JP2004192490A - 情報処理装置、及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、及び情報処理方法 Download PDF

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和也 佐古
Hiroshi Morita
博史 森田
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Abstract

【課題】手間と費用とを抑えて、情報量の多い地図データの作成に利用するための情報処理装置を提供することを目的としている。
【解決手段】既に作成されている地図データに対して情報量の追加を行うための情報処理システムを構成する情報処理装置11であって、インターネット16を介して端末装置17から送信されてきた位置データに基づいて、地図データが記憶されている地図情報データベース14から位置データに対応する位置周辺の地図データを読み出す地図データ読出手段と、読み出された地図データ、及び地図データに基づいて表示される地図画像を編集するための編集用プログラムをインターネット16を介して端末装置17へ送信するデータ送信手段とを装備する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は情報処理装置、及び情報処理方法に関し、より詳細には情報量の多い地図データの作成に利用するための情報処理装置、及び情報処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図16は、従来のナビゲーション装置の要部を概略的に示したブロック図である。車速から演算して走行距離を取得するための車速センサ2と、進行方向を取得するためのジャイロセンサ3とがマイコン1に接続されており、マイコン1は演算した走行距離、及び進行方向に基づいて自車位置を割り出すようになっている(自律航法)。
GPS受信機4はアンテナ5を介して衛星からのGPS信号を受信するものであり、マイコン1に接続されており、マイコン1はGPS信号に基づいて自車位置を割り出すようになっている(GPS航法)。
【0003】
また、地図データ等が記憶されたDVD−ROM7(CD−ROMなどの記憶装置も可能)から地図データ等を取り込むことのできるDVDドライブ6がマイコン1に接続されており、マイコン1は割り出した自車位置と地図データとを合わせる(いわゆる、マップマッチング処理を行う)ことによって、自車位置が正確に示された地図を表示パネル9bへ表示するようになっている。
なお、地図データについては、DVD−ROM7などの記憶装置から取り込むだけでなく、インターネットなどのコンピュータ・ネットワークを介して取り込むことができるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、リモコン8に設けられたジョイスティック8aやボタンスイッチ8bから出力されたスイッチ信号や、表示装置9に設けられたボタンスイッチ9aから出力されたスイッチ信号がマイコン1に入力され、これらスイッチ信号に応じた処理がマイコン1で行われるようになっている。例えば、マイコン1はこれらスイッチから移動目的地の情報を取り込むと、自車位置から目的地までの最適ルートを探索し、これを誘導ルートとして地図と共に表示パネル9b上に表示するようになっている。
【0005】
このようにナビゲーション装置では、表示パネル9bに地図が表示され、その地図上に使用者により入力された目的地、該目的地までのルート、自車の現在位置に対応する自車位置マーク、及びそれまでの自車の走行軌跡等が重ねて表示されるようになっており、使用者はこの表示パネル9bを逐次参照することで進路情報を得ることができ、その進路情報に従うことで目的地に到達することができるようになっている。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−254669号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
地図データの作成、すなわち地形図のディジタル化や交通規制情報など地形図にない情報の追加といった作業は、非常に大変であり、また費用もかかる。そのため高速道路や国道、主要地方道周辺以外のところでは情報量が少なく、細街路周辺は特に少ない。
【0008】
例えば、実際の地形図が図17(a)に示したようなものであったとしても、地図データに基づいて表示される地図は図17(b)に示したようなものとなる場合がある。これは、細街路周辺の情報を追加しようとすると、実際にその現場まで足を運ぶ必要があり、手間と費用が大きくかかってしまうことに起因する。
【0009】
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、手間と費用とを抑えて、情報量の多い地図データの作成に利用するための情報処理装置、及び情報処理方法を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記目的を達成するために本発明に係る情報処理装置(1)は、既に作成されている地図データに対して情報量の追加を行うための情報処理システムを構成する情報処理装置であって、ネットワークを介して別の情報処理装置から送信されてきた位置データに基づいて、地図データが記憶されている第1の地図データ記憶手段から前記位置データに対応する位置周辺の地図データを読み出す第1の地図データ読出手段と、該第1の地図データ読出手段により読み出された地図データ、及び該地図データに基づいて表示される地図画像を編集するための編集用プログラムをネットワークを介して前記別の情報処理装置へ送信するデータ送信手段とを備えていることを特徴としている。
【0011】
上記情報処理装置(1)によれば、前記別の情報処理装置からネットワークを介して送信されてきた位置データに基づいて、前記第1の地図データ記憶手段から前記位置データに対応する位置周辺の地図データが読み出され、読み出された地図データ、及び該地図データに基づいて表示される地図画像を編集するための前記編集プログラムがネットワークを介して前記別の情報処理装置へ送信される。
【0012】
すなわち、前記別の情報処理装置に前記位置データに対応する位置周辺の地図データ、及び前記編集プログラムが送信されるため、前記別の情報処理装置(例えば、ネットワークに接続されているパソコンなどの端末装置)を操作することによって、前記既に作成されている地図データの編集を行うことが可能となる。従って、地図データの編集といった作業が広く開放されることとなり、パソコン利用者によって細街路などの細かな部分まで地図データの編集をしてもらうことが可能となる。
【0013】
なお、地図データを作成する会社などと関係しない者にパソコンを使って地図データの編集をしてもらうには、例えば、編集された情報をそれ相応の値段(もちろん、コストが大幅に増大しない程度の値段とすることは重要である)で買い取るようにすれば良い。また、従来の地図データには載らないような小さな店を経営している経営者については、地図データを編集することによって自身が経営する店を地図データに載せることができるため、たとえ無償であったとしても地図データを編集してくれることが予想される。
従って、地図データの編集といった作業を広く開放することによって、地図データを作成する会社などが手間と費用をかけなくても、非常に情報量の多い地図データを実現することができるようになる。
【0014】
また、本発明に係る情報処理装置(2)は、上記情報処理装置(1)において、前記編集用プログラムによる地図画像の編集機能が、前記既に作成されている地図データの削除を伴わないものであることを特徴としている。
【0015】
上記情報処理装置(2)によれば、前記編集用プログラムによる地図画像の編集機能が、前記既に作成されている地図データの削除を伴わないものである。すなわち、編集作業が情報の追加による作業となっているので、仮に不適切な編集作業が行われたとしても、それによる悪影響の及ぶ度合いを低くすることができる。また、地図データが削除されているわけではないので、修正についても簡単に行うことができる。
【0016】
また、本発明に係る情報処理装置(3)は、上記情報処理装置(1)又は(2)において、前記編集用プログラムが、第1の入力手段からの入力データに基づき指定される情報を前記位置データに対応する位置又は該位置周辺エリアに付随させる機能を有していることを特徴としている。
【0017】
上記情報処理装置(3)によれば、前記別の情報処理装置に送信される前記編集プログラムに、前記第1の入力手段からの入力データに基づき指定される情報(例えば、写真画像、動画像、文字、図形など)を前記位置データに対応する位置又は該位置周辺エリアに付随させる機能がある。従って、前記位置データに対応する位置又は該位置周辺エリアに情報を付随させることができる。
【0018】
位置又は該位置周辺エリアに情報を付随させることができ、この付随させた情報を含めた地図データをナビゲーション装置(車両などを経路誘導する装置)に利用すれば、前記車両が前記位置へ接近したときや、前記位置周辺エリアに入ったときに、付随情報を前記車両の運転者へ提供するといったことを行うことが可能となる。
【0019】
例えば、位置又は該位置周辺エリアに付随させる付随情報を、店周辺を示す写真画像や店の連絡先(例えば、住所、電話番号、FAX番号、ホームページアドレス、eメールアドレスなど)としておけば、非常に大きな宣伝効果を期待できる。これにより、地図データのより一層の充実はもちろんのこと、地図データの編集によって商売における大きな宣伝効果を発揮するため、地図データの編集作業が促進される。
【0020】
また、本発明に係る情報処理装置(4)は、上記情報処理装置(3)において、前記編集用プログラムが、第2の入力手段からの入力データに基づいて前記付随される情報の加工処理を施す機能を有していることを特徴としている。
【0021】
上記情報処理装置(4)によれば、前記別の情報処理装置に送信される前記編集プログラムに、前記第2の入力手段からの入力データに基づいて前記付随される情報の加工処理を施す機能がある。従って、店周辺を示す写真画像を付随情報とする場合には、写真画像に写っている道路に店までのルートを矢印などでペイントしたりといった加工処理を施すことが可能となる。これにより、地図データの編集作業が大きく促進される。
【0022】
また、本発明に係る情報処理装置(5)は、上記情報処理装置(1)〜(4)のいずれかにおいて、前記別の情報処理装置で編集された情報をネットワークを介して受信すると、前記情報を前記位置データに対応する位置又は該位置周辺エリアと関連付けて保存する第1の編集情報保存手段を備えていることを特徴としている。
【0023】
上記情報処理装置(5)によれば、前記別の情報処理装置で編集された情報が前記位置データに対応する位置又は該位置周辺エリアと関連付けて保存されるため、編集された情報を地図データ作成会社などで作成された地図データと連携させて利用することができる。
【0024】
また、本発明に係る情報処理装置(6)は、既に作成されている地図データに対して情報量の追加を行うための情報処理装置であって、ユーザー所望の位置に対応する位置データに基づいて、地図データが記憶されている第2の地図データ記憶手段から前記所望の位置周辺の地図データを読み出すための第2の地図データ読出手段と、該第2の地図データ読出手段により読み出された地図データに基づいて、前記所望の位置周辺の地図画像を表示する地図表示手段と、第3の入力手段からの入力データに基づいて、前記地図表示手段により表示された地図画像を編集するための地図画像編集手段とを備えていることを特徴としている。
【0025】
上記情報処理装置(6)によれば、ユーザー所望の位置周辺の地図データが読み出され、読み出された地図データに基づいて前記所望の位置周辺の地図画像が表示され、表示された地図画像については前記第1の入力手段からの入力データに基づいて編集される。従って、前記既に作成されている地図データの編集を行うことが可能となり、地図データの編集といった作業が広く開放されることとなる。
【0026】
なお、上記したように、地図データを作成する会社などと関係しない者に地図データの編集をしてもらうことは十分可能である。従って、地図データの編集といった作業を広く開放することによって、地図データを作成する会社などが手間と費用をかけなくても、非常に情報量の多い地図データを実現することができるようになる。
【0027】
また、本発明に係る情報処理装置(7)は、上記情報処理装置(6)において、前記地図画像編集手段が前記既に作成されている地図データの削除を伴わない編集を行うものであることを特徴としている。
【0028】
上記情報処理装置(7)によれば、前記地図画像編集手段による地図画像の編集が前記既に作成されている地図データの削除を伴わないものである。すなわち、編集作業が情報の追加による作業となっているので、仮に不適切な編集作業が行われたとしても、それによる悪影響の及ぶ度合いを低くすることができる。また、地図データが削除されているわけではないので、修正についても簡単に行うことができる。
【0029】
また、本発明に係る情報処理装置(8)は、上記情報処理装置(6)又は(7)において、前記地図画像編集手段が、第4の入力手段からの入力データに基づき指定される情報を前記所望の位置又は該位置周辺エリアに付随させる機能を有していることを特徴としている。
【0030】
上記情報処理装置(8)によれば、前記地図画像編集手段に、前記第4の入力手段からの入力データに基づき指定される情報(例えば、写真画像、動画像、文字、図形など)を前記所望の位置又は該位置周辺エリアに付随させる機能がある。従って、前記所望の位置又は該位置周辺エリアに情報を付随させることができる。
【0031】
位置又は該位置周辺エリアに情報を付随させることができ、この付随させた情報を含めた地図データをナビゲーション装置(車両などを経路誘導する装置)に利用すれば、前記車両が前記位置へ接近したときや、前記位置周辺エリアに入ったときに、付随情報を前記車両の運転者へ提供するといったことを行うことが可能となる。
【0032】
例えば、位置又は該位置周辺エリアに付随させる付随情報を、店周辺を示す写真画像や店の連絡先(例えば、住所、電話番号、FAX番号、ホームページアドレス、eメールアドレスなど)としておけば、非常に大きな宣伝効果を期待できる。これにより、地図データのより一層の充実はもちろんのこと、地図データの編集によって商売における大きな宣伝効果を発揮するため、地図データの編集作業が促進される。
【0033】
また、本発明に係る情報処理装置(9)は、上記情報処理装置(8)において、前記地図画像編集手段が、第5の入力手段からの入力データに基づいて前記付随される情報の加工処理を施す機能を有していることを特徴としている。
【0034】
上記情報処理装置(9)によれば、前記地図画像編集手段に、前記第5の入力手段からの入力データに基づいて前記付随される情報の加工処理を施す機能がある。従って、店周辺を示す写真画像を付随情報とする場合には、写真画像に写っている道路に店までのルートを矢印などでペイントしたりといった加工処理を施すことが可能となる。これにより、地図データの編集作業が非常に大きく促進される。
【0035】
また、本発明に係る情報処理装置(10)は、上記情報処理装置(6)〜(9)のいずれかにおいて、前記地図画像編集手段により編集された情報を前記所望の位置又は該位置周辺エリアと関連付けて保存する第2の編集情報保存手段を備えていることを特徴としている。
【0036】
上記情報処理装置(10)によれば、前記地図画像編集手段により編集された情報が前記所望の位置又は該位置周辺エリアと関連付けて保存されるため、編集された情報を地図データ作成会社などで作成された地図データと連携させて利用することができる。
【0037】
また、本発明に係る情報処理方法(1)は、既に作成されている地図データに対して情報量の追加を行うための情報処理システムを実現するための情報処理方法であって、ネットワークを介して別の情報処理装置から送信されてきた位置データに基づいて、地図データが記憶されている第1の地図データ記憶手段から前記位置データに対応する位置周辺の地図データを読み出すステップと、該第1の地図データ読出手段により読み出された地図データ、及び該地図データに基づいて表示される地図画像を編集するための編集用プログラムをネットワークを介して前記別の情報処理装置へ送信するステップとを有していることを特徴としている。
【0038】
上記情報処理方法(1)によれば、前記別の情報処理装置からネットワークを介して送信されてきた位置データに基づいて、前記第1の地図データ記憶手段から前記位置データに対応する位置周辺の地図データを読み出し、読み出した地図データ、及び該地図データに基づいて表示される地図画像を編集するための前記編集プログラムをネットワークを介して前記別の情報処理装置へ送信する。
【0039】
すなわち、前記別の情報処理装置に前記位置データに対応する位置周辺の地図データ、及び前記編集プログラムが送信されるため、前記別の情報処理装置(例えば、ネットワークに接続されているパソコンなどの端末装置)を操作することによって、前記既に作成されている地図データの編集を行うことが可能となる。従って、地図データの編集といった作業が広く開放されることとなり、パソコン利用者によって細街路などの細かな部分まで地図データの編集をしてもらうことが可能となる。
【0040】
なお、上記したように、地図データを作成する会社などと関係しない者に地図データの編集をしてもらうことは十分可能である。従って、地図データの編集といった作業を広く開放することによって、地図データを作成する会社などが手間と費用をかけなくても、非常に情報量の多い地図データを実現することができるようになる。
【0041】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る情報処理装置、及び情報処理方法の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、実施の形態(1)に係る情報処理装置を含んで構成される情報処理システムの要部を概略的に示したブロック図である。
【0042】
図中11は情報処理装置を示しており、情報処理装置11は主制御手段12と、インターネット16を介して各種データのやり取りを行うための通信制御手段13と、地図データを作成する会社などに作成された地図データが記憶された地図情報データベース14と、地図データを編集するための編集用プログラムや住所や電話番号、郵便番号などから緯度/経度を求めるために利用する情報などが記憶された記憶手段15とを含んで構成されている。また、インターネット16にはパソコンなどの端末装置17が接続されている。なお、端末装置17にはWWW(World Wide Web)を閲覧するためのブラウザが装備されている。
【0043】
次に、実施の形態(1)に係る情報処理装置11(の主制御手段12)と端末装置17とにおける処理動作▲1▼を図2に示したフローチャートに基づいて説明する。まず、端末装置17からインターネット16に対して所定のURL(Uniform Resource Locator)へアクセスされ、情報処理装置11へ接続されると(ステップS1)、情報処理装置11は端末装置17へトップ画面データを送信する(ステップS2)。
【0044】
端末装置17では前記トップ画面データを受信すると(ステップS3)、次に、受信した前記トップ画面データに基づいて、図3に示したようなトップ画面をディスプレイ画面上に表示する(ステップS4)。図3に示したように、前記トップ画面を通じてキーボード(図示せず)などを操作することによって位置を示す緯度/経度、住所、電話番号、郵便番号などの位置データを入力し、入力した位置データを情報処理装置11へ送信することができるようになっている。
次に、前記トップ画面を通じて位置データが入力され(ステップS5)、入力された位置データの送信指示があると、その後、位置データを情報処理装置11へ送信する(ステップS6)。
【0045】
情報処理装置11では端末装置17から送信されてくる位置データを受信すると(ステップS7)、次に、受信した位置データ及び記憶手段15に記憶されている情報に基づいて、位置又はエリアの特定が可能であるか否かを判断する(ステップS8)。位置データが緯度/経度や登録されている住所、電話番号の場合は位置を特定することができ、位置データが郵便番号である場合は少なくともエリアを特定することができるが、登録されていない住所や電話番号では位置を特定することができない。
【0046】
ステップS8において、受信した位置データに基づいて、位置又はエリアの特定は可能であると判断すれば、次に、地図情報データベース14から前記位置データに対応する位置周辺の地図データを読み出すと共に(ステップS9)、記憶手段15から編集用プログラムを読み出し(ステップS10)、その後、読み出した地図データ及び編集用プログラムを端末装置17へ送信する(ステップS11)。一方、受信した位置データに基づいて、位置及びエリアのいずれの特定も可能でないと判断すれば、端末装置17に対して位置データの入力し直しを促す処理などを行う。
【0047】
端末装置17では情報処理装置11から送信されてくる地図データ及び編集用プログラムを受信すると(ステップS12)、次に、受信した編集用プログラムに基づいてディスプレイ上に図4に示したような編集初期画面を表示する(ステップS13)。
【0048】
図4に示したように、編集初期画面には受信した地図データに対応する地図画像M(端末装置17の使用者が入力した位置データに対応する位置Pが中心にくる)や「画像編集」ボタン、「情報付随」ボタン、「終了」ボタンが含まれ、編集初期画面を通じてキーボードやマウス(図示せず)などを操作することによって地図画像の編集を行うことができるようになっている。
【0049】
地図画像の編集については後で詳しく説明するが、「画像編集」ボタンが選択されると、地図画像の編集及び登録が可能な画像編集モードとなり、「情報付随」ボタンが選択されると、位置Pに付随させる情報の登録が可能な情報付随モードとなるようになっている。
【0050】
次に、編集初期画面等を通じて地図画像の編集等が行われ(ステップS14)、編集された情報の送信指示があると、その後、前記情報を情報処理装置11へ送信する(ステップS15)。情報処理装置11では端末装置17から送信されてくる前記情報を受信すると(ステップS16)、受信した前記情報を地図情報データベース14へ前記位置データに対応する位置又はエリアと関連付けて保存する(ステップS17)。
【0051】
次に、地図画像の編集における端末装置17の処理動作▲2▼を図5に示したフローチャートに基づいて説明する。まず、図4に示したような編集初期画面を通じて「画像編集」ボタンが選択されたか否かを判断し(ステップS21)、「画像編集」ボタンが選択されたと判断すれば、次に、地図画像の編集/登録があったことを示すフラグfと、位置Pに付随させる付随情報の登録があったことを示すフラグfとを0にすると共に(ステップS22)、図6に示したように、ディスプレイ上に地図画像の編集用ツールボックスBや「登録」ボタン、「戻る」ボタンを表示することによって画像編集モードとする(ステップS23)。
【0052】
ツールボックスBは地図画像の編集に使用する機能をボタン化したツールボタンをまとめたものであり、ツールボタンを選択することによって、そのツールボタンに割り当てられた機能を使用することができるようになっている。そのためツールボックスBを使用することによって、地図画像Mに道路や住宅、店舗などを書き加えることができる(但し、予め作成されている部分の削除はできないようになっている)。図7に、位置Pに店舗Gが書き込まれた地図画像Mを示す。
【0053】
次に、「登録」ボタンが選択されたか否かを判断し(ステップS24)、「登録」ボタンが選択されたと判断すれば、編集した情報をメモリ(図示せず)へ登録すると共に(ステップS25)、フラグfを1とし(ステップS26)、次に、再び編集初期画面を表示してモードを初期状態に戻し(ステップS27)、その後、ステップS21へ戻る。
【0054】
一方、「登録」ボタンが選択されていないと判断すれば、次に、「戻る」ボタンが選択されたか否かを判断し(ステップS28)、「戻る」ボタンが選択されたと判断すれば、再び編集初期画面を表示してモードを初期状態に戻し(ステップS27)、その後、ステップS21へ戻る。また、ステップS28において、「戻る」ボタンが選択されていないと判断すれば、そのままステップS23へ戻る。
【0055】
ステップS21において、「画像編集」ボタンが選択されていないと判断すれば、次に、フラグfが1であるか否かを判断し(ステップS29)、フラグfが1であると判断すれば、「情報付随」ボタンが選択されたか否かを判断する(ステップS30)。
【0056】
「情報付随」ボタンが選択されたと判断すれば、次に、フラグfを0にすると共に(ステップS31)、図8に示したように、ディスプレイ上に「書込」ボタンや、「読出」ボタン、「登録」ボタン、「戻る」ボタンを表示することによって情報付随モードとする(ステップS32)。「書込」ボタンは位置Pに付随させる情報の作成に使用するための機能をボタン化したツールボタンであり、「読出」ボタンは位置Pに付随させる情報をメモリなどから読み出すための機能をボタン化したものである。
【0057】
位置Pに付随させる情報としては、図9に示した文字情報や図10に示した店舗G周辺を写した写真画像情報などが挙げられる。また、写真画像などについては、加工処理を施すことができるようにして、図11に示したように、主要道路から位置Pにある店舗Gまでの経路をペイントなどの画像処理で書き込むことができるようにしても良い。
【0058】
次に、「登録」ボタンが選択されたか否かを判断し(ステップS33)、「登録」ボタンが選択されたと判断すれば、作成等された位置Pに付随させる情報をメモリ(図示せず)へ登録すると共に(ステップS34)、フラグfを1とし(ステップS35)、次に、再び編集初期画面を表示してモードを初期状態に戻し(ステップS27)、その後、ステップS21へ戻る。
【0059】
一方、「登録」ボタンが選択されていないと判断すれば、次に、「戻る」ボタンが選択されたか否かを判断し(ステップS36)、「戻る」ボタンが選択されたと判断すれば、再び編集初期画面を表示してモードを初期状態に戻し(ステップS27)、その後、ステップS21へ戻る。また、ステップS36において、「戻る」ボタンが選択されていないと判断すれば、そのままステップS32へ戻る。
【0060】
ステップS29において、フラグfが0でないと判断したり、フラグfが0であっても、ステップS30において、「情報付随」ボタンが選択されていないと判断すれば、次に、ステップS37へ進んで「終了」ボタンが選択されたか否かを判断する。なお、「情報付随」ボタンが選択されたか否かの判断を行う条件(すなわち、情報付随モードの設定を行う条件)にフラグfが1であることを設けているのは、地図画像の編集登録が行われていないのに位置Pに対して情報の付随が行われるのを避けるためである。
【0061】
ステップS37において、「終了」ボタンが選択されたと判断すれば、次に、フラグfが1であるか否かを判断し(ステップS38)、フラグfが1であると判断すれば、次に、フラグfが1であるか否かを判断する(ステップS39)。フラグfが1であると判断すれば、編集された地図画像の情報と位置Pに付随された情報とを情報処理装置11へ送信する(ステップS15a)。一方、フラグfが1でないと判断すれば、編集された地図画像の情報を情報処理装置11へ送信する(ステップS15b)。
【0062】
また、ステップS38において、フラグfが1でないと判断すれば、そのまま処理動作▲2▼を終了し、また、ステップS37において、「終了」ボタンが選択されていないと判断すれば、そのままステップS21へ戻る。
【0063】
上記実施の形態(1)に係る情報処理装置によれば、端末装置17からインターネット16を介して送信されてきた位置データに基づいて、地図情報データベース14から前記位置データに対応する位置周辺の地図データが読み出され、読み出された地図データ、及び該地図データに基づいて表示される地図画像を編集するための編集用プログラムがインターネット16を介して端末装置17へ送信される。
【0064】
すなわち、端末装置17に前記位置データに対応する位置周辺の地図データ、及び前記編集用プログラムが送信されるため、端末装置17を操作することによって、既に作成されている地図データの編集を行うことが可能となる。従って、地図データの編集といった作業が広く開放されることとなり、端末装置17の利用者によって細街路などの細かな部分まで地図データの編集をしてもらうことが可能となる。
【0065】
なお、地図データを作成する会社などと関係しない者に端末装置17を使って地図データの編集をしてもらうには、例えば、編集された情報をそれ相応の値段(もちろん、コストが大幅に増大しない程度の値段とすることは重要である)で買い取るようにすれば良い。また、従来の地図データには載らないような小さな店を経営している経営者については、地図データを編集することによって自身が経営する店を地図データに載せることができるため、たとえ無償であったとしても地図データを編集してくれることが予想される。
【0066】
従って、地図データの編集といった作業を広く開放することによって、地図データを作成する会社などが手間と費用をかけなくても、非常に情報量の多い地図データを実現することができるようになる。
【0067】
図12は、実施の形態(2)に係る情報処理装置を含んで構成される情報処理システムの要部を概略的に示したブロック図である。図中21は情報処理装置を示しており、情報処理装置21は制御手段22と、地図データを作成する会社などに作成された地図データが記憶された地図情報データベース23と、地図データを編集するための編集用プログラムや住所や電話番号、郵便番号などから緯度/経度を求めるために利用する情報などが記憶された記憶手段24と、操作手段25と、表示手段26とを含んで構成されている。
【0068】
次に、実施の形態(2)に係る情報処理装置21の制御手段22における処理動作▲3▼を図13に示したフローチャートに基づいて説明する。まず、操作手段25などを通じて位置を示す緯度/経度、住所、電話番号、郵便番号などの位置データが入力されたか否かを判断する(ステップS41)。
【0069】
位置データが入力されたと判断すれば、次に、入力された位置データ及び記憶手段24に記憶されている情報に基づいて、位置又はエリアの特定が可能であるか否かを判断する(ステップS42)。一方、位置データが入力されていないと判断すれば、そのまま処理動作▲3▼を終了する。
【0070】
入力された位置データに基づいて、位置又はエリアの特定は可能であると判断すれば、次に、地図情報データベース23から前記位置データに対応する位置周辺の地図データを読み出すと共に(ステップS43)、記憶手段24から編集用プログラムを読み出し(ステップS44)、読み出した地図データ及び編集用プログラムに基づいて、表示手段26に図4に示したような編集初期画面を表示する(ステップS45)。一方、入力された位置データに基づいて、位置及びエリアのいずれの特定も可能でないと判断すれば、位置データの入力し直しを促す処理などを行う。
【0071】
次に、編集初期画面等を通じて地図画像の編集等が行われ(ステップS46)、編集された情報の登録指示等があると、その後、前記情報を地図情報データベース23へ前記位置データに対応する位置又はエリアと関連付けて保存する(ステップS47)。なお、ステップS46における地図画像の編集等の処理動作については、図5に示した処理動作▲2▼と同様であるため、ここではその説明を省略する。
【0072】
上記実施の形態(2)に係る情報処理装置によれば、情報処理装置21を使用する使用者所望の位置周辺の地図データが読み出され、読み出された地図データに基づいて前記所望の位置周辺の地図画像が表示され、表示された地図画像については操作手段25を操作することによって編集される。従って、既に作成されている地図データの編集を行うことが可能となり、地図データの編集といった作業が広く開放されることとなる。
【0073】
なお、上記したように、地図データを作成する会社などと関係しない者に地図データの編集をしてもらうことは十分可能である。従って、地図データの編集といった作業を広く開放することによって、地図データを作成する会社などが手間と費用をかけなくても、非常に情報量の多い地図データを実現することができるようになる。
【0074】
図14は、実施の形態(3)に係る情報処理装置を含んで構成される情報処理システムの要部を概略的に示したブロック図である。施設30a〜30cそれぞれに設置された情報処理装置31a〜31cは、コンピュータネットワークであるインターネット41に接続されており、このインターネット41を介して情報管理センター42との間で情報のやり取りを行うことができるようになっている。
【0075】
また、情報管理センター42には地図データが記憶された地図情報データベース43が装備されており、情報管理センター42から所定のタイミングで地図情報データベース43に記憶されている地図データが情報処理装置31a〜31cへ配信されるようになっている。なお、ここでは情報処理装置31a〜31cと情報管理センター42との情報のやり取りにインターネット41を採用しているが、通信手段はこれに限定されるものではなく、電話回線やディジタル放送などの別の通信手段を採用しても良い。
【0076】
また、後で詳しく説明するが、情報処理装置31a〜31cは、上記実施の形態(2)に係る情報処理装置21が有する地図データ編集機能と同様の機能を有しており、情報処理装置31a〜31cでは前記機能を使って情報管理センター42から配信されてくる地図データの編集を行うことができるようになっている。
【0077】
情報処理装置31a〜31cは近距離通信機能を有しており、施設30a〜30cから所定の範囲(通信エリアMa〜Mc)内に存在する通信端末51を搭載した移動体50(例えば、車両)との間で通信することができるようになっている。なお、近距離通信を実現する方法としては、例えば、ブルートゥース(Bluetooth)と呼ばれる近距離の無線通信技術を採用するといった方法が挙げられる。
【0078】
通信端末51はナビゲーション装置52に接続されており、ナビゲーション装置52では通信端末51を介して得られた情報を用いて各種演算処理を行うことができ、例えば、ディスプレイ(図示せず)上に取得した情報を表示することなどができるようになっている。なお、通信端末51についてはナビゲーション装置52に内蔵されていても良い。
【0079】
図15は、実施の形態(3)に係る情報処理装置31の要部を概略的に示したブロック図である。情報処理装置31は制御手段32と、地図データが記憶された地図情報データベース33と、地図データを編集するための編集用プログラムや住所や電話番号、郵便番号などから緯度/経度を求めるために利用する情報などが記憶された記憶手段34と、操作手段35と、表示手段36と、インターネット41を介して各種データのやり取りを行うための通信制御手段37と、近距離通信用の通信装置38とを含んで構成されている。
【0080】
上記したように、情報処理装置31(制御手段32)は、実施の形態(2)に係る情報処理装置21が有する地図データ編集機能と同様の機能を有し、情報管理センター42から配信されてくる地図データの編集を行うこと(例えば、施設30a〜30cや施設30a〜30c周辺の最新情報を含んだ地図データの作成)ができるようになっている。さらに、情報処理装置31は編集した結果に基づいて、地図情報データベース33を更新することができるようになっている。
【0081】
また、情報処理装置31(制御手段32)は、地図情報データベース33から地図データを読み出し、通信装置38を使って、読み出した地図データを通信エリアMa〜Mc(図14参照)内に存在する通信端末51に対して送信する機能を有している。
【0082】
上記実施の形態(3)に係る情報処理装置によれば、通信端末51に対して、施設30a〜30cや施設30a〜30c周辺の最新情報を含んだ地図データが送信される。換言すれば、移動体50側では情報送信を要求しなくても、現在位置周辺の最新情報を自動的に取得することができる。
【0083】
ところで、移動体50は通信エリアMaを走行中の場合、情報処理装置31aから送信されてくる情報を受信し、通信エリアMbを走行中の場合、情報処理装置31bから送信されてくる情報を受信するようになっている。すなわち、走行するエリアによって異なる情報処理装置31a〜31cから送信されてくる情報(例えば、異なる情報処理装置31a〜31cで編集された地図データ)を受信するため、情報の互換性が低くなるといったことが考えられる。
【0084】
しかしながら、本実施の形態では編集の元となる地図データが、情報管理センター42から情報処理装置31a〜31cへ配信されるものであるため、情報の互換性を保つことができる。従って、移動体50が通信エリアMbから通信エリアMaへ移動したとしても、移動体50の運転者が通信エリアMb走行中に視聴等していた情報(すなわち、情報処理装置31bから送信されてくる情報に基づいて演算処理され、その処理結果に基づく情報)の連続性を確保することができる。
【0085】
また、上記実施の形態(3)に係る情報処理装置では、編集した地図データを情報管理センター42へ送信するように構成されていないが、別の実施の形態に係る情報処理装置では、編集した地図データを情報管理センター42へ送信するように構成しても良く、これにより情報の互換性をより一層高めることができる。
【0086】
また、上記実施の形態(1)〜(3)に係る情報処理装置によって情報量が追加(地図画像の編集、付随情報の追加)された地図情報データベース14、23、33、43や地図情報データベース14、23、33、43に記憶されている情報に基づいて作成された記憶装置(例えば、DVD−ROM)などについてはナビゲーション装置(図16参照)に利用することができ、これにより細街路周辺などの細かな情報についても使用者に提供するのできるナビゲーション装置を実現することができる。
【0087】
また、地図情報データベース14、23、33、43にはある特定の位置に対しては文字や図形、写真画像などの情報が付随されているため、前記特定の位置に車両が接近や到達した場合、又は前記位置周辺エリアへ進入した場合に、前記特定の位置に付随された付随情報を前記車両の運転者へ提供することなども可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態(1)に係る情報処理装置を含んで構成される情報処理システムの要部を概略的に示したブロック図である。
【図2】実施の形態(1)に係る情報処理装置と端末装置とにおける処理動作を示したフローチャートである。
【図3】端末装置のディスプレイに表示される表示例を示した図である。
【図4】端末装置のディスプレイに表示される表示例を示した図である。
【図5】端末装置の行う処理動作を示したフローチャートである。
【図6】端末装置のディスプレイに表示される表示例を示した図である。
【図7】端末装置のディスプレイに表示される表示例を示した図である。
【図8】端末装置のディスプレイに表示される表示例を示した図である。
【図9】端末装置のディスプレイに表示される表示例を示した図である。
【図10】端末装置のディスプレイに表示される表示例を示した図である。
【図11】端末装置のディスプレイに表示される表示例を示した図である。
【図12】実施の形態(2)に係る情報処理装置の要部を概略的に示したブロック図である。
【図13】実施の形態(2)に係る情報処理装置における制御手段の行う処理動作を示したフローチャートである。
【図14】実施の形態(3)に係る情報処理装置を含んで構成される情報処理システムの要部を概略的に示したブロック図である。
【図15】実施の形態(3)に係る情報処理装置の要部を概略的に示したブロック図である。
【図16】従来のナビゲーション装置の要部を概略的に示したブロック図である。
【図17】(a)は地形図を模式的に示した平面図であり、(b)は従来の地図データに基づいて表示される地図を示した図である。
【符号の説明】
11、21、31 情報処理装置
12 主制御手段
13、37 通信制御手段
14、23、33、43 地図情報データベース
15、24、34 記憶手段
17 端末装置
22、32 制御手段
25、35 操作手段
26、36 表示手段
38 通信装置

Claims (11)

  1. 既に作成されている地図データに対して情報量の追加を行うための情報処理システムを構成する情報処理装置であって、
    ネットワークを介して別の情報処理装置から送信されてきた位置データに基づいて、地図データが記憶されている第1の地図データ記憶手段から前記位置データに対応する位置周辺の地図データを読み出す第1の地図データ読出手段と、
    該第1の地図データ読出手段により読み出された地図データ、及び該地図データに基づいて表示される地図画像を編集するための編集用プログラムをネットワークを介して前記別の情報処理装置へ送信するデータ送信手段とを備えていることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記編集用プログラムによる地図画像の編集機能が、前記既に作成されている地図データの削除を伴わないものであることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記編集用プログラムが、第1の入力手段からの入力データに基づき指定される情報を前記位置データに対応する位置又は該位置周辺エリアに付随させる機能を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記編集用プログラムが、第2の入力手段からの入力データに基づいて前記付随される情報の加工処理を施す機能を有していることを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記別の情報処理装置で編集された情報をネットワークを介して受信すると、前記情報を前記位置データに対応する位置又は該位置周辺エリアと関連付けて保存する第1の編集情報保存手段を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載の情報処理装置。
  6. 既に作成されている地図データに対して情報量の追加を行うための情報処理装置であって、
    ユーザー所望の位置に対応する位置データに基づいて、地図データが記憶されている第2の地図データ記憶手段から前記所望の位置周辺の地図データを読み出すための第2の地図データ読出手段と、
    該第2の地図データ読出手段により読み出された地図データに基づいて、前記所望の位置周辺の地図画像を表示する地図表示手段と、
    第3の入力手段からの入力データに基づいて、前記地図表示手段により表示された地図画像を編集するための地図画像編集手段とを備えていることを特徴とする情報処理装置。
  7. 前記地図画像編集手段が前記既に作成されている地図データの削除を伴わない編集を行うものであることを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  8. 前記地図画像編集手段が、第4の入力手段からの入力データに基づき指定される情報を前記所望の位置又は該位置周辺エリアに付随させる機能を有していることを特徴とする請求項6又は請求項7記載の情報処理装置。
  9. 前記地図画像編集手段が、第5の入力手段からの入力データに基づいて前記付随される情報の加工処理を施す機能を有していることを特徴とする請求項8記載の情報処理装置。
  10. 前記地図画像編集手段により編集された情報を前記所望の位置又は該位置周辺エリアと関連付けて保存する第2の編集情報保存手段を備えていることを特徴とする請求項6〜9のいずれかの項に記載の情報処理装置。
  11. 既に作成されている地図データに対して情報量の追加を行うための情報処理システムを実現するための情報処理方法であって、
    ネットワークを介して別の情報処理装置から送信されてきた位置データに基づいて、地図データが記憶されている第1の地図データ記憶手段から前記位置データに対応する位置周辺の地図データを読み出すステップと、
    該第1の地図データ読出手段により読み出された地図データ、及び該地図データに基づいて表示される地図画像を編集するための編集用プログラムをネットワークを介して前記別の情報処理装置へ送信するステップとを有していることを特徴とする情報処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20070107275A (ko) * 2006-05-02 2007-11-07 주식회사 트윈클리틀스타 맵브라우저에서 위치기반 게시물 관리 방법 및 그 시스템

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