JP2004188010A - 美容施術方法 - Google Patents

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ルミ子 安宅
Kazunori Shimagami
和則 島上
Hideji Hashida
英児 橋田
Yoko Tanaka
陽子 田中
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Abstract

【課題】全身の不調を改善するツボが多く集まる上肢に対し、基本マッサージと症状別マッサージを組み合わせて施術を行うことにより、短時間で、その顧客に合った効果的な施術を行うことのできる、優れた美容施術方法を提供する。
【解決手段】マッサージオイルを被施術者の左右の上肢に塗布したのち、左右の上肢を同時にマッサージする施術を備えた基本マッサージを行い、ついで、被施術者の症状に応じたツボを押圧する施術を備えた症状別マッサージを行うようにした。
【選択図】なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エステティック施術者等が顧客の上肢に対して行う、美容施術方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、エステティックサロンや化粧品販売店のエステティックコーナー等において、顧客の顔や首筋に対して、適宜の美容施術が行われている。
【0003】
また、最近では、顔や首筋にとどまらず、手足のツボを中心とした全身マッサージや、手のひらのみのマッサージ、足の裏のみのマッサージといった特定部位のマッサージ等、さまざまなバリエーションのマッサージが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらのマッサージは、いずれも、予め用意されたマニュアルにもとづいてなされるようになっており、顧客の心身の症状に適したマッサージが充分に行われているとはいえないのが実情である。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、全身の不調を改善するツボが多く集まる上肢に対し、基本マッサージと症状別マッサージを組み合わせて施術を行うことにより、短時間で、その顧客に合った効果的な施術を行うことのできる、優れた美容施術方法の提供をその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、マッサージオイルを被施術者の左右の上肢に塗布したのち、左右の上肢を同時にマッサージする施術を備えた基本マッサージを行い、ついで、被施術者の症状に応じたツボを押圧する施術を備えた症状別マッサージを行うようにした美容施術方法を第1の要旨とする。
【0007】
また、本発明は、上記美容施術方法のなかでも、特に、上記マッサージオイルとして、下記の5種類の香料組成物(A)をそれぞれ含有する5種類のマッサージオイルを用意しておき、上記5種類のマッサージオイルのうち、被施術者が最も強い印象を受けた香りを有するマッサージオイルを選択して用いるようにした美容施術方法を第2の要旨とする。
(A)人の心身の状態を、陰陽五行説にもとづく「木」、「火」、「土」、「金」、「水」の5つの要素のバランスとして捉え、上記5つの各要素ごとに、その要素のバランスがくずれた場合に現れる心身の不調を緩和もしくは解消させる効果を奏する香料を調合してなる5種類の香料組成物。
【0008】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施の形態について説明する。
【0009】
本発明は、エステティック施術者等が、顧客に対して行う美容施術方法で、例えばつぎのような手順で美容施術を行う。
【0010】
まず、5種類のマッサージオイルを用意する。このマッサージオイルは、陰陽五行説にもとづいて調合された5種類の香料組成物を、キャリアオイル(グレープシードオイル27ミリリットルに、酸化防止用のウィートシャームオイル3ミリリットルを配合したもの)に、それぞれ6滴(0.3ミリリットル)滴下することにより調製する。
【0011】
上記5種類の香料組成物の香料とは、人間の心身の状態を、陰陽五行説の考え方にもとづいて「木」、「火」、「土」、「金」、「水」の5つの要素のバランスとして捉え、上記5つの各要素ごとに、その要素のバランスがくずれた場合に現れる心身の不調を緩和もしくは解消させる効果を奏する香料を、天然香料から選択して組み合わせて調合したものである。
【0012】
上記「木」、「火」、「土」、「金」、「水」の5つの要素のバランスがくずれた場合に表れる心身の症状と、その症状の緩和もしくは解消に有効な香りの組成の一例を、以下に示す。
【0013】
○「木」のバランスがくずれた場合
心の症状 :フラストレーション、イライラ、優柔不断
体の症状 :肩こり、筋肉のこわばり(肝臓・胆嚢・自律神経系)
香りの組成:ヤロー・ペパーミント・オレンジ・ネロリ・ラベンダー・グレープフルーツ・ベルガモット・ヘリクリサム
【0014】
○「火」のバランスがくずれた場合
心の症状 :不安、浅い眠り、落ち込み
体の症状 :動悸、手足の冷え(心臓・小腸)
香りの組成:イランイラン・ローズマリー・ローズウッド・ゼラニウム・ジンジャー・ブラックペッパー・ローレル
【0015】
○「土」のバランスがくずれた場合
心の症状 :無力感、心配
体の症状 :腹痛、食欲不振、吐き気(胃袋・脾臓)
香りの組成:ベチバー・サンダルウッド・パチュリー・ミルラ・マジョラム・レモン・フランキンセンス・フェンネル・コリアンダー・カルダモン・ベンゾイン
【0016】
○「金」のバランスがくずれた場合
心の症状 :疲労感、悲観
体の症状 :喉の痛み、風邪、下痢(肺・大腸)
香りの組成:タイム・ティーツリー・パイン・ヒソップ・ユーカリプタス・サイプレス・クラリセージ
【0017】
○「水」のバランスがくずれた場合
心の症状 :落ち着きがなくなる、物忘れ
体の症状 :トイレが近い、足のむくみ(腎臓・膀胱)
香りの組成:ジュニパー・ジンジャー・サイプレス・カモミールローマン・ラバンディン・ゼラニウム・パインマルティン・シダー
【0018】
そして、来店した顧客に、上記5種類のマッサージオイルの香りを嗅いでもらい、顧客自身が最も好ましいと感じた香りのマッサージオイルを用いて、美容施術を開始する。なお、顧客自身に、マッサージオイルを選ばせるのは、以下に述べるような理由による。
【0019】
すなわち、人間には、例えば、疲れると甘いものが欲しくなる、とか好きでもない野菜が急に食べたくなる、といった、自分の体に必要なものを欲するという潜在的な力が備わっている。そこで、顧客が、最も印象深く感じ、自分に好ましいと感じた香りこそが、その顧客の心身の状態が必要としている香りである、と判断し、その顧客のマッサージに用いるのである。これにより、マッサージの間、香りの成分が、顧客の鼻腔および皮膚から体内に吸収され、施術による物理的な刺激と相俟って、顧客が自覚しているか否かにかかわらず、心身の不調が、非常に効果的に、緩和もしくは解消されるようになる。
【0020】
施術者は、施術に先立ち、まず、自分の両手指を消毒する。つぎに、図1に示すように、被施術者(顧客)の両腕を、手前に投げ出した状態にして腕枕1で固定したのち、アルコールで消毒する。そして、施術者は、自分の手にマッサージオイルをとり、被施術者に香りの確認をさせる(図2)。
【0021】
そして、施術者は、図3において矢印で示すように、被施術者の左右の手のひらから肘の上まで、両手同時に軽擦しながらマッサージオイルを塗布し、ひき続き、左右の肘の内側、外側に、同時に塗布する(図4,図5)。そして、今度は、肘の上から手の甲まで、両手同時に軽擦しながらマッサージオイルを塗布する(図6)。この一連の往復動作を3回繰り返す。
【0022】
つぎに、図7に示すように、被施術者の手の甲に対し、施術者が左右の両親指を使い、中心から外側に強擦を行う。この動作は、左右交互に3回ずつ行う。つぎに、図8に示すように、被施術者の手のひらに対し、同様の動作を、左右交互に3回ずつ行う。
【0023】
つぎに、図9に示すように、被施術者の腕の、手の甲側に対し、施術者は、片手で腕を押さえ、もう一方の手の親指で、手首側から肘に向かって腕に沿って揉撚する。これを、場所を左右方向にずらして3筋行う。そして、つぎに、被施術者の腕を、手のひら側が上になるよう返して、図10に示すように、上記と同様の動作を、今度は腕の手のひら側に対して行う。この一連の動作を、まず片方の腕に行い、つぎに、他方の腕に行う。
【0024】
つぎに、図11に示すように、被施術者の腕の、手の甲側に対し、手首側から肘に向かって少しずつ場所をずらしながら、両親指を揃えて圧迫していく(その間で略等間隔に6個所)。そして、つぎに、被施術者の腕を、手のひら側が上になるよう返して、図12に示すように、上記と同様の動作を、今度は腕の手のひら側に対して行う。この一連の動作を、まず片方の腕に行い、つぎに、他方の腕に行う。
【0025】
つぎに、図13に示すように、施術者は、片手で手首を押さえ、もう一方の手の親指で、被施術者の指先から付け根に向かって、らせん状に揉撚しながら進む。付け根までいったら、逆に付け根から指先に向かって、同じくらせん状に揉撚しながら戻り、その戻った指先において、図14に示すように、爪母(爪のはえ際の根元部)を圧迫する。また、図15に示すように、爪側(爪のはえ際の左右両側)を圧迫する。そして、図16に示すように、この指とその隣の指の間を、手首方向に圧迫する。この一連の動作を、まず片手の小指から親指まで行い、つぎにもう一方の手の親指から小指まで行う。
【0026】
つぎに、図17に示すように、施術者は、両手親指に交互に力を入れながら、被施術者の手のひら全体を圧迫する。この動作を、まず片方の手のひらに行い、つぎに、他方の手のひらに行う。
【0027】
つぎに、図18に示すように、被施術者の両腕を立てて左右の手を握らせ、腕の力を抜いてもらう。そして、施術者は、左右の手で同時に、被施術者の左右の手首を軽く握り、矢印で示すように、両手同時に、手首から肘に向かって軽擦する。この動作を、2回繰り返す。
【0028】
つぎに、被施術者の腕を元に戻したのち、図19に示すように、施術者は、左右の手で同時に、被施術者の左右の手首を軽く握り、矢印で示すように、左右同時に、手首から肘に向かって軽擦する。そして、図20に示すように、被施術者の両手を、拝むように合わせたのち、施術者は、左右の手で同時に、被施術者の左右の手の外側を、肘の上から手首に向かって軽擦する(図21)。この一連の動作により、上肢全体の鎮静を行い、基本マッサージ施術を終了する。
【0029】
つぎに、上肢に存在するツボのうち、被施術者の症状に応じた少なくとも一つのツボを押圧する症状別マッサージ施術を行う。この施術は、被施術者の左右両手に対し同時に行う必要はなく、通常、施術者の両手親指を揃えて、ツボを押圧するようにする。ツボは、体の中心線上のものを除き、体の左右対称の位置に存在するため、被施術者の片手のツボを押圧したのち、もう一方の手の対応するツボを押圧するようにする。
【0030】
なお、上肢に存在する代表的なツボの位置と、そのツボを押圧することによって得られる効果を、以下に示す。
【0031】
(1)腕の外側
・手三里(てさんり)
位置:肘を曲げたときにできる横しわから指2本分ほど下のところ
効果:肩のこり、背中の痛み、腰痛、自律神経失調症
・曲池(きょくち)
位置:肘を曲げたときにできる、大きなしわの親指側の端のところ
効果:自律神経の働きを調整、アトピー性皮膚炎、肌荒れ、腱鞘炎、むち打ち症、仮性近視
・四涜(しとく)
位置:前腕の略中央で、手を反らせたときにできる手首のしわと、肘頭との中間から指2本分ほど上のところ
効果:ひどい肩こり、むち打ちによる指のしびれ
・支溝(しこう)
位置:手首の付け根の中央から指5本分ほど上の肘側のところ
効果:便秘
・外関(がいかん)
位置:手首の付け根きの中央から指3本分ほど上の肘側のところ
効果:めまい
【0032】
(2)腕の内側
・天府(てんぷ)
位置:二の腕の内側で、肩から肘までを2分するあたり
効果:花粉症、鼻の不調
・尺沢(しゃくたく)
位置:肘の横しわ近くの親指側のところ
効果:のどの痛み、咳、関節痛
・孔最(こうさい)
位置:尺沢から指3本分ほど下のところ
効果:痔、喘息
・郤門(げきもん)
位置:手首のしわと肘の内側の略真ん中のところ
効果:いらいら、動悸
・内関(ないかん)
位置:手首のしわの中央から指3本分ほど上のところ
効果:乗り物酔い、二日酔い、にきび、吹き出物、ストレス
・少海(しょうかい)
位置:肘の内側の横しわ近く、小指側の端のところ
効果:肩こり
・間使(かんし)
位置:手首の横しわから手のひら分ほど上のところ
効果:動悸、胸が苦しい
【0033】
(3)手の甲
・関衝(かんしょう)
位置:薬指の爪のはえぎわ小指側のところ
効果:吐き気、嘔吐
・少沢(しょうたく)
位置:小指の爪のはえぎわ外側のところ
効果:息切れ、自律神経の乱れを改善
・液門(えきもん)
位置:薬指と小指の付け根の、関節の間のところ
効果:イライラ、むくみ
・落枕(らくちん)
位置:人さし指と中指の間で、関節から1センチほど手首側のところ
効果:寝違え
・後谿(こうけい)
位置:こぶしを握ったときに小指の下にできる、しわのところ
効果:肋間神経痛
・腕骨(わんこつ)
位置:小指の付け根から下がって、手首の骨の直前のくぼんだところ
効果:テニスひじ、パソコン操作等による関節痛
・養老(ようろう)
位置:手首の小指側のでっぱった骨のくぼみのところ
効果:疲れ目、老眼、脂肪太り、若さの維持
・合谷(ごうこく)
位置:親指と人さし指の付け根にある骨の間で、押すと痛みのあるところ
効果:肩こり、神経痛、ものもらい、のどの痛み、鼻血、片頭痛、歯痛、にきび、下痢、ストレス太り、顔のてかり、蓄膿症
・陽谿(ようけい)
位置:手首の横しわの上で親指側のところ
効果:テニスひじ、パソコン操作等による関節痛
・陽池(ようち)
位置:手首にある関節のくぼみの中央のところ
効果:五十肩、冷え症
【0034】
(4)手のひら
・労宮(ろうきゅう)
位置:手のひらの略中央、こぶしを握ったとき中指の先が当たるところ
効果:上半身の血行を良くする、疲労、多汗
・注夏(ちゅうか)
位置:親指の付け根のふくらみの真ん中のところ
効果:慢性疲労、夏バテ
・魚際(ぎょさい)
位置:親指の付け根のしわの端のところ
効果:二日酔い、下痢、胃の不調
・太淵(たいえん)
位置:手首の親指側にあるでっぱった骨のきわのところ
効果:花粉症、鼻の不調
・手心(しゅしん)
位置:手のひらの真ん中の少しくぼんだところ
効果:イライラ、緊張
・神門(しんもん)
位置:手首の小指側のところ
効果:歯ぎしり、ストレス
【0035】
そして、前記基本マッサージのつぎに、被施術者の訴える症状に応じて、該当するツボを押圧する症状別マッサージを行う。例えば、被施術者が肩こりを訴える場合、上記「合谷」、「労宮」、「手三里」、「曲池」といった肩こりに効果のあるツボを、順に押圧していく。図22は、被施術者の手のひらの「労宮」を押圧している状態を示しており、図23は、被施術者の腕の「手三里」を押圧している状態を示している。
【0036】
このようにして、症状別マッサージを行ったのち、図24に示すように、施術者は、ウェットティッシュを用い、被施術者の腕のマッサージオイルを拭き取る。つぎに、図25に示すように、被施術者の手の甲および手のひらのマッサージオイルを拭き取る。
【0037】
そして、図26に示すように、マッサージオイルを塗布するときと同様の要領で、マッサージオイルと同じ香料組成物を含有する乳液(アロマティックミルク)を上肢に塗布して、肌を整える。これにより、一連の美容施術を終了する。
【0038】
この美容施術方法によれば、全身の不調を改善するツボが多く集まる上肢に対し、基本マッサージと症状別マッサージを組み合わせて施術を行うため、短時間で、その顧客に合った効果的な施術を行うことができる。そして、上記基本マッサージにおいて、左右の上肢を同時にマッサージする施術が含まれているため、その施術によって、生理的影響を左右均等に、バランスよく与えることができ、被施術者が受ける充足感、安定感が大きいという効果を奏する。
【0039】
しかも、上記の例では、その被施術者が欲する香りのマッサージオイル(すなわち、その被施術者が抱えた症状に適した香料組成物が調合されたマッサージオイル)を用いてマッサージを行うため、マッサージによる物理的な刺激と、香りによるアロマテラピー効果とが相俟って、心身に対し、非常に優れた効果を奏する。
【0040】
なお、本発明において、基本マッサージとして、被施術者の上肢に対し、どのような施術を行うかについては、特に限定するものではない。ただし、その一部もしくは全部が、被施術者の左右の上肢を同時にマッサージする施術でなければならない。すでに、述べたように、左右の上肢を同時にマッサージすることにより、生理的影響を左右均等に、バランスよく与えるためである。
【0041】
また、本発明において、症状別マッサージとして、被施術者の上肢に対し、どのツボを選択して押圧するかについても、特に限定するものではない。その都度、施術者がその場で選択して、例えば2〜5個所のツボについて押圧マッサージを行ってもよいし、予め症状別に、押圧すべきツボをピックアップしたマニュアルシート等を用意しておき、基本マッサージが終了した時点で、上記マニュアルシート等により、押圧すべきツボを確認してから、症状別マッサージに進むようにしてもよい。
【0042】
さらに、上記の例では、マッサージオイルとして、特殊な香料組成物を調合したものを用いたが、マッサージに用いるマッサージオイルの種類は、どのようなものであっても差し支えない。ただし、上記の例のように、複数の、香りの異なるマッサージオイルを用意して、その中から被施術者の症状に適した香りのものを用いるようにすると、すでに述べたように、心身に対する効果が高く、好適である。
【0043】
そして、本発明の美容施術方法では、施術マニュアルを、シート等の印刷物としてまとめておき、施術者がこれを見ながら施術を進めるようにすると、熟練者でなくても一定レベルの施術を行うことができ、好適である。また、印刷物に限らず、TV−モニターや、CRT,液晶モニター等の画像装置を利用したり、コンピュータを利用したりすることができる。もちろん、施術者は、このような表示物を見ることなく施術を進めることもできる。
【0044】
【発明の効果】
以上のように、本発明の美容施術方法は、全身の不調を改善するツボが多く集まる上肢に対し、基本マッサージと症状別マッサージを組み合わせて施術を行うため、短時間で、その顧客に合った効果的な施術を行うことができる。そして、上記基本マッサージにおいて、左右の上肢を同時にマッサージする施術が含まれているため、その施術によって、生理的影響を左右均等に、バランスよく与えることができ、被施術者が受ける充足感、安定感が大きいという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の手順を示す説明図である。
【図2】上記実施例の手順を示す説明図である。
【図3】上記実施例の手順を示す説明図である。
【図4】上記実施例の手順を示す説明図である。
【図5】上記実施例の手順を示す説明図である。
【図6】上記実施例の手順を示す説明図である。
【図7】上記実施例の手順を示す説明図である。
【図8】上記実施例の手順を示す説明図である。
【図9】上記実施例の手順を示す説明図である。
【図10】上記実施例の手順を示す説明図である。
【図11】上記実施例の手順を示す説明図である。
【図12】上記実施例の手順を示す説明図である。
【図13】上記実施例の手順を示す説明図である。
【図14】上記実施例の手順を示す説明図である。
【図15】上記実施例の手順を示す説明図である。
【図16】上記実施例の手順を示す説明図である。
【図17】上記実施例の手順を示す説明図である。
【図18】上記実施例の手順を示す説明図である。
【図19】上記実施例の手順を示す説明図である。
【図20】上記実施例の手順を示す説明図である。
【図21】上記実施例の手順を示す説明図である。
【図22】上記実施例の手順を示す説明図である。
【図23】上記実施例の手順を示す説明図である。
【図24】上記実施例の手順を示す説明図である。
【図25】上記実施例の手順を示す説明図である。
【図26】上記実施例の手順を示す説明図である。

Claims (2)

  1. マッサージオイルを被施術者の左右の上肢に塗布したのち、左右の上肢を同時にマッサージする施術を備えた基本マッサージを行い、ついで、被施術者の症状に応じたツボを押圧する施術を備えた症状別マッサージを行うようにしたことを特徴とする美容施術方法。
  2. 上記マッサージオイルとして、下記の5種類の香料組成物(A)をそれぞれ含有する5種類のマッサージオイルを用意しておき、上記5種類のマッサージオイルのうち、被施術者が最も強い印象を受けた香りを有するマッサージオイルを選択して用いるようにした請求項1記載の美容施術方法。
    (A)人の心身の状態を、陰陽五行説にもとづく「木」、「火」、「土」、「金」、「水」の5つの要素のバランスとして捉え、上記5つの各要素ごとに、その要素のバランスがくずれた場合に現れる心身の不調を緩和もしくは解消させる効果を奏する香料を調合してなる5種類の香料組成物。
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