JP2001095815A - マイクロ波凝固アプリケータ - Google Patents
マイクロ波凝固アプリケータInfo
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- JP2001095815A JP2001095815A JP27450299A JP27450299A JP2001095815A JP 2001095815 A JP2001095815 A JP 2001095815A JP 27450299 A JP27450299 A JP 27450299A JP 27450299 A JP27450299 A JP 27450299A JP 2001095815 A JP2001095815 A JP 2001095815A
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- catheter
- coagulation
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Abstract
(57)【要約】
【課題】目的部位を確実に凝固でき、術者の操作性を向
上できるマイクロ波凝固アプリケータを提供することに
ある。 【解決手段】外部導体７と、この外部導体７の内部に設
けられ外部導体７より軸方向に延伸する誘電体８と、こ
の誘電体８の内部に設けられ誘電体８より軸方向に延伸
する中心導体９と、この中心導体９に電気的に接続され
前記外部導体７と略同一の外径を有する先端導体１０
と、前記外部導体７、誘電体８、中心導体９及び先端導
体１０を覆う被覆体１２とからなることを特徴とする。
上できるマイクロ波凝固アプリケータを提供することに
ある。 【解決手段】外部導体７と、この外部導体７の内部に設
けられ外部導体７より軸方向に延伸する誘電体８と、こ
の誘電体８の内部に設けられ誘電体８より軸方向に延伸
する中心導体９と、この中心導体９に電気的に接続され
前記外部導体７と略同一の外径を有する先端導体１０
と、前記外部導体７、誘電体８、中心導体９及び先端導
体１０を覆う被覆体１２とからなることを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、アレル
ギー性鼻炎治療やいびき治療法として、鼻内粘膜に対す
る下鼻甲介粘膜凝固等に用いられるマイクロ波凝固アプ
リケータに関する。
ギー性鼻炎治療やいびき治療法として、鼻内粘膜に対す
る下鼻甲介粘膜凝固等に用いられるマイクロ波凝固アプ
リケータに関する。
【０００２】
【従来の技術】花粉症は、花粉が鼻の粘膜に付着してア
レルギー反応を起こすために現れることが知られてい
る。そこで、粘膜に処置を施してアレルギー反応を起こ
しにくい粘膜にする鼻腔粘膜除去法として、下鼻甲介粘
膜切除術、高周波電気焼灼術、レーザー凝固術が施行さ
れている。また、いびき治療法として、高周波やレーザ
ーによって下鼻甲介粘膜を凝固焼灼して組織を縮小させ
る凝固術が施行されている。
レルギー反応を起こすために現れることが知られてい
る。そこで、粘膜に処置を施してアレルギー反応を起こ
しにくい粘膜にする鼻腔粘膜除去法として、下鼻甲介粘
膜切除術、高周波電気焼灼術、レーザー凝固術が施行さ
れている。また、いびき治療法として、高周波やレーザ
ーによって下鼻甲介粘膜を凝固焼灼して組織を縮小させ
る凝固術が施行されている。
【０００３】しかし、従来のレーザー凝固法では、高価
なレーザー装置を必要とし、また高周波電気焼灼では凝
固層の制御が難しいことが課題として挙げられている。
また、レーザー凝固及び高周波焼灼は、スポット的であ
るために、広範囲を処置する際には何回も位置を変えて
処置する必要がある。また、いずれもプローブを粘膜に
接触させて凝固するため、凝固後の組織がプローブに凝
固固着し、プローブ抜去時に再出血することがあった。
その点、マイクロ波によって粘膜を凝固させる方法は、
装置が安価に構成できるとともに、比較的広範囲の部位
を簡便に処置できることが知られている。
なレーザー装置を必要とし、また高周波電気焼灼では凝
固層の制御が難しいことが課題として挙げられている。
また、レーザー凝固及び高周波焼灼は、スポット的であ
るために、広範囲を処置する際には何回も位置を変えて
処置する必要がある。また、いずれもプローブを粘膜に
接触させて凝固するため、凝固後の組織がプローブに凝
固固着し、プローブ抜去時に再出血することがあった。
その点、マイクロ波によって粘膜を凝固させる方法は、
装置が安価に構成できるとともに、比較的広範囲の部位
を簡便に処置できることが知られている。
【０００４】ところで、例えば、特開平１０−１３７２
５８号公報に示す、マイクロ波手術装置が知られてい
る。これは、中心電極を中心導体とこの中心導体の外周
に設けた中心外層体とにより構成し、この中心外層体及
び接地電極を中心導体より電気抵抗率の低い金属により
構成し、さらに、中心導体に先端を鋭利にした尖端形状
のマイクロ波照射部を設けたものである。そして、生体
組織の深部における患部組織にマイクロ波を照射して患
部組織を凝固させるようになっている。
５８号公報に示す、マイクロ波手術装置が知られてい
る。これは、中心電極を中心導体とこの中心導体の外周
に設けた中心外層体とにより構成し、この中心外層体及
び接地電極を中心導体より電気抵抗率の低い金属により
構成し、さらに、中心導体に先端を鋭利にした尖端形状
のマイクロ波照射部を設けたものである。そして、生体
組織の深部における患部組織にマイクロ波を照射して患
部組織を凝固させるようになっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マイクロ波手術装置は、尖端形状のマイクロ波照射部を
肝臓などの患部組織に刺入した状態でマイクロ波を照射
するための専用の装置であって、他の治療、例えば、鼻
腔粘膜除去法としての下鼻甲介粘膜凝固に使用しようと
してもマイクロ波照射部を患部に確実にアプローチする
ことができない。また、アプローチできたとしても、マ
イクロ波照射部に被覆手段がないため、凝固により組織
に固着する虞がある。
マイクロ波手術装置は、尖端形状のマイクロ波照射部を
肝臓などの患部組織に刺入した状態でマイクロ波を照射
するための専用の装置であって、他の治療、例えば、鼻
腔粘膜除去法としての下鼻甲介粘膜凝固に使用しようと
してもマイクロ波照射部を患部に確実にアプローチする
ことができない。また、アプローチできたとしても、マ
イクロ波照射部に被覆手段がないため、凝固により組織
に固着する虞がある。
【０００６】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、目的部位を確実に凝
固でき、術者の操作性を向上できるマイクロ波凝固アプ
リケータを提供することにある。
もので、その目的とするところは、目的部位を確実に凝
固でき、術者の操作性を向上できるマイクロ波凝固アプ
リケータを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、外部導体と、前記外部導体の内部に設
けられ外部導体より軸方向に延伸する誘電体と、前記誘
電体の内部に設けられ誘電体より軸方向に延伸する中心
導体と、前記中心導体に電気的に接続され前記外部導体
と略同一の外径を有する先端導体と、前記外部導体、誘
電体、中心導体及び先端導体を覆う被覆体とからなるこ
とを特徴とするマイクロ波凝固アプリケータにある。
達成するために、外部導体と、前記外部導体の内部に設
けられ外部導体より軸方向に延伸する誘電体と、前記誘
電体の内部に設けられ誘電体より軸方向に延伸する中心
導体と、前記中心導体に電気的に接続され前記外部導体
と略同一の外径を有する先端導体と、前記外部導体、誘
電体、中心導体及び先端導体を覆う被覆体とからなるこ
とを特徴とするマイクロ波凝固アプリケータにある。
【０００８】前記構成によれば、外部導体遠位端部と先
端導体により形成されるマイクロ波アンテナを患部に接
触させ、マイクロ波を照射することにより、患部を凝固
させることができる。またマイクロ波アンテナ上に設置
された被覆体によって組織の癒着を防止できる。
端導体により形成されるマイクロ波アンテナを患部に接
触させ、マイクロ波を照射することにより、患部を凝固
させることができる。またマイクロ波アンテナ上に設置
された被覆体によって組織の癒着を防止できる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、この発明の各実施の形態を
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【００１０】図１は第１の実施形態を示し、図１はマイ
クロ波凝固アプリケータを示し、（ａ）は全体の側面
図、（ｂ）は先端部の縦断側面図、図２は、マイクロ波
凝固アプリケータをいびき治療のためのマイクロ波凝固
による鼻腔内の下鼻甲介粘膜凝固に使用している使用状
態図である。
クロ波凝固アプリケータを示し、（ａ）は全体の側面
図、（ｂ）は先端部の縦断側面図、図２は、マイクロ波
凝固アプリケータをいびき治療のためのマイクロ波凝固
による鼻腔内の下鼻甲介粘膜凝固に使用している使用状
態図である。
【００１１】図１に示すようにマイクロ波凝固アプリケ
ータ１は、術者が把持するグリップ２、シャフト３及び
このシャフト３の遠位端に設けられたマイクロ波アンテ
ナ４とから構成されている。グリップ２には装置本体
（図示しない）からマイクロ波エネルギーを伝送するマ
イクロ波中継ケーブル５を接続可能なマイクロ波コネク
タ６が設けられている。
ータ１は、術者が把持するグリップ２、シャフト３及び
このシャフト３の遠位端に設けられたマイクロ波アンテ
ナ４とから構成されている。グリップ２には装置本体
（図示しない）からマイクロ波エネルギーを伝送するマ
イクロ波中継ケーブル５を接続可能なマイクロ波コネク
タ６が設けられている。
【００１２】前記シャフト３は、処置操作に十分な剛性
を有する金属材料、例えばステンレス、銅などパイプか
らなる外部導体７と、この外部導体７の内部に設けられ
外部導体７より軸方向に延伸するＰＴＦＥ、ＦＥＰなど
の誘電体８と、この誘電体８の内部に設けられ誘電体８
より軸方向に延伸する鋼線、銅線などの中心導体９と、
この中心導体９の先端部に嵌合され、中心導体９と電気
的に接続される先端導体１０と、前記外部導体７と先端
導体１０との間の誘電体８上に設置されるＰＴＦＥ、Ｆ
ＥＰなどのスペーサ１１及び外部導体７、誘電体８、中
心導体９及び先端導体１０を覆うＰＴＦＥ、ＦＥＰなど
の被覆体１２とから構成されている。そして、先端導体
１０は導体側孔１３を利用して半田を流し込んで中心導
体９と結合されている。
を有する金属材料、例えばステンレス、銅などパイプか
らなる外部導体７と、この外部導体７の内部に設けられ
外部導体７より軸方向に延伸するＰＴＦＥ、ＦＥＰなど
の誘電体８と、この誘電体８の内部に設けられ誘電体８
より軸方向に延伸する鋼線、銅線などの中心導体９と、
この中心導体９の先端部に嵌合され、中心導体９と電気
的に接続される先端導体１０と、前記外部導体７と先端
導体１０との間の誘電体８上に設置されるＰＴＦＥ、Ｆ
ＥＰなどのスペーサ１１及び外部導体７、誘電体８、中
心導体９及び先端導体１０を覆うＰＴＦＥ、ＦＥＰなど
の被覆体１２とから構成されている。そして、先端導体
１０は導体側孔１３を利用して半田を流し込んで中心導
体９と結合されている。
【００１３】マイクロ波周波数として例えば２４５０Ｍ
Ｈｚを用いた場合、マイクロ波アンテナ４を構成する先
端導体１０及びスペーサ１１の長さを５ｍｍ程度とすれ
ば、スペーサ１１を中心とし、処置部位の大きさに合致
した楕円形状のマイクロ波照射が、発振系の過負荷状態
をまねかずに可能である。また、シャフト３の直径は１
ｍｍ〜１０ｍｍの範囲で容易に構成でき、鼻腔内の下鼻
甲介粘膜凝固に使用するには直径が５ｍｍ以下で構成す
ることが好ましい。
Ｈｚを用いた場合、マイクロ波アンテナ４を構成する先
端導体１０及びスペーサ１１の長さを５ｍｍ程度とすれ
ば、スペーサ１１を中心とし、処置部位の大きさに合致
した楕円形状のマイクロ波照射が、発振系の過負荷状態
をまねかずに可能である。また、シャフト３の直径は１
ｍｍ〜１０ｍｍの範囲で容易に構成でき、鼻腔内の下鼻
甲介粘膜凝固に使用するには直径が５ｍｍ以下で構成す
ることが好ましい。
【００１４】そして、図２に示すように、例えばいびき
治療のためのマイクロ波凝固による鼻腔内の下鼻甲介粘
膜凝固に使用するには、マイクロ波中継ケーブル５を装
置本体に接続する。この状態で、術者がグリップ２を持
ってシャフト３の先端部の先端導体１０を鼻孔１４から
鼻腔１５に挿入し、マイクロ波アンテナ４を構成する先
端導体１０の側面を下鼻甲介粘膜１６に接触させ、マイ
クロ波を照射すると、マイクロ波の出力及び出力時間を
適切に選択することにより、長さ１５〜３０ｍｍ、幅５
〜１５ｍｍ、深さ方向５〜１０ｍｍ程度の凝固領域を容
易に発生させることができる。
治療のためのマイクロ波凝固による鼻腔内の下鼻甲介粘
膜凝固に使用するには、マイクロ波中継ケーブル５を装
置本体に接続する。この状態で、術者がグリップ２を持
ってシャフト３の先端部の先端導体１０を鼻孔１４から
鼻腔１５に挿入し、マイクロ波アンテナ４を構成する先
端導体１０の側面を下鼻甲介粘膜１６に接触させ、マイ
クロ波を照射すると、マイクロ波の出力及び出力時間を
適切に選択することにより、長さ１５〜３０ｍｍ、幅５
〜１５ｍｍ、深さ方向５〜１０ｍｍ程度の凝固領域を容
易に発生させることができる。
【００１５】また、シャフト３の全体を覆う被覆体１２
の厚さを０．２ｍｍ程度に確保すれば、商用電源周波数
帯域での絶縁耐電圧を十分に確保できるため、他の機器
と組み合わせて使用される場合の電気安全性が容易に確
保できる。さらに、耐熱性、潤滑性に優れたフッ素系樹
脂を使用すれば、過焼灼により組織がシャフト３に癒着
することを防止でき、特にデリケートな粘膜組織を傷つ
けることなく、術直後の出血を防ぐことができる。
の厚さを０．２ｍｍ程度に確保すれば、商用電源周波数
帯域での絶縁耐電圧を十分に確保できるため、他の機器
と組み合わせて使用される場合の電気安全性が容易に確
保できる。さらに、耐熱性、潤滑性に優れたフッ素系樹
脂を使用すれば、過焼灼により組織がシャフト３に癒着
することを防止でき、特にデリケートな粘膜組織を傷つ
けることなく、術直後の出血を防ぐことができる。
【００１６】従って、本実施形態によれば、組織が癒着
することなく容易に凝固処置が実施でき、さらにＲＦ、
レーザーより凝固深達度に優れるマイクロ波を適用する
ことが可能である。
することなく容易に凝固処置が実施でき、さらにＲＦ、
レーザーより凝固深達度に優れるマイクロ波を適用する
ことが可能である。
【００１７】図３は第２の実施形態を示し、第１の実施
形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略す
る。本実施形態のマイクロ波凝固アプリケータ１は、シ
ャフト３のマイクロ波アンテナ４の近傍の近位側を屈曲
させたものである。図３（ａ）は、下方へ屈曲する屈曲
部１７を設けたものであり、同図（ｂ）は、上方へ屈曲
する屈曲部１８を設けたものであり、同図（ｃ）は、上
方へ屈曲した上、さらに下方へ屈曲する屈曲部１９を設
けたものである。
形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略す
る。本実施形態のマイクロ波凝固アプリケータ１は、シ
ャフト３のマイクロ波アンテナ４の近傍の近位側を屈曲
させたものである。図３（ａ）は、下方へ屈曲する屈曲
部１７を設けたものであり、同図（ｂ）は、上方へ屈曲
する屈曲部１８を設けたものであり、同図（ｃ）は、上
方へ屈曲した上、さらに下方へ屈曲する屈曲部１９を設
けたものである。
【００１８】このように構成することにより、マイクロ
波アンテナ４を構成する先端導体１０の側面を下鼻甲介
粘膜１６にアプローチしやすく、操作性の向上を図るこ
とができる。また、鼻腔１５などの限られた空間での処
置において併用するスコープの視野を確保できる。
波アンテナ４を構成する先端導体１０の側面を下鼻甲介
粘膜１６にアプローチしやすく、操作性の向上を図るこ
とができる。また、鼻腔１５などの限られた空間での処
置において併用するスコープの視野を確保できる。
【００１９】図４は第３の実施形態を示し、第１の実施
形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略す
る。本実施形態のマイクロ波凝固アプリケータ１は、マ
イクロ波アンテナ４を内包するようにバルーン２０が設
置されている。バルーン２０はバルーンチューブ２１が
接続され、このバルーンチューブ２１の手元側にはコッ
ク２２を有するルア口金２３が設けられ、バルーン２０
内に媒体（液体）を供給できるようになっている。
形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略す
る。本実施形態のマイクロ波凝固アプリケータ１は、マ
イクロ波アンテナ４を内包するようにバルーン２０が設
置されている。バルーン２０はバルーンチューブ２１が
接続され、このバルーンチューブ２１の手元側にはコッ
ク２２を有するルア口金２３が設けられ、バルーン２０
内に媒体（液体）を供給できるようになっている。
【００２０】さらに、マイクロ波アンテナ４には温度セ
ンサ２４が設けられ、この温度センサ２４には温度セン
サリード２５が接続され、この温度センサリード２５の
手元側には温度センサコネクタ２６が設けられている。
ンサ２４が設けられ、この温度センサ２４には温度セン
サリード２５が接続され、この温度センサリード２５の
手元側には温度センサコネクタ２６が設けられている。
【００２１】本実施形態によれば、バルーン２０内に媒
体（液体）を介してマイクロ波で加熱することにより、
バルーン２０が無い状態と比較して生体の温度上昇を緩
やかにすることができる。また、生体組織との接触面積
を増大させることができるため処置範囲が広がる。さら
に、バルーン２０内には温度センサ２４が設けられてお
り、内部に供給される媒体の温度を測定することができ
る。この温度をマイクロ波装置本体にフィードバックす
ることによりバルーン２０内を任意の一定温度に制御す
ることができ、治療の安全性が向上する。
体（液体）を介してマイクロ波で加熱することにより、
バルーン２０が無い状態と比較して生体の温度上昇を緩
やかにすることができる。また、生体組織との接触面積
を増大させることができるため処置範囲が広がる。さら
に、バルーン２０内には温度センサ２４が設けられてお
り、内部に供給される媒体の温度を測定することができ
る。この温度をマイクロ波装置本体にフィードバックす
ることによりバルーン２０内を任意の一定温度に制御す
ることができ、治療の安全性が向上する。
【００２２】一方、バルーン２０の表面に温度センサ２
４を設置した場合には、バルーン２０が接触する生体組
織の温度を測定することができ、生体粘膜が温存される
温度に保ち、かつマイクロ波の深達性から深部組織のみ
を加熱、凝固壊死させることが可能である。表層の粘膜
組織を温存すれば術後の経過は良好となり、患者の負担
を軽減することができるという効果がある。
４を設置した場合には、バルーン２０が接触する生体組
織の温度を測定することができ、生体粘膜が温存される
温度に保ち、かつマイクロ波の深達性から深部組織のみ
を加熱、凝固壊死させることが可能である。表層の粘膜
組織を温存すれば術後の経過は良好となり、患者の負担
を軽減することができるという効果がある。
【００２３】図５は第４の実施形態を示し、第１の実施
形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略す
る。本実施形態のマイクロ波凝固アプリケータ１は、マ
イクロ波アンテナ４の処置側面ａ側に第１バルーン２
７、非処置側面ｂ側に第２バルーン２８が設置されてい
る。第１バルーン２７はバルーンチューブ２９ａが接続
され、このバルーンチューブ２９ａの手元側にはコック
３０ａを有するルア口金３１ａが設けられ、第１バルー
ン２７内に液体を供給できるようになっている。
形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略す
る。本実施形態のマイクロ波凝固アプリケータ１は、マ
イクロ波アンテナ４の処置側面ａ側に第１バルーン２
７、非処置側面ｂ側に第２バルーン２８が設置されてい
る。第１バルーン２７はバルーンチューブ２９ａが接続
され、このバルーンチューブ２９ａの手元側にはコック
３０ａを有するルア口金３１ａが設けられ、第１バルー
ン２７内に液体を供給できるようになっている。
【００２４】第２バルーン２８はバルーンチューブ２９
ｂが接続され、このバルーンチューブ２９ｂの手元側に
はコック３０ｂを有するルア口金３１ｂが設けられ、第
２バルーン２８内に気体を供給できるようになってい
る。
ｂが接続され、このバルーンチューブ２９ｂの手元側に
はコック３０ｂを有するルア口金３１ｂが設けられ、第
２バルーン２８内に気体を供給できるようになってい
る。
【００２５】第１バルーン２７に液体を注入し、第２バ
ルーン２８に気体を注入することにより、つまり気体の
存在によりマイクロ波は反射されて非処置側面ｂ側の生
体組織にはマイクロ波が到達しない。また、第２バルー
ン２８の存在により非処置側面ｂに対し常に空間が確保
されるため、マイクロ波アンテナ４が非処置方向に不用
意に接触することがない。
ルーン２８に気体を注入することにより、つまり気体の
存在によりマイクロ波は反射されて非処置側面ｂ側の生
体組織にはマイクロ波が到達しない。また、第２バルー
ン２８の存在により非処置側面ｂに対し常に空間が確保
されるため、マイクロ波アンテナ４が非処置方向に不用
意に接触することがない。
【００２６】本実施形態によれば、非処置組織への不要
な加熱を防止できるため、治療の安全性が向上できると
いう効果がある。
な加熱を防止できるため、治療の安全性が向上できると
いう効果がある。
【００２７】図６〜図８は第５の実施形態を示す。本実
施形態は鼻炎治療用カテーテルを示し、図６は治療する
様子を示し、図７は鼻炎治療用カテーテルの縦断側面
図、図８は鼻炎治療用カテーテルの横断面図である。鼻
炎治療用カテーテル３２には軸心を挟んで第１のルーメ
ン３２ａと第２のルーメン３２ｂが設けられている。第
１のルーメン３２ａにはマイクロ波発振器（図示しな
い）からマイクロ波を鼻炎治療用カテーテル３２に導く
マイクロ波ケーブル３３と、マイクロ波ケーブル３３の
先端付近に位置し、導かれたマイクロ波を患部に対して
放射するマイクロ波アンテナ３４が設置されている。ま
た、マイクロ波アンテナ３４を患部に押し当てるため
に、鼻炎治療用カテーテル３２のマイクロ波アンテナ３
４の付近に偏って配置したバルーン３５と、バルーン３
５に空気を送り込むためのバルーン拡張用送気孔３６が
内蔵されている。さらに、第２のルーメン３２ｂとして
のスコープ挿入孔には患部付近の観察を行なうためのス
コープ３７が挿入されている。
施形態は鼻炎治療用カテーテルを示し、図６は治療する
様子を示し、図７は鼻炎治療用カテーテルの縦断側面
図、図８は鼻炎治療用カテーテルの横断面図である。鼻
炎治療用カテーテル３２には軸心を挟んで第１のルーメ
ン３２ａと第２のルーメン３２ｂが設けられている。第
１のルーメン３２ａにはマイクロ波発振器（図示しな
い）からマイクロ波を鼻炎治療用カテーテル３２に導く
マイクロ波ケーブル３３と、マイクロ波ケーブル３３の
先端付近に位置し、導かれたマイクロ波を患部に対して
放射するマイクロ波アンテナ３４が設置されている。ま
た、マイクロ波アンテナ３４を患部に押し当てるため
に、鼻炎治療用カテーテル３２のマイクロ波アンテナ３
４の付近に偏って配置したバルーン３５と、バルーン３
５に空気を送り込むためのバルーン拡張用送気孔３６が
内蔵されている。さらに、第２のルーメン３２ｂとして
のスコープ挿入孔には患部付近の観察を行なうためのス
コープ３７が挿入されている。
【００２８】本実施形態によれば、治療前にスコープ３
７により患部の位置を確認した上で、鼻炎治療用カテー
テル３２を鼻孔１４から挿入する。挿入時も必要に応じ
てスコープ挿入孔から挿入したスコープ３７で鼻腔１５
の内部を確認しながら行なう。患部を確認すると、マイ
クロ波アンテナ３４を患部に向ける。マイクロ波アンテ
ナ３４は鼻炎治療用カテーテル３２の偏心した位置に配
置し、カテーテル中心に対して反対側に配したバルーン
３５を膨らませることでマイクロ波アンテナ３４を患部
に押しつけることができる。この様子も必要に応じて、
スコープ３７を用いて位置決めを確認し、マイクロ波を
照射して加温する。鼻腔１５内の上壁または側壁の患部
に対してマイクロ波を確実に照射するためにマイクロ波
アンテナ３４を押し付けることが効率良い治療を行なう
ために必要になる。
７により患部の位置を確認した上で、鼻炎治療用カテー
テル３２を鼻孔１４から挿入する。挿入時も必要に応じ
てスコープ挿入孔から挿入したスコープ３７で鼻腔１５
の内部を確認しながら行なう。患部を確認すると、マイ
クロ波アンテナ３４を患部に向ける。マイクロ波アンテ
ナ３４は鼻炎治療用カテーテル３２の偏心した位置に配
置し、カテーテル中心に対して反対側に配したバルーン
３５を膨らませることでマイクロ波アンテナ３４を患部
に押しつけることができる。この様子も必要に応じて、
スコープ３７を用いて位置決めを確認し、マイクロ波を
照射して加温する。鼻腔１５内の上壁または側壁の患部
に対してマイクロ波を確実に照射するためにマイクロ波
アンテナ３４を押し付けることが効率良い治療を行なう
ために必要になる。
【００２９】本実施形態によれば、患部を目視確認しな
がら、確実な加温治療ができる。
がら、確実な加温治療ができる。
【００３０】図９及び図１０は第６の実施形態を示し、
第５の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明
を省略する。本実施形態は鼻炎治療用カテーテルを示
し、図９は鼻炎治療用カテーテルの縦断側面図、図１０
は同横断面図である。鼻炎治療用カテーテル４０の第１
のルーメン３２ａには、マイクロ波発振器（図示しな
い）からマイクロ波を鼻炎治療用カテーテル４０に導く
マイクロ波ケーブル３３と、マイクロ波ケーブル３３の
先端付近に位置し、導かれたマイクロ波を患部に対して
放射するマイクロ波アンテナ３４が設置されている。
第５の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明
を省略する。本実施形態は鼻炎治療用カテーテルを示
し、図９は鼻炎治療用カテーテルの縦断側面図、図１０
は同横断面図である。鼻炎治療用カテーテル４０の第１
のルーメン３２ａには、マイクロ波発振器（図示しな
い）からマイクロ波を鼻炎治療用カテーテル４０に導く
マイクロ波ケーブル３３と、マイクロ波ケーブル３３の
先端付近に位置し、導かれたマイクロ波を患部に対して
放射するマイクロ波アンテナ３４が設置されている。
【００３１】また、マイクロ波アンテナ３４を患部に押
し当てるために、鼻炎治療用カテーテル４０のマイクロ
波アンテナ３４の付近に偏つて配置した第１バルーン４
１と第２バルーン４２が設けられている。鼻炎治療用カ
テーテル４０には第１バルーン４１に空気を送り込むた
めの第１バルーン拡張用送気孔４３と第２バルーン４２
に空気を送り込むための第２バルーン拡張用送気孔４４
とが設けられている。更に、第２のルーメン３２ｂには
患部付近の観察を行なうためのスコープ３７が挿入され
ている。
し当てるために、鼻炎治療用カテーテル４０のマイクロ
波アンテナ３４の付近に偏つて配置した第１バルーン４
１と第２バルーン４２が設けられている。鼻炎治療用カ
テーテル４０には第１バルーン４１に空気を送り込むた
めの第１バルーン拡張用送気孔４３と第２バルーン４２
に空気を送り込むための第２バルーン拡張用送気孔４４
とが設けられている。更に、第２のルーメン３２ｂには
患部付近の観察を行なうためのスコープ３７が挿入され
ている。
【００３２】本実施形態によれば、治療前にスコープ３
７により患部の位置を確認した上で、鼻炎治療用カテー
テル４０を鼻孔１４から挿入する。挿入時も必要に応じ
てスコープ挿入孔から挿入したスコープ３７で鼻腔１５
の内部を確認しながら行なう。患部を確認すると、マイ
クロ波アンテナ３４を患部に向ける。マイクロ波アンテ
ナ３４は鼻炎治療用カテーテル４０の偏心した位置に配
置し、カテーテル中心に対して反対側に配した第１及び
第２バルーン４１，４２を膨らませることでマイクロ波
アンテナ３４を患部に押さえつけることができる。
７により患部の位置を確認した上で、鼻炎治療用カテー
テル４０を鼻孔１４から挿入する。挿入時も必要に応じ
てスコープ挿入孔から挿入したスコープ３７で鼻腔１５
の内部を確認しながら行なう。患部を確認すると、マイ
クロ波アンテナ３４を患部に向ける。マイクロ波アンテ
ナ３４は鼻炎治療用カテーテル４０の偏心した位置に配
置し、カテーテル中心に対して反対側に配した第１及び
第２バルーン４１，４２を膨らませることでマイクロ波
アンテナ３４を患部に押さえつけることができる。
【００３３】このとき、第１バルーン４１と第２バルー
ン４２の拡張量を調節することで、より鼻腔１５内の患
部により確実に密着させることができ、この様子も必要
に応じて、スコープ３７を用いて位置決めを確認し、マ
イクロ波を照射して加温する。鼻腔１５内の上壁または
側壁の患部に対して、マイクロ波を確実に照射するため
にマイクロ波アンテナ３４を押し付けることが効率良い
治療を行なうために必要になる。本実施形態によれば、
患部を目視確認しながら、より確実な加温治療ができ
る。
ン４２の拡張量を調節することで、より鼻腔１５内の患
部により確実に密着させることができ、この様子も必要
に応じて、スコープ３７を用いて位置決めを確認し、マ
イクロ波を照射して加温する。鼻腔１５内の上壁または
側壁の患部に対して、マイクロ波を確実に照射するため
にマイクロ波アンテナ３４を押し付けることが効率良い
治療を行なうために必要になる。本実施形態によれば、
患部を目視確認しながら、より確実な加温治療ができ
る。
【００３４】前記各実施形態によれば、次のような構成
が得られる。
が得られる。
【００３５】（付記１）外部導体と、前記外部導体の内
部に設けられ外部導体より軸方向に延伸する誘電体と、
前記誘電体の内部に設けられ誘電体より軸方向に延伸す
る中心導体と、前記中心導体に電気的に接続され前記外
部導体と略同一の外径を有する先端導体と、前記外部導
体、誘電体、中心導体及び先端導体を覆う被覆体とから
なることを特徴とするマイクロ波凝固アプリケータ。
部に設けられ外部導体より軸方向に延伸する誘電体と、
前記誘電体の内部に設けられ誘電体より軸方向に延伸す
る中心導体と、前記中心導体に電気的に接続され前記外
部導体と略同一の外径を有する先端導体と、前記外部導
体、誘電体、中心導体及び先端導体を覆う被覆体とから
なることを特徴とするマイクロ波凝固アプリケータ。
【００３６】（付記２）付記１における、マイクロ波ア
ンテナ近傍に屈曲部を有していることを特徴とするマイ
クロ波凝固アプリケータ。
ンテナ近傍に屈曲部を有していることを特徴とするマイ
クロ波凝固アプリケータ。
【００３７】（付記３）付記１または２における、マイ
クロ波アンテナは、バルーンで覆われていることを特徴
とするマイクロ波凝固アプリケータ。
クロ波アンテナは、バルーンで覆われていることを特徴
とするマイクロ波凝固アプリケータ。
【００３８】（付記４）付記４における、バルーンは、
内部が軸方向の隔壁で分離されていることを特徴とする
マイクロ波アプリケータ。
内部が軸方向の隔壁で分離されていることを特徴とする
マイクロ波アプリケータ。
【００３９】（付記５）カテーテルの軸心を挟んで一側
に設けられ付記１〜４のいずれか１のマイクロ波凝固ア
プリケータを内蔵する第１のルーメンと、前記カテーテ
ルの軸心を挟んで他側に設けられスコープを挿通する第
２のルーメンと、前記カテーテルの第２のルーメン側の
外周に設けられたバルーンとからなる鼻炎治療用カテー
テル。
に設けられ付記１〜４のいずれか１のマイクロ波凝固ア
プリケータを内蔵する第１のルーメンと、前記カテーテ
ルの軸心を挟んで他側に設けられスコープを挿通する第
２のルーメンと、前記カテーテルの第２のルーメン側の
外周に設けられたバルーンとからなる鼻炎治療用カテー
テル。
【００４０】（付記６）付記５における、バルーンがカ
テーテルの軸方向においてマイクロ波凝固アプリケータ
のマイクロ波アンテナ部の近傍に配置されていることを
特徴とする鼻炎治療用カテーテル。
テーテルの軸方向においてマイクロ波凝固アプリケータ
のマイクロ波アンテナ部の近傍に配置されていることを
特徴とする鼻炎治療用カテーテル。
【００４１】（付記７）付記５における、バルーンがカ
テーテルの軸方向においてマイクロ波凝固アプリケータ
のマイクロ波アンテナ部の近傍の略同一位置に複数個配
置されていることを特徴とする鼻炎治療用カテーテル。
テーテルの軸方向においてマイクロ波凝固アプリケータ
のマイクロ波アンテナ部の近傍の略同一位置に複数個配
置されていることを特徴とする鼻炎治療用カテーテル。
【００４２】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、目的部位に容易にアプローチでき、患部を確実に凝
固でき、術者の操作性を向上できる。さらに、アプリケ
ータを被覆体で覆うことにより、組織が癒着することを
防止でき、特にデリケートな粘膜組織を傷つけることな
く、術直後の出血を防ぐことができる。
ば、目的部位に容易にアプローチでき、患部を確実に凝
固でき、術者の操作性を向上できる。さらに、アプリケ
ータを被覆体で覆うことにより、組織が癒着することを
防止でき、特にデリケートな粘膜組織を傷つけることな
く、術直後の出血を防ぐことができる。
【図１】この発明の第１の実施形態を示し、（ａ）はマ
イクロ波凝固アプリケータの全体の側面図、（ｂ）は先
端部の縦断側面図。
イクロ波凝固アプリケータの全体の側面図、（ｂ）は先
端部の縦断側面図。
【図２】同実施形態のマイクロ波凝固アプリケータ使用
状態図。
状態図。
【図３】この発明の第２の実施形態を示し、（ａ）
（ｂ）（ｃ）はマイクロ波凝固アプリケータの全体の側
面図。
（ｂ）（ｃ）はマイクロ波凝固アプリケータの全体の側
面図。
【図４】この発明の第３の実施形態を示すマイクロ波凝
固アプリケータの全体の側面図。
固アプリケータの全体の側面図。
【図５】この発明の第４の実施形態を示し、（ａ）はマ
イクロ波凝固アプリケータの全体の側面図、（ｂ）はＡ
−Ａ線に沿う断面図。
イクロ波凝固アプリケータの全体の側面図、（ｂ）はＡ
−Ａ線に沿う断面図。
【図６】この発明の第５の実施形態を示し、鼻炎治療用
カテーテルの使用状態図。
カテーテルの使用状態図。
【図７】同実施形態の鼻炎治療用カテーテルの縦断側面
図。
図。
【図８】同実施形態の鼻炎治療用カテーテルの横断面
図。
図。
【図９】この発明の第６の実施形態を示す鼻炎治療用カ
テーテルの縦断側面図。
テーテルの縦断側面図。
【図１０】同実施形態の鼻炎治療用カテーテルの横断面
図。
図。
１…マイクロ波凝固アプリケータ ３…シャフト ４…マイクロ波アンテナ ７…外部導体 ８…誘電体 ９…中心導体 １０…先端導体 １２…被覆体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲葉 誠 東京都渋谷区幡ヶ谷２丁目43番２号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 石川 学 東京都渋谷区幡ヶ谷２丁目43番２号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 上杉 武文 東京都渋谷区幡ヶ谷２丁目43番２号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 八田 信二 東京都渋谷区幡ヶ谷２丁目43番２号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 関野 直己 東京都渋谷区幡ヶ谷２丁目43番２号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 田畑 孝夫 東京都渋谷区幡ヶ谷２丁目43番２号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Ｆターム(参考） 4C060 JJ29 MM03
Claims (1)
- 【請求項１】 外部導体と、前記外部導体の内部に設け
られ外部導体より軸方向に延伸する誘電体と、前記誘電
体の内部に設けられ誘電体より軸方向に延伸する中心導
体と、前記中心導体に電気的に接続され前記外部導体と
略同一の外径を有する先端導体と、前記外部導体、誘電
体、中心導体及び先端導体を覆う被覆体とからなること
を特徴とするマイクロ波凝固アプリケータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27450299A JP2001095815A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | マイクロ波凝固アプリケータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27450299A JP2001095815A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | マイクロ波凝固アプリケータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001095815A true JP2001095815A (ja) | 2001-04-10 |
Family
ID=17542596
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27450299A Pending JP2001095815A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | マイクロ波凝固アプリケータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001095815A (ja) |
Cited By (43)
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-
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- 1999-09-28 JP JP27450299A patent/JP2001095815A/ja active Pending
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