JP2004198471A - スプライスユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スプライスユニットは、矩形状の底板1aの前後左右端縁に、前面板1bと、背面板1cと、左右側面板1dを立設してトレイ状にユニット本体1を構成し、底板1aには光ファイバコード3同士の接続に使用するコネクタ4を設けたコネクタ支持板2を前面板1bと平行に立設し、コネクタ支持板2と左右側面板1dと背面板1cとで囲まれた余長収納スペース12に光ファイバコード3の余長を収納可能にし、ユニット本体1の背面板1cの外面に融着トレイ10を取り付けて光ファイバ心線8の融着部と余長とを収納可能にする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラックにマウントして取り付けられ、光ファイバの接続部と余長を収納するためのスプライスユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスプライスユニットは、底板の端縁に、前面板と、左右側面板を立設してトレイ状にユニット本体が形成され、底板上には前面板から間隔をおいてコネクタ支持板が前面板と平行に立設され、コネクタ支持板には光ファイバコード同士の接続に使用するコネクタが多数設けられている。コネクタ支持板の後ろ側スペースには光ファイバ心線の融着部と余長とを収納するための融着トレイと、光ファイバコードの余長を収納するための余長ホルダが配設されている。ユニット本体の背面は開口され、この開口から光ケーブルが入線してテンションメンバクランプとケーブルクランプによって固定され、光ケーブルの端部から延びた多数の光ファイバ心線は、コネクタの背面側接続口に接続された光ファイバコードの光ファイバ心線と融着して融着部と余長を融着トレイ内に収納し、光ファイバコードの余長は余長ホルダに保持していた(例えば、非特許文献1参照。)。
【0003】
また、融着トレイを設けず、光ファイバ心線の融着部と、光ファイバ心線の余長と、光ファイバコードの余長とを同一スペースに収納するスプライスユニットもある(例えば、非特許文献1、特許文献1参照。)。
【0004】
また、コネクタの前面側接続口に接続された光ファイバコードは集束してユニット本体の左右側面板の開口から出線していた(例えば、非特許文献1、特許文献1参照。)。
【0005】
【非特許文献1】
“光通信用 スプライスSERIES ボックス/ユニット”、河村電器産業株式会社、2002年11月、p.3−10
【特許文献1】
特開2002−296427号公報(第4頁、第4図、第9図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このため、非特許文献1のスプライスユニットは光ケーブルの端部から融着トレイまで露出した光ファイバ心線と光ファイバコードの余長とが同一スペースに収納されるし、特許文献1のスプライスユニットにおいては光ファイバ心線の余長と光ファイバコードの余長とが1つの余長ホルダに収納されるため、施工がやりにくいし、メンテナンスの際に光ファイバ心線に触れる機会が多くなるので光ファイバ心線を破損させる虞があった。
【0007】
また、非特許文献1と特許文献1の両方のスプライスユニットとも、コネクタの前面側接続口に接続した光ファイバコードは大きく束ねられ保持されて整理がされていないのでメンテナンスの際に作業性が良くなかった。
【0008】
そこで上記問題点に鑑み、本発明の目的は、施工性を向上し、光ファイバ心線の破損を防止し、また、光ファイバコードの整理が容易にできてメンテナンスの作業性が良いスプライスユニットを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明によれば、ラックにマウントして取り付けられ、光ファイバの接続部と余長とを収納するために底板の前後左右端縁に前面板と、背面板と、左右側面板を立設してトレイ状にユニット本体を構成したスプライスユニットにおいて、ユニット本体の背面板の外面に光ファイバ心線の融着部と余長とを収納するための融着トレイを取り付けたことを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の発明によれば、ラックにマウントして取り付けられ、光ファイバの接続部と余長とを収納するために底板の前後左右端縁に前面板と、背面板と、左右側面板を立設してトレイ状にユニット本体を構成したスプライスユニットにおいて、ユニット本体の前面板の上端を内側方向に折曲形成し、折曲部に複数の光ファイバコードを集束状態に保持するためのコード保持部を形成したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明によれば、ラックにマウントして取り付けられ、光ファイバの接続部と余長とを収納するために底板の前後左右端縁に前面板と、背面板と、左右側面板を立設してトレイ状にユニット本体を構成したスプライスユニットにおいて、ユニット本体の背面板の外面に光ファイバ心線の融着部と余長とを収納するための融着トレイを取り付けたことにより、光ファイバ心線の収納スペースと光ファイバコードの収納スペースを分離し、各々独立して施工できるようにして施工性を向上すると共に、光ファイバ心線の破損を防止することができる。
【0012】
請求項2に記載の発明によれば、ラックにマウントして取り付けられ、光ファイバの接続部と余長とを収納するために底板の前後左右端縁に前面板と、背面板と、左右側面板を立設してトレイ状にユニット本体を構成したスプライスユニットにおいて、ユニット本体の前面板の上端を内側方向に折曲形成し、折曲部に複数の光ファイバコードを集束状態に保持するためのコード保持部を形成したことにより、光ファイバコードの整理が容易にできてメンテナンスの作業性が良くなる。
【0013】
【実施例】
本発明に係るスプライスユニットの実施例を図1〜図4の添付図面に基づいて説明する。
【0014】
スプライスユニットは矩形状の底板1aの前後左右端縁に前面板1bと、背面板1cと、左右側面板1dとを立設してトレイ状にユニット本体1を構成し、左右側面板1dにはマウント部1eが垂設され、各種機器を収納するためのラック(図示せず)等にマウントして取り付けられる。
【0015】
ユニット本体1の底板1a上には前面板1bから間隔をおいてコネクタ支持板2が前面板1bと平行に立設されている。コネクタ支持板2は光ファイバコード3同士の接続に使用するコネクタ4が縦横複数列に設けられ、コネクタ支持板2と左右側面板1dは同じ高さに形成されて連結している。
【0016】
前面板1bはコネクタ4へ光ファイバコード3を前面から接続する際に邪魔にならないように、コネクタ支持板2に設けられた最下列のコネクタ4より低く形成され、上端がユニット本体1の内側方向に折曲形成され、この折曲部を切り欠いて複数の光ファイバコード3を集束状態に保持するためのフック状のコード保持部5が多数形成されている。尚、コード保持部5を打ち抜き加工により形成することで安価に製作できる。コネクタ4の前面側接続口4aに接続された光ファイバコード3は例えば縦列毎に束ねてコード保持部5に保持している。また、前面板1bとコネクタ支持板2間の底板1aは垂れ下がった光ファイバコード3を自重による破損から保護するためのコード受けスペース6であり、コード受けスペース6の左右端部の左右側面板は開口され、光ファイバコード3の入出線口1fとなっており、近傍にはコードクランプ7が配設されて光ファイバコード3を押さえて保持するようになっている。
【0017】
背面板1cは光ファイバコード3が引き出せるようにコネクタ支持板2と左右側面板1dより低く形成されて左右側面板1dと連結しており、背面板1cの外面には中央の高さ方向に光ファイバ心線8を案内支持するためのガイド9が取り付けられ、ガイド9の左右両側の高さ方向に光ファイバ心線8の融着部と余長とを収納するための複数の融着トレイ10が櫛歯状の取付具11を介して前後方向にスライド可能に取り付けられている。
【0018】
ガイド9を通ってきた光ファイバ心線8とコネクタ4の背面側接続口4bに接続した光ファイバコード3の光ファイバ心線は融着して融着部と余長を融着トレイ10に収納し、光ファイバコード3の余長はコネクタ支持板2と左右側面板1dと背面板1cとで囲まれた余長収納スペース12に収納する。
【0019】
尚、本実施例においてユニット本体1の背面板1cに光ファイバ心線8を案内するためのガイド9を設けたが、図5に示すように光ケーブル13のケーブル部13aを保持するためのケーブルクランプ14と光ケーブル13のテンションメンバ13bを保持するためのテンションメンバクランプ15を設けて光ケーブル13を保持できるようにし、光ケーブル13から光ファイバ心線8を引き出せるようにしても良く、スプライスユニットの構造について本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、ラックにマウントして取り付けられ、光ファイバの接続部と余長とを収納するために底板の前後左右端縁に前面板と、背面板と、左右側面板を立設してトレイ状にユニット本体を構成したスプライスユニットにおいて、ユニット本体の背面板の外面に光ファイバ心線の融着部と余長とを収納するための融着トレイを取り付けたことにより、光ファイバ心線の収納スペースと光ファイバコードの収納スペースを分離し、各々独立して施工できるようにして施工性を向上すると共に、光ファイバ心線の破損を防止することができるという効果がある。
【0021】
請求項2に記載の発明によれば、ラックにマウントして取り付けられ、光ファイバの接続部と余長とを収納するために底板の前後左右端縁に前面板と、背面板と、左右側面板を立設してトレイ状にユニット本体を構成したスプライスユニットにおいて、ユニット本体の前面板の上端を内側方向に折曲形成し、折曲部に複数の光ファイバコードを集束状態に保持するためのコード保持部を形成したことにより、光ファイバコードの整理が容易にできてメンテナンスの作業性が良くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスプライスユニットの平面図である。
【図2】本発明に係るスプライスユニットの正面図である。
【図3】本発明に係るスプライスユニットの右側面図である。
【図4】本発明に係るスプライスユニットの背面図である。
【図5】本発明に係るスプライスユニットの変形実施例である。
【符号の説明】
1…ユニット本体
1a…底板
1b…前面板
1c…背面板
1d…左右側面板
2…コネクタ支持板
3…光ファイバコード
5…コード保持部
6…コード受けスペース
8…光ファイバ心線
10…融着トレイ
12…余長収納スペース
Claims (2)
- ラックにマウントして取り付けられ、光ファイバの接続部と余長とを収納するために底板の前後左右端縁に前面板と、背面板と、左右側面板を立設してトレイ状にユニット本体を構成したスプライスユニットにおいて、前記ユニット本体の背面板の外面に光ファイバ心線の融着部と余長とを収納するための融着トレイを取り付けたことを特徴とするスプライスユニット。
- ラックにマウントして取り付けられ、光ファイバの接続部と余長とを収納するために底板の前後左右端縁に前面板と、背面板と、左右側面板を立設してトレイ状にユニット本体を構成したスプライスユニットにおいて、前記ユニット本体の前面板の上端を内側方向に折曲形成し、該折曲部に複数の光ファイバコードを集束状態に保持するためのコード保持部を形成したことを特徴とするスプライスユニット。
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JP2002363593A JP4052936B2 (ja) | 2002-12-16 | 2002-12-16 | スプライスユニット |
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JP2002363593A JP4052936B2 (ja) | 2002-12-16 | 2002-12-16 | スプライスユニット |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2018148867A1 (zh) * | 2017-02-14 | 2018-08-23 | 华为技术有限公司 | 一种熔配盘 |
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2002
- 2002-12-16 JP JP2002363593A patent/JP4052936B2/ja not_active Expired - Fee Related
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