JP2004201734A - 副送水管路を有する内視鏡の洗浄方法及び洗浄用アダプタ - Google Patents
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Abstract
【構成】操作部と、この操作部から延びる挿入部と、上記操作部から延びるユニバーサルチューブとを有し、挿入部先端から操作部に挿通された挿入部内管路;ユニバーサルチューブ先端のコネクタ部から操作部に挿通されたユニバーサルチューブ内管路;この挿入部内管路とユニバーサルチューブ内管路の操作部における接続部に設けたシリンダ部材;ユニバーサルチューブの先端のコネクタ部から挿入部先端に挿通された副送水管路;を有する内視鏡の洗浄方法であって、上記シリンダ部材から洗浄液を供給し、ユニバーサルチューブ内管路から排出される洗浄液を上記副送水管路に供給することを特徴とする副送水管路を有する内視鏡の洗浄方法。
【選択図】 図2
Description
【技術分野】
本発明は、副送水管路を洗浄可能な内視鏡に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】
柔軟な挿入部と、術者が把持する操作部と、光源装置に着脱されるコネクタ部とを具備する内視鏡の内部には、入口側開口がコネクタ部に設けられ出口側開口が挿入部の先端に設けられた送気送水管路と吸引管路が形成されている。
さらに、内視鏡の内部には、出口側開口が挿入部の先端に設けられた副送水管路が形成されており、従来は、この副送水管路の入口側開口を操作部に設けていた。しかし、このような構造にすると、注水チューブを副送水管路の入口側開口に接続した際に、注水チューブが、術者による操作部の操作の妨げとなってしまう。
【0003】
このため、副送水管路の入口側開口をコネクタ部に設けることにより、注水チューブをコネクタ部に接続しても、注水チューブが術者による操作の妨げとならないようにした内視鏡が提案されている(例えば、特許文献1)。
【0004】
この内視鏡の操作部には、送気送水用シリンダと吸引用シリンダとが設けられており、送気送水用シリンダには送気送水管路の中間部が、吸引用シリンダには吸引管路の中間部がそれぞれ連通している。送気送水用シリンダと吸引用シリンダには、各シリンダの内周面に対して摺動自在なピストンを具備する送気送水ボタンと吸引ボタンがそれぞれ着脱自在に嵌合している。
【0005】
送気送水管路の入口側開口に圧縮空気源を接続した状態で送気送水ボタンを押圧すれば、送気送水管路の出口側開口から圧縮空気が噴射され、一方、送気送水管路の入口側開口に送水源を接続した状態で送気送水ボタンを押圧すれば、送気送水管路の出口側開口から水が噴射される。また、副送水管路の入口側開口に副送水送出源を接続し、副送水送出源から副送水管路に副送水を送出すれば、副送水管路の出口側開口から副送水が噴射される。
【0006】
ところで、内視鏡を使用すると、その送気送水管路、吸引管路、副送水管路が汚れてしまうので、使用後にはこれらを洗浄する必要がある。
具体的には、内視鏡の使用後に、送気送水ボタンと吸引ボタンを各シリンダから抜き取って各シリンダを開口させた後に、操作部全体を密閉されたケースで覆い、このケース内に高圧状態の洗浄液を入れる。すると、この洗浄液が各シリンダから送気送水管路と吸引管路に流れ込み、送気送水管路と吸引管路の入口側開口及び出口側開口から内視鏡の外部に流れ出すので、送気送水管路と吸引管路が洗浄される。
【0007】
しかし、上記の内視鏡では、副送水管路の入口側開口がコネクタ部に設けられているので、操作部に注入した洗浄液が副送水管路に流れることはなく、従って、操作部に注入した洗浄液によっては副送水管路を洗浄できなかった。
【0008】
【特許文献1】
特開2001−292958号公報
【0009】
【発明の目的】
本発明は、副送水管路の端部をコネクタ部に設けた内視鏡であっても、操作部から内視鏡の内部に注入した洗浄液によって、副送水管路を洗浄できるようにした副送水管路を有する内視鏡の洗浄方法及び洗浄用アダプタを得ることを目的とする。
【0010】
【発明の概要】
本発明の副送水管路を有する内視鏡の洗浄方法は、操作部と、この操作部から延びる挿入部と、上記操作部から延びるユニバーサルチューブとを有し、挿入部先端から操作部に挿通された挿入部内管路;ユニバーサルチューブ先端のコネクタ部から操作部に挿通されたユニバーサルチューブ内管路;この挿入部内管路とユニバーサルチューブ内管路の操作部における接続部に設けたシリンダ部材;ユニバーサルチューブの先端のコネクタ部から挿入部先端に挿通された副送水管路;を有する内視鏡の洗浄方法であって、上記シリンダ部材から洗浄液を供給し、ユニバーサルチューブ内管路から排出される洗浄液を上記副送水管路に供給することを特徴とすることを特徴としている。
【0011】
この場合は、上記挿入部内管路とユニバーサルチューブ内管路を、上記コネクタ部側から圧縮空気を注入されると、上記挿入部先端側から該圧縮空気を噴射する送気管路とすることができる。
【0012】
さらに、上記挿入部内管路とユニバーサルチューブ内管路を、上記コネクタ部側から水を注入されると、上記挿入部先端側から該水を噴射する送水管路とすることも可能である。
【0013】
また、上記挿入部内管路とユニバーサルチューブ内管路を、上記コネクタ部側に負圧がかけられると、上記挿入部先端側から吸引を行う吸引管路としてもよい。
【0014】
これら副送水管路を有する内視鏡の洗浄方法に用いる洗浄アダプタは、ユニバーサルチューブ内管路のコネクタ部側出口穴に対する接続口金と、副送水管路のユニバーサルチューブのコネクタ部側出口穴に対する接続口金と、両接続口金を接続する可撓チューブとを有することを特徴としている。
【0015】
別の態様によれば、本発明の洗浄用アダプタは、操作部と、この操作部から延びる挿入部と、上記操作部から延びるユニバーサルチューブとを有し、挿入部先端から操作部に挿通された挿入部内管路;ユニバーサルチューブ先端のコネクタ部から操作部に挿通されたユニバーサルチューブ内管路;この挿入部内管路とユニバーサルチューブ内管路の操作部における接続部に設けた、洗浄液が注入されるシリンダ部材;ユニバーサルチューブの先端のコネクタ部から挿入部先端に挿通された副送水管路;を有する内視鏡に装着される洗浄用アダプタであって、上記ユニバーサルチューブ内管路の上記コネクタ側の端部と、上記副送水管路のいずれかの端部とに、両端部が接続される可撓チューブを具備することを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について説明する。
まず、図1に基づいて、本発明の対象とする内視鏡10の構成例を説明する。図1に示す内視鏡10は医療用の電子内視鏡であり、体腔内に挿入される柔軟な挿入部11とその基部側に接続された操作部12を有している。挿入部11は、先端側から順に先端部13、湾曲部14及び可撓管部15を有しており、さらに可撓管部15が連結部16を介して操作部12に接続している。周知のように、操作部12に設けられた湾曲操作ノブ(図示略)を回動操作すると、挿入部11の湾曲部14が湾曲される。操作部12からはユニバーサルチューブ17が延設されており、該ユニバーサルチューブ17の末端に設けたコネクタ部18は、内視鏡本体とは別体で、かつ光源を具備するプロセッサ(外部装置)(図示略)に着脱可能となっている。
【0017】
先端部13は硬性部材により構成されており、該先端部13には、図示を省略した対物レンズ、配光レンズ(照明窓)が設けられている。
また、先端部13の配光レンズには、ユニバーサルチューブ17のコネクタ部18から挿入部11の先端部13まで配設されたライトガイドファイババンドル(図示略)を介して、プロセッサに設けた光源からの照明光が与えられる。
対物レンズで結像された観察像は、先端部13内に配設されたCCD(図示略)からコネクタ部18まで配設された画像信号伝送用ケーブル(図示略)を介して、電子画像信号としてプロセッサの画像処理装置に送られる。プロセッサでは、電子画像をモニタに表示したり画像記録媒体に記録することができる。操作部12には、画像処理関連の遠隔操作を行うための複数のリモート操作ボタンスイッチ(図示略)が設けられている。
【0018】
挿入部11の内部には、吸引兼鉗子挿通管路(挿入部内管路)(吸引管路)19が設けられている。吸引兼鉗子挿通管路19の出口側開口19aは先端部13の端面に設けられており、吸引兼鉗子挿通管路19の基端側は、鉗子チャンネル20と吸引専用管路(ユニバーサルチューブ内管路)(吸引管路)21とに枝分かれしている。鉗子チャンネル20の入口側開口は、連結部16に設けられた鉗子口22に接続しており、この鉗子口22には、スリット23aが設けられたキャップ23が着脱自在に装着され、このスリット23aから鉗子チャンネル20に鉗子等の処置具を挿入し、処置具を吸引兼鉗子挿通管路19の出口側開口19aから突出させることができる。一方、吸引専用管路21は、操作部12、ユニバーサルチューブ17、及びコネクタ部18を貫通し、その入口側開口はコネクタ部18に設けられた吸引口金24に接続し、吸引口金24には、一端が負圧源に接続された吸引チューブ(いずれも図示略)の他端が着脱自在に接続されている。
【0019】
吸引専用管路21の中間部は、操作部12に設けられた吸引用シリンダ25(シリンダ部材)と連通している。吸引用シリンダ25は、底部が閉塞し底部と反対側が開口する筒状部材であり、その内部には、吸引ボタン26が相対移動自在に嵌合しており、吸引ボタン26に設けられたピストン(図示略)が吸引用シリンダ25の内面に摺接している。
吸引ボタン26を押圧しない状態では、鉗子口22から処置具を挿入させ、鉗子チャンネル20を通して吸引兼鉗子挿通管路19の出口側開口19aから突出させることができる。
一方、吸引兼鉗子挿通管路19を吸引用の管路として使用するときには、吸引ボタン26を押圧する。すると、負圧源の負圧が吸引チューブと吸引専用管路21を介して吸引兼鉗子挿通管路19まで及ぶようになり、先端部13における吸引兼鉗子挿通管路19の出口側開口19aから、体液等を吸引することができる。
【0020】
さらに、挿入部11、操作部12、ユニバーサルチューブ17、及びコネクタ部18の内部には、これらを貫通する送気管路(挿入部内管路)(ユニバーサルチューブ内管路)27と送水管路(挿入部内管路)(ユニバーサルチューブ内管路)28が形成されており、送気管路27と送水管路28の出口側開口27a、28aは、先端部13の端面に設けられている。送気管路27の入口側開口27bは、コネクタ部18に設けられた送気送水口金29に接続しており、さらに、送水管路28の入口側開口28bは送気送水口金29内に位置している。さらに、送水管路28と送気管路27の中間部は、操作部12に設けられた送気送水用シリンダ(シリンダ部材)30と連通している。送気送水用シリンダ30は、底部が閉塞し底部と反対側が開口する筒状部材であり、その内部には、上面が開口する送気送水ボタン31が相対移動自在に嵌合しており、送気送水ボタン31に設けられたピストン(図示略)が送気送水シリンダ30の内面に摺接している。
【0021】
送水管路28の入口側開口28bに、一端が送水ボトル(図示略)内に位置する送水チューブ(図示略)の他端を接続すると、送水チューブと送水管路28が連通する。そして、送水ボトル内の空気溜まりには送気チューブ(図示略)の一端が位置しており、送気チューブの他端は送気管路27の入口側開口27bに接続している。さらに、送水ボトルの空気溜まりには圧縮空気源(図示略)から常時圧縮空気が送られており、この圧縮空気は常時、送気チューブ、送気管路27、及び送気送水用シリンダ30を介して、送気送水ボタン31の上面開口から外部に漏れている。
そして、術者が指で送気送水ボタン31の上面開口を塞ぐと、送気管路27の出口側端部27aから外部に圧縮空気が噴射され、さらに、送気送水ボタン31の上面開口を塞いだ状態で送気送水ボタン31を押圧すると、送水ボトル内の水に圧縮空気の圧力が掛かり、送水チューブ内に水が流れ、送水管路28の出口側開口28aから外部に水が噴射される。
【0022】
さらに、挿入部11、操作部12、ユニバーサルチューブ17、及びコネクタ部18の内部には、これらを貫通する副送水管路32が設けられており、副送水管路32の出口側開口32aは先端部13の端面に設けられ、入口側開口はコネクタ部18に設けられた副送水口金33に接続している。副送水口金33には図示しない副送水送出源から延びるチューブが接続可能であり、よって、副送水管路32を通して先端部13へ副送水を送ることができる。副送水とは、送水管路28による送水とは別に、先端部13から観察対象へ向けて射出される液体であり、観察対象の洗浄や染色に用いられる。
【0023】
次に、図2及び図3を参照しながら、内視鏡10の使用後に、内視鏡10に洗浄用アダプタ34を接続して、内視鏡10の送気管路27、送水管路28、鉗子チャンネル20、吸引専用管路21、吸引兼鉗子挿通管路19、及び副送水管路32を洗浄する要領について説明する。
【0024】
洗浄時に用いる洗浄用アダプタ34は、図3に拡大して示すように、ゴム製のチューブ(可撓チューブ)35の両端部に接続口金36、37を取り付けたものであり、一方の接続口金37の内部には、他方の接続口金36側からの流体の流れを許容し、他方の接続口金36側への流体の流れを禁止する逆止弁38が設けられている。
【0025】
洗浄を行うには、まず図2に示すように、コネクタ部18とプロセッサの接続を解除し、鉗子口22からキャップ23を取り外すとともに、吸引チューブ、送水チューブ、送気チューブ、副送水送出源のチューブを内視鏡10から取り外し、さらに、送気送水ボタン31と吸引ボタン26を、送気送水用シリンダ30と吸引用シリンダ25から抜き取る。
この状態で、送気送水口金29と副送水口金33に、洗浄用アダプタ34の両接続口金36、37を接続し、洗浄用アダプタ34を介して、送気送水口金29と副送水口金33とを連通させる。
【0026】
次いで、操作部12全体をケース39で覆い、ケース39の注入口39aに、図示を省略した洗浄液注入装置を接続する。この洗浄液注入装置は、洗浄液(図示略)を高圧状態でケース39内に注入するものであり、高圧状態の洗浄液をケース39内に注入すると、鉗子口22、送気送水用シリンダ30、及び吸引用シリンダ25に洗浄液が流れ込む。
鉗子口22に流れた洗浄液は、鉗子チャンネル20から吸引兼鉗子挿通管路19に流れ、吸引兼鉗子挿通管路19の出口側開口19aから内視鏡10の外部に排出される。さらに、吸引用シリンダ25に流れた洗浄液は、吸引口金24と吸引兼鉗子挿通管路19の出口側開口19aから内視鏡10の外部に排出される。この結果、鉗子チャンネル20、吸引兼鉗子挿通管路19、及び吸引専用管路21が洗浄される。
一方、送気送水用シリンダ30に流れた洗浄液は、送気管路27と送水管路28に流れ、送気管路27と送水管路28の出口側開口27a、28aから内視鏡10の外部に排出されるとともに、送気送水口金29から洗浄用アダプタ34を介して副送水口金33に流れ、さらに副送水管路32を通って、副送水管路32の出口側開口32aから内視鏡10の外部に排出されるので、送水管路28、送気管路27、及び副送水管路32が洗浄される。
【0027】
なお、洗浄用アダプタ34の一方の接続口金を吸引口金24に接続し、他方の接続口金を副送水口金33に接続してもよい。このようにすると、吸引口金24から副送水管路32に洗浄液が流れ、副送水管路32を通った洗浄液が、副送水管路32の出口側開口32aから内視鏡10の外部に排出され、かつ、吸引専用管路21から吸引兼鉗子挿通管路19に流れた洗浄液が、吸引兼鉗子挿通管路19の出口側開口19aから内視鏡10の外部に排出されるので、吸引専用管路21、吸引兼鉗子挿通管路19、及び副送水管路32が洗浄される。
この場合、送気送水シリンダ30に注入された洗浄液は、送気管路27と送水管路28の出口側開口27a、28aと送気送水口金29から内視鏡10の外部に排出され、さらに、鉗子口22に注入された洗浄液は、鉗子チャンネル20から吸引兼鉗子挿通管路19に流れ、吸引兼鉗子挿通管路19の出口側開口19aから内視鏡10の外部に排出される。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、副送水管路の端部をコネクタ部に設けた内視鏡であっても、操作部から内視鏡の内部に注入した洗浄液によって、副送水管路を洗浄できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内視鏡の一実施形態の断面図である。
【図2】内視鏡の内部を洗浄するときの断面図である。
【図3】副送水口金と送気送水口金を洗浄用アダプタを接続したときの断面図である。
【符号の説明】
10 電子内視鏡(内視鏡)
11 挿入部
12 操作部
13 先端部
14 湾曲部
15 可撓管部
16 連結部
17 ユニバーサルチューブ
18 コネクタ部
19 吸引兼鉗子挿通管路(挿入部内管路)(吸引管路)
19a 出口側開口
20 鉗子チャンネル
21 吸引専用管路(ユニバーサルチューブ内管路)(吸引管路)
22 鉗子口
23 キャップ
23a スリット
24 吸引口金
25 吸引用シリンダ(シリンダ部材)
26 吸引ボタン
27 送気管路(挿入部内管路)(ユニバーサルチューブ内管路)
27a 出口側開口
27b 入口側開口
28 送水管路(挿入部内管路)(ユニバーサルチューブ内管路)
28a 出口側開口
28b 入口側開口
29 送気送水口金
30 送気送水用シリンダ(シリンダ部材)
31 送気送水ボタン
32 副送水管路
32a 出口側開口
33 副送水口金
34 洗浄用アダプタ
35 チューブ(可撓チューブ)
36 37 接続口金
38 逆止弁
Claims (6)
- 操作部と、この操作部から延びる挿入部と、上記操作部から延びるユニバーサルチューブとを有し、
挿入部先端から操作部に挿通された挿入部内管路;
ユニバーサルチューブ先端のコネクタ部から操作部に挿通されたユニバーサルチューブ内管路;
この挿入部内管路とユニバーサルチューブ内管路の操作部における接続部に設けたシリンダ部材;
ユニバーサルチューブの先端のコネクタ部から挿入部先端に挿通された副送水管路;
を有する内視鏡の洗浄方法であって、
上記シリンダ部材から洗浄液を供給し、ユニバーサルチューブ内管路から排出される洗浄液を上記副送水管路に供給することを特徴とする副送水管路を有する内視鏡の洗浄方法。 - 請求項1記載の副送水管路を有する内視鏡の洗浄方法において、上記挿入部内管路とユニバーサルチューブ内管路が、上記コネクタ部側から圧縮空気を注入されると、上記挿入部先端側から該圧縮空気を噴射する送気管路である副送水管路を有する内視鏡の洗浄方法。
- 請求項1記載の副送水管路を有する内視鏡の洗浄方法において、上記挿入部内管路とユニバーサルチューブ内管路が、上記コネクタ部側から水を注入されると、上記挿入部先端側から該水を噴射する送水管路である副送水管路を有する内視鏡の洗浄方法。
- 請求項1記載の副送水管路を有する内視鏡の洗浄方法において、上記挿入部内管路とユニバーサルチューブ内管路が、上記コネクタ部側に負圧がかけられると、上記挿入部先端側から吸引を行う吸引管路である副送水管路を有する内視鏡の洗浄方法。
- 請求項1ないし4のいずれか1項記載の副送水管路を有する内視鏡の洗浄方法に用いる洗浄用アダプタであって、ユニバーサルチューブ内管路のコネクタ部側出口穴に対する接続口金と、副送水管路のユニバーサルチューブのコネクタ部側出口穴に対する接続口金と、両接続口金を接続する可撓チューブとを有する洗浄用アダプタ。
- 操作部と、この操作部から延びる挿入部と、上記操作部から延びるユニバーサルチューブとを有し、
挿入部先端から操作部に挿通された挿入部内管路;
ユニバーサルチューブ先端のコネクタ部から操作部に挿通されたユニバーサルチューブ内管路;
この挿入部内管路とユニバーサルチューブ内管路の操作部における接続部に設けた、洗浄液が注入されるシリンダ部材;
ユニバーサルチューブの先端のコネクタ部から挿入部先端に挿通された副送水管路;
を有する内視鏡に装着される洗浄用アダプタであって、
上記ユニバーサルチューブ内管路の上記コネクタ側の端部と、上記副送水管路のいずれかの端部とに、両端部が接続される可撓チューブを具備することを特徴とする洗浄用アダプタ。
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