JP2004201716A - 清掃器具 - Google Patents

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勝彦 松下
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Abstract

【課題】互いに角度をもって隣接する2つの面を、容易に効率よく清掃できるようにした、清掃器具を提供する。
【解決手段】ダスターホルダー104と、ダスターホルダー104に着脱可能に設置されたダスターと、ダスターホルダー104を支持する支持体105とを有する清掃器具において、ダスターホルダー104が、第1の清掃対象面にダスターを接触させるように支持する第1のダスター支持部101と、少なくとも使用時に第1のダスター支持部101と角度を有するように設定可能であって、第1の清掃対象面に対して角度を有する第2の清掃対象面にダスターを接触させるように支持する第2のダスター支持部102とを有するように構成することで、異なる角度を有する2つの清掃対象面それぞれを同時に清掃することが可能となる。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の床面と幅木、又は階段の踏面と蹴込みのように、角度の異なる複数の面が近接する部位の清掃に用いて好適の、清掃器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、衛生に対する意識が高まり、住居や職場における住宅環境や職場環境を清潔に保つことに役立つ清掃器具が数多く提供されている。
広く用いられている清掃器具の例を挙げると、柄の先端に設けたプレート状のヘッドに、汚れを拭き取るための布材であるダスターやモップ糸を装着したモップがある。このモップは、ダスターやモップ糸を清掃しようとする床面等に擦り付けることで清掃を行う清掃器具であり、取り扱いが容易であるために清掃対象を手軽に清掃することができるという利点をもつ。
【0003】
上記のモップの他にも、柄付ブラシのように簡単な構成のものからポリッシャと呼ばれる回転式床磨き機のように高度な構成のものまで、様々な清掃器具が提供されている。これらの清掃器具は、住宅環境や職場環境を清潔に保つ上で非常に役立つものである。
【0004】
しかし、これらの清掃器具の多くは床面のように平坦で比較的清掃しやすい箇所を清掃する目的で造られたものが多く、それ以外の箇所を清掃する場合には、多くの手間や労力を要することが多かった。
このような状況のなか、清掃し難い箇所を簡単に清掃するために、新たな清掃器具が提案されている。
【0005】
たとえば、特許文献1には、ヘッドに屈曲折目部を設け、この屈曲折目部を介してヘッドを折り曲げ可能としたモップが開示されている。このモップは、ヘッドを折り曲げた場合にヘッドを側面方向から見ると山形状になるように構成されている。したがって、このヘッドの山形状の稜線部分を用いることで、隣り合う壁面が接合する隅角部位を容易に清掃できるようになっている。
【0006】
また、特許文献2には、ヘッドを部分的に折曲することでヘッドの形を変えてヘッドの大きさを小さくすることができるようにしたモップが開示されている。このモップは、ヘッドを折曲しない状態では、広い面の清掃に適した床面モップとして使用し、ヘッドを折曲して変形させ小さくした状態では、家具間の隙間のような狭い部分や局面の清掃に適した小形のハンディモップとして使用することが可能である。
【0007】
【特許文献1】
特開平7−289491号公報
【特許文献2】
特開平10−286208号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、建物の壁の床近くに壁の保護や装飾を目的として設置される幅木や、階段の踏み板と踏み板との間に鉛直方向に設けられた蹴込みは、通常ほぼ垂直に起立しており、しかも清掃し難い低位置に設けられるために、清掃に多くの労力を要するという課題があった。
【0009】
上述のように、各種様々な清掃器具が提案されているが、上記の各種の清掃道具は、いずれも幅木や蹴込みのように、床面や踏み板に対して角度を持った部分を清掃するには適さず、このため、かかる箇所を容易に清掃する清掃器具の開発が要望されている。
【0010】
本発明は、上述の課題に鑑み創案されたもので、互いに角度をもって隣接する2つの面を、容易に効率よく清掃できるようにした、清掃器具を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
このため請求項1記載の本発明の清掃器具は、ダスターホルダーと、該ダスターホルダーに着脱可能に設置されたダスターと、該ダスターホルダーを支持する支持体とを有する清掃器具において、該ダスターホルダーが、第1の清掃対象面に該ダスターを接触させるように支持する第1のダスター支持部と、少なくとも使用時に該第1のダスター支持部と角度を有するように設定可能であって、該第1の清掃対象面に対して角度を有する第2の清掃対象面に該ダスターを接触させるように支持する第2のダスター支持部とを有することを特徴とする。
【0012】
さらに、該第1の清掃対象面を水平面とし、該ダスターホルダーの自重により、該第1のダスター支持部が該第1の清掃対象面に接触するように構成すれば、該第1の清掃対象面を確実に清掃することができる(請求項2)。
【0013】
また、少なくとも使用時には該第1のダスター支持部と該第2のダスター支持部とのなす角が直角となるように構成すれば、第1の清掃対象面が第2の清掃対象面に対して垂直となっている場合に、確実に第1及び第2の清掃対象面を清掃することができる(請求項3)。
【0014】
また、該第2のダスター支持部を、該第1のダスター支持部に対する上記角度方向に可動に設けることにより、使用時の自由度を高めることができる(請求項4)。
【0015】
また、該第2のダスター支持部が該第1のダスター支持部と同一平面上に位置する面一状態と、該第2のダスター支持部が該第1のダスター支持部と角度を有するように起立した起立状態とをとりうるように構成してもよい(請求項5)。これにより、本発明の清掃器具によって第1の清掃対象面又は第2の清掃対象面のいずれか一方のみを清掃する場合には、該ダスターホルダーを面一状態として、効率よく清掃を行うことができる。
【0016】
また、該第1のダスター支持部と該第2のダスター支持部とがなす角度を調整する角度調整手段を備えることにより、第1の清掃対象面と第2の清掃対象面とがなす角が異なる様々な場合に本発明の清掃器具を使用することができる(請求項6)。
【0017】
また、該第2のダスター支持部を該第1のダスター支持部に対して弾性的に支持する弾性支持体を備え、該弾性支持体によって、該第2のダスター取付部の起立時に、該第2のダスター支持部に支持される該ダスターが該第2の清掃対象面に対して弾性的に押圧可能としてもよい(請求項7)。これにより、該第2の清掃対象面が完全な平面でなく凹凸がある面である場合でも、該第2の清掃対象面を確実に清掃することができる。
【0018】
また、該第2のダスター支持部を、該第1のダスター支持部の左右両端部に設けたり(請求項8)、該第1のダスター支持部の前端部に設けたりしてもよい(請求項9)。これにより、第1の清掃対象面及び第2の清掃対象面をその形状に応じて適切に清掃することができる。
【0019】
また、該第2のダスター支持部を伸縮自在に構成することにより、様々な大きさの第2の清掃対象面に対して本発明の清掃器具を使用することができる(請求項10)。
また、該ダスターホルダーに蒸気発生器を接続し、該第1,第2の清掃対象面の少なくともいずれかに蒸気を噴射する蒸気噴射ノズルを付設することにより、蒸気を噴射した箇所の汚れを確実に落とすことができる(請求項11)。
【0020】
また、該蒸気噴射ノズルを、該ダスターホルダーに着脱可能に装備することにより、清掃時に蒸気を噴射する必要がない場合に蒸気噴射ノズルを取り外して清掃を行うことができる(請求項12)。
また、該蒸気噴射ノズルを、清掃時に該ダスターホルダーの進行方向前方に蒸気が噴射されるように配設することにより、適切に清掃を行うことができる(請求項13)。
【0021】
また、該支持体にキャスターを装備し、該蒸気発生器を該支持体に搭載することにより、該蒸気発生器を運搬する労力を低減することができる(請求項14)。
また、該蒸気発生ノズルを、該第1,第2の清掃対象面の該蒸気が当たる箇所の位置が調整可能となるように設けることにより、該第1,第2の清掃対象面の適切な位置に蒸気を噴射することができるようになり、確実に清掃を行うことが可能となる(請求項15)。
【0022】
また、該第1の清掃対象面を床面とし、該第2の清掃対象面を幅木の表面とすることにより、家屋などの屋内の床面と幅木の表面とを適切に清掃することができる(請求項16)。
また、該第1の清掃対象面を階段の踏み板の表面とし、該第2の清掃対象面を階段の蹴込みの表面とすることで、階段の踏み板の表面と蹴込みの表面とを適切に清掃することができる(請求項17)。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態としての清掃器具について説明する。
図1〜図5は、本発明の第1実施形態としての清掃器具を示すもので、図1はその模式的な斜視図、図2はその要部拡大図(図1のA部分拡大図)、図3はそのダスターを示す模式的な正面図、図4はその使用状態を示す模式的な斜視図、図5はその変形例を説明する模式的な斜視図である。
【0024】
図1に示すように、第1のダスター支持部としての底プレート101の左右両端には、第2のダスター支持部としての立プレート102が蝶番103によって可動(回転可能)に設置されていて、これら底プレート101と立プレート102とからダスターホルダー104が構成されている。さらに、底プレート101の上側面の中央には、支持体としての柄105が柄取付ブラケット106によって取り付けられている。また、清掃器具の使用時には底プレート101と立プレート102とにダスター107が取り付けられる。
このような構成により、立プレート102と底プレート101とのなす角の角度を調整して、異なる角度を有する第1の清掃対象面と第2の清掃対象面とにダスター107を擦り付けて揩接させて両清掃対象面を同時に清掃をできるようになっているのである。
【0025】
以下、詳細に説明する。
矩形に形成された第1のダスター支持部としての底プレート101の上側面の左右両端部には、蝶番103の一方のプレート部分が取り付けられている。蝶番103の他方のプレート部分は、第2のダスター支持部としての立プレート102の端部に取り付けられていて、このため立プレート102は蝶番103の連結部を介して底プレート101に対し可動(回転可能)となっている。
【0026】
底プレート101と立プレート102との間には、立プレート102を底プレート101に対して適当な起立状態に固定するステー108が介設されている。ステー108は、基端部を立プレート102に設置されたステー取付ブラケット109に結合され、先端部を底プレート101に係止されるようになっている。つまり、先端には、ステー108と直角に配設された係止ピン部110が設けられ、底プレート101の上側面には、ステー108の係止ピン部110を係止するストッパー111が対をなして設置されている。ストッパー111は、底プレート101の横方向(左右方向)に延在し、複数の波形の係止溝111aが備えられており、係止ピン部110がストッパー111のいずれの係止溝111aに係止されるかによって、立プレート102の底プレート101に対する角度が調整されるようになっている。したがって、ステー108とストッパー110とが角度調整手段を構成することになる。
【0027】
ステー取付ブラケット109は、ピン109bを備え、ステー108の基部はこのピン109bの弾性支持体としてのゴムブッシュ109aを介して連結されている。ステー108はステー取付ブラケット109に回転可能に且つゴムブッシュ109aを介して弾性的に支持されており、立プレート102はステー108を介して底プレート101に対し所定の角度に弾性的に支持されることとなる。
【0028】
次に、ダスターホルダー104に取り付けられるダスター107について説明する。
ダスター107は、図2に示すように、底プレート101及び立プレート102の外側の面を全て覆うような寸法の矩形に形成されている。
ダスター107の長手方向端部から中心側に向けて、所定距離だけネット112が取り付けられている。このネット112は、ダスター107の中心側端部を開放したポケット状に形成されており、ポケット状の内部に立プレート102の端部を挿入させるようにして、ダスター107を底プレート101及び立プレート102に装着するようになっている。
【0029】
底プレート101の上側面の中央には、柄取付ブラケット106が設置されていて、この柄取付ブラケット106は支持体である柄105と底プレート101とを連結している。
以下、図3を用いて柄取付ブラケット106について説明する。
図3に示すように、柄取付ブラケット106は剛体で形成され、前後方向から見て略U字型に形成され、U字型の底部を底プレート101に固設されている。さらに、取付具106のU字型を構成する2本の柱部106aの間には、横方向に軸113が設けられている。
一方、柄105には貫通穴105aが形成され、貫通穴105aに軸113が貫通させられている。これにより柄105は柄取付ブラケット106及び底プレート101に対して、軸113を回転軸として回転可能に接続されている。
【0030】
このように柄105が底プレート101及び柄取付ブラケット106に取り付けられているため、柄105は軸113回り(即ち、前後方向)にのみ回転可能で、左右方向には傾倒できないようになっている。これにより、柄105に対して底プレート101が左右にぐらつき難くなり、柄105を通じた底プレート101の操作性が良好なものになっている。
【0031】
なお、清掃器具全体が軽量の場合には、柄取付ブラケット106をユニバーサルジョイントとして、柄105と底プレート101とを前後左右に傾倒可能とした方が、むしろ操作性が良くなる場合がある。
また、取付具106の柱部106aと柄105との対向面を接触させるようにして、柄105の軸113回りの回転に一定のドラグを与えるようにしてもよい。これにより、柄105を底プレート101に対して前後に傾倒できるようにしながら、底プレート101のぐらつきを一層抑制することができる。
【0032】
本発明の第1実施形態としての清掃器具は上述のように構成されているので、第1の清掃対象面と、第1の清掃対象面と角度を有する第2の清掃対象面とを同時に清掃することができる。
例えば家屋内の部屋の隅を清掃する場合には、図4に示すように、第1の清掃対象面を床面114とし、第2の清掃対象面を幅木の表面115として、床面114と幅木の表面115とを同時に清掃することができる。
【0033】
このように床面114と幅木の表面115とを同時に清掃する場合には、まずダスターホルダー104を蝶番103の連結部を介して折り曲げ、立プレート102が底プレート101と角度を有するように起立した起立状態をとるようにする。底プレート101と立プレート102とがなす角度を調整するためには、係支ピン部110をストッパー111の適当な係止溝111aに係止すればよい。即ち、ストッパー111は、左右方向に並んだ複数の係止溝111aを備えるが、係止ピン部110を底プレート101より左右方向中央寄りの係止溝111aに係止させれば、立プレート102と底プレート101とがなす角度が小さくなり、逆に係止ピン部110と底プレート101の短部寄りの係止溝111aに係止させれば、立プレート102と底プレート101とのなす角は大きくなるのである。
【0034】
底プレート101と立プレート102とがなす角度は、第1清掃対象面と第2清掃対象面とがなす角度に応じて決めればよいが、通常の家屋においては、床面114と幅木の表面115とは直角をなすため、底プレート101と立プレート102とがなす角度も直角となるように立プレート102を起立させることが好ましい。
こうして立プレート102を起立状態として、ダスター107の底プレート101に支持された部分を床面114に摺接させ、且つ、ダスター107の立プレート102に支持された部分を幅木の表面115に摺接させることで、床面と幅木とを同時に清掃することが可能となる。
【0035】
また、立プレート102は弾性支持体であるゴムブッシュ109aを介して底プレート101に支持されているので、立プレート102に支持されたダスター107は幅木の表面115に弾性的に押圧されることになる。したがって、床面114と幅木の表面115とがなす角度が正確に直角でない場合や、幅木に多少の凹凸がある場合でも、ダスター107を確実に幅木に接触させることが可能となる。
【0036】
さらに、この清掃器具を用いて床面のみを清掃する場合には、立プレート102を、底プレート101と立プレート102とが同一平面状となる面一状態とすることが好ましい。具体的には、係止ピン部110をストッパー111から外し、立プレート102を底プレート101に対して平行になるように倒すことが好ましい。
【0037】
なおこの際、立プレート102が底プレート101と平行になるような係止部分をストッパー111に形成して、係止ピン部110を前記係止部分に係止し立プレート102を面一状態に保持するようにしてもよいが、立プレート102の自重によって自然と立プレート102が底プレート101と平行となり、立プレート102が面一状態となるようにしてもよい。
こうして立プレート102を面一状態とすることで、立プレート102が起立状態である場合よりもさらに広い面積の第1清掃対象面、すなわち床面114を清掃することが可能となる。
【0038】
また、上述のように立プレート102は蝶番103の連結部を介して可動となっているが、ダスター107はネット112によって立プレート102に確実に保持されているため、立プレート102を動かしてもダスター107が立プレート102から外れてしまうことはない。
以上のように、本発明の清掃器具を用いることで、異なる角度を有する面を同時に、しかも容易に清掃することが可能となるのである。
【0039】
以上、本発明の第1実施形態としての清掃器具を説明したが、本実施形態は種々変形して実施してもよい。
たとえば、本実施形態ではダスター107をダスターホルダー104に係止させて固定したが、この方法に限らず、任意の方法でダスター107をダスターホルダー104に固定すればよい。
【0040】
具体例としては、図5に示すように、面ファスナを用いてダスター107をダスターホルダー104に固定してもよい。
つまり、ダスターホルダー104の底プレート101の底面及び立プレート102の底面には、面ファスナ116aが設置されている。一方、ダスター107の一面には、面ファスナ116aに対応する面ファスナ116bが設けられている。この面ファスナ116aと面ファスナ116bとを接触させることで、ダスター107がダスターホルダー104に固定されるのである。
この面ファスナ116a、116bを用いた方法によれば、ダスター107をダスターホルダー104に簡単に取り付けることができる。
【0041】
また、負圧を利用してダスター107をダスターホルダー104に固定してもよい。
つまり、ダスター107を、負圧吸引効果が高い厚手の布材で形成する。一方、ダスターホルダー104の内部には複数のトンネルを形成し、各トンネルはすべて、ダスターホルダー104に取り付けられたホースを介してポンプと連通され、トンネル内が大気圧よりも低い負圧に調整されるようにする。また、このトンネルは底プレート101及び立プレート102に延設されており、底プレート101及び立プレート102においてダスター107と接触する部位に開口するように微細孔を複数形成する。なお、各トンネルは、ホースとの連結部および微細孔以外ではダスターホルダー104の外部につながっていない。
このような構成において、底プレート101及び立プレート102にダスター107を接触させてポンプでトンネル内の空気を引くと、トンネル内の気圧が外気よりも低くなり、ダスター107はダスターホルダー104に固定される。
この負圧を利用した方法によっても、ダスター107をダスターホルダー104に簡単に取り付けることができる。
【0042】
ところで、階段の蹴込みは、通常は、踏み板を広くするために蹴込みの表面と踏み板の表面とが形成する角度が直角よりも小さくなるように形成されている。本実施形態においては底プレート101と立プレート102とは略直角を成すように形成したが、このような場合には、底プレート101と立プレート102とがなす角度は、各清掃対象面、即ち、蹴込みの表面と踏み板の表面との角度に対応するように設定することが好ましい。
つまり、清掃しようとする壁面や蹴込みの表面などの清掃対象面にダスター107が密接できるように、第2の清掃対象面と第2のダスター支持部とが平行となるように形成することが好ましいのである。
また、ダスターホルダー104をパイプや棒材等による骨組みを用いて構成してもよい。
【0043】
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態としての清掃器具について説明する。
図6は、本発明の第2実施形態を模式的に示す斜視図である。
本発明の第2実施形態としての清掃器具は、その基本構成は第1実施形態としての清掃器具と共通しており、底プレート101と、底プレート101と角度を有して備えられた立プレート102とによりダスター107を支持し、ダスター107によって互いに角度を有する第1及び第2の清掃対象面を清掃するように構成されている。特に、本願の第2実施形態としての清掃器具では、第1実施形態としての清掃器具に蒸気噴射ノズル117,118を付設し、且つ、立プレート102が伸縮自在となるように構成し、その上、立プレート102を底プレート101に対して固定した構成となっている。
【0044】
以下、詳細に説明する。
立プレート102は底プレート101に対して接着され、固定されている。
また、立プレート102は下部立プレート119と上部立プレート120とから形成されている。下部立プレート119は底プレート101の左右両端に接着されており、したがって、立プレート102が底プレート101に対して固定されることとなる。
下部立プレート119には、表裏を貫通するねじ穴119aが形成されており、一方、下部立プレート119に接するよう取り付けられた上部立プレート120には鉛直方向に延在して形成された長ねじ穴120aが形成されていて、ネジ穴119aと長ねじ穴120aとを貫通するネジ121を用いて上部立プレート120は下部立プレート119に対して鉛直方向位置を変更可能に固定される。したがって、立プレート102は鉛直方向に伸縮自在とされるのである。
また、上部立プレート120の前後方向両端部には、上部立プレート120を下部立プレート119に対して係止する係止部120bが形成されていて、このため上部立プレート120は下部立プレート119に対し前後方向に固定されている。
【0045】
底プレート101の上側面前端部には、蒸気噴射ノズル117が付設されている。蒸気噴射ノズル117には前方下向きに蒸気噴射口117aが形成されていて、さらにホース122を介して蒸気発生器としてのボイラ123に接続されている。したがって、本清掃器具の使用時には、ボイラ123で発生した蒸気がホース122を通って蒸気噴射ノズル117に供給され、蒸気噴射口117aから第1の清掃対象面に噴射される。なおここでは、蒸気噴射ノズル117は、両端を塞がれたパイプに、軸方向に一列の蒸気噴射口117aを形成したものであり、支柱117bによって底プレート101に付設されている。
【0046】
また底プレート101と同様に、下部立プレート119の内側前端部には、上記噴射ノズル118が付設されている。蒸気噴射ノズル118には前方外向きに蒸気噴射口118aが形成されていて、さらにホース122を介して蒸気発生器としてのボイラ123に接続されている。したがって、本清掃器具の使用時には、ボイラ123で発生した蒸気がホース122を通って蒸気噴射ノズル118に供給され、蒸気噴射口118aから第1の清掃対象面に噴射される。
【0047】
蒸気噴射ノズル118は、蒸気噴射ノズル117と同様に、両端を塞がれたパイプに、軸方向に1列の蒸気噴射口118aを形成したものであり、支柱118bによって下部立プレート119に付設されている。さらに蒸気噴射ノズル118においては、鉛直方向上部数箇所にバルブ118cが設けられていて、蒸気噴射ノズル118とホース122とはバルブ118cよりも鉛直方向下方で接続されている。したがって、バルブ118cを閉めるとバルブ118cよりも鉛直方向上方に形成された蒸気噴射口118aからは蒸気が噴射されることはなく、逆に、バルブ118cを開けるとバルブ118cよりも鉛直方向上方に形成された蒸気噴射口118aから蒸気が噴射される。このため、蒸気噴射ノズル118を立プレート102以上の長さに形成しておけば、立プレート102の伸縮に応じて蒸気を噴射する蒸気噴射口118aの位置を調整することができる。
【0048】
なお、ホース122はボイラ123から各蒸気噴射ノズル117,118までの間に、ボイラ123から供給される蒸気を各蒸気噴射ノズル117,118全てに送るため枝分かれした分岐部122aを形成されている。さらに、ホース122は分岐部122aで柄105に固定されているので、ホース122を簡単に扱うことができる。
【0049】
本発明の第2実施形態としての清掃器具は上述のように構成されているので、清掃時には、蒸気噴射ノズル117から第1の清掃対象面に向けて蒸気を噴射しながら、且つ、蒸気噴射口118から第2の清掃対象面に向けて蒸気を噴射しながら清掃を行うことができる。これにより、蒸気を噴射された箇所の汚れをより簡単に落とすことが可能となる。
また、立プレート102が伸縮自在に構成されているので、第2の清掃対象面の高さに応じて立プレート102の高さを調節することが可能となり、より効率よく清掃を行うことができる。さらに立プレート102の伸縮に応じて蒸気を噴射する位置を調整することができるので、立プレート102に装着されたダスター107が清掃しようとする箇所に適切に蒸気を噴射することが可能となる。
【0050】
以上、本発明の第2実施形態としての清掃器具を説明したが、本実施形態は種々変形して実施してもよい。
たとえば、本実施形態では立プレート102を底プレート101に接着により固定したが、ネジ止めや溶接など、他の方法により固定してもよい。さらに、1枚のプレートを所要の箇所で折り曲げることにより、1枚のプレートから底プレートと立プレートとを形成してもよい。
【0051】
また、立プレート102を底プレート101に対して固定せず、第1実施形態のように、底プレート101と立プレート102との接続箇所を回転軸として可動に構成してもよい。その際、底プレート101と立プレート102との角度を調節する角度調節手段を設置したり、立プレート102を底プレート101に対して弾性的に支持する弾性支持体を設置したりしてもよい。
また、蒸気噴射ノズル117,118をそれぞれ底プレート101及び立プレート102に対して着脱可能に付設してもよい。
【0052】
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図7は、本発明の第3実施形態としての清掃器具を表す概要図である。
本発明の第3実施形態としての清掃器具は、その基本構成は第2実施形態としての清掃器具と共通しており、第1の清掃対象面と、第1の清掃対象面に対し角度を有する第2の清掃対象面とに蒸気を噴射しながら第1及び第2の清掃対象面を同時に清掃できるよう構成されている。特に本願の第3実施形態としての清掃器具では、第2実施形態としての清掃器具に、柄105の代わりにキャスター付きの台車124が支持体として設置され、台車124にボイラ123が載せられた構成となっている。また、本実施形態においては立プレート102は伸縮せず、また、蒸気噴射ノズル118は蒸気が当たる箇所の位置が一定となる構成となっている。
【0053】
本発明の第3実施形態としての清掃器具は上述のように形成されているので、清掃時には、蒸気噴射ノズル117から第1の清掃対象面に蒸気を噴射しながら、且つ、蒸気噴射ノズル118から第2の清掃対象面に蒸気を噴射しながら清掃を行うことができる。このとき、ボイラ123が台車124に乗せられているため、ボイラ123もダスターホルダー104とともに移動することができるので、清掃器具を移動させる労力を低減することができる。
【0054】
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態について説明する。
図8は本発明の第4実施形態としての清掃器具を表す概要図、図9は本発明の第4実施形態の変形例を示す概要図である。
本発明の第3実施形態としての清掃器具は、その基本構成は第2実施形態としての清掃器具と共通しており、第1の清掃対象面と、第1の清掃対象面に対し角度を有する第2の清掃対象面とに蒸気を噴射しながら第1及び第2の清掃対象面を同時に清掃できるよう構成されている。特に、本願の第4実施形態としての清掃器具においては、立プレート102が底プレート101の前端部に備えられている。また、柄105は左右方向に可動となるように備えられており、各蒸気噴射ノズル117,118は、それぞれ底プレート101の左右方向一端と立プレート102の左右方向一端とに付設されている。なお、本実施形態においては立プレート102は伸縮せず、また、蒸気噴射ノズル118は蒸気が当たる箇所の位置が一定となる構成となっている。
【0055】
本発明の第4実施形態としての清掃器具は上述のように構成されているので、階段を容易に清掃することができる。即ち、第1の清掃対象面を階段の踏み板の表面とし、第2の清掃対象面を階段の蹴込みの表面とすることで、踏み板の表面と蹴込みの表面とを同時に清掃することができるのである。
また、階段の踏み板の奥行きと底プレート101の前後方向の長さとを同一に形成し、さらに、階段の蹴込みの高さと立プレート102の高さとを同一に形成すれば、確実に踏み板の表面と蹴込みの表面とを同時に清掃することができ、階段という不安定な場所であっても安定して清掃器具を操作することができる。
また、階段の踏み板と蹴込みとがなす角度と、底プレート101と立プレート102とがなす角度を同一とすれば、さらに確実に踏み板の表面と蹴込みの表面とを同時に清掃することができる。
【0056】
なお、本実施形態では、蹴込みの表面に蒸気を噴射するための蒸気噴射ノズル118を左右方向一端に付設したが、例えば図9にあるように、蒸気噴射ノズル118を鉛直方向上側から蒸気を噴射するように形成してもよい。図9においては、蒸気噴射ノズルは支柱118aによって底プレート101に設置されているが、支柱118aは立プレート102よりも高く、且つ、立プレート102を超えるように配設されている。したがって、蒸気噴射ノズル118は立プレート102の鉛直方向上側から蒸気を噴射することができる構成になっている。
【0057】
この構成によれば、一度ダスター107と蹴込みの表面とを離して蒸気噴射ノズル118から蹴込みの表面に蒸気を噴射し、その後ダスター107で蹴込みの表面を拭くことで清掃を行うことができる。その際、階段の踏面の先端にあるノンスリップ、即ち、滑り止め部分にも同時に蒸気の噴射を行うことが可能となり、このノンスリップをより確実に清掃することができる。
【0058】
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態について説明する。
図10は、本発明の第5実施形態としての清掃器具を表す概要図である。
本発明の第5実施形態としての清掃器具は、その基本構成は第3実施形態としての清掃器具と共通しており、第1の清掃対象面と、第1の清掃対象面に対し角度を有する第2の清掃対象面とに蒸気を噴射しながら第1及び第2の清掃対象面を同時に清掃できるよう構成されている。特に本実施形態の清掃器具では、第3実施形態の清掃器具に、台車124の代わりに自走車125のボディ126が支持体として設けられ、したがってダスターホルダー104がボディ126に取り付けられ、更にボディ126にボイラ123が搭載された構成となっている。自走車125はボディ126の内部に図示しないエンジンやモータ等(以下、エンジン等という)を備え、このエンジン等がタイヤ127に動力を与え自走車125が自走するようになっている。また、自走車125の上部には使用者が座るための座席128、使用者が自走車125を操縦するためのハンドル129、及びエンジン等の起動や停止を制御するコントローラ130が設置されている。
【0059】
本発明の第5実施形態としての清掃器具は上述のように形成されているので、清掃時には、蒸気噴射ノズル117から第1の清掃対象面に蒸気を噴射しながら、且つ、蒸気噴射ノズル118から第2の清掃対象面に蒸気を噴射しながら清掃を行うことができる。このとき、ボイラ123が自走車125のボディ126に搭載されているため、ボイラ123がダスターホルダー104とともに移動することができるので、清掃器具を容易に移動させることができ、特に広範囲の清掃を行う場合の労力を低減することが可能となる。
また、ダスターホルダー104を自走車125のボディ126に対して上下方向や左右方向へ移動させる機構を設けて、使用者がダスターホルダー104の位置を遠隔操作できるようにしてもよい。
【0060】
[その他]
以上、本発明の実施形態を5例説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施形態のものを種々変形したり、適宜組み合わせたりして実施することができる。
例えば、上記の各実施形態において、ダスターの代わりに、モップ糸等の通常清掃器具において汚れや埃を除去するために使用される繊維や織物を用いてもよい。
また、第2実施形態、第3実施形態、第4実施形態又は第5実施形態の各清掃器具において、それぞれダスターを面ファスナを用いてダスターホルダーに取り付けても良く、また、負圧を用いてダスターをダスターホルダーに取り付けても良い。
また、第2実施形態、第3実施形態、第4実施形態又は第5実施形態の各清掃器具において、それぞれ立プレートが底プレートに対して角度方向に可動となるようにしても良い。さらに、各実施形態の清掃器具それぞれに角度調整手段を設けてもよく、弾性支持体を設けてもよい。
また、第1実施形態の清掃器具において、蒸気噴射ノズルを設置して、第1及び第2の各清掃対象面に蒸気を噴射できるように構成しても良い。
また、第1実施形態、第2実施形態又は第4実施形態の各清掃器具において、それぞれ支持体としてキャスター付きの台車を用いても良い。
また、第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態又は第5実施形態の各清掃器具において、立プレートを底プレートの前端部に設置しても良い。
また、第3実施形態、第4実施形態又は第5実施形態の各清掃器具において、蒸気噴射ノズルが蒸気を噴射する位置を調整可能に構成しても良い。
また、第1〜第5実施形態の各清掃器具は、それぞれ床面と幅木の表面とを清掃したり、階段の踏み板の表面と蹴込みの表面とを清掃するだけでなく、他の様々な場所の清掃を行うことができる。
【発明の効果】
以上のように、請求項1記載の本発明の清掃器具によれば、異なる角度を有する2つのダスター支持部によって、異なる角度を有する2つの清掃対象面それぞれを同時に清掃することが可能となる。
また、請求項2記載の本発明の清掃器具によれば、第1の清掃対象面を水平面とし、ダスターホルダーの自重により第1のダスター支持部を第1の清掃対象面に接触させるので、第1の清掃対象面を確実に清掃することができる。
また、請求項3記載の本発明の清掃器具によれば、第1のダスター支持部と第2のダスター支持部とのなす角を直角とするので、第1の清掃対象面が第2の清掃対象面に対して垂直となっている場合に、確実に第1及び第2の清掃対象面を清掃することができる。
また、請求項4記載の本発明の清掃器具によれば、第2のダスター支持部を第1のダスター支持部に対する角度方向に可動に設けるので、使用時の自由度を高めることができる。
また、請求項5記載の本発明の清掃器具によれば、第2のダスター支持部が第1のダスター支持部と同一平面上に位置する面一状態と、第2のダスター支持部が第1のダスター支持部と角度を有するように起立した起立状態とをとりうるようにするので、第1の清掃対象面又は第2の清掃対象面のいずれか1方のみを清掃する場合には、ダスターホルダーを面一状態として、効率よく清掃を行うことができる。
また、請求項6記載の本発明の清掃器具によれば、第1のダスター支持部と第2のダスター支持部とがなす角度を調整する角度調整手段を備えることにより、第1の清掃対象面と第2の清掃対象面とがなす角度が異なる様々な場合において各清掃対象面を確実に清掃することができる。
また、請求項7記載の本発明の清掃器具によれば、弾性支持体によって、起立時に第2のダスター支持部に支持されるダスターが第2の清掃対象面に対して弾性的に押圧されるので、第2の清掃対象面が完全な平面でなく凹凸がある面である場合でも、第2の清掃対象面を確実に清掃することができる。
また、請求項8又は請求項9記載の本発明の清掃器具によれば、第2のダスター支持部を第1のダスター支持部の適切な位置に配設し、第1及び第2の清掃対象面を適切に清掃することができる。
また、請求項10記載の本発明の清掃器具によれば、第2のダスター支持部が伸縮自在であるので、様々な大きさの第2の清掃対象面を適切に清掃することができる。
また、請求項11記載の本発明の清掃器具によれば、蒸気を各清掃対象面それぞれに噴射することができ、確実に第1及び第2の清掃対象面を清掃することができる。
また、請求項12記載の本発明の清掃器具によれば、蒸気噴射ノズルを着脱することができるので、清掃時に蒸気を噴射する必要がない場合に蒸気噴射ノズルを取り外して清掃を行うことができ、操作性を向上させることができる。
また、請求項13記載の本発明の清掃器具によれば、蒸気を進行方向前方に噴射できるので、清掃を確実に行うことができる。
また、請求項14記載の本発明の清掃器具によれば、蒸気発生器を支持体で容易に運搬することができるので、蒸気発生器を運搬する労力を低減させることができ、清掃器具の操作性を向上させることができる。
また、請求項15記載の本発明の清掃器具によれば、第1,第2の清掃対象面の蒸気が当たる箇所の位置を調整できるので、第1,第2の清掃対象面を確実に清掃することができる。
また、請求項16記載の本発明の清掃器具によれば、家屋などの床面と幅木の表面とを確実に清掃することができる。
また、請求項17記載の本発明の清掃器具によれば、階段の踏み板の表面と蹴込みの表面とを、確実に清掃することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としての清掃器具を表す模式的な斜視図である。
【図2】本発明の清掃器具を構成するダスターを示す概要図である。
【図3】本発明の第1実施形態としての清掃器具の要部を拡大して示す要部拡大斜視図である。
【図4】本発明の第1実施形態としての清掃器具の使用状態を示す模式的な斜視図である。
【図5】本発明の第1実施形態の変形例を説明する模式的な斜視図である。
【図6】本発明の第2実施形態としての清掃器具を表す模式的な斜視図である。
【図7】本発明の第3実施形態としての清掃器具を表す模式的な斜視図である。
【図8】本発明の第4実施形態としての清掃器具を表す模式的な斜視図である。
【図9】本発明の第4実施形態の変形例を示す模式的な斜視図である。
【図10】本発明の第5実施形態としての清掃器具を表す模式的な斜視図である。
【符号の説明】
101 底プレート(第1のダスター支持部)
102 立プレート(第2のダスター支持部)
103 蝶番
104 ダスターホルダー
105 柄(支持体)
105a (柄の)貫通穴
106 柄取付ブラケット
106a (柄取付ブラケットの)柱部
107 ダスター
108 ステー
109 ステー取付ブラケット
109a ゴムブッシュ
109b ピン
110 係止ピッチ部
111 ストッパー
111a (ストッパーの)係止溝
112 ネット
113 (柄取付ブラケットに設けられた)軸
114 床面(第1の清掃対象面)
115 幅木の表面(第2の清掃対象面)
116a (ダスターホルダー側の)面ファスナ
116b (ダスター側の)面ファスナ
117,118 蒸気噴射ノズル
117a,118a 蒸気噴射口
117b,118b (蒸気噴射ノズルの)支柱
118c バルブ
119 下部立プレート
119a (下部立プレートに形成された)ネジ穴
120 上部立プレート
120a (上部立プレート)長ねじ穴
121 ネジ
122 ホース
122a 分岐部
123 ボイラ
124 台車(支持体)
125 自走車(支持体)
126 (自走車の)ボディ
127 (自走車の)車輪
128 (自走車の)座席
129 (自走車の)ハンドル
130 (自走車の)コントローラ

Claims (17)

  1. ダスターホルダーと、該ダスターホルダーに着脱可能に設置されたダスターと、該ダスターホルダーを支持する支持体とを有する清掃器具において、
    該ダスターホルダーが、
    第1の清掃対象面に該ダスターを接触させるように支持する第1のダスター支持部と、
    少なくとも使用時に該第1のダスター支持部と角度を有するように設定可能であって、該第1の清掃対象面に対して角度を有する第2の清掃対象面に該ダスターを接触させるように支持する第2のダスター支持部とを有する
    ことを特徴とする、清掃器具。
  2. 該第1の清掃対象面は水平面であって、該ダスターホルダーの自重により、該第1のダスター支持部が該第1の清掃対象面に接触する
    ことを特徴とする、請求項1記載の清掃器具。
  3. 少なくとも使用時に該第1のダスター支持部と該第2のダスター支持部とのなす角が直角とされる
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の清掃器具。
  4. 該第2のダスター支持部が、該第1のダスター支持部に対する上記角度の方向に可動に設けられている
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の清掃器具。
  5. 該第2のダスター支持部が該第1のダスター支持部と同一平面上に位置する面一状態と、該第2のダスター支持部が該第1のダスター支持部と角度を有するように起立した起立状態とをとりうる
    ことを特徴とする、請求項4記載の清掃器具。
  6. 該第1のダスター支持部と該第2のダスター支持部とがなす角度を調整する角度調整手段が備えられている
    ことを特徴とする、請求項4又は5記載の清掃器具。
  7. 該第2のダスター支持部を該第1のダスター支持部に対して弾性的に支持する弾性支持体が備えられ、
    該弾性支持体によって、該第2のダスター支持部の起立時に、該第2のダスター支持部に支持される該ダスターを該第2の清掃対象面に対して弾性的に押圧可能である
    ことを特徴とする、請求項4〜6のいずれか1項に記載の清掃器具。
  8. 該第2のダスター支持部が、該第1のダスター支持部の左右両端部に設けられている
    ことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の清掃器具。
  9. 該第2のダスター支持部が、該第1のダスター支持部の前端部に設けられている
    ことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の清掃器具。
  10. 該第2のダスター支持部が伸縮自在に構成されている
    ことを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の清掃器具。
  11. 該ダスターホルダーに、蒸気発生器に接続され、該第1,第2の清掃対象面の少なくともいずれかに蒸気を噴射する蒸気噴射ノズルが付設されている
    ことを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の清掃器具。
  12. 該蒸気噴射ノズルが、該ダスターホルダーに着脱可能に装備されている
    ことを特徴とする、請求項11記載の清掃器具。
  13. 該蒸気噴射ノズルが、清掃時に該ダスターホルダーの進行方向前方に蒸気を噴射するように配設されている
    ことを特徴とする、請求項11又は12記載の清掃器具。
  14. 該支持体にキャスターが装備され、該蒸気発生器が該支持体に搭載されている
    ことを特徴とする、請求項11〜13のいずれか1項に記載の清掃器具。
  15. 該蒸気噴射ノズルが、該第1,第2の清掃対象面の該蒸気が当たる箇所の位置を調整可能に設けられている
    ことを特徴とする、請求項11〜14のいずれか1項に記載の清掃器具。
  16. 該第1の清掃対象面が床面であり、該第2の清掃対象面が壁の幅木の表面である
    ことを特徴とする、請求項1〜15のいずれか1項に記載の清掃器具。
  17. 該第1の清掃対象面が階段の踏み板の表面であり、該第2の清掃対象面が階段の蹴込みの表面である
    ことを特徴とする、請求項1〜16のいずれか1項に記載の清掃器具。
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