JP2004183255A - 給水制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】人体検知センサによる人体検知に基づいて、制御部により電磁バルブを開いて吐水を自動的に行うとともに、発電機からコンデンサに給電して充電を行い、これを通常電源として用いるとともにバックアップ電池としての乾電池を備えた給水制御装置において、乾電池の電気消費を少なくして電池寿命を延長する。
【解決手段】人体検知センサ16と、電磁バルブ24と、制御部36と、発電機26と、通常電源としてのコンデンサ40と、バックアップ電池としての乾電池44とを備えた給水制御装置において、乾電池44からコンデンサ40に電気供給されるに到ったときには人体検知センサ16の駆動周期を短周期から長周期に変更するようになす。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は自動手洗水栓や便器の洗浄水の給水制御装置に適用して好適な給水制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、所定周期で駆動されて人体検知用信号を発信する人体検知センサと、その人体検知センサによる人体検知,非検知に基づいて給水を制御する給水バルブと、人体検知センサからの信号を受けて給水バルブを作動制御する制御部と、水路を流れる水流によって発電を行う発電機と、発電機からの給電を受けて蓄電する蓄電手段とを備えた給水制御装置が、主としてドライブインその他の公共トイレ等の自動手洗水栓の給水制御装置として、或いは便器の洗浄水を給水制御する給水制御装置等として用いられている。
【0003】
例えば下記特許文献1,2には、この種の給水制御装置を自動手洗水栓の給水制御装置に適用した例が開示されている。
この種の給水制御装置では、通常、発電機での発電量が少なく、蓄電手段における電圧が低下したときにも支障なく装置を作動させられるように、蓄電手段と並列に接続されたバックアップ電池としての1次電池が備えられている。
【0004】
しかしながら蓄電手段の電圧が低下し、1次電池からの電気供給によって装置を作動させたときにもなお、人体検知センサの駆動周期を通常と同様、即ち蓄電手段の電圧が十分に高く、これを電源として装置を作動させたときと同様の周期に保ったままであると、1次電池の電気消費が大となって1次電池が早期に寿命に達してしまい、従って電池交換を頻繁に行わなければならない問題を生ずる。
【0005】
一方、リモコンからの信号を受けるリモコン受信部と、リモコン受信部における信号の受信に基づいて給水を制御する給水バルブと、リモコン受信部の信号の受信に基づいて給水バルブを作動制御する制御部と、水路を流れる水流によって発電を行う発電機と、発電機からの給電を受けて蓄電する蓄電手段とを備えた給水制御装置が便器、特に大便器の洗浄水を給水制御する給水制御装置等として用いられている。
【0006】
この給水制御装置においても、バックアップ電池として1次電池が備えられる。
この場合においてリモコン受信部は、リモコンからいつ信号が発信されても確実にこれを受信できるように、通常、かかるリモコン受信部は常時オン状態、即ち駆動状態に維持されるのが普通である。
【0007】
しかしながら上記の給水制御装置と同じく、蓄電手段の電圧低下によって1次電池を電源として装置が作動する状態となってもなお、リモコン受信部を常時駆動状態に維持しておくと、1次電池の電気消費が大となり、1次電池が早期に寿命に達してしまって電池交換を頻繁に行わなければならなくなってしまう。
【0008】
【特許文献1】
特開平7−158130号公報
【特許文献2】
特開2001−207498号公報
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の給水制御装置はこのような課題を解決するために案出されたものである。
而して請求項1のものは、(イ)所定周期で駆動されて人体検知用信号を発信する人体検知センサと、(ロ)該人体検知センサによる人体検知,非検知に基づいて給水を制御する給水バルブと、(ハ)前記人体検知センサの駆動周期を制御するとともに、該人体検知センサからの信号を受けて前記給水バルブを作動制御する制御部と、(ニ)水路を流れる水流によって発電を行う発電機と、(ホ)該発電機からの給電を受けて蓄電する蓄電手段と、(ヘ)該蓄電手段の電圧が低下したときに電気供給を行うバックアップ電池としての1次電池とを備えた給水制御装置であって、前記1次電池から前記蓄電手段への電気供給の有無を検出する供給検出手段を設け、該供給検出手段が該1次電池から該蓄電手段への電気供給を検出したとき、前記制御部において前記人体検知センサの駆動周期を長周期に変更するようになしてあることを特徴とする。
【0010】
請求項2のものは、(イ)リモコンからの信号を受信するリモコン受信部と、(ロ)該リモコン受信部における信号の受信に基づいて給水を制御する給水バルブと、(ハ)該リモコン受信部の駆動・停止を制御するとともに、該リモコン受信部の信号の受信に基づいて前記給水バルブを作動制御する制御部と、(ニ)水路を流れる水流によって発電を行う発電機と、(ホ)該発電機からの給電を受けて蓄電する蓄電手段と、(ヘ)該蓄電手段の電圧が低下したときに電気供給を行うバックアップ電池としての1次電池とを備えた給水制御装置であって、前記1次電池から前記蓄電手段への電気供給の有無を検出する供給検出手段を設け、該供給検出手段が該1次電池から該蓄電手段への電気供給を検出したとき、前記制御部において前記リモコン受信部を駆動と停止とを交互に繰り返す間欠駆動を行わせるようになしてあることを特徴とする。
【0011】
請求項3のものは、請求項1,2の何れかにおいて、前記蓄電手段がコンデンサであることを特徴とする。
【0012】
請求項4のものは、請求項1〜3の何れかにおいて、前記供給検出手段が、前記1次電池の電圧を基準電圧として該1次電池の電圧と前記蓄電手段の電圧とを比較し、該蓄電手段の電圧が、該1次電池が電気供給する電圧まで低下したことを検出する電圧検出回路であることを特徴とする。
【0013】
請求項5のものは、請求項1において、前記給水制御装置が自動手洗水栓の給水制御装置であることを特徴とする。
【0014】
請求項6のものは、請求項1〜4の何れかにおいて、前記給水制御装置が便器の洗浄水を給水制御する給水制御装置であることを特徴とする。
【0015】
【作用及び発明の効果】
以上のように請求項1の発明は、制御部において人体検知センサの駆動周期を制御するようになすとともに、1次電池から蓄電手段への電気供給の有無を検出する供給検出手段を設け、そして1次電池から蓄電手段への電気供給をその供給検出手段が検出したときに、制御部において人体検知センサの駆動周期を長周期に変更するもので、本発明によれば、1次電池が電源として使用されるようになった段階で人体検知センサがそれまでよりも長周期で駆動されるようになることから、1次電池の電池消耗を抑制して電池寿命を延長することが可能となる。
従って本発明によれば、1次電池が早期に寿命に達して電池交換を頻繁に行わなければならないといった問題を改善することができる。
【0016】
本発明は、単に蓄電手段の電圧が設定したレベルまで低下した段階で駆動周期を変更するといったものではなく、1次電池から電気供給が開始された段階で駆動周期を長く変更するものであり、確実に1次電池の電気消費を少なくし得て、その寿命を効果的に延長できる特長を有する。
【0017】
次に請求項2は、リモコン受信部を備えた給水制御装置にあって、供給検出手段が1次電池から蓄電手段への電気供給を検出したとき、制御部においてリモコン受信部を間欠駆動させるようになしたもので、この場合においてもリモコン受信部が常時オン状態、即ち常時駆動状態に維持される場合に比べて、1次電池の電気消費を効果的に少なく抑制でき、以って電池寿命を延長化し得て、電池交換を頻繁に行わなければならないといった問題を改善することができる。
【0018】
このようにリモコン受信部を間欠駆動させるようになした場合においても、その駆動周期を適当に設定することによって、リモコンから信号が発信されたときに確実にこれを受信するようになすことが可能である。
【0019】
本発明では、上記蓄電手段としてコンデンサを用いることができる(請求項3)。
本発明ではまた、上記供給検出手段を、蓄電手段の電圧と1次電池の電圧とを比較し、その1次電池の電圧に対して蓄電手段の電圧が所定電圧、即ち1次電池が電気供給する状態となる電圧まで低下したとき、これを検出する電圧検出回路として構成しておくことができる(請求項4)。
【0020】
単に蓄電手段の電圧のみを検出し、その電圧の低下を監視するだけでは、1次電池から蓄電手段への電気供給が開始されたことを正確に検知することができない。1次電池自体もその種類によって使用に伴い電圧低下して行くからである。
【0021】
従って供給検出手段を、それら1次電池と蓄電池との電圧差を検知する電圧検出回路として構成しておくことで、1次電池から電気供給がされたか否かを正確に検出し、ひいては1次電池からの電気供給が開始された時点で、正確に人体検知センサの駆動周期の長周期への変更、或いはリモコン受信部の連続駆動から間欠駆動への切替えをなすことができる。
【0022】
ここで請求項1の給水制御装置は、自動手洗水栓の給水制御装置として好適に適用可能であり(請求項5)、また請求項1〜4の給水制御装置は、便器の洗浄水を給水制御する給水制御装置に適用して好適である(請求項6)。
【0023】
【実施例】
次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において、10は自動手洗水栓で、12はその吐水部である。
吐水部12は、手洗器13の上面からほぼ上向きに起立する状態で設けられている。
この吐水部12には、吐水口14と人体検知センサ16とが設けられている。
【0024】
人体検知センサ16は、発光部(発信部)18と受光部(受信部)20とを有しており、発光部18から所定周期で人体検知用信号を発信する。
そして人体からの反射光を受光部20で受光し、人体の有無をその受光部20における受光によって検知する。
【0025】
22はこの自動手洗水栓10における本体部で、内部に給水バルブとしての電磁バルブ24と発電機26とが収容されている。
ここで電磁バルブ24は給水源から吐水部12、詳しくは吐水口14への給水用の水路28(図2参照)を開閉し、吐水口14からの給水、即ち吐水と止水とを制御する。
また発電機26は、水路28を流れる水流により、詳しくは水路28上に設けた翼車の回転により発電を行う。
【0026】
この本体部22からは吐水口14へと水を導くための導管28aが延び出している。
また本体部22からは、吐水部12に設けられた後述の基板34と本体部22とを電気的に接続するための電気配線30が延び出している。
【0027】
図2に示しているように、吐水部12には人体検知センサ16と併せて基板34が設けられている。
この基板34にはマイコンから成る制御部36(図3参照)が搭載されており、この制御部36によって、電磁バルブ24の作動が制御されるようになっている。
詳しくは、人体検知センサ16による人体の検知,非検知に基づいて、制御部36により電磁バルブ24の電磁コイル38への通電が制御され、以って吐水口14からの吐水,止水が自動的に行われる。
【0028】
図3において、40はコンデンサ(蓄電手段)であり、このコンデンサ40を主電源(通常電源)として人体検知センサ16が駆動されるようになっている。詳しくは人体検知センサ16が所定周期で発光部18から人体検知信号を発光(発信)し、受光部20において受光(受信)する。
【0029】
42はダイオードブリッジから成る全波整流器で、発電機26からの交流出力がこの全波整流器42で直流に変換され、コンデンサ40に給電及び蓄電される。
【0030】
44はバックアップ電池としての乾電池(1次電池)で、コンデンサ40の電圧がこの乾電池44の電圧以下(厳密には逆流防止ダイオード46の電圧降下分を見込んだ電圧以下)となったとき、乾電池44からの電気供給がなされて、電磁バルブ24における電磁コイル38,人体検知センサ16,制御部36等が駆動される。
【0031】
48は電圧検出回路(供給検出手段)で、乾電池44の電圧(図中a点での電圧)を基準電圧として、その乾電池44の電圧とコンデンサ40の電圧(図中b点での電圧)とを比較し、そしてコンデンサ40の電圧が一定電圧まで低下したとき、乾電池44からコンデンサ40に対し電気供給される状態となったことを検出する。
【0032】
尚、コンデンサ40の電圧は例えば通常4.5V程度であり、また乾電池44の電圧は例えば3Vである。
この場合コンデンサ40の電圧が乾電池44の電圧3Vまで(厳密には前述のように逆流防止ダイオード46の電圧降下分を差し引いた電圧まで)低下したとき、乾電池44からの電気供給が開始されたものと判定する。
【0033】
その結果は制御部36へと信号入力され、ここにおいて制御部36は、人体検知センサ16の駆動周期を、それまでの短周期から長周期に変更する。
【0034】
この例の場合、制御部36はコンデンサ40が十分な電圧を保持しており、これを電源とするときには人体検知センサ16を図4に示す0.5秒の短周期で駆動し、また一方乾電池44からの電気供給が開始された後においては、人体検知センサ16を1.0秒の長周期で駆動させる。
【0035】
図5は制御部36による制御の内容を具体的に表したものである。
図示のように、ここでは人体検知センサ16の駆動後により人体検知の有無が判定され(ステップS10,S12)、そして止水中に人体検知されたときには、そこで電磁バルブ24が開動作されて、吐水口14からの吐水が行われる(ステップS14,S16)。
【0036】
その後一旦人体検知センサ16が駆動停止され(ステップS18)、続いて乾電池44の電圧とコンデンサ40の電圧との比較判定が行われる(ステップS20)。
そしてコンデンサ40の電圧が高いときには人体検知センサ16の駆動周期が0.5秒の短周期とされ(ステップS22)、続いてステップS10以下が実行される。
【0037】
その実行過程において使用者が吐水口14から手を引いて人体検知センサ16が人体非検知となったとき、そこで電磁バルブ24が閉動作させられて(ステップS24,S26)、その後ステップS18,S20が実行される。
【0038】
そしてステップS20において、再びコンデンサ40の電圧が乾電池44の電圧に対して高く、コンデンサ40から電気供給されていると判定されたときには、そのまま人体検知センサ16の駆動周期が0.5秒の短周期に維持され、また一方発電機26における発電量が少なく、コンデンサ40の電圧が乾電池44の電圧に対して低くなり、その結果として乾電池44からコンデンサ40へ電気供給されるようになったときには、ステップS28が実行されて、人体検知センサ16の駆動周期が0.5秒の短周期から1.0秒の長周期に変更される。
【0039】
本例によれば、乾電池44が電源として使用されるようになった段階で、人体検知センサ16の駆動周期が1.0秒の長周期に変更されるため、乾電池44の電池消耗を抑制して電池寿命を延長することができる。
従って本例によれば、乾電池44が早期に寿命に達して電池交換を頻繁に行わなければならないといった問題を改善することができる。
【0040】
本発明ではまた、乾電池44とコンデンサ40との電圧差を検知することで、乾電池44からの電気供給の有無を検出するようにしているため、単にコンデンサ40の電圧のみを検出してその電圧の低下を監視するだけの場合のように、使用に伴って乾電池44の電圧が漸次低下して行くことで乾電池44からの電気供給が開始されたことを正確に検知できないといったことがなく、乾電池44から電気供給がされたか否かを正確に検出し、そして正確に乾電池44からの電気供給が開始された時点で人体検知センサ16の駆動周期の変更を行うことができる。
【0041】
以上は自動手洗水栓における給水制御装置の例であるのに対し、図6は本発明を小便器の洗浄水の給水制御装置に適用した例である。
同図において50は小便器で、52は小便器50の内部に洗浄水を噴出して便器洗浄を行わせるスプレッダであり、このスプレッダ52に対する洗浄水の供給用の水路28上に、電磁バルブ24と発電機26とが設けられている。
【0042】
また小便器50の上部に人体検知センサ16と基板34とが設けられている。
その基板34における回路構成及びそこに搭載されたマイコンから成る制御部36の制御内容は基本的に上記実施例と同様である。
この図6の実施例においても、上記実施例と同様の効果を奏することができる。
【0043】
次に図7〜図10は、本発明をリモコン付きの大便器の洗浄水の給水制御装置に適用した例を示している。
先ず図7において、54は大便器でリム給水路56とジェット噴射孔58とを有しており、リム給水路56からの洗浄水の流下とジェット噴射孔58からの洗浄水の噴射とによって便器洗浄を行う。
【0044】
この例では、洗浄水を便器54に対して供給する水路28が分岐水路28−1と28−2とに分岐しており、そして分岐水路28−1がリム給水路56に、また分岐水路28−2がジェット噴射孔58に接続されている。
そしてそれぞれの分岐水路28−1と28−2とに、電磁バルブ24−1と24−2とが設けられている。
また分岐する前の主水路28−3上に発電機26が設けられている。
【0045】
大便器54には、壁付きのリモコン(ワイヤレスリモコン)60の発光部(発信部)62からの発光信号を受光(受信)するリモコン受光部(リモコン受信部)64と、そのリモコン受光部64の信号の受光に基づいて電磁バルブ24−1,24−2を作動制御する、マイコンから成る制御部36を搭載した基板34とが設けられている。
【0046】
この基板34の回路構成は基本的に上記実施例のものと同様である。
但し上記実施例では制御部36が電圧検出回路48の検出結果に基づいて、人体検知センサ16の駆動周期を制御するものとなしてあるが、図8に示しているように本例の制御部36は、電圧検出回路48の検出結果に基づいて、リモコン受光部64の駆動を制御する。
【0047】
具体的には電圧検出回路48が、コンデンサ40の電圧が乾電池44の電圧まで低下し、乾電池44から電気供給されるようになったことを検出したところで、制御部36がその電圧検出回路48からの信号を受けてリモコン受光部64を、それまでの常時オン状態、つまり常時駆動状態から図9に示しているようにこれを0.5秒ごとの駆動と停止とを交互に繰り返す間欠駆動に切り替える。
【0048】
図10はその際の制御部36の制御内容を表している。
図示のように、ここではリモコン受光部64がリモコン60からの信号を受光した後、コンデンサ40の電圧が乾電池44の電圧まで低下したか否かが判定され(ステップS30,S32)、その結果として乾電池44からの電気供給が行われるに到ったと判定された場合には、リモコン受光部64が間欠駆動に切り替えられる(ステップS36)。
また一方コンデンサ40の電圧が依然として乾電池44の電圧よりも高く、引続きコンデンサ40が主電源として働いているときには、そのままリモコン受光部64を連続駆動状態に維持する(ステップS34)。
【0049】
本例では、乾電池44からの電気供給を検出したとき制御部36においてリモコン受光部64を間欠駆動させるようにしていることから、リモコン受光部64が常時オン状態、即ち常時駆動状態に維持される場合に比べて乾電池44の電気消費を効果的に少なく抑制でき、以って電池寿命を延長化し得て、電池交換を頻繁に行わなければならないといった問題を改善することができる。
【0050】
以上本発明の実施例を詳述したがこれはあくまで一例示である。
例えば図7〜図10の実施例においては、制御部36が便器の洗浄水を給水制御する、即ち洗浄水を給水・停止する電磁バルブ24を作動制御するようになしているが、場合によってかかる制御部36が、洗浄ノズルからの人体局部洗浄用の洗浄水を給水・停止する電磁バルブを作動制御する給水制御装置に対して本発明を適用することも可能である。
【0051】
また上例では乾電池44からの電気供給を検出する供給検出手段を電圧検出回路48にて構成しているが、場合によって供給検出手段を乾電池44からの電流検出そのものを検出するように構成することも可能であるなど、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である給水制御装置を手洗器等とともに示す図である。
【図2】同実施例の給水制御装置を吐水部等とともに示す図である。
【図3】図2の基板の回路構成を示す図である。
【図4】同実施例の人体検知センサの駆動周期をタイムチャートで示す図である。
【図5】同実施例における制御部の制御内容を示すフローチャートである。
【図6】本発明の他の実施例を示す図である。
【図7】本発明の更に他の実施例を示す図である。
【図8】図7の基板の回路構成を示す図である。
【図9】図7のリモコン受光部の駆動周期をタイムチャートで示す図である。
【図10】図8の制御部の制御内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 自動手洗水栓
16 人体検知センサ
24,24−1,24−2 電磁バルブ(給水バルブ)
26 発電機
28 水路
36 制御部
40 コンデンサ(蓄電手段)
44 乾電池(1次電池)
48 電圧検出回路(供給検出手段)
50 小便器
54 大便器
60 リモコン
64 リモコン受光部(リモコン受信部)

Claims (6)

  1. (イ)所定周期で駆動されて人体検知用信号を発信する人体検知センサと
    (ロ)該人体検知センサによる人体検知,非検知に基づいて給水を制御する給水バルブと
    (ハ)前記人体検知センサの駆動周期を制御するとともに、該人体検知センサからの信号を受けて前記給水バルブを作動制御する制御部と
    (ニ)水路を流れる水流によって発電を行う発電機と
    (ホ)該発電機からの給電を受けて蓄電する蓄電手段と
    (ヘ)該蓄電手段の電圧が低下したときに電気供給を行うバックアップ電池としての1次電池と
    を備えた給水制御装置であって、
    前記1次電池から前記蓄電手段への電気供給の有無を検出する供給検出手段を設け、該供給検出手段が該1次電池から該蓄電手段への電気供給を検出したとき、前記制御部において前記人体検知センサの駆動周期を長周期に変更するようになしてあることを特徴とする給水制御装置。
  2. (イ)リモコンからの信号を受信するリモコン受信部と
    (ロ)該リモコン受信部における信号の受信に基づいて給水を制御する給水バルブと
    (ハ)該リモコン受信部の駆動・停止を制御するとともに、該リモコン受信部の信号の受信に基づいて前記給水バルブを作動制御する制御部と
    (ニ)水路を流れる水流によって発電を行う発電機と
    (ホ)該発電機からの給電を受けて蓄電する蓄電手段と
    (ヘ)該蓄電手段の電圧が低下したときに電気供給を行うバックアップ電池としての1次電池と
    を備えた給水制御装置であって、
    前記1次電池から前記蓄電手段への電気供給の有無を検出する供給検出手段を設け、該供給検出手段が該1次電池から該蓄電手段への電気供給を検出したとき、前記制御部において前記リモコン受信部を駆動と停止とを交互に繰り返す間欠駆動を行わせるようになしてあることを特徴とする給水制御装置。
  3. 請求項1,2の何れかにおいて、前記蓄電手段がコンデンサであることを特徴とする給水制御装置。
  4. 請求項1〜3の何れかにおいて、前記供給検出手段が、前記1次電池の電圧を基準電圧として該1次電池の電圧と前記蓄電手段の電圧とを比較し、該蓄電手段の電圧が、該1次電池が電気供給する電圧まで低下したことを検出する電圧検出回路であることを特徴とする給水制御装置。
  5. 請求項1において、前記給水制御装置が自動手洗水栓の給水制御装置であることを特徴とする給水制御装置。
  6. 請求項1〜4の何れかにおいて、前記給水制御装置が便器の洗浄水を給水制御する給水制御装置であることを特徴とする給水制御装置。
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