JP2004186965A - インターネット端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ダイヤルアップ型のインターネット接続サービスを利用しても、信頼性の高い通信が確保できるインターネット端末装置を提供する。
【解決手段】インターネット端末装置において、自装置の接続形態、IPアドレスなどの自装置情報を記憶する手段と、通信相手の接続形態、現IPアドレス、更新IPアドレスと優先順位などの相手装置情報を記憶する手段を有し、自装置情報を優先順位に従って通信相手に通知する手段から構成される。
【選択図】 図1
【解決手段】インターネット端末装置において、自装置の接続形態、IPアドレスなどの自装置情報を記憶する手段と、通信相手の接続形態、現IPアドレス、更新IPアドレスと優先順位などの相手装置情報を記憶する手段を有し、自装置情報を優先順位に従って通信相手に通知する手段から構成される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットを介してファクシミリや電話などの送受信を行う装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インターネットなどのいわゆるIPネットワークを介してファクシミリを電送する場合に、例えばインターネットFAX装置は常時IPネットワークに対してオンライン状態になっている必要がある。例えば、インターネットFAX装置から特定の相手にIPネットワークを介してファクシミリ文書を電送する場合には、予め知らされている相手のIPアドレスをもとに発信動作を行う、その時に相手装置はIPネットワークに対してオンライン状態になければならない。そうでなければ、着信を受け付けられないためである。これらの条件を満たす接続形態としては、IPネットワークに対して国定のIPアドレスが割り振られているネットワーク接続型が条件となっていた。インターネットFAX装置に限らず、その他のインターネット端末装置においても同様な条件が必要であった。
【0003】
したがって、従来のインターネット端末装置は、自装置の現IPアドレスと通信相手の現IPアドレスを固定的に記憶する手段から構成されていた。
【0004】
最近は、低価格の常時ダイヤルアップ型のインターネット接続サービスが登場し始めており、これらの接続サービスに対応する必要がでてきた。このダイヤルアップ型のネットワーク接続では、IPアドレスは固定に割り付けられるのではなく、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバにより接続する毎にIPアドレスが動的に割り振られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のインターネット端末装置は、ダイヤルアップ型のネットワーク接続サービスに対応していなかったために次のような問題があった。
【0006】
IPアドレスが変化すると、通信相手にその情報が通知できないために変化後には通信が出来ないことになり、通信の信頼性が確保されないという問題があった。また、低価格のダイヤルアップ型のインターネット接続サービスを利用してファクシミリや電話などを使用することができなかったために、通信コストを削減できないという経済的な問題もあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の課題を解決することを目的として成されたもので、上述の解決する一手段として以下の構成を備える。
【0008】
自装置の接続形態、IPアドレスなどの自装置情報を記憶する手段と、通信相手の接続形態、現IPアドレス、更新IPアドレスと優先順位などの相手装置情報を記憶する手段を有し、自装置情報を情報伝達優先順位に従って通信相手に通知する手段と、自装置情報と相手装置情報を予め登録する手段と、自装置の接続形態がダイヤルアップ型の場合には、変化前のIPアドレスと変化後のIPアドレスを記憶する手段と、自装置の接続形態がダイヤルアップ型の場合には、IPアドレスに変化が発生した場合に、通信相手に変化前のIPアドレスと変化後のIPアドレスを通知する手段と、相手装置情報を優先順位に従って通信相手に問い合わせする手段とを備える。
【0009】
以上の構成において、IPアドレスなどの情報が変化しても、その情報を通知及び獲得し、通信が行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明に係る好適な一実施例を詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明の実施例のインターネットFAX中継装置のブロック図である。同図に示すように、本実施例に係るインターネットFAX中継装置は、制御部100、ROMl0l、RAMl02、FAXデータ送受信部103、ユーザインターフェイス104、ネットワークインターフェイス105、自装置情報記憶部106、通信相手情報記憶部107にて構成される。制御部100は、各機能ブロックに接続されて、ROMl0lに記憶された制御プログラムに基づいて、インターネットFAX中継装置全体の動作制御を行っている。RAMl02は、ファクシミリ・データ、電子メールデータ、設定データ、電話番号と電子メールアドレスの対応データや電話番号とネットワークアドレスの対応データなどを蓄積する媒体であり、不図示のバッテリーにてバックアップされており、本インターネットFAX中継装置への電源が遮断されても、その記憶内容が失われないようになっている。FAXデータ送受信部103は、本実施例ではアナログ電話インターフェイスを備えておりG3FAXを収容する。接続されるG3FAXとファクシミリ信号の送受信動作を行う。FAXデータ送受信部103では、電話回線への発着信の動作と、受信したファクシミリ信号を復調してファクシミリ・データに変換し、またファクシミリ・データを変調してG3FAXへ送信する。なお、本実施例では、中継装置としての動作について説明するが、FAXデータ送受信部103を画像読み取り手段に置き換えた構成にすれば、ファクシミリ・データ入出力手段が異なるのみで、その他の動作はインターネットFAX装置として動作することができる。ユーザインターフェイス104は、設定データ、電話番号やネットワークアドレスなど装置の動作に必要なデータを設定するためのキーボードなどのマンマシーンインターフェイスである。ネットワークインターフェイス105は、このインターネットFAX中継装置をローカルエリアネットワーク(LAN)及びインターネットに接続するためのものであり、TCP/IPやリアルタイムデータのUDP/IPなどのパケットを使用できる環境であるローカルエリアネットワークおよびインターネットを介して、他のデータ端末装置との間で種々のデータをやりとりするための所定のプロトコルに基づいて通信制御を行っている。リアルタイム送受信制御部106は、電話回線から受信したファクシミリ・データを逐次パケット信号に変換して、ネットワークインターフェイス105を介して、予めRAMl02に蓄積された電話番号に対応したネットワークアドレス(IPアドレスなど)先のLANやインターネットに接続された相手端末/装置に送信する。また、ネットワークインターフェイス105より受信したパケットデータより、ファクシミリ・データを取り出し/再生して、FAXデータ送受信部103を介して、予めRAMl02に蓄積されたネットワークアドレスに対応した電話番号先にファクシミリ・データを送信する。
【0012】
107は、自装置記憶部であり、図3に示す自装置情報を記憶する。
【0013】
108は、通信相手情報記憶部であり、図4に示す相手装置の情報を記憶する。
【0014】
図2は、本実施例の装置が接続されるネットワーク構成を示す図である。ネットワーク全体は、インターネットなどのIPネットワーク200、自装置を含むダイヤルアップ接続型ネットワーク201、ダイヤルアップ接続型の相手a206と相手b211、常時接続型で固定IPアドレスが割り付けられているネットワーク接続型ネットワーク216の相手cより構成されている。201は、自装置のところのインターネットFAX中継装置204、DHCPサーバ202、ルータ203、G3FAX205から構成される。206は、相手装置のインターネットFAX中継装置209が接続されているダイヤルアップ接続型のネットワーク相手aで、のDHCPサーバ207、ルータ208、G3FAX210で構成されている。211は、相手装置のインターネットFAX中継装置214が接続されているダイヤルアップ接続型のネットワーク相手bで、DHCPサーバ212、ルータ213、G3FAX215で構成されている。
【0015】
216は、相手装置のインターネットFAX中継装置220が接続されているネットワーク接続型のネットワーク相手cである。216は、ルータ217、PC(コンピュータ)218、219、G3FAX221で構成されている。本実施例のネットワークでは、各ネットワークに接続されたG3FAX相互の通信をIPネットワーク200を介してリアルタイムでファクシミリ文書の送受信を行うものである。電送の方法としては、リアルタイム方式に限らず電子メールを利用した蓄積型のファクシミリ文書送受信方式でも同様にして動作することは言うまでもない。
【0016】
図3は、自装置204の情報テーブルである。白情報記憶部107に格納されている。これらは、本インターネットFAX中継装置を利用する者が予めあるいは操作で、設定値をユーザインターフェイス104より登録することができる。自装置情報には、接続形態として、ダイヤルアップ、変化前IPアドレスとして、xxx、変化後IPアドレスとしてyyyが登録されている。
【0017】
図4は、相手装置aからcの情報を格納する情報テーブルである。
【0018】
これらは、予め104のエーザインターフェイスより登録することができる。相手aは、接続形態として、ダイヤルアップ、現IPアドレスとして、111、更新IPアドレスとして、111、優先順位として2が登録されている。相手bは、接続形態として、ダイヤルアップ、現IPアドレスとして、222、更新IPアドレスとして、▲2▼▲2▼▲2▼、優先順位として3が登録されている。相手cは、接続形態として、ネットワーク、現IPアドレスとして、333、更新IPアドレスとして、333、優先順位として1が登録されている。図5は、本実施例のインターネットFAX中継装置204の動作フローである。特にIPアドレスが変化した場合の動作を示したフローチャートである。この図を用いて本発明の特徴的な動作について説明する。
【0019】
自装置204が接続されているネットワークは、ダイヤルアップ型であるために、前の接続が一旦切断された後に、再度IPネットワークにアクセスするときに202のDHCPサーバより前のIPアドレスと異なるIPアドレスが割り振られる。自装置であるインターネットFAX変換装置204が、S300でルータ203を介してIPアドレスが変化したことを検出する。あるいは、S300でユーザインターフェイス104より変化後のIPアドレスが登録され、図3の変化後のIPアドレスが更新されたことを検出すると、S301で通信相手の情報を取得するために図4の相手情報テーブルを読み取る。S302では、優先順位1で登録されている相手cに自装置204の情報、すなわち図3の自装置情報テーブルの変化前のIPアドレスxxxと変化後のIPアドレスyyyとを送信する。本実施例では、優先順位として、IPアドレスが固定されていて信頼性の高い相手cを高順位としたが、他の相手を高順位に設定することもできる。S303で相手cに対して送信が終了したことを検出すると、S304で相手cに、他の相手bとcの情報を照会することもできる。図4に示すように、相手bのIPアドレスに変化があれば、相手情報の現IPアドレス222更新アドレス▲2▼▲2▼▲2▼と変更することができる。この照会動作は、本装置204が、何らかの事情でネットワークに対してオフの時に、相手bの情報が更新されているとその時の新しい情報が取得できなかった場合に有効である。通信相互のすれ違いが発生した場合のことを考慮すると、優先順位でマスター装置を決定しておくことば、通信の信頼性を向上するのに効果的である。S305で、優先順位2の相手aに自装置204の更新情報を、また、S306で同様にして優先順位3で、相手bに更新されたIPアドレスを基に自装置204の情報を送信する。
【0020】
【発明の効果】
以上の説明により容易に理解できるように、本発明によればIPアドレスなどの情報が変化しても、通信相手相互においては、情報のリアルタイムな更新が確実にできるので、ダイヤルアップ型のネットワークを利用しても、高信頼性の通信サービスが提供でき、また、より格安なインターネット接続サービスの利用ができる経済的な端末装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インターネットFAX中継装置のブロック図。
【図2】ネットワーク構成例。
【図3】自装置情報テーブル。
【図4】相手情報テーブル。
【図5】動作フローチャート。
【符号の説明】
102 RAM
l03 ユーザインターフェイス
105 ネットワークインターフェイス
107 自装置情報記憶部
108 通信相手情報記憶部
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットを介してファクシミリや電話などの送受信を行う装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インターネットなどのいわゆるIPネットワークを介してファクシミリを電送する場合に、例えばインターネットFAX装置は常時IPネットワークに対してオンライン状態になっている必要がある。例えば、インターネットFAX装置から特定の相手にIPネットワークを介してファクシミリ文書を電送する場合には、予め知らされている相手のIPアドレスをもとに発信動作を行う、その時に相手装置はIPネットワークに対してオンライン状態になければならない。そうでなければ、着信を受け付けられないためである。これらの条件を満たす接続形態としては、IPネットワークに対して国定のIPアドレスが割り振られているネットワーク接続型が条件となっていた。インターネットFAX装置に限らず、その他のインターネット端末装置においても同様な条件が必要であった。
【0003】
したがって、従来のインターネット端末装置は、自装置の現IPアドレスと通信相手の現IPアドレスを固定的に記憶する手段から構成されていた。
【0004】
最近は、低価格の常時ダイヤルアップ型のインターネット接続サービスが登場し始めており、これらの接続サービスに対応する必要がでてきた。このダイヤルアップ型のネットワーク接続では、IPアドレスは固定に割り付けられるのではなく、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバにより接続する毎にIPアドレスが動的に割り振られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のインターネット端末装置は、ダイヤルアップ型のネットワーク接続サービスに対応していなかったために次のような問題があった。
【0006】
IPアドレスが変化すると、通信相手にその情報が通知できないために変化後には通信が出来ないことになり、通信の信頼性が確保されないという問題があった。また、低価格のダイヤルアップ型のインターネット接続サービスを利用してファクシミリや電話などを使用することができなかったために、通信コストを削減できないという経済的な問題もあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の課題を解決することを目的として成されたもので、上述の解決する一手段として以下の構成を備える。
【0008】
自装置の接続形態、IPアドレスなどの自装置情報を記憶する手段と、通信相手の接続形態、現IPアドレス、更新IPアドレスと優先順位などの相手装置情報を記憶する手段を有し、自装置情報を情報伝達優先順位に従って通信相手に通知する手段と、自装置情報と相手装置情報を予め登録する手段と、自装置の接続形態がダイヤルアップ型の場合には、変化前のIPアドレスと変化後のIPアドレスを記憶する手段と、自装置の接続形態がダイヤルアップ型の場合には、IPアドレスに変化が発生した場合に、通信相手に変化前のIPアドレスと変化後のIPアドレスを通知する手段と、相手装置情報を優先順位に従って通信相手に問い合わせする手段とを備える。
【0009】
以上の構成において、IPアドレスなどの情報が変化しても、その情報を通知及び獲得し、通信が行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明に係る好適な一実施例を詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明の実施例のインターネットFAX中継装置のブロック図である。同図に示すように、本実施例に係るインターネットFAX中継装置は、制御部100、ROMl0l、RAMl02、FAXデータ送受信部103、ユーザインターフェイス104、ネットワークインターフェイス105、自装置情報記憶部106、通信相手情報記憶部107にて構成される。制御部100は、各機能ブロックに接続されて、ROMl0lに記憶された制御プログラムに基づいて、インターネットFAX中継装置全体の動作制御を行っている。RAMl02は、ファクシミリ・データ、電子メールデータ、設定データ、電話番号と電子メールアドレスの対応データや電話番号とネットワークアドレスの対応データなどを蓄積する媒体であり、不図示のバッテリーにてバックアップされており、本インターネットFAX中継装置への電源が遮断されても、その記憶内容が失われないようになっている。FAXデータ送受信部103は、本実施例ではアナログ電話インターフェイスを備えておりG3FAXを収容する。接続されるG3FAXとファクシミリ信号の送受信動作を行う。FAXデータ送受信部103では、電話回線への発着信の動作と、受信したファクシミリ信号を復調してファクシミリ・データに変換し、またファクシミリ・データを変調してG3FAXへ送信する。なお、本実施例では、中継装置としての動作について説明するが、FAXデータ送受信部103を画像読み取り手段に置き換えた構成にすれば、ファクシミリ・データ入出力手段が異なるのみで、その他の動作はインターネットFAX装置として動作することができる。ユーザインターフェイス104は、設定データ、電話番号やネットワークアドレスなど装置の動作に必要なデータを設定するためのキーボードなどのマンマシーンインターフェイスである。ネットワークインターフェイス105は、このインターネットFAX中継装置をローカルエリアネットワーク(LAN)及びインターネットに接続するためのものであり、TCP/IPやリアルタイムデータのUDP/IPなどのパケットを使用できる環境であるローカルエリアネットワークおよびインターネットを介して、他のデータ端末装置との間で種々のデータをやりとりするための所定のプロトコルに基づいて通信制御を行っている。リアルタイム送受信制御部106は、電話回線から受信したファクシミリ・データを逐次パケット信号に変換して、ネットワークインターフェイス105を介して、予めRAMl02に蓄積された電話番号に対応したネットワークアドレス(IPアドレスなど)先のLANやインターネットに接続された相手端末/装置に送信する。また、ネットワークインターフェイス105より受信したパケットデータより、ファクシミリ・データを取り出し/再生して、FAXデータ送受信部103を介して、予めRAMl02に蓄積されたネットワークアドレスに対応した電話番号先にファクシミリ・データを送信する。
【0012】
107は、自装置記憶部であり、図3に示す自装置情報を記憶する。
【0013】
108は、通信相手情報記憶部であり、図4に示す相手装置の情報を記憶する。
【0014】
図2は、本実施例の装置が接続されるネットワーク構成を示す図である。ネットワーク全体は、インターネットなどのIPネットワーク200、自装置を含むダイヤルアップ接続型ネットワーク201、ダイヤルアップ接続型の相手a206と相手b211、常時接続型で固定IPアドレスが割り付けられているネットワーク接続型ネットワーク216の相手cより構成されている。201は、自装置のところのインターネットFAX中継装置204、DHCPサーバ202、ルータ203、G3FAX205から構成される。206は、相手装置のインターネットFAX中継装置209が接続されているダイヤルアップ接続型のネットワーク相手aで、のDHCPサーバ207、ルータ208、G3FAX210で構成されている。211は、相手装置のインターネットFAX中継装置214が接続されているダイヤルアップ接続型のネットワーク相手bで、DHCPサーバ212、ルータ213、G3FAX215で構成されている。
【0015】
216は、相手装置のインターネットFAX中継装置220が接続されているネットワーク接続型のネットワーク相手cである。216は、ルータ217、PC(コンピュータ)218、219、G3FAX221で構成されている。本実施例のネットワークでは、各ネットワークに接続されたG3FAX相互の通信をIPネットワーク200を介してリアルタイムでファクシミリ文書の送受信を行うものである。電送の方法としては、リアルタイム方式に限らず電子メールを利用した蓄積型のファクシミリ文書送受信方式でも同様にして動作することは言うまでもない。
【0016】
図3は、自装置204の情報テーブルである。白情報記憶部107に格納されている。これらは、本インターネットFAX中継装置を利用する者が予めあるいは操作で、設定値をユーザインターフェイス104より登録することができる。自装置情報には、接続形態として、ダイヤルアップ、変化前IPアドレスとして、xxx、変化後IPアドレスとしてyyyが登録されている。
【0017】
図4は、相手装置aからcの情報を格納する情報テーブルである。
【0018】
これらは、予め104のエーザインターフェイスより登録することができる。相手aは、接続形態として、ダイヤルアップ、現IPアドレスとして、111、更新IPアドレスとして、111、優先順位として2が登録されている。相手bは、接続形態として、ダイヤルアップ、現IPアドレスとして、222、更新IPアドレスとして、▲2▼▲2▼▲2▼、優先順位として3が登録されている。相手cは、接続形態として、ネットワーク、現IPアドレスとして、333、更新IPアドレスとして、333、優先順位として1が登録されている。図5は、本実施例のインターネットFAX中継装置204の動作フローである。特にIPアドレスが変化した場合の動作を示したフローチャートである。この図を用いて本発明の特徴的な動作について説明する。
【0019】
自装置204が接続されているネットワークは、ダイヤルアップ型であるために、前の接続が一旦切断された後に、再度IPネットワークにアクセスするときに202のDHCPサーバより前のIPアドレスと異なるIPアドレスが割り振られる。自装置であるインターネットFAX変換装置204が、S300でルータ203を介してIPアドレスが変化したことを検出する。あるいは、S300でユーザインターフェイス104より変化後のIPアドレスが登録され、図3の変化後のIPアドレスが更新されたことを検出すると、S301で通信相手の情報を取得するために図4の相手情報テーブルを読み取る。S302では、優先順位1で登録されている相手cに自装置204の情報、すなわち図3の自装置情報テーブルの変化前のIPアドレスxxxと変化後のIPアドレスyyyとを送信する。本実施例では、優先順位として、IPアドレスが固定されていて信頼性の高い相手cを高順位としたが、他の相手を高順位に設定することもできる。S303で相手cに対して送信が終了したことを検出すると、S304で相手cに、他の相手bとcの情報を照会することもできる。図4に示すように、相手bのIPアドレスに変化があれば、相手情報の現IPアドレス222更新アドレス▲2▼▲2▼▲2▼と変更することができる。この照会動作は、本装置204が、何らかの事情でネットワークに対してオフの時に、相手bの情報が更新されているとその時の新しい情報が取得できなかった場合に有効である。通信相互のすれ違いが発生した場合のことを考慮すると、優先順位でマスター装置を決定しておくことば、通信の信頼性を向上するのに効果的である。S305で、優先順位2の相手aに自装置204の更新情報を、また、S306で同様にして優先順位3で、相手bに更新されたIPアドレスを基に自装置204の情報を送信する。
【0020】
【発明の効果】
以上の説明により容易に理解できるように、本発明によればIPアドレスなどの情報が変化しても、通信相手相互においては、情報のリアルタイムな更新が確実にできるので、ダイヤルアップ型のネットワークを利用しても、高信頼性の通信サービスが提供でき、また、より格安なインターネット接続サービスの利用ができる経済的な端末装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インターネットFAX中継装置のブロック図。
【図2】ネットワーク構成例。
【図3】自装置情報テーブル。
【図4】相手情報テーブル。
【図5】動作フローチャート。
【符号の説明】
102 RAM
l03 ユーザインターフェイス
105 ネットワークインターフェイス
107 自装置情報記憶部
108 通信相手情報記憶部
Claims (5)
- インターネットなどのIPネットワークに接続され、ファクシミリや電話などを送受信できる手段を有するIP端末装置において、自装置の接続形態、IPアドレスなどの自装置情報を記憶する手段と、通信相手の接続形態、現IPアドレス、更新IPアドレスと優先順位などの相手装置情報を記憶する手段を有し、自装置情報を優先順位に従って通信相手に通知することを特徴とする。
- 自装置情報と相手装置情報を予め登録する手段を有する。
- 自装置の接続形態がダイヤルアップ型の場合には、変化前のIPアドレスと変化後のIPアドレスを記憶する手段を有する。
- 自装置の接続形態がダイヤルアップ型の場合には、IPアドレスに変化が発生した場合に、通信相手に少なくとも変化前のIPアドレスと変化後のIPアドレスを通知する手段を有する。
- 相手装置情報を優先順位に従って通信相手に問い合わせする手段を有する。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002351220A JP2004186965A (ja) | 2002-12-03 | 2002-12-03 | インターネット端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002351220A JP2004186965A (ja) | 2002-12-03 | 2002-12-03 | インターネット端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004186965A true JP2004186965A (ja) | 2004-07-02 |
Family
ID=32753189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002351220A Withdrawn JP2004186965A (ja) | 2002-12-03 | 2002-12-03 | インターネット端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004186965A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007208317A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-16 | Yamaha Corp | ドメインネームシステム |
-
2002
- 2002-12-03 JP JP2002351220A patent/JP2004186965A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007208317A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-16 | Yamaha Corp | ドメインネームシステム |
JP4730118B2 (ja) * | 2006-01-30 | 2011-07-20 | ヤマハ株式会社 | ドメインネームシステム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060207 |