JP2004185784A - 磁気テープ装置及び磁気テープ装置のエラー判別方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】磁気テープ1にデータ記録手段4によってデータを記録し、データ再生手段3によって記録したデータを直後に再生し、エラー検出手段5によりエラー検出を行い、エラー計数手段6によってエラー数を計数し前記処理を行いながらテープパスカウント計数手段7により磁気テープの同じ位置を通過するたびにテープパスをカウントし、エラー計数手段5によって計数されたエラー数をエラーレートに換算して得られたエラーレートとテープパスカウント計数手段7によりカウントされたテープパス数を基にしてテープ劣化とヘッド汚れ判別手段8により、テープ劣化とヘッド汚れを正確に判断する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気テープ装置及び磁気テープ装置のエラー判別方法に関し、磁テープにデータを記録し、記録したデータを直後に再生して、磁気テープに記録されたデータのエラーを検出して、磁気テープにデータの再書き込みが行えるヘリカルスキャン方式の磁気テープ装置で、磁気テープに記録再生を行いながら、磁気テープのテープパス状況を検出し、磁気テープのエラー要因を明確に判別する磁気テープ装置及び磁気テープ装置のエラー判別方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の磁気テープ装置は、ホストから送られてくるデータを制御部は記録データ発生回路、記録回路および磁気ヘッドを介して磁気テープに記録する。それとともに再生回路およびデータ復元回路によりデータを再生する。このときエラーがあればこれを検出してエラーと処理総数を計数する。そしてエラーレートを算出し、処理される磁気テープ単位でEEPROMに格納し今までに処理されたエラーレートの平均値を算出して今回処理した磁気テープのエラーレートと比較して規定値以上のときに磁気テープの表示部にメッセージを出力する構成となっている(例えば特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−159479号公報(第3頁、第2図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来の磁気テープ装置は、エラーレートを算出し磁気テープの品質を判断しているため磁気テープとしては品質低下を起こしていなくても磁気テープ装置側の要因、例えば磁気ヘッドの汚れによりエラーレートが悪化した場合においても磁気テープの品質低下と判断されることになる。この場合、磁気テープが十分使用範囲内にあるにもかかわらず交換されるようなことが生じてしまうという課題を有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は、磁気テープを交換して使用する磁気テープ装置において各手段を制御するシステム制御手段と、データを前記磁気テープ上に記録するデータ記録手段と、前記データ記録手段によって前記磁気テープにデータを記録するとともに前記磁気テープに記録したデータを再生するデータ再生手段と、前記データ再生手段によって再生されたデータのエラーを検出するエラー検出手段と、前記エラー検出手段によって検出されたエラーを計数するエラー計数手段と、前記磁気テープの再生及び記録時に前記磁気テープの第1の特定位置を通過することを検出し、そのたびに計数するテープパスカウント計数手段と、前記エラー計数手段によって計数されたエラー数を前記システム制御手段によりエラーレートに換算し、換算されたエラーレートと前記テープパスカウント計数手段によって計数されたテープパスカウント数を基に前記磁気テープに劣化があるか、ヘッドに汚れがあるかどちらか判別を行うテープ劣化とヘッド汚れ判別手段と、前記磁気テープ装置から磁気テープの排出を指示するテープ排出命令手段と、前記磁気テープの排出と挿入動作を行うテープ排出挿入手段と、前記テープ排出命令手段から排出の指示があった場合、磁気テープの排出動作を行う前に前記テープパスカウント計数手段によりカウントされたテープパスカウント数を前記記録手段により前記磁気テープの第2の特定位置に記録し、その後に前記磁気テープの排出動作を行うことを特徴とする。
【0006】
本発明によれば、エラーレートが規定値を超過したときにテープのパスカウント数も使用して判断するため、テープの劣化を明確にする磁気テープ装置及び磁気テープ装置のエラー判別方法が提供できる。
【0007】
また、本発明は前記磁気テープを挿入した時、前記第2の特定位置を再生することによりテープパスカウント数を取得し、このテープパスカウントを前記テープパスカウント計数手段の初期値に設定し、取得したテープパスカウント数から継続計数することを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、磁気テープの交換を繰り返し行われて使用された場合でも、個々の磁気テープについてテープパスカウント数の管理ができテープの劣化が判別できる磁気テープ装置及び磁気テープ装置のエラー判別方法が提供できる。
【0009】
また、本発明は前記テープ劣化とヘッド汚れ判別手段の判別結果を基にエラー内容を表示する表示手段を有することを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、操作を行うオペレータは磁気テープが劣化しているかヘッドが汚れているかを認識することができ、磁気テープを交換するかヘッドをクリーニングするかエラー表示手段で表示された内容を基に対応することができる磁気テープ装置と磁気テープ装置のエラー判別方法を提供できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施形態による磁気テープ装置による説明を行う。
図1は、本発明による磁気テープ装置の実施形態を示す構成図である
従来、磁気テープ装置においてはホストコンピュータシステム等のデータを磁気テープにバックアップすることに用いられており、何らかの障害がホストコンピュータシステム等に発生した場合に、コンピュータシステム等のデータ復旧のためにバックアップを行った磁気テープを使用してデータをリストアするようになっている。本発明の一実施形態は、ホストコンピュータから本発明の装置に送られたデータをシステム制御手段の中にあるデータバッファに一時蓄え、記録手段にデータを送る。記録ステップは、磁気テープに記録を行うのに最も適した状態にデータを変換しエラー訂正のためのECCを付加するような磁気テープのフォーマット形式、データをコード変換し、ヘッドに電流を発生させ磁気テープに記録を行う。次に、再生ステップは、磁気テープに記録されたデータをヘッドにより読み込み、記録ステップで行われたコード変換と逆のコード変換を行い、データを復元する。この復元されたデータをエラー検出手段でECCなどのチェックを行うことにより、エラー検出を行う。システム制御手段は、エラー検出手段がエラーを検出すると、エラーが検出されたデータから再記録(一般的にはリライトという)を行う。エラー計数手段は、エラー検出手段によりエラーが検出されるたびにエラー数をカウントする。
【0012】
本発明においては記録ステップを行うとともに再生ステップを行いエラー検出を行ってエラー計数を行っている。このように,システム制御手段から記録手段に送られたデータが、磁気テープに記録され、エラー検出手段によって磁気テープに記録されたデータのエラーを確認する動作が繰り返し行われ、システム制御手段はこの動作のたびにデータ数をカウントする。本発明に接続されているホストコンピュータからバックアップの終了と判断できるコマンド(例えば巻き戻し、位置検索など)の要求が来た時点で、システム制御手段によりバックアップの終了と判断し、エラー計数手段によってカウントされたエラーの総数とシステム制御手段によってカウントされた記録データ総数からエラーレート算出手段によりエラーレートの算出を行う。
【0013】
エラーレートは、エラー総数÷記録データ総数の計算で求めることができる。テープパスカウント計数手段は、磁気テープの第1の特定位置を通過するたびにテープパス数をカウントする。磁気テープにホストコンピュータから送られるデータを記録するデータ領域と磁気テープの情報(例えば記録されたデータ量など)を記録するシステム領域の境界位置となる第1の特定位置は、磁気テープ装置でバックアップやリストアを行う際に磁気テープの起点となり、磁気テープでは一番パス数が多くなる位置を用いると良い。そしてエラーレートはシステム制御手段により算出され、エラーレートがエラーレートの規定値n例えば、2×10−2乗より大きくなるとシステム制御手段は、テープ劣化とヘッド汚れ判別手段により判別を要求する。
【0014】
テープ劣化とヘッド汚れ判別手段は、テープパスカウント数が磁気テープの推奨規定パス回数n1、例えば、2,000回を超過していた場合磁気テープの劣化によるエラーレート悪化と判別し、2,000回を超過していない場合は、ヘッド汚れによるエラーレートの悪化であると判別する。システム制御手段は、テープ劣化とヘッド汚れ判別手段により判別された結果をエラー表示手段に通知する。エラー表示手段は、通知された結果を基にエラー内容の表示を行う。
上記のエラー内容の表示方法は、例えば従来の磁気テープ装置には数個LEDが存在し、BUSY、エラーレイト悪化等を示しているとする。
本発明を用いた磁磁気テープ装置の場合、エラー内容であるヘッドの汚れ、テープ劣化を表示する為にLED等の個数を増やしても良いが、従来ヘッドの汚れ、テープ劣化を示す表示自体が存在しない装置にさらにLEDの個数を増やすことはコストアップにつながるので好ましくない。
【0015】
よって本発明は、従来の機能のLED表示にヘッドの汚れとテープ劣化を示す表示をさせるためにLEDの個数を増やさず、従来個数のLEDにて点滅方法を組み合わせることを用いる。例えばLED点滅の周期や数個のLED点灯順序を変化させるなどし、エラーレートの悪化がテープの劣化によって発生していたか、ヘッドの汚れにより発生していたかをLEDの個数を増やすことなく実現させることも可能である。
【0016】
また、本発明を用いた磁気テープ装置は、例えばホストコンピュータとSCSIインターフェースを用いて接続され、このSCSIインターフェースを使用して、システム制御手段からホストコンピュータにエラー内容を伝え、ホストコンピュータが持っている表示手段により、エラー内容を表示させる。エラーレートが悪化してエラー表示が行われた際、エラー表示手段に表示された内容をオペレータが見ることで、磁気テープの劣化が原因かヘッドの汚れが原因か認識でき、無駄に磁気テープを交換する必要がなくなる。
テープ排出命令手段は、例えば本発明の磁気テープ装置に存在する磁気テープの排出を要求するスイッチや釦などが押された場合か、ホストコンピュータから本発明の装置に磁気テープ排出の要求があったことをシステム制御手段が検出し、システム制御手段は、テープパスカウント計数手段によってカウントされたテープパス数を磁気テープの第2の特定位置に記録する。磁気テープの第2の特定位置は、磁気テープの先頭に配置されていて磁気テープの互換性を保つためには、影響しない領域を用いる。例えば磁気テープで、システム領域とデータ領域より前に配置され通常データの記録が行われない領域に記録すると良い。そして磁気テープへテープパスカウント数を記録した後、テープ排出挿入手段により磁気テープが本発明の磁気テープ装置から排出される。
【0017】
今まで行った本発明の一実施形態説明において、テープパスカウント数を、磁気テープを排出する際に磁気テープの第2の特定位置に記録した。テープパス数が第2の特定位置に記録された磁気テープがテープ排出挿入手段によって磁気テープ装置に挿入されると、通常の磁気テープ初期化動作が行われる。この場合における初期化動作とは、挿入された磁気テープが既に使用されたことがあるか、初めて使用(一般的にはブランクテープという)されたかをヘッドから磁気テープのデータを再生ステップで読み取り、データが読み取ることができるとシステム制御手段が磁気テープを第1の特定位置に位置付けする走査を行う第1の特定位置付けステップを行う。この初期化動作により、既に使用された磁気テープが挿入された場合、システム制御手段から第2の特定位置のデータについても読み出すことを再生手段に指示し、本発明の装置にて、この磁気テープを最後に使用した時記録されたテープパスカウント数を取得する。
取得されたテープパスカウント数はシステム制御手段によりテープパスカウント計数手段に計数する初期値として設定し、テープパスカウント計数手段はこの設定された初期値からテープパスカウント数を継続計数する。よって磁気テープを交換しながら使用されても、個々の磁気テープでテープパスカウント数を継続管理することができる。
【0018】
図2、図3は本発明の一実施形態をフローチャートで示す。
システム制御手段は、ステップS1(S1)においては、磁気テープにシステム制御手段から送られたデータをテープのフォーマット形式にコード変換して、磁気テープにデータを記録する。そして、ステップ2(S2)においては、ステップS1(S1)において記録されたデータを磁気テープから再生する。
そして、ステップ3(S3)においては、ステップ1(S1)または、ステップ2(S2)において、第1の特定位置を通過するたびにテープパス数としてカウントを行う。そして、ステップS4(S4)においては、ステップS1(S1)によって磁気テープに記録されたデータを記録するとともににステップS2(S2)で再生されたデータのエラーを検出する。
【0019】
そして、ステップS5(S5)においては、ステップS4(S4)でエラーが検出されたとき、エラー数を計数する。そして、ステップS6(S6)においては、ステップS1(S1)からステップS5(S5)のステップが終わるたびに磁気テープに記録された記録数をカウントする。そして、ステップS7(S7)においては、ホストコンピュータからバックアップの終了となる巻き戻しや位置検索などのコマンドが送られたか監視し、バックアップの終了を判断する。そして、ステップS8(S8)においては、ステップS7(S7)でバックアップが終了したと判断されると、ステップS5(S5)によってカウントされたエラーの総数とステップS6(S6)によってカウントされた記録データの総数により、エラーレートを算出する。
【0020】
そして、図3のステップS9(S9)においては、ステップS8(S8)によって算出された、エラーレートが規定値nより大きいかを判断する。そして、ステップS10(S10)においては、ステップS9(S9)によって、エラーレートが規定値nより大きいと判断されると、エラーレートが規定値を越えた原因を明確にするため、図2のステップS3(S3)によってカウントされたテープパスの総数がステップS10(S10)に規定値n1を越えているか判別する。
【0021】
そして、ステップS11(S11)においては、ステップS10(S10)によって、テープパスの総数が規定値n1を超えていないと判別されると、ヘッドの汚れが原因でエラーレートが規定値nより大きくなったとして、エラー表示内容をヘッド汚れに設定する。
【0022】
そして、ステップS12(S12)においては、ステップS10(S10)によって、テープパスの総数が規定値n1を越えたと判別されると、磁気テープの劣化が原因でエラーレートが規定値nより大きくなったとして、エラー表示内容をテープ劣化に設定する。そして、ステップS13(S13)においては、ステップS11(S11)または、ステップS12(S12)で設定されたエラー内容を表示する。そして、ステップS14(S14)は、磁気テープ排出の要求がホストコンピュータからきていないか、または、磁気テープ装置の排出要求釦が押下されていないか検出する。そして、ステップS15(S15)においては、ステップS14(S14)によってテープ排出の要求検出があったか判別する。
【0023】
そして、ステップS16(S16)においては、ステップS15(S15)によってテープ排出の要求が検出されたと判別されると、磁気テープの第2の特定位置に、ステップS3(S3)によってカウントされたテープパスカウント数を記録する。そして、ステップS17(S17)においては、磁気テープを磁気テープ装置から排出する。
【0024】
また、図4は本発明の一実施形態をフローチャートを示す。 ステップS1(S1)においては、磁気テープを磁気テープ装置に挿入する。
【0025】
そして、ステップS2(S2)においては、ステップS1(S1)によって磁気テープに挿入された磁気テープのデータを再生する。
【0026】
そして、ステップS3(S3)においては、ステップS2(S2)によってデータの読み込みが出来たか判別を行う。
【0027】
そして、ステップS4(S4)においては、ステップS3(S3)によってデータの読み込みが出来たと判別されると、磁気テープの第2の特定位置に記録されたテープパスカウント数を読み込む。 そして、ステップS5(S5)においては、ステップS4(S4)によって読み込まれたテープパスカウント数をテープパスカウント計数手段のカウント数の初期値に設定する。そして、ステップS6(S6)においては、磁気テープを第1の特定位置に位置付け走査を行う。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、磁気テープが規定パス回数を超過して使用されたうえでエラーレートが悪化したことを判断するため、磁気テープの劣化を明確にすることができる磁気テープ装置を提供できる。また、ヘッド汚れによりエラーレート悪化が発生したと判断した場合、ヘッド汚れを解消する処置、例えばクリーニングテープを使用した場合にもエラーレート悪化が改善されない場合には、テープパスカウント数が規定内であることが明確であるため、磁気テープの初期品質の判断が可能となる磁気テープ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す構成図
【図2】本発明における一実施形態テープパスカウントとエラー計数及び演算処理を示すフローチャート
【図3】本発明における一実施形態ヘッド汚れとテープ劣化の判断及びテープ排出時の処理を示すフローチャート
【図4】本発明の一実施形態へ磁気テープ挿入時の処理を示すフローチャート
【図5】本発明の一実施形態における磁気テープの第1の特定位置と第2の特定位置を示す図
【符号の説明】
1 磁気テープ
2 ヘッド
3 再生手段
4 記録手段
5 エラー検出手段
6 エラー計数手段
7 テープパスカウント計数手段
8 テープ劣化とヘッド汚れ判別手段
9 システム制御手段
10 テープ排出挿入手段
11 テープ排出命令手段
12 エラー表示手段
13 エラー表示手段
Claims (6)
- 磁気テープを交換して使用する磁気テープ装置において
各手段を制御するシステム制御手段と、データを前記磁気テープ上に記録するデータ記録手段と、前記データ記録手段によって前記磁気テープにデータを記録するとともに前記磁気テープに記録したデータを再生するデータ再生手段と、前記データ再生手段によって再生されたデータのエラーを検出するエラー検出手段と、前記エラー検出手段によって検出されたエラーを計数するエラー計数手段と、前記磁気テープの再生及び記録時に前記磁気テープの第1の特定位置を通過することを検出し、そのたびに計数するテープパスカウント計数手段と、前記エラー計数手段によって計数されたエラー数を前記システム制御手段によりエラーレートに換算し、換算されたエラーレートと前記テープパスカウント計数手段によって計数されたテープパスカウント数を基に、前記磁気テープに劣化があるか、ヘッドに汚れがあるかどちらか判別を行うテープ劣化とヘッド汚れ判別手段と、前記磁気テープ装置から磁気テープの排出を指示するテープ排出命令手段と、前記磁気テープの排出と挿入動作を行うテープ排出挿入手段と、前記テープ排出命令手段から排出の指示があった場合、前記磁気テープの排出動作を行う前に前記テープパスカウント計数手段によりカウントされたテープパスカウント数を前記記録手段により前記磁気テープの第2の特定位置に記録し、その後に前記磁気テープの排出動作を行うことを特徴とした磁気テープ装置。 - 前記磁気テープを挿入した時、前記第2の特定位置を再生することによりテープパスカウント数を取得し、このテープパスカウントを前記テープパスカウント計数手段の初期値に設定し、取得したテープパスカウント数から継続計数することを特徴とした請求項1記載の磁気テープ装置。
- 前記テープ劣化とヘッド汚れ判別手段の判別結果を基にエラー内容を表示する表示手段を有することを特徴とした請求項1記載の磁気テープ装置。
- 磁気テープを交換して使用する磁気テープ装置のエラー判別方法において、データ前記磁気テープ上に記録するとともに前記磁気テープに記録したデータを再生し、再生されたデータのエラーを検出し、前記エラーを計数し、前記磁気テープの再生及び記録時に前記磁気テープの第1の特定位置を通過することを検出し、そのたびに計数した結果をテープパスカウント数とし、前記計数されたエラー数をエラーレートに換算し、換算されたエラーレートと前記テープパスカウント数を基に前記磁気テープに劣化があるか、ヘッドに汚れがあるかどちらか判別を行い、前記磁気テープ装置から磁気テープの排出を指示するテープ排出指示があった場合、前記磁気テープの排出動作を行う前に前記テープパスカウント数を前記磁気テープの第2の特定位置に記録し、その後に前記磁気テープの排出動作を行うことを特徴とした磁気テープ装置のエラー判別方法。
- 前記磁気テープを挿入した時、前記第2の特定位置を再生することによりテープパスカウント数を取得し、取得したテープパスカウント数から以降前記第1の特定位置を通過することを検出し、継続計数することを特徴とした請求項4記載の磁気テープ装置のエラー判別方法。
- 前記磁気テープに劣化があるか、ヘッドに汚れがあるかどちらか判別を行い、その結果を内容を表示もしくは連絡することを特徴とした請求項4記載のび磁気テープ装置のエラー判別方法。
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JP2002355146A JP2004185784A (ja) | 2002-12-06 | 2002-12-06 | 磁気テープ装置及び磁気テープ装置のエラー判別方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (2)
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JP2006244590A (ja) * | 2005-03-02 | 2006-09-14 | Nec Corp | 磁気テープ、磁気テープ装置の自己診断装置、磁気テープ装置の診断方法、および、磁気テープ装置の診断プログラム |
US7880993B2 (en) | 2007-06-15 | 2011-02-01 | International Business Machines Corporation | Storage device, defect detection method and program for detecting defect in recording medium |
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2002
- 2002-12-06 JP JP2002355146A patent/JP2004185784A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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