JP2004199595A - ウェブページ更新通知装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】HTTPの送受信を行う通信部104と、通信部により受信したHTTPのレスポンスを解析するHTTPレスポンス解析部106と、通信部により取得したウェブページの解析を行うウェブページ解析部105と、一つ以上の更新通知対象ページを設定する更新通知対象設定部101と、HTTPレスポンス解析結果やウェブページ解析結果に基づいて前記更新通知対象ページの更新通知が可能であるか否かを判定する更新通知可否判定部103と、更新通知可否判定部による更新通知判定結果を更新通知対象設定時に利用者に提示する更新通知可否提示部108とを備えた。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットを用いて情報発信を行うシステムであるウェブ(或いはWWW:ワールドワイドウェブ)において、ウェブページの更新を登録者に通知するウェブページ更新通知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ウェブは、ウェブブラウザ装置(以下、ブラウザと記述する)がクライアントとなり、ウェブサーバ装置(以下、ウェブサーバと記述する)がサーバとなり、ハイパーテキストトランスファープロトコル(以下、HTTPと記述する)を用いて、ブラウザがウェブサーバからウェブページ(以下,ページと記述する)を取得する通信を行い、その取得したウェブページをブラウザで表示することを基本動作とするシステムである。一般的には、ページの利用者がブラウザに対して特定ウェブページの表示操作を行い、上記通信を経てブラウザに当該ウェブページが表示される。こうした一般的な利用方法では、ウェブページの変更等による更新は、利用者が当該ウェブページをブラウザで表示し、前回利用した場合と異なるか否かを目視により確認するしかなかった。
【0003】
そこで、利用者の表示操作が行われなくともウェブサーバからページ取得を行い、以前に取得したウェブページデータと比較することでウェブページの更新を検知し、更新されたことを別の手段で利用者に通知するウェブページ更新通知装置が提供されてきた。
【0004】
この種のウェブページ更新通知装置は、上記サーバ或いはクライアントと一体となった装置である他に、サーバやクライアントと独立した装置としても動作する。このようなウェブページ更新通知装置としては、例えば、特開平11−15716号公報において開示されている文書更新通知装置や、特開2001−67283号公報において開示されているホームページ配信装置がある。また、特開平10−149304号公報や特開2000−35913号公報では、チェックサム等を用いてホームページが更新されたか検知し、検知すると常にユーザに通知を行う装置について開示されている。
【0005】
図4は、ウェブページ更新通知装置とブラウザやウェブサーバとの一般的な関係を示す図である。同図において、401はウェブサーバで、更新通知の対象となるウェブページを提供するものである。402は利用者が利用するブラウザ、403は利用者が利用するメール受信装置である。404はウェブページ更新通知装置で、ウェブサーバ401上のページの更新を検知し、更新されている場合にメール受信装置403に対して更新通知メールを送るものである。405はネットワークで、ウェブサーバ401、ブラウザ402、メール受信装置403及びウェブページ更新通知装置404間の通信を行うためのものである。
【0006】
ここで使用されるウェブページ更新通知装置404では、更新通知の対象にするウェブページのユニフォームリソースロケータ(以下、URLと記述する)と、メール受信装置403へメールを送付するためのメールアドレスを登録する必要がある。
【0007】
一般的な登録手段の例としては、ブラウザ402においてウェブページ更新通知装置404が提供する登録ウェブページを表示して、ここにURLとメールアドレスとを入力して、ウェブページ更新通知装置404へ送信する手段がある。
【0008】
利用者がURLとメールアドレスとをブラウザ402から更新通知装置404へ送信することで、ウェブページ更新通知装置404において登録が行われる。
【0009】
以後、ウェブページ更新通知装置404は、当該URLにより指定されるページの更新を検知し、更新されている場合は、当該メールアドレスに対して更新通知メールを送信する。
【0010】
また、別の手段としては、予め利用者のメールアドレスを登録しておき、利用者には利用者ID(識別子)とパスワードを発行しておくというものがある。更新通知の対象とするウェブページを登録するには、利用者は利用者IDとパスワードとをブラウザ402からウェブページ更新通知装置404へ送信し、ウェブページ更新通知装置404は、送られてきた利用者IDとパスワードとにより、これが登録されている利用者か否かを確認し、確認された場合は、更新通知の対象とするウェブページのURLを登録できるようになる。
【0011】
以後、ウェブページ更新通知装置404は、当該URLにより指定されるウェブページの更新を検知し、更新されている場合は、予め登録されている当該利用者のメールアドレスに対して更新通知メールを送信する。
【0012】
以上は更新通知メールにより更新を通知する例であったが、特定のウェブページにおいて更新情報を提示する手段を用いる例もある。例えば、ブラウザ402がウェブ更新通知装置404から取得する登録ページ一覧において登録された更新通知対象の一覧を表示し、この一覧において更新されたウェブページが分かるように表示することで、メール受信装置403を利用することなく更新通知を実現している例もある。
【0013】
以上は利用者が自ら更新通知対象のウェブページのURLを指定して登録を行う手段を用いた例であったが、これ以外にも、更新通知対象となるページに更新通知機能を登録するボタン等を設け、利用者がブラウザでボタン等を選択すると、当該ウェブページをウェブページ更新通知装置に登録する手段を用いたウェブページ更新通知装置も提案されている。例えば、インターネットプロバイダDIONが提供する「お知らせくん」は、DIONのウェブサーバが提供するページの中に「お知らせくんボタン」を組み込み、利用者がブラウザで当該ページを表示し、当該ページ中の「お知らせくんボタン」をクリックすると、ウェブページ更新通知装置に登録ページが要求され、返される登録ページにメールアドレスを入力することで登録が行われる。
【0014】
このようにウェブページ更新通知装置を利用すると、利用者が登録したページの更新をウェブページ更新通知装置が検知して利用者に通知することができる、或いは通知登録ボタン等が組み込まれたウェブページにおいて利用者が更新ボタンを選択し、次に表示される登録画面でメールアドレスを登録することで、当該ウェブページの更新をウェブページ更新通知装置が検知して利用者に通知することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例におけるウェブページ更新通知装置では、以下のような問題があった。
【0016】
まず、更新通知対象のウェブページがどのように更新されたら通知するのかの条件について利用者は指定できないため、更新通知対象ページの内容の微細な変化から更新通知対象ウェブページのリンクの消滅までの影響度の異なる全ての変化について、その都度更新の通知を受けてしまうという問題があった。
【0017】
また、更新通知対象ページの更新頻度(間隔)とウェブページ更新通知装置が当該ウェブページの更新を確認する頻度(間隔)や、ウェブページ更新通知装置が更新の通知を利用者に対して発行する頻度(間隔)が各々異なる場合においては、利用者は不必要な更新通知を重複して受け取る場合や、必要な更新通知を適切なタイミングで受け取ることができない場合等があるという問題があった。
【0018】
更に、上記問題から、当該ウェブページの管理を目的とする場合と情報収集を目的とする場合のそれぞれを、同一のウェブページ更新通知装置上にて実現し、場合によって、これを使い分けるということができなかった。
【0019】
本発明は、上記従来技術の有する問題点を解消するためになされたもので、その目的は、利用者に対して適切にして充分な更新通知が発行され、また、更新検知における計算機資源の有効な活用と処理時間の短縮を実現することが可能なウェブページ更新通知装置を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のウェブページ更新通知装置は、登録されている利用者を識別するデータを保持する利用者識別データ保持手段と、前記利用者識別データ保持手段に保持されているデータに対応する各利用者に対する更新通知対象を保持する更新通知対象保持手段と、前記更新通知対象保持手段に保持されている更新通知対象のページデータを取得するページデータ取得手段と、前記ページデータ取得手段において取得されたページデータの取得状況や取得データが変化したことを複数のデータ変動タイプに分類して検出するデータ変動検出手段と、前記データ変動検出手段において検出されたデータ変動タイプを元に更新通知対象における更新を検知する更新検知手段と、前記更新検知手段において更新が検出された場合に各利用者に通知を実施するか否かを判定する条件を前記利用者識別データ保持手段において予め設定することが可能な更新通知条件設定手段と、利用者に更新を通知する更新通知手段と、前記更新通知条件設定手段において設定された条件に基づいて前記更新通知手段を用いて各利用者に更新を通知するか否かを判定する更新通知条件判定手段と、を備えたことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施の形態を、図面に基づき説明する。
【0022】
(第1の実施の形態)
まず、本発明の第1の実施の形態を、図1乃至図3に基づき説明する。
【0023】
図1は、本実施の形態に係るウェブページ更新通知装置における機能モジュールの構成例を示すブロック図であり、同図において、101は利用者識別データ保持部で、登録されている利用者を識別するデータを保持するものである。102は更新通知対象保持部で、利用者識別データ保持部101に保持されているデータに対応する各利用者に対する更新通知対象を保持するものである。103は通信部で、HTTPの送受信やメールの送信を行うものである。104はページデータ取得部で、更新通知対象保持部102に保持されている更新通知対象のページデータを通信部103により取得するものである。105はデータ変動検出部で、ページデータ取得部104において取得したページの取得状況や取得データが変化したことを受けて、これを複数のデータ変動タイプに分類するものである。
【0024】
106は更新検知部で、データ変動検出部105において検出されたデータ変動タイプを元に更新通知対象における更新を検知するものである。107は更新通知条件設定部で、更新検知部106において更新が検出された場合に各利用者に通知を実施するか否かを判定する条件を、利用者識別データ保持部101において予め設定することができるものである。108は更新通知部で、利用者に通信部103を介して更新を通知するものである。109は更新通知条件判定部で、更新通知条件設定部107において設定された条件に基づいて、更新通知部108を用いて各利用者に更新を通知するか否かを判定するものである。
【0025】
図2は、本実施の形態に係るウェブページ更新通知装置のハードウェア構成を示す図であり、同図において、201はCPU(中央演算処理装置)で、以下に説明するプログラムを実行するものである。202はメモリで、以下に説明するプログラムや、そのプログラムの動作に必要な領域を実現するものである。203はディスク装置で、以下に説明するプログラムを格納すると共に他の動作に必要な永続的データを保持するものである。204はネットワークインターフェースで、外部のネットワークと接続して、通信部103による通信を実現するものである。205はバスで、前記各ハードウェアモジュール間の通信を実現するものである。
【0026】
下記の表(1)はデータ変動タイプ分類表で、図1におけるデータ変動検出部105の動作において用いられるものである。
【0027】
データ変動検出部105においては、ページデータ取得部104において取得したページの取得状況や、取得データが変化したことを受けて、この変化を表(1)に示すような10パターンのデータ変動タイプに分類する。
【0028】
尚、ここで言う検知とは、更新検知部106において行われる検知処理を示し、また、リンクとは、更新通知対象保持部102に保持されている更新通知対象のページデータを示すURLを通信部103がアクセスする際の可否を示すものである。即ち、URLが有効であればリンクが存在し、無効であればリンクは存在しない。
【0029】
【表1】
【0030】
また、下記表(2)は、データ変動検出部105において検出されたデータ変動タイプを元に更新通知対象における更新を検知する更新検知部106における処理において、複数回にわたる更新通知対象ページの変化を一つのデータ変動タイプに纏めて分類するために用いられるテーブルである。
【0031】
検知と通知のスケジュールによっては、一つの通知から次の通知までに通知対象のデータ変動検知が複数回行われることがある。複数のデータ変動を纏めて通知するためには、前回の通知直前のデータから最新データへの変動を検知しなければならない。
【0032】
そこで、検知を行う度に最新データと保存されている過去の全データとの変動状態を検知し、履歴として保持する。新たに検知を行ったら、次の漸化式に従って履歴を更新する。
Δ(t+1,T)=Δ(t+1,t)*Δ(t,T)
Δ(n,m)≡m→nへのデータ変動状態
*≡は、下記表(2)で定義される演算値である。
【0033】
但し、表(2)中の"新新"は、データ変動状態Δ(t+1,T)がリンク新規&ページ新規であることを表し、その他の表記もこれに準ずる。
【0034】
【表2】
【0035】
次に、本実施の形態に係るウェブページ更新通知装置の動作について、図3を用いて説明する。
【0036】
図3は、本実施の形態に係るウェブページ更新通知装置における特徴的な処理動作の流れを示すフローチャートである。この図3に示す処理は、特に、実際に更新通知対象のページデータにアクセスする際の処理について示している。
【0037】
まず、ステップS301で、処理の対象となる利用者を識別する利用者識別データを取得する。次に、ステップS302で、前記ステップS301において取得した利用者に対応する更新通知対象を取得する。次に、ステップS303で、前記ステップS301において取得した利用者と前記ステップS302において取得した更新通知対象の組み合わせに設定された更新通知条件を取得する。
【0038】
これは、表(1)に示すデータ変動タイプのいずれかが返却される。
【0039】
次に、ステップS304で、前記ステップS302において取得した更新通知対象の情報を取得する。次に、ステップS305で、取得結果や状態に応じて結果を表(1)に記載のデータ変動タイプのいずれかに分類する。次に、ステップS306で、表(2)を用いた演算を実施して、複数回のデータ変動タイプを一つに纏める。次に、ステップS307で、前記ステップS303において取得した更新通知条件と前記ステップS306において得られた最終的なデータ変動タイプとを比較し、それらが合致したら、ステップS308で、通知を実施した後、本処理動作を終了する。また、前記ステップS307において、前記更新条件と最終的なデータ変動タイプとが合致しない場合は、何も処理せずに本処理動作を終了する。
【0040】
以上のように、本実施の形態に係るウェブページ更新通知装置によれば、更新通知対象ページの変化をデータ変動タイプという形で分類し、ウェブページ更新通知装置の利用者は、これを用いて通知を実施する条件を指定できるようにしたことで、不必要な通知が発行されることを抑制することができる。
【0041】
また、複数回にわたる更新通知対象ページの変化を一つのデータ変動タイプに纏めて分類できるようにしたことで、通知間隔や更新確認間隔の頻度の相違を吸収し、ウェブページ更新通知装置の利用者に対して適切にして充分な更新通知が発行されるようになる。
【0042】
更に、このように最終的なデータ変動タイプを算出するに際して、判定済みのデータ変動タイプとのテーブル演算において最新のデータ変動タイプを導出することにより、更新検知における計算機資源の有効な活用と処理時間の短縮を実現することができるものである。
【0043】
(他の実施の形態)
上述した第1の実施の形態においては、利用者に対応する更新通知対象は一つであるものとして説明したが、利用者に対して複数の更新通知対象が同時に存在していても良い。この場合は、更新通知対象に対する処理は逐次行われるものとする。
【0044】
また、上述した第1の実施の形態においては、更新通知対象と利用者との組み合わせに対応する更新通知条件は一つであるものとして説明したが、これは同時に複数個の更新通知条件が存在していても良い。この場合は、更に複数の更新通知条件の論理的演算が行われた結果が条件として使用されても良い。
【0045】
また、上述した第1の実施の形態においては、表(1)において検出されるデータ変動タイプを10個ほど定義したが、これ以上のタイプのデータ変動タイプを用いたり、或いは任意の個数からなるデータ変動タイプの組み合わせを用いたり、或いはこれ以下の種類のデータ変動タイプのみを用いたりしても良い。例えば、データ変動タイプに更に日時、ページデータ取得に要した時間、URLの情報、その他の情報を加味して新しいタイプを定義して、これを用いても良い。
【0046】
また、上述した第1の実施の形態においては、各部を同一の汎用計算機上で実現する場合について説明したが、その一部がネットワークで接続された他の汎用計算機や特定用途の装置に分散していても良い。また、データの一部が他に分散しても良い。
【0047】
また、上述した第1の実施の形態においては、コンピュータまたはCPUやMPUを用いて、上述した機能を実現するソウトウェアプログラムを動作させる実施形態であったが、その機能の全部または一部を実現する論理回路により達成されることは言うまでもない。
【0048】
尚、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
【0049】
また、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0050】
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0051】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0052】
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって、上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0053】
以上では、本発明の様々な例と実施形態を説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は本明細書内の特定の説明と図に限定されるものではなく、本願特許請求の範囲に全て述べられた様々な修正と変更に及ぶことが可能であることは言うまでもない。
【0054】
本発明の実施態様の例を以下に列挙する。
【0055】
[実施態様1] 登録されている利用者を識別するデータを保持する利用者識別データ保持手段と、
前記利用者識別データ保持手段に保持されているデータに対応する各利用者に対する更新通知対象を保持する更新通知対象保持手段と、
前記更新通知対象保持手段に保持されている更新通知対象のページデータを取得するページデータ取得手段と、
前記ページデータ取得手段において取得されたページデータの取得状況や取得データが変化したことを複数のデータ変動タイプに分類して検出するデータ変動検出手段と、
前記データ変動検出手段において検出されたデータ変動タイプを元に更新通知対象における更新を検知する更新検知手段と、
前記更新検知手段において更新が検出された場合に各利用者に通知を実施するか否かを判定する条件を前記利用者識別データ保持手段において予め設定することが可能な更新通知条件設定手段と、
利用者に更新を通知する更新通知手段と、
前記更新通知条件設定手段において設定された条件に基づいて前記更新通知手段を用いて各利用者に更新を通知するか否かを判定する更新通知条件判定手段と、
を備えたことを特徴とするウェブページ更新通知装置。
【0056】
[実施態様2] HTTP(ハイパーテキストトランスファープロトコル)の送受信やメールの送信を行う通信手段と、
前記更新通知対象保持手段に保持されている更新通知対象のページデータを前記通信手段により取得する第2のページデータ取得手段と、
利用者に前記通信手段を介して更新を通知する第2の更新通知手段と、
を備えたことを特徴とする実施態様1に記載のウェブページ更新通知装置。
【0057】
[実施態様3] 前記更新検知手段において、前記データ変動検出手段の検出動作を複数回繰り返すことができることを特徴とする実施態様2に記載のウェブページ更新通知装置。
【0058】
[実施態様4] 前記更新検知手段において、前記データ変動検出手段の検出動作を複数回繰り返す場合に、前記データ変動検出手段における分類結果を前回の分類結果とのテーブル演算によって更新することを特徴とする実施態様3に記載のウェブページ更新通知装置。
【0059】
[実施態様5] 登録されている利用者を識別するデータを保持する利用者識別データ保持工程と、
前記利用者識別データ保持工程により保持されているデータに対応する各利用者に対する更新通知対象を保持する更新通知対象保持工程と、
前記更新通知対象保持工程により保持されている更新通知対象のページデータを取得するページデータ取得工程と、
前記ページデータ取得工程において取得されたページデータの取得状況や取得データが変化したことを複数のデータ変動タイプに分類して検出するデータ変動検出工程と、
前記データ変動検出工程において検出されたデータ変動タイプを元に更新通知対象における更新を検知する更新検知工程と、
前記更新検知工程において更新が検出された場合に各利用者に通知を実施するか否かを判定する条件を前記利用者識別データ保持工程において予め設定することが可能な更新通知条件設定工程と、
利用者に更新を通知する更新通知工程と、
前記更新通知条件設定工程において設定された条件に基づいて前記更新通知工程を用いて各利用者に更新を通知するか否かを判定する更新通知条件判定工程と、
を備えたことを特徴とするウェブページ更新通知方法。
【0060】
[実施態様6] HTTP(ハイパーテキストトランスファープロトコル)の送受信やメールの送信を行う通信工程と、
前記更新通知対象保持工程により保持されている更新通知対象のページデータを前記通信工程により取得する第2のページデータ取得工程と、
利用者に前記通信工程を介して更新を通知する更新通知工程と、
を備えたことを特徴とする実施態様5に記載のウェブページ更新通知方法。
【0061】
[実施態様7] 前記更新検知工程において、前記データ変動検出工程による検出動作を複数回繰り返すことができることを特徴とする実施態様6に記載のウェブページ更新通知方法。
【0062】
[実施態様8] 前記更新検知工程において、前記データ変動検出工程による検出動作を複数回繰り返す場合に、前記データ変動検出工程における分類結果を、前回の分類結果とのテーブル演算によって更新することを特徴とする実施態様7に記載のウェブページ更新通知方法。
【0063】
[実施態様9] 実施態様5乃至8に記載のウェブページ更新通知方法が備えた各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムコードから成ることを特徴とする制御プログラム。
【0064】
[実施態様10] 実施態様9に記載の制御プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のウェブ更新通知装置によれば、利用者に対して適切にして充分な更新通知が発行され、また、更新検知における計算機資源の有効な活用と処理時間の短縮を実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るウェブページ更新通知装置における機能モジュールの構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るウェブページ更新通知装置におけるハードウェア構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るウェブページ更新通知装置の動作の流れを示すフローチャートである。
【図4】ウェブページ更新通知装置の一般的な関係を示す図である。
【符号の説明】
101 利用者識別データ保持部
102 更新通知対象保持部
103 通信部
104 ページデータ取得部
105 データ変動検出部
106 更新検出部
107 更新通知条件設定部
108 更新通知部
109 更新通知条件判定部
201 CPU
202 メモリ
203 ディスク装置
204 ネットワークインターフェース(ネットワークI/F)
Claims (10)
- 登録されている利用者を識別するデータを保持する利用者識別データ保持手段と、
前記利用者識別データ保持手段に保持されているデータに対応する各利用者に対する更新通知対象を保持する更新通知対象保持手段と、
前記更新通知対象保持手段に保持されている更新通知対象のページデータを取得するページデータ取得手段と、
前記ページデータ取得手段において取得されたページデータの取得状況や取得データが変化したことを複数のデータ変動タイプに分類して検出するデータ変動検出手段と、
前記データ変動検出手段において検出されたデータ変動タイプを元に更新通知対象における更新を検知する更新検知手段と、
前記更新検知手段において更新が検出された場合に各利用者に通知を実施するか否かを判定する条件を前記利用者識別データ保持手段において予め設定することが可能な更新通知条件設定手段と、
利用者に更新を通知する更新通知手段と、
前記更新通知条件設定手段において設定された条件に基づいて前記更新通知手段を用いて各利用者に更新を通知するか否かを判定する更新通知条件判定手段と、
を備えたことを特徴とするウェブページ更新通知装置。 - HTTP(ハイパーテキストトランスファープロトコル)の送受信やメールの送信を行う通信手段と、
前記更新通知対象保持手段に保持されている更新通知対象のページデータを前記通信手段により取得する第2のページデータ取得手段と、
利用者に前記通信手段を介して更新を通知する第2の更新通知手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載のウェブページ更新通知装置。 - 前記更新検知手段において、前記データ変動検出手段の検出動作を複数回繰り返すことができることを特徴とする請求項2に記載のウェブページ更新通知装置。
- 前記更新検知手段において、前記データ変動検出手段の検出動作を複数回繰り返す場合に、前記データ変動検出手段における分類結果を前回の分類結果とのテーブル演算によって更新することを特徴とする請求項3に記載のウェブページ更新通知装置。
- 登録されている利用者を識別するデータを保持する利用者識別データ保持工程と、
前記利用者識別データ保持工程により保持されているデータに対応する各利用者に対する更新通知対象を保持する更新通知対象保持工程と、
前記更新通知対象保持工程により保持されている更新通知対象のページデータを取得するページデータ取得工程と、
前記ページデータ取得工程において取得されたページデータの取得状況や取得データが変化したことを複数のデータ変動タイプに分類して検出するデータ変動検出工程と、
前記データ変動検出工程において検出されたデータ変動タイプを元に更新通知対象における更新を検知する更新検知工程と、
前記更新検知工程において更新が検出された場合に各利用者に通知を実施するか否かを判定する条件を前記利用者識別データ保持工程において予め設定することが可能な更新通知条件設定工程と、
利用者に更新を通知する更新通知工程と、
前記更新通知条件設定工程において設定された条件に基づいて前記更新通知工程を用いて各利用者に更新を通知するか否かを判定する更新通知条件判定工程と、
を備えたことを特徴とするウェブページ更新通知方法。 - HTTP(ハイパーテキストトランスファープロトコル)の送受信やメールの送信を行う通信工程と、
前記更新通知対象保持工程により保持されている更新通知対象のページデータを前記通信工程により取得する第2のページデータ取得工程と、
利用者に前記通信工程を介して更新を通知する更新通知工程と、
を備えたことを特徴とする請求項5に記載のウェブページ更新通知方法。 - 前記更新検知工程において、前記データ変動検出工程による検出動作を複数回繰り返すことができることを特徴とする請求項6に記載のウェブページ更新通知方法。
- 前記更新検知工程において、前記データ変動検出工程による検出動作を複数回繰り返す場合に、前記データ変動検出工程における分類結果を、前回の分類結果とのテーブル演算によって更新することを特徴とする請求項7に記載のウェブページ更新通知方法。
- 前記請求項乃至8に記載のウェブページ更新通知方法が備えた各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムコードから成ることを特徴とする制御プログラム。
- 請求項9に記載の制御プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002370138A JP4298284B2 (ja) | 2002-12-20 | 2002-12-20 | 更新通知装置及び方法、並びにプログラム及び記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
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