JP2004191747A - 光ファイバアレイ - Google Patents
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Abstract
【課題】光テープファイバ芯線の剥離を防止した光ファイバアレイを提供する。
【解決手段】少なくとも、光テープファイバ芯線の端末において被覆を除去した光ファイバと、該光ファイバをアレイ状に収容する複数のV溝を有するV溝部と該V溝部と段差を有し光テープファイバ芯線の被覆部を載置する搭載部を有するV溝基板と、該V溝部に収容された前記光ファイバを該V溝部に押しつけて接着剤により該光ファイバを固定する蓋部材と、該蓋部材が光テープファイバ芯線の被覆部を載置する搭載部方向に延びており、前記V溝部より所定の間隔を持ったところから搭載部側に凸部を有し、前記光テープファイバ芯線の被覆部を前記凸部が跨ぐようにして位置決めする光ファイバアレイとする。
【選択図】 図2
【解決手段】少なくとも、光テープファイバ芯線の端末において被覆を除去した光ファイバと、該光ファイバをアレイ状に収容する複数のV溝を有するV溝部と該V溝部と段差を有し光テープファイバ芯線の被覆部を載置する搭載部を有するV溝基板と、該V溝部に収容された前記光ファイバを該V溝部に押しつけて接着剤により該光ファイバを固定する蓋部材と、該蓋部材が光テープファイバ芯線の被覆部を載置する搭載部方向に延びており、前記V溝部より所定の間隔を持ったところから搭載部側に凸部を有し、前記光テープファイバ芯線の被覆部を前記凸部が跨ぐようにして位置決めする光ファイバアレイとする。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光ファイバアレイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来の光ファイバアレイの製造方法を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。V溝基板10、V溝部10a、搭載部10b、光テープファイバ芯線5、被覆を除去した光ファイバ5a、蓋部材11、V溝部接着剤12、搭載部接着剤13、光テープファイバ芯線被覆部5b、段差14、V溝15である。
【0003】
従来の光ファイバアレイはV溝15を有するV溝部10aと段差14を介してV溝部10aと一体化されている搭載部10bを有するV溝基板10と、V溝部10aに配置された光ファイバ5aを押しつけ固定する蓋部材11より構成される。
【0004】
光ファイバアレイの組立方法を説明する。光テープファイバ芯線5の被覆部5bを除去した光ファイバ5aをV溝部10aにアレイ状に配置する。その後蓋部材11をV溝部10aに被せ、V溝部接着剤12を隙間から流し込み接着固定する。また光テープファイバ芯線5の被覆部5bが搭載される搭載部10bにも搭載部接着剤13が塗布され搭載部10bと光テープファイバ芯線5の被覆部5bが接着固定される。V溝部接着剤12は紫外線硬化型又は熱硬化型あるいは紫外線硬化と熱硬化を併用したエポキシ系のものが用いられる。また、光テープファイバ芯線5の被覆部5bを固定する搭載部接着剤13は光テープファイバ芯線5に生じる応力を吸収させるため、V溝部10aで使うV溝部接着剤12よりも軟らかい材質のものが用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような構造の光ファイバアレイの場合、V溝部10aと搭載部10bの境にある段差部14の周辺の光ファイバに応力は集中する。なぜならV溝部10aと搭載部10bでは光ファイバの固定構造に違いがあるため線膨張係数に差が生じるためである。このため応力を吸収させる柔らかい弾力性のある材質の搭載部接着剤13を用いる。しかし一般的に柔らかい弾力性のある接着剤は流動性が高く、表面張力が小さい。その為、せっかく塗布した接着剤が十分に段差部14周辺の光ファイバに付着せずそのほとんどが被覆部5bとV溝基板10との間に浸透したり、または搭載部10b側面から流れだしてしまう。その結果、段差部14周辺の光ファイバに接着剤を付着させることは難しく、光テープファイバ芯線5に生じる応力を接着剤13に吸収させることが十分にできない。その為外部の温度変動の影響で光ファイバの断線という問題が生じることがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
少なくとも、光テープファイバ芯線の端末において被覆を除去した光ファイバと、該光ファイバをアレイ状に収容する複数のV溝を有するV溝部と該V溝部と段差を有し光テープファイバ芯線の被覆部を載置する搭載部を有するV溝基板と、該V溝部に収容された前記光ファイバを該V溝部に押しつけて接着剤により該光ファイバを固定する蓋部材と、該蓋部材が光テープファイバ芯線の被覆部を載置する搭載部方向に延びており、前記V溝部より所定の間隔を持ったところから搭載部側に凸部を有し、前記光テープファイバ芯線の被覆部を前記凸部が跨ぐようにして位置決めすることを特徴とする光ファイバアレイとする。
【0007】
前記蓋部材の凸部は前記搭載部の中間部に載置され、前記V溝部と前記蓋部材の凸部間には接着剤を塗布し、前記蓋部材の凸部の反対側にも同様の接着剤を塗布する構成とする。
【0008】
前記V溝部と前記蓋部材の凸部間に接着剤を塗布するための貫通窓を設ける構成とする。
【0009】
前記蓋部材の凸部の高さが前記V溝部と光テープファイバ芯線の被覆部を載置する搭載部との段差の高さよりも低い構成とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を図1から図3において説明する。図1は本発明の光ファイバアレイを示す分解図である。図2は本発明の光ファイバアレイを示す斜視図である。図3は本発明の光ファイバアレイを示す図で(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は右側面図である。
【0011】
本発明の光ファイバアレイについて図1を参照して説明する。
複数の平行なV溝2aが形成されたV溝部2に光テープファイバ芯線5の被覆部5bを除去した光ファイバ5aをアレイ状に整列配置する。次に蓋部材4をV溝基板1の上から覆い一定の加圧をしながら光ファイバ5aを押さえる。該蓋部材4は光テープファイバ芯線5の被覆部5bを載置する搭載部3方向に延びており、前記V溝部2より1〜2mmの間隔を持ったところから搭載部3側に凸部4aを有し、前記光テープファイバ芯線5の被覆部5bを前記凸部4aが跨ぐようにして位置決めする。この時、凸部4aのV溝部2よりの位置は、塗布した接着剤が十分に光ファイバを覆うことを考慮した場合、1〜2mmの位置が最適である。また、V溝部2の延長上にある搭載部3には段差3aが形成されており、その深さは光テープファイバ芯線5の被覆部5bと被覆を除去した外径寸法の差により光ファイバ5aをV溝基板1上に置いたとき光軸が曲がることのないようにV溝部2の高さより低くなっている。
【0012】
次にV溝基板1のV溝部2と光ファイバ5aを上面から押さえる蓋部材4の隙間には図3に示すように紫外線硬化接着剤8を浸透させる。更に光テープファイバ芯線5の被覆部5bを搭載している搭載部3に紫外線硬化接着剤9を塗布する。この時、V溝部2の端部と蓋部材4の凸部4aの間には軟質の紫外線硬化接着剤9aを用いるのが好ましい。これはV溝基板1が温度変化等により膨張収縮しても軟質の接着剤であれば光テープファイバ芯線5に生じる応力集中を緩和させ光ファイバ5aの断線等の防止ができるためである。温度サイクル試験を実施し実験したところ硬度40(JIS−K−6301)以下の軟質接着剤が好ましい。更に蓋部材4の凸部4aを境に軟質の紫外線硬化接着剤9aを塗布した側とは反対側にも同様の軟質接着剤9bを塗布する。
【0013】
また、V溝部2の端部と蓋部材4の凸部4aの間に軟質の紫外線硬化接着剤9aを塗布しやすくするため、蓋部材4に塗布用の貫通窓4bを設けると作業がやりやすい。更に蓋部材4の凸部4aで光ファイバの被覆部5bを跨ぐように固定する際に凸部4aが完全にV溝基板1の光ファイバ被覆部5bの搭載部3と密着せず、若干隙間6ができるように凸部4aの高さを設計する。これは軟質の紫外線硬化接着剤9を塗布したときに接着剤が蓋部材4の凸部4aとV溝基板1の光ファイバ被覆部5bの隙間6に浸透して接着させて接着強度を更に向上させることを目的としている。実際の実験では50〜100μmの隙間6を保持するのがよい。
【0014】
紫外線硬化接着剤9に紫外線を照射して硬化させることにより、光テープファイバ芯線5とV溝基板1が固定される。その後、光ファイバアレイ先端を研磨して完成となる。
【0015】
【発明の効果】
以上、本発明によれば次のような効果を発揮する。
【0016】
光テープファイバ芯線の被覆部を搭載する搭載部に光テープファイバ芯線を跨ぐように固定部材を設けたことにより、光テープファイバ芯線とV溝基板の接着固定が強固になる。
【0017】
蓋部材に凸部を設けたことにより、軟質接着剤を確実に光ファイバの根本付近に塗布することができる。これにより光ファイバへの応力集中を防ぐことができる。
【0018】
V溝部と蓋部材の凸部の間に貫通穴を設けたことにより接着剤を塗布する作業が容易となり、確実に接着剤を光ファイバに塗布する事ができる。
【0019】
蓋部材の凸部の高さがV溝部と光テープファイバ芯線の被覆部を載置する搭載部との段差の高さよりも低くする事により蓋部材とV溝基板との接着力を更に向上させることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバアレイを示す分解図。
【図2】本発明の光ファイバアレイを示す斜視図。
【図3】本発明の光ファイバアレイを示す図で、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は右側面図。
【図4】従来の光ファイバアレイの製造方法を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図。
【符号の説明】
1 V溝基板
2 V溝部
2a V溝
3 搭載部
3a 段差
4 蓋部材
4a 凸部
4b 貫通穴
5 光テープファイバ芯線
5a 光ファイバ
5b 被覆部
6 隙間
8 紫外線硬化接着剤
9 紫外線硬化接着剤
9a 軟質の紫外線硬化接着剤
9b 軟質の紫外線硬化接着剤
10 V溝基板
10a V溝部
10b 搭載部
11 蓋部材
12 V溝部接着剤
13 搭載部接着剤
14 段差部
15 V溝
【発明の属する技術分野】
本発明は光ファイバアレイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来の光ファイバアレイの製造方法を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。V溝基板10、V溝部10a、搭載部10b、光テープファイバ芯線5、被覆を除去した光ファイバ5a、蓋部材11、V溝部接着剤12、搭載部接着剤13、光テープファイバ芯線被覆部5b、段差14、V溝15である。
【0003】
従来の光ファイバアレイはV溝15を有するV溝部10aと段差14を介してV溝部10aと一体化されている搭載部10bを有するV溝基板10と、V溝部10aに配置された光ファイバ5aを押しつけ固定する蓋部材11より構成される。
【0004】
光ファイバアレイの組立方法を説明する。光テープファイバ芯線5の被覆部5bを除去した光ファイバ5aをV溝部10aにアレイ状に配置する。その後蓋部材11をV溝部10aに被せ、V溝部接着剤12を隙間から流し込み接着固定する。また光テープファイバ芯線5の被覆部5bが搭載される搭載部10bにも搭載部接着剤13が塗布され搭載部10bと光テープファイバ芯線5の被覆部5bが接着固定される。V溝部接着剤12は紫外線硬化型又は熱硬化型あるいは紫外線硬化と熱硬化を併用したエポキシ系のものが用いられる。また、光テープファイバ芯線5の被覆部5bを固定する搭載部接着剤13は光テープファイバ芯線5に生じる応力を吸収させるため、V溝部10aで使うV溝部接着剤12よりも軟らかい材質のものが用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような構造の光ファイバアレイの場合、V溝部10aと搭載部10bの境にある段差部14の周辺の光ファイバに応力は集中する。なぜならV溝部10aと搭載部10bでは光ファイバの固定構造に違いがあるため線膨張係数に差が生じるためである。このため応力を吸収させる柔らかい弾力性のある材質の搭載部接着剤13を用いる。しかし一般的に柔らかい弾力性のある接着剤は流動性が高く、表面張力が小さい。その為、せっかく塗布した接着剤が十分に段差部14周辺の光ファイバに付着せずそのほとんどが被覆部5bとV溝基板10との間に浸透したり、または搭載部10b側面から流れだしてしまう。その結果、段差部14周辺の光ファイバに接着剤を付着させることは難しく、光テープファイバ芯線5に生じる応力を接着剤13に吸収させることが十分にできない。その為外部の温度変動の影響で光ファイバの断線という問題が生じることがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
少なくとも、光テープファイバ芯線の端末において被覆を除去した光ファイバと、該光ファイバをアレイ状に収容する複数のV溝を有するV溝部と該V溝部と段差を有し光テープファイバ芯線の被覆部を載置する搭載部を有するV溝基板と、該V溝部に収容された前記光ファイバを該V溝部に押しつけて接着剤により該光ファイバを固定する蓋部材と、該蓋部材が光テープファイバ芯線の被覆部を載置する搭載部方向に延びており、前記V溝部より所定の間隔を持ったところから搭載部側に凸部を有し、前記光テープファイバ芯線の被覆部を前記凸部が跨ぐようにして位置決めすることを特徴とする光ファイバアレイとする。
【0007】
前記蓋部材の凸部は前記搭載部の中間部に載置され、前記V溝部と前記蓋部材の凸部間には接着剤を塗布し、前記蓋部材の凸部の反対側にも同様の接着剤を塗布する構成とする。
【0008】
前記V溝部と前記蓋部材の凸部間に接着剤を塗布するための貫通窓を設ける構成とする。
【0009】
前記蓋部材の凸部の高さが前記V溝部と光テープファイバ芯線の被覆部を載置する搭載部との段差の高さよりも低い構成とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を図1から図3において説明する。図1は本発明の光ファイバアレイを示す分解図である。図2は本発明の光ファイバアレイを示す斜視図である。図3は本発明の光ファイバアレイを示す図で(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は右側面図である。
【0011】
本発明の光ファイバアレイについて図1を参照して説明する。
複数の平行なV溝2aが形成されたV溝部2に光テープファイバ芯線5の被覆部5bを除去した光ファイバ5aをアレイ状に整列配置する。次に蓋部材4をV溝基板1の上から覆い一定の加圧をしながら光ファイバ5aを押さえる。該蓋部材4は光テープファイバ芯線5の被覆部5bを載置する搭載部3方向に延びており、前記V溝部2より1〜2mmの間隔を持ったところから搭載部3側に凸部4aを有し、前記光テープファイバ芯線5の被覆部5bを前記凸部4aが跨ぐようにして位置決めする。この時、凸部4aのV溝部2よりの位置は、塗布した接着剤が十分に光ファイバを覆うことを考慮した場合、1〜2mmの位置が最適である。また、V溝部2の延長上にある搭載部3には段差3aが形成されており、その深さは光テープファイバ芯線5の被覆部5bと被覆を除去した外径寸法の差により光ファイバ5aをV溝基板1上に置いたとき光軸が曲がることのないようにV溝部2の高さより低くなっている。
【0012】
次にV溝基板1のV溝部2と光ファイバ5aを上面から押さえる蓋部材4の隙間には図3に示すように紫外線硬化接着剤8を浸透させる。更に光テープファイバ芯線5の被覆部5bを搭載している搭載部3に紫外線硬化接着剤9を塗布する。この時、V溝部2の端部と蓋部材4の凸部4aの間には軟質の紫外線硬化接着剤9aを用いるのが好ましい。これはV溝基板1が温度変化等により膨張収縮しても軟質の接着剤であれば光テープファイバ芯線5に生じる応力集中を緩和させ光ファイバ5aの断線等の防止ができるためである。温度サイクル試験を実施し実験したところ硬度40(JIS−K−6301)以下の軟質接着剤が好ましい。更に蓋部材4の凸部4aを境に軟質の紫外線硬化接着剤9aを塗布した側とは反対側にも同様の軟質接着剤9bを塗布する。
【0013】
また、V溝部2の端部と蓋部材4の凸部4aの間に軟質の紫外線硬化接着剤9aを塗布しやすくするため、蓋部材4に塗布用の貫通窓4bを設けると作業がやりやすい。更に蓋部材4の凸部4aで光ファイバの被覆部5bを跨ぐように固定する際に凸部4aが完全にV溝基板1の光ファイバ被覆部5bの搭載部3と密着せず、若干隙間6ができるように凸部4aの高さを設計する。これは軟質の紫外線硬化接着剤9を塗布したときに接着剤が蓋部材4の凸部4aとV溝基板1の光ファイバ被覆部5bの隙間6に浸透して接着させて接着強度を更に向上させることを目的としている。実際の実験では50〜100μmの隙間6を保持するのがよい。
【0014】
紫外線硬化接着剤9に紫外線を照射して硬化させることにより、光テープファイバ芯線5とV溝基板1が固定される。その後、光ファイバアレイ先端を研磨して完成となる。
【0015】
【発明の効果】
以上、本発明によれば次のような効果を発揮する。
【0016】
光テープファイバ芯線の被覆部を搭載する搭載部に光テープファイバ芯線を跨ぐように固定部材を設けたことにより、光テープファイバ芯線とV溝基板の接着固定が強固になる。
【0017】
蓋部材に凸部を設けたことにより、軟質接着剤を確実に光ファイバの根本付近に塗布することができる。これにより光ファイバへの応力集中を防ぐことができる。
【0018】
V溝部と蓋部材の凸部の間に貫通穴を設けたことにより接着剤を塗布する作業が容易となり、確実に接着剤を光ファイバに塗布する事ができる。
【0019】
蓋部材の凸部の高さがV溝部と光テープファイバ芯線の被覆部を載置する搭載部との段差の高さよりも低くする事により蓋部材とV溝基板との接着力を更に向上させることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバアレイを示す分解図。
【図2】本発明の光ファイバアレイを示す斜視図。
【図3】本発明の光ファイバアレイを示す図で、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は右側面図。
【図4】従来の光ファイバアレイの製造方法を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図。
【符号の説明】
1 V溝基板
2 V溝部
2a V溝
3 搭載部
3a 段差
4 蓋部材
4a 凸部
4b 貫通穴
5 光テープファイバ芯線
5a 光ファイバ
5b 被覆部
6 隙間
8 紫外線硬化接着剤
9 紫外線硬化接着剤
9a 軟質の紫外線硬化接着剤
9b 軟質の紫外線硬化接着剤
10 V溝基板
10a V溝部
10b 搭載部
11 蓋部材
12 V溝部接着剤
13 搭載部接着剤
14 段差部
15 V溝
Claims (4)
- 少なくとも、光テープファイバ芯線の端末において被覆を除去した光ファイバと、該光ファイバをアレイ状に収容する複数のV溝を有するV溝部と該V溝部と段差を有し光テープファイバ芯線の被覆部を載置する搭載部を有するV溝基板と、該V溝部に収容された前記光ファイバを該V溝部に押しつけて接着剤により該光ファイバを固定する蓋部材で構成される光ファイバアレイにおいて、前記蓋部材が光テープファイバ芯線の被覆部を載置する搭載部方向に延びており、前記V溝部より所定の間隔を持ったところから搭載部側に凸部を有し、前記光テープファイバ芯線の被覆部を前記凸部が跨ぐようにして位置決めすることを特徴とする光ファイバアレイ。
- 前記蓋部材の凸部は前記V溝部より所定の間隔を持ったところに載置され、前記V溝部と前記蓋部材の凸部間と前記蓋部材の凸部の反対側に接着剤を塗布することを特徴とする請求項1記載の光ファイバアレイ。
- 前記V溝部と前記蓋部材の凸部間に接着剤を塗布するための貫通窓を設けたことを特徴とする請求項2記載の光ファイバアレイ。
- 前記蓋部材の凸部の高さが前記V溝部と光テープファイバ芯線の被覆部を載置する搭載部との段差の高さよりも低いことを特徴とする請求項1、2又は3記載の光ファイバアレイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002360888A JP2004191747A (ja) | 2002-12-12 | 2002-12-12 | 光ファイバアレイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002360888A JP2004191747A (ja) | 2002-12-12 | 2002-12-12 | 光ファイバアレイ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004191747A true JP2004191747A (ja) | 2004-07-08 |
Family
ID=32759827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002360888A Pending JP2004191747A (ja) | 2002-12-12 | 2002-12-12 | 光ファイバアレイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004191747A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007041222A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-15 | Sony Corp | 光結合器及び光コネクタ |
-
2002
- 2002-12-12 JP JP2002360888A patent/JP2004191747A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007041222A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-15 | Sony Corp | 光結合器及び光コネクタ |
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