合せしめ、それぞれの官能基に対応して付加反応する官能基を持つ(メタ)アクリレート系モノマーと付加反応させて二重結合を導入したものである。
【0013】
本発明に使用されるアクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物としては、各種のものが使用できるが、例えば、水添ポリブタジエンポリオールとポリイソシアネートとの反応物の末端イソシアネート基に水酸基含有(メタ)アクリレートを反応して得られるウレタン(メタ)アクリレート系オリゴマーと、炭素数6以上の脂肪族又は脂環族アルキル(メタ)アクリレートからなる組成物が挙げられ、オリゴマー成分が40〜85重量%、モノマー成分が15〜60重量%の範囲が好ましい。オリゴマー成分が少ないと粘着性に劣り、多すぎると粘度が大きくなりコート性に劣るようになる。
【0014】
上記のアクリル系放射線硬化型塗料組成物やアクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物には、紫外線吸収剤やヒンダードアミン系光安定剤などを配合することもできる。
紫外線吸収剤としては、チヌビンP、チヌビン234、チヌビン400(以上、チバスペシャルティケミカルズ社製)、Sumisorb300(住友化学工業社製)などのベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤が好ましい。
ヒンダードアミン系光安定剤としては、チヌビン292、チヌビン622LD(以上、チバスペシャルティケミカルズ社製)、サノールLS770、サノール765(以上、三共化成工業社製)などが挙げられる。
【0015】
上記のアクリル系放射線硬化型塗料組成物やアクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物の硬化に際し、電子線照射を行うの場合は、例えば、窒素ガス雰囲気中、吸収線量7Mrad、通過速度50m/分の条件で照射する。
また、紫外線照射を行う場合は、例えば、窒素ガス雰囲気中、長波長域型高圧水銀灯120W/cm×2灯を点灯下、25m/分で通過させる条件とすることができる。紫外線を照射して硬化させる場合には、光開始剤が添加される。紫外線によって光開始剤がラジカルを発生し、このラジカルによってアクリレートが重合して硬化する。
【0016】
ここで、光開始剤としては紫外線によりラジカルを発生するものであれば制限されないが、例えば、ベンジルジメチルケタール、ベンゾフェノン、1−ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトン、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド、エチル−2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィネート、ビス−(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキサイド、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタン−1−オン、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルホスフィンオキサイドなどが好ましい。これらの市販品としては、Irgacure184、651,500,907,369,784,819,2959(以上、チバスペシャルティケミカルズ社製)、Lucirin TPO、LR8893(以上、BASF社製)、Darocur1116、1173(以上、メルク社製)、ユベクリルP36(以上、UCB社製)、ESCACURE KIP150、ESCACURE KIP100F(以上、LAMBERTI社製)などを挙げられる。
【0017】
これら光開始剤は単独で用いてもよいし、2種類以上を混合してもよい。2種類以上混合する場合には、1−ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトンと2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オンとの併用、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイドと2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オンとの併用が好ましい。
このような光開始剤の添加量は、2〜5重量部であることが好ましい。光開始剤の添加量が2重量部未満であると、硬化速度を上げられず、十分に硬化させることができないおそれがあり、5重量部を超えると、必要以上に添加されるのでコストが高くなる。
さらに、光開始剤とともに、光開始助剤を添加することにより、紫外線によるラジカル発生効率を高めることもできる。
【0018】
本発明の製造方法において、アクリル系放射線硬化型塗料組成物やアクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物のコート方法には制限が無く、例えば、バーコート法、ロールコート法、ブレードコート法、リバースコート法、グラビアコート法、ダイコート法などが使用することができる。これらの中でも、2層ダイコート法が厚み精度を向上できるので好ましい。
【0019】
【実施例】
(実施例1)
剥離性延伸ポリエチレンテレフタレートフイルムからなる剥離性シート上に、アクリル系放射線硬化型塗料組成物(ダイセルUCB社製、「KRM7818」、ウレタンアクリレート系オリゴマー及びアクリル系モノマー配合)100重量部と、光開始剤1(チバスペシャルティケミカルズ社製、「IRGACURE184」及び光開始剤2(チバスペシャルティケミカルズ社製、「IRGACURE819」をそれぞれ1重量部とを含有した塗料を、更にその上に、アクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物(綜研化学社製「SKダインシロップ」、光開始剤配合のUV硬化型)を2層ダイコート法でコートした後、窒素ガス雰囲気中、長波長域型高圧水銀灯120W/cm×2灯を点灯下、30m/分で通過させて紫外線を照射して硬化させた。更に、感圧接着剤層に剥離紙を張りあわせ透明フイルム層75μm、感圧接着剤層25μmの厚さを持った感圧接着剤付き透明フイルムを得た。
【0020】
上記の実施例1の感圧接着剤付きフイルムを幅25mmに切断し、ステンレス板に貼り付け、23℃で養生した後、180度剥離試験(g/25mm)を行い、サンプル5個の平均値は、1555gであり充分な接着力を有していた。
【0021】
(実施例2)
剥離性延伸ポリエチレンテレフタレートフイルムからなる剥離性シート上に、アクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物(綜研化学社製「SKダインシロップ」)を、更にその上に、アクリル系放射線硬化型塗料組成物(ダイセルUCB社製「KRM7842」、ウレタンアクリレート系オリゴマー及びアクリル系モノマー配合)を、2層ダイコート法でコートした後、窒素ガス雰囲気中、吸収線量7Mrad、50m/分で通過させて電子線を照射して硬化させた。フイルム層70μm、感圧接着剤層30μmの厚さを持った感圧接着剤付きフイルムを得た。180度剥離試験(g/25mm)の5個の平均値は、1510gであり充分な接着力を有していた。
【0022】
(実施例3)
一方の剥離性延伸ポリエチレンテレフタレートフイルムからなる剥離性シート上に、アクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物(綜研化学社製「SKダインシロップ」)をバーコート法でコートし、他方の剥離性延伸ポリエチレンテレフタレートフイルムからなる剥離性シート上に、アクリル系放射線硬化型塗料組成物(ダイセルUCB社製「KRM7842」、ウレタンアクリレート系オリゴマー及びアクリル系モノマー配合)をダイコート法でコートし、それぞれのコート面を貼り合わせた後、窒素ガス雰囲気中、吸収線量7Mrad、50m/分で通過させて電子線を照射して硬化させた。フイルム層70μm、感圧接着剤層30μmの厚さを持った感圧接着剤付きイルムを得た。180度剥離試験(g/25mm)の5個の平均値は、1490gであり充分な接着力を有していた。
【0023】
(実施例4)
上記の実施例2において、アクリル系放射線硬化型塗料組成物(ダイセルUCB社製「KRM7842」)100重量部に対して、黒色顔料(デグサ社製「#350」)5.0重量部を配合したこと以外は実施例2と同様にして、黒色の感圧接着剤付きフイルムを得た。180度剥離試験(g/25mm)の5個の平均値は、1510gであり充分な接着力を有していた。
【0024】
(比較例1)
剥離性延伸ポリエチレンテレフタレートフイルムからなる剥離性シート上に、アクリル系放射線硬化型塗料組成物(ダイセルUCB社製、「KRM7818」、ウレタンアクリレート系オリゴマー及びアクリル系モノマー配合)ダイコート法でコートした後、窒素ガス雰囲気中、吸収線量7Mrad、50m/分で通過させて電子線を照射して硬化させて厚さ70μmのフイルムを得た。
次に、剥離紙上に溶剤型アクリル系感圧接着剤を塗布し、厚さ30μmの感圧接着剤層を形成し、上記のフイルムに貼り合わせ感圧接着剤付きフイルムを得た。実施例1と同様に180度剥離試験(g/25mm)を行ったところ、その平均値は、845gであり、フイルムと接着剤の界面での剥がれが見られた。
【0025】
【発明の効果】
本発明の合わせ感圧接着剤付きフイルムは、アクリル系放射線硬化型塗料組成物と、アクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物との2層を形成した後、放射線照射により、該塗料組成物及び感圧接着剤組成物を硬化させ、該塗料組成物から形成されたフイルム層と該感圧接着剤組成物から形成された感圧接着剤層が一体とされているので界面での密着性に優れ、耐候性、耐擦傷性、耐溶剤性等にも優れているので、フイルム層も接着剤層も透明とした場合、光学フイルムとして用いられる用途に有用である。
Claims (7)
- アクリル系放射線硬化型塗料組成物と、アクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物との2層を形成した後、放射線照射により、該塗料組成物及び感圧接着剤組成物を硬化させ、該塗料組成物から形成されたフイルム層と該感圧接着剤組成物から形成された感圧接着剤層が一体とされたことを特徴とする感圧接着剤層付きフイルム。
- 前記アクリル系放射線硬化型塗料組成物と、アクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物がともに透明である請求項1記載の感圧接着剤層付きフイルム。
- 剥離性シート上に接するアクリル系放射線硬化型塗料組成物と、更にその上にアクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物とを2層コートした後、放射線照射により該塗料組成物が硬化したフイルム層と該感圧接着剤組成物が硬化した感圧接着剤層が一体に形成されたことを特徴とする感圧接着剤層付きフイルムの製造方法。
- 前記感圧接着剤層の表面に第2の剥離シートが設けられたことを特徴とする請求項3記載の感圧接着剤層付きフイルムの製造方法。
- 剥離性シート上に接するアクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物と、更にその上にアクリル系放射線硬化型塗料組成物とを2層コートした後、放射線照射により該塗料組成物が硬化したフイルム層と該感圧接着剤組成物が硬化した感圧接着剤層が一体に形成されたことを特徴とする感圧接着剤層付きフイルムの製造方法。
- 一方の剥離性シート上にコートしたアクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物と、他方の剥離性シートにコートしたアクリル系放射線硬化型塗料組成物とをコート面同士を重ね合わせた後、放射線照射により該塗料組成物が硬化したフイルム層と該感圧接着剤組成物が硬化した感圧接着剤層が一体に形成されたことを特徴とする感圧接着剤層付きフイルムの製造方法。
- 前記アクリル系放射線硬化型塗料組成物と、アクリル系放射線硬化型感圧接着剤組成物がともに透明である請求項3ないし6のいずれか1項記載の感圧接着剤層付きフイルムの製造方法。
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