JP2004185461A - 旅行計画システム - Google Patents

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良子 手塚
Shingo Shiode
慎吾 塩出
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浩子 屋代
Yoriyoshi Sugyu
因由 杉生
Tetsuo Yashiro
哲郎 屋代
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Abstract

【課題】ユーザの希望する条件をより満足させることのできる目的地を提示する。
【解決手段】検索データベース110に、目的地に関する情報として宿情報111を設け、かつ、目的地までの経路と所要時間を示す情報として経路情報112を設ける。ユーザ端末200から検索条件として、移動手段と基点情報と許容できる所要時間が与えられた場合、先ず、所要時間算出部122は、その移動手段と基点情報とに基づいて、各目的地までの所要時間を算出する。次に、検索制御部121は、条件として指定された所要時間に基づいて、所要時間算出部122で算出した各目的地への所要時間の情報から、その条件を満足する目的地を検索する。そして、マッピング制御部123は、検索結果をユーザ端末200に送信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、目的地までのユーザが許容する所要時間を条件として目的地の候補を選出するようにした旅行計画システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットの普及に伴い、インターネット上で目的地(宿泊施設)の検索及び予約を行う種々のWebサイトが存在する。
このようなWebサイトでは、ユーザは、先ず、候補となる宿泊施設のエリア(地域)を選択し、更に、その他の希望する条件を与え、これら条件を満たす宿泊施設を選出する操作を行っていた。このような操作とは別に、ユーザは、選出した宿泊施設への移動手段及び移動経路を特定していた。このような移動手段及び移動経路が特定されると、ユーザは、他の交通情報サイトや地図情報サイトを参照して、移動に要する時間を認識していた。
【0003】
上述のようなユーザの行動に応じる例として、種々の条件に基づいて観光情報を検索し、その目的地への移動時間の算出を同一のWebサイト上で行うようにしたものもあった(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−82960号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来のシステムでは、ユーザは、エリアや目的地を選出することにより、その目的地までの所要時間を認識していた。即ち、エリアや目的地を前提に所要時間を認識するという一連の工程には何ら変化が無かった。
ユーザにとって、例えば、限られた休暇を使って旅行を計画するような場合、目的地までの所要時間は非常に重要な要素である。また、同行者に幼児や高齢者等が含まれる場合は、これら同行者への負担を考えると許容できる移動時間も自ずと限られたものとなる。
【0006】
このように、目的地までの所要時間はユーザにとって非常に重要な要素であるにもかかわらず、従来は、目的地を選出した後に所要時間を認識するため、折角選出した目的地であっても、所要時間を許容することができず、その目的地への旅行を諦め、新たに目的地を選出し直すという作業を繰り返さなければならない事態が生じていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ユーザが許容する所要時間の範囲で目的地(宿泊施設)を選出することができ、更にその宿泊施設の予約を実行することができるシステムを提供するため次の構成を採用する。
〈構成1〉
目的地の位置情報を有する検索データベースと、ユーザの出発地の位置情報が与えられた場合、その出発地の位置情報に基づいて、検索データベースに格納された各目的地までの所要時間を算出する所要時間算出部と、ユーザから目的地までの許容する所要時間が与えられた場合、所要時間算出部で算出された各目的地までの所要時間に基づいて、許容する所要時間に適合する目的地を選出する検索制御部とを備えたことを特徴とする旅行計画システム。
【0008】
〈構成2〉
構成1に記載の旅行計画システムにおいて、各目的地毎に、ユーザが指定する各条件に対応した情報を有する検索データベースと、各条件におけるいずれかの条件が与えられた場合、その条件に適合した目的地を選出する検索制御部とを備えたことを特徴とする旅行計画システム。
【0009】
〈構成3〉
構成1または2に記載の旅行計画システムにおいて、選出された目的地の位置を地図上に表示するマッピング制御部とを備えたことを特徴とする旅行計画システム。
【0010】
〈構成4〉
構成3に記載の旅行計画システムにおいて、目的地の位置を移動手段に応じた表示シンボルで表示するマッピング制御部を備えたことを特徴とする旅行計画システム。
【0011】
〈構成5〉
構成1または2に記載の旅行計画システムにおいて、複数の条件が与えられた場合、各条件の満足度に応じた目的地の一覧表示を行うマッピング制御部を備えたことを特徴とする旅行計画システム。
【0012】
〈構成6〉
構成1〜5のいずれかに記載の旅行計画システムにおいて、目的地は宿泊施設であることを特徴とする旅行計画システム。
【0013】
〈構成7〉
構成6に記載の旅行計画システムにおいて、各宿泊施設の予約状況に関する宿予約情報を有する検索データベースと、ユーザから宿泊日が与えられた場合、宿予約情報に基づいて、宿泊日の予約の可否を示す情報を付加して宿泊施設を選出する検索制御部と、ユーザの指定した予約の可否条件に基づいて、検索制御部が選出した宿泊施設の情報を表示するマッピング制御部とを備えたことを特徴とする旅行計画システム。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を具体例を用いて詳細に説明する。
《具体例》
〈構成〉
図1は、本発明の具体例による旅行計画システム100を適用したシステム構成図である。
図示のシステムは、旅行計画システム100と、ユーザ端末200と、クライアント(宿情報提供者)300がネットワーク400で相互に接続されることで構成されている。
【0015】
旅行計画システム100は、クライアント300から提供された宿情報に基づいて、ユーザ端末200から検索要求された条件を満たす候補を選出し、かつ、その宿泊施設の予約処理を行うシステムである。この旅行計画システム100は、検索データベース(検索DB)110、検索処理部120、予約データベース(予約DB)130、予約制御部140からなる。
【0016】
検索データベース110は、宿情報111、経路情報112を格納するデータベースである。宿情報111は、宿泊施設に関する全ての情報であり、宿ID111a、位置情報111b、最寄り移動情報111c、宿紹介情報111d、宿予約情報111eからなる。宿ID111aは、各宿泊施設を識別するための識別情報であり、各宿泊施設毎に付与されている。位置情報111bは、各宿泊施設の場所を特定するための情報であり、例えば、宿泊施設の経度、緯度といった経緯度情報や、郵便番号や住所そのもの、あるいは、日本全国のあらゆる場所を所定ルールに基づき数字等で表わした情報等で構成されている。
【0017】
最寄り移動情報111cは、その宿泊施設から最寄りの地点までの所要時間を示す情報である。即ち、例えば、移動手段が車であった場合にその宿の最寄りのインターチェンジから宿までの所要時間であり、また、移動手段が公共交通機関である場合にその宿の最寄り駅から宿までの所要時間といった、宿側が提供する移動時間情報である。また、移動手段が公共交通機関である場合に、最寄りの駅からの送迎の有無といった情報も最寄り移動情報111cとして含めてもよい。
【0018】
宿紹介情報111dは、各宿泊施設の特徴や宿泊プラン、宿の画像といったWebページ上で各宿泊施設を表示するための全ての情報である。宿予約情報111eは、各宿泊施設の予約状況を示す情報であり、どの日が空室/満室であるか、どの日が予約可/不可であるかを示す情報である。また、この宿予約情報111eは、予約制御部140によって作成されるものである。
【0019】
経路情報112は、日本全国の各移動手段による所要時間の情報であり、例えば車での移動、鉄道、バス等の公共交通機関による移動、航空機を用いた空路による移動、更には船舶での移動といった各種の移動手段による経路と、これらの経路に対応した所要時間のデータを含んでいる。尚、これらの経路情報112は、例えば、車の場合は高速道路の利用、鉄道の場合は新幹線の利用といったように、ある経路での最短時間の値となっている。
【0020】
検索処理部120は、ユーザがユーザ端末200から指定した条件に基づいて、宿情報111および経路情報112から、その条件を満たす宿泊施設を検索し、その表示を行う機能部であり、検索制御部121、所要時間算出部122、マッピング制御部123からなる。検索制御部121は、ユーザ端末200から与えられた検索条件に基づいて、宿情報111と経路情報112を渡して所要時間算出部122に所要時間の算出を依頼し、かつ、この算出結果に基づいて検索条件を満足させる宿泊施設を検索し、この検索結果をマッピング制御部123に送信する機能部である。所要時間算出部122は、ユーザから指定された検索条件における移動手段と基点情報と、宿情報111における位置情報111bや最寄り移動情報111cに基づいて、出発地から各宿泊施設までの所要時間を算出する機能部である。
【0021】
マッピング制御部123は、検索制御部121による検索結果を表示する機能部であり、例えば、検索結果である宿泊施設の場所を、地図上に移動手段に応じたアイコン(表示シンボル)を表示して、ユーザに宿泊施設の場所と移動手段の両者を認識させることができる。この表示は、例えば検索結果の宿泊施設が多数存在した場合、スペース的に移動手段のアイコンを表示することが困難である。このような場合、宿泊施設の場所を示すアイコン(表示シンボル)としてはドット(大きさや色分けによる属性表示は可能)を利用し、欄外に検索結果の一覧として宿泊施設の詳細情報及び該当する移動手段を表示することもできる。なお、属性表示とは、宿泊施設のタイプ(ホテル、旅館、ペンションなど)と宿泊料金のレベル等を意味する。また、マッピング制御部123は、ユーザが、いずれかのアイコンを指定した場合は、そのアイコンに対応した宿泊施設の宿紹介情報111dや宿予約情報111eに基づく表示を行う機能部である。なお、アイコンを指定して宿泊施設の詳細を表示する制御の他、アイコンは、或るエリアに対応する検索結果のヒット件数及びその属性を把握する参考情報として利用し、宿泊施設の詳細情報は、地図情報とは別に表示される別表示領域に対してスクロール操作を行うことにより、順次表示することもできる。
【0022】
予約データベース130は、全宿泊施設に関する予約情報を格納するためのデータベースである。即ち、どのユーザがどの宿泊施設を予約しているかを示す情報を格納している。予約制御部140は、ユーザ端末200からの予約処理を行う機能部であり、また、予約データベース130に格納されている予約情報に基づいて、各宿泊施設毎の宿予約情報を作成し、これを検索処理部120に送信する機能を有している。
【0023】
尚、上記の旅行計画システム100は、具体的にはサーバコンピュータで構成されている。また、検索データベース110や予約データベース130は、ハードディスク等の記憶装置上に設けられている。更に、検索処理部120における検索制御部121〜マッピング制御部123と予約制御部140は、それぞれの機能に対応したプログラムと、これらのプログラムを実行するためのCPUやRAM、ROM等のハードウェアで実現されている。
【0024】
ユーザ端末200は、ユーザが操作するパーソナルコンピュータ等のネットワーク接続機能を有する機器であり、旅行計画システム100のWebサイトにアクセスし、各種のWebページを表示するためのブラウザ機能を有している。
クライアント300は、旅行計画システム100で管理される宿泊施設に関する情報の提供者であり、また、旅行計画システム100を利用して宿泊施設の予約を受け付ける宿泊施設の管理者である。尚、クライアント300については、ネットワーク接続は必須ではなく、予約処理や宿情報の提供等はネットワーク以外の手段を用いてもよい。
【0025】
ネットワーク400は、例えばインターネットといったネットワークであるが、ユーザ端末200と旅行計画システム100が通信可能なものであれば、その伝送媒体やプロトコル等に特に限定はない。
【0026】
〈動作〉
次に、旅行計画システムの動作について説明する。
図2は、その動作を示すフローチャートである。
先ず、旅行計画システム100は、ユーザ端末200から検索依頼を受け付けることで起動される。具体的には、所定の宿泊施設予約のためのWebサイトが設けられ、ユーザがこのWebサイトにアクセスし、所定の条件入力を行うことで起動される。この入力画面では、最低条件として、ユーザの移動手段、基点情報、許容する所要時間の情報を指定できるようになっている。ここで、移動手段は、例えば車や鉄道といった選択指定であるが、「指定なし」や、複数の移動手段の指定が可能となっている。また、基点情報は、例えば住所や郵便番号である。許容する所要時間は、何時間以内、あるいは3〜4時間といったような範囲指定となっている。
【0027】
尚、移動手段の指定において、更に詳細な条件を指定できるようにしても良い。例えば、移動手段が車の場合に、「高速道路を積極的に利用」、「普通に利用」、「極力利用しない」といったように、詳細な選択項目を設けてもよい。また、所要時間として片道の時間であるが、往復の所要時間を指定できるようにしてもよい。
【0028】
旅行計画システム100の検索処理部120は、ユーザ端末200からの移動手段情報、基点情報、所要時間情報を検索条件として受信すると(ステップS1)、検索制御部121は、移動手段と基点情報を所要時間算出部122に送信し、出発地と目的地までの所要時間の算出を指示する。これにより、所要時間算出部122は、移動手段に対応した出発地からの各宿泊施設までの所要時間を、経路情報112と最寄り移動情報111cに基づいて算出し、算出結果を検索制御部121に応答する(ステップS2)。例えば、移動手段が「車」、基点情報が「東京都中央区銀座×−×−×」といった住所であった場合、その住所から各宿泊施設までの標準的な最短経路と、各経路の所要時間を算出する。
【0029】
検索制御部121では、所要時間算出部122からの算出結果に基づいて、ステップS1で受信した条件の「所要時間」に適合するような宿泊施設を検索する(ステップS3)。尚、ここで、選出の基準として、ある範囲(例えば±10%等)の候補とする。例えば、ユーザが3〜4時間と指定した場合、この条件に適合する候補を全て選出する。そして、検索制御部121は、選出した候補をマッピング制御部123に送信する。即ち、候補となる宿泊施設の宿ID111aと位置情報111b、およびユーザの指定した移動手段の情報をマッピング制御部123に渡す。
【0030】
マッピング制御部123では、各宿泊施設の位置情報111bに基づいて日本地図上に、移動手段に対応したアイコンでその位置を表示する(ステップS4)。
図3は、これを示す説明図である。
図示例は、移動手段として「自動車」を指定した場合である。地図上には、自動車を示すアイコンで宿泊施設の位置が表示されている。これにより、地域を特定して検索する場合に比べて、広範囲に渡っていることが分かる。尚、地図上での位置はおおよその位置を示すものであって、必ずしも、地図の形状や宿泊施設の位置は実際の地形に忠実で無くともよい。
【0031】
また、その図示は省略しているが、移動手段が「指定なし」であった場合は、全ての移動手段に対応した位置で各移動手段のアイコンが表示される。また、移動手段を複数指定した場合は、各移動手段に対応した位置の宿泊施設が各移動手段のアイコンで表示される。このように、複数の移動手段に対応した表示とした場合は、各移動手段による目的地の比較も容易に行うことができる。
【0032】
ユーザは、このような検索結果を見て、いずれかのアイコンをクリックし、その宿泊施設に関する情報表示を指示したとする(ステップS5)。これにより、マッピング制御部123は、そのアイコンに対応した宿ID111aに基づいて宿紹介情報111dや宿予約情報111eを参照し、その宿泊施設に関するセールスポイントや宿泊プランあるいは画像といった種々の情報および予約状況を表示する(ステップS6)。尚、このような詳細情報の表示については公知の表示内容と同様であるため、ここでの説明は省略する。そして、このような詳細表示は、ステップS5において、地図上のアイコンをクリックする度に行われる。
【0033】
次に、ユーザは、この表示結果を見て、指定する条件に変更を加えたとする(ステップS7)。例えば、この変更動作は、Webページ上に設けられた条件変更ボタンの押下やブラウザの「戻る」ボタンを操作することで行われる。これにより検索制御部121は、上述した動作を再度行う。例えば、指定する「所要時間」を変更した場合は、ステップS4において、対応した所要時間の宿泊施設が表示される。また、指定する「移動手段」を変更した場合は、その移動手段に対応した宿泊施設が表示される。
【0034】
図4は、移動手段を公共交通機関に変更した場合の説明図である。
図示例は、「所要時間」を図3に示した場合と同一として、「移動手段」のみを変更したものである。この場合は、公共交通機関を示す表示として列車のアイコン表示となっている。ユーザは、このように移動手段を変更することにより、様々な地域の宿泊施設を候補として視認できることになる。また、一般に公共交通機関を利用した場合の方が、出発地からの距離が遠い宿泊施設まで選出されることが多く、ユーザは、同一の所要時間で異なる目的地が候補となることを容易に知ることができる。
【0035】
次に、ユーザは、宿泊料金の予算額や施設内容、食事といった他の希望する条件を入力したとする。これにより、検索制御部121は指定された条件に適合する宿泊施設を選出する。また、ここで、日程を条件として加えることで、検索制御部121は、ステップS3の検索処理で宿予約情報111eに基づいて、予約可(空室有り)の宿泊施設のみを選出する。あるいは、その日程では満室で予約不可の場合は、同一形状のアイコンであってもその表示色を変えるといった表示形態とする。例えば、予約可の場合は通常のアイコン、満室で予約不可の場合はこれとは異なる赤のアイコンといった、予約の可/不可が一目で分かるような表示形態とする。また、この場合、予約不可を示すのアイコンをクリックすることで予約状況が表示され、ユーザはどの日程ならば予約可であるかを容易に知ることができる。
【0036】
また、ユーザが複数の条件を指定し、地図表示ではなく、ランキング表示を選択した場合、検索制御部121は、指定された条件の満足度に応じてランキング処理を行い、ランキングに応じた宿泊施設の一覧表示を行う。
【0037】
図5は、ランキング表示の一例を示す説明図である。
この例は、指定した条件を多く満たす程順位が高くなるよう宿泊施設を一覧表示したものである。
図示のように、各宿泊施設のエリアや指定した条件の満足度が一覧表示される。この表示から明らかなように、宿泊施設のエリアは様々な場所となっている。このように、従来ではユーザ自身が他のエリアを探さなければならなかった候補が一覧表示されるため、ユーザの要望する宿泊施設を漏れなく選出することができる。
【0038】
また、このような表示の場合、宿泊施設名は各宿泊施設の詳細情報にリンク付けされており、いずれかの宿泊施設名をクリックすることにより、マッピング制御部123は、その宿泊施設の詳細説明を表示するようになっている。
【0039】
尚、上記ステップS7において条件変更がなされたが、条件として出発地の変更がない場合、Webサイトのサーバの負担を軽減するため、所要時間の再算出処理は行わないようにしてもよい。
【0040】
以上のような操作を行い、ユーザが特定の宿泊施設を予約する場合は、Webページ上で所定の予約指示を行う(ステップS8)。これにより、予約制御部140が起動され、ステップS9において所定の予約処理、即ち、メールアドレス等のユーザ情報を入力し、予約を行う。尚、この予約処理については従来と同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。予約処理が完了すると、予約制御部140は、その情報を予約データベース130に反映させると共に、宿情報111における宿予約情報111eを更新する(ステップS10)。
【0041】
《変形例》
上記具体例では、旅行計画システムとして宿泊施設を目的地の対象としたが、これに限定されるものではない。例えば、これ以外にも特定の施設、遊園地、テーマパーク等を目的地として、所要時間による検索を行うようにしてもよい。このよう場合は、具体例における宿情報111に相当する目的地情報として施設紹介情報といったものとなる。従って、このような場合は、日帰り旅行といったものにも適用が可能である。
【0042】
また、上記具体例では、日本国内の宿泊施設を対象とした例を説明したが、例えば、航空機を利用した場合等、国内だけでなく、韓国、台湾、中国といった日本の近隣諸国等も含めてもよい。
【0043】
更に、上記具体例において、移動手段に関する予算金額を指定するようにしてもよい。例えば、車の場合、ユーザから車種や高速道路の利用可否の情報を取得し、また、鉄道の場合は、新幹線の利用可否、指定席や自由席の選択情報を取得する。そして、所要時間算出部122がこれらの条件も含めて所要時間や所要金額を算出し、検索制御部121は、ユーザの指定した予算金額を満足するような宿泊施設を検索する。尚、この場合、経路情報112として各移動手段に関する料金情報を備える必要がある。
【0044】
また、上記具体例では、旅行計画システム100に関する処理をネットワーク400を介して行ったが、スタンドアロンの独立したシステムであってもよい。また、ユーザ自身が操作するのではなく、例えば、旅行代理店等に設置され、接客担当者が操作する端末上に旅行計画システム100を実現し、顧客からの条件に応じて操作するよう構成してもよい。更に、予約DB130により、全てのクライアントの予約情報が一元管理されることが望ましいが、クライアント毎に予約情報をクライアント300に移管する構成も実現可能である。この場合、予約制御部140の機能を旅行計画システム100に残すASPサービス型の運用と、予約制御部140の機能をクライアント300側に設定するスタンドアロン型の運用に対応することができる。
【0045】
上記具体例では、所要時間算出部122による所要時間の算出と検索制御部121による検索処理を同一システム上で実現したが、例えば経路探索処理や所要時間の算出処理を別のシステムで実現するようにしてもよい。
【0046】
また、上記具体例において、検索制御部121が検索した、例えばランキング情報等の結果情報をユーザ情報として保存するようにしても良い。このようにすれば、別途、結果情報を集計することで、複数のユーザの所要時間のランキングといった種々の情報分析にも寄与することができる。
【0047】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、許容できる目的地までの所要時間という条件で、検索することができるため、従来のように特定のエリアに限ってから目的地を特定するのではなく、広範囲のエリアの目的地を候補とすることができる。このためユーザは、想定していなかったエリアの目的地を認識する機会が得られ、更に、所要時間を許容できずに新たに目的地を選択し直すという作業から開放される。
【0048】
また、所要時間の条件に加えて種々の条件により検索するようにしたので、よりユーザの希望する条件を満足させるような目的地を選出することができる。
【0049】
また、候補となる目的地の位置を地図上に表示するようにしたので(その目的地が所属するエリア内への表示を含む)、ユーザは目的地の位置関係を直感的に視認することができ、しかも、ユーザは、先入観にとらわれずに広範囲のエリアから目的地を選択することができる。更に、目的地の位置を移動手段に応じた表示としたので、より直感的に移動手段と目的地との結び付きを視認できると共に、例えば、複数の移動手段に対応した目的地の表示といった場合、ユーザは各移動手段による目的地の比較も容易に行うことができる。
【0050】
また、複数の条件の満足度に応じた目的地の一覧表示を行うようにしたので、ユーザは、各目的地がどの程度条件を満足しているかを容易且つ正確に知ることができる。
【0051】
また、目的地を宿泊施設として、その予約処理とリンクさせるようにしたので、例えば、地図上に目的地の位置を表示する場合も、予約の可/不可によって異なる表示とする、といったことが実現でき、ユーザにとって予約処理を行う上での負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体例による旅行計画システムを適用したシステム構成図である。
【図2】本発明の具体例による旅行計画システムの動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の具体例による旅行計画システムの移動手段を車とした場合の表示例の説明図である。
【図4】本発明の具体例による旅行計画システムの移動手段を公共交通機関とした場合の表示例の説明図である。
【図5】本発明の具体例による旅行計画システムのランキング表示の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
100 旅行計画システム
110 検索データベース
111 宿情報
112 経路情報
121 検索制御部
122 所要時間算出部
123 マッピング制御部
140 予約制御部

Claims (7)

  1. 目的地の位置情報を有する検索データベースと、
    ユーザの出発地の位置情報が与えられた場合、当該出発地の位置情報に基づいて、前記検索データベースに格納された各目的地までの所要時間を算出する所要時間算出部と、
    前記ユーザから目的地までの許容する所要時間が与えられた場合、前記所要時間算出部で算出された各目的地までの所要時間に基づいて、前記許容する所要時間に適合する目的地を選出する検索制御部とを備えたことを特徴とする旅行計画システム。
  2. 請求項1に記載の旅行計画システムにおいて、
    各目的地毎に、ユーザが指定する各条件に対応した情報を有する検索データベースと、
    前記各条件におけるいずれかの条件が与えられた場合、当該条件に適合した目的地を選出する検索制御部とを備えたことを特徴とする旅行計画システム。
  3. 請求項1または2に記載の旅行計画システムにおいて、
    選出された目的地の位置を地図上に表示するマッピング制御部とを備えたことを特徴とする旅行計画システム。
  4. 請求項3に記載の旅行計画システムにおいて、
    目的地の位置を移動手段に応じた表示シンボルで表示するマッピング制御部を備えたことを特徴とする旅行計画システム。
  5. 請求項1または2に記載の旅行計画システムにおいて、
    複数の条件が与えられた場合、各条件の満足度に応じた目的地の一覧表示を行うマッピング制御部を備えたことを特徴とする旅行計画システム。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の旅行計画システムにおいて、
    目的地は宿泊施設であることを特徴とする旅行計画システム。
  7. 請求項6に記載の旅行計画システムにおいて、
    各宿泊施設の予約状況に関する宿予約情報を有する検索データベースと、
    ユーザから宿泊日が与えられた場合、前記宿予約情報に基づいて、当該宿泊日の予約の可否を示す情報を付加して宿泊施設を選出する検索制御部と、
    ユーザの指定した予約の可否条件に基づいて、前記検索制御部が選出した宿泊施設の情報を表示するマッピング制御部とを備えたことを特徴とする旅行計画システム。
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