JP2004188393A - カードクリーニング装置 - Google Patents

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Eiichi Kato
栄一 加藤
Tomohisa Ugajin
智久 宇賀神
Takeshi Sashita
剛 指田
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Abstract

【課題】カード表面に付着した付着物をより強力に除去することのできるカードクリーニング装置の提供。
【解決手段】周面に粘着性材料が設けられた一対のクリーニングローラ6、7、8、9間のニップ部にカード2を通過させて付着物を除去するカードクリーニング装置1において、一対のクリーニングローラを連続して複数組設け、更に、各組の一対のクリーニングローラを回転駆動する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カードに付着した付着物を除去するカードクリーニング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
空気中に浮遊するゴミまたはカードを所定サイズに切断する際に発生する切断片として生じる異物が、カードの表面に付着した状態で、印刷やラミネート処理を行うと印刷不良の原因となる。そこで、カードを所定サイズに切断した後、一対のクリーニングローラ間のニップ部に送り込むことで、カード表面に付着した付着物を除去し、その後に両面印刷し、ラミネートを行うように構成されたIDカードの製造装置が提案されている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−1069号公報
【発明が解決しようとする課題】
しかし、カードを所定サイズに切断する際に発生する切断片は、所謂バリとしてカードの縁部角部に残る場合が多い。このようなバリは除去することが必ずしも容易ではなく、上記のように一対のクリーニングローラだけでは十分に除去できない場合がある。
【0004】
したがって、本発明は上記の問題点に鑑みて成されたものであり、カード表面に付着した付着物を、より強力に除去することのできるカードクリーニング装置の提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明によれば、周面に粘着性材料が設けられた一対のクリーニングローラ間にカードを通過させて該カードに付着した付着物を除去するカードクリーニング装置において、前記一対のクリーニングローラを連続して複数組設け、更に、各組の前記一対のクリーニングローラの少なくとも一方を回転駆動する駆動手段を設けたことを特徴としている。
また、前記一対のクリーニングローラを、カードの導入側とカードの排出側とに2組設けたことを特徴としている。
【0006】
また、前記駆動手段が、一つの駆動源と、該駆動源からの駆動力を2組の前記一対のクリーニングローラの少なくとも一方に伝達する伝達機構と、からなることを特徴としている。
【0007】
また、更に、カードの供給位置から前記カードの導入側の前記一対のクリーニングローラにカードを搬送する第1の搬送手段と、前記カードの排出側の前記一対のクリーニングローラからカードの排出位置へカードを搬送する第2の搬送手段と、を備え、前記第1の搬送手段は、カードの端縁に当接する第1の爪部材と、前記第1の爪部材を、前記カードの供給位置と、前記カードの導入側の前記一対のクリーニングローラと、の間で往復動させる第1の移動機構と、を備え、前記第2の搬送手段は、カードの端縁に当接する第2の爪部材と、前記第2の爪部材を、前記カードの排出側の前記一対のクリーニングローラと、前記カードの排出位置と、の間で往復動させる第2の移動機構と、を備えたことを特徴としている。
【0008】
また、前記カードの排出側の前記一対のクリーニングローラは、その中央部に、前記第2の爪部材が通過するための溝を有することを特徴としている。
【0009】
また、前記第1及び第2の移動機構は、前記第1の爪部材が前記カードの供給位置から前記カードの導入側の前記一対のクリーニングローラへ移動する場合は、前記第2の爪部材が前記カードの排出位置から前記カードの排出側の前記一対のクリーニングローラへ移動し、かつ、前記第1の爪部材が前記カードの導入側の前記一対のクリーニングローラから前記カードの供給位置へ移動する場合は、前記第2の爪部材が前記カードの排出側の前記一対のクリーニングローラから前記カードの排出位置へ移動するように、連動することを特徴としている。
【0010】
また、前記第1及び第2の搬送手段は、カードを所定の速度で搬送し、前記2組の前記一対のクリーニングローラによるカードの搬送速度が、前記所定の速度よりも速いことを特徴としている。
【0011】
そして、前記駆動手段が、一つの駆動源と、該駆動源からの駆動力を2組の前記一対のクリーニングローラの少なくとも一方に伝達する伝達機構と、を備え、前記第1及び第2の移動機構は、前記駆動源からの駆動力により前記第1及び第2の爪部材を移動することを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の好適な実施形態につき、添付の図面を参照して説明する。図1は、本発明のカードクリーニング装置1の一実施形態を示したアイソメトリック図であり、互いに直交するX−Y−Z軸とともに、カードを一枚毎に供給するためのカード搬送機構とともに示した外観斜視図である。
【0013】
本図において、カード2は、例えば100枚分が不図示のカードカセット内にカード群として図示の直立状態となるように厚み方向に重ねられて右側のカード群として準備される。そして、同様に100枚分のカード2が後述するカードカセット内に左側のカード群として、図示の直立状態となるように厚み方向に重ねられて取り出し可能に設けられる。
【0014】
このカード2は、種々あるがカード所有者に関する氏名を含む各種情報の磁気記録や印刷記録が、表面または裏面あるいは両面に施される前のプラスチックカードが代表的なものである。このカード2は、その四隅にアール部分を形成するようにして搬送時における引っ掛かりを防止した所定サイズにプレス加工されて準備される。このプレス加工の際に、カードの縦横の縁部の角部にはバリが残る場合がある。このバリを残した状態で、印刷等の次工程を行うとバリが剥がれるなどして、印刷不良の発生原因となることが知られている。
【0015】
このため従来は、カードの印刷面を、一対のクリーニングローラ間のニップ部に送り込むことで、カード表面に付着した付着物を除去していたが、これだけではバリの除去が十分に行えない場合があり、印刷不良を招くことから、このバリをより積極的に除去する必要がある。
【0016】
そこで、図示のようにカード表面に付着した付着物を除去する一対のクリーニングローラ6、7と、バリを除去する一対のクリーニングローラ8、9とを多段に配設するとともに、各クリーニングローラ自体に搬送機能を持たせることで、より積極的に付着物とバリを除去できるようにしている。特に、一対の表面に中央に溝部8aを設けたクリーニングローラ8は、後述するようにバリ取りに効果的となる。このように多段に配設されたクリーニングローラのニップ部間に、一枚毎にカード2を送り込むことでカード表面に付着した付着物と、縁部のバリを同時に除去する構成例について以下に述べる。
【0017】
ここで、図1において、図中のYーZ軸方向で規定される面上に並列配列されたカード群を配置する構成例について以下に述べるが、この構成に限定されず、例えば手差しにより一枚毎にカード2を一対のクリーニングローラ6、7間のニップ部に送り入れるようにしても良い。また、図中のXーY軸方向で規定される面上において、並列に縦方向に配列された2つのカード群を配置する構成も可能であり、この場合には各クリーニングローラをY−Z軸方向で規定される面上に各回転軸を位置させるようにすれば良い。
【0018】
さて、図1において、カードクリーニング装置1は、基部3を覆うことで外部からのゴミ等の異物が内部に侵入することを防止するための一点鎖線図示のカバー80が設けられている。そして、左右の各カード群の交換作業と、各クリーニングローラの清掃を行う際には、カバー80を移動または取り外すことで、基部3上の各部位に近づけるようにしている。
【0019】
カード2は、100枚前後が左右のカード群として不図示のカードカセット内に収納されており、各カード群については、カードカセットに収納された後に、図中の矢印F方向に常時移動するように全体的に付勢されている。この収納状態から、右側のカード群の手前側の一枚のカード2の後端を、第3の爪部材48で矢印D1方向に押圧して、下方の上流側カードガイド4の溝部5中に落下させるが、この第3の爪部材48を設けたカードの移動機構を第3の移動機構81と呼ぶ。
【0020】
また、上流側カードガイド4の案内溝部5中に落下した後に、カード2の後端を第1の爪部材13により押圧することで、2組の一対のクリーニングローラ間のニップ部に送り込むためのカードの移動機構を第1の移動機構11と呼ぶ。そして、クリーニングローラ間のニップ部を通過することで、付着物が除去された後に、カード2の後端を第2の爪部材14により押圧することで左側のカード群に送り込むためのカードの移動機構を、第2の移動機構12と呼ぶ。これらの第1の移動機構11と、第2の移動機構12は、後述するように共通のステッピングモータM1を駆動源とするとともに、上記の各クリーニングローラを駆動するための動力伝達機構を設けている。以下に、各移動機構及び動力伝達機構の構成例について述べる。
【0021】
<第3の移動機構81、第1の移動機構11の構成>
図2は、図1の構成の要部を破断して示した右側面図である。本図において、既に説明済みの構成部品については同様の符号を附して説明を割愛するとともに、図2に図1をさらに参照して第3の移動機構81と第1の移動機構11の構成について述べる。
【0022】
上記のように、右側のカード群は、カードカセットに収納された後に図中の矢印F方向に常時移動するように付勢されることで、第1の当接部材54に対して図1で示した手前側の一枚のカード2が当接した状態に維持されている。第3の移動機構81は、この第1の当接部材54に当接しているカード2を下方に向けて移動するためのものである。このために、カードカセットには、カード2の一枚分の厚さにクリアランス分の厚さを加えた幅を有する開口部51が第1の当接部材54を一辺として連続形成されている。この第1の当接部材54には、カード2の後端を図中の矢印方向に押圧移動する第3の爪部材48が通過する溝部が形成されている。この第3の爪部材48は、第3キャリッジ45に搭載される。
この第3キャリッジ45にはブッシュが固定されており、上下方向に設けられたスライド軸44にブッシュが案内されることで上下方向に案内される。そして、ステッピングモータM2を駆動源として、ベルトとプーリによる動力伝達が第3キャリッジ45に対して行われる。
【0023】
第3の爪部材48は、図示の押圧位置と不図示の退避位置との間で回動駆動されるように設けられており、ステッピングモータM2への通電に伴い、第3キャリッジ45が下方に移動するときにカード2の後端を押圧する一方で、カードの送り出しを終えて、図示の待機位置に第3キャリッジ45が戻るときに、カード2の表面から退避するようにしている。
【0024】
以上の構成による第3の移動機構81により、ステッピングモータM2への通電に伴い、第3キャリッジ45への動力伝達が行なわれて下方に移動されることで、第1の当接部材54の当接面に対して当接している状態のカード2の後端が、第3の爪部材48により下方に押圧移動され、下方位置までカード2が開口部51を介して送り出される。そして、第3キャリッジ45が降下位置になると最後にカード2の自重により上流側カードガイド4の案内溝部5中に落下することとなる。これに前後して、次のカード2が第1の当接部材54に当接する状態にされることで、次のカードが開口部51を介して下方に送り出される準備が整うようにして、連続したカードの供給を可能にしている。このようにカード2の後端を爪部材で押圧移動する構成によれば、カードの記録面に傷をつけない利点がある。
【0025】
次に、第1の移動機構11は、第3の移動機構81により上流側カードガイド4の案内溝部5中に落下されたカードを、2組の一対のクリーニングローラ6,7、8、9間のニップ部に送り出すためのものである。
【0026】
この第1の移動機構11は、カード2の後端を図1中の矢印D2方向に押圧移動するためのものである。このために、上流側カードガイド4には、第1の爪部材13が潜入する横溝部4aが図示のように形成されている。この第1の爪部材13は、第1キャリッジ46に搭載されている。この第1キャリッジ46には2個のブッシュが固定されており、これらのブッシュが図2の紙面表裏方向に設けられた2本のスライド軸44により案内される。また、図1で示したステッピングモータM1を駆動源としてベルトとプーリとによる動力伝達が図2の紙面表裏方向に行われる。
【0027】
図3は、この第1の移動機構11と第2の移動機構12とを共通のステッピングモータM1を駆動源として駆動する構成例を示した平面図である。本図において、既に説明済みの構成部品については同様の符号を附して説明を割愛すると、共通のステッピングモータM1には、モータプーリ15がその出力軸に固定されている。また、基部3から設けられた部材はプーリ17と、上プーリ26とを回動自在に軸支するとともに間に歯付ベルト18を張設している。この歯付ベルト18の途中部位は第1キャリッジ46に固定されている。以上の構成により、ステッピングモータM1への所定通電にともない、第1キャリッジ46が図3中の左右方向に駆動される。
【0028】
第1キャリッジ46に搭載される第1の爪部材13は、上記の第3の爪部材48と同様に、図示の押圧位置と不図示の退避位置との間で回動駆動されるように設けられており、ステッピングモータM1への通電に伴い、第1キャリッジ46が図1の矢印D2方向に移動するときにカード2の後端を押圧する一方で、図1に示す待機位置に第1キャリッジ46が戻るときに、カード2の表面から退避することで案内溝部5中に既に落下されているカード2の表面から退避できるようにしている。
【0029】
以上の構成による第1の移動機構11により、ステッピングモータM1への通電に伴い、第1キャリッジ46が図1の矢印D2方向に移動されることで、上流側カードガイド4の案内溝部5中に落下されたカード2の後端が、第1の爪部材13によりクリーニングローラ側に押圧移動されて、クリーニングローラ6、7、8、9間のニップ部における搬送に受け継がれる。
【0030】
このように、第3の移動機構81により、1枚のカード2を上流側カードガイド4の案内溝部5中に落下させた後に、第1の移動機構11によりクリーニングローラ側にカード2の後端を押圧して移動させるように分離構成することで、X−Y軸面上において互いに直交するカード搬送方向と、カード搬送時の速度差の影響を受けないようにしている。
【0031】
<第2の移動機構12の構成>
第2の移動機構12は、上記の共通のステッピングモータM1を駆動源として駆動されるが、これに限定されず個別のステッピングモータにより駆動するようにしても良い。
【0032】
図3と図2を参照して、上記の上プーリ26を固定した軸体25と、ギア27と下プーリ28を一体的に設けた主プーリギア体20が回動自在に軸支されている。副プーリギア体21はその軸体25においてプーリ19とギア27とが固定されており、基部3から設けられた部材において回動自在に軸支されている。
【0033】
主プーリギア体20と副プーリギア体21とは夫々のギア27、27が噛合している。副プーリギア体21のプーリ19と、図3の左側に位置するプーリ23との間には歯付ベルト22が張設されている。この歯付ベルト22の途中部位は第2キャリッジ47に固定されている。
【0034】
第2の移動機構12の第2の爪部材14は、下流側カードガイド10に移動されたカード2の後端を押圧する。このために、この下流側カードガイド10には図1で示す横溝部10aと案内溝部5が形成されており、第2の爪部材14が潜入できるようにしている。この第2の爪部材14は第2キャリッジ47に搭載されている。この第2キャリッジ47には2個のブッシュが固定されており、これらのブッシュが図2の紙面表裏方向に設けられた2本のスライド軸44により案内される。
【0035】
また、第2キャリッジ47に搭載される第2の爪部材14は、上記の第3の爪部材48と同様に、図3で示した押圧位置と不図示の退避位置との間で回動されるように設けられており、第2キャリッジ47が実線図示の位置から破線図示の待機位置に移動するときにカード2の後端を押圧する一方で、図3で実線で示した位置に第2キャリッジ47が戻るときに、カード2の表面から退避することで下流側カードガイド10の案内溝部5中に既に落下されているカード2の表面から退避できるようにしている。
【0036】
図3において、クリーニングローラによるゴミの除去後にカード2の後端が第2の爪部材14に押圧されて左側のカード群に挿入される。このとき、ローラ65により矢印方向に移動する外力を得て挿入されることで、先に挿入されたカードとの間にカード2の厚み分以上の隙間が確保される。このためにローラ65は途中部位に引張りバネを設け、反時計回りに回動自在に設けられたレバー66の端部で回動自在に設けられている。
【0037】
以上説明した第1の移動機構11と第2の移動機構12の動作説明を、図4〜図6の平面図を参照して述べる。
【0038】
図4は、第3の移動機構81により1枚のカード2が上流側カードガイド4の案内溝部5内に落下された後の様子を示す。この状態を不図示のセンサで検出して、ステッピングモータM1への通電が行われることで、プーリ17を反時計方向に駆動する。この結果、第1キャリッジ46が矢印D2方向に移動されることでカード2の後端を押圧移動して、クリーニングローラ6、7、8、9間のニップ部に送り出す。このとき、第2キャリッジ47は、図示のように左側に位置しているが、上記のように主プーリギア体20と副プーリギア体21とに固定されたギア27、27との間で各矢印方向に動力伝達が行われる結果、左側の待機位置に位置していた第2キャリッジ47が矢印方向に移動されることで、第2の爪部材14がカード2の後端に位置する状態になる。
【0039】
次に、図5において、第1キャリッジ46が矢印D2方向にさらに移動されることでカード2の後端が押圧移動されて、上流側のクリーニングローラ6、7間のニップ部に送り出される。このとき、後述するように上流側のクリーニングローラ6、7間のニップ部におけるカード移動速度V1は、第1キャリッジ46によるカード移動速度V2より高く設定されていることから、カード2の後端が第1の爪部材13から離れてクリーニングローラ間に送り込まれることになる。このようにして、後述するように駆動力を備えるクリーニングローラの間のニップ部でゴミを付着して除去する動作に対して、余分なカード搬送力の影響を与えないようにしている。
【0040】
一方、第2キャリッジ47は、主プーリギア体20と副プーリギア体21とに固定されたギア27、27との間で動力伝達が行われる結果、図示のように下流側カードガイド10の略中央に位置する状態となる。
【0041】
これに続き、図6において、下流側のクリーニングローラ8、9の間のニップ部でバリの除去が行われた後のカード2が下流側カードガイド10に送り出される。このとき、第2キャリッジ47の第2の爪部材14は、カード2の後端側に移動されている。また、第1キャリッジ46の第1の爪部材13はクリーニングローラ6、7に最も接近した位置に移動されてから停止する。この状態が不図示のセンサで検出されて、続いてステッピングモータM1を逆方向に駆動する通電が行われる。この通電により第1キャリッジ46は矢印D4方向に移動されて、次のカードの送り出し位置に移動する。また、第2キャリッジ47は矢印D3方向の移動が行なわれて、下流側カードガイド10の案内溝部5中に位置するカード2の後端を、第2の爪部材14で押圧移動して、左側のカード群に挿入するように動作する。このとき、ローラ65により矢印方向に移動する外力を得て、先に挿入されたカードとの間にカード2の厚み分以上の隙間に対してカード2を送り入れるように動作する。
【0042】
以上のように、カード2の移動を第3の移動機構81から下方の第1の移動機構11に受け継ぎ、クリーニングローラ6、7、8、9間のニップ部を通過させてカード2の付着物及びバリなどを除去した後に、第2の移動機構12によるカード2の移動を行なうことで、図1で示す左側のカード群を1つのカードカセット単位で取り出せるようにすることで、例えば次工程の印刷装置に運ぶことができるようになる。
【0043】
<クリーニングローラ6、7、8、9と動力伝達機構の構成>
再度、図1において、クリーニングローラ6、7、8、9には各周面に粘着性材料からなる弾性部材が一体形成されている。この粘着材料は、例えばコンタクト接着剤、感圧接着剤、ゴム加工時の累積粘着層として形成されるものであり、夫々半永久的な粘着力を維持することができるものとして知られている。この粘着材料は、付着物が周面の全面に付着すると、それ以上の付着力を維持できなくなるので、この時点で水洗などにより付着物が荒い流されて、付着力が再生されるものである。この粘着材料は、7mm前後の肉厚に形成される弾性部材として各クリーニングローラの回転軸体を兼ねた芯金19回りに一体成型される。この後に、各クリーニングローラ6、7とを図示のように対向配置させ、弾性部材同士が所定圧力で互いに当接して、凹状にへこむようにすることで各ローラ間のニップ部を形成している。そして、カード2が各クリーニングローラ6、7のニップ部を通過するときに、弾性部材の弾性変形に伴い発生する反力が、カード2の表裏面に作用することで周面の粘着作用を助長するように構成されている。
【0044】
これと略同様に、下流側のクリーニングローラ8、9とが対向配置されており、弾性部材同士が当接して、凹状にへこむようにすることで各ローラ間のニップ部を形成しており、カード2が各クリーニングローラ8、9を通過するときに弾性変形に伴い発生する反力がカード2の搬送方向に沿う両縁部に作用して粘着作用が助長されて、カード2の縁部に残ったバリを粘着するようにしている。
【0045】
すなわち、上流側の一対のクリーニングローラ6、7の下流側に一対のクリーニングローラ8、9をさらに連続して設けることで、従来行われていたカード面のゴミの粘着による除去に加えてバリの粘着による除去をより強力に行なえるようにしている。なお、図1では2組の一対のクリーニングローラを設ける事例を示したが、これより多く配置しても良いことは言うまでもない。
【0046】
図1で示したクリーニングローラ6、7、8、9の内で、手前側のクリーニングローラ6、8のみに駆動力が伝達され、クリーニングローラ7、9は駆動されるクリーニングローラ6、8に追動するアイドルローラとして回動自在に配設されており、上記のニップ部を形成するように設けられている。ここで、これらのアイドルローラに対しても駆動力を伝達するようにしても良い。
【0047】
クリーニングローラ6、8は、共通のステッピングモータM1から駆動力を得て駆動されるとともに、図5で述べたように上流側のクリーニングローラ6、7間のニップ部におけるカード移動速度V1が、第1キャリッジ46によるカード移動速度V2より高くなるように設定されている。このための増速機構としては、クリーニングローラ6、8を駆動するためのステッピングモータを専用に設けておき、上記のステッピングモータM1による速度以上で各クリーニングローラ6、8を駆動するように構成することもできる。しかし、図1に図示のように共通のステッピングモータM1から駆動力を得る途中で、増速するギア歯比を有したプーリ28、31間における増速を行なうことで、1つのステッピングモータM1による駆動が可能となるように構成されている。
【0048】
再度、図2と、図7のクリーニングローラ6、7、8、9の構成図をさらに参照して、主プーリギア体20に固定されたギア27の下方には下プーリ28が固定されている。また、基部3において一端が軸支され、途中部位が図示のように回動自在に軸支された軸体32には、プーリ31が固定されており、下プーリ28とプーリ31の間には歯付ベルト30が張設されている。これらの各プーリ28、31は所謂マイクロピッチの歯付きプーリであり、各歯の数の比は、クリーニングローラ6、7間のニップ部におけるカード移動速度V1が、第1キャリッジ46によるカード移動速度V2より高くなる歯数に設定されている。さらに、軸体32に固定されたプーリ31の上方にはプーリ33が固定されている。また、図7に示す下流側のクリーニングローラ8の芯金19にはプーリ37が固定されており、各プーリ33、37の間には歯付ベルト34が張設されている。
【0049】
図7において、クリーニングローラ6、7、8、9の各芯金19は図示のような形状の副基部40に設けられた軸受において回動自在に両端が軸支されている。この副基部40には係止部41、42が下方に向けて延設されており、これらを基部3から設けられた部材に対して係止させることで、クリーニングローラ6の芯金19の下方端部に一体形成された係合部19aが、上記のプーリ31に形成された係合孔部31aに対して係合するようにしている。つまり、クリーニングローラ6、7、8、9の清掃を行なうときには、副基部40を上方に引き抜くことで取り外し、水洗などでクリーニングローラの付着物を除き、粘着面を再生してから、再度図1に図示の状態にセットきるように構成されている。
【0050】
ここで、一対の表面に中央に芯金19を底面とした溝部8aを設けたクリーニングローラ8を設けることで、クリーニングローラ8はカード2の縁部に対して均等に当接できるようになるのでバリ取りに特に効果的となる。
【0051】
以上の動力伝達機構によるクリーニングローラ6、7、8、9の動作説明を、図4〜図6の平面図を再度参照して述べる。
【0052】
図4において、ステッピングモータM1への通電が行われることで、プーリ17が反時計方向に駆動されることで、第1キャリッジ46が矢印D2方向に移動されてカード2の後端を押圧移動して、クリーニングローラ6、7、8、9間のニップ部に送り出される。これに合後して、クリーニニングローラ6が矢印方向に駆動され、これに追動するクリーニングローラ7も矢印方向に回動することで各ローラ間におけるニップ部でのゴミ取りの準備に入る。
【0053】
次に、図5において、第1キャリッジ46が矢印D2方向にさらに移動されることでカード2の後端が押圧移動されて、上流側でベルト駆動されるクリーニングローラ6、7間のニップ部にカード2の先端から次第に送り込まれることで、カード2の表裏面のゴミの除去が行なわれる。このとき、これらの上流側のクリーニングローラ6、7間のニップ部におけるカード移動速度V1は、第1キャリッジ46によるカード移動速度V2より高く設定されているので、カード2の後端が第1の爪部材13から離れてクリーニングローラ間に送り込まれるようになる。このためローラの間のニップ部でゴミを付着して除去する動作に対して余分なカード搬送力の影響を与えないようにできる。これに続き、ベルト駆動される下流側のクリーニングローラ8、9間のニップ部においてカード縁部のバリ取りが行われる。
【0054】
そして、図6において、下流側のクリーニングローラ8、9の間のニップ部でバリの除去が行われてから、カード2は下流側カードガイド10に送り出されることになる。
【0055】
以上のように一対のクリーニングローラ6、7、8、9を、カードの導入側とカードの排出側とに2組設け、かつ各ローラを積極的に駆動することで理想的なカードクリーニングが可能になる。
【0056】
<カード供給装置の構成>
図8(a)は、図1中において右側に位置するカードカセット50の外観斜視図である。図9は、図1の右側に位置するカード群を収容するためのカードカセット50を一点鎖線で示した外観斜視図である。そして、図10は、図9の要部を破断して示したX−X線矢視図である。
【0057】
先ず、先ず、図8(a)において、カードカセット50は、上述したカードの排出のための開口部51から連続形成される第1の当接部材54を図中における手前側の壁面として設けている。また、底面に向けて大きく開口した開口部72aを形成した連結壁72を、奥側の壁面とするとともに、これらの前後の壁面間を接続するための左右の側壁70、70を図示のように一体的に設けている。また、第1の当接部材54には、上記の第3の爪部材48が潜入する溝部54bが形成されるとともに、この第1の当接部材54の下方の左右部位には係止孔部54a、54aが穿設されており、これらの孔部54a、54aに対して係止する係止部材によりカードカセット50をカードクリーニング装置にセットしたときに不動状態に保持できるようにしている。そして、左右の側壁70、70の下方端からは、中央の底面を前後方向に開口するようにした底面部71、71が夫々延設されている。
【0058】
以上のカードカセット50に対して、図1に図示したように複数枚のカード2を直立状態でその厚み方向に重ねて収納することで、カード2の前後の角部に近い底面部分を底面部71、71で支持するとともに、図2で示したように最初に送り出されるカード2が第1の当接部材54に向けて矢印F方向に移動付勢される状態に維持できるように形成されている。
【0059】
図9と図10において、既に説明済みの構成部品については同様の符号を附して説明を割愛すると、図中の二点鎖線で示したカードカセット50が各図に図示したように装填される。
【0060】
このように装填するためには、カード群をカードカセット50内部にセットした後に、第1の当接部材54の下方の左右部位に穿設された係止孔部54a、54aに対して係止部材59、59を係止し、図8(a)で述べた底面部71、71の間の開口部の内部に左右のゼンマイばね61、61が位置し、かつカード群を第1の当接部材54に向けて移動付勢するための第2の当接部材56が図示の待機位置に移動した状態で行われる。
【0061】
第2の当接部材56は、キャリッジ55上に固定されており、カードカセット50の連結壁72の開口部72aを介してカードカセット50の内部に向けて移動できる高さを有した一対のフォーク形状に構成されており、最後に送り出されるカード2面上に当接できるようにしている。
【0062】
キャリッジ55は左右に図示のような4個のブッシュ57を固定しており、これらのブッシュ65を基部3から設けられた支持部材53、53で両端が支持されるガイド軸体52に挿入することで、図10中の矢印F方向に往復移動自在に設けられる。図9において手前側の支持部材53、53には、板ばね61、61の端部を中心軸に固定するとともにロール状に巻き回したゼンマイ組立体60、60が夫々固定されている。そして、このゼンマイ組立体60、60から引き出された板ばね61、61の各端部は、キャリッジ55に固定されている。このゼンマイ組立体60は、ロール状に巻回された板ばね61を外部に引き出すときに、引き出し量如何にかかわらず同じ張力を発生する定張力ばね体として知られているものである。
【0063】
以上の構成により、キャリッジ55は図9において、矢印F方向に移動する付勢力が常時作用することになり、図9中の手前側に移動して第2の当接部材56が第1の当接部材54に当接した状態で停止することになる。この状態からでは、カードカセット50を上記のように装填することはできないので、キャリッジ55には基部3から設けられた係止部材63が係止する係止孔部62が穿設されており、図10に示す係止状態にした後に、カードカセット50が装填されて、係止状態が解除されるようにすると良い。
【0064】
以上説明したカード供給装置によれば、カード群の中央部分がゼンマイ組立体60から引き出された板ばね61、61上に置かれることになり、上記の第2の当接部材56の押圧移動作用と協動して安定した送り出しが可能となる。
【0065】
次に、図8(b)は、図1中において左側に位置するカードカセット50の外観斜視図である。本図において、このカードカセット50は、上述した付勢ローラ65が潜入する開口部54cが第1の当接部材54に穿設されるとともに、図中における手前側の壁面として設けている。また、底面に向けて大きく開口した開口部72aを形成した連結壁72を、奥側の壁面とするとともに、これらの前後の壁面間を接続するための左右の側壁70、70を図示のように一体的に設けている。また、第1の当接部材54の右側面と右の側壁70との間には、クリーニング後のカード2が挿入される開口部73が形成されるとともに、第1の当接部材54の下方の左右部位には係止孔部54a、54aが穿設されている。
【0066】
これらの孔部54a、54aに対して係止する係止部材によりカードカセット50をカードクリーニング装置にセットしたときに不動状態に保持できるようにしている。また、左右の側壁70、70の下方端からは、中央の底面を前後方向に開口するようにした底面部71、71が夫々延設されている。
【0067】
以上のカードカセット50に対して、クリーニング後のカード2が開口部73を介して一枚毎に挿入されて、複数枚のカード2が直立状態でその厚み方向に重ねて収納されることで、カード2の前後の角部に近い底面部分が底面部71、71で支持されるとともに、挿入されるカード2が第1の当接部材54に向けて矢印F方向に移動付勢される状態に維持できることになる。
【0068】
ここで、上記のゼンマイ組立体60、60の個数と配置位置は、適宜設定されることは言うまでもなく、1個でも良くさらに、図1のY−Z軸面上を沿うように板ばね61が移動する構成のみならず、Y−Z軸面に対して鈍角で傾斜する面上を沿うように移動する構成も可能である。
【0069】
さらに、上記実施形態では板ばね61、61上にカード2が載るようにカードカセット50の形状を設定したが、50枚程度のカード群をバッチ処理する場合には、このように板ばね上にカードを置かなくとも安定した送り出しが可能となることは言うまでもない。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、カード表面に付着した付着物をより強力に除去することのできるカードクリーニング装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカードクリーニング装置1の一実施形態を示したアイソメトリック図であり、互いに直交するX−Y−Z軸とともに、カードを一枚毎に供給するためのカード搬送機構とともに示した外観斜視図である。
【図2】図1の構成の要部を破断して示した右側面図である。
【図3】第1の移動機構11と第2の移動機構12とを共通のステッピングモータM1を駆動源として駆動する構成例を示した平面図である。
【図4】1枚のカード2が上流側カードガイド4の案内溝部5内に落下された後の様子を示す、第1の移動機構11と第2の移動機構12の動作説明のための平面図である。
【図5】上流側のクリーニングローラ6、7間のニップ部に送り出される様子を示す、第1の移動機構11と第2の移動機構12の動作説明のための平面図である。
【図6】クリーニングローラ8、9の間のニップ部でバリの除去が行われた後のカード2が下流側カードガイド10に送り出される様子を示す、第1の移動機構11と第2の移動機構12の動作説明のための平面図である。
【図7】クリーニングローラ6、7、8、9の構成図である。
【図8】(a)は、図1中において右側に位置するカードカセット50の外観斜視図であり、(b)は、図1中において左側に位置するカードカセット50の外観斜視図である。
【図9】図1の右側に位置するカード群を収容するためのカードカセット50を一点鎖線で示した外観斜視図である。
【図10】図9の要部を破断して示したX−X線矢視図である。
【符号の説明】
1 カードクリーニング装置
3 基部
4 上流側カードガイド
5 案内溝部
6、7、8、9 クリーニングローラ
10 下流側カードガイド
11 第1の移動機構
12 第2の移動機構
13 第1の爪部材
14 第2の爪部材
15 モータプーリ
16 ベルト
17 プーリ
18 ベルト
19 芯金
20 主プーリギア体
21 副プーリギア体
22 ベルト
25 軸体
26 上プーリ
27 ギア
28 下プーリ
30 ベルト
31 プーリ
32 軸体
33 プーリ
34 ベルト
37 プーリ
40 副基部
44 スライド軸
45 第3キャリッジ
46 第1キャリッジ
47 第2キャリッジ
48 第3の爪部材
50 カードカセット
51 開口部
52 ガイド軸体
53 支持部材
54 第1の当接部材
55 キャリッジ
56 第2の当接部材
57 ブッシュ
60 ゼンマイ組立体
61 板ばね
65 付勢ローラ
M1 ステッピングモータ

Claims (8)

  1. 周面に粘着性材料が設けられた一対のクリーニングローラ間にカードを通過させて該カードに付着した付着物を除去するカードクリーニング装置において、
    前記一対のクリーニングローラを連続して複数組設け、更に、
    各組の前記一対のクリーニングローラの少なくとも一方を回転駆動する駆動手段を設けたことを特徴とするカードクリーニング装置。
  2. 前記一対のクリーニングローラを、カードの導入側とカードの排出側とに2組設けたことを特徴とする請求項1に記載のカードクリーニング装置。
  3. 前記駆動手段が、一つの駆動源と、該駆動源からの駆動力を2組の前記一対のクリーニングローラの少なくとも一方に伝達する伝達機構と、からなることを特徴とする請求項2に記載のカードクリーニング装置。
  4. 更に、
    カードの供給位置から前記カードの導入側の前記一対のクリーニングローラにカードを搬送する第1の搬送手段と、
    前記カードの排出側の前記一対のクリーニングローラからカードの排出位置へカードを搬送する第2の搬送手段と、を備え、
    前記第1の搬送手段は、
    カードの端縁に当接する第1の爪部材と、
    前記第1の爪部材を、前記カードの供給位置と、前記カードの導入側の前記一対のクリーニングローラと、の間で往復動させる第1の移動機構と、を備え、
    前記第2の搬送手段は、
    カードの端縁に当接する第2の爪部材と、
    前記第2の爪部材を、前記カードの排出側の前記一対のクリーニングローラと、前記カードの排出位置と、の間で往復動させる第2の移動機構と、
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載のカードクリーニング装置。
  5. 前記カードの排出側の前記一対のクリーニングローラは、その中央部に、前記第2の爪部材が通過するための溝を有することを特徴とする請求項4に記載のカードクリーニング装置。
  6. 前記第1及び第2の移動機構は、
    前記第1の爪部材が前記カードの供給位置から前記カードの導入側の前記一対のクリーニングローラへ移動する場合は、前記第2の爪部材が前記カードの排出位置から前記カードの排出側の前記一対のクリーニングローラへ移動し、かつ、前記第1の爪部材が前記カードの導入側の前記一対のクリーニングローラから前記カードの供給位置へ移動する場合は、前記第2の爪部材が前記カードの排出側の前記一対のクリーニングローラから前記カードの排出位置へ移動するように、連動することを特徴とする請求項4に記載のカードクリーニング装置。
  7. 前記第1及び第2の搬送手段は、カードを所定の速度で搬送し、前記2組の前記一対のクリーニングローラによるカードの搬送速度が、前記所定の速度よりも速いことを特徴とする請求項6に記載のカードクリーニング装置。
  8. 前記駆動手段が、一つの駆動源と、該駆動源からの駆動力を2組の前記一対のクリーニングローラの少なくとも一方に伝達する伝達機構と、を備え、
    前記第1及び第2の移動機構は、前記駆動源からの駆動力により前記第1及び第2の爪部材を移動することを特徴とする請求項4乃至7のいずれかに記載のカードクリーニング装置。
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