JP2004194920A - 走行玩具システム - Google Patents

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Abstract

【課題】走行玩具が単に走行路を走行するだけではなく、走行路に併設された球体の供給装置から球体の供給を受け、供給を受けた球体を所定の場所で発射することができ、単に走行路を走行させる走行玩具との差別化を図ることができ、ダイナミックな走行を実現することができる走行玩具システムを提供すること。
【解決手段】走行玩具Bは球体aを発射する発射機構Dと、駆動輪16を回転駆動する駆動機構Cとを備え、走行路Aは上記走行玩具Bの駆動輪16の回転を動力として作動し、上記走行玩具Bに球体aを供給する球体供給装置3と、上記走行玩具Bの走行を上記球体aの供給場所で阻止する阻止手段6と、上記走行玩具Bの発射機構Dの作動開始を指示する指示手段7とを備え、上記阻止手段6は上記球体供給装置3による上記走行玩具Bへの球体aの供給後に上記走行玩具Bの走行阻止を解除した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、走行玩具システム、詳しくは球体の発射機構を備えた走行玩具が走行路に併設された球体の供給装置から球体の供給を受け、走行路の所定の場所で発射機構を作動させ球体を発射させる走行玩具システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、走行路とその走行路を走行する走行玩具との組合せからなる走行玩具システムとしては様々なシステムが提案されている。走行玩具が単に走行路を走行するだけでは飽きてしまうので、走行路の近傍に走行玩具に関連する形象物を配置し、走行玩具がその形象物の近傍を通過又は接近したときに形象物が備えたスピーカから音を出力させたり、発光ダイオードを点滅させたりする鉄道玩具システムが提案されている。(例えば、特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】
登録実用新案第3080410号公報(第3−4頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の鉄道玩具システムでは鉄道玩具がレールの近傍に配置された鉄道玩具に関連した形象物の近傍を通過又は接近した際に、電気的に非接触で形象物の存在を感知し、音を出力したり光を発したりして効果を演出するものであって、鉄道玩具と形象物とが直接ではなく間接的に係りあうものであるために動きがダイナミックではなかった。
【0005】
本発明は上記問題点を解消し、走行玩具が単に走行路を走行するだけではなく、走行路に併設された球体の供給装置から球体の供給を受け、供給を受けた球体を所定の場所で発射することができ、単に走行路を走行させる走行玩具との差別化を図ることができ、ダイナミックな走行を実現することができる走行玩具システムを提供することをその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明に係る走行玩具システムは、走行玩具と該走行玩具が走行する走行路との組合せからなる、以下の要件を備えることを特徴とする。
(イ)走行玩具は球体を発射する発射機構と、駆動輪を回転駆動する駆動機構とを備えるとともに、上面に上記球体を上記発射機構に供給する供給口を設けたこと
(ロ)上記走行路は上記走行玩具に球体を供給する供給装置と、上記走行玩具の走行を上記球体の供給場所で阻止する阻止手段とを備え、該阻止手段は上記供給装置による上記走行玩具への球体の供給後に上記走行玩具の走行阻止を解除すること
(ハ)上記供給装置は、上記走行玩具の駆動輪の回転を動力として作動すること
(二)上記走行路に上記走行玩具の発射機構の作動開始を指示する指示手段を設けたこと
【0007】
なお、前記走行玩具は1つのモータで前記発射機構と前記駆動輪とを選択的に作動させる制御手段を備え、該制御手段は前記指示手段を検出すると上記駆動輪に代えて上記発射機構を所定時間作動させ、所定時間作動後には上記制御手段は駆動輪を再び作動させるようにしてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る走行玩具システムの一例を示し、この走行玩具システムは複数の走行路ユニット1を連結し、終端にターンテーブル2が接続された走行路Aと、この走行路Aを走行する走行玩具Bとの組合せからなるもので、走行路ユニット1の1つである機能走行路ユニット1aには走行玩具Bに球体aを供給する球体供給装置3が併設され、機能走行路ユニット1aを走行する走行玩具Bは球体供給装置3から球体aの供給を受けると所定の場所まで走行した後に一旦停止し、内蔵した発射機構4を作動させて球体aを発射した後に再び走行するようになっているものである。
【0009】
走行路ユニット1は走行面の長手方向中央には2本のガイドレール5が形成され、機能走行路ユニット1aのガイドレール5には走行玩具の走行を阻止する阻止手段であるストッパー6と発射機構4の作動を指示する指示手段(トリガ)7とが設けてある(図2参照)。
【0010】
ストッパー6は走路面の裏側に水平方向に揺動可能に配置された揺動板10の上面に突出形成されたもので、送路面に形成された開口部11から突出している。上記揺動板10は、図3に示すように、中央に形成された軸孔12が機能走行路ユニット1aの送路面の裏面に突出形成された図示しない支軸に揺動可能に軸支され、スプリング13に付勢されて常にストッパー6がガイド溝8を塞ぐようになっており、ストッパー6に走行玩具Bの底面に形成された係合軸15が当接することにより走行玩具Bの走行を阻止するようになっている。ストッパー6で走行が阻止された時には走行玩具Bの駆動輪16はローラ17上に位置し、駆動輪16によってローラ17を回転させることができるようにストッパー6の位置が設定されている。
【0011】
走行玩具Bがストッパー6で走行が阻止させられたときは駆動輪がローラ17に乗り上げた状態になっているので、駆動輪16の回転力でローラ17が回転する。このローラ17の回転はローラ17に一体に形成された歯車18に噛み合うクラウン歯車19を介して同軸上のピニオンギヤ20を回転させるようになっている(図3参照)。
【0012】
上記ピニオンギヤ20は機能走行路ユニット1aの内部に配置され長手方向に直交する方向にスライド移動可能に配置されたスライド部材21の長孔22の底面に形成されたラックギヤ23に噛み合っている。さらに、長孔22には、上記揺動板10の先端部10aが挿入され、20ピニオンギヤの回転でスライド部材21がスライド移動すると揺動板10の先端10aが長孔22の側壁22aに押され、揺動板10が揺動することによりストッパー6がガイド溝8から外れ、走行玩具Bの走行阻止が解除されるようになっている。
【0013】
そして、スライド部材21の先端部21aは後述する押し上げ板31の側面に対向する位置に配置され、スライド部材21がスライド移動すると先端部21aが押し上げ板31の下にもぐり込み、押し上げ板31を上昇させるようになっている。
【0014】
上記スライド部材21はローラ17に駆動輪16が乗り上げていないときはスプリング24によって引き戻され、押し上げ板31及び揺動板10に作用することはない。
【0015】
球体供給装置3は機能走行路ユニット1aの側部に併設され、上部に配置された球体供給部30と、この球体供給部30の後部を押し上げて球体供給部30を前下がりの状態にし、内部に収容した球体aを前方に転動させ、球体供給部30の先端から放出させる押し上げ板31とを備えている。
【0016】
球体供給部30は支軸32が供給装置本体に上下に揺動可能に支持されたシーソー部材で構成され、この球体供給部30は中央長手方向に凹溝33が形成され、この凹溝33内に球体aを収容することができるようになっているもので、後部に取り付けられた押し上げ板31がスプリング34で下向きに付勢され、常に前部が前上がりになっているので、凹溝33内に収容した球体aは後方に転動し球体供給部30から放出されないようになっている(図5(a)参照)。
【0017】
そして、スプリング34に抗して押し上げ板31を上昇させると球体供給部30は支軸32を中心に前下がりに揺動し、凹溝33内に収容されている球体aは凹溝33内を前方に向かって転動し、球体供給部30の先端から放出されるようになっている(図5(b)参照)。
【0018】
押し上げ板31は、図5(a)に示すように、スライド部材21が係合しない状態ではスプリング34に付勢されて下降し、球体供給部30の後部を引き下ろした状態になっているので、支軸32を中心に前上がりに揺動し内部に収容された球体aは転がり出すことは無い。
【0019】
一方、ピニオンギヤ20が回転してスライド部材21がスプリング24に抗してスライド移動させられると、スライド部材の先端部が押し上げ板31の下に潜り込み、図5(b)に示すように、押し上げ板31を上昇させるので、球体供給部30は支軸32を中心に前下がりに揺動する。球体供給部30の前部が下がると凹溝33内部に収容された球体aは凹溝33内を前方に向かって転動を始め、凹溝33内の球体は放出されることになる。
【0020】
次に、走行玩具Bの構造について説明する。走行玩具Bは、1つのモータ40で走行玩具Bを走行させる駆動輪16と、上面に形成された供給口9に供給された球体aを発射する発射機構4とを選択的に作動させることができるようになっているものである。
【0021】
図6に示すように、モータ40の回転軸に軸着されたピニオンギヤ41は、クラウン歯車42を介してギヤユニット43を回転させるようになっている。このギヤユニット43は上記クラウン歯車42が軸着している回転軸44にフリーに取り付けられた略円柱状の回転体45と、回転体45の一方の側面に形成された支軸46、47に軸支された第1の伝達歯車48と、第2の伝達歯車49とで構成され、第1の伝達歯車48と、第2の伝達歯車49とは上記クラウン歯車42の回転軸48に軸着された歯車50に常に噛み合い、回転体45の回転が阻止された場合は歯車50によって第1の伝達歯車48と、第2の伝達歯車49とが回転し、阻止されない場合は歯車50と一体で回転体45は回転する。
【0022】
そして、回転体45の外周面には制御手段である制御板51の上面に突出形成された係合軸52に選択的に係合する第1の係合凸部53と第2の係合凸部54とが形成されている。
【0023】
上記制御板(制御手段)51は前部に形成された軸孔55が走行玩具Bの車体に形成された図示しない支軸に回動可能に軸支され、支軸を中心に左右に回動できるようになっており、スプリング56に付勢されて係合軸52が常に第1の係合凸部53又は第2の係合凸部54の軌道上に位置するように、モータ40の収容部側壁57に当接している。
【0024】
上記制御板51の後部には係合軸60が上下面に突出形成され、上面に突出した係合軸60にはレバー61の前部に形成された長孔62が連結され、レバー61の後部は車体後部から後方に突出し、中央に形成された軸孔63を中心に左右に回動可能に車体に形成された図示しない支軸に軸支され、ユーザーがレバー61を回動することにより制御板51を外部から回動操作できるようになっている。
【0025】
そして、制御板51の下面から下方に突出した係合軸60が走行路ユニット1aに形成されたトリガ7に係合した時には、トリガ7の斜面で押されて制御板51をスプリング56に抗して走行路の外側に向かって回動し、上記第1の係合凸部53との係合が外れ、ギヤユニット43が回転できるようになっている。
【0026】
さらに、制御板51の側面には後述するトリガ片72に係合する係合突部64が形成されている。この係合突部64はトリガ片72に係合すると係合軸60がトリガ7に係合したときと同様に制御板51が回動するようになっている。
【0027】
駆動輪16はギヤユニット43の第1の伝達歯車48に選択的に噛み合う中間歯車65と、中間歯車65に噛み合うクラッチ歯車66と、クラッチ歯車66と同軸上に軸着された駆動歯車67とから構成される駆動機構Cにより回転させられ、駆動歯車67は駆動輪16aに一体に形成された歯車68に噛み合っている。
【0028】
回転体45の第1の係合凸部53が制御板51の係合軸52に係合したときには、図8(a)に示すように、第1の伝達歯車48が中間歯車65に噛み合うので、クラッチ歯車66、駆動歯車67を介して駆動輪16aと一体の歯車68が回転させられるので駆動輪16(16a、16b)が回転し、走行玩具は走行することができる。
【0029】
なお、クラッチ歯車66と駆動歯車67とが軸着された回転軸70には、歯車71aとカム71bとが一体形成されたカム歯車71がフリーに装着され、発射機構Cに連係する歯車71aが回転するとカム71bも一体で回転しカム71bの側面に突出形成されたトリガ片72が上述した制御板51の係合突部64を押圧し制御板51をスプリング56に抗して回動するようになっている。
【0030】
制御板51が回動すると上面に突出した係合軸52と第1の係合凸部53との係合が外れ、ギヤユニット43は回転を始め、第1の伝達歯車48と中間歯車65との噛み合いが外れ、クラッチ歯車66の回転が止まり、駆動輪16は回転しなくなるので走行玩具Bは走行を停止することになる。
【0031】
なお、制御板51はトリガ片72により押圧されたとき瞬間的に回動して係合軸52と第1の係合凸部53との係合を解除した後、スプリング56に付勢されて復帰回動するので係合軸52は第2の係合突部54と係合し、後述する球体の発射機構Dが作動することになる。
【0032】
球体の発射機構Dは、ギヤユニット43の第2の伝達歯車49に選択的に噛み合う2段歯車73と、2段歯車73の小歯車73aに噛み合う機能歯車74と、機能歯車74と同軸上に軸着された歯車75と、この歯車75に噛み合うカム歯車71と、機能歯車74の欠歯歯車74aにラックギヤ76が噛み合う弾き部材77とで構成されている。
【0033】
機能歯車74は欠歯歯車74aと平歯車74bとが一体に形成されたもので、図8(b)に示すように、第2の伝達歯車49が2段歯車73を回転させると平歯車74bと一体の欠歯歯車74aが回転し、欠歯歯車74aにラックギヤ76が噛み合う弾き部材77がスプリング78に抗して後方に強制移動させられるようになっている。そして、欠歯歯車74aの欠歯部ではラックギヤ76と欠歯歯車74aとの噛み合いがなくなるので弾き部材77はスプリング78に付勢されて勢いよく前方に復帰移動し、球体を弾き出すことができるようになっている(図8(c)参照)。
【0034】
一方、機能歯車74と同軸上の歯車75は上述のカム歯車71の歯車71aに噛み合っているので、歯車75が連続して回転し、連動してカム歯車71が回転するとカム71bに形成されたトリガ片72が上述した制御板51の係合突部64を押圧し、制御板51をスプリング56に抗して回動させることになる。
【0035】
制御板51が回動すると上面に突出した係合軸52と第2の係合突部54との係合が外れ、ギヤユニット43は回転を始め、第2の伝達歯車49と2段歯車73との噛み合いが外れ、発射機構Dの作動は停止することになる。
【0036】
なお、制御板51はトリガ片72により押圧されたとき瞬間的に回動して係合軸52と第2の係合突部54との係合を解除した後、スプリング56に付勢されて復帰回動するので係合軸52は第1の係合凸部53と係合し、前述した駆動輪16を回転させる駆動機構Cが作動することになる。
【0037】
上述の走行玩具システムによれば、図1に示すように、走行路Aを走行する走行玩具Bは往路では機能走行路ユニット1aを停止することなく通過し、ターンテーブル2でUターンして同じ走行路を復路走行する。機能走行路ユニット1aに進入した走行玩具Bは、ストッパー6によって走行が阻止される。このとき、走行玩具Bの駆動輪16はローラ17上に位置し、これを回転させるので、ローラ17の回転に連係してスライド部材21がスライド移動し、押し上げ板31を押し上げるので、球体供給部30は支軸32を中心に前傾し、凹溝33内に収容されている球体aは全て前方に転動して球体供給部30の先端から放出される(図5(b)参照)。
【0038】
走行玩具Bがストッパー6で止まっている状態では走行玩具Bは、図7に示すように、球体供給部30の下に停止しているので、放出された球体aは走行玩具Bの供給口9に供給される。
【0039】
ローラ17が継続して回転しピニオンギヤ20が回転すると、スライド部材21がさらにスライド移動し、揺動板10の先端部10aが長孔22の側壁22aに押されるので揺動板10は軸孔12を中心に揺動し、ストッパー7がガイド溝8から退避して走行玩具Bの走行の阻止を解除することになり走行玩具Bは再び走行を始めることができる。
【0040】
走行玩具Bが走行を始めると、ローラ17はフリーになるのでスライド部材21はスプリング24に引き戻され、押し上げ板31もスプリング34に引かれて下降し、球体供給部30は後部が引き下ろされるので、図5(a)に示すように、前上がりの状態に復帰回動する。
【0041】
この状態でユーザーが球体aを凹溝33内に供給すると、球体aは凹溝33に収容された状態で次の放出の時期を待つ。
【0042】
球体の供給を受けた走行玩具Bは前進し、係合軸60がトリガ7に係合し、押圧されると制御板51が回動し、係合軸52と第1の係合凸部53との係合が外れるので、ギヤユニット43が回転し、第1の伝達歯車48と中間歯車65との噛み合いが外れるので、中間歯車65、クラッチ歯車66、駆動歯車67の回転が止まり、駆動輪16の回転が止まる。
【0043】
回転するギヤユニット43は第2の係合凸部54が係合軸52に係合して回転が止まると、図8(b)に示すように、第2の伝達歯車49が2段歯車73に噛み合い、2段歯車73を回転させるので発射機構Dが作動し、図9に示すように、球体aは前面の発射孔25から発射される。
【0044】
発射機構Dが作動すると同時に機能歯車74が回転し、トリガ片72が制御板51の係合突部64を押圧すると制御板51が回動し、、係合軸52と第2の係合凸部54との係合が外れるので、ギヤユニット43が回転し、第2の伝達歯車49と2段歯車73との噛み合いが外れ発射機構Dは停止することになる。
【0045】
回転するギヤユニット43(回転体45)は第1の係合凸部53が係合軸52に係合して回転が止まると、図8(a)に示すように、第1の伝達歯車が48が中間歯車65に噛み合い、クラッチ歯車66を回転させるので駆動歯車67に噛み合う歯車68を備えた駆動輪16が回転し、球体の発射を終了した走行玩具は再び走行を開始する。
【0046】
上述したように、走行玩具Bが走行の途中で停止して球体供給装置3から球体aの供給を受け、球体aの供給を受けると再び走行を開始し、所定の位置まで進むと走行を停止し、供給を受けた球体aを発射し、球体aの発射をした後に再び走行を開始するので、電気的な制御をすることなく1つのモータの回転で、球体供給装置3を作動させたり、走行玩具Bを走行させたり、走行玩具に設けた球体の発射機構を作動させたりすることができるので、ユーザーが何ら手を加えることなく様々な動作を行なわせることができ、単に走行路を走行する走行玩具システムとの差別化が図れる走行玩具システムを提供することができる。
【0047】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、走行玩具が球体の供給場所で停止し、球体供給装置から球体の供給を受け、球体の供給を受けると再び走行を開始し、走行路に設けた指示手段により発射機構を作動させ供給を受けた球体を発射し、球体の発射をした後に再び走行を開始するので、単に走行路を走行する走行玩具システムとの差別化が図れる走行玩具システムを提供することができる。
【0048】
しかも、球体の供給装置を走行玩具の駆動輪で作動させることができ、走行路には何ら動力源を必要としない画期的な走行玩具システムを実現することができる。
【0049】
請求項2の発明によれば、走行路を走行しながら走行路に設けられた指示手段を感知することにより、電気的な制御を必要とせず1つのモータで、走行玩具を走行させたり、走行玩具に設けた球体の発射機構を作動させたりすることができ、走行玩具が走行路を走行するだけで様々な動きを楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る走行玩具の構成の一例を説明する斜視図
【図2】機能走行路ユニットの走路面の構造を説明する平面図
【図3】機能走行路ユニットの内部構造を説明する平面側斜視図
【図4】走行玩具の底面図
【図5】(a)(b)は球体供給装置の作動状態の説明図
【図6】走行玩具の内部機構を説明する底部背面側斜視図
【図7】走行玩具が球体の供給を受けている状態を説明する斜視図
【図8】(a)〜(c)は駆動輪の回転及び発射機構の作動の説明図
【図9】走行玩具が球体を発射している状態を説明する斜視図
【符号の説明】
1 走行路ユニット
3 球体供給装置
6 ストッパー(阻止手段)
7 トリガ(指示手段)
16 駆動輪
A 走行路
a 球体
B 走行玩具
C 駆動機構
D 発射機構

Claims (2)

  1. 走行玩具と該走行玩具が走行する走行路との組合せからなる、以下の要件を備えることを特徴とする走行玩具システム。
    (イ)走行玩具は球体を発射する発射機構と、駆動輪を回転駆動する駆動機構とを備えるとともに、上面に上記球体を上記発射機構に供給する供給口を設けたこと
    (ロ)上記走行路は上記走行玩具に球体を供給する供給装置と、上記走行玩具の走行を上記球体の供給場所で阻止する阻止手段とを備え、該阻止手段は上記供給装置による上記走行玩具への球体の供給後に上記走行玩具の走行阻止を解除すること
    (ハ)上記供給装置は、上記走行玩具の駆動輪の回転を動力として作動すること
    (二)上記走行路に上記走行玩具の発射機構の作動開始を指示する指示手段を設けたこと
  2. 前記走行玩具は1つのモータで前記発射機構と前記駆動輪とを選択的に作動させる制御手段を備え、該制御手段は前記指示手段を検出すると上記駆動輪に代えて上記発射機構を所定時間作動させる、請求項1記載の走行玩具システム。
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