JP2004187703A - マイクロ波手術器 - Google Patents

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Abstract

【課題】手術電極の1回の穿刺による病変組織の凝固範囲を拡大し、生体組織への手術電極の穿刺回数を低減することができるように、より高出力のマイクロ波を照射することができる手術電極を備えたマイクロ波手術器を提供する。
【解決手段】生体組織に挿入される管状の外部電極3と、該外部電極3の先端より導出されるマイクロ波照射部16を有して前記外部電極3の芯部に挿入された棒状の中心電極1と、該中心電極1と前記外部電極3の間に挿入された管状の絶縁体2とからなる手術電極10を備えたマイクロ波手術器であって、前記外部電極3の外側に冷却液流路7の外部管4を設け、該外部管4と前記外部電極3を外部電極3の先端部で接続し、前記外部電極3と前記外部管4の間に冷却液流路7を形成して前記マイクロ波照射部16を除く手術電極を冷却するようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マイクロ波により生体組織の凝固、止血等を行うマイクロ波手術器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、生体の深部における病変組織の治療方法として、生体内の病変組織に手術電極を刺入し、病変組織にマイクロ波を照射することによって、組織内に発生した誘電熱により病変組織を熱凝固させて治療する熱凝固療法が行われるようになっている。
【0003】
従来、熱凝固療法を行うためのマイクロ波手術器としては、図7に示すように、生体組織に挿入される管状の外部電極3と、該外部電極3の先端より導出されるマイクロ波照射部16を有して前記外部電極3の芯部に挿入された棒状の中心電極1と、該中心電極1と前記外部電極3の間に挿入された管状の絶縁体2とからなる手術電極10を備えたマイクロ波手術器であって、発熱が少なく、手術電極の表面温度を従来より低くして火傷を防止しようとする工夫がなされたマイクロ波手術器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、ハイパーサーミア(温熱)治療に用いるアプリケータ内に流路を設けて冷却液を還流させる冷却液還流手段を設けたものが知られている(例えば、特許文献2、特許文献3参照)。
また、手術電極をマイクロ波伝送同軸ケーブルへ接続するために該手術電極の基端部側に設けたコネクター近傍に、冷却水還流装置を付加した手術電極が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−137258号公報
【特許文献2】
特公平7−14421号公報
【特許文献3】
特表2001−514038号公報
【非特許文献1】
庄野嘉治他,「肝癌に対する改良型PMCT電極の有用性の検討」,ジャーナル オヴ マイクロウェイヴ サージリー(Journal of Microwave Surgery),日本,メディカルレビュウー社,2000年10月31日,第18巻,p.17−21
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このマイクロ波による熱凝固療法において、患者への負担を軽減するために、手術電極の1回の穿刺による病変組織の凝固範囲を拡大し、生体組織への手術電極の穿刺回数を低減することができるように、より高出力のマイクロ波を照射することができる手術電極が望まれている。
【0007】
しかし、従来のマイクロ波手術器は、外部電極が生体内に直接的又は間接的に接して挿入されるために、マイクロ波の伝送の際に外部電極に生じる渦電流等により発生した熱が、外部電極の周囲の正常な生体組織に伝わる。このため、外部電極の周囲の正常な生体組織が火傷を起こさないように、外部電極の温度が高くならない範囲で使用しなければならず、病変組織に照射するマイクロ波の出力が制限されるという課題があった。
【0008】
一方、生体組織へ与える熱を低減するために、手術電極の全体を冷却水により冷却するようにした手術電極が種々提案されている。例えば、ハイパーサーミア(温熱)治療に用いるアプリケータ内に流路を設けて冷却液を還流させる冷却液還流手段を設けたものが知られている(例えば、特許文献2、特許文献3参照)。しかし、これらの手術電極の全体を冷却水により冷却するものでは、マイクロ波照射部の周囲も冷却水により覆われているために、マイクロ波照射部から照射されるマイクロ波は、冷却水中を通過する際にエネルギーが減衰し、病変組織の熱凝固範囲を大きくできないという課題があった。
【0009】
そのため、手術電極をマイクロ波伝送同軸ケーブルへ接続するために該手術電極の基端部側に設けたコネクター近傍に、冷却水還流装置を付加した手術電極が知られている(例えば、非特許文献1参照)。しかし、この手術電極はコネクター近傍付近を冷却するのみであるので、治療部位以外の正常な生体組織に伝わる外部電極の熱の低減が困難であった。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、上記課題を解決するために、生体組織に挿入される管状の外部電極と、該外部電極の先端より導出されるマイクロ波照射部を有して前記外部電極の芯部に挿入された棒状の中心電極と、該中心電極と前記外部電極の間に挿入された管状の絶縁体とからなる手術電極を備えたマイクロ波手術器であって、前記マイクロ波照射部を除く前記手術電極の外周に冷却液流路を設け、前記外部電極の外側に冷却液流路の外部管を設け、該外部管と前記外部電極を外部電極の先端部で接続し、前記外部電極と前記外部管の間に冷却液流路を形成して前記マイクロ波照射部を除く手術電極を冷却するようにしたマイクロ波手術器を提供するものである。
【0011】
本発明によれば、外部電極と外部管の間に形成した冷却液流路によりマイクロ波照射部を除く手術電極を冷却することによって、治療部位以外の正常な生体組織に伝わる熱を低減することができるから、従来の手術電極より高い出力のマイクロ波を照射することができる。また、マイクロ波照射部の少なくとも先端部は冷却液により冷却しないから、照射されたマイクロ波は冷却液によって減衰されることなく、広範囲の生体組織を熱凝固させることができる。
【0012】
また、本発明は、前記外部管と前記外部電極の間に先端が開口した冷却液流路の仕切管を設けた請求項1に記載のマイクロ波手術器を提供するものである。
本発明によれば、冷却液流路を仕切管の内側と外側に同軸状に設けることができ、冷却効率が向上すると共に生体細胞への熱の伝達を低減することができる。
【0013】
また、本発明は、前記冷却液流路に先端が開口した冷却液供給管を設けた請求項1に記載のマイクロ波手術器を提供するものである。
本発明によれば、冷却液供給管によって冷却液を冷却液流路の先端側に供給するから、生体内に挿入する手術電極の先端側を効率良く冷却することができると共に、低い送水圧力でも冷却水の流量を確保することができる。
【0014】
また、本発明は、前記マイクロ波照射部の先端部である照射先端部を大径に設け、該照射先端部の後方に絶縁用スリーブを設けると共に、前記照射先端部に尖鋭状の刺入頭部を形成した請求項1乃至3のいずれかに記載のマイクロ波手術器を提供するものである。
本発明によれば、照射先端部に尖鋭状の刺入頭部を形成したことにより、手術電極を容易に生体組織内に刺入することができる。
【0015】
また、本発明は、前記照射先端部が、尖鋭状の絶縁体からなる刺入頭部を前記中心電極の先端部に冠着してなる請求項1乃至4のいずれかに記載のマイクロ波手術器を提供するものである。
本発明によれば、照射先端部に絶縁体の刺入頭部を設けたことにより、高出力のマイクロ波を照射した場合でも、照射先端部のマイクロ波による加熱を低減させて、照射先端部への生体組織の付着を低減することができる。
【0016】
また、本発明は、前記絶縁用スリーブ又は刺入頭部が樹脂又はセラミックスからなる請求項4又は5に記載のマイクロ波手術器を提供するものである。
本発明によれば、絶縁用スリーブ又は刺入頭部を樹脂又はセラミックスで成形することにより、任意の形状に容易に成形することができる。
【0017】
また、本発明は、前記マイクロ波照射部の一部に補正金属管を設け、前記マイクロ波照射部から照射されるマイクロ波の分布を補正するようにした請求項1乃至6のいずれかに記載のマイクロ波手術器を提供するものである。
本発明によれば、補正金属管によって照射されるマイクロ波の分布が補正されるから、マイクロ波による生体組織の凝固形状も補正することができる。
【0018】
また、本発明は、前記補正金属管と前記マイクロ波照射部との間に絶縁体を挿入した請求項7に記載のマイクロ波手術器を提供するものである。
本発明によれば、挿入された絶縁体により、補正金属管を絶縁用スリーブと管状絶縁体の間に確実に装着することができると共に、マイクロ波の分布の補正を調整することができるので、マイクロ波による生体組織の凝固形状の補正をより的確に行うことができる。
【0019】
また、本発明は、前記手術電極の外周をフッ素樹脂で被覆してなる請求項1乃至8のいずれかに記載のマイクロ波手術器を提供するものである。
本発明によれば、非粘着性に優れたフッ素樹脂によって、マイクロ波により熱凝固された生体細胞の手術電極への付着を低減することができる。
【0020】
また、本発明は、前記フッ素樹脂が熱収縮チューブからなる請求項9に記載のマイクロ波手術器を提供するものである。
本発明によれば、熱収縮チューブを熱収縮させて手術電極に被覆することにより、フッ素樹脂を手術電極の外周に容易に被覆することができる。
【0021】
また、本発明は、前記刺入頭部の基端部を凹状に形成すると共に、前記中心電極、絶縁用スリーブ又は補正金属管の先端部を凸状に形成し、前記刺入頭部を前記熱収縮チューブの先端部と共に前記中心電極、絶縁用スリーブ又は補正金属管の先端部に冠着して設けた請求項10に記載のマイクロ波手術器を提供するものである。
本発明によれば、手術電極を生体組織内に刺入する際に、熱収縮チューブの先端が捲れることを防止することができる。
【0022】
また、本発明は、前記刺入頭部をフッ素樹脂でコーティングした請求項1乃至11のいずれかに記載のマイクロ波手術器を提供するものである。
本発明によれば、フッ素樹脂をコーティングすることにより尖鋭状の刺入頭部にもフッ素樹脂を被覆することができ、マイクロ波により熱凝固された生体組織の付着を低減することができる。
【0023】
また、本発明は、前記外部電極の先端部近傍に温度センサーを設けた請求項1乃至12のいずれかに記載のマイクロ波手術器を提供するものである。
本発明によれば、生体組織の熱凝固が不十分な場合は血流による温度低下が生じるから、生体組織の凝固部分の温度を測定することにより生体組織の凝固状態を把握することができ、マイクロ波照射の終了時期を判断することができる。
【0024】
また、本発明は、前記温度センサーを前記外部管と前記外部電極を接続する接続部材の内部に設けた請求項13に記載のマイクロ波手術器を提供するものである。
本発明によれば、温度センサーがマイクロ波の影響を受けることなく生体組織の温度を測定することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図示する実施例に基づいて説明する。
本発明に係るマイクロ波手術器は、生体組織に挿入される管状の外部電極3と、該外部電極3の先端より導出されるマイクロ波照射部16を有して前記外部電極3の芯部に挿入された棒状の中心電極1と、該中心電極1と前記外部電極3の間に挿入された管状の絶縁体2とからなる手術電極10を備えたマイクロ波手術器であって、前記マイクロ波照射部16の少なくとも先端部を除く前記手術電極10の外周に冷却液流路7を設けた手術電極10から構成してある。
ここで、マイクロ波照射部16の少なくとも先端部を除くとは、マイクロ波照射部16の先端側に冷却液中を通さないで直接生体組織にマイクロ波を照射する部分を設けたことを意味するものである。
【0026】
図1に示す実施例において、中心電極1は、銀メッキを施したステンレスからなるが、リン青銅等を使用することもできる。中心電極1は、外部電極3の先端より導出された部分がマイクロ波照射部16を形成し、生体組織内に刺入してマイクロ波を照射すると、生体組織内の水分子の振動を誘発して加熱され、生体組織を加熱凝固することができる。
また、中心電極は、マイクロ波照射部16の先端部である照射先端部15を大径に設けると共に、前記照射先端部15を尖鋭状になして手術電極10を生体組織内に刺入することができるように構成してある。照射先端部15には、フッ素樹脂をコーティングしてあり、生体組織の付着を低減するようにしてある。
【0027】
11は、絶縁用スリーブであり、照射先端部15の後方に中心電極1を覆うように設けてある。絶縁用スリーブ11は、絶縁性がよく、高硬度かつ耐熱性を有するものとして、例えば、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、PI(ポリイミド)、PBI(ポリベンゾイミダゾール)等の合成樹脂により形成されることが好ましいが、アルミナ等のセラミックスや他の絶縁体により形成することもできる。
また、絶縁用スリーブ11は、先端部を凸状に設けてあり、照射先端部15の基端側の凹部17に嵌合して設けてある。
【0028】
12は、補正金属管であり、絶縁用スリーブ11と絶縁体2の間に中心電極1と同軸状に設けると共に、外部電極3との間に絶縁リング13を有し、補正金属管12を外部電極3と絶縁して設けてある。補正金属管12の長さ、材質をステンレス、銅、黄銅、リン青銅、その他の金属から適宜に選択することにより、生体組織に照射されるマイクロ波の分布を補正することができ、所望の生体組織の凝固形状を得ることができる。絶縁リング13の長さは、補正金属管の長さに応じて適宜選択することができ、材質も前記の絶縁用スリーブに用いる合成樹脂やセラミックス又は他の絶縁体から適宜選択することができる。
また、補正金属管12は、図示の実施例のように別体に設ける場合に限らず、絶縁用スリーブ11にメッキを施して金属層を形成することにより設けることも可能である。これにより、補正金属管12を設ける部分の絶縁用スリーブ11の厚さを確保でき、強度を保つことができる。
【0029】
図1に示す実施例において、外部電極3は、SUS304又は黄銅等を使用している。外部電極3は、中心電極1との間に設けた絶縁体2により絶縁され、中心電極1と同軸ケーブルを構成して、マイクロ波をマイクロ波照射部16に効率良く伝送するようにしてある。
【0030】
図1に示す実施例において、4は、冷却液流路7の外部管であり、外部管4と外部電極3を外部電極3の先端部で接続部材5により液密に接続し、外部電極3と外部管4の間に冷却液流路7を形成してある。
また、6は、冷却液流路7の仕切管である。仕切管6は、外部管4と外部電極3の間の冷却液流路7に先端を開口して設けてあり、図示の実施例では、仕切管6の外側を通って冷却液を供給し、仕切管6の内側を通って冷却液を排出するように構成してある。
従って、マイクロ波伝送による渦電流等によって加熱された外部電極3を冷却することができ、治療部位以外の正常な生体組織に伝わる熱を低減することができるから、照射するマイクロ波の出力を高くすることができる。
【0031】
冷却液流路7は、図5に示すように、外部管4の基端部側に給水ホース19を設けて、冷却液を冷却液流路7に供給することができるようにしてあると共に、仕切管6の基端部側に排水ホース20を設けて、冷却液を手術電極10外に排出することができるように構成してある。
なお、冷却液流路7は、給水ホース19と排水ホース20を図示の実施例と逆に接続して、仕切管6の内側を通って冷却液を供給し、仕切管6の外側を通って冷却液を排出するように構成することもできる。
【0032】
また、図3又は図4に示すように、冷却液流路7には、先端が開口した冷却液供給管35を設け、冷却液供給管35を通って冷却液流路7の先端側に冷却液を供給し、冷却液流路7を通って冷却液を排出しながら外部電極3を冷却するように構成することもできる。冷却液供給管35は、管を扁平状に形成してあり、冷却水の流量を確保することができるようにしてある。
【0033】
図1に示す実施例において、8は、温度センサーであり、外部電極3の先端部近傍に設け、生体組織の温度を測定するようにしてある。
また、温度センサー8は、マイクロ波照射部16から照射されるマイクロ波の影響を受けないように、電磁シールドして設けることが好ましく、図示の実施例では、温度センサー8は、金属製の接続部材5の内部に設けてある。
【0034】
9は、センサーラインであり、温度センサー8により測定された生体組織の温度情報を外部に伝達することができるようにしてある。センサーライン9は、外部管4の内側に設けてあり、マイクロ波による影響を受けないようにしてある。
【0035】
図1に示す実施例において、14は、加熱することで内径方向に収縮する熱収縮チューブであり、手術電極10の外周に密着して設けてある。また、熱収縮チューブ14は、非粘着性、耐薬品性及び絶縁性を備えたフッ素樹脂を用い、手術電極10の外周への生体組織の付着を低減するようにしてある。
熱収縮チューブ14の端部は、照射先端部15の括れ部18に収縮して被せてあり、手術電極10を生体組織内に刺入する際に捲れ難くしてある。
なお、手術電極10の外周にフッ素樹脂を被覆することができればよいから、実施例のように熱収縮チューブによる場合に限らず、フッ素樹脂を手術電極10の外周にコーティングして設けることも可能である。
【0036】
次に、図2に示す実施例について説明する。
刺入頭部21は、尖鋭状の絶縁体からなり、基端部を凹状に形成してあり、中心電極1の先端部に冠着して設けてある。
また、刺入頭部21は、高硬度かつ耐熱性を有する合成樹脂又はセラミックスからなり、手術電極10を生体組織内に刺入するときに折れないようにしてあると共に、マイクロ波によって生じる熱にも耐えることができるようにしてある。高硬度で耐熱性に優れていることから、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、PI(ポリイミド)、PBI(ポリベンゾイミダゾール)等の合成樹脂又はアルミナ等のセラミックスを使用することが好ましい。
【0037】
このように、刺入頭部21を絶縁体で形成することにより、マイクロ波照射部から高出力のマイクロ波を照射した場合でも、刺入頭部21の加熱温度を低くして刺入頭部21への凝固組織の付着を低減するようにしてある。
【0038】
22は、補正金属管であり、照射先端部15に接して設けてある。補正金属管22によりマイクロ波照射部のインピーダンスを補正することができ、照射先端部15から照射されるマイクロ波の分布が補正されるから、補正金属管22の形状及び材質を前記のとおり適宜に選択することにより、所望の生体組織の凝固形状を得ることができる。また、補正金属管22は、図1に示す実施例のように、マイクロ波照射部16との間に絶縁リング等の絶縁体を挿入して設けることもできる。その場合、図1に示す実施例と同様に、絶縁体によって更に照射されるマイクロ波の分布の補正を調整することができるので、マイクロ波による生体組織の凝固形状の補正をより的確に行うことができる。
【0039】
図2の実施例において、照射先端部15は、同軸ケーブルを形成する部分の中心電極1より大径に設けてあると共に、外周にネジ部23を設け、刺入頭部21と補正金属管22を照射先端部15にねじ込み装着することができるように構成してある。
【0040】
また、補正金属管22の先端部は凸状に形成してあり、熱収縮チューブ14を補正金属管22に沿って被覆し、刺入頭部21を熱収縮チューブ14の先端部と共に補正金属管22の先端部に冠着するように構成してある。これにより、手術電極10を生体組織内に刺入する際の熱収縮チューブ14の捲れを確実に防ぐことができる。
刺入頭部21は、図示の実施例のように、絶縁体に限定されるものでなく、金属により形成して熱収縮チューブ14の捲れを防ぐようにすることも勿論可能である。
なお、手術電極10の他の構成部分は、図1に示す実施例と同じである。
【0041】
上記の手術電極10を備えたマイクロ波手術器は、図6に示すように、マイクロ波を発生するマイクロ波発生装置30と、手術電極10にマイクロ波を伝送する同軸ケーブル31と、冷却液流路7に冷却液を送り出すポンプ32と、冷却液貯液槽33と、冷却液廃液槽34とからなる。
マイクロ波発生装置30は、例えば、2450MHzのマイクロ波を発生することができ、治療部位や手術電極10の種類に適した出力のマイクロ波を発生するように出力調整することができるようにしてある。
【0042】
また、マイクロ波発生装置30には、温度センサー8により測定された生体組織の温度を表示する温度表示器が設けてあり、測定された温度変化を観察しながらマイクロ波を照射することにより、凝固の適切な時期にマイクロ波の照射を終了することができる。
【0043】
すなわち、生体組織にマイクロ波を照射すると、生体組織内の水分子が振動し加熱され、生体組織の温度が上昇する。加熱により水分が蒸発してなくなると、それ以上過熱できないから生体組織の温度上昇は鈍る。このとき、マイクロ波の照射を止めると、生体組織の凝固が不十分な場合には周囲の組織からの血流により、生体組織が冷却され温度の低下率が大きい。一方、生体組織が充分に凝固されている場合には、止血されて血流による冷却作用がないから、温度の低下率が小さい。
従って、マイクロ波照射のON・OFFを繰り返しながら生体組織の温度を測定すると、マイクロ波の照射を止めた後の温度の低下率が小さくなったところで、生体組織が凝固されていることが把握でき、マイクロ波照射の終了時期を知ることができる。
【0044】
なお、温度表示器は、必ずしもマイクロ波発生装置30に設ける必要はなく、別に表示器を設けることができる。
【0045】
【発明の効果】
以上の通り、本発明に係るマイクロ波手術器によれば、生体組織に挿入される管状の外部電極と、該外部電極の先端より導出されるマイクロ波照射部を有して前記外部電極の芯部に挿入された棒状の中心電極と、該中心電極と前記外部電極の間に挿入された管状の絶縁体とからなる手術電極を備えたマイクロ波手術器であって、前記マイクロ波照射部を除く前記手術電極の外周に冷却液流路を設け、前記外部電極の外側に冷却液流路の外部管を設け、該外部管と前記外部電極を外部電極の先端部で接続し、前記外部電極と前記外部管の間に冷却液流路を形成して前記マイクロ波照射部を除く手術電極を冷却するようにした構成を有することにより、冷却液流路によってマイクロ波照射部の先端部を除く手術電極を冷却することによって、治療部位以外の正常な生体組織に伝わる熱を低減することができるから、従来の手術電極より高い出力のマイクロ波を照射することができる。また、マイクロ波照射部の先端部は冷却液により冷却しないから、照射されたマイクロ波は冷却液によって減衰されることなく、広範囲の生体組織を熱凝固させることができる効果がある。
【0046】
また、本発明は、前記外部管と前記外部電極の間に先端が開口した冷却液流路の仕切管を設けた請求項1に記載の構成を有することにより、冷却液流路を仕切管の内側と外側に同軸状に設けることができ、冷却効率が向上すると共に生体細胞への熱の伝達を低減することができる効果がある。
【0047】
また、本発明は、前記冷却液流路に先端が開口した冷却液供給管を設けた請求項1に記載の構成を有することにより、冷却液供給管によって冷却液を冷却液流路の先端側に供給するから、生体内に挿入する手術電極の先端側を効率良く冷却することができると共に、低い送水圧力でも冷却水の流量を確保することができる効果がある。
【0048】
また、本発明は、前記マイクロ波照射部の先端部である照射先端部を大径に設け、該照射先端部の後方に絶縁用スリーブを設けると共に、前記照射先端部に尖鋭状の刺入頭部を形成した請求項1乃至3のいずれかに記載の構成を有することにより、尖鋭状の刺入頭部によって手術電極を容易に生体組織内に刺入することができる効果がある。
【0049】
また、本発明は、前記照射先端部が、尖鋭状の絶縁体からなる刺入頭部を前記中心電極の先端部に冠着してなる請求項1乃至4のいずれかに記載の構成を有することにより、照射先端部のマイクロ波による加熱を低減させて、照射先端部への生体組織の付着を低減することができる効果がある。
【0050】
また、本発明は、前記絶縁用スリーブ又は刺入頭部が樹脂又はセラミックスからなる請求項4又は5に記載の構成を有することにより、絶縁用スリーブ又は刺入頭部を樹脂又はセラミックスで成形することにより、任意の形状に容易に成形することができる効果がある。
【0051】
また、本発明は、前記マイクロ波照射部の一部に補正金属管を設け、前記マイクロ波照射部から照射されるマイクロ波の分布を補正するようにした請求項1乃至6のいずれかに記載の構成を有することにより、補正金属管によってマイクロ波照射部のインピーダンスを補正することができ、照射されるマイクロ波の分布が補正されるから、マイクロ波による生体組織の凝固形状も補正することができる効果がある。
【0052】
また、本発明は、前記補正金属管と前記マイクロ波照射部との間に絶縁体を挿入した請求項7に記載の構成を有することにより、絶縁体によって照射されるマイクロ波の分布を更に補正することができるから、マイクロ波による生体組織の凝固形状の補正をより的確にすることができる効果がある。
【0053】
また、本発明は、前記手術電極の外周をフッ素樹脂で被覆してなる請求項1乃至8のいずれかに記載の構成を有することにより、非粘着性に優れたフッ素樹脂によって、マイクロ波により熱凝固された生体細胞の手術電極への付着を低減することができる効果がある。
【0054】
また、本発明は、前記フッ素樹脂が熱収縮チューブからなる請求項9に記載の構成を有することにより、熱収縮チューブを熱収縮させて手術電極に被覆することにより、フッ素樹脂を手術電極の外周に容易に被覆することができる効果がある。
【0055】
また、本発明は、前記刺入頭部の基端部を凹状に形成すると共に、前記中心電極、絶縁用スリーブ又は補正金属管の先端部を凸状に形成し、前記刺入頭部を前記熱収縮チューブの先端部と共に前記中心電極、絶縁用スリーブ又は補正金属管の先端部に冠着して設けた請求項10に記載の構成を有することにより、手術電極を生体組織内に刺入する際に、熱収縮チューブの先端が捲れることを防止することができる効果がある。
【0056】
また、本発明は、前記刺入頭部をフッ素樹脂でコーティングした請求項1乃至11のいずれかに記載の構成を有することにより、フッ素樹脂をコーティングすることにより尖鋭状の刺入頭部にもフッ素樹脂を被覆することができ、マイクロ波により熱凝固された生体組織の付着を低減することができる効果がある。
【0057】
また、本発明は、前記外部電極の先端部近傍に温度センサーを設けた請求項1乃至12のいずれかに記載の構成を有することにより、生体組織の熱凝固が不十分な場合は血流による温度低下が生じるから、生体組織の凝固部分の温度を測定することにより生体組織の凝固状態を把握することができ、マイクロ波照射の終了時期を判断することができる効果がある。
【0058】
また、本発明は、前記温度センサーを前記外部管と前記外部電極を接続する接続部材の内部に設けた請求項13に記載の構成を有することにより、温度センサーがマイクロ波の影響を受けることなく生体組織の温度を測定することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明マイクロ波手術器の一実施例のA部詳細を示す一部縦断正面図
【図2】他の実施例のA部詳細を示す一部縦断正面図
【図3】その他の実施例のA部詳細を示す一部縦断正面図
【図4】その実施例のA部詳細を示すC−C線断面図
【図5】本発明マイクロ波手術器の一実施例のB部詳細を示す一部縦断正面図
【図6】本発明マイクロ波手術器の全体構成を示す構成図
【図7】従来のマイクロ波手術器の手術電極部を示す一部縦断正面図
【符号の説明】
1 中心電極
2 絶縁体
3 外部電極
4 外部管
5 接続部材
6 仕切管
7 冷却液流路
8 温度センサー
9 センサーライン
10 手術電極
11 絶縁用スリーブ
12 補正金属管
13 絶縁リング
14 熱収縮チューブ
15 照射先端部
16 マイクロ波照射部
17 凹部
18 括れ部
19 給水ホース
20 排水ホース
21 刺入頭部
22 補正金属管
23 ねじ部
30 マイクロ波発生装置
31 同軸ケーブル
32 ポンプ
33 冷却液貯液槽
34 冷却液廃液槽
35 冷却液供給管

Claims (14)

  1. 生体組織に挿入される管状の外部電極と、該外部電極の先端より導出されるマイクロ波照射部を有して前記外部電極の芯部に挿入された棒状の中心電極と、該中心電極と前記外部電極の間に挿入された管状の絶縁体とからなる手術電極を備えたマイクロ波手術器であって、前記マイクロ波照射部を除く前記手術電極の外周に冷却液流路を設け、前記外部電極の外側に冷却液流路の外部管を設け、該外部管と前記外部電極を外部電極の先端部で接続し、前記外部電極と前記外部管の間に冷却液流路を形成して前記マイクロ波照射部を除く手術電極を冷却するようにしたマイクロ波手術器。
  2. 前記外部管と前記外部電極の間に先端が開口した冷却液流路の仕切管を設けた請求項1に記載のマイクロ波手術器。
  3. 前記冷却液流路に先端が開口した冷却液供給管を設けた請求項1に記載のマイクロ波手術器。
  4. 前記マイクロ波照射部の先端部である照射先端部を大径に設け、該照射先端部の後方に絶縁用スリーブを設けると共に、前記照射先端部に尖鋭状の刺入頭部を形成した請求項1乃至3のいずれかに記載のマイクロ波手術器。
  5. 前記照射先端部が、尖鋭状の絶縁体からなる刺入頭部を前記中心電極の先端部に冠着してなる請求項1乃至4のいずれかに記載のマイクロ波手術器。
  6. 前記絶縁用スリーブ又は刺入頭部が樹脂又はセラミックスからなる請求項4又は5に記載のマイクロ波手術器。
  7. 前記マイクロ波照射部の一部に補正金属管を設け、前記マイクロ波照射部から照射されるマイクロ波の分布を補正するようにした請求項1乃至6のいずれかに記載のマイクロ波手術器。
  8. 前記補正金属管と前記マイクロ波照射部との間に絶縁体を挿入した請求項7に記載のマイクロ波手術器。
  9. 前記手術電極の外周をフッ素樹脂で被覆してなる請求項1乃至8のいずれかに記載のマイクロ波手術器。
  10. 前記フッ素樹脂が熱収縮チューブからなる請求項9に記載のマイクロ波手術器。
  11. 前記刺入頭部の基端部を凹状に形成すると共に、前記中心電極、絶縁用スリーブ又は補正金属管の先端部を凸状に形成し、前記刺入頭部を前記熱収縮チューブの先端部と共に前記中心電極、絶縁用スリーブ又は補正金属管の先端部に冠着して設けた請求項10に記載のマイクロ波手術器。
  12. 前記刺入頭部をフッ素樹脂でコーティングした請求項1乃至11のいずれかに記載のマイクロ波手術器。
  13. 前記外部電極の先端部近傍に温度センサーを設けた請求項1乃至12のいずれかに記載のマイクロ波手術器。
  14. 前記温度センサーを前記外部管と前記外部電極を接続する接続部材の内部に設けた請求項13に記載のマイクロ波手術器。
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