JP2004185266A - プラント保守システム - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の保守システムでは、現場計器の保守は遠隔で行うことが可能である。しかし、現場計器のアナログプロセス量を高精度にディジタル出力に変換するキャリブレ−ション機能を有したプロセス入力カ−ド自体の保守を遠隔で行うシステムは、まだ無い状況にある。
【解決手段】現場制御装置1a〜1nの計器のアナログプロセス量を入力しキャリブレ−ション機能により前記アナログプロセス量に応じたディジタルデ−タを出力するアナログ入力カ−ド101の状態デ−タDLO、DHIを前記現場制御装置のメモリ1Mに格納し、当該メモリ1Mに格納された前記アナログ入力カ−ドの状態デ−タDLO、DHIを遠隔のリモ−ト保守ステ−ション5で獲得し、当該リモ−ト保守ステ−ションで前記アナログ入力カ−ド101の状態の診断を行う。
【選択図】 図3
【解決手段】現場制御装置1a〜1nの計器のアナログプロセス量を入力しキャリブレ−ション機能により前記アナログプロセス量に応じたディジタルデ−タを出力するアナログ入力カ−ド101の状態デ−タDLO、DHIを前記現場制御装置のメモリ1Mに格納し、当該メモリ1Mに格納された前記アナログ入力カ−ドの状態デ−タDLO、DHIを遠隔のリモ−ト保守ステ−ション5で獲得し、当該リモ−ト保守ステ−ションで前記アナログ入力カ−ド101の状態の診断を行う。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、原子力プラント向けディジタル制御システム等のプラントの制御システム下の各種計測器の保守を行うプラント保守システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、原子力発電プラントの制御システムにおける従来の保守システムは、特開平5−52987号公報に記載のように、現場に設置された原子炉水位計、原子炉圧力計、プロセス流量測定用流量計等の点検、調整、等の保守を、中央操作室のエンジニアリングコンソ−ルにより遠隔操作で行い、点検デ−タをエンジニアリングコンソ−ルのメモリに格納し、メモリに格納されたデ−タに基づいてエンジニアリングコンソ−ルで試験成績書等を自動出力するようになっている。
【0003】
【特許文献】
特開平5−52987号公報(図1〜図2、及び第2〜3ペ−ジの説明の欄)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の保守システムでは、前述のように、原子炉水位計、原子炉圧力計、プロセス流量測定用流量計等の現場計器の保守は遠隔で行うことが可能である。しかし、最近は、現場計器のアナログプロセス量を高精度にディジタル出力に変換するために、キャリブレ−ション機能を有したプロセス入力カ−ドを使用し、現場計器のアナログプロセス量をプロセス入力カ−ドに入力しそのディジタル出力を使ってプロセス量の監視や制御を行うようにするシステムとする傾向がある。しかし、当該プロセス入力カ−ド自体の保守を遠隔で行うシステムは、まだ無い状況にある。
【0005】
この発明は、前述のような従来の実情に鑑みてなされたもので、キャリブレ−ション機能を有したプロセス入力カ−ド自体の保守を遠隔で行えるようにすることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明のプラント保守システムは、現場制御装置の計器のアナログプロセス量を入力しキャリブレ−ション機能により前記アナログプロセス量に応じたディジタルデ−タを出力するアナログ入力カ−ドの状態デ−タを前記現場制御装置のメモリに格納し、当該メモリに格納された前記アナログ入力カ−ドの状態デ−タを遠隔のリモ−ト保守ステ−ションで獲得し、当該リモ−ト保守ステ−ションで前記アナログ入力カ−ドの状態の診断を行うものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図1〜図3に基づいて説明する。図1はシステム構成の一例を示す図、図2はアナログ入力カ−ドのキャリブレ−ション機能の説明図、図3はデ−タフロ−の一例を示す図である。
【0008】
図1において、全体システムは、プラントの現場に設置された複数台の制御装置1a,1b,・・・1nと、これら制御装置1a,1b,・・・1nと専用回線の伝送路2で接続された遠隔のエンジニアリングステ−ション3と、このエンジニアリングステ−ション3とインタ−ネットやエクストラネット等のネットワ−ク4で接続された遠隔のリモ−ト保守ステ−ション5とで構成されている。アナログ入力カ−ド101は前記制御装置1a,1b,・・・1nの各々に設置されている。
【0009】
前記制御装置1a,1b,・・・1nは、原子炉水位計、原子炉圧力計、プロセス流量測定用流量計、ポンプ、電動機、他のプラントの各種機器や計器の制御や、流量、電気量、温度、他の各種アナログプロセス量の収集を行うもので、その機能を実行するためのメモリ、CPU、I/O、等を内蔵し小容量のサ−バ機能も有している。
【0010】
前記エンジニアリングステ−ション3は、前記制御装置1a,1b,・・・1nが収集したプロセス量をディジタル処理により、前記プロセス量の監視、前記各種機器や計器の動作状態の監視、前記各種機器や計器の動作設定や調整をマンマシンで行うもので、その機能を実行するためのメモリ、CPU、リモ−トI/O、表示装置、HMI(Human−Machine Interface)等を有し、前記制御装置1a,1b,・・・1nよりも大容量のサ−バ機能を有している。
【0011】
前記リモ−ト保守ステ−ション5は前記エンジニアリングステ−ション3にアクセスして前記各種機器や計器の動作状態の監視を行い、各種機器や計器の動作設定や調整等の指令をマンマシンで前記エンジニアリングステ−ション3へ送信するもので、その機能を実行するためのメモリ、CPU、リモ−トI/O、表示装置、HMI(Human−Machine Interface)等を有している。
【0012】
前記アナログ入力カ−ド101は、最近の計器類に使用され始めた周知のもので、例えば図2に示すように、0%,100%に相当する基準入力を有しており、入力されたアナログプロセス信号Saのレベル(値)に対してキャリブレ−ション機能CFを実行し、前記入力されたアナログプロセス信号Saのレベル(値)に対応したカウント値Cvに変換し、前記入力されたアナログプロセス信号Saに対応したディジタル信号を、対応する前記制御装置1a,1b,・・・1nの前記CPUに送信し対応する前記制御装置1a,1b,・・・1nの前記メモリに保存される。
【0013】
前記キャリブレ−ション機能は周知であるけれども、例えば、基準電源0%,100%に相当する電源のカウント値を常時入力することによって、アナログ入力カ−ド101の特性に合わせたプロセス量としてディジタル信号を送出するものであり、信号精度を上げるものである。このキャリブレ−ションを行うための変換式はAx+B(Aはゲイン等の一方の基準値、xはアナログプロセス入力、Bは他方の基準値)であり、アナログ入力カ−ド101の例えば劣化は、この変換式のA,Bの値が変化する。そこで、この変換式の変化の程度を確認することにより、アナログ入力カ−ド101の例えば劣化状態を監視(保守)することができる。
【0014】
次に、前記アナログ入力カ−ド101の劣化状態の監視(保守)を行う場合の動作について、図1及び図2によって説明する。先ず、リモ−ト保守ステ−ション5のHMIを操作してリモ−ト保守ステ−ション5から、エンジニアリングステ−ション3へ、アナログ入力カ−ド試験(診断)指令C53を送信する。
【0015】
エンジニアリングステ−ション3は、当該アナログ入力カ−ド試験(診断)指令C53を受け取り、制御装置1aに対してアナログ入力カ−ド101の基準信号をアナログ入力カ−ド101から入力するように基準信号入力指令C31aを送信する。
【0016】
制御装置1aは、当該基準信号入力指令C31を受けて、内蔵のCPUからアナログ入力カ−ド101に対して、基準信号送信指令C1101を送信する。
【0017】
アナログ入力カ−ド101は、当該基準信号送信指令C1101を受けて、前記一方の基準信号デ−タであるLOデ−タDLO(図2の0%)及び前記他方の基準信号デ−タであるHIデ−タDHI(図2の100%)を送信する。
【0018】
制御装置1aは、前記アナログ入力カ−ド101から送信されてきたLOデ−タDLO及びHIデ−タDHIを、内蔵のメモリ1Mに格納する。
【0019】
エンジニアリングステ−ション3は、前記制御装置1aにおける前記内蔵メモリ1Mの前記LOデ−タDLO及びHIデ−タDHIの格納状態を確認し、前記制御装置1aにおける前記内蔵メモリ1Mの前記LOデ−タDLO及びHIデ−タDHIを、エンジニアリングステ−ション3に内蔵のメモリ3Mへ伝送T13し、当該メモリ3Mは前記LOデ−タDLO及びHIデ−タDHIを保存する。
【0020】
その後、リモ−ト保守ステ−ション5が、エンジニアリングステ−ション3の内蔵メモリに保存していた前記LOデ−タDLO及びHIデ−タDHIを獲得T35し、当該リモ−ト保守ステ−ション5において前記アナログ入力カ−ド101のキャリブレ−ションデ−タ(前述の変換式Ax+B)を算出し、前記LOデ−タDLO及びHIデ−タDHIをリモ−ト保守ステ−ション5の表示装置に表示501し、当該表示装置の表示内容を保守担当等が目視で確認し、アナログ入力カ−ド101の劣化状態を診断する。
【0021】
前述のアナログ入力カ−ド101のキャリブレ−ションデ−タの収集、変換式の算出、表示等のアナログ入力カ−ド試験(診断)は、前記制御装置1a〜1nによるプラント機器の運転中に、オンラインで実施できる。アナログ入力カ−ド101は、前記制御装置1a〜1nの1台につき数百枚使用されることがあるので、定期検査時にアナログ入力カ−ド101を1枚1枚人手で試験装置を接続して試験(診断)し試験(診断)結果を記録するのは多くの時間と労力を要し、また、多くの時間と労力を要することから、要求される試験時間との関係で、多くの担当保守員を投入し、その結果、前記制御装置1a〜1nの1台毎に試験(診断)の担当保守員が異なる場合があり、その場合、アナログ入力カ−ド101の劣化状態の判断が担当保守員によって若干ことなることも生じ得るが、この発明の実施の形態1によれば、前述のように、オンラインで、前記制御装置1a〜1nの何れについても共通のリモ−ト保守ステ−ション5及びエンジニアリングステ−ション3を使用して前記変換式の算出や表示により試験(診断)するので、アナログ入力カ−ド101が数百枚あっても、短時間に均質に試験(診断)することが可能となり、担当保守員数も削減でき、更には、システム全体の定期検査時以外でも必要に応じ随時に試験(診断)を行うことができる。
【0022】
実施の形態2.
前述のこの発明の実施の形態1においては、単に、試験(診断)時に、キャリブレ−ションデ−タの収集、変換式の算出、表示する場合を例示したが、図4(a)に示すように、前記リモ−ト保守ステ−ション5の内蔵メモリ5Mを、前記収集したキャリブレ−ションデ−タDLO及びDHIを過去の試験(診断)時のデ−タも保管するデ−タ保管庫とすることにより、蓄積されたデ−タを、図4(b)のように、一覧表形式で多数のアナログ入力カ−ド101のデ−タを同時に表示したり、各アナログ入力カ−ド101の状態の経年変化をグラフ表示することで、アナログ入力カ−ド101の経年劣化の兆候を容易に判断可能となり、アナログ入力カ−ド101の交換時期を予測し、保守作業の効率化を図れる。また、経年劣化の基準値を設定することにより経年劣化の度合いを自動診断して表示することも可能であり、同様に、経年劣化の度合いに対する基準値を設定し交換時期を自動診断して表示することも可能である。
【0023】
また、前記デ−タ保管庫を、前記制御装置1a〜1nのメモリ1Mや前記エンジニアリングステ−ション3に持たせるより、リモ−ト保守ステ−ション5に持たせた方が、前記図4(b)の一覧表やグラフの画面への表示速度が速くなり、画面目視による診断、画面への自動診断結果の表示が効率的に行うことが可能となる。
【0024】
なお、前述の図4(b)において、装置名AAAは、例えば前記制御装置1aや1bの識別表示であり、一覧表中のL465・・と表示されたINo欄は前記アナログ入力カ−ド101が対応する計器の計器番号を表示し、80、75、・・と表示されたA欄は、前記アナログ入力カ−ド101のキャリブレ−ション機能の前記変換式Ax+BのAの値であり、40、38、・・表示されたB欄は、前記アナログ入力カ−ド101のキャリブレ−ション機能の前記変換式Ax+BのBの値である。また、蓄積デ−タを解析(デ−タ解析)して前記アナログ入力カ−ド101の状態の経年変化を示すグラフにおける傾斜した線Aは前記変換式Ax+BのAの経年変化状態を、傾斜した線Bは前記変換式Ax+BのBの経年変化状態を、夫々示し、傾斜度が大きいほど経年劣化の度合いが大きいと判断することができる。
【0025】
実施の形態3.
前述のこの発明の実施の形態1及び2において、リモ−ト保守ステ−ション5からエンジニアリングステ−ション3を経由して制御装置1a・・1nのアナログ入力カ−ド101にリモ−トアクセスする保守システムを例示したが、図5に示すように、例えば定期検査等の検査(診断)に定期検査時にアナログ入力カ−ドの状態デ−タの前記現場制御装置のメモリへの格納を許すスイッチ102を各制御装置1a・・1nに設け、前記リモ−トアクセスの可否をコントロ−ルできるようにすることにより、不要なリモ−トアクセスを防止することにより、しんらいせいの向上を図ることができる。なお、このスイッチは、アナログ入力カ−ド101以外の他の機器や計器の設定に関する信号系と共用することもできる。
【0026】
実施の形態4.
前述のこの発明の実施の形態1〜3においては、各制御装置1a・・1nの運転状態でのオライン時のキャリブレ−ション機能を例示したが、例えば、図3に示したリモ−トアクセスの許可スイッチと制御装置1a・・1nに模擬入力するための模擬入力装置6a,6b,・・・6nを設けることによって、前述のアナログ入力カ−ド101の試験(診断)だけでなく、前記リモ−トアクセスの許可スイッチ及び前記制御装置1a・・1nのル−プ試験、例えば数回に亘る異なる値での模擬入力試験、を実施することが可能である。
【0027】
実施の形態5.
前述のこの発明の実施の形態1においては、前記リモ−ト保守ステ−ション5からのリモ−トアクセスにより、制御装置1a・・1nから前記リモ−ト保守ステ−ション5にLOデ−タDLO及びHIデ−タDHIを伝送する場合を例示したが、図7に示すように、伝送時に、アナログ入力カ−ド101の状態情報以外に、制御装置1a・・1nの処理機能上のエラ−ログや伝送系のエラ−ログなど、前記アナログ入力カ−ド101の試験(診断)に付随する前記LOデ−タDLO及びHIデ−タDHIの収集や伝送等のエラ−ログDELを同時に獲得し、エンジニアリングステ−ション3の内蔵メモリ3Mや前記リモ−ト保守ステ−ション5の内蔵メモリ5Mに保存し、前記アナログ入力カ−ド101の試験(診断)時に当該エラ−ログDELも含めてより詳細にデ−タ分析502することにより、前記アナログ入力カ−ド101の試験(診断)をより正確に実施することができる。
【0028】
【発明の効果】
この発明は現場制御装置の計器のアナログプロセス量を入力しキャリブレ−ション機能により前記アナログプロセス量に応じたディジタルデ−タを出力するアナログ入力カ−ドの状態デ−タを前記現場制御装置のメモリに格納し、当該メモリに格納された前記アナログ入力カ−ドの状態デ−タを遠隔のリモ−ト保守ステ−ションで獲得し、当該リモ−ト保守ステ−ションで前記アナログ入力カ−ドの状態の診断を行うようにしたので、キャリブレ−ション機能を有したプロセス入力カ−ド自体の保守を遠隔で行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1のシステム構成の一例を示す図。
【図2】この発明の実施の形態1におけるアナログ入力カ−ドのキャリブレ−ション機能の説明図。
【図3】この発明の実施の形態1におけるデ−タフロ−の一例を示す図。
【図4】この発明の実施の形態2を示す図。
【図5】この発明の実施の形態3のシステム構成の一例を示す図。
【図6】この発明の実施の形態4のシステム構成の一例を示す図。
【図7】この発明の実施の形態5のデ−タフロ−の一例を示す図。
【符号の説明】
1a〜1n 制御装置、 1M メモリ、
2 伝送路、 3 エンジニアリングステ−ション、
3M メモリ、 4 ネットワ−ク、
5 リモ−ト保守ステ−ション、 5M メモリ、
6a〜6n 模擬入力装置、 101 アナログ入力カ−ド、
102 スイッチ、 501 表示例。
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、原子力プラント向けディジタル制御システム等のプラントの制御システム下の各種計測器の保守を行うプラント保守システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、原子力発電プラントの制御システムにおける従来の保守システムは、特開平5−52987号公報に記載のように、現場に設置された原子炉水位計、原子炉圧力計、プロセス流量測定用流量計等の点検、調整、等の保守を、中央操作室のエンジニアリングコンソ−ルにより遠隔操作で行い、点検デ−タをエンジニアリングコンソ−ルのメモリに格納し、メモリに格納されたデ−タに基づいてエンジニアリングコンソ−ルで試験成績書等を自動出力するようになっている。
【0003】
【特許文献】
特開平5−52987号公報(図1〜図2、及び第2〜3ペ−ジの説明の欄)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の保守システムでは、前述のように、原子炉水位計、原子炉圧力計、プロセス流量測定用流量計等の現場計器の保守は遠隔で行うことが可能である。しかし、最近は、現場計器のアナログプロセス量を高精度にディジタル出力に変換するために、キャリブレ−ション機能を有したプロセス入力カ−ドを使用し、現場計器のアナログプロセス量をプロセス入力カ−ドに入力しそのディジタル出力を使ってプロセス量の監視や制御を行うようにするシステムとする傾向がある。しかし、当該プロセス入力カ−ド自体の保守を遠隔で行うシステムは、まだ無い状況にある。
【0005】
この発明は、前述のような従来の実情に鑑みてなされたもので、キャリブレ−ション機能を有したプロセス入力カ−ド自体の保守を遠隔で行えるようにすることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明のプラント保守システムは、現場制御装置の計器のアナログプロセス量を入力しキャリブレ−ション機能により前記アナログプロセス量に応じたディジタルデ−タを出力するアナログ入力カ−ドの状態デ−タを前記現場制御装置のメモリに格納し、当該メモリに格納された前記アナログ入力カ−ドの状態デ−タを遠隔のリモ−ト保守ステ−ションで獲得し、当該リモ−ト保守ステ−ションで前記アナログ入力カ−ドの状態の診断を行うものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図1〜図3に基づいて説明する。図1はシステム構成の一例を示す図、図2はアナログ入力カ−ドのキャリブレ−ション機能の説明図、図3はデ−タフロ−の一例を示す図である。
【0008】
図1において、全体システムは、プラントの現場に設置された複数台の制御装置1a,1b,・・・1nと、これら制御装置1a,1b,・・・1nと専用回線の伝送路2で接続された遠隔のエンジニアリングステ−ション3と、このエンジニアリングステ−ション3とインタ−ネットやエクストラネット等のネットワ−ク4で接続された遠隔のリモ−ト保守ステ−ション5とで構成されている。アナログ入力カ−ド101は前記制御装置1a,1b,・・・1nの各々に設置されている。
【0009】
前記制御装置1a,1b,・・・1nは、原子炉水位計、原子炉圧力計、プロセス流量測定用流量計、ポンプ、電動機、他のプラントの各種機器や計器の制御や、流量、電気量、温度、他の各種アナログプロセス量の収集を行うもので、その機能を実行するためのメモリ、CPU、I/O、等を内蔵し小容量のサ−バ機能も有している。
【0010】
前記エンジニアリングステ−ション3は、前記制御装置1a,1b,・・・1nが収集したプロセス量をディジタル処理により、前記プロセス量の監視、前記各種機器や計器の動作状態の監視、前記各種機器や計器の動作設定や調整をマンマシンで行うもので、その機能を実行するためのメモリ、CPU、リモ−トI/O、表示装置、HMI(Human−Machine Interface)等を有し、前記制御装置1a,1b,・・・1nよりも大容量のサ−バ機能を有している。
【0011】
前記リモ−ト保守ステ−ション5は前記エンジニアリングステ−ション3にアクセスして前記各種機器や計器の動作状態の監視を行い、各種機器や計器の動作設定や調整等の指令をマンマシンで前記エンジニアリングステ−ション3へ送信するもので、その機能を実行するためのメモリ、CPU、リモ−トI/O、表示装置、HMI(Human−Machine Interface)等を有している。
【0012】
前記アナログ入力カ−ド101は、最近の計器類に使用され始めた周知のもので、例えば図2に示すように、0%,100%に相当する基準入力を有しており、入力されたアナログプロセス信号Saのレベル(値)に対してキャリブレ−ション機能CFを実行し、前記入力されたアナログプロセス信号Saのレベル(値)に対応したカウント値Cvに変換し、前記入力されたアナログプロセス信号Saに対応したディジタル信号を、対応する前記制御装置1a,1b,・・・1nの前記CPUに送信し対応する前記制御装置1a,1b,・・・1nの前記メモリに保存される。
【0013】
前記キャリブレ−ション機能は周知であるけれども、例えば、基準電源0%,100%に相当する電源のカウント値を常時入力することによって、アナログ入力カ−ド101の特性に合わせたプロセス量としてディジタル信号を送出するものであり、信号精度を上げるものである。このキャリブレ−ションを行うための変換式はAx+B(Aはゲイン等の一方の基準値、xはアナログプロセス入力、Bは他方の基準値)であり、アナログ入力カ−ド101の例えば劣化は、この変換式のA,Bの値が変化する。そこで、この変換式の変化の程度を確認することにより、アナログ入力カ−ド101の例えば劣化状態を監視(保守)することができる。
【0014】
次に、前記アナログ入力カ−ド101の劣化状態の監視(保守)を行う場合の動作について、図1及び図2によって説明する。先ず、リモ−ト保守ステ−ション5のHMIを操作してリモ−ト保守ステ−ション5から、エンジニアリングステ−ション3へ、アナログ入力カ−ド試験(診断)指令C53を送信する。
【0015】
エンジニアリングステ−ション3は、当該アナログ入力カ−ド試験(診断)指令C53を受け取り、制御装置1aに対してアナログ入力カ−ド101の基準信号をアナログ入力カ−ド101から入力するように基準信号入力指令C31aを送信する。
【0016】
制御装置1aは、当該基準信号入力指令C31を受けて、内蔵のCPUからアナログ入力カ−ド101に対して、基準信号送信指令C1101を送信する。
【0017】
アナログ入力カ−ド101は、当該基準信号送信指令C1101を受けて、前記一方の基準信号デ−タであるLOデ−タDLO(図2の0%)及び前記他方の基準信号デ−タであるHIデ−タDHI(図2の100%)を送信する。
【0018】
制御装置1aは、前記アナログ入力カ−ド101から送信されてきたLOデ−タDLO及びHIデ−タDHIを、内蔵のメモリ1Mに格納する。
【0019】
エンジニアリングステ−ション3は、前記制御装置1aにおける前記内蔵メモリ1Mの前記LOデ−タDLO及びHIデ−タDHIの格納状態を確認し、前記制御装置1aにおける前記内蔵メモリ1Mの前記LOデ−タDLO及びHIデ−タDHIを、エンジニアリングステ−ション3に内蔵のメモリ3Mへ伝送T13し、当該メモリ3Mは前記LOデ−タDLO及びHIデ−タDHIを保存する。
【0020】
その後、リモ−ト保守ステ−ション5が、エンジニアリングステ−ション3の内蔵メモリに保存していた前記LOデ−タDLO及びHIデ−タDHIを獲得T35し、当該リモ−ト保守ステ−ション5において前記アナログ入力カ−ド101のキャリブレ−ションデ−タ(前述の変換式Ax+B)を算出し、前記LOデ−タDLO及びHIデ−タDHIをリモ−ト保守ステ−ション5の表示装置に表示501し、当該表示装置の表示内容を保守担当等が目視で確認し、アナログ入力カ−ド101の劣化状態を診断する。
【0021】
前述のアナログ入力カ−ド101のキャリブレ−ションデ−タの収集、変換式の算出、表示等のアナログ入力カ−ド試験(診断)は、前記制御装置1a〜1nによるプラント機器の運転中に、オンラインで実施できる。アナログ入力カ−ド101は、前記制御装置1a〜1nの1台につき数百枚使用されることがあるので、定期検査時にアナログ入力カ−ド101を1枚1枚人手で試験装置を接続して試験(診断)し試験(診断)結果を記録するのは多くの時間と労力を要し、また、多くの時間と労力を要することから、要求される試験時間との関係で、多くの担当保守員を投入し、その結果、前記制御装置1a〜1nの1台毎に試験(診断)の担当保守員が異なる場合があり、その場合、アナログ入力カ−ド101の劣化状態の判断が担当保守員によって若干ことなることも生じ得るが、この発明の実施の形態1によれば、前述のように、オンラインで、前記制御装置1a〜1nの何れについても共通のリモ−ト保守ステ−ション5及びエンジニアリングステ−ション3を使用して前記変換式の算出や表示により試験(診断)するので、アナログ入力カ−ド101が数百枚あっても、短時間に均質に試験(診断)することが可能となり、担当保守員数も削減でき、更には、システム全体の定期検査時以外でも必要に応じ随時に試験(診断)を行うことができる。
【0022】
実施の形態2.
前述のこの発明の実施の形態1においては、単に、試験(診断)時に、キャリブレ−ションデ−タの収集、変換式の算出、表示する場合を例示したが、図4(a)に示すように、前記リモ−ト保守ステ−ション5の内蔵メモリ5Mを、前記収集したキャリブレ−ションデ−タDLO及びDHIを過去の試験(診断)時のデ−タも保管するデ−タ保管庫とすることにより、蓄積されたデ−タを、図4(b)のように、一覧表形式で多数のアナログ入力カ−ド101のデ−タを同時に表示したり、各アナログ入力カ−ド101の状態の経年変化をグラフ表示することで、アナログ入力カ−ド101の経年劣化の兆候を容易に判断可能となり、アナログ入力カ−ド101の交換時期を予測し、保守作業の効率化を図れる。また、経年劣化の基準値を設定することにより経年劣化の度合いを自動診断して表示することも可能であり、同様に、経年劣化の度合いに対する基準値を設定し交換時期を自動診断して表示することも可能である。
【0023】
また、前記デ−タ保管庫を、前記制御装置1a〜1nのメモリ1Mや前記エンジニアリングステ−ション3に持たせるより、リモ−ト保守ステ−ション5に持たせた方が、前記図4(b)の一覧表やグラフの画面への表示速度が速くなり、画面目視による診断、画面への自動診断結果の表示が効率的に行うことが可能となる。
【0024】
なお、前述の図4(b)において、装置名AAAは、例えば前記制御装置1aや1bの識別表示であり、一覧表中のL465・・と表示されたINo欄は前記アナログ入力カ−ド101が対応する計器の計器番号を表示し、80、75、・・と表示されたA欄は、前記アナログ入力カ−ド101のキャリブレ−ション機能の前記変換式Ax+BのAの値であり、40、38、・・表示されたB欄は、前記アナログ入力カ−ド101のキャリブレ−ション機能の前記変換式Ax+BのBの値である。また、蓄積デ−タを解析(デ−タ解析)して前記アナログ入力カ−ド101の状態の経年変化を示すグラフにおける傾斜した線Aは前記変換式Ax+BのAの経年変化状態を、傾斜した線Bは前記変換式Ax+BのBの経年変化状態を、夫々示し、傾斜度が大きいほど経年劣化の度合いが大きいと判断することができる。
【0025】
実施の形態3.
前述のこの発明の実施の形態1及び2において、リモ−ト保守ステ−ション5からエンジニアリングステ−ション3を経由して制御装置1a・・1nのアナログ入力カ−ド101にリモ−トアクセスする保守システムを例示したが、図5に示すように、例えば定期検査等の検査(診断)に定期検査時にアナログ入力カ−ドの状態デ−タの前記現場制御装置のメモリへの格納を許すスイッチ102を各制御装置1a・・1nに設け、前記リモ−トアクセスの可否をコントロ−ルできるようにすることにより、不要なリモ−トアクセスを防止することにより、しんらいせいの向上を図ることができる。なお、このスイッチは、アナログ入力カ−ド101以外の他の機器や計器の設定に関する信号系と共用することもできる。
【0026】
実施の形態4.
前述のこの発明の実施の形態1〜3においては、各制御装置1a・・1nの運転状態でのオライン時のキャリブレ−ション機能を例示したが、例えば、図3に示したリモ−トアクセスの許可スイッチと制御装置1a・・1nに模擬入力するための模擬入力装置6a,6b,・・・6nを設けることによって、前述のアナログ入力カ−ド101の試験(診断)だけでなく、前記リモ−トアクセスの許可スイッチ及び前記制御装置1a・・1nのル−プ試験、例えば数回に亘る異なる値での模擬入力試験、を実施することが可能である。
【0027】
実施の形態5.
前述のこの発明の実施の形態1においては、前記リモ−ト保守ステ−ション5からのリモ−トアクセスにより、制御装置1a・・1nから前記リモ−ト保守ステ−ション5にLOデ−タDLO及びHIデ−タDHIを伝送する場合を例示したが、図7に示すように、伝送時に、アナログ入力カ−ド101の状態情報以外に、制御装置1a・・1nの処理機能上のエラ−ログや伝送系のエラ−ログなど、前記アナログ入力カ−ド101の試験(診断)に付随する前記LOデ−タDLO及びHIデ−タDHIの収集や伝送等のエラ−ログDELを同時に獲得し、エンジニアリングステ−ション3の内蔵メモリ3Mや前記リモ−ト保守ステ−ション5の内蔵メモリ5Mに保存し、前記アナログ入力カ−ド101の試験(診断)時に当該エラ−ログDELも含めてより詳細にデ−タ分析502することにより、前記アナログ入力カ−ド101の試験(診断)をより正確に実施することができる。
【0028】
【発明の効果】
この発明は現場制御装置の計器のアナログプロセス量を入力しキャリブレ−ション機能により前記アナログプロセス量に応じたディジタルデ−タを出力するアナログ入力カ−ドの状態デ−タを前記現場制御装置のメモリに格納し、当該メモリに格納された前記アナログ入力カ−ドの状態デ−タを遠隔のリモ−ト保守ステ−ションで獲得し、当該リモ−ト保守ステ−ションで前記アナログ入力カ−ドの状態の診断を行うようにしたので、キャリブレ−ション機能を有したプロセス入力カ−ド自体の保守を遠隔で行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1のシステム構成の一例を示す図。
【図2】この発明の実施の形態1におけるアナログ入力カ−ドのキャリブレ−ション機能の説明図。
【図3】この発明の実施の形態1におけるデ−タフロ−の一例を示す図。
【図4】この発明の実施の形態2を示す図。
【図5】この発明の実施の形態3のシステム構成の一例を示す図。
【図6】この発明の実施の形態4のシステム構成の一例を示す図。
【図7】この発明の実施の形態5のデ−タフロ−の一例を示す図。
【符号の説明】
1a〜1n 制御装置、 1M メモリ、
2 伝送路、 3 エンジニアリングステ−ション、
3M メモリ、 4 ネットワ−ク、
5 リモ−ト保守ステ−ション、 5M メモリ、
6a〜6n 模擬入力装置、 101 アナログ入力カ−ド、
102 スイッチ、 501 表示例。
Claims (5)
- 現場制御装置の計器のアナログプロセス量を入力しキャリブレ−ション機能により前記アナログプロセス量に応じたディジタルデ−タを出力するアナログ入力カ−ドの状態デ−タを前記現場制御装置のメモリに格納し、当該メモリに格納された前記アナログ入力カ−ドの状態デ−タを遠隔のリモ−ト保守ステ−ションで獲得し、当該リモ−ト保守ステ−ションで前記アナログ入力カ−ドの状態の診断を行うプラント保守システム。
- 現場制御装置の計器のアナログプロセス量を入力しキャリブレ−ション機能により前記アナログプロセス量に応じたディジタルデ−タを出力するアナログ入力カ−ドの状態デ−タを前記現場制御装置のメモリに格納し、当該メモリに格納された前記アナログ入力カ−ドの状態デ−タを所定期間毎に遠隔のリモ−ト保守ステ−ションのメモリに保管し、当該リモ−ト保守ステ−ションのメモリに保管された前記アナログ入力カ−ドの状態デ−タを、経時的デ−タのグラフとして表示するプラント保守システム。
- 請求項1及び請求項2に記載のプラント保守システムにおいて、定期検査時にアナログ入力カ−ドの状態デ−タの前記現場制御装置のメモリへの格納を許すスイッチを現場制御装置に設けたことを特徴とするプラント保守システム。
- 請求項3に記載のプラント保守システムにおいて、定期検査時に模擬入力を許すことを特徴とするプラント保守システム。
- 請求項1〜請求項4に記載のプラント保守システムにおいて、現場制御装置のエラ−ログを当該現場制御装置のメモリに格納し、前記リモ−ト保守ステ−ションにおいて前記アナログ入力カ−ドの状態と前記エラ−ログの双方に基づいて保守することを特徴とするプラント保守システム。
Priority Applications (1)
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JP2002350798A JP2004185266A (ja) | 2002-12-03 | 2002-12-03 | プラント保守システム |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008146440A (ja) * | 2006-12-12 | 2008-06-26 | Hitachi Ltd | 制御装置の遠隔試験方法及び遠隔試験システム |
KR100899998B1 (ko) | 2007-10-26 | 2009-05-29 | 삼성중공업 주식회사 | 아날로그 입출력 카드의 캘리브레이션 방법 |
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2002
- 2002-12-03 JP JP2002350798A patent/JP2004185266A/ja active Pending
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