JP2004192145A - マルチプロセッサシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】一又は複数のプロセッサが高速アクセス可能であり、複数のプロセッサのうちの一部のプロセッサの機能を限定することにより、安価なマルチプロセッサシステムを提供することを課題とする。
【解決手段】処理プログラムのスレッド及び該処理プログラムの実行を制御するための制御プログラムのスレッドを分離して記憶するメモリと、メモリに記憶される一又は複数の処理プログラムのスレッド及び一又は複数の制御プログラムのスレッドを実行するための複数のプロセッサとを有するマルチプロセッサシステムが提供される。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マルチプロセッサシステムに関し、特にプログラムを複数のスレッドに分割して複数のプロセッサで実行するマルチプロセッサシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図12は、マルチプロセッサシステムの構成例を示すブロック図である。例えば4個のプロセッシングエレメント(PE:Processing Element)1201〜1204はそれぞれいわゆるプロセッサである。PE間接続ユニット1220は、各PE1201〜1204間を接続すると共に、PE1201〜1204及び共有メモリ1230間を接続する。共有メモリ1230は、すべてのPE1201〜1204がアクセス可能な共有メモリである。
【0003】
マルチプロセッサシステムは、マルチスレッド実行を行うことができる。マルチスレッドは、プログラムを複数のスレッドに分割し、複数のPE1201〜1204が複数のスレッドを並列又は順次実行するものである。スレッドは、各PE1201〜1204が実行する単位である。共有メモリ1230は、複数のスレッドを記憶し、すべてのPE1201〜1204から、同じアドレスで参照することができる。
【0004】
また、下記の特許文献1〜3が開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−47887号公報
【特許文献2】
特開平5−204875号公報
【特許文献3】
特開2001−184326号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
スレッドは、共有メモリ1230に記憶されている。PE1201〜1204は、接続ユニット1220を介して共有メモリ1230内のスレッドにアクセスする。接続ユニット1220の通信量が多いと、PE1201〜1204は高速なアクセスを行うことができない。例えば、複数のPE1201〜1204のアクセスが競合すると、通信量が多くなり、高速なアクセスを行うことができない。また、PE1201〜1204は、すべてスレッドが実行可能であって同等な機能を持つ比較的高価なプロセッサを用意する必要がある。
【0007】
本発明の目的は、一又は複数のプロセッサ(PE)が高速アクセス可能なマルチプロセッサシステムを提供することである。
本発明の他の目的は、複数のプロセッサのうちの一部のプロセッサの機能を限定することにより、安価なマルチプロセッサシステムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の一観点によれば、処理プログラムのスレッド及び該処理プログラムの実行を制御するための制御プログラムのスレッドを分離して記憶するメモリと、メモリに記憶される一又は複数の処理プログラムのスレッド及び一又は複数の制御プログラムのスレッドを実行するための複数のプロセッサとを有するマルチプロセッサシステムが提供される。
【0009】
処理プログラムのスレッドと制御プログラムのスレッドを分離することにより、処理プログラムのスレッド及び/又は制御プログラムのスレッドを各プロセッサのみがアクセス可能な非共有メモリに記憶させることができる。非共有メモリは、複数のプロセッサのアクセス競合がないので、高速なアクセスを行うことができる。
【0010】
また、処理プログラムのスレッドと制御プログラムのスレッドを分離することにより、特定のプロセッサに制御プログラムのスレッドのみ又は処理プログラムのスレッドのみを実行させることができる。これにより、プロセッサの機能を限定し、安価なマルチプロセッサシステムを実現することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態によるマルチプロセッサシステムの構成例を示すブロック図である。例えば4個のプロセッシングエレメント(PE:Processing Element)101〜104はそれぞれいわゆるプロセッサである。以下、このプロセッサをPEという。非共有メモリ111〜114は、それぞれ各PE101〜104のみがアクセス可能なローカルメモリである。4個の非共有メモリ111〜114をまとめて非共有メモリ110として表す。PE間接続ユニット120は、各PE101〜104間を接続すると共に、PE101〜104及び共有メモリ130間を接続する。共有メモリ130は、すべてのPE101〜104がアクセス可能な共有メモリである。
【0012】
マルチプロセッサシステムは、マルチスレッド実行を行うことができる。マルチスレッドは、プログラムを複数のスレッドに分割し、複数のPE101〜104が複数のスレッドを並列又は順次実行するものである。スレッドは、各PE101〜104が実行する単位である。共有メモリ130は、複数のスレッドを記憶し、すべてのPE101〜104から、同じアドレスで参照することができる。
【0013】
(1)スレッド分離方式
図2は、制御プログラムスレッドと処理プログラムスレッドに分離する方式を示す。従来、図12のマルチプロセッサの共有メモリ1230には、図2のスレッド群200が記憶されていた。スレッド群200は、スレッド210及び220を有する。
【0014】
スレッド210は、制御プログラム211、処理プログラム212及び制御プログラム213が順に実行される。処理プログラム212は、加算等の通常処理を行うためのプログラムである。制御プログラム211は、処理プログラム212を起動するためのプログラムである。制御プログラム213は、処理プログラム212の終了待ちのためのプログラムである。
【0015】
スレッド220は、制御プログラム221、処理プログラム222及び制御プログラム223が順に実行される。処理プログラム222は、加算等の通常処理を行うためのプログラムである。制御プログラム221は、処理プログラム222を起動するためのプログラムである。制御プログラム223は、処理プログラム222の終了待ちのためのプログラムである。
【0016】
上記では、制御プログラム及び処理プログラムを分けて説明したが、従来は両者が意識的に区別されずにスレッド210及び220が作成されていた。
【0017】
本実施形態は、スレッド群200を制御プログラムスレッド群201及び処理プログラムスレッド群202に分離して、スレッドを作成する。制御プログラムスレッド群201は制御プログラムスレッド230を有し、処理プログラムスレッド群202は処理プログラムスレッド240及び250を有する。これら制御プログラムスレッド230及び処理プログラムスレッド240,250の具体例を、図3に示す。
【0018】
制御プログラムスレッド230は、制御プログラム211、221、213及び223を有する。制御プログラム211は、処理プログラム212を起動するためのプログラムである。制御プログラム221は、処理プログラム222を起動するためのプログラムである。制御プログラム213は、処理プログラム212の終了待ちのためのプログラムである。制御プログラム223は、処理プログラム222の終了待ちのためのプログラムである。
【0019】
処理プログラムスレッド240は処理プログラム212を有し、処理プログラムスレッド250は処理プログラム222を有する。処理プログラム212及び222は、それぞれ例えばアプリケーションを実現するために必要とされるデータ演算処理を含む。
【0020】
これらのスレッド230,240及び250は、複数のPEで並列実行可能である。すなわち、マルチスレッド実行により、処理プログラム212及び222を複数のPEに並列実行させることができる。
【0021】
制御プログラムスレッドについて説明する。制御プログラムスレッドは、スレッドレベルの並列処理を利用してアプリケーションを実現するために、処理プログラムスレッドの実行を制御するプログラムである。また、外部入出力のデータ転送や、処理プログラムスレッド間のデータ転送や、処理プログラムスレッドと制御プログラムスレッドとの間のデータ転送を制御することがある。制御プログラムスレッドは、次のような表現を含むことがある。
【0022】
(a)スレッドの開始エントリ(スレッドとして起動される手続き名)の指定
(b)スレッドの入力データの指定
(c)スレッドの出力データの指定
(d)スレッドの実行開始条件の指定
(e)スレッド処理ユニット(スレッドを処理するユニット(PE))の指定
(f)スレッドの入出力データのアドレス参照
(g)スレッドの起動
(h)スレッドの終了待ち
【0023】
処理プログラムスレッドについて説明する。処理プログラムスレッドは、アプリケーションを実現するために必要とされるデータ演算を処理するプログラムである。処理プログラムスレッドは、次のような表現を含むことがある。
【0024】
(a)スレッドの開始エントリ(スレッドとして起動される手続き名)の指定
(b)スレッドの入力データの指定
(c)スレッドの出力データの指定
(d)スレッドの実行開始条件の指定
(e)スレッド処理ユニット(PE)の指定
(f)スレッドの終了
(g)スレッドの異常終了
【0025】
(2)集中制御プログラムスレッド実行方式
図4は、集中制御プログラムスレッド実行方式を示す。この方式では、すべての制御プログラムスレッド410,420,430を、例えば第1のPE101上でのみ集中実行し、処理プログラムスレッド411〜413,421〜423,431〜433を、他の第2〜第4のPE102〜104上で並列(同時)実行可能に割り当る。
【0026】
第1のPE101は、制御プログラムスレッド410,420,430を実行可能である。第2のPE102は、処理プログラムスレッド411,421,431を実行可能である。第3のPE103は、処理プログラムスレッド412,422,432を実行可能である。第4のPE104は、処理プログラムスレッド413,423,433を実行可能である。
【0027】
第1の制御プログラムスレッド410は、第1の処理プログラムスレッド411、第2の処理プログラムスレッド412及び第3の処理プログラムスレッド413の順次実行又は並列実行を制御する。
【0028】
第2の制御プログラムスレッド420は、第1の処理プログラムスレッド421、第2の処理プログラムスレッド422及び第3の処理プログラムスレッド423の順次実行又は並列実行を制御する。
【0029】
第3の制御プログラムスレッド430は、第1の処理プログラムスレッド431、第2の処理プログラムスレッド432及び第3の処理プログラムスレッド433の順次実行又は並列実行を制御する。
【0030】
以上のように、制御プログラムスレッドは、第1のPE101で実行され、処理プログラムスレッドは、第2〜第4のPE102〜104で実行される。第1のPE101は、処理プログラムスレッドを実行せずに制御プログラムスレッドのみを実行する。第2〜第4のPE102〜104は、制御プログラムスレッドを実行せずに処理プログラムスレッドのみを実行する。
【0031】
制御プログラムスレッドを第1のPE101で集中して実行することにより、制御プログラムスレッドを実行する第1のPE101に必要な機能を限定することができ、ハードウェアの必要な資源量を抑え、コストを安価にすることができる。
【0032】
(3)分散制御プログラムスレッド実行方式
図5は、分散制御プログラムスレッド実行方式を示す。この方式では、制御プログラムスレッド410,420,430を不特定のPE101〜103上で分散実行し、処理プログラムスレッド411〜413,421〜423,431〜433を第1〜第4のPE101〜104上で並列(同時)実行可能に割り当てる。
【0033】
第1のPE101は、制御プログラムスレッド410及び処理プログラムスレッド421,432を実行可能である。第2のPE102は、制御プログラムスレッド420及び処理プログラムスレッド411,431を実行可能である。第3のPE103は、制御プログラムスレッド430及び処理プログラムスレッド412,422を実行可能である。第4のPE104は、処理プログラムスレッド413,423,433を実行可能である。
【0034】
以上のように、制御プログラムスレッド410,420,430は、それぞれ異なるPE101〜103で実行される。
【0035】
(4)制御プログラムスレッド非共有メモリ集中配置方式(集中制御プログラムスレッド実行方式)
図6は、集中制御プログラムスレッド実行方式(図4)における制御プログラムスレッド非共有メモリ集中配置方式を示す。この方式は、すべての制御プログラムスレッド410,420,430を、実行可能な特定の第1のPE101の非共有メモリ111に集中して記憶させる方式である。処理プログラムスレッド411〜413,421〜423,431〜433は、実行可能な各PEの非共有メモリ112〜114又は共有メモリ130のいずれに記憶させてもよい。
【0036】
(5)制御プログラムスレッド共有メモリ集中配置方式(集中制御プログラムスレッド実行方式)
図7は、集中制御プログラムスレッド実行方式(図4)における制御プログラムスレッド共有メモリ集中配置方式を示す。この方式は、すべての制御プログラムスレッド410,420,430を共有メモリ130に集中して記憶させる方式である。処理プログラムスレッド411〜413,421〜423,431〜433は、実行可能な各PEの非共有メモリ112〜114又は共有メモリ130のいずれに記憶させてもよい。
【0037】
(6)処理プログラムスレッド非共有メモリ分散配置方式(集中制御プログラムスレッド実行方式)
図8は、集中制御プログラムスレッド実行方式(図4)における処理プログラムスレッド非共有メモリ分散配置方式を示す。この方式は、処理プログラムスレッド411〜413,421〜423,431〜433を、実行可能な各PEの非共有メモリ112〜114に分散して記憶させる方式である。制御プログラムスレッド410,420,430は、実行可能なPEの非共有メモリ111又は共有メモリ130のいずれに記憶させてもよい。
【0038】
(7)処理プログラムスレッド共有メモリ集中配置方式(集中制御プログラムスレッド実行方式)
図9は、集中制御プログラムスレッド実行方式(図4)における処理プログラムスレッド共有メモリ集中配置方式を示す。この方式は、すべての処理プログラムスレッド411〜413,421〜423,431〜433を、共有メモリ130に集中して記憶させる方式である。制御プログラムスレッド410,420,430は、実行可能なPEの非共有メモリ111又は共有メモリ130のいずれに記憶させてもよい。
【0039】
(8)制御プログラムスレッド非共有メモリ分散配置方式(分散制御プログラムスレッド実行方式)
図10は、分散制御プログラムスレッド実行方式(図5)における制御プログラムスレッド非共有メモリ分散配置方式を示す。この方式は、制御プログラムスレッド410,420,430を、それぞれ実行可能なPEの非共有メモリ111,112,113に分散して記憶させる方式である。処理プログラムスレッド411〜413,421〜423,431〜433は、実行可能な各PEの非共有メモリ111〜114又は共有メモリ130のいずれに記憶させてもよい。
【0040】
(9)制御プログラムスレッド共有メモリ集中配置方式(分散制御プログラムスレッド実行方式)
図11は、分散制御プログラムスレッド実行方式(図5)における制御プログラムスレッド共有メモリ集中配置方式を示す。この方式は、すべての制御プログラムスレッド410,420,430を共有メモリ130に集中して記憶させる方式である。処理プログラムスレッド411〜413,421〜423,431〜433は、実行可能な各PEの非共有メモリ111〜114又は共有メモリ130のいずれに記憶させてもよい。
【0041】
以上のように、本実施形態によれば、マルチプロセッサ(マルチPE)システムにおいて、プログラムを制御プログラムスレッド及び処理プログラムスレッドに分離することで、制御プログラムスレッド及び/又は処理プログラムスレッドを非共有メモリに格納することができる。これにより、PEは、接続ユニット120を経由しないで制御プログラムスレッド及び/又は処理プログラムスレッドにアクセスすることができるため、高速にプログラムスレッドを実行することができる。すなわち、非共有メモリは、複数のPEのアクセス競合がないので、高速なアクセスを行うことができる。
【0042】
また、処理プログラムスレッドと制御プログラムスレッドを分離することにより、特定のPEに制御プログラムスレッドのみ又は処理プログラムスレッドのみを実行させることができる。これにより、特定のPEの機能を限定し、安価なマルチプロセッサシステムを実現することができる。
【0043】
一般に、マルチプロセッサシステム上で、マルチスレッド化されたプログラムを実行するために、マルチスレッド実行を支援するためのライブラリが提供されている。本実施形態は、アプリケーションプログラム記述形式、アプリケーションプログラムインターフェース(API)、マルチスレッド実行ライブラリ、マルチプロセッサのハードウェア制御方式、オペレーティングシステム(OS)などに適用することができる。なお、上記の制御プログラム及び処理プログラムには、プログラムのためのコード及びデータが含まれる。
【0044】
上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【0045】
本発明の実施形態は、例えば以下のように種々の適用が可能である。
【0046】
(付記1)処理プログラムのスレッド及び該処理プログラムの実行を制御するための制御プログラムのスレッドを分離して記憶するメモリと、
前記メモリに記憶される一又は複数の処理プログラムのスレッド及び前記一又は複数の制御プログラムのスレッドを実行するための複数のプロセッサと
を有するマルチプロセッサシステム。
(付記2)前記一又は複数の制御プログラムのスレッドは、前記複数のプロセッサのうちの一のプロセッサで実行され、前記一又は複数の処理プログラムのスレッドは、その他の一又は複数のプロセッサで実行される付記1記載のマルチプロセッサシステム。
(付記3)前記メモリは、複数の制御プログラムのスレッドを記憶し、
前記複数の制御プログラムのスレッドは、それぞれ前記複数のプロセッサのうちの異なるプロセッサで実行される付記1記載のマルチプロセッサシステム。
(付記4)前記複数のプロセッサのうちの少なくとも一のプロセッサは、前記処理プログラムのスレッドを実行せずに前記制御プログラムのスレッドのみを実行する付記1記載のマルチプロセッサシステム。
(付記5)前記複数のプロセッサのうちの一のプロセッサは、前記処理プログラムのスレッドを実行せずに前記制御プログラムのスレッドのみを実行し、その他の一又は複数のプロセッサは、前記制御プログラムのスレッドを実行せずに前記処理プログラムのスレッドのみを実行する付記1記載のマルチプロセッサシステム。
(付記6)前記制御プログラムのスレッドは、前記一のプロセッサのみがアクセス可能な非共有メモリに記憶される付記2記載のマルチプロセッサシステム。
(付記7)前記制御プログラムのスレッドは、前記複数のプロセッサがアクセス可能な共有メモリに記憶される付記2記載のマルチプロセッサシステム。
(付記8)前記処理プログラムのスレッドは、前記他のプロセッサのみがアクセス可能な非共有メモリに記憶される付記2記載のマルチプロセッサシステム。
(付記9)前記処理プログラムのスレッドは、前記複数のプロセッサがアクセス可能な共有メモリに記憶される付記2記載のマルチプロセッサシステム。
(付記10)前記制御プログラムのスレッドは、前記各プロセッサのみがそれぞれアクセス可能な非共有メモリに記憶される付記3記載のマルチプロセッサシステム。
(付記11)前記制御プログラムのスレッドは、前記複数のプロセッサがアクセス可能な共有メモリに記憶される付記3記載のマルチプロセッサシステム。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、処理プログラムのスレッドと制御プログラムのスレッドを分離することにより、処理プログラムのスレッド及び/又は制御プログラムのスレッドを各プロセッサのみがアクセス可能な非共有メモリに記憶させることができる。非共有メモリは、複数のプロセッサのアクセス競合がないので、高速なアクセスを行うことができる。
【0048】
また、処理プログラムのスレッドと制御プログラムのスレッドを分離することにより、特定のプロセッサに制御プログラムのスレッドのみ又は処理プログラムのスレッドのみを実行させることができる。これにより、プロセッサの機能を限定し、安価なマルチプロセッサシステムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるマルチプロセッサシステムの構成例を示すブロック図である。
【図2】制御プログラムスレッドと処理プログラムスレッドに分離する方式を示す図である。
【図3】制御プログラムスレッド及び処理プログラムスレッドの具体例を示す図である。
【図4】集中制御プログラムスレッド実行方式を示す図である。
【図5】分散制御プログラムスレッド実行方式を示す図である。
【図6】集中制御プログラムスレッド実行方式(図4)における制御プログラムスレッド非共有メモリ集中配置方式を示す図である。
【図7】集中制御プログラムスレッド実行方式(図4)における制御プログラムスレッド共有メモリ集中配置方式を示す図である。
【図8】集中制御プログラムスレッド実行方式(図4)における処理プログラムスレッド非共有メモリ分散配置方式を示す図である。
【図9】集中制御プログラムスレッド実行方式(図4)における処理プログラムスレッド共有メモリ集中配置方式を示す図である。
【図10】分散制御プログラムスレッド実行方式(図5)における制御プログラムスレッド非共有メモリ分散配置方式を示す図である。
【図11】分散制御プログラムスレッド実行方式(図5)における制御プログラムスレッド共有メモリ集中配置方式を示す図である。
【図12】マルチプロセッサシステムの構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
101〜104 PE
110〜114 非共有メモリ
120 PE間接続ユニット
130 共有メモリ
1201〜1204 PE
1220 PE間接続ユニット
1230 共有メモリ

Claims (5)

  1. 処理プログラムのスレッド及び該処理プログラムの実行を制御するための制御プログラムのスレッドを分離して記憶するメモリと、
    前記メモリに記憶される一又は複数の処理プログラムのスレッド及び前記一又は複数の制御プログラムのスレッドを実行するための複数のプロセッサと
    を有するマルチプロセッサシステム。
  2. 前記一又は複数の制御プログラムのスレッドは、前記複数のプロセッサのうちの一のプロセッサで実行され、前記一又は複数の処理プログラムのスレッドは、その他の一又は複数のプロセッサで実行される請求項1記載のマルチプロセッサシステム。
  3. 前記メモリは、複数の制御プログラムのスレッドを記憶し、
    前記複数の制御プログラムのスレッドは、それぞれ前記複数のプロセッサのうちの異なるプロセッサで実行される請求項1記載のマルチプロセッサシステム。
  4. 前記複数のプロセッサのうちの少なくとも一のプロセッサは、前記処理プログラムのスレッドを実行せずに前記制御プログラムのスレッドのみを実行する請求項1記載のマルチプロセッサシステム。
  5. 前記複数のプロセッサのうちの一のプロセッサは、前記処理プログラムのスレッドを実行せずに前記制御プログラムのスレッドのみを実行し、その他の一又は複数のプロセッサは、前記制御プログラムのスレッドを実行せずに前記処理プログラムのスレッドのみを実行する請求項1記載のマルチプロセッサシステム。
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