JP2004192435A - 時刻設定システム、時刻設定端末及び時刻設定プログラム、並びに時刻設定方法 - Google Patents

時刻設定システム、時刻設定端末及び時刻設定プログラム、並びに時刻設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】サーバを改変することなく、クライアントの時刻設定を容易に行うことができる時刻設定システムを提供する。
【解決手段】ファイル管理サーバ100とプリンタ200とを通信可能に接続する。ファイル管理サーバ100は、ファイル作成要求を受信したときは、ファイル作成要求に係るファイルを作成し、作成したファイルをその作成時刻とともに記憶装置42に記録し、プロパティ情報取得要求を受信したときは、記憶装置42のファイルのうちプロパティ情報取得要求に係るものについてプロパティ情報を作成し、作成したプロパティ情報をプリンタ200に送信する。プリンタ200は、ファイル作成要求をファイル管理サーバ100に送信し、プロパティ情報取得要求をファイル管理サーバ100に送信し、プロパティ情報を受信したときは、プロパティ情報に含まれる作成時刻に基づいて時刻を設定する。
【選択図】 図9

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、時刻を設定するシステム、端末およびプログラム、並びに方法に係り、特に、サーバを改変することなく、クライアントの時刻設定を容易に行うことができる時刻設定システム、時刻設定端末および時刻設定プログラム、並びに時刻設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、時刻を設定する技術としては、例えば、特許文献1に開示されている時計内蔵装置があった。
特許文献1の技術では、インターネットを介して時計内蔵装置である通信装置をWWW(World Wide Web)サーバに通信可能に接続する。WWWサーバには、基準時刻として日本標準時を設定する。通信装置は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)通信機能を備え、TCP/IP通信機能を利用し、WWWサーバにアクセスし、WWWサーバのホームページ情報から日本標準時を取得し、取得した日本標準時に基づいて内蔵時計の時刻を設定する。これにより、費用をそれほどかけずに、簡単に基準時刻を取得し、内蔵されている時計の時刻合わせを行うことができる。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−55890号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の時計内蔵装置にあっては、日本標準時をホームページ情報として提供するために、CGI等の特別なプログラムを作成し、作成したプログラムをWWWサーバ上で実行させなければならないため、WWWサーバの改変が必要であるという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、サーバを改変することなく、クライアントの時刻設定を容易に行うことができる時刻設定システム、時刻設定端末および時刻設定プログラム、並びに時刻設定方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、鋭意検討を重ねた結果、WWWサーバ等のサーバが通常有するファイル管理機能には、ファイルの記録をその作成時刻の記録とともに行う機能と、ファイルの作成時刻をクライアントに提供する機能とがあり、これらの機能を利用することにより、クライアントの時刻設定を行うことができることを見出した。
〔発明1〕
上記目的を達成するために、発明1の時刻設定システムは、
ファイルの記録をその作成時刻の記録とともに行うファイル管理端末と、時刻設定端末とを通信可能に接続し、前記ファイル管理端末を利用して前記時刻設定端末の時刻を設定するシステムであって、
前記ファイル管理端末は、ファイルの作成を要求するファイル作成要求を受信したときは、受信したファイル作成要求に係るファイルを作成し、作成したファイルをその作成時刻とともに記録し、前記作成時刻を含むファイル詳細情報の取得を要求する詳細情報取得要求を受信したときは、受信した詳細情報取得要求に係るファイルについて前記ファイル詳細情報を作成し、作成したファイル詳細情報を前記時刻設定端末に送信するようになっており、
前記時刻設定端末は、前記ファイル作成要求を前記ファイル管理端末に送信し、前記詳細情報取得要求を前記ファイル管理端末に送信し、前記ファイル詳細情報を受信したときは、受信したファイル詳細情報から抽出した作成時刻に基づいて時刻を設定するようになっていることを特徴とする。
【0007】
このような構成であれば、時刻設定端末では、ファイル作成要求がファイル管理端末に送信される。
ファイル管理端末では、ファイル作成要求を受信すると、受信したファイル作成要求に係るファイルが作成され、作成されたファイルがその作成時刻とともに記録される。
【0008】
また、時刻設定端末では、詳細情報取得要求がファイル管理端末に送信される。
ファイル管理端末では、詳細情報取得要求を受信すると、受信した詳細情報取得要求に係るファイルについてファイル詳細情報が作成され、作成されたファイル詳細情報が時刻設定端末に送信される。
【0009】
時刻設定端末では、ファイル詳細情報を受信すると、受信したファイル詳細情報から抽出された作成時刻に基づいて時刻が設定される。
これにより、ファイル管理端末が有するファイル管理機能として、ファイルの記録をその作成時刻の記録とともに行う機能と、ファイルの作成時刻を時刻設定端末に提供する機能とを利用して、時刻設定端末の時刻を設定することができる。すなわち、WWWサーバ等のサーバが通常有する機能を利用して時刻設定を行うことができるので、従来に比して、サーバを改変することなく、時刻設定端末の時刻設定を比較的容易に行うことができるという効果が得られる。
【0010】
ここで、ファイル管理端末は、時刻設定端末との通信路の一端に接続する通信設備であって少なくともサーバ機能を有するものであればよく、クライアント機能およびサーバ機能の両方を兼ね揃えるものとして構成することもできる。以下、発明2の時刻設定システム、発明7の時刻設定端末、発明8の時刻設定プログラム、および発明10の時刻設定方法において同じである。
〔発明2〕
さらに、発明2の時刻設定システムは、
ファイルの記録をその作成時刻の記録とともに行うファイル管理端末と、内部時計を有しない時刻設定端末とを通信可能に接続し、前記ファイル管理端末を利用して前記時刻設定端末の時刻を設定するシステムであって、
前記ファイル管理端末は、ファイルを記録するための記憶手段を有し、ファイルの作成を要求するファイル作成要求を受信したときは、受信したファイル作成要求に係るファイルを作成し、作成したファイルをその作成時刻とともに前記記憶手段に記録し、前記作成時刻を含むファイル詳細情報の取得を要求する詳細情報取得要求を受信したときは、前記記憶手段のファイルのうち前記受信した詳細情報取得要求に係るものについて前記ファイル詳細情報を作成し、作成したファイル詳細情報を前記時刻設定端末に送信するようになっており、
前記時刻設定端末は、前記ファイル作成要求を前記ファイル管理端末に送信し、前記詳細情報取得要求を前記ファイル管理端末に送信し、前記ファイル詳細情報を受信したときは、受信したファイル詳細情報から抽出した作成時刻に基づいて時刻を設定するようになっていることを特徴とする。
【0011】
このような構成であれば、時刻設定端末では、ファイル作成要求がファイル管理端末に送信される。
ファイル管理端末では、ファイル作成要求を受信すると、受信したファイル作成要求に係るファイルが作成され、作成されたファイルがその作成時刻とともに記憶手段に記録される。
【0012】
また、時刻設定端末では、詳細情報取得要求がファイル管理端末に送信される。
ファイル管理端末では、詳細情報取得要求を受信すると、記憶手段のファイルのうち受信した詳細情報取得要求に係るものについてファイル詳細情報が作成され、作成されたファイル詳細情報が時刻設定端末に送信される。
【0013】
時刻設定端末では、ファイル詳細情報を受信すると、受信したファイル詳細情報から抽出された作成時刻に基づいて時刻が設定される。
これにより、ファイル管理端末が有するファイル管理機能として、ファイルの記録をその作成時刻の記録とともに行う機能と、ファイルの作成時刻を時刻設定端末に提供する機能とを利用して、時刻設定端末の時刻を設定することができる。すなわち、WWWサーバ等のサーバが通常有する機能を利用して時刻設定を行うことができるので、従来に比して、サーバを改変することなく、時刻設定端末の時刻設定を比較的容易に行うことができるという効果が得られる。
【0014】
ここで、記憶手段は、ファイルをあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するものであり、ファイルをあらかじめ記憶してあるものであってもよいし、ファイルをあらかじめ記憶することなく、本装置の動作時に外部からの入力等によってファイルを記憶するようになっていてもよい。
〔発明3〕
さらに、発明3の時刻設定システムは、発明2の時刻設定システムにおいて、
前記時刻設定端末は、さらに、所定の基準時からの経過時間を計測する経過時間計測手段を有し、前記ファイル詳細情報を受信したときは、受信したファイル詳細情報から抽出した作成時刻および前記経過時間計測手段で計測した経過時間に基づいて基準時刻を設定し、前記基準時刻を設定した後は、設定した基準時刻および前記経過時間計測手段で計測した経過時間に基づいて時刻を設定するようになっていることを特徴とする。
【0015】
このような構成であれば、時刻設定端末では、経過時間計測手段により、所定の基準時からの経過時間が計測される。また、ファイル詳細情報を受信すると、受信したファイル詳細情報から抽出された作成時刻および経過時間計測手段で計測された経過時間に基づいて基準時刻が設定される。そして、基準時刻が設定された後は、設定された基準時刻および経過時間計測手段で計測された経過時間に基づいて時刻が設定される。
【0016】
これにより、基準時刻を設定した後は、基準時刻および経過時間に基づいて時刻を設定することができるので、時刻を設定するたびにファイル管理端末にアクセスする必要がない。したがって、ファイル管理端末へのアクセスを低減することができるという効果も得られる。
ここで、基準時刻は、経過時間計測手段で計測した経過時間に基づいて時刻を設定することができるものであればどのようなものであってもよく、これには、例えば、時刻設定端末の起動時刻が含まれる。
〔発明4〕
さらに、発明4の時刻設定システムは、発明3の時刻設定システムにおいて、
前記時刻設定端末は、前記基準時刻が設定されていないときは、時刻設定が必要な時刻設定項目について仮時刻を設定し、前記基準時刻が設定されたときは、設定した基準時刻および前記経過時間計測手段で計測した経過時間に基づいて前記仮時刻を実際の時刻に変更するようになっていることを特徴とする。
【0017】
このような構成であれば、時刻設定端末では、基準時刻が設定されていないと、時刻設定が必要な時刻設定項目について仮時刻が設定される。そして、基準時刻が設定されると、設定された基準時刻および経過時間計測手段で計測された経過時間に基づいて仮時刻が実際の時刻に変更される。
これにより、基準時刻が設定されたときは、時刻設定項目について設定された時刻を過去に遡って比較的正確なものに更新することができるので、内部時計を有しない時刻設定端末において、時刻管理を比較的正確に行うことができるという効果も得られる。
〔発明5〕
さらに、発明5の時刻設定システムは、発明4の時刻設定システムにおいて、
前記時刻設定端末は、さらに、起動回数を計数する起動回数計数手段を有し、前記基準時刻が設定されていないときは、時刻設定が必要な時刻設定項目について前記起動回数計数手段で計数した起動回数および前記仮時刻を設定し、前記基準時刻が設定されたときは、設定した基準時刻および前記経過時間計測手段で計測した経過時間に基づいて、前記起動回数計数手段で計数した起動回数と同一の起動回数が設定されている時刻設定項目について前記仮時刻を実際の時刻に変更するようになっていることを特徴とする。
【0018】
このような構成であれば、時刻設定端末では、起動回数計数手段により、起動ごとに起動回数が計数される。また、基準時刻が設定されていないと、時刻設定が必要な時刻設定項目について起動回数計数手段で計数された起動回数および仮時刻が設定される。そして、基準時刻が設定されると、設定された基準時刻および経過時間計測手段で計測された経過時間に基づいて、起動回数計数手段で計数された起動回数と同一の起動回数が設定されている時刻設定項目について仮時刻が実際の時刻に変更される。
【0019】
これにより、基準時刻が設定されたときは、時刻設定項目について設定された時刻を過去に遡って比較的正確なものに更新することができる。また、起動回数計数手段で計数された起動回数と同一の起動回数が設定されている時刻設定項目について仮時刻を変更するので、時刻の更新がさらに正確なものとなる。したがって、内部時計を有しない時刻設定端末において、時刻管理を比較的正確に行うことができるという効果も得られる。
〔発明6〕
さらに、発明6の時刻設定システムは、
時刻を設定するシステムであって、
所定の基準時からの経過時間を計測する経過時間計測手段を備え、
基準時刻が設定されていないときは、時刻設定が必要な時刻設定項目について仮時刻を設定し、前記基準時刻が設定されたときは、設定した基準時刻および前記経過時間計測手段で計測した経過時間に基づいて前記仮時刻を実際の時刻に変更するようになっていることを特徴とする。
【0020】
このような構成であれば、基準時刻が設定されていないと、時刻設定が必要な時刻設定項目について仮時刻が設定される。また、経過時間計測手段により、所定の基準時からの経過時間が計測される。そして、基準時刻が設定されると、設定された基準時刻および経過時間計測手段で計測された経過時間に基づいて仮時刻が実際の時刻に変更される。
【0021】
これにより、基準時刻が設定されたときは、時刻設定項目について設定された時刻を過去に遡って比較的正確なものに更新することができるので、時刻設定端末が内部時計を有しなくても、時刻管理を比較的正確に行うことができるという効果が得られる。
ここで、本システムは、単一の装置として実現するようにしてもよいし、複数の端末を通信可能に接続したネットワークシステムとして実現するようにしてもよい。後者の場合、各構成要素は、それぞれ通信可能に接続されていれば、複数の端末のうちどの端末に属していてもよい。
〔発明7〕
一方、上記目的を達成するために、発明7の時刻設定端末は、
発明1の時刻設定システムにおけるファイル管理端末と通信可能に接続する端末であって、
ファイルの作成を要求するファイル作成要求を前記ファイル管理端末に送信し、前記作成時刻を含むファイル詳細情報の取得を要求する詳細情報取得要求を前記ファイル管理端末に送信し、前記ファイル詳細情報を受信したときは、受信したファイル詳細情報から抽出した作成時刻に基づいて時刻を設定するようになっていることを特徴とする。
【0022】
このような構成であれば、発明1の時刻設定システムにおける時刻設定端末と同等の作用が得られる。したがって、発明1の時刻設定システムと同等の効果が得られる。
〔発明8〕
一方、上記目的を達成するために、発明8の時刻設定プログラムは、
コンピュータからなる発明7の時刻設定端末に実行させるためのプログラムであって、
ファイルの作成を要求するファイル作成要求を前記ファイル管理端末に送信し、前記作成時刻を含むファイル詳細情報の取得を要求する詳細情報取得要求を前記ファイル管理端末に送信し、前記ファイル詳細情報を受信したときは、受信したファイル詳細情報から抽出した作成時刻に基づいて時刻を設定する処理を実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
【0023】
このような構成であれば、時刻設定端末によってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従って時刻設定端末が処理を実行すると、発明7の時刻設定端末と同等の作用および効果が得られる。
〔発明9〕
さらに、発明9の時刻設定プログラムは、
コンピュータシステムからなる発明6の時刻設定システムに実行させるためのプログラムであって、
基準時刻が設定されていないときは、時刻設定が必要な時刻設定項目について仮時刻を設定し、前記基準時刻が設定されたときは、設定した基準時刻および前記経過時間計測手段で計測した経過時間に基づいて前記仮時刻を実際の時刻に変更する処理を実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
【0024】
このような構成であれば、時刻設定システムによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従って時刻設定システムが処理を実行すると、発明6の時刻設定システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明10〕
一方、上記目的を達成するために、発明10の時刻設定方法は、
ファイルの記録をその作成時刻の記録とともに行うファイル管理端末と、時刻設定端末とを通信可能に接続し、前記ファイル管理端末を利用して前記時刻設定端末の時刻を設定する方法であって、
前記時刻設定端末に対しては、
ファイルの作成を要求するファイル作成要求を前記ファイル管理端末に送信するファイル作成要求送信ステップを含み、
前記ファイル管理端末に対しては、
前記ファイル作成要求を受信したときは、受信したファイル作成要求に係るファイルを作成するファイル作成ステップと、
前記ファイル作成ステップで作成したファイルをその作成時刻とともに記録するファイル記録ステップとを含み、
前記時刻設定端末に対しては、
前記作成時刻を含むファイル詳細情報の取得を要求する詳細情報取得要求を前記ファイル管理端末に送信する詳細情報取得要求送信ステップを含み、
前記ファイル管理端末に対しては、
前記詳細情報取得要求を受信したときは、受信した詳細情報取得要求に係るファイルについて前記ファイル詳細情報を作成するファイル詳細情報作成ステップと、
前記ファイル詳細情報作成ステップで作成したファイル詳細情報を前記時刻設定端末に送信するファイル詳細情報送信ステップとを含み、
前記時刻設定端末に対しては、
前記ファイル詳細情報を受信したときは、受信したファイル詳細情報から抽出した作成時刻に基づいて時刻を設定する時刻設定ステップを含むことを特徴とする。
【0025】
発明1の時刻設定システムと同等の効果が得られる。
〔発明11〕
さらに、発明11の時刻設定方法は、
時刻を設定する方法であって、
所定の基準時からの経過時間を計測する経過時間計測ステップと、
基準時刻が設定されていないときは、時刻設定が必要な時刻設定項目について仮時刻を設定する仮時刻設定ステップと、
前記基準時刻が設定されたときは、設定した基準時刻および前記経過時間計測ステップで計測した経過時間に基づいて前記仮時刻を実際の時刻に変更する時刻再設定ステップとを含むことを特徴とする。
【0026】
発明6の時刻設定システムと同等の効果が得られる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1ないし図10は、本発明に係る時刻設定システム、時刻設定端末および時刻設定プログラム、並びに時刻設定方法の第1の実施の形態を示す図である。
本実施の形態は、本発明に係る時刻設定システム、時刻設定端末および時刻設定プログラム、並びに時刻設定方法を、図1に示すように、ファイル管理サーバ100を利用して、内部時計を有しないプリンタ200の時刻を設定する場合について適用したものである。
【0028】
まず、本発明を適用するネットワークシステムの構成を図1を参照しながら説明する。
図1は、本発明を適用するネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
インターネット199には、図1に示すように、ファイルの記録をその作成時刻の記録とともに行うファイル管理サーバ100と、複数のプリンタ200とが接続されている。なお、発明の理解を容易にするため、他のPCを図示していないが、実際には、多数のPCがインターネット199に接続され、各PCは、インターネット199を介してプリンタ200で印刷を行うようになっている。
【0029】
次に、ファイル管理サーバ100の構成を図2を参照しながら詳細に説明する。
図2は、ファイル管理サーバ100の構成を示すブロック図である。
ファイル管理サーバ100は、図2に示すように、制御プログラムに基づいて演算およびシステム全体を制御するCPU30と、所定領域にあらかじめCPU30の制御プログラム等を格納しているROM32と、ROM32等から読み出したデータやCPU30の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM34と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F38とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス39で相互にかつデータ授受可能に接続されている。
【0030】
I/F38には、外部装置として、ヒューマンインターフェースとしてデータの入力が可能なキーボードやマウス等からなる入力装置40と、データやテーブル等をファイルとして格納する記憶装置42と、画像信号に基づいて画面を表示する表示装置44と、インターネット199に接続するための信号線とが接続されている。
【0031】
CPU30は、マイクロプロセッシングユニットMPU等からなり、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図3および図4のフローチャートに示すファイル作成処理およびプロパティ情報提供処理をそれぞれ時分割で実行するようになっている。
初めに、ファイル作成処理を図3を参照しながら詳細に説明する。
【0032】
図3は、ファイル作成処理を示すフローチャートである。
ファイル作成処理は、プリンタ200からのファイル作成要求に応じて記憶装置42にファイルを作成する処理であって、CPU30において実行されると、図3に示すように、まず、ステップS100に移行するようになっている。
ステップS100では、ファイルの作成を要求するファイル作成要求を受信したか否かを判定し、ファイル作成要求を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS102に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、ファイル作成要求を受信するまでステップS100で待機する。
【0033】
ステップS102では、ファイル作成要求のあったプリンタ200(以下、このファイル作成処理において要求元プリンタ200という。)またはそのユーザがファイルを作成する権限を有しているか否かを判定し、ファイルを作成する権限を有していると判定したとき(Yes)は、ステップS104に移行して、ファイル作成要求により指定されたファイル名のファイルを記憶装置42に新規作成し、ステップS106に移行する。
【0034】
ステップS106では、ファイルの作成が成功したか否かを判定し、ファイルの作成が成功したと判定したとき(Yes)は、ステップS108に移行して、ファイルの作成が成功したことを示す作成成功通知を要求元プリンタ200に送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS106で、ファイルの作成が失敗したと判定したとき(No)は、ステップS110に移行して、ファイルの作成が失敗したことを示す作成失敗通知を要求元プリンタ200に送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0035】
一方、ステップS102で、要求元プリンタ200またはそのユーザがファイルを作成する権限を有していないと判定したとき(No)は、ステップS112に移行して、作成失敗通知を要求元プリンタ200に送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、プロパティ情報提供処理を図4を参照しながら詳細に説明する。
【0036】
図4は、プロパティ情報提供処理を示すフローチャートである。
プロパティ情報提供処理は、プリンタ200からのプロパティ情報取得要求に応じて、ファイルの作成時刻を含むプロパティ情報を生成してプリンタ200に提供する処理であって、CPU30において実行されると、図4に示すように、まず、ステップS1500に移行するようになっている。
【0037】
ステップS150では、プロパティ情報の取得を要求するプロパティ情報取得要求を受信したか否かを判定し、プロパティ情報取得要求を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS152に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、プロパティ情報取得要求を受信するまでステップS150で待機する。
ステップS152では、プロパティ情報取得要求のあったプリンタ200(以下、このプロパティ情報提供処理において要求元プリンタ200という。)またはそのユーザがプロパティ情報を取得する権限を有しているか否かを判定し、プロパティ情報を取得する権限を有していると判定したとき(Yes)は、ステップS154に移行して、記憶装置42のファイルのうちプロパティ情報取得要求により指定されたファイル名のものついてプロパティ情報を作成し、ステップS156に移行する。
【0038】
ステップS156では、プロパティ情報の作成が成功したか否かを判定し、プロパティ情報の作成が成功したと判定したとき(Yes)は、ステップS158に移行して、作成したプロパティ情報を要求元プリンタ200に送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS156で、プロパティ情報の作成が失敗したと判定したとき(No)は、ステップS160に移行して、プロパティ情報の作成が失敗したことを示す取得失敗通知を要求元プリンタ200に送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0039】
一方、ステップS152で、要求元プリンタ200またはそのユーザがプロパティ情報を取得する権限を有していないと判定したとき(No)は、ステップS162に移行して、取得失敗通知を要求元プリンタ200に送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、プリンタ200の構成を図5を参照しながら詳細に説明する。なお、各プリンタ200はいずれも、同一機能を有して構成されている。
【0040】
図5は、プリンタ200の構成を示すブロック図である。
プリンタ200は、図5に示すように、制御プログラムに基づいて演算およびシステム全体を制御するCPU50と、所定領域にあらかじめCPU50の制御プログラム等を格納しているROM52と、ROM52等から読み出したデータやCPU50の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM54と、デバイス基本情報その他不揮発に保持が必要な情報を格納するためのEPROM56と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F58とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス59で相互にかつデータ授受可能に接続されている。なお、プリンタ200には、通常のPCが備えているような内蔵時計が設けられていない。
【0041】
I/F58には、外部装置として、ヒューマンインターフェースとしてデータの入力が可能な操作パネル60と、印刷データに基づいて印刷を行う印刷装置62と、インターネット199に接続するための信号線とが接続されている。
CPU50は、マイクロプロセッシングユニットMPU等からなり、ROM52の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図6ないし図9のフローチャートに示すデバイス基本情報登録処理、経過時間計測処理、イベントログ作成処理および起動時刻設定処理をそれぞれ時分割で実行するようになっている。
【0042】
初めに、デバイス基本情報登録処理を図6を参照しながら詳細に説明する。
図6は、デバイス基本情報登録処理を示すフローチャートである。
デバイス基本情報登録処理は、デバイスであるプリンタ200がファイル管理サーバ100と通信を行うにあたって必要な基本的な情報を登録する処理であって、CPU50において実行されると、図6に示すように、まず、ステップS200に移行するようになっている。
【0043】
ステップS200では、デバイス基本情報の登録を要求する登録要求を操作パネル60から入力したか否かを判定し、登録要求を入力したと判定したとき(Yes)は、ステップS202に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、登録要求を入力するまでステップS200で待機する。
ステップS202では、デバイス基本情報を操作パネル60から入力する。デバイス基本情報としては、例えば、プリンタ200に割り当てるIPアドレス、サブネットマスクおよびデフォルトゲートウェイアドレス、ファイル管理サーバ100のIPアドレス(以下、サーバIPアドレスという。)、ファイル管理サーバ100との通信に必要なプロトコルを示すプロトコル番号、ファイル管理サーバ100と通信を行うにあたって使用するIPのポート番号、並びに、ユーザIDやパスワード等の認証に必要な認証情報が挙げられる。
【0044】
次いで、ステップS204に移行して、入力したデバイス基本情報のうちIPアドレス、サブネットマスクおよびデフォルトゲートウェイアドレスをデバイスドライバに通知することによりプリンタ200にそれらアドレスを設定し、ステップS206に移行して、入力したデバイス基本情報をEPROM56に登録し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0045】
次に、経過時間計測処理を図7を参照しながら詳細に説明する。
図7は、経過時間計測処理を示すフローチャートである。
経過時間計測処理は、起動時からの経過時間を計測する処理であって、CPU50において実行されると、図7に示すように、まず、ステップS250に移行するようになっている。
【0046】
ステップS250では、起動後初めての実行であるか否かを判定し、起動後初めての実行であると判定したとき(Yes)は、ステップS252に移行して、RAM54の経過時間カウンタを初期化し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS250で、起動後2回目以降の実行であると判定したとき(No)は、ステップS254に移行して、経過時間カウンタをRAM54から読み出し、ステップS256に移行して、読み出した経過時間カウンタに「1」を加算し、ステップS258に移行して、経過時間カウンタをRAM54に格納し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0047】
次に、イベントログ作成処理を図8を参照しながら詳細に説明する。
図8は、イベントログ作成処理を示すフローチャートである。
イベントログ作成処理は、プリンタ200の障害、不具合、その他ユーザまたは管理者に通知すべきイベントが発生した場合に、そのイベントの内容を示すイベントログを作成する処理であって、CPU50において実行されると、図8に示すように、まず、ステップS300に移行するようになっている。
【0048】
ステップS300では、イベントが発生したか否かを判定し、イベントが発生したと判定したとき(Yes)は、ステップS302に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、イベントが発生するまでステップS300で待機する。
ステップS302では、起動時刻が設定されているか否かを判定し、起動時刻が設定されていないと判定したとき(No)は、ステップS304に移行して、発生したイベントの内容を仮時刻と対応付けてイベントログとしてEPROM56に作成し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。ここで、仮時刻としては、例えば、経過時間カウンタの値を用いることができる。また、仮時刻か実際の時刻かは、例えば、フラグ等を用いて識別することができる。
【0049】
一方、ステップS302で、起動時刻が設定されていると判定したとき(Yes)は、ステップS306に移行して、起動時刻をRAM54から読み出し、ステップS308に移行して、経過時間カウンタをRAM54から読み出し、ステップS310に移行する。
ステップS310では、読み出した経過時間カウンタに基づいて起動時からの経過時間を算出し、読み出した起動時刻に経過時間を加算して現在時刻を算出し、発生したイベントの内容を現在時刻と対応付けてイベントログとしてEPROM56に作成し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0050】
次に、起動時刻設定処理を図9を参照しながら詳細に説明する。
図9は、起動時刻設定処理を示すフローチャートである。
起動時刻設定処理は、起動時刻が設定されていない場合に、ファイル管理サーバ100を利用して起動時刻を設定する処理であって、CPU50において実行されると、図9に示すように、まず、ステップS350に移行するようになっている。
【0051】
ステップS350では、デバイス基本情報をEPROM56から読み出し、ステップS352に移行して、任意のファイル名を決定し、ステップS354に移行して、読み出したデバイス基本情報に基づいて、決定したファイル名とともにファイル作成要求をファイル管理サーバ100に送信し、ステップS356に移行する。具体的に、ファイル管理サーバ100へのアクセスには、サーバIPアドレス、プロトコル番号およびポート番号を利用し、認証の要求があれば、認証情報を利用して認証を行う。
【0052】
ステップS356では、作成成功通知を受信したか否かを判定し、作成成功通知を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS358に移行して、ステップS350で読み出したデバイス基本情報に基づいて、ステップS352で決定したファイル名とともにプロパティ情報取得要求をファイル管理サーバ100に送信し、ステップS360に移行する。
【0053】
ステップS360では、プロパティ情報を受信したか否かを判定し、プロパティ情報を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS362に移行して、受信したプロパティ情報から作成時刻を取得し、ステップS364に移行して、経過時間カウンタをRAM54から読み出し、ステップS366に移行する。
ステップS366では、読み出した経過時間カウンタに基づいて起動時からの経過時間を算出し、取得した作成時刻から経過時間を減算して起動時刻を算出し、算出した起動時刻をRAM54に格納することにより設定し、ステップS368に移行して、仮時刻が設定されているイベントログについて時刻を補正する時刻補正処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0054】
一方、ステップS360で、プロパティ情報を受信しないと判定したとき(No)は、ステップS370に移行して、取得失敗通知を受信したか否かを判定し、取得失敗通知を受信したと判定したとき(Yes)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS370で、取得失敗通知を受信しないと判定したとき(No)は、ステップS360に移行する。
【0055】
一方、ステップS356で、作成成功通知を受信しないと判定したとき(No)は、ステップS372に移行して、作成失敗通知を受信したか否かを判定し、作成失敗通知を受信したと判定したとき(Yes)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS372で、作成失敗通知を受信しないと判定したとき(No)は、ステップS356に移行する。
【0056】
次に、上記ステップS368の時刻補正処理を図10を参照しながら詳細に説明する。
図10は、時刻補正処理を示すフローチャートである。
時刻補正処理は、上記ステップS368において実行されると、図10に示すように、まず、ステップS400に移行するようになっている。
【0057】
ステップS400では、仮時刻が設定されているイベントログをEPROM56のなかから検索し、ステップS402に移行して、検索により該当のイベントログが索出されたか否かを判定し、該当のイベントログが索出されたと判定したとき(Yes)は、ステップS404に移行する。
ステップS404では、起動時刻をRAM54から読み出し、ステップS406に移行して、経過時間カウンタをRAM54から読み出し、ステップS408に移行して、読み出した経過時間カウンタに基づいて起動時からの経過時間を算出し、起動時刻、経過時間および仮時刻に基づいて実際の時刻を算出し、索出したイベントログについて仮時刻を実際の時刻に変更し、ステップS400に移行する。具体的には、仮時刻として経過時刻カウンタの値を用いている場合は、起動時刻に経過時間を加算し、その加算値から仮時刻を減算した値が実際の時刻となる。
【0058】
一方、ステップS402で、該当のイベントログが索出されないと判定したとき(No)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
まず、プリンタ200でデバイス基本情報を登録する場合を説明する。
ユーザは、プリンタ200において、デバイス基本情報の登録要求を操作パネル60から入力し、メニュー等により表示される案内に従ってデバイス基本情報を操作パネル60から入力する。
【0059】
プリンタ200では、デバイス基本情報が入力されると、ステップS204を経て、入力されたデバイス基本情報のうちIPアドレス、サブネットマスクおよびデフォルトゲートウェイアドレスがデバイスドライバに通知される。これにより、プリンタ200にそれらアドレスが設定され、ファイル管理サーバ100と通信可能な状態となる。そして、ステップS206を経て、入力されたデバイス基本情報がEPROM56に登録される。
【0060】
次に、起動時刻が設定される前にプリンタ200でイベントが発生した場合を説明する。
プリンタ200では、電源が投入されて起動すると、ステップS252を経て、RAM54の経過時間カウンタが初期化される。そして以後は、所定周期(例えば、100[ms])ごとに、ステップS254〜S258を繰り返し経て、経過時間カウンタがRAM54から読み出され、読み出された経過時間カウンタに「1」が加算されてRAM54に格納される。
【0061】
一方、プリンタ200では、起動時刻が設定される前にイベントが発生すると、ステップS304を経て、発生したイベントの内容が仮時刻と対応付けられてイベントログとしてEPROM56に作成される。
次に、プリンタ200で起動時刻を設定する場合を説明する。
プリンタ200では、ファイル管理サーバ100と通信可能な状態において起動時刻が設定されていないと、ステップS350〜S354を経て、デバイス基本情報がEPROM56から読み出され、任意のファイル名が決定され、読み出されたデバイス基本情報に基づいて、決定されたファイル名とともにファイル作成要求がファイル管理サーバ100に送信される。
【0062】
ファイル管理サーバ100では、ファイル作成要求を受信すると、ステップS104を経て、ファイル作成要求により指定されたファイル名のファイルが記憶装置42に新規作成される。ファイルの作成が成功すると、ステップS108を経て、作成成功通知がプリンタ200に送信される。
プリンタ200では、作成成功通知を受信すると、ステップS358を経て、読み出されたデバイス基本情報に基づいて、決定されたファイル名とともにプロパティ情報取得要求がファイル管理サーバ100に送信される。
【0063】
ファイル管理サーバ100では、プロパティ情報取得要求を受信すると、ステップS154を経て、記憶装置42のファイルのうちプロパティ情報取得要求により指定されたファイル名のものについてプロパティ情報が作成される。プロパティ情報の作成が成功すると、ステップS158を経て、作成されたプロパティ情報がプリンタ200に送信される。
【0064】
プリンタ200では、プロパティ情報を受信すると、ステップS362,S364を経て、受信したプロパティ情報から作成時刻が取得され、経過時間カウンタがRAM54から読み出される。そして、ステップS366を経て、読み出された経過時間カウンタに基づいて起動時からの経過時間が算出され、取得された作成時刻から経過時間が減算されて起動時刻が算出され、算出された起動時刻がRAM54に格納される。これにより、プリンタ200に起動時刻が設定されることになる。
【0065】
プリンタ200では、起動時刻が設定されると、ステップS368を経て、仮時刻が設定されているイベントログについて時刻を補正する時刻補正処理が実行される。時刻補正処理では、まず、ステップS400を経て、仮時刻が設定されているイベントログがEPROM56のなかから検索される。その結果、該当のイベントログが索出されると、ステップS404,S406を経て、起動時刻および経過時間カウンタがRAM54から読み出される。次いで、ステップS408を経て、読み出された経過時間カウンタに基づいて起動時からの経過時間が算出され、起動時刻、経過時間および仮時刻に基づいて実際の時刻が算出される。そして、索出されたイベントログについて仮時刻が実際の時刻に変更される。同様にして、この一連の変更処理が、仮時刻が設定されているすべてのイベントログに対して行われる。
【0066】
次に、起動時刻が設定された後にプリンタ200でイベントが発生した場合を説明する。
プリンタ200では、起動時刻が設定された後にイベントが発生すると、ステップS306,S308を経て、起動時刻および経過時間カウンタがRAM54から読み出される。次いで、ステップS310を経て、読み出された経過時間カウンタに基づいて起動時からの経過時間が算出され、読み出された起動時刻に経過時間が加算されて現在時刻が算出される。そして、発生したイベントの内容が現在時刻と対応付けられてイベントログとしてEPROM56に作成される。
【0067】
なお、ファイル管理サーバ100では、ファイルの作成に失敗すると、ステップS110を経て、作成失敗通知がプリンタ200に送信される。プリンタ200では、作成失敗通知を受信すると、起動時刻が設定されることなく起動時刻設定処理が終了する。このことは、プリンタ200からファイル作成要求を送信したが、ファイル管理サーバ100で認証が得られなかった場合も同じである。
【0068】
また、ファイル管理サーバ100では、プロパティ情報の作成に失敗すると、ステップS160を経て、取得失敗通知がプリンタ200に送信される。プリンタ200では、取得失敗通知を受信すると、起動時刻が設定されることなく起動時刻設定処理が終了する。このことは、プリンタ200からプロパティ情報取得要求を送信したが、ファイル管理サーバ100で認証が得られなかった場合も同じである。
【0069】
このようにして、本実施の形態では、ファイル管理サーバ100は、ファイル作成要求を受信したときは、ファイル作成要求に係るファイルを作成し、作成したファイルをその作成時刻とともに記憶装置42に記録し、プロパティ情報取得要求を受信したときは、記憶装置42のファイルのうちプロパティ情報取得要求に係るものについてプロパティ情報を作成し、作成したプロパティ情報をプリンタ200に送信するようになっており、プリンタ200は、ファイル作成要求をファイル管理サーバ100に送信し、プロパティ情報取得要求をファイル管理サーバ100に送信し、プロパティ情報を受信したときは、プロパティ情報に含まれる作成時刻に基づいて時刻を設定するようになっている。
【0070】
これにより、ファイル管理サーバ100が有するファイル管理機能として、ファイルの記録をその作成時刻の記録とともに行う機能と、ファイルの作成時刻をプリンタ200に提供する機能とを利用して、プリンタ200の時刻を設定することができる。すなわち、WWWサーバ等のサーバが通常有する機能を利用して時刻設定を行うことができるので、従来に比して、ファイル管理サーバ100を改変することなく、プリンタ200の時刻設定を比較的容易に行うことができる。
【0071】
さらに、本実施の形態では、プリンタ200は、プロパティ情報を受信したときは、受信したプロパティ情報に含まれる作成時刻および計測した経過時間に基づいて起動時刻を設定し、起動時刻を設定した後は、設定した起動時刻および計測した経過時間に基づいて時刻を設定するようになっている。
これにより、起動時刻を設定した後は、起動時刻および経過時間に基づいて時刻を設定することができるので、時刻を設定するたびにファイル管理サーバ100にアクセスする必要がない。したがって、ファイル管理サーバ100へのアクセスを低減することができる。
【0072】
さらに、本実施の形態では、プリンタ200は、起動時刻が設定されていないときは、イベントログについて仮時刻を設定し、起動時刻が設定されたときは、設定した起動時刻および計測した経過時間に基づいてイベントログの仮時刻を実際の時刻に変更するようになっている。
これにより、起動時刻が設定されたときは、イベントログについて設定された時刻を過去に遡って比較的正確なものに更新することができるので、内部時計を有しないプリンタ200において、時刻管理を比較的正確に行うことができる。
【0073】
上記第1の実施の形態において、ファイル管理サーバ100は、発明1、2、7、8または10のファイル管理端末に対応し、記憶装置42は、発明2の記憶手段に対応し、ステップS104は、発明10のファイル作成ステップ、または発明10のファイル記録ステップに対応している。また、ステップS154は、発明10のファイル詳細情報作成ステップに対応し、ステップS158は、発明10のファイル詳細情報送信ステップに対応し、プリンタ200は、発明1ないし4、7、8または10の時刻設定端末に対応している。
【0074】
また、上記第1の実施の形態において、ステップS250〜S258は、発明3、4、6若しくは9の経過時間計測手段、または発明11の経過時間計測ステップに対応し、ステップS304は、発明11の仮時刻設定ステップに対応し、ステップS354は、発明10のファイル作成要求送信ステップに対応している。また、ステップS358は、発明10の詳細情報取得要求送信ステップに対応し、ステップS362〜S366は、発明10の時刻設定ステップに対応し、ステップS368,S400〜S408は、発明11の時刻再設定ステップに対応している。
【0075】
また、上記第1の実施の形態において、プロパティ情報は、発明1ないし3、7、8または10のファイル詳細情報に対応し、プロパティ情報取得要求は、発明1、2、7、8または10の詳細情報取得要求に対応し、イベントログは、発明4、6、9または11の時刻設定項目に対応している。また、起動時刻は、発明3、4、6、9または11の基準時刻に対応している。
【0076】
次に、本発明の第2の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図11ないし図13は、本発明に係る時刻設定システム、時刻設定端末および時刻設定プログラム、並びに時刻設定方法の第2の実施の形態を示す図である。なお、以下、上記第1の実施の形態と異なる部分についてのみ説明し、上記第1の実施の形態と重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
【0077】
本実施の形態は、本発明に係る時刻設定システム、時刻設定端末および時刻設定プログラム、並びに時刻設定方法を、ファイル管理サーバ100を利用して、内部時計を有しないプリンタ200の時刻を設定する場合について適用したものであり、上記第1の実施の形態と異なるのは、プリンタ200の起動回数を計数し、イベントログについて起動回数および仮時刻を設定し、現在の起動回数と同一の起動回数が設定されているイベントログについて仮時刻を実際の時刻に設定する点にある。
【0078】
CPU50は、ROM52の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図11のフローチャートに示す起動回数計数処理を、図8のイベントログ作成処理に代えて図12のフローチャートに示すイベントログ作成処理を、図10の時刻補正処理に代えて図13のフローチャートに示す時刻補正処理をそれぞれ時分割で実行するようになっている。
【0079】
初めに、起動回数計数処理を図11を参照しながら詳細に説明する。
図11は、起動回数計数処理を示すフローチャートである。
起動回数計数処理は、プリンタ200の起動回数を計数する処理であって、CPU50において実行されると、図11に示すように、まず、ステップS450に移行するようになっている。
【0080】
ステップS450では、起動後初めての実行であるか否かを判定し、起動後初めての実行であると判定したとき(Yes)は、ステップS452に移行して、起動カウンタをEPROM56から読み出し、ステップS456に移行して、読み出した起動カウンタに「1」を加算し、ステップS458に移行して、起動カウンタをEPROM56に格納し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0081】
一方、ステップS450で、起動後2回目以降の実行であると判定したとき(No)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、イベントログ作成処理を図12を参照しながら詳細に説明する。
図12は、イベントログ作成処理を示すフローチャートである。
イベントログ作成処理は、プリンタ200の障害、不具合、その他ユーザまたは管理者に通知すべきイベントが発生した場合に、そのイベントの内容を示すイベントログを作成する処理であって、CPU50において実行されると、図12に示すように、まず、ステップS500に移行するようになっている。
【0082】
ステップS500では、イベントが発生したか否かを判定し、イベントが発生したと判定したとき(Yes)は、ステップS502に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、イベントが発生するまでステップS500で待機する。
ステップS502では、起動時刻が設定されているか否かを判定し、起動時刻が設定されていないと判定したとき(No)は、ステップS504に移行して、起動カウンタをEPROM56から読み出し、ステップS506に移行して、発生したイベントの内容を起動カウンタの値(以下、現在の起動回数という。)および仮時刻と対応付けてイベントログとしてEPROM56に作成し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0083】
一方、ステップS502で、起動時刻が設定されていると判定したとき(Yes)は、ステップS508に移行して、起動時刻をRAM54から読み出し、ステップS510に移行して、経過時間カウンタをRAM54から読み出し、ステップS512に移行する。
ステップS512では、読み出した経過時間カウンタに基づいて起動時からの経過時間を算出し、読み出した起動時刻に経過時間を加算して現在時刻を算出し、発生したイベントの内容を現在時刻と対応付けてイベントログとしてEPROM56に作成し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0084】
次に、時刻補正処理を図13を参照しながら詳細に説明する。
図13は、時刻補正処理を示すフローチャートである。
時刻補正処理は、上記ステップS368において実行されると、図13に示すように、まず、ステップS550に移行するようになっている。
ステップS550では、仮時刻が設定されているイベントログをEPROM56のなかから検索し、ステップS552に移行して、検索により該当のイベントログが索出されたか否かを判定し、該当のイベントログが索出されたと判定したとき(Yes)は、ステップS554に移行する。
【0085】
ステップS554では、起動カウンタをEPROM56から読み出し、ステップS556に移行して、索出したイベントログに設定されている起動回数と現在の起動回数が一致しているか否かを判定し、起動回数が一致していると判定したとき(Yes)は、ステップS558に移行する。
ステップS558では、起動時刻をRAM54から読み出し、ステップS560に移行して、経過時間カウンタをRAM54から読み出し、ステップS562に移行して、読み出した経過時間カウンタに基づいて起動時からの経過時間を算出し、起動時刻、経過時間および仮時刻に基づいて実際の時刻を算出し、索出したイベントログについて仮時刻を実際の時刻に変更し、ステップS550に移行する。
【0086】
一方、ステップS556で、索出したイベントログに設定されている起動回数と現在の起動回数が一致していないと判定したとき(No)は、ステップS550に移行する。
一方、ステップS552で、該当のイベントログが索出されないと判定したとき(No)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0087】
次に、本実施の形態の動作を説明する。
まず、起動時刻が設定される前にプリンタ200でイベントが発生した場合を説明する。
プリンタ200では、電源が投入されて起動すると、ステップS452〜S456を経て、起動カウンタがEPROM56から読み出され、読み出された起動カウンタに「1」が加算されてEPROM56に格納される。この処理は、起動時に1度だけ実行される。
【0088】
一方、プリンタ200では、起動時刻が設定される前にイベントが発生すると、ステップS504,S506を経て、起動カウンタがEPROM56から読み出され、発生したイベントの内容が現在の起動回数および仮時刻と対応付けられてイベントログとしてEPROM56に作成される。
次に、プリンタ200で時刻を補正する場合を説明する。
【0089】
プリンタ200では、起動時刻が設定されると、ステップS368を経て、仮時刻が設定されているイベントログについて時刻を補正する時刻補正処理が実行される。時刻補正処理では、まず、ステップS550を経て、仮時刻が設定されているイベントログがEPROM56のなかから検索される。その結果、該当のイベントログが索出されると、ステップS554,S556を経て、起動カウンタがEPROM56から読み出され、索出されたイベントログに設定されている起動回数と現在の起動回数が一致しているか否かが判定される。このとき、起動回数が一致していると、ステップS558,S560を経て、起動時刻および経過時間カウンタがRAM54から読み出される。次いで、ステップS562を経て、読み出された経過時間カウンタに基づいて起動時からの経過時間が算出され、起動時刻、経過時間および仮時刻に基づいて実際の時刻が算出される。そして、索出されたイベントログについて仮時刻が実際の時刻に変更される。同様にして、この一連の変更処理が、仮時刻が設定されているすべてのイベントログに対して行われる。
【0090】
これに対して、イベントログに設定されている起動回数と現在の起動回数が一致していないと、そのイベントログについては、現在の起動よりも前に仮時刻が設定されていることから正確な時刻に変更することができないので、時刻の補正は行われない。
なお、プリンタ200でデバイス基本情報を登録する場合、プリンタ200で起動時刻を設定する場合(時刻補正処理を除く。)、起動時刻が設定された後にプリンタ200でイベントが発生した場合、ファイル管理サーバ100でファイルの作成に失敗した場合、ファイル管理サーバ100でプロパティ情報の作成に失敗した場合、およびファイル管理サーバ100で認証が得られなかった場合はいずれも、上記第1の実施の形態と同様の動作を行う。
【0091】
このようにして、本実施の形態では、プリンタ200は、起動時刻が設定されていないときは、イベントログについて現在の起動回数および仮時刻を設定し、起動時刻が設定されたときは、設定した起動時刻および計測した経過時間に基づいて、現在の起動回数と同一の起動回数が設定されているイベントログについて仮時刻を実際の時刻に変更するようになっている。
【0092】
これにより、起動時刻が設定されたときは、イベントログについて設定された時刻を過去に遡って比較的正確なものに更新することができる。また、現在の起動回数と同一の起動回数が設定されているイベントログについて仮時刻を変更するので、時刻の更新がさらに正確なものとなる。したがって、内部時計を有しないプリンタ200において、時刻管理を比較的正確に行うことができる。
【0093】
上記第2の実施の形態において、ファイル管理サーバ100は、発明1、2、7、8または10のファイル管理端末に対応し、記憶装置42は、発明2の記憶手段に対応し、ステップS104は、発明10のファイル作成ステップ、または発明10のファイル記録ステップに対応している。また、ステップS154は、発明10のファイル詳細情報作成ステップに対応し、ステップS158は、発明10のファイル詳細情報送信ステップに対応し、プリンタ200は、発明1ないし5、7、8または10の時刻設定端末に対応している。
【0094】
また、上記第2の実施の形態において、ステップS250〜S258は、発明3ないし6若しくは9の経過時間計測手段、または発明11の経過時間計測ステップに対応し、ステップS354は、発明10のファイル作成要求送信ステップに対応し、ステップS358は、発明10の詳細情報取得要求送信ステップに対応している。また、ステップS362〜S366は、発明10の時刻設定ステップに対応し、ステップS368,S500〜S512は、発明11の時刻再設定ステップに対応し、ステップS450〜S456は、発明5の起動回数計数手段に対応している。
【0095】
また、上記第2の実施の形態において、ステップS504,S506は、発明11の仮時刻設定ステップに対応し、プロパティ情報は、発明1ないし3、7、8または10のファイル詳細情報に対応し、プロパティ情報取得要求は、発明1、2、7、8または10の詳細情報取得要求に対応している。また、イベントログは、発明4ないし6、9または11の時刻設定項目に対応し、起動時刻は、発明3ないし6、9または11の基準時刻に対応している。
【0096】
なお、上記第1および第2の実施の形態においては、ファイル管理サーバ100とプリンタ200との通信に用いるプロトコルについて特に説明しなかったが、例えば、HTTP(HyperText Transfer Protocol)、FTP(File TransferProtocol)、メールプロトコル(SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)およびPOP3(Post Office Protocol version 3))その他のプロトコルを利用することができる。
【0097】
FTPを用いる場合は、ファイル管理サーバ100がFTPサーバであり、プリンタ200は、LISTコマンドを使用してファイル詳細情報を取得し、そこから作成時刻を抽出し、時刻を設定する。取得されるファイル詳細情報について、代表的なものとしては2種類の書式が存在しており、例えば、2002年10月28日の5時40分にファイル情報を取得した際には、「10-28-02 05:40 PM1 ファイル名」といった書式1情報と「-rw-rr 1 503 503 1 Oct 28 05:40 ファイル名」といった書式2の情報がある。この書式の違いはFTPサーバの種類によるものである。本実施例において、これらの情報から時刻情報がどこに含まれているのかの判断を行うための書式判断を、ファイル詳細情報の先頭が文字なのか数字なのかで行っている。数字であった場合には書式1の情報として解釈し、時刻情報として「10-28-02 05:40 PM」を取り出す。一方先頭が文字であった場合には書式2の情報であると解釈し、時刻情報として「Oct 28 05:40」を取り出す。さらに取り出した情報を、必要に応じて例えば「2002年10月28日午後5時40分」といった所望の形式に変換し、時刻として設定する。
【0098】
メールプロトコルを用いる場合は、ファイル管理サーバ100がメールサーバであり、プリンタ200は、自己のメールアドレス宛にメールを送信し、メールサーバから受信した同メールのタイムスタンプを抽出し、時刻を設定する。例えば、受信したメールのヘッダー部が、
From: Fukao Akihito
Sent: Tuesday, November 19, 2002 1:27 PM
To: Fukao Akihito
Subject: test
であった場合、この情報から時刻情報「Tuesday, November 19, 2002 1:27 PM」を切り出し、「2002年11月19日 午後1時27分」といった所望の形式に変換し、時刻として設定する。このような構成であっても、メールサーバを改変することなく、プリンタ200の時刻設定を比較的容易に行うことができる。
【0099】
また、上記第1および第2の実施の形態においては、イベントログについて時刻を設定するように構成したが、これに限らず、プリンタ200で作成されるファイルにその作成時刻を設定するように構成することもできる。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、プリンタ200の時刻を設定するように構成したが、これに限らず、ネットワーク対応のプロジェクタ、スキャナ、ディジタルカメラ、ディジタルビデオカメラ、パソコン、PDA(Personal Digital Assistant)、ネットワークストレージ、オーディオ機器、携帯電話、PHS(登録商標)(Personal Handyphone System)、ウォッチ型PDA、STB(Set Top Box)、POS(Point Of Sale)端末、コピー機、FAX機、電話(IP電話等も含む。)、交換機、NCU(Network Control Unit)、ルータ、ハブ、ブリッジ、その他ネットワーク対応の機器の時刻を設定するように構成することもできる。
【0100】
また、上記第1および第2の実施の形態においては、内部時計を有しないデバイス(プリンタ200)の時刻を設定するように構成したが、これに限らず、内部時計を有するデバイスの時刻を設定するように構成することもできる。
また、上記第1の実施の形態において、図3および図4のフローチャートに示す処理を実行するにあたってはいずれも、ROM32にあらかじめ格納されている制御プログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM34に読み込んで実行するようにしてもよい。
【0101】
また、上記第1の実施の形態において、図6ないし図10のフローチャートに示す処理を実行するにあたってはいずれも、ROM52にあらかじめ格納されている制御プログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM54に読み込んで実行するようにしてもよい。
【0102】
また、上記第2の実施の形態において、図11ないし図13のフローチャートに示す処理を実行するにあたってはいずれも、ROM52にあらかじめ格納されている制御プログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM54に読み込んで実行するようにしてもよい。
【0103】
ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
【0104】
また、上記第1および第2の実施の形態においては、本発明に係る時刻設定システム、時刻設定端末および時刻設定プログラム、並びに時刻設定方法を、インターネット199からなるネットワークシステムに適用した場合について説明したが、これに限らず、例えば、インターネット199と同一方式により通信を行ういわゆるイントラネットに適用してもよい。もちろん、インターネット199と同一方式により通信を行うネットワークに限らず、通常のネットワークに適用することもできる。
【0105】
また、上記第1および第2の実施の形態においては、本発明に係る時刻設定システム、時刻設定端末および時刻設定プログラム、並びに時刻設定方法を、図1に示すように、ファイル管理サーバ100を利用して、内部時計を有しないプリンタ200の時刻を設定する場合について適用したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で他の場合にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】ファイル管理サーバ100の構成を示すブロック図である。
【図3】ファイル作成処理を示すフローチャートである。
【図4】プロパティ情報提供処理を示すフローチャートである。
【図5】プリンタ200の構成を示すブロック図である。
【図6】デバイス基本情報登録処理を示すフローチャートである。
【図7】経過時間計測処理を示すフローチャートである。
【図8】イベントログ作成処理を示すフローチャートである。
【図9】起動時刻設定処理を示すフローチャートである。
【図10】時刻補正処理を示すフローチャートである。
【図11】起動回数計数処理を示すフローチャートである。
【図12】イベントログ作成処理を示すフローチャートである。
【図13】時刻補正処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100…ファイル管理サーバ,200…プリンタ,30,50…CPU,32,52…ROM,34,54…RAM,56…EPROM,38,58…I/F,40…入力装置,42…記憶装置,44…表示装置,60…操作パネル,62…印刷装置,199…インターネット

Claims (11)

  1. ファイルの記録をその作成時刻の記録とともに行うファイル管理端末と、時刻設定端末とを通信可能に接続し、前記ファイル管理端末を利用して前記時刻設定端末の時刻を設定するシステムであって、
    前記ファイル管理端末は、ファイルの作成を要求するファイル作成要求を受信したときは、受信したファイル作成要求に係るファイルを作成し、作成したファイルをその作成時刻とともに記録し、前記作成時刻を含むファイル詳細情報の取得を要求する詳細情報取得要求を受信したときは、受信した詳細情報取得要求に係るファイルについて前記ファイル詳細情報を作成し、作成したファイル詳細情報を前記時刻設定端末に送信するようになっており、
    前記時刻設定端末は、前記ファイル作成要求を前記ファイル管理端末に送信し、前記詳細情報取得要求を前記ファイル管理端末に送信し、前記ファイル詳細情報を受信したときは、受信したファイル詳細情報から抽出した作成時刻に基づいて時刻を設定するようになっていることを特徴とする時刻設定システム。
  2. ファイルの記録をその作成時刻の記録とともに行うファイル管理端末と、内部時計を有しない時刻設定端末とを通信可能に接続し、前記ファイル管理端末を利用して前記時刻設定端末の時刻を設定するシステムであって、
    前記ファイル管理端末は、ファイルを記録するための記憶手段を有し、ファイルの作成を要求するファイル作成要求を受信したときは、受信したファイル作成要求に係るファイルを作成し、作成したファイルをその作成時刻とともに前記記憶手段に記録し、前記作成時刻を含むファイル詳細情報の取得を要求する詳細情報取得要求を受信したときは、前記記憶手段のファイルのうち前記受信した詳細情報取得要求に係るものについて前記ファイル詳細情報を作成し、作成したファイル詳細情報を前記時刻設定端末に送信するようになっており、
    前記時刻設定端末は、前記ファイル作成要求を前記ファイル管理端末に送信し、前記詳細情報取得要求を前記ファイル管理端末に送信し、前記ファイル詳細情報を受信したときは、受信したファイル詳細情報から抽出した作成時刻に基づいて時刻を設定するようになっていることを特徴とする時刻設定システム。
  3. 請求項2において、
    前記時刻設定端末は、さらに、所定の基準時からの経過時間を計測する経過時間計測手段を有し、前記ファイル詳細情報を受信したときは、受信したファイル詳細情報から抽出した作成時刻及び前記経過時間計測手段で計測した経過時間に基づいて基準時刻を設定し、前記基準時刻を設定した後は、設定した基準時刻及び前記経過時間計測手段で計測した経過時間に基づいて時刻を設定するようになっていることを特徴とする時刻設定システム。
  4. 請求項3において、
    前記時刻設定端末は、前記基準時刻が設定されていないときは、時刻設定が必要な時刻設定項目について仮時刻を設定し、前記基準時刻が設定されたときは、設定した基準時刻及び前記経過時間計測手段で計測した経過時間に基づいて前記仮時刻を実際の時刻に変更するようになっていることを特徴とする時刻設定システム。
  5. 請求項4において、
    前記時刻設定端末は、さらに、起動回数を計数する起動回数計数手段を有し、前記基準時刻が設定されていないときは、時刻設定が必要な時刻設定項目について前記起動回数計数手段で計数した起動回数及び前記仮時刻を設定し、前記基準時刻が設定されたときは、設定した基準時刻及び前記経過時間計測手段で計測した経過時間に基づいて、前記起動回数計数手段で計数した起動回数と同一の起動回数が設定されている時刻設定項目について前記仮時刻を実際の時刻に変更するようになっていることを特徴とする時刻設定システム。
  6. 時刻を設定するシステムであって、
    所定の基準時からの経過時間を計測する経過時間計測手段を備え、
    基準時刻が設定されていないときは、時刻設定が必要な時刻設定項目について仮時刻を設定し、前記基準時刻が設定されたときは、設定した基準時刻及び前記経過時間計測手段で計測した経過時間に基づいて前記仮時刻を実際の時刻に変更するようになっていることを特徴とする時刻設定システム。
  7. 請求項1記載の時刻設定システムにおけるファイル管理端末と通信可能に接続する端末であって、
    ファイルの作成を要求するファイル作成要求を前記ファイル管理端末に送信し、前記作成時刻を含むファイル詳細情報の取得を要求する詳細情報取得要求を前記ファイル管理端末に送信し、前記ファイル詳細情報を受信したときは、受信したファイル詳細情報から抽出した作成時刻に基づいて時刻を設定するようになっていることを特徴とする時刻設定端末。
  8. コンピュータからなる請求項7記載の時刻設定端末に実行させるためのプログラムであって、
    ファイルの作成を要求するファイル作成要求を前記ファイル管理端末に送信し、前記作成時刻を含むファイル詳細情報の取得を要求する詳細情報取得要求を前記ファイル管理端末に送信し、前記ファイル詳細情報を受信したときは、受信したファイル詳細情報から抽出した作成時刻に基づいて時刻を設定する処理を実行させるためのプログラムであることを特徴とする時刻設定プログラム。
  9. コンピュータシステムからなる請求項6記載の時刻設定システムに実行させるためのプログラムであって、
    基準時刻が設定されていないときは、時刻設定が必要な時刻設定項目について仮時刻を設定し、前記基準時刻が設定されたときは、設定した基準時刻及び前記経過時間計測手段で計測した経過時間に基づいて前記仮時刻を実際の時刻に変更する処理を実行させるためのプログラムであることを特徴とする時刻設定プログラム。
  10. ファイルの記録をその作成時刻の記録とともに行うファイル管理端末と、時刻設定端末とを通信可能に接続し、前記ファイル管理端末を利用して前記時刻設定端末の時刻を設定する方法であって、
    前記時刻設定端末に対しては、
    ファイルの作成を要求するファイル作成要求を前記ファイル管理端末に送信するファイル作成要求送信ステップを含み、
    前記ファイル管理端末に対しては、
    前記ファイル作成要求を受信したときは、受信したファイル作成要求に係るファイルを作成するファイル作成ステップと、
    前記ファイル作成ステップで作成したファイルをその作成時刻とともに記録するファイル記録ステップとを含み、
    前記時刻設定端末に対しては、
    前記作成時刻を含むファイル詳細情報の取得を要求する詳細情報取得要求を前記ファイル管理端末に送信する詳細情報取得要求送信ステップを含み、
    前記ファイル管理端末に対しては、
    前記詳細情報取得要求を受信したときは、受信した詳細情報取得要求に係るファイルについて前記ファイル詳細情報を作成するファイル詳細情報作成ステップと、
    前記ファイル詳細情報作成ステップで作成したファイル詳細情報を前記時刻設定端末に送信するファイル詳細情報送信ステップとを含み、
    前記時刻設定端末に対しては、
    前記ファイル詳細情報を受信したときは、受信したファイル詳細情報から抽出した作成時刻に基づいて時刻を設定する時刻設定ステップを含むことを特徴とする時刻設定方法。
  11. 時刻を設定する方法であって、
    所定の基準時からの経過時間を計測する経過時間計測ステップと、
    基準時刻が設定されていないときは、時刻設定が必要な時刻設定項目について仮時刻を設定する仮時刻設定ステップと、
    前記基準時刻が設定されたときは、設定した基準時刻及び前記経過時間計測ステップで計測した経過時間に基づいて前記仮時刻を実際の時刻に変更する時刻再設定ステップとを含むことを特徴とする時刻設定方法。
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