JP2004188795A - 画像記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ユーザがプリントジョブをプリンタ1へ送信した後、プリンタ1の操作部11がユーザによる排出指示を受け付け、接触される指の指紋を読み取ってユーザ認証を行う。ユーザ認証後、その指紋に対応付けて記憶するユーザIDを含むプリントジョブが送信されていた場合、プリンタ1はそのプリントジョブとして送信された画像データに基づく画像記録動作を開始し、記録物をまとめて排出トレイ18上に排出する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに接続されて複数のユーザに共用されるプリンタ等の画像記録装置に関する画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、各種OA機器のネットワーク化が進む中で、プリンタもネットワークプリンタとしてネットワーク上に設置され、複数のプリントジョブを効率良く処理することが望まれている。
さらに、接続される複数のクライアントマシン(PC、スキャナ、PDA端末等)から指示されるプリントジョブを混乱させることなく画像の記録を行い、記録後の用紙(記録物)を排出し、記録物を該当するユーザに確実に提供することも望まれている。特に、ユーザの多いプリント環境においては、プリンタから排出された記録物を、他のユーザが間違えて持って行くという問題がある。また、排出された記録物の中から他のユーザが記録物を探すことにより、整合された状態で提供されるはずの記録物が散乱した状態で放置されていることも問題となっている。このような環境の中で、親展書類等の機密書類を記録するとなると、機密保持の点で支障をきたす恐れがある。
【0003】
そこで、最近ではセキュリティを考慮した親展記録機能等が搭載されたプリンタが提案されている。
例えば、プリンタが、1枚ずつ画像記録を行った用紙を排出前に一旦収容する収容トレイを備えるものがある。記録物を一旦収容トレイに順次収容し、ユーザの認証を行った後、そのユーザに対応する記録物を収容トレイから1枚ずつ排出する。これによって、該当するユーザに記録物を間違いなく提供することができる(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
また、プリンタが、1枚ずつ画像記録を行った用紙を一旦ステープル用のスタッカに順次貯めてゆき、その後まとめて排出するように構成してあるものがある。これによって、プリントジョブを指示したユーザがプリンタに到着する頃に、記録物がスタッカからまとめて排出される(例えば、特許文献2参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平6−64790号公報
【特許文献2】
特開2001−39608号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した記録物を一旦収容する収容トレイを備えるプリンタは、ユーザ認証後に記録物が1枚ずつ排出されるので、プリントジョブの切れ目が明確ではない。このために、記録処理が停滞した場合等に、ユーザが誤った判断することにより、それまでに排出された記録物のみを持ち帰り、未排出分を取り損ねてしまうという危険性がある。
【0007】
一方、上述した記録物を一旦ステープル用のスタッカに貯めるプリンタにおいては、画像を記録する用紙の枚数によって、記録物がスタッカからまとめて排出されるまでの時間が異なる。また、プリンタとユーザとの位置関係によって、ユーザがプリンタにたどり着くまでの時間も異なる。このために、記録物をスタッカから排出するまでの時間を設定する工夫等も為されているが、記録物がずれたタイミングで排出される場合があり、この場合には使い難いものとなってしまう恐れがある。
【0008】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、ユーザ認証後、画像を記録した用紙をプリントジョブ単位でまとめて排出するように構成してあることにより、該当するユーザが間違いなく記録物を受け取ることが可能な画像記録装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像記録装置は、プリントジョブとして外部から送信された画像データに基づいて用紙に画像を記録する画像記録装置において、前記画像を記録した用紙の排出指示を受け付ける手段と、前記排出指示を行ったユーザの認証を行う認証手段とを備え、前記認証手段による認証後、前記画像を記録した用紙をプリントジョブ単位でまとめて排出するように構成してあることを特徴とする。
【0010】
本発明においては、画像を記録した用紙(記録物)をプリントジョブ単位でまとめて排出することにより、排出される記録物が複数枚にわたる場合に、プリントジョブの完了をユーザに明確に認識させることができ、ユーザが記録物の一部を取り損ねることを防止することができる。
また、ユーザ認証後に用紙を排出することにより、ユーザが記録物を受け取るのを忘れて記録物が排出された状態で放置されることがない。また、他のユーザにより記録物を持ち去られる危険性がなく、機密保持の点からも安心して記録物を受け取ることができる。
【0011】
また、本発明に係る画像記録装置は、画像を記録した用紙を順次収容する用紙収容手段と、前記プリントジョブによる画像の記録が完了したか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により完了したと判定した場合、前記用紙収容手段に収容した用紙を排出する用紙排出手段とを備えること特徴とする。
【0012】
本発明においては、プリントジョブによる画像の記録が完了したと判定した後に、画像を記録した用紙をプリントジョブ単位でまとめて排出することにより、排出される記録物が複数枚にわたる場合に、プリントジョブの完了をユーザに明確に認識させることができる。よって、ユーザが記録物の一部を取り損ねることを防止することができ、ユーザは安心して記録物を受け取ることができる。
【0013】
また、本発明に係る画像記録装置は、前記用紙収容手段は、用紙を外部から取り出し不可能に収容するように構成してあることを特徴とする。
【0014】
本発明においては、画像が記録された用紙を排出前に一時的に用紙収容手段に収容している段階においては、記録物を外部に取り出すことができないことにより、プリントジョブの途中で記録物の一部をユーザが持って行くことを防止することができる。
【0015】
さらに、本発明に係る画像記録装置は、前記認証手段による認証後、前記用紙排出手段により用紙を排出するまでに、前記ユーザが指示したプリントジョブの処理中である旨を報知する手段をさらに備えることを特徴とする。
【0016】
本発明においては、記録物が排出されるまでの間、自分が指示したプリントジョブの処理中であることをユーザが認識することができる。このため、ユーザは、まもなくまとめて排出される記録物が自分のものであるかどうかを確認しなくても、安心して受け取ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る画像記録装置としての、PC及びスキャナ等にネットワークを介して接続されたプリンタの要部構成を示す模式図である。
プリンタ1は、図1に示すように、液晶表示装置等からなる表示パネルを有して各種メッセージを表示すると共に、タッチパネル方式で操作を受け付けたり、ユーザの認証を行う手段(認証手段)としてユーザの指紋を読み取ったりするための操作部11と、予めユーザ登録されたユーザの指紋を、ユーザを特定するユーザ名等のユーザIDと対応付けて記憶する指紋記憶部19を備えている。
【0018】
また、ネットワークを介して外部のPC、スキャナ等から送信されたプリントジョブが入力されるデータ入力部12、プリンタ1全体の制御を行う制御部13、プリントジョブとして入力された画像データを記憶する画像記憶部14、入力された画像データに基づき可視像として用紙に画像を記録する画像記録部15(画像記録手段)を備えている。
さらに、プリンタ1は、画像記録部15により画像が記録された用紙を順次収容する用紙収容部16(用紙収容手段)、用紙収容部16に収容されている用紙をプリントジョブ単位でまとめて排出する用紙排出部17(用紙排出手段)等を備えている。
【0019】
上述した各部材のうちの操作部11は直方体形状に形成された筐体20の上面に設けられ、操作部11以外の各部材は筐体20の内部に配設されている。
また、筐体20の外部には、用紙排出部17によって排出された用紙を載置するための排出トレイ18が設けられている。
【0020】
次に、上述したプリンタ1により画像を記録する方法について図2を用いて説明する。
まず、ユーザは、プリンタ1とネットワークにより接続された外部のPC等において、所望の画像の記録を行うように指示するプリントジョブをプリンタ1へ送信する操作を行う。これにより、画像データを始め、指示操作を行ったユーザのユーザID、画像記録部数等が、1つのプリントジョブとしてプリンタ1へ送信される。
なお、本実施の形態においては、複数の枚数にわたる用紙への画像の記録がプリントジョブとして指示される場合について説明する。
【0021】
その後、プリントジョブ指示操作を行ったユーザは、前記画像が記録された用紙(記録物)を受け取るために、プリンタ1へ近づく。そして、ユーザは、操作部11にて記録物の排出指示を行うべく、図2(a)の左側に示すように、操作部11に手を接触させる。本実施の形態においては、操作部11がユーザにより接触されたのを検知することにより、排出指示を受け付けるものとする。なお、排出指示の受け付けは、この形態に限定するものでなく、例えば次に示す形態であってもよい。すなわち、操作部11の表示パネルに「排出」と示したボタンを表示し、「排出」がユーザにより押されることにより、排出指示を受け付けるものであってもよい。また、プリンタ1が所定距離内にユーザが存在することを検出する手段を備えることにより、近接するユーザの存在を検出することにより、排出指示を受け付けるものであってもよい。
【0022】
そして、プリンタ1は、排出指示を受け付けた後、操作部11により、接触される指の指紋を読み取ってユーザ認証を行う。ユーザ認証後、その指紋に対応付けて記憶するユーザIDを含むプリントジョブが送信されていた場合、すなわち、該当する画像データを画像記憶部14に記憶している場合、記録物を受け取るか否かを問うメッセージを操作部11の表示パネルに表示する。メッセージとしては、例えばユーザIDを用いて、図2(a)の右側に示すように、「○○さんですね。指示された3部の記録物を今すぐお受け取りになりますか?」と表示する。なお、前記メッセージの下方には、図2(a)の右側に示すように、ユーザが受け取りを行うための「OK」と示したボタン、及び、ユーザが受け取りを中止するための「中止」示したボタンを表示する。
【0023】
ここで、操作部11に表示する「OK」がユーザによって押されると、プリンタ1は画像記録動作を開始する。すなわち、外部のPC等からデータ入力部12に送信され、画像記憶部14に一旦記憶されている画像データの中から、前記ユーザIDに対応する画像データを読み出し、画像記録部15へ出力する。画像記録部15では、出力された画像データに基づいて、画像を用紙に順次記録する。そして、画像が記録された各用紙は、順次、用紙収容部16へ搬送されて収容される。この画像記録動作中には、そのユーザに関する処理を行っている旨を示すメッセージ、例えば図2(b)に示すように、「現在、○○さんの処理を行っています。」を操作部11の表示パネルに表示する。
【0024】
そして、1つのプリントジョブによる画像の記録が完了すると、用紙排出部17が、用紙収容部16に収容されている記録物をまとめて排出トレイ18上に排出する(図2(c)の左側参照)。ここで、操作部11の表示パネルには、図2(c)の右側に示すように、「○○さん、どうぞ。」というメッセージを表示する。このようにして、ユーザは記録物を受け取ることができる。
【0025】
続いて、図3、図4及び図5を用いて、用紙収容部16に収容された用紙が、用紙排出部17によって排出トレイ18へ排出される動作を具体的に説明する。
まず、用紙収容部16及び用紙排出部17の構造について、図3に示すプリンタ1の要部構造を模式的に示す透視図を用いて説明する。
用紙収容部16は、水平方向に広がる板状部分が、その端部から上方向に延びる壁状部分を有する、断面が略L字形に形成された部材である。そして、前記壁状部分が、用紙搬送方向Aの上流側となる向きに、さらに、前記略L字形の角部分を中心に傾斜可能に取り付けられている。このような用紙収容部16には、複数(図中においては3個)の帯状の隙間16aが互いに平行に設けられている。隙間16aはそれぞれ、用紙収容部16の水平方向に延びる板状部分に設けられる用紙搬送方向Aの長さを有する隙間と、それに連なる壁状部分に設けられる隙間とからなる。
【0026】
一方、用紙排出部17は、隙間16aに対応する個数(図中においては3個)の押し出し部材17aを備えている。押し出し部材17aはそれぞれ、用紙収容部16の各隙間16aの水平方向に延びる部分に嵌合可能な寸法を有する板状部分と、その板状部分の用紙搬送方向Aの下流側の端部から上方向に延び、各隙間16aの上方向に延びる部分に嵌合可能な寸法を有する壁状部分とからなる、断面が略L字形に形成されている。このような押し出し部材17aはそれぞれ、図示しない部材によりそれぞれの下面を互いに接続されることにより、同時に用紙搬送方向Aにスライド可能に設けられている。
【0027】
また、用紙収容部16及び用紙排出部17の周囲には、用紙収容部16と、これに連なる位置に設けられた排出トレイ18との間の筐体20部分に、シャッタ23が上方向Bにスライド可能に設けられている。通常はシャッタが下りていることで筐体20は閉鎖状態にあるが、シャッタ23が上方向Bにスライドすることにより開口状態となる。
また、図4(a)に示すように、用紙収容部16の、用紙搬送方向Aの上流側に、搬送ローラ22及び搬送経路21が配設されている。これにより、画像記録部15においてプリントされた用紙Pが、搬送経路21を通過して搬送ローラ22によって用紙収容部16へ搬送される。
なお、図4及び図5においては簡単のため、押し出し部材17aの水平方向に延びる板状部分は省略し、上方向に延びる壁状部分のみを示す。
【0028】
上述した構造により、次のようにして画像が記録された用紙が排出トレイ18上に排出される。
図4(a)に示すように、画像記録部15において画像が記録された用紙Pが用紙収容部16へ搬送される際、用紙収容部16は、用紙搬送方向Aの上流側よりも下流側の方が高くなるように傾斜している。これによって、用紙収容部16へ順次搬送された用紙の束(記録物)PSの上流側の端(後端)を位置合わせした状態で収容することができる。またこのとき、シャッタ23は下りている。
【0029】
1つのプリントジョブによる画像の記録が完了すると、図4(b)に示すように、用紙収容部16の傾斜は解消され水平になる。このように、画像の記録が完了するまでは、記録物PSは排出されず用紙収容部16に収容されており、またシャッタ23が下りているので、用紙収容部16に収容されている各用紙Pをユーザが外部へ取り出すことは不可能である。
【0030】
続いて、図5(a)に示すように、押し出し部材17aが用紙搬送方向Aへスライドすることによって、用紙収容部16に収容された記録物PSの後端面が用紙搬送方向Aへ押され、記録物PSはまとめて筐体20の外部へ押し出される。このとき、押し出し部材17aのスライド動作と連動して、シャッタ23が上方向Bにスライドして筐体20は開口状態になっている。
これによって、図5(b)に示すように、記録物PSはまとめて排出トレイ18上に排出される。また、押し出し部材17aの壁状部分が、記録物PSの後端面に接触した状態で押し出すので、各用紙Pの後端が位置合わせされた整合された状態で排出トレイ18上に排出される。ゆえに、ユーザは所望の記録物PSを整合された状態で受け取ることができる。
【0031】
最後に、このようなプリンタ1による画像記録処理について、図6、図7及び図8に示すフローチャートを用いて説明する。図6は、ユーザによる排出指示があった場合にのみ画像記録を行う場合の制御部13の処理手順を示すフローチャートである。また、図7及び図8は、親展書類用に親展記録を行うことが可能であり、プリントジョブとして親展記録が指示されていないときには即座に画像記録を行う場合の制御部13の処理手順について示すフローチャートである。
【0032】
まず、ユーザによる排出指示があった場合にのみ画像記録を行う場合について説明する。図6に示すように、制御部13は、待機状態において適宜のタイミングで処理を開始し、まず、外部のPC等からプリントジョブをデータ入力部12において受信したか否かを判定する(ステップS1)。ステップS1においてプリントジョブを受信したと判定した場合(ステップS1:YES)、制御部13は、プリントジョブとして受信した画像データを画像記憶部14に記憶し(ステップS2)、処理を終了する。
これにより、ユーザによる排出指示があるまで画像記録は行われない。
【0033】
ステップS1においてプリントジョブを受信していないと判断した場合(ステップS1:NO)、制御部13は、ユーザによる操作部11への排出指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS3)。ステップS3において排出指示を受け付けていないと判定した場合(ステップS3:NO)、制御部13は待機状態に戻し、適宜のタイミングでステップS1以降の処理を行う。
【0034】
一方、ステップS3において排出指示を受け付けたと判定した場合(ステップS3:YES)、制御部13は、指紋を用いてユーザ認証を行うべく、接触されるユーザの指の指紋を操作部11において読み取り、指紋記憶部19に記憶する指紋と一致するか否かを判定する(ステップS4)。ステップS4において指紋が一致しないと判定した場合(ステップS4:NO)、制御部13は、ユーザ認証に失敗した旨のメッセージを操作部11の表示パネルに表示し(ステップS5)、処理を終了する。
【0035】
ステップS4において指紋が一致したと判定した場合(ステップS4:YES)、制御部13は、一致した指紋に対応付けて指紋記憶部19に記憶されるユーザIDに該当する画像データが画像記憶部14に記憶されているか否かを判定する(ステップS6)。
ここで、ユーザIDに該当する画像データとは、1つのプリントジョブとしてそのユーザIDと共に送信された画像データのことである。
ステップS6において該当する画像データが記憶されていないと判定した場合(ステップS6:NO)、制御部13は、該当するプリントジョブが無い旨のメッセージを操作部11の表示パネルに表示し(ステップS7)、処理を終了する。
【0036】
ステップS6において該当する画像データが記憶されていると判定した場合(ステップS6:YES)、制御部13は、図2(a)に示したような、記録物を受け取るか否かを問うメッセージを操作部11の表示パネルに表示し(ステップS8)、表示パネルに表示する「OK」がユーザにより押されたか否かを判定する(ステップS9)。「中止」が押されることにより、ステップS9において「OK」が押されなかったと判定した場合(ステップS9:NO)、制御部13は処理を終了する。
【0037】
ステップS9において「OK」が押されたと判定した場合(ステップS9:YES)、制御部13は、該当する画像データに基づく画像記録を画像記録部15において開始し、画像記録した用紙を順次、用紙収容部16に搬送する(ステップS10)。また、制御部13は、図2(b)に示したような、そのユーザに関する処理中である旨のメッセージを操作部11の表示パネルに表示する(ステップS11)。
このとき、用紙収容部16は図4(a)に示したような傾斜した状態にあり、用紙収容部16へ搬送された各用紙は、その後端を位置合わせした状態で収容される。
【0038】
そして、制御部13は、処理中のプリントジョブによる画像の記録が完了したか否かを判定し(ステップS12)、完了していないと判定した場合(ステップS12:NO)、完了したと判定するまで適宜のタイミングで判定を繰り返す。ステップS12において画像の記録が完了したと判定した場合(ステップS12:YES)、制御部13は、図5(a)に示したように用紙収容部16を水平にすると共に、シャッタ23を上方向Bへスライドさせ、押し出し部材17aを用紙搬送方向Aへスライドさせることにより、用紙収容部16に収容されている用紙(記録物)をまとめて筐体20外部へ押し出して排出トレイ18上に排出し(ステップS13)、処理を終了する。
このようにして、プリンタ1へのプリントジョブの指示操作を行ったユーザが、プリンタ1に排出指示を行うことにより、記録物は整合された状態でまとめて排出トレイ18上に排出される。
【0039】
次に、親展記録を行うことが可能であり、プリントジョブとして親展記録が指示されていないときには即座に画像記録を行う場合について説明する。図7及び図8に示すように、制御部13は、待機状態において適宜のタイミングで処理を開始し、まず、外部のPC等からプリントジョブをデータ入力部12において受信したか否かを判定する(ステップS21)。ステップS21においてプリントジョブを受信したと判定した場合(ステップS21:YES)、制御部13は、受信したプリントジョブにおいて親展記録が指示されているか否かを判定する(ステップS22)。ステップS22において親展記録が指示されていると判定した場合(ステップS22:YES)、制御部13は、画像データを画像記憶部14に記憶し(ステップS23)、処理を終了する。
これにより、親展記録が指示されている場合、即座に画像記録が行われることはないので、記録すべき画像における機密が保持される。
【0040】
ステップS22において親展記録が指示されていないと判定した場合(ステップS22:NO)、制御部13は、プリントジョブとして受信した画像データに基づく画像記録を画像記録部15において開始し、画像記録した用紙を順次、用紙収容部16に搬送する(ステップS24)。
このとき、図6のステップS10と同様に、用紙収容部16は図4(a)に示したような傾斜した状態にあり、用紙収容部16へ搬送された各用紙は、その後端を位置合わせした状態で収容される。
【0041】
そして、制御部13は、処理中のプリントジョブによる画像の記録が完了したか否かを判定し(ステップS25)、完了していないと判定した場合(ステップS25:NO)、完了したと判定するまで適宜のタイミングで判定を繰り返す。ステップS25において画像の記録が完了したと判定した場合(ステップS25:YES)、制御部13は、ユーザによる操作部11への排出指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS26)。ステップS26において排出指示を受け付けていないと判定した場合(ステップS26:NO)、制御部13は、搬出指示を受け付けたと判定するまで適宜のタイミングで判定を行う。
【0042】
ステップS26において排出指示を受け付けたと判定した場合(ステップS26:YES)、制御部13は、指紋を用いてユーザ認証を行うべく、接触されるユーザの指の指紋を操作部11において読み取り、指紋記憶部19に記憶する指紋と一致するか否かを判定する(ステップS27)。ステップS27において指紋が一致しないと判定した場合(ステップS27:NO)、制御部13は、ユーザ認証に失敗した旨のメッセージを操作部11の表示パネルに表示し(ステップS28)、処理を終了する。
【0043】
ステップS27において指紋が一致したと判定した場合(ステップS27:YES)、制御部13は、用紙収容部16に収容されている用紙(記録物)は、一致した指紋に対応付けて指紋記憶部19に記憶されるユーザIDに該当する記録物であるか否かを判定する(ステップS29)。
ここで、ユーザIDに該当する記録物とは、1つのプリントジョブとしてそのユーザIDと共に送信された画像データに基づいて画像記録を行った記録物のことである。
ステップS29においてそのユーザIDに該当する記録物ではないと判定した場合(ステップS29:NO)、制御部13は、該当するプリントジョブが無い旨のメッセージを操作部11の表示パネルに表示し(ステップS30)、処理を終了する。
【0044】
ステップS29においてそのユーザIDに該当する記録物であると判定した場合(ステップS29:YES)、制御部13は、図5(a)に示したように用紙収容部16を水平にすると共に、シャッタ23をスライドさせ、押し出し部材17aをスライドさせることにより、用紙収容部16に収容されている記録物を筐体20外部へ押し出して排出トレイ18上に排出し(ステップS31)、処理を終了する。
このようにして、親展記録ではないプリントジョブの指示操作を行ったユーザが排出指示を行うことにより、すでに画像記録が行われていた記録物が整合された状態でまとめて排出トレイ18上に排出される。
【0045】
一方、ステップS21においてプリントジョブを受信していないと判断した場合(ステップS21:NO)、ユーザによる操作部11への排出指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS32)。ステップS32において排出指示を受け付けていないと判定した場合(ステップS32:NO)、制御部13は待機状態に戻し、適宜のタイミングでステップS21以降の処理を行う。
【0046】
ステップS32において排出指示を受け付けたと判定した場合(ステップS32:YES)、制御部13は、指紋を用いてユーザ認証を行うべく、接触されるユーザの指の指紋を操作部11において読み取り、指紋記憶部19に記憶する指紋と一致するか否かを判定する(ステップS33)。ステップS33において指紋が一致しないと判定した場合(ステップS33:NO)、制御部13は、ユーザ認証に失敗した旨のメッセージを操作部11の表示パネルに表示し(ステップS34)、処理を終了する。
【0047】
ステップS33において指紋が一致したと判定した場合(ステップS33:YES)、制御部13は、一致した指紋に対応付けて指紋記憶部19に記憶されるユーザIDに該当する画像データが画像記憶部14に記憶されているか否かを判定する(ステップS35)。
なお、画像記憶部14に記憶されている画像データは、ステップS22において親展記録が指示されていると判定したために、ステップS23において記憶したものである。
【0048】
ステップS35において該当する画像データが記憶されていないと判定した場合(ステップS35:NO)、制御部13は、該当するプリントジョブが無い旨のメッセージを操作部11の表示パネルに表示し(ステップS36)、処理を終了する。
ステップS35において該当する画像データが記憶されていると判定した場合(ステップS35:YES)、制御部13は、図2(a)に示したような、記録物を受け取るか否かを問うメッセージを操作部11の表示パネルに表示し(ステップS37)、表示パネルに表示する「OK」がユーザにより押されたか否かを判定する(ステップS38)。「中止」が押されることにより、ステップS38において「OK」が押されなかったと判定した場合(ステップS38:NO)、制御部13は処理を終了する。
【0049】
ステップS38において「OK」が押されたと判定した場合(ステップS38:YES)、制御部13は、該当する画像データに基づく画像記録を画像記録部15において開始し、画像記録した用紙を順次、用紙収容部16に搬送する(ステップS39)。また、制御部13は、図2(b)に示したような、そのユーザに関する処理中である旨のメッセージを操作部11の表示パネルに表示する(ステップS40)。
このとき、図6のステップS10及び図7のステップS24と同様に、用紙収容部16は図4(a)に示したような傾斜した状態にあり、用紙収容部16へ搬送された用紙は、その後端を位置合わせした状態で収容されている。
【0050】
そして、制御部13は、処理中のプリントジョブによる画像の記録が完了したか否かを判定し(ステップS41)、完了していないと判定した場合(ステップS41:NO)、完了したと判定するまで適宜のタイミングで判定を繰り返す。ステップS41において画像の記録が完了したと判定した場合(ステップS41:YES)、制御部13は、図5(a)に示したように用紙収容部16を水平にすると共に、シャッタ23をスライドさせ、押し出し部材17aをスライドさせることにより、用紙収容部16に収容されている記録物を筐体20外部へ押し出して排出トレイ18上に排出し(ステップS42)、処理を終了する。
このようにして、親展記録としてプリントジョブの指示操作を行ったユーザが排出指示を行うことにより、画像の記録が開始され、記録物が整合された状態でまとめて排出される。
【0051】
【発明の効果】
本発明によれば、プリントジョブによる画像の記録が完了したと判定した後に、画像を記録した用紙(記録物)をプリントジョブ単位でまとめて排出することにより、排出される記録物が複数枚にわたる場合に、プリントジョブの完了をユーザに明確に認識させることができ、ユーザが記録物の一部を取り損ねることを防止することができる。
また、ユーザ認証後に用紙を排出することにより、ユーザが記録物を受け取るのを忘れて記録物が排出された状態で放置されることがない。また、他のユーザにより記録物を持ち去られる危険性がないので、機密性が高い書類についてプリントジョブを指示する場合であっても、安心して記録物を受け取ることができる。
【0052】
また、本発明によれば、画像が記録された用紙を排出前に一時的に用紙収容手段に収容している段階においては、記録物を外部に取り出すことができないことにより、プリントジョブの途中で記録物の一部をユーザが持って行くことを防止することができる。
【0053】
さらに、本発明によれば、記録物が排出されるまでの間、自分が指示したプリントジョブの処理中であることをユーザが認識することができる。このため、ユーザは、まもなくまとめて排出される記録物が自分のものであるかどうかを確認しなくても、安心して受け取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンタの要部構成を示す模式図である。
【図2】本発明に係るプリンタにより画像を記録する方法を示す説明図である。
【図3】本発明に係るプリンタの要部構造を模式的に示す透視図である。
【図4】本発明に係るプリンタによる記録物の排出方法を示す説明図である。
【図5】本発明に係るプリンタによる記録物の排出方法を示す説明図である。
【図6】本発明に係るプリンタの制御部の処理手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係るプリンタの制御部の処理手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係るプリンタの制御部の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 プリンタ
11 操作部
12 データ入力部
13 制御部
14 画像記憶部
15 画像記録部
16 用紙収容部
17 用紙排出部
18 排出トレイ
19 指紋記憶部
Claims (4)
- プリントジョブとして外部から送信された画像データに基づいて用紙に画像を記録する画像記録装置において、
前記画像を記録した用紙の排出指示を受け付ける手段と、
前記排出指示を行ったユーザの認証を行う認証手段と
を備え、
前記認証手段による認証後、前記画像を記録した用紙をプリントジョブ単位でまとめて排出するように構成してあること
を特徴とする画像記録装置。 - 画像を記録した用紙を順次収容する用紙収容手段と、
前記プリントジョブによる画像の記録が完了したか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により完了したと判定した場合、前記用紙収容手段に収容した用紙を排出する用紙排出手段と
を備えること特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。 - 前記用紙収容手段は、用紙を外部から取り出し不可能に収容するように構成してあること
を特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。 - 前記認証手段による認証後、前記用紙排出手段により用紙を排出するまでに、前記ユーザが指示したプリントジョブの処理中である旨を報知する手段
をさらに備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像記録装置。
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