JP2004201206A - 撮像素子及び画像読取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】出力される信号のレベルを高くしてS/Nを向上させ、かつ解像度の高い出力信号を得ることが可能な撮像素子を提供する。
【解決手段】CCDラインセンサ1は入射光の光軸Bに垂直な撮像基準面Aに対して、角度αの傾きをもって設置される。角度αは、CCDラインセンサ1の各受光面(画素)の縦横比Lt:Lyに応じて定められる。撮像素子の各受光面がその縦横比に応じて定まる傾きを有するので、従来技術と比較して、受光面積を広く取ることができ、受光光量を増加させ、CCDラインセンサ1から出力される信号レベルを大きくすることを可能にし、S/Nを向上させることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】CCDラインセンサ1は入射光の光軸Bに垂直な撮像基準面Aに対して、角度αの傾きをもって設置される。角度αは、CCDラインセンサ1の各受光面(画素)の縦横比Lt:Lyに応じて定められる。撮像素子の各受光面がその縦横比に応じて定まる傾きを有するので、従来技術と比較して、受光面積を広く取ることができ、受光光量を増加させ、CCDラインセンサ1から出力される信号レベルを大きくすることを可能にし、S/Nを向上させることができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像素子及び撮像素子を搭載した画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術において、CCDラインセンサに代表される撮像素子は複数の正方画素を一列に並べて構成されている。また、従来技術において、CCDラインセンサに代表される撮像素子は、各正方画素からなる受光面が入射光の光軸方向に対して垂直になるように配置されている。これは、複数のCCDラインセンサを二次元に配置したCCDエリアセンサにおいても同様である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
CCDラインセンサに代表される撮像素子は、撮像素子(CCDラインセンサ)の各受光面の面積が広いほど、出力される信号レベルが高くなり、S/Nが向上する。これは、CCDエリアセンサにおいても同様である。
また、CCDラインセンサに代表される撮像素子は、撮像素子(CCDラインセンサ)の画素数が多いほど、解像度の高い画像を得ることができる。これは、CCDエリアセンサにおいても同様である。
【0004】
しかし、従来のCCDラインセンサに代表される撮像素子は、各画素の受光面が入射光の光軸方向に対して垂直になるように配置されているだけであり、受光面積を広くして出力される信号レベルを高くしたり、解像度を高くする工夫がなされていないという問題点がある。これは、CCDエリアセンサにおいても同様である。
【0005】
本発明の第1の目的は、出力される信号レベルを高くしてS/Nを向上させ、かつ解像度の高い出力信号を得ることが可能な撮像素子を提供することにある。本発明の第2の目的は、出力される信号レベルを高くしてS/Nを向上させ、かつ高解像度の出力信号を得ることが可能な撮像素子を搭載した画像読取装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の撮像素子は、複数画素の受光面が一列に配列された撮像素子において、入射光の光軸に垂直な撮像基準面に対して、前記受光面がその縦横比に応じて定まる傾きを有することを特徴とする。
請求項2記載の撮像素子は、請求項1記載の撮像素子において、前記受光面の傾きは、前記撮像基準面の横方向を回転軸として定められることを特徴とする。
【0007】
請求項3記載の撮像素子は、請求項1記載の撮像素子において、前記受光面の傾きは、前記撮像基準面の縦方向を回転軸として定められることを特徴とする。
請求項4記載の撮像素子は、請求項1記載の撮像素子において、前記受光面の傾きは、前記撮像基準面の横方向及び縦方向を回転軸として定められることを特徴とする。
【0008】
請求項5記載の撮像素子は、請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の撮像素子において、前記受光面は前記入射光の光軸方向に対して正方形を形成する傾きを持つことを特徴とする。
請求項6記載の撮像素子は、請求項1又は請求項4に記載の撮像素子において、前記受光面が正方形であることを特徴とする。
【0009】
請求項7記載の撮像素子は、請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の撮像素子において、前記撮影素子が複数列設けられていることを特徴とする。
請求項1から請求項7記載の発明によれば、撮像素子の各受光面がその縦横比に応じて定まる傾きを有するので、受光面積を広く取ることができ、受光光量を増加させることができ、S/Nを向上させ、解像度を高めることができる。解像度を高めることができるのは、受光面を傾けて撮像素子を作成するので、受光面(画素)と受光面(画素)の間に新たな画素を作成することができるためである。 請求項8記載の撮像素子は、請求項1から請求項7のいずれか1つに記載の撮像素子において、前記撮像素子はCCDラインセンサから構成されることを特徴とする。
【0010】
請求項8記載の発明によれば、CCDラインセンサを用いることにより、CCDラインセンサの各受光面(画素)を広く取ることができ、受光光量を増加させ、CCDラインセンサの信号レベルを増加させ、S/Nを向上させることができ、かつ解像度を高めることができる。
請求項9記載の撮像素子は、複数の受光面が平面状に配置された撮像素子において、入射光の光軸に垂直な撮像基準面に対して、前記受光面がその縦横比に応じて定まる傾きを有することを特徴とする。
【0011】
請求項10記載の撮像素子は、請求項9記載の撮像素子において、前記受光面の傾きは、前記撮像基準面の横方向を回転軸として定められることを特徴とする。
請求項11記載の撮像素子は、請求項9記載の撮像素子において、前記受光面の傾きは、前記撮像基準面の縦方向を回転軸として定められることを特徴とする。
請求項12記載の撮像素子は、請求項9記載の撮像素子において、前記受光面の傾きは、前記撮像基準面の横方向及び縦方向を回転軸として定められることを特徴とする。
【0012】
請求項13記載の撮像素子は、請求項9から請求項12のいずれか1つに記載の撮像素子において、前記受光面は前記入射光の光軸方向に対して正方形を形成する傾きを持つことを特徴とする。
請求項14記載の撮像素子は、請求項9又は請求項13に記載の撮像素子において、前記受光面が正方形であることを特徴とする。
【0013】
請求項9から請求項14記載の発明によれば、撮像素子の各受光面がその縦横比に応じて定まる傾きを有するので、受光面積を広く取ることができ、受光光量を増加させ、S/Nを向上させ、解像度を高めることができる。
請求項15記載の撮像素子は、請求項9から請求項14のいずれか1つに記載の撮像素子において、前記撮像素子はCCDエリアセンサから構成されることを特徴とする。
【0014】
請求項15記載の発明によれば、CCDエリアセンサを用いることにより、CCDエリアセンサの各受光面(1画素)を広く取ることができ、受光光量を増加させ、CCDエリアセンサの信号レベルを増加させ、S/Nを向上させ、解像度を高めることができる。解像度を高めることができるのは、受光面を傾けて撮像素子を作成するので、受光面(画素)と受光面(画素)の間に新たな画素を作成することができるためである。
【0015】
請求項16記載の画像読取装置は、請求項1から請求項15のいずれか1つに記載の撮像素子を搭載したことを特徴とする。
請求項16記載の発明によれば、撮像素子から出力される信号レベルが増加し、撮像素子から出力される信号のS/Nが向上し、かつ解像度が高くなるので、高画質の画像信号を得ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態の形態を示す説明図である。
図1(a)に示すように、CCDラインセンサ(図中、CCDと記載する)10は、各画素の受光面の縦横比Lt:Lyが√2:1になるように形成されている。
【0017】
また、図1(b)に示すように、CCDラインセンサ10は入射光の光軸Bに垂直な撮像基準面Aに対して、α=45度の傾きをもって設置されている。ここで、図1(b)は、図1(a)に示す矢印Dの方向からCCDラインセンサ10を見た図である。ただし、図1(a)では、αは0度である。
前記したように、各画素の受光面の縦横比Lt:Lyが√2:1なので、図1(c)に示すように、入射光の光軸方向Cに対してCCDラインセンサ10の各画素の受光面は正方形を形成する。
【0018】
ここで、前記45度の傾きは、CCDラインセンサ10そのものを傾けてもよいし、CCDラインセンサ10の各画素を45度傾けるようにしてCCDラインセンサ10を製造してもよい。
また、前記45度の傾きを持つCCDラインセンサ10の受光量は、Lt:Lyが1:1であり、傾きを持たない(α=0度)従来のCCDラインセンサと比較して、√2(約1.19)倍だけ多くなる。
【0019】
これは、請求項1、2、5、8に記載の発明に相当する。
第1の実施の形態によれば、撮像素子の各受光面がその縦横比に応じて定まる傾きを有するので、受光面積を広く取ることができ、受光光量を増加させ、CCDラインセンサ10から出力される信号レベルを大きくすることを可能にし、S/Nを向上させることができる。
【0020】
なお、第1の実施の形態においては、α=45度としたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、縦横比Lt:Lyを2:1、α=60度にすれば、受光量は従来技術と比較して2倍になる。さらに、傾きαを可変に構成してもよい。
図2は、本発明の第2の実施の形態の形態を示す説明図である。図2(a)に示すように、CCDラインセンサ10(図中、CCDと記載する)は、各画素の受光面の縦横比Lt:Lyが1:√2になるように形成されている。
【0021】
また、図2(b)に示すように、前記CCDラインセンサ10が入射光の光軸Bに垂直な撮像基準面Aに対して、β=45度の傾きをもって設置されている。ここで、図2(b)は、図2(a)に示す矢印Eの方向からCCDラインセンサ10を見た図である。ただし、図2(a)では、βは0度である。
図1に示す第1の実施の形態と図2に示す第2の実施の形態の相違点は、第1の実施の形態がCCDラインセンサ10の横方向(各画素の配列している方向)を軸にする傾きαを有するのに対し、第2の実施の形態はCCDラインセンサ10の縦方向を軸にする傾きβを有することである。
【0022】
前記したように、各画素の受光面の縦横比Lt:Lyが1:√2なので、図2(c)に示すように、入射光の光軸方向に対してCCDラインセンサ10の各画素の受光面は正方形を形成する。
ここで、前記45度の傾きは、CCDラインセンサ10の各画素を45度傾けてるようにしてCCDラインセンサ10を製造する。
【0023】
また、前記45度の傾きを持つCCDラインセンサ10の受光量は、通常のCCDラインセンサと比較して、√2(約1.19)倍だけ多くなる。
これは、請求項1、3、5、8に記載の発明に相当する。
第2の実施の形態によれば、撮像素子の各受光面がその縦横比に応じて定まる傾きを有するので、受光面積を広く取ることができ、受光光量を増加させ、CCDラインセンサ10から出力される信号レベルを大きく取ることを可能にし、S/Nを向上させることができる。
【0024】
なお、第2の実施の形態においては、β=45度としたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、縦横比Lt:Lyを1:2、β=60度にすれば、受光量は従来技術と比較して2倍になる。
次に、本発明の第3の実施の形態の形態について説明する。前記第1及び第2の実施の形態は、第1の実施の形態がCCDラインセンサ10の横方向(各画素の配列している方向)を軸にする傾きαを有し、第2の実施の形態がCCDラインセンサの縦方向に傾きβを有するものである。しかし、第3の実施の形態は、前記横方向と縦方向の両方に傾きをもつものである。
【0025】
例えば、各画素の受光面の縦横比Lt:Lyが1:1の正方画素を有するCCDラインセンサを想定する。この正方画素を横方向(各画素の配列している方向)に60度の傾き(α)を持ち、縦方向に60度の傾き(β)を持つものとする。このCCDラインセンサを光軸方向から見ると、横方向と縦方向に傾きを持たない従来のCCDラインセンサの1/4の大きさになる。また、各画素の受光面積が4倍になるため、受光量は従来技術と比較して4倍になる。
【0026】
この場合、前記横方向の60度の傾きと縦方向の60度の傾きは、CCDラインセンサの各画素を、各々60度傾けるようにしてCCDラインセンサを製造する。
さらに、前記したように、光軸方向からCCDラインセンサを見たとき、従来技術と比較して(横方向と縦方向に傾きを持たない)1/4の大きさになっているので、従来技術では1つの画素しか作成できなかった領域に4つの画素を作成することが可能になる。したがって、従来技術と比較して、解像度の高いCCDラインセンサを提供することができる。
【0027】
これは、請求項1、4、5、6、8に記載の発明に相当する。
以上に説明した第1の実施の形態〜第3の実施の形態は、単一のCCDラインセンサだけに適用されるものではなく、例えばR(赤色)、G(緑)色、B(青色)を検出するため、3ラインから成るCCDラインセンサや、これにIR(赤外光)を加えた4ラインから成るCCDラインセンサにも適用することができる。
【0028】
これは、請求項7に記載の発明に相当する。
また、第1の実施の形態〜第3の実施の形態は、複数の受光面(画素)が平面状に配置されたCCDエリアセンサにも適用することができる。この場合、CCDエリアセンサの各画素毎に、前記横方向の傾きαと縦方向の傾きβを各々設けるようにCCDエリアセンサを製造する。これは、請求項9から請求項15に記載の発明に相当する。
【0029】
次に、本発明の第4の実施の形態の形態について説明する。図3は、本発明の画像読取装置の実施の形態を示すブロック図である。図3は、画像読取装置として、フィルムスキャナを例にしている。この実施の形態は、請求項16に記載の発明に対応する。
画像読取装置100は、CPU1と、メモリ2と、照明駆動回路3と、読み取りユニット4と、画像処理回路5と、スキャンモータ駆動回路6と、スキャンモータ7と、インターフェース8とから構成されている。
【0030】
ここで、読み取りユニット4は、図示するように、LED41と、原稿ホルダ42と、ミラー44と、投影レンズ45(図中レンズと記載)と、CCDラインセンサ(図中、CCDと記載)46とから構成されている。
【0031】
読み取りユニット4は、図示するように、スキャンモータ駆動回路6とスキャンモータ7によって、矢印Sで示す副走査方向に移動可能に構成されている。
また、画像読取装置100は、インターフェース8を介して、ホストコンピュータ200と接続されている。
次に、第4の実施の形態の動作について説明する。
【0032】
CPU1は、メモリ2に記憶されたプログラムにしたがって、以下の動作を行う。
最初に、照明駆動回路3に対してLED41の赤色発光、緑色発光、青色発光を順次指令する。したがって、LED41は、赤色発光、緑色発光、青色発光を順次行う。これによって、色分解照明が行われる。
【0033】
LED41から発光された赤色照明光は、原稿ホルダ42を通して、ミラー44で反射し、90度向きを変える。向きを変えた赤色照明光は、投影レンズ45を通して、CCDラインセンサ46に投影される。CCDラインセンサ46は、1ラインのアナログ画像データを画像処理回路5に出力する。
このとき出力されるアナログ画像データは、CCDラインセンサ46が入射光の光軸に垂直な撮像基準面に対して、前記受光面がその縦横比に応じて定まる傾きを有するものであるため、信号レベルが高く、S/Nが向上し、かつ解像度の高いものになる。緑色発光、青色発光についても、同様の処理が行われる。
【0034】
次に、画像処理回路5は、A/D変換、シーエディング補正等の画像処理を行い、メモリ2に画像データを格納する。
1ラインの読み取りが終了すると、CPU1はスキャンモータ駆動回路6に対して、スキャンモータ7を駆動し、読み取りユニット4を次の読み取りラインに移動するように指示を出す。この指示にしたがって、スキャンモータ7が駆動され読み取りブロック4が次の読み取りラインに移動する。
【0035】
以上の動作が繰り返し実行され、最終読み取りラインに到達すると、読み取り動作が終了する。
また、メモリに格納されたデジタル画像データは、インターフェース8を通じて、ホストコンピュータ200に送信され、ディスプレイに表示される。
前記したように、CCDラインセンサ46がS/Nが高く、解像度の高いアナログ画像信号を出力するため、画像読取装置100は、高画質のデジタル画像データをホストコンピュータ200に送信することができる。
【0036】
以上の説明においては、画像読取装置100が単一のラインセンサを搭載しているものとして説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、3ラインのCCDラインセンサや、4ラインのCCDラインセンサや、CCDエリアセンサを搭載してもよい。CCDエリアセンサを搭載する場合には、スキャンモータ駆動回路6やスキャンモータ7は不要になる。
【0037】
【発明の効果】
請求項1から請求項7に記載の発明によれば、各画素の受光光量を増加させることができるので、出力信号のS/Nを向上させることができ、解像度を高めることができる。
請求項8に記載の発明によれば、CCDラインセンサを用いることにより、CCDラインセンサの各画素の受光光量を増加させることができるので、出力信号のS/Nを向上させることができ、解像度を高めることができる。
【0038】
請求項9から請求項14に記載の発明によれば、各画素の受光光量を増加させることができるので、出力信号のS/Nを向上させることができ、解像度を高めことができる。
請求項15記載の発明によれば、CCDエリアセンサを用いることにより、CCDエリアセンサの各1画素の受光光量を増加させ、CCDエリアセンサの信号レベルを増加させ、S/Nを向上させ、解像度を高めることができる。
【0039】
請求項16に記載の発明によれば、撮像素子の出力信号のレベルが高くなり、撮像素子から出力される信号のS/Nを向上させることができ、解像度を高めることができるので、画質のよいデジタル画像データを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す説明図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す説明図である。
【図3】本発明の第4の実施の形態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 CPU
2 メモリ
3 照明駆動回路
4 読み取りユニット
5 画像処理回路
6 スキャンモータ駆動回路
7 スキャンモータ
8 インターフェース
10,46 CCDラインセンサ
41 LED
42 原稿ホルダ
43 フィルム原稿
44 ミラー
45 投影レンズ
100 画像読取装置
200 ホストコンピュータ
A 撮影基準面
B 光軸
C 光軸方向
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像素子及び撮像素子を搭載した画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術において、CCDラインセンサに代表される撮像素子は複数の正方画素を一列に並べて構成されている。また、従来技術において、CCDラインセンサに代表される撮像素子は、各正方画素からなる受光面が入射光の光軸方向に対して垂直になるように配置されている。これは、複数のCCDラインセンサを二次元に配置したCCDエリアセンサにおいても同様である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
CCDラインセンサに代表される撮像素子は、撮像素子(CCDラインセンサ)の各受光面の面積が広いほど、出力される信号レベルが高くなり、S/Nが向上する。これは、CCDエリアセンサにおいても同様である。
また、CCDラインセンサに代表される撮像素子は、撮像素子(CCDラインセンサ)の画素数が多いほど、解像度の高い画像を得ることができる。これは、CCDエリアセンサにおいても同様である。
【0004】
しかし、従来のCCDラインセンサに代表される撮像素子は、各画素の受光面が入射光の光軸方向に対して垂直になるように配置されているだけであり、受光面積を広くして出力される信号レベルを高くしたり、解像度を高くする工夫がなされていないという問題点がある。これは、CCDエリアセンサにおいても同様である。
【0005】
本発明の第1の目的は、出力される信号レベルを高くしてS/Nを向上させ、かつ解像度の高い出力信号を得ることが可能な撮像素子を提供することにある。本発明の第2の目的は、出力される信号レベルを高くしてS/Nを向上させ、かつ高解像度の出力信号を得ることが可能な撮像素子を搭載した画像読取装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の撮像素子は、複数画素の受光面が一列に配列された撮像素子において、入射光の光軸に垂直な撮像基準面に対して、前記受光面がその縦横比に応じて定まる傾きを有することを特徴とする。
請求項2記載の撮像素子は、請求項1記載の撮像素子において、前記受光面の傾きは、前記撮像基準面の横方向を回転軸として定められることを特徴とする。
【0007】
請求項3記載の撮像素子は、請求項1記載の撮像素子において、前記受光面の傾きは、前記撮像基準面の縦方向を回転軸として定められることを特徴とする。
請求項4記載の撮像素子は、請求項1記載の撮像素子において、前記受光面の傾きは、前記撮像基準面の横方向及び縦方向を回転軸として定められることを特徴とする。
【0008】
請求項5記載の撮像素子は、請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の撮像素子において、前記受光面は前記入射光の光軸方向に対して正方形を形成する傾きを持つことを特徴とする。
請求項6記載の撮像素子は、請求項1又は請求項4に記載の撮像素子において、前記受光面が正方形であることを特徴とする。
【0009】
請求項7記載の撮像素子は、請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の撮像素子において、前記撮影素子が複数列設けられていることを特徴とする。
請求項1から請求項7記載の発明によれば、撮像素子の各受光面がその縦横比に応じて定まる傾きを有するので、受光面積を広く取ることができ、受光光量を増加させることができ、S/Nを向上させ、解像度を高めることができる。解像度を高めることができるのは、受光面を傾けて撮像素子を作成するので、受光面(画素)と受光面(画素)の間に新たな画素を作成することができるためである。 請求項8記載の撮像素子は、請求項1から請求項7のいずれか1つに記載の撮像素子において、前記撮像素子はCCDラインセンサから構成されることを特徴とする。
【0010】
請求項8記載の発明によれば、CCDラインセンサを用いることにより、CCDラインセンサの各受光面(画素)を広く取ることができ、受光光量を増加させ、CCDラインセンサの信号レベルを増加させ、S/Nを向上させることができ、かつ解像度を高めることができる。
請求項9記載の撮像素子は、複数の受光面が平面状に配置された撮像素子において、入射光の光軸に垂直な撮像基準面に対して、前記受光面がその縦横比に応じて定まる傾きを有することを特徴とする。
【0011】
請求項10記載の撮像素子は、請求項9記載の撮像素子において、前記受光面の傾きは、前記撮像基準面の横方向を回転軸として定められることを特徴とする。
請求項11記載の撮像素子は、請求項9記載の撮像素子において、前記受光面の傾きは、前記撮像基準面の縦方向を回転軸として定められることを特徴とする。
請求項12記載の撮像素子は、請求項9記載の撮像素子において、前記受光面の傾きは、前記撮像基準面の横方向及び縦方向を回転軸として定められることを特徴とする。
【0012】
請求項13記載の撮像素子は、請求項9から請求項12のいずれか1つに記載の撮像素子において、前記受光面は前記入射光の光軸方向に対して正方形を形成する傾きを持つことを特徴とする。
請求項14記載の撮像素子は、請求項9又は請求項13に記載の撮像素子において、前記受光面が正方形であることを特徴とする。
【0013】
請求項9から請求項14記載の発明によれば、撮像素子の各受光面がその縦横比に応じて定まる傾きを有するので、受光面積を広く取ることができ、受光光量を増加させ、S/Nを向上させ、解像度を高めることができる。
請求項15記載の撮像素子は、請求項9から請求項14のいずれか1つに記載の撮像素子において、前記撮像素子はCCDエリアセンサから構成されることを特徴とする。
【0014】
請求項15記載の発明によれば、CCDエリアセンサを用いることにより、CCDエリアセンサの各受光面(1画素)を広く取ることができ、受光光量を増加させ、CCDエリアセンサの信号レベルを増加させ、S/Nを向上させ、解像度を高めることができる。解像度を高めることができるのは、受光面を傾けて撮像素子を作成するので、受光面(画素)と受光面(画素)の間に新たな画素を作成することができるためである。
【0015】
請求項16記載の画像読取装置は、請求項1から請求項15のいずれか1つに記載の撮像素子を搭載したことを特徴とする。
請求項16記載の発明によれば、撮像素子から出力される信号レベルが増加し、撮像素子から出力される信号のS/Nが向上し、かつ解像度が高くなるので、高画質の画像信号を得ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態の形態を示す説明図である。
図1(a)に示すように、CCDラインセンサ(図中、CCDと記載する)10は、各画素の受光面の縦横比Lt:Lyが√2:1になるように形成されている。
【0017】
また、図1(b)に示すように、CCDラインセンサ10は入射光の光軸Bに垂直な撮像基準面Aに対して、α=45度の傾きをもって設置されている。ここで、図1(b)は、図1(a)に示す矢印Dの方向からCCDラインセンサ10を見た図である。ただし、図1(a)では、αは0度である。
前記したように、各画素の受光面の縦横比Lt:Lyが√2:1なので、図1(c)に示すように、入射光の光軸方向Cに対してCCDラインセンサ10の各画素の受光面は正方形を形成する。
【0018】
ここで、前記45度の傾きは、CCDラインセンサ10そのものを傾けてもよいし、CCDラインセンサ10の各画素を45度傾けるようにしてCCDラインセンサ10を製造してもよい。
また、前記45度の傾きを持つCCDラインセンサ10の受光量は、Lt:Lyが1:1であり、傾きを持たない(α=0度)従来のCCDラインセンサと比較して、√2(約1.19)倍だけ多くなる。
【0019】
これは、請求項1、2、5、8に記載の発明に相当する。
第1の実施の形態によれば、撮像素子の各受光面がその縦横比に応じて定まる傾きを有するので、受光面積を広く取ることができ、受光光量を増加させ、CCDラインセンサ10から出力される信号レベルを大きくすることを可能にし、S/Nを向上させることができる。
【0020】
なお、第1の実施の形態においては、α=45度としたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、縦横比Lt:Lyを2:1、α=60度にすれば、受光量は従来技術と比較して2倍になる。さらに、傾きαを可変に構成してもよい。
図2は、本発明の第2の実施の形態の形態を示す説明図である。図2(a)に示すように、CCDラインセンサ10(図中、CCDと記載する)は、各画素の受光面の縦横比Lt:Lyが1:√2になるように形成されている。
【0021】
また、図2(b)に示すように、前記CCDラインセンサ10が入射光の光軸Bに垂直な撮像基準面Aに対して、β=45度の傾きをもって設置されている。ここで、図2(b)は、図2(a)に示す矢印Eの方向からCCDラインセンサ10を見た図である。ただし、図2(a)では、βは0度である。
図1に示す第1の実施の形態と図2に示す第2の実施の形態の相違点は、第1の実施の形態がCCDラインセンサ10の横方向(各画素の配列している方向)を軸にする傾きαを有するのに対し、第2の実施の形態はCCDラインセンサ10の縦方向を軸にする傾きβを有することである。
【0022】
前記したように、各画素の受光面の縦横比Lt:Lyが1:√2なので、図2(c)に示すように、入射光の光軸方向に対してCCDラインセンサ10の各画素の受光面は正方形を形成する。
ここで、前記45度の傾きは、CCDラインセンサ10の各画素を45度傾けてるようにしてCCDラインセンサ10を製造する。
【0023】
また、前記45度の傾きを持つCCDラインセンサ10の受光量は、通常のCCDラインセンサと比較して、√2(約1.19)倍だけ多くなる。
これは、請求項1、3、5、8に記載の発明に相当する。
第2の実施の形態によれば、撮像素子の各受光面がその縦横比に応じて定まる傾きを有するので、受光面積を広く取ることができ、受光光量を増加させ、CCDラインセンサ10から出力される信号レベルを大きく取ることを可能にし、S/Nを向上させることができる。
【0024】
なお、第2の実施の形態においては、β=45度としたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、縦横比Lt:Lyを1:2、β=60度にすれば、受光量は従来技術と比較して2倍になる。
次に、本発明の第3の実施の形態の形態について説明する。前記第1及び第2の実施の形態は、第1の実施の形態がCCDラインセンサ10の横方向(各画素の配列している方向)を軸にする傾きαを有し、第2の実施の形態がCCDラインセンサの縦方向に傾きβを有するものである。しかし、第3の実施の形態は、前記横方向と縦方向の両方に傾きをもつものである。
【0025】
例えば、各画素の受光面の縦横比Lt:Lyが1:1の正方画素を有するCCDラインセンサを想定する。この正方画素を横方向(各画素の配列している方向)に60度の傾き(α)を持ち、縦方向に60度の傾き(β)を持つものとする。このCCDラインセンサを光軸方向から見ると、横方向と縦方向に傾きを持たない従来のCCDラインセンサの1/4の大きさになる。また、各画素の受光面積が4倍になるため、受光量は従来技術と比較して4倍になる。
【0026】
この場合、前記横方向の60度の傾きと縦方向の60度の傾きは、CCDラインセンサの各画素を、各々60度傾けるようにしてCCDラインセンサを製造する。
さらに、前記したように、光軸方向からCCDラインセンサを見たとき、従来技術と比較して(横方向と縦方向に傾きを持たない)1/4の大きさになっているので、従来技術では1つの画素しか作成できなかった領域に4つの画素を作成することが可能になる。したがって、従来技術と比較して、解像度の高いCCDラインセンサを提供することができる。
【0027】
これは、請求項1、4、5、6、8に記載の発明に相当する。
以上に説明した第1の実施の形態〜第3の実施の形態は、単一のCCDラインセンサだけに適用されるものではなく、例えばR(赤色)、G(緑)色、B(青色)を検出するため、3ラインから成るCCDラインセンサや、これにIR(赤外光)を加えた4ラインから成るCCDラインセンサにも適用することができる。
【0028】
これは、請求項7に記載の発明に相当する。
また、第1の実施の形態〜第3の実施の形態は、複数の受光面(画素)が平面状に配置されたCCDエリアセンサにも適用することができる。この場合、CCDエリアセンサの各画素毎に、前記横方向の傾きαと縦方向の傾きβを各々設けるようにCCDエリアセンサを製造する。これは、請求項9から請求項15に記載の発明に相当する。
【0029】
次に、本発明の第4の実施の形態の形態について説明する。図3は、本発明の画像読取装置の実施の形態を示すブロック図である。図3は、画像読取装置として、フィルムスキャナを例にしている。この実施の形態は、請求項16に記載の発明に対応する。
画像読取装置100は、CPU1と、メモリ2と、照明駆動回路3と、読み取りユニット4と、画像処理回路5と、スキャンモータ駆動回路6と、スキャンモータ7と、インターフェース8とから構成されている。
【0030】
ここで、読み取りユニット4は、図示するように、LED41と、原稿ホルダ42と、ミラー44と、投影レンズ45(図中レンズと記載)と、CCDラインセンサ(図中、CCDと記載)46とから構成されている。
【0031】
読み取りユニット4は、図示するように、スキャンモータ駆動回路6とスキャンモータ7によって、矢印Sで示す副走査方向に移動可能に構成されている。
また、画像読取装置100は、インターフェース8を介して、ホストコンピュータ200と接続されている。
次に、第4の実施の形態の動作について説明する。
【0032】
CPU1は、メモリ2に記憶されたプログラムにしたがって、以下の動作を行う。
最初に、照明駆動回路3に対してLED41の赤色発光、緑色発光、青色発光を順次指令する。したがって、LED41は、赤色発光、緑色発光、青色発光を順次行う。これによって、色分解照明が行われる。
【0033】
LED41から発光された赤色照明光は、原稿ホルダ42を通して、ミラー44で反射し、90度向きを変える。向きを変えた赤色照明光は、投影レンズ45を通して、CCDラインセンサ46に投影される。CCDラインセンサ46は、1ラインのアナログ画像データを画像処理回路5に出力する。
このとき出力されるアナログ画像データは、CCDラインセンサ46が入射光の光軸に垂直な撮像基準面に対して、前記受光面がその縦横比に応じて定まる傾きを有するものであるため、信号レベルが高く、S/Nが向上し、かつ解像度の高いものになる。緑色発光、青色発光についても、同様の処理が行われる。
【0034】
次に、画像処理回路5は、A/D変換、シーエディング補正等の画像処理を行い、メモリ2に画像データを格納する。
1ラインの読み取りが終了すると、CPU1はスキャンモータ駆動回路6に対して、スキャンモータ7を駆動し、読み取りユニット4を次の読み取りラインに移動するように指示を出す。この指示にしたがって、スキャンモータ7が駆動され読み取りブロック4が次の読み取りラインに移動する。
【0035】
以上の動作が繰り返し実行され、最終読み取りラインに到達すると、読み取り動作が終了する。
また、メモリに格納されたデジタル画像データは、インターフェース8を通じて、ホストコンピュータ200に送信され、ディスプレイに表示される。
前記したように、CCDラインセンサ46がS/Nが高く、解像度の高いアナログ画像信号を出力するため、画像読取装置100は、高画質のデジタル画像データをホストコンピュータ200に送信することができる。
【0036】
以上の説明においては、画像読取装置100が単一のラインセンサを搭載しているものとして説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、3ラインのCCDラインセンサや、4ラインのCCDラインセンサや、CCDエリアセンサを搭載してもよい。CCDエリアセンサを搭載する場合には、スキャンモータ駆動回路6やスキャンモータ7は不要になる。
【0037】
【発明の効果】
請求項1から請求項7に記載の発明によれば、各画素の受光光量を増加させることができるので、出力信号のS/Nを向上させることができ、解像度を高めることができる。
請求項8に記載の発明によれば、CCDラインセンサを用いることにより、CCDラインセンサの各画素の受光光量を増加させることができるので、出力信号のS/Nを向上させることができ、解像度を高めることができる。
【0038】
請求項9から請求項14に記載の発明によれば、各画素の受光光量を増加させることができるので、出力信号のS/Nを向上させることができ、解像度を高めことができる。
請求項15記載の発明によれば、CCDエリアセンサを用いることにより、CCDエリアセンサの各1画素の受光光量を増加させ、CCDエリアセンサの信号レベルを増加させ、S/Nを向上させ、解像度を高めることができる。
【0039】
請求項16に記載の発明によれば、撮像素子の出力信号のレベルが高くなり、撮像素子から出力される信号のS/Nを向上させることができ、解像度を高めることができるので、画質のよいデジタル画像データを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す説明図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す説明図である。
【図3】本発明の第4の実施の形態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 CPU
2 メモリ
3 照明駆動回路
4 読み取りユニット
5 画像処理回路
6 スキャンモータ駆動回路
7 スキャンモータ
8 インターフェース
10,46 CCDラインセンサ
41 LED
42 原稿ホルダ
43 フィルム原稿
44 ミラー
45 投影レンズ
100 画像読取装置
200 ホストコンピュータ
A 撮影基準面
B 光軸
C 光軸方向
Claims (16)
- 複数の受光面が一列に配列された撮像素子において、
入射光の光軸に垂直な撮像基準面に対して、前記受光面がその縦横比に応じて定まる傾きを有することを特徴とする撮像素子。 - 請求項1記載の撮像素子において、
前記受光面の傾きは、前記撮像基準面の横方向を回転軸として定められることを特徴とする撮像素子。 - 請求項1記載の撮像素子において、
前記受光面の傾きは、前記撮像基準面の縦方向を回転軸として定められることを特徴とする撮像素子。 - 請求項1記載の撮像素子において、
前記受光面の傾きは、前記撮像基準面の横方向と縦方向の両方を回転軸として定められることを特徴とする撮像素子。 - 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の撮像素子において、
前記受光面は前記入射光の光軸方向に対して正方形を形成する傾きを持つことを特徴とする撮像素子。 - 請求項1又は請求項4に記載の撮像素子において、
前記受光面が正方形であることを特徴とする撮像素子。 - 請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の撮像素子において、
前記撮影素子が複数列設けられていることを特徴とする撮像素子。 - 請求項1から請求項7のいずれか1つに記載の撮像素子において、
前記撮像素子はCCDラインセンサから構成されることを特徴とする撮像素子。 - 複数の受光面が平面状に配置された撮像素子において、入射光の光軸に垂直な撮像基準面に対して、前記受光面がその縦横比に応じて定まる傾きを有することを特徴とする撮像素子。
- 請求項9記載の撮像素子において、
前記受光面の傾きは、前記撮像基準面の横方向を回転軸として定められることを特徴とする撮像素子。 - 請求項9記載の撮像素子において、
前記受光面の傾きは、前記撮像基準面の縦方向を回転軸として定められることを特徴とする撮像素子。 - 請求項9記載の撮像素子において、
前記受光面の傾きは、前記撮像基準面の横方向及び縦方向を回転軸として定められることを特徴とする撮像素子。 - 請求項9から請求項12のいずれか1つに記載の撮像素子において、
前記受光面は前記入射光の光軸方向に対して正方形を形成する傾きを持つことを特徴とする撮像素子。 - 請求項9又は請求項13に記載の撮像素子において、
前記受光面が正方形であることを特徴とする撮像素子。 - 請求項9から請求項13のいずれか1つに記載の撮像素子において、
前記撮像素子はCCDエリアセンサから構成されることを特徴とする撮像素子。 - 請求項1から請求項15のいずれか1つに記載の撮像素子を搭載していることを特徴とする画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002370120A JP2004201206A (ja) | 2002-12-20 | 2002-12-20 | 撮像素子及び画像読取装置 |
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JP2002370120A JP2004201206A (ja) | 2002-12-20 | 2002-12-20 | 撮像素子及び画像読取装置 |
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JP (1) | JP2004201206A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012070313A (ja) * | 2010-09-27 | 2012-04-05 | C Micro:Kk | 固体撮像素子の位置決め構造および位置決め方法 |
-
2002
- 2002-12-20 JP JP2002370120A patent/JP2004201206A/ja active Pending
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