JP2004188248A - 有機性廃棄物の破砕方法及び装置 - Google Patents

有機性廃棄物の破砕方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】有機性廃棄物を破砕後の粒径で分離し、再資源化に有効なものとそれ以外の処理残滓及び夾雑物などに分離して排出する。有機性廃棄物の投入量を制御して破砕用モータの過負荷を防止し破砕性能を向上させる。
【解決手段】破砕物の第1排出口に均一な大きさの孔が集合した孔開き板を設置して排出される破砕物の粒径を所定の値以下にしながら、自動開閉式の開閉板を有する第2排出口から所定の値以下にならずに槽内に滞留した処理残滓や夾雑物を排出する。破砕用モータにかかる負荷を電流値で検出し、破砕槽に投入される有機性廃棄物の重量をあらかじめ求めておいた重量の近似負荷曲線と比較することにより推定し、有機性廃棄物の投入量を制御する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、有機性廃棄物を資源化システムに供給するための有機性廃棄物破砕方法と装置に関し、特に投入された有機性廃棄物を破砕後の粒径で分離し、再資源化に有効なものとそれ以外の処理残滓及び夾雑物などに分離して排出する方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
有機性廃棄物をメタン発酵・コンポスト化・飼料化のような再資源化システムや、分離消滅化・乾燥・下水合流などの処理システムに供給する際には、有機性廃棄物を細かく破砕して粒径を微小かつ均一にすると、微生物や熱媒体との接触機会が多くなって発酵や処理の高速化が図れる上に流動性が確保されて搬送性が良くなるので、微破砕することが重要である。
また、有機性廃棄物には骨や皮、金属、ビニールなどの再資源化に無用な夾雑物が含まれていることが多いのでそれらを分離することが必要である。
【0003】
特開2000―179121号「粉砕機」では、破砕槽底部の回転板の高さを変えることにより、回転刃と固定刃の間隔を変化させて破砕物の粒径を調節している。破砕残滓の排出口は設けられていない。
特開2001―259461号「生ゴミ破砕処理装置」では、固定刃と回転刃の間隔や交差角度を変えることにより破砕能力を変化させている。破砕された生ゴミは破砕槽底部の排出口から排出される。生ゴミを小さくするものであり、厳密な粒径制御を目的としたものではない。
特開平11―104605号「生ゴミ分解処理システム」では、ホッパーに投入された生ゴミをスクリューコンベアで破砕機へと供給している。この際、次工程(破砕機など)の処理能力に応じた定量の生ゴミを供給できるように制御されているが、その具体的な制御方法は明らかでない。
一般に、比重が異なる有機性廃棄物が混合している場合やスクリューコンベアの容量に対して有機性廃棄物の量が十分でない場合は、スクリューの有機性廃棄物の充填率が不均一となり、定量供給が困難となる。投入量が過大になると破砕機のモータに過負荷が作用し破砕能力が低下したりモータを損傷する危険性がある。
【0004】
特開平10―137730号「高圧粉砕式厨芥処理システム」や特開2002―191998号「生ゴミ処理装置及び方法」では、生ゴミを高圧シリンダ内に投入して高圧破砕し、破砕残滓や夾雑物を払い出し機構で強制的に排出しているが、高圧破砕の原理上、装置が大型となり、かつ夾雑物及び破砕残滓を排出するための機構と動力が別途必要となる。
特開2000―167426号「分離装置用羽根車および分離装置」や特開2002―177888号「生ごみ様廃棄物の異物分離装置」では、羽根車を用いて破砕槽内に投入口側から排出口へ向かう気流を発生させ、夾雑物及び破砕残滓を分離・排出しているが、魚の骨など硬くて比較的重たい夾雑物及び破砕残滓の排出には長い時間を要し、逆にパンなど柔らかくて軽量な廃棄物は気流に乗せられて破砕されずに直接排出されてしまうことがある。また破砕槽内に気流を生じるので吸排気が必要で、そのために臭気対策が必要になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の主たる目的は、投入された有機性廃棄物を破砕後の粒径で分離し、再資源化に有効なものとそれ以外の処理残滓及び夾雑物などに分離して排出する方法と装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、有機性廃棄物の投入量を制御して破砕用モータの過負荷を防止すると共に破砕性能を向上させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明はその第1の態様として、有機性廃棄物を槽内で破砕して排出する方法を提供する。この方法は、破砕物の第1排出口に均一な大きさの孔が集合した孔開き板を設置して排出される破砕物の粒径を所定の値以下にしながら、自動開閉式の開閉板を有する第2排出口から所定の値以下にならずに槽内に滞留した処理残滓や夾雑物を排出するようにし、破砕物を2種類に分離して円滑に流すようにしたことを特徴としている。
【0007】
【作用】
すなわち、本発明では、再資源化可能なように一定粒径以下に破砕された廃棄物だけを孔開き板で分離して第1排出口から排出し、それ以外は第2排出口から排出するようにしているので、破砕処理能力が向上し、後続する再資源化処理が容易になると共に、処理残滓や夾雑物の廃棄も容易になる。
【0008】
本発明はその第2の態様として、有機性廃棄物を槽内で破砕して排出する方法を提供する。この方法は、破砕用モータにかかる負荷を電流値で検出し、破砕槽に投入される有機性廃棄物の重量をあらかじめ求めておいた重量の近似負荷曲線と比較することにより推定し、有機性廃棄物の投入量を制御してモータの過負荷による回転数低下を防止することを特徴としている。
より具体的には、投入される有機性廃棄物の重量に対する破砕機のモータの時間―電流曲線を近似的にあらかじめ求めておき、経過時間における曲線上の値と計測されたモータ電流値との比較を連続的に行って投入重量を推定する。この推定値に基づいて、フィーダ内のコンベアの動作を起動・停止させるなどの方法で制御する。
かくして、破砕槽に投入される有機性廃棄物の量が過大となるのが防止され、モータの過負荷による回転数低下が防止されて破砕処理能力が向上する。
【0009】
本発明はその第3の態様として、有機性廃棄物を槽内で破砕して排出する装置を提供する。この装置は、有機性廃棄物を受け入れて後続の破砕槽へと供給するフィーダと、前記フィーダの下流側に連結された破砕槽と、有機性廃棄物の投入重量を推定し投入量を調節する制御装置とを備え、前記フィーダには、有機性廃棄物を投入するホッパーと、前記ホッパー内の有機性廃棄物を搬送するコンベア(例えばスクリューコンベア)とが設けられ、前記破砕槽には、廃棄物を破砕する回転刃及び固定刃と、再資源化用破砕物を排出する第1排出口と、処理残滓及び夾雑物を排出する第2排出口とが設けられ、前記第1排出口を塞ぐように均一な大きさの孔が穿孔されたパンチング板が設置され、前記第2排出口に自動開閉式の開閉板が設置されており、前記制御装置は前記回転刃を駆動するモータの電流値を検出して有機性廃棄物の投入重量を推定し前記コンベアの動作を制御するようになっている。
【0010】
かくして、第1排出口から排出される破砕物の粒径を所定の値以下にしながら第2排出口から所定の値以下にならずに槽内に滞留した処理残滓や夾雑物を排出することができ、破砕処理の能力が向上すると共に、破砕槽に投入される有機性廃棄物の量が過大となるのが防止され、モータの過負荷による回転数低下が防止される。
さらに、破砕槽の内部に向けて水を噴射する手段を設けて、破砕槽の内部を洗浄すると共に破砕物の排出を容易にすることができる。前記制御装置は前記開閉板の開閉動作を含め全てのモータの起動・停止・回転数変化などを制御することができる。
【0011】
本発明による破砕方法の破砕手順は次のようになる。
(1)破砕機を運転する
(2)有機性廃棄物フィーダのスクリューコンベアにより有機性廃棄物を破砕機へ供給する。その際破砕機の投入量制御装置により廃棄物の投入量は適性値に保たれる
(3)投入と同時に含水率調節のための給水を給水洗浄装置により行う
(4)粒径が規定値以下になった廃棄物が破砕物排出口から随時排出される
(5)一定時間破砕後、破砕残滓排出口を開放し、破砕槽内に滞留した破砕残滓及び夾雑物を分離排出する。同時に破砕槽内及び2つの排出口に洗浄水を高圧で噴射し洗浄を行う。洗浄水は破砕残滓排出口から排出される。
(6)破砕残滓排出口を閉じる
(7)1〜6を繰り返す。
【0012】
本発明による効果は以下のようになる。
(1)破砕物排出口の孔の大きさ及び開口率によって、より厳密な粒径制御が可能になる
(2)破砕残滓を排出することによって、連続破砕時の処理残滓堆積による性能低下を回避できる
(3)破砕機側に投入重量を推定する機能を付加することにより供給量のフィードバックが可能になり定量供給が実現できる
(4)投入重量の推定により破砕性能の低下やモータの損傷などを防止できる
(5)投入重量の推定が可能になることにより、小型の破砕機を使用しても過負荷による性能低下や故障を回避でき、省スペース化やコスト削減が図れる
【0013】
(6)投入重量の推定により、より正確な投入重量制御が可能となり、破砕槽への給水により含水率の調節が容易になる
(7)破砕装置は小型化が可能である
(8)破砕残滓排出口を開放し、破砕刃の回転による遠心力で排出するので、専用の動力は不要である
(9)重量や硬さに関係なく、破砕可能な有機性廃棄物は粒径を規定値以下にそろえられて排出され、それ以外の破砕残滓や夾雑物は破砕残滓排出口から排出される
(10)吸排気が不要なので、装置を密閉型にでき臭気の問題を回避できる。
以下、本発明による好適な実施形態を添付図面を参照しながら説明する。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明による有機性廃棄物破砕処理装置を用いて有機性廃棄物を破砕処理した後に、メタン発酵装置へ発酵に適した有機性廃棄物を供給する有機性廃棄物破砕処理システムのシステムフロー図を示す。発酵に適した有機性廃棄物とは、粒径1mm以下、含水率90%以下のスラリー状の有機性廃棄物である。
専用の容器11に入れられた有機性廃棄物は、自動反転昇降装置(インバーションリフト)12によって有機性廃棄物フィーダ13に投入される。有機性廃棄物フィーダ13は、投入される有機性廃棄物を受け入れる貯留ホッパー14と、モータ18で駆動されて有機性廃棄物のブリッジ現象を防止するアーチブレーカ15と、モータ19で駆動されて有機性廃棄物を後続の1次破砕機17へと供給するスクリューコンベア16とで構成されている。
【0015】
1次破砕機17で破砕された有機性廃棄物は、モータ駆動の破砕物供給用ポンプ20によって貯留槽21に運ばれ、アジテータ22で攪拌される。次に一定量ずつ循環ホッパー24に供給して、2次破砕機25により循環運転を行い、最終的に微小粒径の有機性廃棄物を生成し、メタン発酵槽27へ供給する。
1次破砕機17には、上水道28から給水タンク29を経て、高圧給水ポンプ30により給水・洗浄のための水が供給される。
【0016】
図2〜図8は1次破砕機17の実施例を表している。図2及び図3に示すように、破砕機17は、有機性廃棄物を受け入れて破砕を行う破砕槽31、その蓋32、破砕した廃棄物の排出口33とそれに接続する排出ダクト34、自動開閉式の破砕残滓排出口36とそれに接続する破砕残滓排出ダクト37、破砕槽内への給水・洗浄及び両排出口の洗浄を行うためのノズル38(図3)とヘッダー39からなる給水・洗浄装置40などから構成されている。図4と図5はそれぞれ図3の破砕機17の平面図と側面図である。
【0017】
図6に示すように、破砕槽31の底部の回転板53上に回転刃51が取り付けられ、破砕槽31の内側面に固定刃52が固着されており、回転板駆動モータ50がプーリー55,ベルト56,プーリー57,回転軸58を介して回転板53を回転させることにより、回転刃51と固定刃52との間で遠心力と剪断力によって有機性廃棄物が破砕される。モータ50は制御装置45により起動・停止・回転数変化などの制御が行われる。
【0018】
図7に示すように、破砕槽31の最下部側面に破砕物の排出口33が設けられており、この排出口33は均一な径の多数の孔62が穿孔されたパンチング板60で覆われており、孔62の孔径以下に破砕された廃棄物が遠心力によって破砕槽31から外部へと排出されるようになっている。
【0019】
図8A,Bに示すように、一定粒径以下にならない破砕物や夾雑物を排出するための排出口36に、自動開閉式の開閉板70がヒンジ71で回動可能に支持されている。図8Aは開閉板70が閉じた状態、図8Bは開閉板70が開いた状態を表している。開閉機構は、モータ駆動の歯車72,リンク73,ヒンジ74,75で構成され、リンクが折り曲げられることにより開閉板70が開閉し、排出口36から破砕残滓排出ダクト37へと破砕残滓と夾雑物などを移送する。ダクト37の内壁には洗浄水を噴射するためのノズル38が設けられており、所定の間隔で開閉板と破砕残滓排出口の接触面に向けて水が噴射される。
前述した給水装置29,30とノズル38によって破砕物の含水率を調整し、洗浄装置によって洗浄水を高圧で噴射し槽内及び排出口に付着した有機性廃棄物及び破砕残滓を洗い落とし、破砕残滓排出ダクト37の底部から排出する。
歯車72を駆動するモータ(図示せず)は制御装置45により起動・停止・回転数変化などの制御が行われる。
【0020】
本実施例では、自動開閉機構として回転リンクをモータで駆動する方式を採用したが、ボールねじやリニアモータを使用した直動機構による方式やばねの弾性力を利用する方式など、閉鎖時の耐衝撃力と高密閉度が得られれば、いかなる方式でもよい。
【0021】
図9と図10は、有機性廃棄物の投入重量を推定し投入量を調節する制御装置45が検出する電流曲線を表している。
図9は、破砕槽を運転した状態で、肉、魚、野菜、米の混合物を投入した場合の破砕用駆動モータ50(図6)の電流値の変化を、投入重量毎に示す。これより、投入重量が増加するほど電流値が大きくなり、また時間の経過と共に電流値が減少することがわかる。
【0022】
図10は、計5kgの上記混合物を1度に投入した場合、2.5kgずつ2回に分けて投入した場合、1kgずつ5回に分けて投入した場合の電流曲線をそれぞれ示す。これにより、投入が段階的であっても、投入重量合計が等しければ最終的に同じ曲線で推移することがわかる。これらの結果から、投入される有機性廃棄物の重量に対する電流曲線を近似的にあらかじめ求めておき、経過時間における曲線上の値と計測された電流値との比較によって、投入重量を推定することができることが判る。
【0023】
図11は、図1の実施例における有機性廃棄物供給フィーダ13と1次破砕機17の運転フローチャートである。1次破砕機17の運転を開始してから有機性廃棄物フィーダ13のスクリューコンベア16の運転を開始する。これにより1次破砕機17へ有機性廃棄物を供給し、あわせて給水装置29,30により槽内へ給水し、含水率を規定値に調整する。その間たとえば0.1秒ごとに1次破砕機17のモータ50の電流値を測定し、あらかじめ用意した時間―電流曲線との比較を行い、有機性廃棄物投入量を監視する。規定重量の有機性廃棄物が投入されたら、有機性廃棄物フィーダ13のスクリューコンベア16の運転を停止する。有機性廃棄物の投入開始時点からの経過時間が規定時間に達したら、自動開閉式の破砕残滓排出口36の開閉板70を開けると共に洗浄装置により破砕槽内及び2つの排出口33,36にノズル38から水を噴射し、洗浄及び処理残滓・夾雑物の排出を行う。ふたたび排出口36を閉じて上記の工程を繰り返すことにより、有機性廃棄物フィーダ13のホッパー14内に貯留された有機性廃棄物を全て破砕し次工程へ送る。
【0024】
【発明の効果】
以上詳細に説明した如く、本発明の有機性廃棄物破砕装置によれば、投入された有機性廃棄物を破砕後の粒径で分離し、再資源化に有効なものとそれ以外の処理残滓及び夾雑物などに分離して排出することができる。また、有機性廃棄物の投入量を制御して破砕用モータの過負荷による回転数低下を防止すると共に破砕性能を向上させることができるなど、その技術的効果には極めて顕著なものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による有機性廃棄物破砕装置を含むシステムのシステムフロー図である。
【図2】有機性廃棄物の破砕装置の概略図である。
【図3】破砕槽の正面図である。
【図4】図3の破砕槽の平面図である。
【図5】図3の破砕槽の側面図である。
【図6】破砕槽内の回転刃と固定刃を表す斜視図である。
【図7】破砕槽内の排出口の孔開き板を表す斜視図である。
【図8】自動開閉式の排出機構の動作を表す断面図である。
【図9】投入重量毎の電流曲線を表すグラフである。
【図10】投入方法を変化させた場合を表すグラフである。
【図11】有機性廃棄物破砕装置の運転方法を表す流れ図である。
【符号の説明】
13 有機性廃棄物フィーダ
14 ホッパー
16 スクリューコンベア
17 破砕機
18,19 駆動用モータ
30 給水ポンプ
31 破砕槽
33 廃棄物排出口
34 排出ダクト
36 破砕残滓排出口
38 ノズル
40 給水・洗浄装置
45 制御装置
50 破砕用モータ
51 回転刃
52 固定刃
60 孔開き板
62 孔
70 開閉板

Claims (4)

  1. 有機性廃棄物を槽内で破砕して排出する方法において、
    破砕物の第1排出口に均一な大きさの孔が集合した孔開き板を設置して排出される破砕物の粒径を所定の値以下にしながら、
    自動開閉式の開閉板を有する第2排出口から所定の値以下にならずに槽内に滞留した処理残滓や夾雑物を排出するようにし、
    破砕物を2種類に分離して円滑に流すようにしたことを特徴とする有機性廃棄物の破砕方法。
  2. 有機性廃棄物を槽内で破砕して排出する方法において、
    破砕用モータにかかる負荷を電流値で検出し、
    破砕槽に投入される有機性廃棄物の重量をあらかじめ求めておいた重量の近似負荷曲線と比較することにより推定し、
    有機性廃棄物の投入量を制御してモータの過負荷による回転数低下を防止することを特徴とする有機性廃棄物の破砕方法。
  3. 有機性廃棄物を槽内で破砕して排出する装置において、
    有機性廃棄物を受け入れて後続の破砕槽へと供給するフィーダと、
    前記フィーダの下流側に連結された破砕槽と、
    有機性廃棄物の投入重量を推定し投入量を調節する制御装置とを備え、
    前記フィーダには、有機性廃棄物を投入するホッパーと、前記ホッパー内の有機性廃棄物を搬送するコンベアとが設けられ、
    前記破砕槽には、廃棄物を破砕する回転刃及び固定刃と、再資源化用破砕物を排出する第1排出口と、処理残滓及び夾雑物を排出する第2排出口とが設けられ、
    前記第1排出口を塞ぐように均一な大きさの孔が穿孔されたパンチング板が設置され、前記第2排出口に自動開閉式の開閉板が設置されており、
    前記制御装置は前記回転刃を駆動するモータの電流値を検出して有機性廃棄物の投入重量を推定し前記コンベアの動作を制御するようになっており、
    第1排出口から排出される破砕物の粒径を所定の値以下にしながら第2排出口から所定の値以下にならずに槽内に滞留した処理残滓や夾雑物を排出するようになっていることを特徴とする有機性廃棄物の破砕装置。
  4. 前記破砕槽の内部に向けて水を噴射する手段が設けられている請求項3記載の破砕装置。
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