JP2004202909A - ドットラインプリンタ - Google Patents

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Makoto Shinohara
誠 篠原
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Ricoh Printing Systems Ltd
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Hitachi Printing Solutions Inc
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Abstract

【課題】本発明は、ドットラインプリンタのハンマ機構部で隣接したハンマモジュールが無い両端部の印字ハンマの磁気吸引力の差により生じる打撃力バラツキを低減することを課題とするものである。
【解決手段】複数個のハンマモジュールの桁方向全長寸法Lに対して、ハンマベース上に配設されたマグネットの桁方向寸法L2を、L<L2またはL>L2とし、ハンマモジュールの右端および左端位置からマグネットを各々(L2−L)/2づつ桁方向に突出または凹ませた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はドットラインプリンタハンマに関し、更に詳しくはハンマ機構部の磁気回路改善に関するものである
【0002】
【従来の技術】
図4を用い従来技術を説明する。
【0003】
ドットラインプリンタの印字方式は図示していない印字ハンマを有するハンマ機構部2を図示していないシャトル機構部により桁方向に往復移動する。この過程でインクリボン3、印字用紙5を挟み、印字力を保持するプラテン4に対して印字ハンマ1を駆動し、印字用紙5にインクリボン3のインクを転写しドットマトリクスの形で印字する印字動作と、ステッピングモータ6を駆動しトラクタ7を介して印字用紙を桁方向と垂直に送る紙送り動作、とを交互に繰り返しながら、文字、図形などの印刷を行う。
【0004】
図3と図4を用いて、ハンマ機構部2の詳細を説明する。図3はハンマ機構部2の斜視図であり、図4は横断面図を示すものである。
【0005】
ドットラインプリンタは印字ハンマ1が打撃する力で、インクを用紙に転写し文字図形などの印字するプリンタであり、厚さの異なるさまざまな用紙や、配送伝票などの複写用多部紙に印字できる特長を有する。
【0006】
ハンマ機構部は板バネ11の先端に印字ピン12を備えた印字ハンマ1を、マグネット21、ヨークベース22、コムヨーク23からなるハンマベース26および印字ハンマ1自体で構成する閉磁気回路で吸引し撓みを与え、閉磁気回路の磁界を打ち消す釈放用電磁コイル24を、適時駆動する事で撓みを与えた印字ハンマ1を釈放して、ドットを印字する。印字ハンマ1を桁及び行方向に所定ピッチで複数並べ、それを1モジュールとしたハンマモジュール25を桁方向に複数個ハンマベース26上に配設した構成である。また、ハンマモジュール25を複数個並べたときの桁方向の全長寸法Lに対して、ハンマベース26上に配設されたマグネット21、及びコムヨーク23の桁方向寸法L2を、L=L2とし配設している。
【0007】
ハンマ機構部の性能は複数有る印字ハンマ1の打撃する力の大きさと、バラツキの少なさが要求される。打撃する力の大きさとばらつきは、印字ハンマ1の撓みエネルギを貯える為の磁気吸引エネルギに左右される。印字ハンマ1のばね定数をk、撓み量をXとすると、(印字ハンマ1の撓みエネルギ)=1/2kX2=(磁気吸引力)であらわされ、ばね定数が一定であれば、磁気吸引力の大小により印字力が決定される。
【0008】
従来技術では、マグネット21、ヨークベース22、コムヨーク23からなるハンマベース26に磁気回路補強部材を取り付け、磁路の断面積を大きくして吸着力を確保し、なおかつ磁気回路補強部材の取り付け個数を変化させる事で、ハンマ機構部の磁気吸引力のバラツキを低減する方法が紹介されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0009】
また、印字ハンマ1の個数を間引いて印刷速度の遅い機種を構成するとき、印字ハンマ1を間引いた箇所の両端の磁気吸引力がばらつき、ハンマ機構部の性能が低下する為、間引いた箇所にダミーハンマを入れ、全印字ハンマ1での吸引力の安定化を図っている(例えば、特許文献2参照。)。
【0010】
また、従来技術では隣接したハンマモジュール25が無い端部の印字ハンマ1Aにおいては、隣接する片側の印字ハンマ1が無い為、他の印字ハンマ1に比べ磁気吸引力のバラツキが大きく、左右端各々2〜3個の印字ハンマ1Aは実際の印字には使用できないものであった。
【特許文献1】
特開平11−208038号公報
【特許文献2】
特開平09−201987号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術においては、隣接したハンマモジュール25が無い両端部の印字ハンマ1Aにおいては、隣接する片側の印字ハンマ1が無い為、他の印字ハンマ1に比べ磁気吸引力のバラツキが大きく、左右端各々2〜3個の印字ハンマ1Aは実際の印字には使用できないものであった。実装されていても使用できない印字ハンマ1Aが有る事で、プリンタの速度アップを考えたときに効率が悪く無駄となっていた。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、複数個のハンマモジュールの桁方向全長寸法Lに対して、ハンマベース上に配設されたマグネットの桁方向寸法L2を、L<L2またはL>L2とし、ハンマモジュールの右端および左端位置からマグネット21を各々(L2−L)/2ずつ桁方向に突出、または凹ませることによって解決される。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明を図1と図2を使用して説明する。
【0014】
コムヨーク23は各々の印字ハンマ1に対応した櫛形状をしている。印字ハンマ1が連続している状態では磁束が均等に各櫛部に通り、結果として均等な磁気吸引力が得られる。これに対し端部に隣接する印字ハンマ1が無い場合は、片側からの磁束の流れ込みが無く端部付近の印字ハンマAにおいては吸着力が低下する現象が起きる。これに対し図1に示すようにマグネット21のみをハンマモジュール25端面より突出させてやる事により端部の印字ハンマ1Aの磁束を増やし、結果として吸引力を上げる事ができる。
【0015】
同様に、コムヨーク25端部の磁束が多い(吸着力が高い)場合は図2に示すようにマグネット21のみをハンマモジュール25端面より凹ませる事により磁束を低下する事ができる。
【0016】
端部印字ハンマAの磁束(吸着力)の状況に応じて、マグネット21突出量(凹量)を調節する事によりコムヨーク25の櫛部に流れる磁束を調節する事ができ、結果として、各印字ハンマ1で均等な印字力を得る事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるハンマ機構部の一例を示す斜視図。
【図2】本発明におけるハンマ機構部の他の例を示す斜視図。
【図3】従来のハンマ機構部を示す斜視図。
【図4】従来のハンマ機構部を示す横断面図。
【図5】従来のドットラインプリンタを示す斜視図。
【符号の説明】
1は印字ハンマ、1Aは端部付近の印字ハンマ、2はハンマ機構部、3はインクリボン、4はプラテン、5は印字用紙、6はステッピングモータ、7はトラクタ、11は板バネ、12は印字ピン、21はマグネット、22はヨークベース。23はコムヨーク、24は釈放用電磁コイル、25はハンマモジュール、26はハンマベースである。

Claims (2)

  1. 板バネの先端に印字ピンを備えた印字ハンマを、マグネット、ヨークベース、コムヨークからなるハンマベースおよび印字ハンマ自体で構成する閉磁気回路で吸引して撓みを与え、前記閉磁気回路の磁界を打ち消す釈放用電磁コイルを適時駆動する事で撓みを与えた前記印字ハンマを釈放し、ドットを印字するドットラインプリンタにおいて、前記印字ハンマを桁及び行方向に所定ピッチで複数個並べて1モジュールとしたハンマモジュールを桁方向に複数個前記ハンマベース上に配設し、前記複数個のハンマモジュールの桁方向全長寸法Lに対して前記ハンマベース上に配設された前記マグネットの桁方向寸法L2をL<L2とし、前記ハンマモジュールの右端および左端位置から前記マグネットを各々(L2−L)/2ずつ桁方向に突出させた事を特長とするドットラインプリンタ。
  2. 板バネの先端に印字ピンを備えた印字ハンマを、マグネット、ヨークベース、コムヨークからなるハンマベースおよび印字ハンマ自体で構成する閉磁気回路で吸引して撓みを与え、前記閉磁気回路の磁界を打ち消す釈放用電磁コイルを適時駆動する事で撓みを与えた前記印字ハンマを釈放し、ドットを印字するドットラインプリンタにおいて、前記印字ハンマを桁及び行方向に所定ピッチで複数個並べて1モジュールとしたハンマモジュールを桁方向に複数個前記ハンマベース上に配設し、前記複数個のハンマモジュールの桁方向全長寸法Lに対して前記ハンマベース上に配設された前記マグネットの桁方向寸法L2をL>L2とし、前記ハンマモジュールの右端および左端位置から前記マグネットを各々(L2−L)/2ずつ桁方向に凹ませた事を特長とするドットラインプリンタ。
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