JP2004186757A - 通信ネットワークを用いた電話システムの使用方法 - Google Patents
通信ネットワークを用いた電話システムの使用方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004186757A JP2004186757A JP2002348185A JP2002348185A JP2004186757A JP 2004186757 A JP2004186757 A JP 2004186757A JP 2002348185 A JP2002348185 A JP 2002348185A JP 2002348185 A JP2002348185 A JP 2002348185A JP 2004186757 A JP2004186757 A JP 2004186757A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- computer
- mobile phone
- communication
- communication network
- image data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
【課題】付加的な機能を持たないコンピュータを用いて、通信ネットワークを用いた電話を安価に利用できる方法を提供する。
【解決手段】携帯電話101と、携帯電話101との間で通信が可能なコンピュータ102とを用いた電話システムの使用方法である。コンピュータは、画像データを含むデータの通信および通話が可能なインターネット100に接続される。携帯電話101のカメラ121が画像を撮影するステップと、画像データの送信先を入力するステップと、携帯電話101が、送信先を表わすデータおよび撮影された画像データをコンピュータ102に送信する通信ステップと、コンピュータ102が、インターネット100を用いて、通信ステップにおいて受信したデータを送信先に送信するステップとを含む。
【選択図】 図1
【解決手段】携帯電話101と、携帯電話101との間で通信が可能なコンピュータ102とを用いた電話システムの使用方法である。コンピュータは、画像データを含むデータの通信および通話が可能なインターネット100に接続される。携帯電話101のカメラ121が画像を撮影するステップと、画像データの送信先を入力するステップと、携帯電話101が、送信先を表わすデータおよび撮影された画像データをコンピュータ102に送信する通信ステップと、コンピュータ102が、インターネット100を用いて、通信ステップにおいて受信したデータを送信先に送信するステップとを含む。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、IP(Internet Protocol)電話の使用方法に関し、特にIP電話によりテレビ電話を実現する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
通信手段としての携帯電話はすでに広く利用されており、高機能化が図られている。携帯電話の一般的な機能を例示すると、通話機能をはじめとして電話帳機能、スケジュール機能、撮影機能(デジタルカメラ)などがあげられる。これらの機能により、携帯電話は極めて利便性が高いツールとなっているが、通信料金が高くて回線容量が小さいため通信速度が遅いという問題がある。
【0003】
一方、IP電話は固定回線を用いるので回線容量が大きく、通信速度が速く、通話料金が格段に安い(通話料が無料の場合もある)という特長がある。しかしIP電話で通話を行なうためには、原則としてコンピュータにハンドセットなどを接続する必要があるため、初期投資が必要である。
【0004】
特表2001−526858公報(特許文献1)は、安価にIP電話を利用する技術を開示する。この公報に開示された無線電話は、従来の無線電話およびIP電話のいずれかを選択的に作動させることができる無線電話であって、ユーザの音声を受信し、対応するユーザの音声信号を出力するためのマイクロホンと、マイクロホンと接続する音声符号器であって、マイクロホンから受信したユーザの音声信号を符号化して、符号化されたユーザ信号をその出力部で出力する音声符号器と、通話相手の音声信号を受信し、対応する通話相手の音声を無線電話のユーザにブロードキャストするためのスピーカと、スピーカと接続する音声復号器であって、音声復号器の入力部で受信した符号化された通話相手の端末の信号を復号し、スピーカへ通話相手の音声信号を出力するための音声復号器と、符号化された通話相手の信号を無線通信ネットワークから受信し、符号化されたユーザ信号を無線通信ネットワークへ送信するための無線送受信部と、符号化された通話相手の信号を外部コンピュータから受信し、符号化されたユーザ信号を外部コンピュータへ送信するための外部接続部と、音声符号器の出力部と音声復号器の入力部とを、選択的に無線送受信部と外部接続部とのいずれか一方に接続するためのデジタル・インタフェースとを含む。
【0005】
この無線電話によると、音声符号化と復号の負担とが、この無線電話に接続されるコンピュータから取り除かれる。これにより、通話用アプリケーションを能率化することができるので、従来ほど高速のCPU(Central Processing Unit)を搭載したコンピュータを必要としなくなる。さらに、無線電話がサウンド・カード、マイクロホンおよびスピーカを備えている。これにより、コンピュータにそれらの装置を装備する必要がなくなる。その結果、比較的低性能で費用のかからないコンピュータを用いてIP電話を利用することができる。さらに、この無線電話によってユーザ用の便利で快適なハンドセットが提供されるので、マイクロホンとスピーカとの間で生じるエコーのパスを大きくブロックすることができる。
【0006】
【特許文献1】
特表2001−526858公報(第5−6頁、第2図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述の公報に記載された無線電話は、たとえばテレビ電話などの画像データを伴う通信において、コンピュータに対して従来と同様の負担を与えるという問題がある。すなわち、最近の携帯電話は撮影した動画などを音声データと共に通信することで、簡単なテレビ電話としての機能を有するようになっているが、前述の公報に記載された無線電話は、画像データを取扱う機能を具備していない。このため、IP電話において携帯電話と同様の効果を得ようとすると、コンピュータは、動画をはじめとする画像データを撮影して通信する装置を備える必要がある。
【0008】
本発明は上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、特に付加的な機能を持たないコンピュータを用いて、通信ネットワークを用いた電話を安価に利用できる方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1の発明に係る通信ネットワークを用いた電話システムの使用方法は、カメラ付き携帯電話と、携帯電話との間で通信が可能なコンピュータとを用いた電話システムの使用方法である。コンピュータは、画像データを含むデータの通信および通話が可能な通信ネットワークに接続される。カメラが画像を撮影するステップと、撮影された画像データの送信先を入力するステップと、携帯電話が、送信先を表わすデータおよび画像データをコンピュータに送信する通信ステップと、コンピュータが、通信ネットワークを用いて、通信ステップにおいて受信したデータを送信先に送信するステップとを含む。
【0010】
第1の発明によると、携帯電話は、画像データをコンピュータに送信する。画像データとは、静止画のほか、複数の静止画からなる動画の画像データを含む。コンピュータは、送信先を表わすデータとともに、通信ネットワークを用いて、画像データを通信先に送信する。コンピュータのうち、画像を撮影し、画像データに変換する機能を具備するものは限られているが、これらの機能はカメラ付き携帯電話が具備している。画像を撮影し、画像データを通信することができるカメラ付き携帯電話はすでに広く利用されており、安価に入手することができる。コンピュータとの間で通信することができる携帯電話も実用化されており、安価に入手することができる。これにより、携帯電話の機能を用いて画像を撮影し、画像データに変換し、通信することができるので、一般に用いられている安価なコンピュータを用いて、画像データを通信することができる。その結果、特に付加的な機能を持たないコンピュータを用いて、通信ネットワークを用いた電話を安価に利用できる方法を提供することができる。
【0011】
第2の発明に係る通信ネットワークを用いた電話システムの使用方法は、表示装置付き携帯電話と、携帯電話との間で通信が可能なコンピュータとを用いた電話システムの使用方法である。コンピュータは、画像データを含むデータの通信および通話が可能な通信ネットワークに接続される。コンピュータが、通信ネットワークを用いて、画像データを受信するネットワーク通信ステップと、携帯電話が、コンピュータから、ネットワーク通信ステップにおいて受信されたデータを受信する機器通信ステップと、携帯電話が、表示装置を用いて、機器通信ステップにて受信したデータに基づき画像を表示するステップとを含む。
【0012】
第2の発明によると、携帯電話は、通信ネットワークから画像データを受信したコンピュータから画像データを受信し、画像に変換し、表示する。画像データとは、静止画のほか、複数の静止画からなる動画の画像データを含む。携帯電話との間で画像データを通信することができるコンピュータは実用化されており、安価に入手することができる。コンピュータとの間で通信し、画像データを画像に変換する機能を具備することができる携帯電話も実用化されており、安価に入手することができる。これにより、一般に用いられている安価なコンピュータと安価な携帯電話とを用いて、データの通信および通話が可能な通信ネットワークから画像データを受信し、画像に変換し、表示することができる。その結果、特に付加的な機能を持たないコンピュータを用いて、通信ネットワークを用いた電話を安価に利用できる方法を提供することができる。
【0013】
第3の発明に係る通信ネットワークを用いた電話システムの使用方法は、第1または第2の発明の構成に加えて、コンピュータとカメラ付き携帯電話との間の通信は、無線通信の規格に準拠する通信を含む。
【0014】
第3の発明によると、携帯電話とコンピュータとは、無線通信の規格に準拠して画像データを通信する。無線通信の場合、携帯電話とコンピュータとをケーブルなどで接続する必要がない。これにより、ケーブル接続の手間を省き、接続にまつわる通信トラブルの発生を抑えることができる。その結果、特に付加的な機能を持たないコンピュータを用いて、通信ネットワークを用いた電話を安価かつより簡便に利用できる方法を提供することができる。
【0015】
第4の発明に係る通信ネットワークを用いた電話システムの使用方法は、第3の発明の構成に加えて、無線通信の規格は、Bluetooth(R)である。
【0016】
第4の発明によると、携帯電話とコンピュータとは、Bluetooth(R)に準拠して画像データを通信する。この通信方式の場合、たとえば赤外線を用いた通信方式などに比べると指向性が低いので、携帯電話とコンピュータとを対面させて通信する必要がない。これにより、より簡単に画像データを通信することができる。その結果、特に付加的な機能を持たないコンピュータを用いて、通信ネットワークを用いた電話を安価かつより簡単に利用できる方法を提供する。
【0017】
第5の発明に係る通信ネットワークを用いた電話システムの使用方法は、第1または第2の発明の構成に加えて、通信ネットワークは、インターネットに用いられるプロトコルを利用するネットワークである。
【0018】
第5の発明によると、通信ネットワークは、インターネットに用いられるプロトコルを利用してデータを通信する。このプロトコルを利用する通信ネットワークは汎用性が高い。これにより、汎用性が高いネットワークを用いて画像データを通信することができる。その結果、特に付加的な機能を持たないコンピュータを用いて、汎用性が高い通信ネットワークを用いた電話を安価に利用できる方法を提供することができる。
【0019】
第6の発明に係る通信ネットワークを用いた電話システムの使用方法は、第5の発明の構成に加えて、通信ネットワークは、イントラネットを含む。
【0020】
第6の発明によると、イントラネットを用いてデータを通信する。イントラネットは、たとえばインターネットなどの他の通信ネットワークに比べ秘密の保持性に優れている。これにより、秘密の保持性が高いネットワークを用いて画像データを通信することができる。その結果、特に付加的な機能を持たないコンピュータを用いて、通信ネットワークを用いた秘密の保持性が高い電話を安価に利用できる方法を提供することができる。
【0021】
第7の発明に係る通信ネットワークを用いた電話システムの使用方法は、第1または第2の発明の構成に加えて、画像データは、動画の画像データを含む。
【0022】
第7の発明によると、携帯電話とコンピュータとは、動画の画像データを通信する。これにより、音声データと合わせて利用して、テレビ電話を実現することができる。その結果、特に付加的な機能を持たないコンピュータを用いて、通信ネットワークを用いたテレビ電話を安価に利用できる方法を提供する。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
【0024】
図1を参照して、本実施の形態に係る携帯電話101は、コンピュータ102に接続されている。コンピュータ102は、ブロードバンドを利用したIP電話による通話が可能なインターネット100に接続されている。このインターネット100には、通話に加えて画像データや電子メールの通信が可能なサーバ(図示せず)が接続されている。コンピュータ102は、インターネット100を介してこのサーバに接続することで、IP電話による通話などを実現する。
【0025】
図2を参照して、本実施の形態に係る携帯電話101は、電話回線やインターネットプロバイダ等へのアクセスポイントに発信し、データ要求などの信号の送信や、データを含む呼出信号を受信してデコードを行なう無線部111と、携帯電話を構成する各部を制御する制御部112と、携帯電話を制御するためのプログラムや各種情報を記憶する記憶部113と、LCD(Liquid Crystal Display)であって携帯電話101の動作状態をはじめとする各種の情報の表示を行なう表示部114と、ユーザが携帯電話101に対する操作を行なう操作部115と、外部からの音声入力を行なう入力部116と、外部への音声出力を行なう出力部117と、携帯電話を構成する各部を駆動させるための電力の供給や、電池の充電などを行なう電源部118と、データの圧縮や復元、変換を行なう変換部119と、コンピュータや外部機器と接続して音声やデータの通信を行なう接続部120と、動画や静止画の撮影を行なうカメラ部121と、カメラ部121で撮影された動画や静止画のサイズや画像圧縮形式を選択して保存する処理部122とを含む。本実施の形態においては、接続部120にBluetooth(R)規格に準拠した通信装置が組み込まれている。カメラ部121は自由に回転する機能を持つので、ユーザは入力部116、出力部117およびカメラ部121を自身に向け、カメラ部121を見ながら通話を行なう。
【0026】
図3を参照して、本実施の形態に係る携帯電話101で実行されるプログラムは、インターネット100を利用した通話に関し、以下のような制御構造を有する。
【0027】
ステップ(以下、ステップをSと略す)100にて、携帯電話101は、公知の手法によりコンピュータ102との間で、接続部120を介した通信を確立する。
【0028】
S102にて、制御部112は、表示部114に通信用ネットワーク選択画面を表示させ、ユーザが通話に利用する種別の指定を受付ける。ユーザが通話に利用する種別とは、たとえばイントラネット利用、音声のみ、かつIP電話などといった、通話を行なうための回線の種類および通信されるデータの種別をいう。ユーザが操作部115を操作して通信方式を指定すると、制御部112は、ユーザがIP電話用のネットワークを選択したか否かを判断する。IP電話用のネットワークを選択したと判断した場合には(S102にてYES)、処理はS104へと移される。もしそうでないと(S102にてNO)、処理はS106へと移される。
【0029】
S104にて、制御部112は、接続部120を用いてコンピュータ102に信号を送信し、インターネット100への接続を依頼する。コンピュータ102は公知のダイヤルアップ技術を用いてインターネット100との接続を確立し、携帯電話101に接続を確立した旨の信号を返信する。信号を受信すると、制御部112は、記憶部113に記憶された電話番号リストのうち、ユーザが指定した通信方式による通話が可能な番号を、表示部114を用いて表示し、ユーザが通話先を指定するのを待ち受ける。ユーザは操作部115を用いて通話先を指定する。通話先が指定されると、制御部112は自身の内部にあるレジスタに指定された通話先の電話番号を記憶させる。
【0030】
S106にて、制御部112は、記憶部113に記憶された電話番号リストのうち、携帯電話の回線による通話が可能な番号を、表示部114を用いて表示し、ユーザが操作部115を用いて通話先を指定するのを待ち受ける。通話先が指定されると、制御部112は自身の内部にあるレジスタに指定された通話先の電話番号を記憶させる。
【0031】
S108にて、制御部112は、接続部120を用いてコンピュータ102に信号を送信し、インターネット100を介して電話交換を行なうサーバ(図示せず)へのアクセスを依頼する。コンピュータ102は予め自身の記憶部(図示せず)に記憶されたプログラムに基づいてそのサーバにアクセスし、アクセスに成功するとその旨を返信する。
【0032】
S110にて、制御部112は接続部120を用いて、通話回線の接続を依頼する信号とともに、前述のレジスタに記憶させた電話番号を送信する。
【0033】
S112にて、制御部112は無線部111を用いて、携帯電話の回線の接続を依頼する信号とともに、前述のレジスタに記憶させた電話番号を無線基地局に送信する。
【0034】
S114にて、制御部112は、前述のサーバ(この場合コンピュータ102を介して)または携帯電話の無線基地局から通話が可能になった旨の信号を受信すると、公知の技術を用いて通話のための制御を行なう。その際、IP電話の場合は、接続部120を用いて、音声データを通信する。携帯電話の場合は、無線部111を用いて、音声データを通信する。
【0035】
図4を参照して、本実施の形態に係る携帯電話で実行されるプログラムは、インターネットを利用したテレビ電話としての通話に関し、以下のような制御構造を有する。
【0036】
S120にて、制御部112は、表示部114を用いて通信用ネットワーク選択画面を表示し、ユーザが通話に利用する方式の指定を受付ける。ユーザが通話に利用する方式とは、たとえばADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)利用、テレビ電話、かつIP電話などといった、通話を行なうための回線の種類および通信されるデータの方式をいう。ユーザが操作部115を操作して方式を指定すると、制御部112は、ユーザがIP電話用のネットワークを選択し、かつテレビ電話を選択したか否かを判断する。IP電話用のネットワークを選択し、かつテレビ電話を選択したと判断した場合には(S120にてYES)、処理はS122へと移される。もしそうでないと(S120にてNO)、処理はS124へと移される。
【0037】
S122にて、制御部112は、自身の内部のフラグなどをIP電話に対応する設定に変更するとともに、入力部116の感度および出力部117の音量をハンズフリーモードに対応する設定に変更する。
【0038】
S124にて、制御部112は、自身の内部のフラグなどを携帯電話に対応する設定に変更するとともに、入力部116の感度および出力部117の音量をハンズフリーモードに対応する設定に変更する。
【0039】
S126にて、コンピュータ102は、相手が電話を受け、前述のサーバから通話が可能になった旨の信号を受信すると、その旨を携帯電話101に送信する。制御部112は、その旨を受信すると、相手の端末に宛ててユーザの画像のデータを送信し、表示部114を用いて相手の端末から受信した相手の画像を表示する。すなわち、制御部112は、カメラ部121を用いてユーザを撮影し、処理部122を用いて画像データに変換し、かつ通信可能な画像ファイルを作成し、接続部120を用いて、コンピュータ102に送信する。コンピュータ102は、データファイルのデータを変換し、パケットを作成する。前述のサーバは、コンピュータ102からパケットを受信して、通話相手の端末に送信する。逆に通話相手の端末から画像データのパケットを受信すると、サーバはコンピュータ102にそのパケットを送信する。コンピュータ102は、パケットのデータを変換して画像ファイルを作成し、携帯電話101に送信する。制御部112は、画像データを画像に変換し、表示部114を用いて表示する。
【0040】
S128にて、制御部112は、前述のサーバ(この場合コンピュータ102を介して)または携帯電話の無線基地局から通話が可能になった旨の信号を受信すると、公知の技術を用いてテレビ電話による通話のための制御を行なう。その際、IP電話の場合は、接続部120を用いて、音声データおよび画像データを通信する。携帯電話の場合は、無線部111を用いて、音声データおよび画像データを通信する。
【0041】
以上のような構造およびフローチャートに基づく、インターネットを利用するテレビ電話としての、携帯電話101の動作について説明する。
【0042】
携帯電話101は、コンピュータ102との間で、接続部120を介した通信を確立する(S100)。通信を確立すると、制御部112は、表示部114を用いて通信用ネットワーク選択画面を表示し、ユーザが通話に利用する方式の指定を受付ける(S120)。ユーザはテレビ電話を選択するので(S120にてYES)、制御部112は、入力部116の感度および出力部117の音量をハンズフリーモードに対応する設定に変更する(S122)。
【0043】
図5を参照して、表示部114の表示例について説明する。図5(A)に示すように、本実施の形態における表示部114には、まず「IP電話」と「携帯電話」とを選択させる画面が表示される。ユーザが「IP電話」を選択すると、図5(B)に示すネットワークを選択する画面および図5(C)に示すテレビ電話か否かを選択する画面が順次表示される。
【0044】
設定を変更すると、制御部112は、接続部120を用いて、インターネット100への接続を依頼する。図6を参照して、一般的な信号のフォーマットを説明する。一般的に、Bluetooth(R)の機器間で通信する場合の信号のフォーマットは、アクセスコードエリア200、パケットヘッダエリア202およびペイロードエリア204を含む。アクセスコードエリア200は、68ビットまたは72ビットのデータで構成される。これは、送信パケットの宛先を示すものであり、送受信される全てのパケットに付加される。パケットの種類によっては、このアクセスコードだけの場合もある。パケットヘッダエリア202は、通信のリンクを制御するために必要な値を含む。ペイロードエリア204は、実際に端末間で送受信されるユーザデータまたは制御データを含む。
【0045】
インターネット100への接続が確立された旨の信号を受信すると、制御部112は、ユーザが通話先を指定するのを待ち受け、指定された通話先の電話番号をレジスタに記憶させる(S104)。テレビ電話の通話先は、テレビ電話専用機またはコンピュータにカメラを接続したテレビ電話であってもよいが、本実施の形態においては、通話先をカメラ付き携帯電話とする。
【0046】
電話番号を記憶させると、制御部112は、電話交換を行なうサーバへのアクセスを依頼する。コンピュータ102はそのサーバへのアクセスに成功するとその旨を返信する(S108)。その旨を受信すると、制御部112は、接続部120を用いて、通話回線の接続を依頼する信号とともに、前述のレジスタに記憶させた電話番号を送信する(S110)。
【0047】
制御部112は、通話が可能になった旨の信号を受信すると、相手の端末に宛ててユーザの画像のデータを送信し、表示部114を用いて相手の端末から受信した相手の画像を表示する(S126)。図7は、相手の端末にユーザの顔の映像が表示された状況を示す概念図である。
【0048】
相手の画像を表示し、かつ前述のサーバから通話が可能になった旨の信号を受信すると、制御部112は、公知の技術を用いてテレビ電話による通話のための制御を行なう(S128)。
【0049】
以上のようにして、本実施の形態に係る携帯電話は、普段から使っている携帯電話の電話帳に保存されている電話番号を用いて電話の発信を行なうことができる。さらに、携帯電話のカメラを用いて画像データを通信することができる。その結果、特に付加的な機能を持たないコンピュータを用いて、汎用性が高い通信ネットワークを用いたテレビ電話を、安価かつより簡単に利用できる方法を提供することができる。
【0050】
<変形例>
接続部120は、USB(Universal Serial Bus)接続用の回路であってもよい。その場合、コンピュータ102とはUSBケーブルにより接続される。また、接続部120は、IrDA(InfraRed Data Association)接続用の回路であってもよい。いずれの場合でも音声データおよび画像データをコンピュータ102との間で通信することができるので、Bluetooth(R)規格に準拠した場合と同様の効果に加え、各通信規格に応じた効果を有する、テレビ電話を利用できる方法を提供することができる。
【0051】
S104における通話先の指定は、操作部115に設けられたテンキーをユーザが押すことにより行なってもよい。これにより、ユーザの操作は通常の電話により近くなるので、より容易に通信ネットワークを用いたテレビ電話を利用できる方法を提供することができる。
【0052】
S128における通話は、ピンジャックから音声をアナログデータで入出力して、コンピュータのマイクおよびイヤホンの接続端子につないで行なってもよい。この場合、音声データはコンピュータ102において直接パケット化され、通信される。接続部120は、画像データのみを通信する。これにより、携帯電話に音声データをファイル化する回路を備える必要がなくなるので、より軽量で安価な携帯電話を用いて通信ネットワークを用いたテレビ電話を利用できる方法を提供することができる。
【0053】
S128において、表示部114に表示させる画像を、自分の画像と相手の画像とを切り替えて表示させたり自分と相手との両方の画像を同時に表示させたりしてもよい。これにより、より容易に使用することができる携帯電話を用いて通信ネットワークを用いたテレビ電話を利用できる方法を提供することができる。
【0054】
接続部120を用いて、携帯電話101の記憶部113に記憶されている電子メールアドレスおよび電子メール本文のデータを、コンピュータ102に送信してもよい。これにより、携帯電話に登録された電子メールアドレスに、電子メールを送信することができる携帯電話を利用できる方法を提供することができる。
【0055】
インターネット100に代えて、イントラネットを用いて画像データの通信を行っても良い。一般にイントラネットは外部のネットワークに接続されていない。これにより、ネットワークを介したハッキングなどを受ける恐れがなくなる。その結果、秘密の保持性が高いテレビ電話を利用できる方法を提供することができる。
【0056】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内ですべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る携帯電話、コンピュータおよびインターネットの関係を表す概念図である。
【図2】本実施の形態に係る携帯電話のブロック構成図である。
【図3】本実施の形態に係るインターネットを利用した通話の制御の手順を示すフローチャートである。
【図4】本実施の形態に係るインターネットを利用したテレビ電話としての制御の手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態に係る表示部の表示例を表す図である。
【図6】機器間で通信する場合の一般的な信号のフォーマットである。
【図7】通話の相手の端末にユーザの顔の映像が表示された状況を示す概念図である。
【符号の説明】
100 インターネット、101 携帯電話、102 コンピュータ、111無線部、112 制御部、113 記憶部、114 表示部、115 操作部、116 入力部、117 出力部、118 電源部、119 変換部、120接続部、121 カメラ部、122 処理部。
【発明の属する技術分野】
本発明は、IP(Internet Protocol)電話の使用方法に関し、特にIP電話によりテレビ電話を実現する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
通信手段としての携帯電話はすでに広く利用されており、高機能化が図られている。携帯電話の一般的な機能を例示すると、通話機能をはじめとして電話帳機能、スケジュール機能、撮影機能(デジタルカメラ)などがあげられる。これらの機能により、携帯電話は極めて利便性が高いツールとなっているが、通信料金が高くて回線容量が小さいため通信速度が遅いという問題がある。
【0003】
一方、IP電話は固定回線を用いるので回線容量が大きく、通信速度が速く、通話料金が格段に安い(通話料が無料の場合もある)という特長がある。しかしIP電話で通話を行なうためには、原則としてコンピュータにハンドセットなどを接続する必要があるため、初期投資が必要である。
【0004】
特表2001−526858公報(特許文献1)は、安価にIP電話を利用する技術を開示する。この公報に開示された無線電話は、従来の無線電話およびIP電話のいずれかを選択的に作動させることができる無線電話であって、ユーザの音声を受信し、対応するユーザの音声信号を出力するためのマイクロホンと、マイクロホンと接続する音声符号器であって、マイクロホンから受信したユーザの音声信号を符号化して、符号化されたユーザ信号をその出力部で出力する音声符号器と、通話相手の音声信号を受信し、対応する通話相手の音声を無線電話のユーザにブロードキャストするためのスピーカと、スピーカと接続する音声復号器であって、音声復号器の入力部で受信した符号化された通話相手の端末の信号を復号し、スピーカへ通話相手の音声信号を出力するための音声復号器と、符号化された通話相手の信号を無線通信ネットワークから受信し、符号化されたユーザ信号を無線通信ネットワークへ送信するための無線送受信部と、符号化された通話相手の信号を外部コンピュータから受信し、符号化されたユーザ信号を外部コンピュータへ送信するための外部接続部と、音声符号器の出力部と音声復号器の入力部とを、選択的に無線送受信部と外部接続部とのいずれか一方に接続するためのデジタル・インタフェースとを含む。
【0005】
この無線電話によると、音声符号化と復号の負担とが、この無線電話に接続されるコンピュータから取り除かれる。これにより、通話用アプリケーションを能率化することができるので、従来ほど高速のCPU(Central Processing Unit)を搭載したコンピュータを必要としなくなる。さらに、無線電話がサウンド・カード、マイクロホンおよびスピーカを備えている。これにより、コンピュータにそれらの装置を装備する必要がなくなる。その結果、比較的低性能で費用のかからないコンピュータを用いてIP電話を利用することができる。さらに、この無線電話によってユーザ用の便利で快適なハンドセットが提供されるので、マイクロホンとスピーカとの間で生じるエコーのパスを大きくブロックすることができる。
【0006】
【特許文献1】
特表2001−526858公報(第5−6頁、第2図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述の公報に記載された無線電話は、たとえばテレビ電話などの画像データを伴う通信において、コンピュータに対して従来と同様の負担を与えるという問題がある。すなわち、最近の携帯電話は撮影した動画などを音声データと共に通信することで、簡単なテレビ電話としての機能を有するようになっているが、前述の公報に記載された無線電話は、画像データを取扱う機能を具備していない。このため、IP電話において携帯電話と同様の効果を得ようとすると、コンピュータは、動画をはじめとする画像データを撮影して通信する装置を備える必要がある。
【0008】
本発明は上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、特に付加的な機能を持たないコンピュータを用いて、通信ネットワークを用いた電話を安価に利用できる方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1の発明に係る通信ネットワークを用いた電話システムの使用方法は、カメラ付き携帯電話と、携帯電話との間で通信が可能なコンピュータとを用いた電話システムの使用方法である。コンピュータは、画像データを含むデータの通信および通話が可能な通信ネットワークに接続される。カメラが画像を撮影するステップと、撮影された画像データの送信先を入力するステップと、携帯電話が、送信先を表わすデータおよび画像データをコンピュータに送信する通信ステップと、コンピュータが、通信ネットワークを用いて、通信ステップにおいて受信したデータを送信先に送信するステップとを含む。
【0010】
第1の発明によると、携帯電話は、画像データをコンピュータに送信する。画像データとは、静止画のほか、複数の静止画からなる動画の画像データを含む。コンピュータは、送信先を表わすデータとともに、通信ネットワークを用いて、画像データを通信先に送信する。コンピュータのうち、画像を撮影し、画像データに変換する機能を具備するものは限られているが、これらの機能はカメラ付き携帯電話が具備している。画像を撮影し、画像データを通信することができるカメラ付き携帯電話はすでに広く利用されており、安価に入手することができる。コンピュータとの間で通信することができる携帯電話も実用化されており、安価に入手することができる。これにより、携帯電話の機能を用いて画像を撮影し、画像データに変換し、通信することができるので、一般に用いられている安価なコンピュータを用いて、画像データを通信することができる。その結果、特に付加的な機能を持たないコンピュータを用いて、通信ネットワークを用いた電話を安価に利用できる方法を提供することができる。
【0011】
第2の発明に係る通信ネットワークを用いた電話システムの使用方法は、表示装置付き携帯電話と、携帯電話との間で通信が可能なコンピュータとを用いた電話システムの使用方法である。コンピュータは、画像データを含むデータの通信および通話が可能な通信ネットワークに接続される。コンピュータが、通信ネットワークを用いて、画像データを受信するネットワーク通信ステップと、携帯電話が、コンピュータから、ネットワーク通信ステップにおいて受信されたデータを受信する機器通信ステップと、携帯電話が、表示装置を用いて、機器通信ステップにて受信したデータに基づき画像を表示するステップとを含む。
【0012】
第2の発明によると、携帯電話は、通信ネットワークから画像データを受信したコンピュータから画像データを受信し、画像に変換し、表示する。画像データとは、静止画のほか、複数の静止画からなる動画の画像データを含む。携帯電話との間で画像データを通信することができるコンピュータは実用化されており、安価に入手することができる。コンピュータとの間で通信し、画像データを画像に変換する機能を具備することができる携帯電話も実用化されており、安価に入手することができる。これにより、一般に用いられている安価なコンピュータと安価な携帯電話とを用いて、データの通信および通話が可能な通信ネットワークから画像データを受信し、画像に変換し、表示することができる。その結果、特に付加的な機能を持たないコンピュータを用いて、通信ネットワークを用いた電話を安価に利用できる方法を提供することができる。
【0013】
第3の発明に係る通信ネットワークを用いた電話システムの使用方法は、第1または第2の発明の構成に加えて、コンピュータとカメラ付き携帯電話との間の通信は、無線通信の規格に準拠する通信を含む。
【0014】
第3の発明によると、携帯電話とコンピュータとは、無線通信の規格に準拠して画像データを通信する。無線通信の場合、携帯電話とコンピュータとをケーブルなどで接続する必要がない。これにより、ケーブル接続の手間を省き、接続にまつわる通信トラブルの発生を抑えることができる。その結果、特に付加的な機能を持たないコンピュータを用いて、通信ネットワークを用いた電話を安価かつより簡便に利用できる方法を提供することができる。
【0015】
第4の発明に係る通信ネットワークを用いた電話システムの使用方法は、第3の発明の構成に加えて、無線通信の規格は、Bluetooth(R)である。
【0016】
第4の発明によると、携帯電話とコンピュータとは、Bluetooth(R)に準拠して画像データを通信する。この通信方式の場合、たとえば赤外線を用いた通信方式などに比べると指向性が低いので、携帯電話とコンピュータとを対面させて通信する必要がない。これにより、より簡単に画像データを通信することができる。その結果、特に付加的な機能を持たないコンピュータを用いて、通信ネットワークを用いた電話を安価かつより簡単に利用できる方法を提供する。
【0017】
第5の発明に係る通信ネットワークを用いた電話システムの使用方法は、第1または第2の発明の構成に加えて、通信ネットワークは、インターネットに用いられるプロトコルを利用するネットワークである。
【0018】
第5の発明によると、通信ネットワークは、インターネットに用いられるプロトコルを利用してデータを通信する。このプロトコルを利用する通信ネットワークは汎用性が高い。これにより、汎用性が高いネットワークを用いて画像データを通信することができる。その結果、特に付加的な機能を持たないコンピュータを用いて、汎用性が高い通信ネットワークを用いた電話を安価に利用できる方法を提供することができる。
【0019】
第6の発明に係る通信ネットワークを用いた電話システムの使用方法は、第5の発明の構成に加えて、通信ネットワークは、イントラネットを含む。
【0020】
第6の発明によると、イントラネットを用いてデータを通信する。イントラネットは、たとえばインターネットなどの他の通信ネットワークに比べ秘密の保持性に優れている。これにより、秘密の保持性が高いネットワークを用いて画像データを通信することができる。その結果、特に付加的な機能を持たないコンピュータを用いて、通信ネットワークを用いた秘密の保持性が高い電話を安価に利用できる方法を提供することができる。
【0021】
第7の発明に係る通信ネットワークを用いた電話システムの使用方法は、第1または第2の発明の構成に加えて、画像データは、動画の画像データを含む。
【0022】
第7の発明によると、携帯電話とコンピュータとは、動画の画像データを通信する。これにより、音声データと合わせて利用して、テレビ電話を実現することができる。その結果、特に付加的な機能を持たないコンピュータを用いて、通信ネットワークを用いたテレビ電話を安価に利用できる方法を提供する。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
【0024】
図1を参照して、本実施の形態に係る携帯電話101は、コンピュータ102に接続されている。コンピュータ102は、ブロードバンドを利用したIP電話による通話が可能なインターネット100に接続されている。このインターネット100には、通話に加えて画像データや電子メールの通信が可能なサーバ(図示せず)が接続されている。コンピュータ102は、インターネット100を介してこのサーバに接続することで、IP電話による通話などを実現する。
【0025】
図2を参照して、本実施の形態に係る携帯電話101は、電話回線やインターネットプロバイダ等へのアクセスポイントに発信し、データ要求などの信号の送信や、データを含む呼出信号を受信してデコードを行なう無線部111と、携帯電話を構成する各部を制御する制御部112と、携帯電話を制御するためのプログラムや各種情報を記憶する記憶部113と、LCD(Liquid Crystal Display)であって携帯電話101の動作状態をはじめとする各種の情報の表示を行なう表示部114と、ユーザが携帯電話101に対する操作を行なう操作部115と、外部からの音声入力を行なう入力部116と、外部への音声出力を行なう出力部117と、携帯電話を構成する各部を駆動させるための電力の供給や、電池の充電などを行なう電源部118と、データの圧縮や復元、変換を行なう変換部119と、コンピュータや外部機器と接続して音声やデータの通信を行なう接続部120と、動画や静止画の撮影を行なうカメラ部121と、カメラ部121で撮影された動画や静止画のサイズや画像圧縮形式を選択して保存する処理部122とを含む。本実施の形態においては、接続部120にBluetooth(R)規格に準拠した通信装置が組み込まれている。カメラ部121は自由に回転する機能を持つので、ユーザは入力部116、出力部117およびカメラ部121を自身に向け、カメラ部121を見ながら通話を行なう。
【0026】
図3を参照して、本実施の形態に係る携帯電話101で実行されるプログラムは、インターネット100を利用した通話に関し、以下のような制御構造を有する。
【0027】
ステップ(以下、ステップをSと略す)100にて、携帯電話101は、公知の手法によりコンピュータ102との間で、接続部120を介した通信を確立する。
【0028】
S102にて、制御部112は、表示部114に通信用ネットワーク選択画面を表示させ、ユーザが通話に利用する種別の指定を受付ける。ユーザが通話に利用する種別とは、たとえばイントラネット利用、音声のみ、かつIP電話などといった、通話を行なうための回線の種類および通信されるデータの種別をいう。ユーザが操作部115を操作して通信方式を指定すると、制御部112は、ユーザがIP電話用のネットワークを選択したか否かを判断する。IP電話用のネットワークを選択したと判断した場合には(S102にてYES)、処理はS104へと移される。もしそうでないと(S102にてNO)、処理はS106へと移される。
【0029】
S104にて、制御部112は、接続部120を用いてコンピュータ102に信号を送信し、インターネット100への接続を依頼する。コンピュータ102は公知のダイヤルアップ技術を用いてインターネット100との接続を確立し、携帯電話101に接続を確立した旨の信号を返信する。信号を受信すると、制御部112は、記憶部113に記憶された電話番号リストのうち、ユーザが指定した通信方式による通話が可能な番号を、表示部114を用いて表示し、ユーザが通話先を指定するのを待ち受ける。ユーザは操作部115を用いて通話先を指定する。通話先が指定されると、制御部112は自身の内部にあるレジスタに指定された通話先の電話番号を記憶させる。
【0030】
S106にて、制御部112は、記憶部113に記憶された電話番号リストのうち、携帯電話の回線による通話が可能な番号を、表示部114を用いて表示し、ユーザが操作部115を用いて通話先を指定するのを待ち受ける。通話先が指定されると、制御部112は自身の内部にあるレジスタに指定された通話先の電話番号を記憶させる。
【0031】
S108にて、制御部112は、接続部120を用いてコンピュータ102に信号を送信し、インターネット100を介して電話交換を行なうサーバ(図示せず)へのアクセスを依頼する。コンピュータ102は予め自身の記憶部(図示せず)に記憶されたプログラムに基づいてそのサーバにアクセスし、アクセスに成功するとその旨を返信する。
【0032】
S110にて、制御部112は接続部120を用いて、通話回線の接続を依頼する信号とともに、前述のレジスタに記憶させた電話番号を送信する。
【0033】
S112にて、制御部112は無線部111を用いて、携帯電話の回線の接続を依頼する信号とともに、前述のレジスタに記憶させた電話番号を無線基地局に送信する。
【0034】
S114にて、制御部112は、前述のサーバ(この場合コンピュータ102を介して)または携帯電話の無線基地局から通話が可能になった旨の信号を受信すると、公知の技術を用いて通話のための制御を行なう。その際、IP電話の場合は、接続部120を用いて、音声データを通信する。携帯電話の場合は、無線部111を用いて、音声データを通信する。
【0035】
図4を参照して、本実施の形態に係る携帯電話で実行されるプログラムは、インターネットを利用したテレビ電話としての通話に関し、以下のような制御構造を有する。
【0036】
S120にて、制御部112は、表示部114を用いて通信用ネットワーク選択画面を表示し、ユーザが通話に利用する方式の指定を受付ける。ユーザが通話に利用する方式とは、たとえばADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)利用、テレビ電話、かつIP電話などといった、通話を行なうための回線の種類および通信されるデータの方式をいう。ユーザが操作部115を操作して方式を指定すると、制御部112は、ユーザがIP電話用のネットワークを選択し、かつテレビ電話を選択したか否かを判断する。IP電話用のネットワークを選択し、かつテレビ電話を選択したと判断した場合には(S120にてYES)、処理はS122へと移される。もしそうでないと(S120にてNO)、処理はS124へと移される。
【0037】
S122にて、制御部112は、自身の内部のフラグなどをIP電話に対応する設定に変更するとともに、入力部116の感度および出力部117の音量をハンズフリーモードに対応する設定に変更する。
【0038】
S124にて、制御部112は、自身の内部のフラグなどを携帯電話に対応する設定に変更するとともに、入力部116の感度および出力部117の音量をハンズフリーモードに対応する設定に変更する。
【0039】
S126にて、コンピュータ102は、相手が電話を受け、前述のサーバから通話が可能になった旨の信号を受信すると、その旨を携帯電話101に送信する。制御部112は、その旨を受信すると、相手の端末に宛ててユーザの画像のデータを送信し、表示部114を用いて相手の端末から受信した相手の画像を表示する。すなわち、制御部112は、カメラ部121を用いてユーザを撮影し、処理部122を用いて画像データに変換し、かつ通信可能な画像ファイルを作成し、接続部120を用いて、コンピュータ102に送信する。コンピュータ102は、データファイルのデータを変換し、パケットを作成する。前述のサーバは、コンピュータ102からパケットを受信して、通話相手の端末に送信する。逆に通話相手の端末から画像データのパケットを受信すると、サーバはコンピュータ102にそのパケットを送信する。コンピュータ102は、パケットのデータを変換して画像ファイルを作成し、携帯電話101に送信する。制御部112は、画像データを画像に変換し、表示部114を用いて表示する。
【0040】
S128にて、制御部112は、前述のサーバ(この場合コンピュータ102を介して)または携帯電話の無線基地局から通話が可能になった旨の信号を受信すると、公知の技術を用いてテレビ電話による通話のための制御を行なう。その際、IP電話の場合は、接続部120を用いて、音声データおよび画像データを通信する。携帯電話の場合は、無線部111を用いて、音声データおよび画像データを通信する。
【0041】
以上のような構造およびフローチャートに基づく、インターネットを利用するテレビ電話としての、携帯電話101の動作について説明する。
【0042】
携帯電話101は、コンピュータ102との間で、接続部120を介した通信を確立する(S100)。通信を確立すると、制御部112は、表示部114を用いて通信用ネットワーク選択画面を表示し、ユーザが通話に利用する方式の指定を受付ける(S120)。ユーザはテレビ電話を選択するので(S120にてYES)、制御部112は、入力部116の感度および出力部117の音量をハンズフリーモードに対応する設定に変更する(S122)。
【0043】
図5を参照して、表示部114の表示例について説明する。図5(A)に示すように、本実施の形態における表示部114には、まず「IP電話」と「携帯電話」とを選択させる画面が表示される。ユーザが「IP電話」を選択すると、図5(B)に示すネットワークを選択する画面および図5(C)に示すテレビ電話か否かを選択する画面が順次表示される。
【0044】
設定を変更すると、制御部112は、接続部120を用いて、インターネット100への接続を依頼する。図6を参照して、一般的な信号のフォーマットを説明する。一般的に、Bluetooth(R)の機器間で通信する場合の信号のフォーマットは、アクセスコードエリア200、パケットヘッダエリア202およびペイロードエリア204を含む。アクセスコードエリア200は、68ビットまたは72ビットのデータで構成される。これは、送信パケットの宛先を示すものであり、送受信される全てのパケットに付加される。パケットの種類によっては、このアクセスコードだけの場合もある。パケットヘッダエリア202は、通信のリンクを制御するために必要な値を含む。ペイロードエリア204は、実際に端末間で送受信されるユーザデータまたは制御データを含む。
【0045】
インターネット100への接続が確立された旨の信号を受信すると、制御部112は、ユーザが通話先を指定するのを待ち受け、指定された通話先の電話番号をレジスタに記憶させる(S104)。テレビ電話の通話先は、テレビ電話専用機またはコンピュータにカメラを接続したテレビ電話であってもよいが、本実施の形態においては、通話先をカメラ付き携帯電話とする。
【0046】
電話番号を記憶させると、制御部112は、電話交換を行なうサーバへのアクセスを依頼する。コンピュータ102はそのサーバへのアクセスに成功するとその旨を返信する(S108)。その旨を受信すると、制御部112は、接続部120を用いて、通話回線の接続を依頼する信号とともに、前述のレジスタに記憶させた電話番号を送信する(S110)。
【0047】
制御部112は、通話が可能になった旨の信号を受信すると、相手の端末に宛ててユーザの画像のデータを送信し、表示部114を用いて相手の端末から受信した相手の画像を表示する(S126)。図7は、相手の端末にユーザの顔の映像が表示された状況を示す概念図である。
【0048】
相手の画像を表示し、かつ前述のサーバから通話が可能になった旨の信号を受信すると、制御部112は、公知の技術を用いてテレビ電話による通話のための制御を行なう(S128)。
【0049】
以上のようにして、本実施の形態に係る携帯電話は、普段から使っている携帯電話の電話帳に保存されている電話番号を用いて電話の発信を行なうことができる。さらに、携帯電話のカメラを用いて画像データを通信することができる。その結果、特に付加的な機能を持たないコンピュータを用いて、汎用性が高い通信ネットワークを用いたテレビ電話を、安価かつより簡単に利用できる方法を提供することができる。
【0050】
<変形例>
接続部120は、USB(Universal Serial Bus)接続用の回路であってもよい。その場合、コンピュータ102とはUSBケーブルにより接続される。また、接続部120は、IrDA(InfraRed Data Association)接続用の回路であってもよい。いずれの場合でも音声データおよび画像データをコンピュータ102との間で通信することができるので、Bluetooth(R)規格に準拠した場合と同様の効果に加え、各通信規格に応じた効果を有する、テレビ電話を利用できる方法を提供することができる。
【0051】
S104における通話先の指定は、操作部115に設けられたテンキーをユーザが押すことにより行なってもよい。これにより、ユーザの操作は通常の電話により近くなるので、より容易に通信ネットワークを用いたテレビ電話を利用できる方法を提供することができる。
【0052】
S128における通話は、ピンジャックから音声をアナログデータで入出力して、コンピュータのマイクおよびイヤホンの接続端子につないで行なってもよい。この場合、音声データはコンピュータ102において直接パケット化され、通信される。接続部120は、画像データのみを通信する。これにより、携帯電話に音声データをファイル化する回路を備える必要がなくなるので、より軽量で安価な携帯電話を用いて通信ネットワークを用いたテレビ電話を利用できる方法を提供することができる。
【0053】
S128において、表示部114に表示させる画像を、自分の画像と相手の画像とを切り替えて表示させたり自分と相手との両方の画像を同時に表示させたりしてもよい。これにより、より容易に使用することができる携帯電話を用いて通信ネットワークを用いたテレビ電話を利用できる方法を提供することができる。
【0054】
接続部120を用いて、携帯電話101の記憶部113に記憶されている電子メールアドレスおよび電子メール本文のデータを、コンピュータ102に送信してもよい。これにより、携帯電話に登録された電子メールアドレスに、電子メールを送信することができる携帯電話を利用できる方法を提供することができる。
【0055】
インターネット100に代えて、イントラネットを用いて画像データの通信を行っても良い。一般にイントラネットは外部のネットワークに接続されていない。これにより、ネットワークを介したハッキングなどを受ける恐れがなくなる。その結果、秘密の保持性が高いテレビ電話を利用できる方法を提供することができる。
【0056】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内ですべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る携帯電話、コンピュータおよびインターネットの関係を表す概念図である。
【図2】本実施の形態に係る携帯電話のブロック構成図である。
【図3】本実施の形態に係るインターネットを利用した通話の制御の手順を示すフローチャートである。
【図4】本実施の形態に係るインターネットを利用したテレビ電話としての制御の手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態に係る表示部の表示例を表す図である。
【図6】機器間で通信する場合の一般的な信号のフォーマットである。
【図7】通話の相手の端末にユーザの顔の映像が表示された状況を示す概念図である。
【符号の説明】
100 インターネット、101 携帯電話、102 コンピュータ、111無線部、112 制御部、113 記憶部、114 表示部、115 操作部、116 入力部、117 出力部、118 電源部、119 変換部、120接続部、121 カメラ部、122 処理部。
Claims (7)
- カメラ付き携帯電話と、前記携帯電話との間で通信が可能なコンピュータとを用いた電話システムの使用方法であって、
前記コンピュータは、画像データを含むデータの通信および通話が可能な通信ネットワークに接続され、
前記カメラが画像を撮影するステップと、
前記撮影された画像データの送信先を入力するステップと、
前記携帯電話が、前記送信先を表わすデータおよび前記画像データを前記コンピュータに送信する通信ステップと、
前記コンピュータが、前記通信ネットワークを用いて、前記通信ステップにおいて受信したデータを前記送信先に送信するステップとを含む通信ネットワークを用いた電話システムの使用方法。 - 表示装置付き携帯電話と、前記携帯電話との間で通信が可能なコンピュータとを用いた電話システムの使用方法であって、
前記コンピュータは、画像データを含むデータの通信および通話が可能な通信ネットワークに接続され、
前記コンピュータが、前記通信ネットワークを用いて、画像データを受信するネットワーク通信ステップと、
前記携帯電話が、前記コンピュータから、前記ネットワーク通信ステップにおいて受信されたデータを受信する機器通信ステップと、
前記携帯電話が、前記表示装置を用いて、前記機器通信ステップにて受信したデータに基づき画像を表示するステップとを含む通信ネットワークを用いた電話システムの使用方法。 - 前記コンピュータと前記カメラ付き携帯電話との間の通信は、無線通信の規格に準拠する通信を含む、請求項1または2に記載の通信ネットワークを用いた電話システムの使用方法。
- 前記無線通信の規格は、Bluetoothである、請求項3に記載の通信ネットワークを用いた電話システムの使用方法。
- 前記通信ネットワークは、インターネットに用いられるプロトコルを利用するネットワークである、請求項1または2に記載の通信ネットワークを用いた電話システムの使用方法。
- 前記通信ネットワークは、イントラネットを含む、請求項5に記載の通信ネットワークを用いた電話システムの使用方法。
- 前記画像データは、動画の画像データを含む、請求項1または2に記載の通信ネットワークを用いた電話システムの使用方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002348185A JP2004186757A (ja) | 2002-11-29 | 2002-11-29 | 通信ネットワークを用いた電話システムの使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002348185A JP2004186757A (ja) | 2002-11-29 | 2002-11-29 | 通信ネットワークを用いた電話システムの使用方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004186757A true JP2004186757A (ja) | 2004-07-02 |
Family
ID=32751164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002348185A Withdrawn JP2004186757A (ja) | 2002-11-29 | 2002-11-29 | 通信ネットワークを用いた電話システムの使用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004186757A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007095863A1 (en) * | 2006-02-27 | 2007-08-30 | Mediatek Inc. | Methods and systems for image transmission |
JP2012502532A (ja) * | 2008-09-05 | 2012-01-26 | スカイプ・リミテッド | 通信システムを介して通信するための周辺装置 |
US8380242B2 (en) | 2005-01-14 | 2013-02-19 | Mediatek Inc. | Methods and systems for audio and video communication |
KR101331455B1 (ko) * | 2005-06-28 | 2013-11-21 | 에스케이텔레콤 주식회사 | 화상통신 방법, 화상통신을 위한 단말 및 서버 |
US8866628B2 (en) | 2008-09-05 | 2014-10-21 | Skype | Communication system and method |
US9128592B2 (en) | 2008-09-05 | 2015-09-08 | Skype | Displaying graphical representations of contacts |
-
2002
- 2002-11-29 JP JP2002348185A patent/JP2004186757A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8380242B2 (en) | 2005-01-14 | 2013-02-19 | Mediatek Inc. | Methods and systems for audio and video communication |
DE102006001607B4 (de) * | 2005-01-14 | 2013-02-28 | Mediatek Inc. | Verfahren und Systeme zur Übertragung von Ton- und Bilddaten |
KR101331455B1 (ko) * | 2005-06-28 | 2013-11-21 | 에스케이텔레콤 주식회사 | 화상통신 방법, 화상통신을 위한 단말 및 서버 |
WO2007095863A1 (en) * | 2006-02-27 | 2007-08-30 | Mediatek Inc. | Methods and systems for image transmission |
JP2012502532A (ja) * | 2008-09-05 | 2012-01-26 | スカイプ・リミテッド | 通信システムを介して通信するための周辺装置 |
US8866628B2 (en) | 2008-09-05 | 2014-10-21 | Skype | Communication system and method |
US9128592B2 (en) | 2008-09-05 | 2015-09-08 | Skype | Displaying graphical representations of contacts |
US9654726B2 (en) | 2008-09-05 | 2017-05-16 | Skype | Peripheral device for communication over a communications system |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4352471B2 (ja) | 通信システムおよび通信方法 | |
US7535484B2 (en) | Communication terminals that vary a video stream based on how it is displayed | |
US20020066115A1 (en) | Portable communications device | |
US20090061850A1 (en) | Cordless phone system with data retrieving capability using wireless technology | |
KR20070119306A (ko) | 휴대용 단말기에서 화상 통화 중 문자 메시지를 송수신하기위한 장치 및 방법 | |
US7068298B2 (en) | Portable terminal having a camera and method for taking a photograph with the same | |
US20080119223A1 (en) | Mobile Telephone | |
JP2004328181A (ja) | 電話機及び電話網システム | |
JP2004186757A (ja) | 通信ネットワークを用いた電話システムの使用方法 | |
JP4893797B2 (ja) | 通信装置および方法、通信システム、並びにプログラム記録媒体 | |
JP2005168012A (ja) | テレビ電話対応型インターネット電話機 | |
EP1753238A2 (en) | Method of transmitting image data in video telephone mode of a wireless terminal | |
JP2002185527A (ja) | インターネット電話システム | |
JP2002314683A (ja) | VoIP電話制御方法、VoIP電話交換制御ネットワークシステム及びそのプログラム | |
JP2006325092A (ja) | 電話通信システム、電話通信方法、中継サーバー及び携帯電話機 | |
JP2001218273A (ja) | 動画音声配信システム | |
JP4354456B2 (ja) | 送信した低品質a/vデータに対応する高品質a/vデータの送信 | |
JP2005295574A (ja) | 通信装置 | |
KR100864900B1 (ko) | 셀룰러 전화망에 연결된 통신 수단이 구비된 텔레비전용리모트 컨트롤 | |
KR100531876B1 (ko) | 영상통화 기능을 구비한 이동통신단말기의 영상통화처리방법 | |
KR100547769B1 (ko) | 휴대 단말기에서 통화 중 전화번호 전송방법 | |
JP2009110292A (ja) | 電子メール処理システムおよび装置 | |
KR200348823Y1 (ko) | 통합형 전화 단말기 | |
JP2005304039A (ja) | 通信装置 | |
KR100917459B1 (ko) | 이동통신망에서의 영상 단말 인지 방법 및 이를 위한 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060207 |