JP2004194259A - 表示装置および受信装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】表示装置100は、アンテナ16から送信された放送信号を受信して、映像を表示部110に表示するとともに、その映像に対応付けられた補助情報を送信部118から携帯端末200に向けて送信する。携帯端末200は、その補助情報に基づいて補助コンテンツを生成し、表示部212に表示する。これにより、携帯端末200毎に補助コンテンツを表示できる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は放送技術に関する。この発明は、とくに映像に対応付けられた情報を利用する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタル放送は、映像や音声などのデジタルコンテンツを放送するものであり、映像や音声などに加えて、電子番組案内、ニュース、天気などのデータも放送できる。こうした特徴を生かして、デジタル放送では、番組に関連する情報を映像に加えて表示する番組、テレビ局と視聴者との双方向番組などのインタラクティブな番組を作ることができる。
【0003】
このような番組を作成するためには、映像データに加えてBML(Broadcastmarkup language)などの記述言語で作成されたデータファイル(以下、単に「BMLファイル」という)が必要になる。セットトップボックスは、デジタル放送信号(以下、単に「放送信号」という)に含まれるBMLファイルを解析して、例えばクイズの解答画面や、関連情報画面などの補助的な画面(以下、単に「補助画面」という)をモニタに表示させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
これらの補助画面は、単一のモニタに表示され、そのインターフェイスも単一であるため、例えば同一の番組を家族で観ている場合に、家族一人一人が別々にクイズの回答をしたり、別々に関連情報を参照したりすることができない。また、補助画面を表示するためには、主映像を小さく表示したり、主映像と切り替えたりする必要がある。また、BMLファイルは、予め用意されたタグの組み合わせなので、それらのタグを利用した表現の自由度には限界がある。また、補助画面の操作に利用する、例えばリモコンなどの操作装置には、予め補助画面の操作に必要なボタンが設けられている。このため、筐体のサイズが大きくなり、さらにボタン数が多いことから操作性が悪くなってしまう。
【0005】
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、個々のユーザに補助画面を提示する技術、補助画面の表示形態に自由度を持たせる技術、従来ない種類の番組の作成を可能にする技術、補助画面の操作に係るユーザの操作性を向上する技術を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のある態様は表示装置である。この装置は、映像を表示する第1表示部と、映像に対応付けられた補助コンテンツを、第1表示部が設けられた筐体の外部に存在する第2表示部に表示させるための補助情報を送信する送信部とを備える。これにより、個々のユーザに対して補助コンテンツを提供できる。
【0007】
この装置は、映像に対応付けられた補助情報が存在する場合に、補助情報の存在を通知する通知部を更に備えてもよい。これにより、ユーザは、補助情報の有無を確認できるとともに、例えば携帯電話などの携帯端末に補助情報を取り込む作業を開始できる。
【0008】
この装置は、補助情報には有効期間が定められており、通知部は有効期間の範囲内において、補助情報の存在を通知してもよい。これにより、例えば、番組の放送時間が終了している場合など、番組の進行上、意味をなさない補助情報の提示を避けることができる。また、こうした補助情報を提示することにより、ユーザが混乱することを防止できる。
【0009】
補助情報は、第2表示部を有する携帯端末において実行されるアプリケーションで利用され、アプリケーションにおける処理に応じて補助コンテンツが第2表示部に表示されてもよい。これにより、補助コンテンツの形態に自由度が広がり、従来ない新規な特徴を有する番組の制作が可能になる。
【0010】
この装置は、放送信号を受信する受信部と、放送信号から映像信号と補助情報とを分離する分離部とを更に備えてもよい。これにより、放送信号に多重化された補助情報を抽出できる。
【0011】
この装置は、補助コンテンツを表示すべき番組を特定する情報と、分離した補助情報とを対応付けて保持する格納部と、第1表示部に表示されている番組を特定する特定部と、特定部により特定された番組に対応付けられた補助情報を格納部から読み込み、送信部に供給する送信処理部とを更に備えてもよい。これにより、予め補助情報を格納しておき、番組が始まった段階で補助情報を送信できる。
【0012】
放送信号は、映像と補助コンテンツとを同期するための同期情報を更に含み、送信部は、その同期情報を送信してもよい。これにより、携帯端末において実行されるアプリケーションの処理を、番組に連動して制御できる。
【0013】
本発明の別の態様は、映像信号に基づいて映像を表示する装置である。この装置は、映像信号に基づいて映像を表示する第1表示部と、映像に対応付けられた補助情報を、当該表示装置とは異なる端末装置に送信するための送信部とを備える。これにより、補助情報を外部に向けて送信できる。
【0014】
本発明の更に別の態様は、放送信号を受信する装置である。この装置は、放送信号を受信する受信部と、放送信号から映像信号と、映像信号に対応付けられた補助情報とを分離する分離部と、当該受信装置とは異なる端末装置に補助情報を送信するための送信部とを備える。
【0015】
本発明の更に別の態様は、携帯端末に搭載されるコンピュータに、外部の装置で表示される映像と、携帯端末で処理する補助コンテンツとの同期情報を受け付ける機能と、前記補助コンテンツに関する有効期間の情報を受け付ける機能と、時間をカウントする機能と、有効期間が過ぎると、補助コンテンツのタイムアウト処理を行う機能とを実現させるためのプログラムである。
【0016】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を装置、方法、システム、コンピュータプログラムの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は、実施の形態に係る放送システム10の構成図である。放送局14は、放送信号をアンテナ16から送信する。表示装置100は、放送信号を受信して、番組映像を表示部110に表示するとともに、その放送信号に含まれる補助情報を送信部118から第1携帯端末200aおよび第2携帯端末200b(以下、単に「携帯端末200」という)に送信する。ここで、携帯端末200は、例えば、受信部202を備える携帯電話、PDA等の携帯可能な端末である。
【0018】
送信部118は、例えば赤外線通信機能を備え、無線により補助情報を携帯端末200に送信する。他の例では、送信部118は、電磁波、光、音波などをキャリアとする通信機能を有し、有線または無線により補助情報を送信してもよい。通知部114は、補助情報の有無を通知するユニットであり、例えば表示部110に表示されている映像に対応付けられた補助情報が存在する場合に点灯する。他の例では、通知部114は、補助情報の有無を映像に重ねて表示部110に表示してもよいし、音声で通知してもよい。これにより、ユーザは、通知部114による通知を契機として、携帯端末200に補助情報を取り込むことができる。
【0019】
受信部202は、例えば赤外線通信機能を備え、送信部118から送信された補助情報を受信する。携帯端末200は、受信した補助情報に基づいて処理を行い、補助コンテンツを表示部212に表示する。詳細は後述するが、携帯端末200は、受信した補助情報に基づいて処理を行う所定のアプリケーションを実行することで、補助コンテンツを生成する。すなわち、補助情報は、最終的に表示部212に表示される補助コンテンツを生成するためのデータである。例えば、補助情報は、XML(eXtensible Markup Language)形式のファイル、補助コンテンツの生成に利用する画像ファイル、音声ファイルなどを含んでもよく、それらをひとまとめにしたファイルであってもよい。また、圧縮した状態であってもよい。このように、補助コンテンツをそのまま携帯端末200に送信するのではなく、補助コンテンツを生成するためのデータを送信することで、補助情報のデータ量を減らすことができ、表示装置100と携帯端末200との通信時間を短くできる。また、アプリケーションが処理を行うことで、表示部212に補助コンテンツが表示されるので、携帯端末200毎に適切な表示が可能になる。
【0020】
本図は、補助情報に基づいて、表示部212にクイズ番組の回答選択画面を表示している状態を示している。ユーザは、例えば、キーボタンなどの操作部216を使って回答を入力する。このように、携帯端末200に回答選択画面を表示することにより、単一の表示装置100を同時に観ている複数のユーザが、各自の携帯電話を使ってクイズに回答することができる。また、この回答選択画面を生成するための補助情報には、例えば、クイズの問題とその回答の選択肢とが含まれる。
【0021】
携帯端末200は、ユーザの回答を基地局20に向けて送信する。以下、携帯端末200がサーバ12に送信する情報を、単に「応答データ」という。基地局20は、ネットワーク18を介してサーバ12と接続されており、応答データをサーバ12に送信する。サーバ12は、応答データに基づいて、例えば集計処理などを施す。例えば、放送局14では、サーバ12に集まった応答データを参照しながら番組を進行する。
【0022】
図2は、図1の表示装置100の内部構成図である。受信部102は、アンテナ16から送信された放送信号を受信する。分離部104は、放送信号に補助情報が含まれているか否かを検出する。そして、補助情報が含まれている場合に、分離部104は、映像信号と補助情報とを分離する。分離部104は、補助情報を補助情報格納部106に格納し、映像信号を表示処理部108に供給する。表示処理部108は、映像信号に例えばデコード処理を施して表示部110に番組映像を表示させる。また、表示処理部108は、表示部110に表示している映像すなわち番組を特定する情報(以下、単に「番組コード」という)を、通知制御部112に供給する。通知制御部112は、表示部110に表示している映像に対応付けられた補助情報の有無を判定する。通知制御部112は、番組コードに基づいて補助情報格納部106を参照することで、この判定を行う。補助情報が存在する場合、通知制御部112は、補助情報の存在を通知部114に通知させる。
【0023】
図3は、図2の通知制御部112の内部構成図である。特定部122は、表示処理部108から番組コードを受信して、このとき表示部110に表示している番組映像を特定する。判定部124は、その番組コードに関連づけられた補助情報の有無を、補助情報格納部106を参照して判定する。判定部124は、判定結果を通知部114に通知する。
【0024】
図4は、補助情報格納部106のデータ構造の一例を示す図である。補助情報格納部106は、本図のようなテーブルのほかに、個々の補助情報を保持する。番組コード欄150は、番組コードを保持する。補助情報ファイル名欄152は、補助情報のファイル名を保持する。有効期限欄154は、補助情報の有効期限を保持する。図3の判定部124は、番組コードに対応付けられた補助情報が存在し、かつ有効期限に到達していない場合に、補助情報の存在を通知部114に通知させる。例えば、クイズ番組において、番組は進行中でも、クイズの回答の受け付けをサーバ12で完了している場合に、補助情報が携帯端末200に送信されることを防ぐことができる。この有効期限は、予め日時が指定されていてもよいし、番組の進行にあわせて有効期限を指定する情報が放送信号に重畳されて放送され、図2の分離部104がその都度、それを分離して有効期限欄154に格納してもよい。
【0025】
補助情報コード欄156は、補助情報を特定する補助情報コードを保持する。送信処理部116は、送信する補助情報に、この補助情報コードを付加する。図1の携帯端末200は、この補助情報コードに対応付けて応答コードを送信する。これによりサーバ12は、補助情報コード毎に、すなわち番組毎に応答データを集計できる。他の例では、補助情報コードは、補助情報に含まれていてもよい。
【0026】
図2に戻り、受付部120は、補助情報の送信指示を受け付けて、送信処理部116に補助情報の送信を指示する。例えば、その送信指示は、ユーザが図1の携帯端末200を操作することにより、携帯端末200から送信される。送信処理部116は、このとき表示部110に表示されている番組映像に対応付けられた補助情報を補助情報格納部106から読み込み、送信部118に供給する。送信部118は、補助情報を携帯端末200に送信する。このように、補助情報を補助情報格納部106に格納しておくことにより、ユーザは、補助情報の有効期間内において、任意のタイミングで補助情報を携帯端末200に取り込ませることができる。更に、補助情報がデータカルーセル方式で放送されている場合や、補助情報が番組映像に重畳されている場合などの補助情報の伝送方式に拘わらず、送信部118は、補助情報を携帯端末200に提供できる。管理部130は、補助情報格納部106に保持された補助情報を管理する。例えば、管理部130は、有効期限に到達した補助情報を削除してもよいし、有効期限に到達しかつ古い補助情報から順に削除してもよい。
【0027】
図5は、図1の携帯端末200の内部構成図である。受信部202は、表示装置100から補助情報を受信する。格納処理部204は、補助情報を補助情報コードに対応付けて補助情報格納部206に格納する。解析部208は、補助情報格納部206に格納された補助情報を解析して所定の処理を行う。本実施の形態では、解析部208は、補助情報に含まれるクイズと、その回答の選択肢の情報に基づいて、回答画面を表示するための処理を行う。表示処理部210は、解析部208による処理に基づいて、表示画面を表示部212に表示させる。操作部216は、ユーザからの操作を受け付ける。送信用データ生成部214は、操作部216を介して受け付けた入力値を、補助情報格納部206に保持されている補助情報コードに対応付けて、応答データを生成する。送信部218は、送信用データ生成部214に生成された応答データを基地局20に向けて送信する。送信用データ生成部214は、ユーザからの入力を受け付けるたびに応答データを送信してもよいし、例えば複数のクイズの回答など、複数の入力値をまとめた応答データを送信してもよい。
【0028】
図6は、図2の表示装置100における補助情報の格納処理のフローチャートの一例である。図2の受信部102は、放送信号を受信する(S10)。図2の分離部104は、放送信号に補助情報が含まれているか否かを判定する(S12)。補助情報が含まれている場合(S12のY)、分離部104は、補助情報を映像信号から分離して(S14)、図2の補助情報格納部106に格納する(S16)。S12で、補助情報が含まれていない場合(S12のN)、分離部104における補助情報の分離処理は行われない。
【0029】
図7は、図1の装置間におけるシーケンスの一例を示す図である。表示装置100は、放送信号を受信する(S20)。図2の表示処理部108は、放送信号に含まれる映像を図2の表示部110に表示させる(S21)。また、図2の通知制御部112は、表示部110に表示されている番組映像を特定して(S22)、その番組に対応付けされた補助情報の有無を判定する(S24)。補助情報が存在する場合(S24のY)、通知部114は補助情報の存在を通知する(S26)。
【0030】
通知部114による通知で補助情報の存在を把握したユーザが携帯端末200を操作することにより、携帯端末200は補助情報を表示装置100に要求する(S28)。次に、図2の送信処理部116は、要求された補助情報を補助情報格納部106から選択して(S29)、読み込み、そして携帯端末200に送信する(S30)。次に、図5の解析部208は、補助情報を解析して所定の処理を行う(S32)。図5の表示処理部210は、解析部208による処理に応じて画面データを生成し(S34)、表示部212に表示する(S35)。操作部216は、ユーザから、例えばクイズの回答等のデータの入力を受け付ける(S36)。そして、送信用データ生成部214は、ユーザから受け付けた回答に基づいて応答データを生成する(S38)、図5の送信部218は、応答データを図1のサーバ12に送信する(S40)。サーバ12は、応答データを集計する(S42)。例えば、図1の放送局14は、その集計結果を利用して番組を進行する。
【0031】
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
【0032】
こうした変形例として、一般にセットトップボックスと呼ばれている受信装置に利用する形態もありうる。図8は、受信装置300の内部構成図である。既に説明した構成と同一の符号を有する構成は、既に説明した同一の符号を有する構成と機能および動作が同一である。以下の説明では、機能または動作が異なる構成について主として説明する。受信装置300は、例えばデジタル放送用のチューナを有していないテレビジョンに接続される。表示処理部108は、番組映像をコンポジット信号に変換して出力部302に供給する。出力部302は、そのコンポジット信号をテレビジョンなどのモニタに出力する。この受信装置300により、図2を用いて説明した表示装置100と同等の機能を実現できる。
【0033】
別の変形例は、図2および図8の分離部104に関する。分離部104は、放送信号から番組映像と補助コンテンツを同期するための情報(以下、単に「同期情報」という)を分離してもよい。そして、送信処理部116は、その同期情報を補助情報格納部106から読み込み、送信部118を介して携帯端末200に送信してもよい。送信部118は、同期情報を所定の間隔で携帯端末200にプッシュしてもよいし、携帯端末200からの所定の間隔で届く要求に応じて、同期情報を送信してもよい。送信部118は、近似的に同期がとれる範囲で、同期情報を携帯端末200に送信する。同期情報を携帯端末200に送信することにより、携帯端末200は、番組映像に同期した補助コンテンツをユーザに提供できる。
【0034】
具体的な放送システム10の運用例を示す。ここでは、参加者が携帯端末200を保有することを前提として、多くの人数が参加できる大規模なクイズ番組を想定する。クイズは一問一答形式で、2択や4択などの選択式とする。数十問程度のクイズを番組を通じて放送し、1問あたりの回答の制限時間を所定時間、例えば20秒と設定する。
【0035】
図1を参照して、クイズを出すと、送信部118から、補助コンテンツとクイズとの同期情報が携帯端末200に送信される。携帯端末200の表示部212には、補助コンテンツとして、クイズの内容や回答の選択肢、および制限時間などが表示される。携帯端末200はクロック機能を有し、時間の経過とともに制限時間が減っていく様子が表示される。携帯端末200が補助コンテンツを処理するためには、既述のごとく送信部118から補助コンテンツに関する補助情報を携帯端末200に送信する。ユーザは前もってサーバ12にアクセスし、クイズの内容などをダウンロードしておいてもよく、また送信部118からクイズの直前にダウンロードしてもよい。携帯端末200は、所定のプログラムを動かして、同期情報に合わせてクイズの内容などを表示部212に表示させる。
【0036】
ユーザが、例えば「決定」ボタンを押すことにより回答を選択すると、その回答情報が携帯端末200の記憶部に格納される。回答情報をサーバ12に送信するタイミングは、一回の回答がなされたときに行われてもよく、また全ての回答がなされたときに行われてもよい。なお、サーバ12へのアクセスが集中することを回避するために、参加者によって送信タイミングをランダムに設定してもよい。サーバ12は、クイズの回答を参加者ごとに集計して、参加者の携帯端末200に送信する。これにより、参加者はリアルタイムで自分の回答結果を見ることができる。また、正答率上位の参加者については、結果が放送局14を通じて放送する。本放送システム10を利用することにより、クイズの参加に対するインセンティブを高め、人気のある番組が作ることができる。
【0037】
【発明の効果】
上記説明から明らかなように、本発明によれば、映像に対応付けられた補助コンテンツを携帯端末に表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る放送システムの構成図である。
【図2】図1の表示装置の内部構成図である。
【図3】図2の通知制御部の内部構成図である。
【図4】図2の補助コンテンツ格納部のデータ構造の一例を示す図である。
【図5】図1の携帯端末の内部構成図である。
【図6】図2の表示装置における処理のフローチャートの一例である。
【図7】図1の装置間における処理のシーケンスの一例を示す図である。
【図8】別の実施の形態に係る受信装置の内部構成図である。
【符号の説明】
10 放送システム、12 サーバ、14 放送局、100 表示装置、102 受信部、104 分離部、106 補助情報格納部、108 表示処理部、110 表示部、112 通知制御部、114 通知部、116 送信処理部、118 送信部、120 受付部、122 特定部、124 判定部、200 携帯端末、204 格納処理部、208 解析部、214 送信用データ生成部。
Claims (10)
- 映像を表示する第1表示部と、
前記映像に対応付けられた補助コンテンツを、前記第1表示部が設けられた筐体の外部に存在する第2表示部に表示させるための補助情報を送信する送信部と、
を備えることを特徴とする表示装置。 - 前記映像に対応付けられた補助情報が存在する場合に、前記補助情報の存在を通知する通知部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記補助情報には有効期間が定められており、前記通知部は前記有効期間の範囲内において、補助情報の存在を通知することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
- 前記補助情報は、前記第2表示部を有する携帯端末において実行されるアプリケーションで利用され、前記アプリケーションにおける処理に応じて前記補助コンテンツが前記第2表示部に表示されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の表示装置。
- 放送信号を受信する受信部と、
前記放送信号から映像信号と補助情報とを分離する分離部と、
を更に備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の表示装置。 - 前記補助コンテンツを表示すべき番組を特定する情報と、分離した補助情報とを対応付けて保持する格納部と、
前記第1表示部に表示されている番組を特定する特定部と、
前記特定部により特定された番組に対応付けられた補助情報を前記格納部から読み込み、前記送信部に供給する送信処理部と、
を更に備えることを特徴とする請求項5に記載の表示装置。 - 前記放送信号は、前記映像と前記補助コンテンツとを同期するための同期情報を更に含み、前記送信部は、前記同期情報を送信することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の表示装置。
- 映像信号に基づいて映像を表示する装置であって、
前記映像を表示する第1表示部と、
前記映像に対応付けられた補助情報を、当該表示装置とは異なる端末装置に送信するための送信部と、
を備えることを特徴とする表示装置。 - 放送信号を受信する装置であって、
前記放送信号を受信する受信部と、
前記放送信号から映像信号と、前記映像信号に対応付けられた補助情報とを分離する分離部と、
当該受信装置とは異なる端末装置に前記補助情報を送信するための送信部と、
を備えることを特徴とする受信装置。 - 携帯端末に搭載されるコンピュータに、
外部の装置で表示される映像と、携帯端末で処理する補助コンテンツとの同期情報を受け付ける機能と、
前記補助コンテンツに関する有効期間の情報を受け付ける機能と、
時間をカウントする機能と、
有効期間が過ぎると、補助コンテンツのタイムアウト処理を行う機能とを実現させるためのプログラム。
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