JP2000000555A - 廃棄食品等の固体残渣の乾燥処理装置 - Google Patents

廃棄食品等の固体残渣の乾燥処理装置

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JP2000000555A
JP2000000555A JP10167986A JP16798698A JP2000000555A JP 2000000555 A JP2000000555 A JP 2000000555A JP 10167986 A JP10167986 A JP 10167986A JP 16798698 A JP16798698 A JP 16798698A JP 2000000555 A JP2000000555 A JP 2000000555A
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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  • Fodder In General (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 残飯などの廃棄食品を飼料の原料に適するよ
うに腐敗ない程度に乾燥させる。 【解決手段】 本体ケース1内の投入室4に廃棄食品等
の固体残を入れて粉砕機12にて予め乾燥し易いよう
に粉砕し、開閉シャッタ10を開いて乾燥室5に導入
し、ここで、乾燥空気発生機7にて発生させた乾燥空気
を循環させながら、攪拌機12にて処理物を攪拌・乾燥
し、処理される物品の水分が所定率以下に減少されてか
ら処理物蓄積室6に溜められるというバッチ処理を実行
する。これにより、保管中の腐敗の発生もなく、廃棄食
品を迅速に粉砕乾燥させて、飼料原料に適する処理物を
生成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンビニエンスス
トアや、食堂、料理店等で発生する廃棄食品等の固体残
差を家畜の飼料に適応できるように、粉砕し乾燥した処
理物に調整するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来か
ら、コンビニエンスストアや、食堂、料理店等で発生す
る廃棄食品が多量に発生しており、これの有効利用とし
て、牛や豚、魚類の養殖等のための飼料や植物のための
肥料にすることが考えられて、廃棄食品を回収する業者
もある。この場合、廃棄食品中の水分が多いと、回収に
際して運搬効率が悪くなると共に、腐敗菌が混じり易い
ため、特に夏期では廃棄食品が早急に腐敗してしまい、
特に飼料原料として不適当になるという問題があった。
【0003】本発明は、この問題を解決するためになさ
れたものであって、廃棄すべき食品が発生するコンビニ
エンスストアや、食堂、料理店等に本装置を設置し、廃
棄食品を迅速に粉砕乾燥させて、飼料原料に適する処理
物を生成することのできる廃棄食品等の固体残差の乾燥
処理装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の廃棄食品等の固体残差の乾
燥処理装置は、本体ケースに、廃棄食品等の固体残差の
投入室と、乾燥室と、処理物蓄積室と、乾燥空気発生機
とを設け、投入室には粉砕機を備え、乾燥室には攪拌機
を備える一方、乾燥室と乾燥空気発生機との間に乾燥空
気を循環させるための通気路を接続し、前記固体残差を
バッチ式に乾燥処理して放出するように構成したもので
ある。
【0005】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の廃棄食品等の固体残差の乾燥処理装置におい
て、前記投入室と乾燥室との間及び乾燥室と処理物蓄積
室との間に開閉シャッタを設けたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態について説明する。図1は本発明の乾燥処理装置の斜
視図、図2は側断面図である。本乾燥処理装置は、本体
ケース1の一側上部には、廃棄食品等の固体残差の投入
口2を設け、該投入口2の下端縁と扉3の下端とを蝶番
で連結し、開閉可能に構成し、該扉3を開くと、当該扉
3の上端が本体ケース1の側面に対して斜め外向きに突
出し、その扉3の裏面に載置した固体残差が滑り落ちて
内部の投入室4に導かれるように構成されている。
【0007】本体ケース1内には投入室4と、乾燥室5
と、処理物蓄積室6と、乾燥空気発生機7とが配置され
ている。前記投入室4には、カッターミル等の粉砕機8
が備えられ、粉砕用駆動モータ9により前記粉砕機8を
回転駆動して投入室4内の固体残差を中程度に粉砕す
る。前記投入室4の下端と乾燥室5の上端との間にスラ
イド式の開閉シャッタ10が備えられて、投入室4で粉
砕された処理物を一気に乾燥室5に導入して処理物をバ
ッチ処理する構成となっている。
【0008】横長の円筒状の乾燥室5の内部に、横長の
回転軸11aを枢支し、回転軸11aには、その軸線に
沿って適宜間隔にて多数の攪拌羽根11bが突設されて
おり、本体ケース1外に設けた攪拌用駆動モータ13に
て回転駆動させるように構成した攪拌機12を配置す
る。前記シャッタ10箇所から遠くに離れた乾燥室5の
下面側には、回動式の放出部用の開閉シャッタ14が備
えられ、その下方の処理物蓄積室6に連通されている。
【0009】処理物蓄積室6の内部には、収納駕籠15
を載置し、該収納駕籠15に合成樹脂製の収納袋(図示
せず)を上方に開口させて入れる。本体ケース1の側面
には、処理物蓄積室6の一側を開く開閉扉16が設けら
れ、また、本体ケース1の一側には外から乾燥室5の内
部を開放して内部の清掃や点検及びメインテナンスを実
行するときのための清掃窓17が設けられている。
【0010】図2に示すように、乾燥空気を乾燥室5内
に循環的に供給するための乾燥空気発生機7は、エアフ
ィルタ18と、空気冷却機19と、ヒータ部20と、送
風機21と、開閉シャッタ式の送風空気の圧力調整弁2
2とを備え、乾燥空気発生機7の吐出部から供給側通気
路23を介して乾燥室5の上部側でその長手方向にそっ
て長く形勢された乾燥空気供給口24に連通している。
また、前記放出部用の開閉シャッタ14の箇所に近い乾
燥室5の上側出口から還流用通気路25を介して乾燥空
気発生機7の入口に接続されている。また、前記エアフ
ィルタ18の交換等のメインテナンスのために乾燥空気
発生機7の側面を開放できるようにした蓋板26が本体
ケース1の側面に設けられている。
【0011】図2、図3及び図4に示すように、乾燥室
5内の底側には、攪拌及び乾燥処理の終わった処理物を
前記放出部用の開閉シャッタ14方向に送って排出する
ための複数の送り弁27が回動縦軸28にそれぞれ固定
され、回動縦軸28の下端が乾燥室5外に伸び、回動縦
軸28に固定した各回動アーム29の先端側を1本の操
作杆30に回動可能に連結してある。本体ケース1の外
からの操作杆30を押し込むと、図4の二点鎖線に示す
ごとく、送り弁28は開閉シャッタ14方向に傾斜させ
て開き、攪拌機12の回転につれて乾燥された処理物が
処理物蓄積室6の上方へ円滑に排出送りできる構成であ
る。なお、前記駆動モータ等の作動スイッチやタイマー
等を備えた乾燥処理操作盤(図示せず)は本体ケース1
の外面に配置されている。
【0012】上記の構成の乾燥処理装置を、コンビニエ
ンスストアや、食堂、料理店等の廃棄すべき食品が発生
し易い場所や、処理し易い箇所に設置しておく。そし
て、廃棄食品を定期的または随時に投入口2から投入室
4内に入れる。バッチ処理するためには、投入室4下端
の開閉シャッタ10を予め閉じておき、所定の処理すべ
き量が投入室4が溜まるようにすることが好ましい。
【0013】粉砕用の駆動モータ9を所定時間作動させ
ると、処理物は細かくなり、後の乾燥処理時時間を短縮
できて好ましい。次いで、開閉シャッタ10を開いて乾
燥室に処理物を送り込む。このとき、予め放出部側の開
閉シャッタ14は閉じ、送り弁27は回転軸11aの軸
線と直角となるように設定しておく。次いで、乾燥空気
発生機7及び攪拌用駆動モータ13を所定時間作動させ
て、乾燥室5内に乾燥空気を循環させ、処理すべき廃棄
食品中の水分を10%以下(好ましくは6%以下)とな
るようにする。
【0014】前記所定時間の乾燥作業後、放出部側の開
閉シャッタ14を開き、且つ操作杆30を押して、送り
弁28を開き、攪拌機12を回転させると、乾燥室5内
の処理物は落下して処理物放出室6内の収納袋に収めら
れるから、所定量の処理物が溜まれば、作業者は開閉扉
16を開いて取り出せば良い。なお、前記攪拌機12に
おける攪拌羽根11bを回転軸11aの軸線に対して傾
斜角度可変に構成しておけば、攪拌のみの作用と放出部
方向への排出作用とに選択的に実行することもできる。
【0015】このようにして、廃棄食品中の水分を予め
所定比率以下に減少させておけば、、運搬中や保管中に
処理物が腐敗することがなくなり、悪臭の発生も無くな
る。さらに、運送に際しても軽くなり、運搬効率が向上
する。そして、後の飼料への調整作業も簡単化できると
いう効果を奏する。処理すべき固体残差としては、食べ
残し食品(残飯)、売れ残り食品の他、料理の際して発
生する廃棄食品材料(切り端等)等も含まれる。
【0016】
【発明の効果】以上に詳述したように、請求項1に記載
の発明の廃棄食品等の固体残差の乾燥処理装置は、本体
ケースに、廃棄食品等の固体残差の投入室と、乾燥室
と、処理物蓄積室と、乾燥空気発生機とを設け、投入室
には粉砕機を備え、乾燥室には攪拌機を備える一方、乾
燥室と乾燥空気発生機との間に乾燥空気を循環させるた
めの通気路を接続し、前記固体残差をバッチ式に乾燥処
理して放出するように構成したものである。
【0017】この構成により、予め廃棄食品等の固体残
差は乾燥し易いように粉砕され、次いで、所定時間の攪
拌・乾燥作業にて処理される物品の水分が所定率以下に
減少されてから蓄積室に溜められるというバッチ処理を
実行するので、装置を長時間装置を作動をさせる必要が
なくエネルギー効率も向上する。そして、処理物の水分
が少ない状態になっているから、後の運搬、保管に際し
て腐敗することもなくなり、飼料原料に適するものを供
給できるという効果を奏する。
【0018】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の廃棄食品等の固体残差の乾燥処理装置におい
て、前記投入室と乾燥室との間及び乾燥室と処理物蓄積
室との間に開閉シャッタを設けたものであるから、前記
請求項1に記載の発明による効果に加えて、乾燥室での
攪拌・乾燥作業を実行しながら、前段階の処理物の投入
・粉砕作業も実行できるから、処理作業が容易になり、
バッチ処理が円滑にできるという効果も奏することがで
きるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】乾燥処理装置の斜視図である。
【図2】乾燥処理装置の側断面図である。
【図3】図2の III−III 線矢視拡大断面図である。
【図4】図3のIV−IV線矢視図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 4 投入室 5 乾燥室 6 処理物蓄積室 7 乾燥空気発生機 8 粉砕機 12 攪拌機 10,14 開閉シャッタ 23、25 通気路 24 乾燥空気供給口
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年6月16日(1998.6.1
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 廃棄食品等の固体残の乾燥処理装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンビニエンスス
トアや、食堂、料理店等で発生する廃棄食品等の固体残
を家畜の飼料に適応できるように、粉砕し乾燥した処
理物に調整するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来か
ら、コンビニエンスストアや、食堂、料理店等で発生す
る廃棄食品が多量に発生しており、これの有効利用とし
て、牛や豚、魚類の養殖等のための飼料や植物のための
肥料にすることが考えられて、廃棄食品を回収する業者
もある。この場合、廃棄食品中の水分が多いと、回収に
際して運搬効率が悪くなると共に、腐敗菌が混じり易い
ため、特に夏期では廃棄食品が早急に腐敗してしまい、
特に飼料原料として不適当になるという問題があった。
【0003】本発明は、この問題を解決するためになさ
れたものであって、廃棄すべき食品が発生するコンビニ
エンスストアや、食堂、料理店等に本装置を設置し、廃
棄食品を迅速に粉砕乾燥させて、飼料原料に適する処理
物を生成することのできる廃棄食品等の固体残の乾燥
処理装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の廃棄食品等の固体残の乾
燥処理装置は、本体ケースに、廃棄食品等の固体残
投入室と、乾燥室と、処理物蓄積室と、乾燥空気発生機
とを設け、投入室には粉砕機を備え、乾燥室には攪拌機
を備える一方、乾燥室と乾燥空気発生機との間に乾燥空
気を循環させるための通気路を接続し、前記固体残
バッチ式に乾燥処理して放出するように構成したもので
ある。
【0005】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の廃棄食品等の固体残の乾燥処理装置におい
て、前記投入室と乾燥室との間及び乾燥室と処理物蓄積
室との間に開閉シャッタを設けたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態について説明する。図1は本発明の乾燥処理装置の斜
視図、図2は側断面図である。本乾燥処理装置は、本体
ケース1の一側上部には、廃棄食品等の固体残の投入
口2を設け、該投入口2の下端縁と扉3の下端とを蝶番
で連結し、開閉可能に構成し、該扉3を開くと、当該扉
3の上端が本体ケース1の側面に対して斜め外向きに突
出し、その扉3の裏面に載置した固体残が滑り落ちて
内部の投入室4に導かれるように構成されている。
【0007】本体ケース1内には投入室4と、乾燥室5
と、処理物蓄積室6と、乾燥空気発生機7とが配置され
ている。前記投入室4には、カッターミル等の粉砕機8
が備えられ、粉砕用駆動モータ9により前記粉砕機8を
回転駆動して投入室4内の固体残を中程度に粉砕す
る。前記投入室4の下端と乾燥室5の上端との間にスラ
イド式の開閉シャッタ10が備えられて、投入室4で粉
砕された処理物を一気に乾燥室5に導入して処理物をバ
ッチ処理する構成となっている。
【0008】横長の円筒状の乾燥室5の内部に、横長の
回転軸11aを枢支し、回転軸11aには、その軸線に
沿って適宜間隔にて多数の攪拌羽根11bが突設されて
おり、本体ケース1外に設けた攪拌用駆動モータ13に
て回転駆動させるように構成した攪拌機12を配置す
る。前記シャッタ10箇所から遠くに離れた乾燥室5の
下面側には、回動式の放出部用の開閉シャッタ14が備
えられ、その下方の処理物蓄積室6に連通されている。
【0009】処理物蓄積室6の内部には、収納駕籠15
を載置し、該収納駕籠15に合成樹脂製の収納袋(図示
せず)を上方に開口させて入れる。本体ケース1の側面
には、処理物蓄積室6の一側を開く開閉扉16が設けら
れ、また、本体ケース1の一側には外から乾燥室5の内
部を開放して内部の清掃や点検及びメインテナンスを実
行するときのための清掃窓17が設けられている。
【0010】図2に示すように、乾燥空気を乾燥室5内
に循環的に供給するための乾燥空気発生機7は、エアフ
ィルタ18と、空気冷却機19と、ヒータ部20と、送
風機21と、開閉シャッタ式の送風空気の圧力調整弁2
2とを備え、乾燥空気発生機7の吐出部から供給側通気
路23を介して乾燥室5の上部側でその長手方向にそっ
て長く形勢された乾燥空気供給口24に連通している。
また、前記放出部用の開閉シャッタ14の箇所に近い乾
燥室5の上側出口から還流用通気路25を介して乾燥空
気発生機7の入口に接続されている。また、前記エアフ
ィルタ18の交換等のメインテナンスのために乾燥空気
発生機7の側面を開放できるようにした蓋板26が本体
ケース1の側面に設けられている。
【0011】図2、図3及び図4に示すように、乾燥室
5内の底側には、攪拌及び乾燥処理の終わった処理物を
前記放出部用の開閉シャッタ14方向に送って排出する
ための複数の送り弁27が回動縦軸28にそれぞれ固定
され、回動縦軸28の下端が乾燥室5外に伸び、回動縦
軸28に固定した各回動アーム29の先端側を1本の操
作杆30に回動可能に連結してある。本体ケース1の外
からの操作杆30を押し込むと、図4の二点鎖線に示す
ごとく、送り弁28は開閉シャッタ14方向に傾斜させ
て開き、攪拌機12の回転につれて乾燥された処理物が
処理物蓄積室6の上方へ円滑に排出送りできる構成であ
る。なお、前記駆動モータ等の作動スイッチやタイマー
等を備えた乾燥処理操作盤(図示せず)は本体ケース1
の外面に配置されている。
【0012】上記の構成の乾燥処理装置を、コンビニエ
ンスストアや、食堂、料理店等の廃棄すべき食品が発生
し易い場所や、処理し易い箇所に設置しておく。そし
て、廃棄食品を定期的または随時に投入口2から投入室
4内に入れる。バッチ処理するためには、投入室4下端
の開閉シャッタ10を予め閉じておき、所定の処理すべ
き量が投入室4が溜まるようにすることが好ましい。
【0013】粉砕用の駆動モータ9を所定時間作動させ
ると、処理物は細かくなり、後の乾燥処理時時間を短縮
できて好ましい。次いで、開閉シャッタ10を開いて乾
燥室に処理物を送り込む。このとき、予め放出部側の開
閉シャッタ14は閉じ、送り弁27は回転軸11aの軸
線と直角となるように設定しておく。次いで、乾燥空気
発生機7及び攪拌用駆動モータ13を所定時間作動させ
て、乾燥室5内に乾燥空気を循環させ、処理すべき廃棄
食品中の水分を10%以下(好ましくは6%以下)とな
るようにする。
【0014】前記所定時間の乾燥作業後、放出部側の開
閉シャッタ14を開き、且つ操作杆30を押して、送り
弁28を開き、攪拌機12を回転させると、乾燥室5内
の処理物は落下して処理物放出室6内の収納袋に収めら
れるから、所定量の処理物が溜まれば、作業者は開閉扉
16を開いて取り出せば良い。なお、前記攪拌機12に
おける攪拌羽根11bを回転軸11aの軸線に対して傾
斜角度可変に構成しておけば、攪拌のみの作用と放出部
方向への排出作用とに選択的に実行することもできる。
【0015】このようにして、廃棄食品中の水分を予め
所定比率以下に減少させておけば、、運搬中や保管中に
処理物が腐敗することがなくなり、悪臭の発生も無くな
る。さらに、運送に際しても軽くなり、運搬効率が向上
する。そして、後の飼料への調整作業も簡単化できると
いう効果を奏する。処理すべき固体残としては、食べ
残し食品(残飯)、売れ残り食品の他、料理の際して発
生する廃棄食品材料(切り端等)等も含まれる。
【0016】
【発明の効果】以上に詳述したように、請求項1に記載
の発明の廃棄食品等の固体残の乾燥処理装置は、本体
ケースに、廃棄食品等の固体残の投入室と、乾燥室
と、処理物蓄積室と、乾燥空気発生機とを設け、投入室
には粉砕機を備え、乾燥室には攪拌機を備える一方、乾
燥室と乾燥空気発生機との間に乾燥空気を循環させるた
めの通気路を接続し、前記固体残をバッチ式に乾燥処
理して放出するように構成したものである。
【0017】この構成により、予め廃棄食品等の固体残
は乾燥し易いように粉砕され、次いで、所定時間の攪
拌・乾燥作業にて処理される物品の水分が所定率以下に
減少されてから蓄積室に溜められるというバッチ処理を
実行するので、装置を長時間装置を作動をさせる必要が
なくエネルギー効率も向上する。そして、処理物の水分
が少ない状態になっているから、後の運搬、保管に際し
て腐敗することもなくなり、飼料原料に適するものを供
給できるという効果を奏する。
【0018】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の廃棄食品等の固体残の乾燥処理装置におい
て、前記投入室と乾燥室との間及び乾燥室と処理物蓄積
室との間に開閉シャッタを設けたものであるから、前記
請求項1に記載の発明による効果に加えて、乾燥室での
攪拌・乾燥作業を実行しながら、前段階の処理物の投入
・粉砕作業も実行できるから、処理作業が容易になり、
バッチ処理が円滑にできるという効果も奏することがで
きるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】乾燥処理装置の斜視図である。
【図2】乾燥処理装置の側断面図である。
【図3】図2の III−III 線矢視拡大断面図である。
【図4】図3のIV−IV線矢視図である。
【符号の説明】 1 本体ケース 4 投入室 5 乾燥室 6 処理物蓄積室 7 乾燥空気発生機 8 粉砕機 12 攪拌機 10,14 開閉シャッタ 23、25 通気路 24 乾燥空気供給口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F26B 17/20 F26B 17/20 B Fターム(参考) 2B150 AA01 AA02 AA03 AA08 AB20 BA04 BD06 BE01 BE04 CD37 3L113 AA07 AB03 AC08 AC21 AC45 AC46 AC48 AC49 AC51 AC57 AC58 AC59 AC63 AC67 AC75 AC78 AC79 AC83 AC86 BA01 BA16 BA24 CA02 CB05 CB13 CB24 CB28 CB29 CB34 CB35 DA02 DA07 4D065 CA12 CB02 CB07 CC01 CC08 DD30 EB17 ED11 ED31

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースに、廃棄食品等の固体残差の
    投入室と、乾燥室と、処理物蓄積室と、乾燥空気発生機
    とを設け、投入室には粉砕機を備え、乾燥室には攪拌機
    を備える一方、乾燥室と乾燥空気発生機との間に乾燥空
    気を循環させるための通気路を接続し、前記固体残差を
    バッチ式に乾燥処理して放出するように構成したことを
    特徴とする廃棄食品等の固体残差の乾燥処理装置。
  2. 【請求項2】 前記投入室と乾燥室との間及び乾燥室と
    処理物蓄積室との間に開閉シャッタを設けたことを特徴
    とする請求項1に記載の廃棄食品等の固体残差の乾燥処
    理装置。
JP16798698A 1998-06-16 1998-06-16 廃棄食品等の固体残渣の乾燥処理装置 Expired - Fee Related JP3782236B2 (ja)

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