JP2004184389A - 時計 - Google Patents

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JP2004184389A
JP2004184389A JP2002383022A JP2002383022A JP2004184389A JP 2004184389 A JP2004184389 A JP 2004184389A JP 2002383022 A JP2002383022 A JP 2002383022A JP 2002383022 A JP2002383022 A JP 2002383022A JP 2004184389 A JP2004184389 A JP 2004184389A
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芳英 野村
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Abstract

【目的】時計針や文字盤を自由に交換でき,また,時計針を透明な板に描くことにより時計針の形や大きさを様々に変えることができるため,きわめて多種多様なデザインに変化させることが出来る時計を提供する。
【構成】秒針を描き周囲に歯車のついた透明の丸い板1,分針を描き周囲に歯車のついた透明の丸い板2,時針を描き周囲に歯車のついた透明の丸い板3を設け,これらの板1・2・3の周囲に枠4を設け,枠4の後部に文字盤5及びホルダー6を設け,枠4の下部に歯車7及びムーブメント8を設け,枠4の内側に溝9及び歯車10を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は,時計針,文字盤及び枠を,自由に交換することを可能にした時計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のアナログ時計は,時計針,文字盤及び枠が,ムーブメントと一体化した構造のものであった。
【0003】
【発明がが解決しようとする課題】
これには以下のような欠点があった。
時計針,文字盤及び枠が,ムーブメントと一体化しているため,時計針,文字盤及び枠を自由に交換できず,また,時計針の大きさや形にも制限があったため面白味に欠けるものであった。
本発明は,これらの欠点を除くためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
秒針を描き周囲に歯車のついた透明の丸い板1,分針を描き周囲に歯車のついた透明の丸い板2,時針を描き周囲に歯車のついた透明の丸い板3を設ける。そして,これらの板1・2・3の周囲に中央部で分割できる枠4を設け,枠4の後部に文字盤5及び文字盤5の取り外しを可能にするホルダー6を設ける。さらに,枠4の下部に,板1・2・3をそれぞれ回転させる3つの歯車7及び,歯車7を回転させ,かつ,枠4を取り外しできるムーブメント8を設ける。そして,枠4の内側の周囲に板1・2・3を固定する3つの溝9及び,歯車10を設ける。
本発明は,以上のような構成よりなる時計である。
【0005】
【作用】
枠4を分割すると,秒針を描き周囲に歯車のついた板1,分針を描き周囲に歯車のついた板2,時針を描き周囲に歯車のついた板3を取り外し交換することができ,枠4もムーブメントから取り外すと交換することができる。また,枠4の後部に装着した文字盤5もホルダー6から取り外し交換することが出来る。なお,時計の作動時には,ムーブメントにより,秒針を描き周囲に歯車のついた板1は1分間に1回転,分針を描き周囲に歯車のついた板2は1時間に1回転,時針を描き周囲に歯車のついた板3は12時間に1回転させる。
【0006】
【実施例】
以下,本発明の実施例について説明する。
(イ) 秒針を描き周囲に歯車のついた透明の丸い板1,分針を描き周囲に歯車のついた透明の丸い板2,時針を描き周囲に歯車のついた透明の丸い板3を設ける。
(ロ) 中央部で2つに分割できる枠4を設け,枠4の内側に板1・2・3を固定する3本の溝9を設け,溝9に透明の丸い板1・2・3を装着する。
(ハ) 枠4の後部に文字盤5及び文字盤5の取り外しを可能にするホルダー6を設ける。
(ニ) 枠4の下部に透明の丸い板1・2・3をそれぞれ回転させる3つの歯車7及び,歯車7を回転させ,枠4から取り外しができるムーブメント8を設ける。
(ホ) 枠4の内側の溝9透明に,丸い板1・2・3の回転をスムーズにする歯車10を設ける。
本発明は以上のような構造で,これを使用するときは,ムーブメント8を作動させ,3つの歯車7を回転させることにより,それに接している秒針を描き周囲に歯車のついた透明の丸い板1は1分間に1回転,分針を描き周囲に歯車のついた透明の丸い板2は1時間に1回転,時針を描き周囲に歯車のついた透明の丸い板3は12時間に1回転させる。
また,秒針,分針,時針を描いた板を交換するときは,枠4を中央部で分割し,秒針を描いた透明の丸い板1,分針を描いた透明の丸い板2,時針を描いた透明の丸い板3を取り外し別のものを装着し,枠4を交換するときは,ムーブメント8から枠4を取り外して行う。そして,枠4の後部に装着した文字盤5もホルダー6から取り外し交換することが出来る。
【0007】
【発明の効果】
時計針や文字盤を自由に交換出来,また,時計針を透明な板に描くことにより時計針の形や大きさを様々に変えることが出来るため,きわめて多種多様なデザインに変化させることが出来る
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】本発明の後ろからの斜視図である。
【図3】本発明の一部をきり欠いた図面である。
【図4】本発明の分割可能部分を分割した図面である。
【図5】本発明の歯車7付近の拡大図である。
【図6】本発明の歯車10付近の拡大図である。
【符号の説明】
1 秒針を描き周囲に歯車のついた透明の丸い板
2 分針を描き周囲に歯車のついた透明の丸い板
3 時針を描き周囲に歯車のついた透明の丸い板
4 枠
5 文字盤
6 ホルダー
7 歯車
8 ムーブメント
9 溝
10 歯車

Claims (1)

  1. 秒針を描き周囲に歯車のついた透明の丸い板1,分針を描き周囲に歯車のついた透明の丸い板2,時針を描き周囲に歯車のついた透明の丸い板3を設け,これらの板1・2・3の周囲に枠4を設け,枠4の後部に文字盤5及びホルダー6を設け,枠4の下部に歯車7及びムーブメント8を設け,枠4の内側に溝9及び歯車10を設けた時計。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009031789A1 (en) * 2007-09-03 2009-03-12 Seung-Wook Choi The solid watch
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