JP2004180061A - 自動更新録画機能を有した録画再生装置、録画再生方法、コンピュータプログラム - Google Patents

自動更新録画機能を有した録画再生装置、録画再生方法、コンピュータプログラム Download PDF

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Hideji Okamoto
秀治 岡元
Ryuichi Hori
隆一 堀
Yoichi Yamamoto
洋一 山本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】複数回にわたって放送される連続番組を、前回録画した番組を消去してから今回の番組録画をするような自動更新録画機能を備えた録画再生装置において、録画した番組の自動消去の間隔をユーザーが任意に設定できるようにすることを課題とする。
【解決手段】予約録画データ入力手段に、更新間隔を入力する手段を設けて、予約録画実行時に、録画した番組に対して予約IDおよび次回更新日からなる自動更新対象管理データを更新する。次回の録画実行時には、前記の自動更新対象管理データを参照し、自動更新対象番組が記録媒体に存在し、かつ現在日時が次回更新日に達していることを判断すると、更新対象番組を自動消去し、今回の予約番組を録画する。自動更新対象番組は存在するが、現在日時が更新日に達していない場合は、更新対象を消去せず、今回の予約番組を録画する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、録画再生装置および録画再生方法の特に予約録画に関する。
【0002】
【従来の技術】
ハードディスクやDVD−RAMなどの記録媒体の大容量化、低価格化、記録媒体への記録再生アクセス速度の高速化、記録再生伝送速度の高速化、および動画を含む画像信号および音声信号を圧縮符号化する処理の高速化が進んだことに伴い、これらの技術を用いて、テレビジョン番組の画像信号および音声信号を圧縮符号化して記録し、復号して再生することができる画像記録装置が開発されるようになってきた。
このような画像記録装置によれば、ハードディスクに代表される大容量の記録媒体に複数のテレビジョン番組の画像信号および音声信号を記録することが可能となる。このため、複数の番組を予約録画することができるように、録画する番組を設定する機能と、設定された番組を記録媒体に記録する記録制御機能とを持たせるようにすることが望ましい。
例えば、番組を予約して録画できる機能を有する画像記録装置では、ユーザーは連続ドラマのように複数回にわたって放送される番組の録画を予約する場合、一つの録画予約で毎回の番組を録画予約することができる。
【0003】
しかしながら、この場合、複数回にわたって放送される番組を録画すると、全ての放送回を記録するために必要な記録容量は膨大になる。
また、そのためにユーザーが記録された放送回のうち、すでに視聴した放送回など保存を必要としない放送回については、その都度、消去操作によって番組を消去する必要があり、ユーザーの負担が多大となる。
そこで、複数回にわたって放送される番組を一つの録画予約で録画する場合に、前回の放送時に記録した番組を今回の放送時に記録を実行する直前(1分前など)に自動的に消去することにより、複数回にわたって放送される番組の録画が予約されたときでも、全ての放送回を記録するために消費される容量を増加させることなく、ユーザーの消去操作の負担を軽減することができるようにしているものがある。(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−33986号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ここでは、前記のように複数回にわたって放送される番組を一つの予約で録画するように設定した場合に、前回録画した番組を自動的に消去してから今回の放送を録画する方法を自動更新録画と定義する。
この自動更新録画の機能を備えた録画再生装置においては、前回録画された番組が未視聴の番組、または視聴が完了していない番組であっても、次回の放送開始時には自動的に消去されてしまい、録画した番組を見ることが出来ないという問題がある。
【0006】
以下、図2から図5を参照しながら本発明が解決しようとする課題について具体的に説明する。
図2の予約録画データ200のように月曜日から金曜日までの毎週録画で、自動更新録画の設定を「入」で予約した場合において、月曜日(T1)から金曜日(T5)の期間に出張等が入り、録画された番組が5日間(T1〜T5の期間)視聴することが出来なくなった場合を考える。
金曜日の時点(T5)で視聴できる番組は、金曜日(T5)に録画された1話分のみであり、月曜日から木曜日(T1〜T4)に放送された4話分は既に自動更新録画で消去されているので視聴することが出来ない。
この場合、ユーザーは出張日(T1)の前日に自動更新録画設定を「切」にしておけば、月曜日から木曜日(T1〜T4)に録画された番組は自動消去されないので全5話ともに視聴可能となる。しかし5話分の視聴完了後に、全ての番組を手動で消去する必要がある。
さらに、次回T8から自動更新録画で録画するためには、自動更新録画設定を「入」に戻す必要があり、ユーザー操作に対して大きな負担となる。
【0007】
また、予約録画を図3の自動更新録画設定例1のように各曜日毎に登録すれば、1週間単位での自動更新録画は可能となるが、同一時間帯の予約を複数回登録する必要があり、予約録画の登録数が制限されているような録画再生装置においては、予約設定可能な予約登録数を曜日分(この場合は5番組)だけ消費することになり、残りの予約可能登録数が減ってしまう。
また、複数回(この場合は5回)の登録作業が必要となるので、ユーザーの操作回数も増えることになり予約録画設定に多大な手間がかかる。
また、上記の手段により1週間単位での自動更新録画は可能となるが、2週間や1ヶ月といった任意の単位での自動更新録画は従来の設定方法では実現できない。
よって従来の技術で解決しようとすると上記3つの課題が発生する。
【0008】
そこで本発明では、図4に示す自動更新録画設定例2のように、1つの予約録画設定で、ユーザー操作の手間をかけることなく、任意の間隔で録画番組の自動更新録画が設定可能となることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明では、予約録画データ入力手段に更新日入力手段を備えることにより、前記の従来技術における課題を解決する。
図5は予約録画データを入力するための予約録画データ設定画面である。
更新条件入力手段501では、設定内容として1週間、1ヶ月、毎回、などの自動更新録画の更新間隔、すなわち自動更新録画により録画された番組が自動消去されるまでの視聴有効期間を設定する。
そして、自動更新録画による予約録画を実行した際に、設定された更新間隔に基づいて今回録画した番組の次回更新日を決定し、録画番組の更新日を管理する自動更新対象管理データを作成する。
そして、次回の自動更新録画による予約録画実行時に、前記自動更新対象管理データを参照して、前回録画した番組の更新日が現在日時と同一日かどうかを判定し、条件を満たしていない場合は、番組の消去は行わずに、新規番組の録画のみを実行する。
条件を満たしている場合には、前回録画された番組を消去した後に、新規番組の録画を実行する。
【0010】
また、自動更新録画によって録画された番組の次回更新日を番組一覧の項目として表示することにより、自動更新録画によって録画された番組がいつまで視聴可能であるかの検索性を向上することができる。
また、番組一覧表示の際に、自動更新録画された番組のみを表示することにより、さらに、自動更新録画の番組の検索性を向上させることができる。
以上のようにして、本発明では、前記の課題を解決する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図1および、図6から図16を用いて説明する。
(実施の形態1)
この実施の形態において、本発明は、記録媒体としてハードディスクドライブやDVD−RAMを備えた録画再生装置に応用される。
図1に示すように、この記録再生装置には、アンテナ101及びモニター102が接続されている。この記録再生装置は、アンテナ101で受信された電波から得られた映像及び音声を記録媒体103に記録し、記録された映像をモニター102上で再生することができる。
記録再生装置のチューナー104は、アンテナ101で受信された電波から目的のチャンネルを選局し、そのチャンネルの映像及び音声をエンコーダ105に与える。エンコーダ105は、与えられた映像及び音声を所定の記録形式で符号化する。エンコーダ105により符号化されたデータは、記録媒体103に記録される。デコーダ106は、記録媒体103に記録されたデータを復号化し、復号化した映像のデータをオーバーレイ部107に出力する。また、OSD表示部108は、記録再生装置の動作設定や状況を表す表示データを作成する。オーバーレイ部107は、デコーダ106からの映像のデータにOSD表示部108からの表示データを合成した所定の表示形式の映像を生成する。オーバーレイ部107により生成された映像が、モニター102上に表示される。
【0012】
モニター102に表示された映像を見る指示やその他の記録再生装置に対する指示をユーザーが行うのに、例えばリモコン109が用いられる。ユーザーがリモコン109を用いて指示を入力すると、ユーザー入力部110が、リモコン109からの入力を受け付け、その内容をCPU111に伝える。CPU111は、バス112を通じて行われるデータ転送や記録再生装置における各種の処理を制御する。ROM113には、プログラムが記録されており、CPU111は、RAM114を用いながら、このプログラムに従って動作する。
ROM113に記録されたプログラムには、本発明によって提供される記録プログラムが含まれる。CPU111やROM113、RAM114などによって構成される録画再生装置内のコンピュータと、この記録プログラムが協働することによって、録画再生装置は、本発明によって提供される録画装置として機能する。
【0013】
図6は実施の形態1における録画再生装置のブロック図を示す。図6において
600は、録画再生装置である。
601は、更新条件設定手段を備えた予約録画データ入力手段である。
602は、予約録画データを記録・管理する予約録画データ管理手段である。
603は、予約録画データに基づき予約録画を実行する予約録画実行手段である。
604は、記録媒体に録画を行う録画実行手段である。
605は、更新録画された番組を管理する更新対象番組データ管理手段である。
606は、更新対象の番組を判定する更新対象番組判定手段である。
607は、記録媒体に録画された番組を消去する番組消去実行手段である。
608は、映像を記録するための記録媒体である。
609は、予約録画の設定内容を示す予約録画データである。
610は、更新対象の番組と更新条件を示す自動更新対象管理データである。
611は、現在日時情報を管理するクロックである。
【0014】
以上のように構成された録画再生装置について、その動作を以下に述べる。
図7は、録画再生装置600における自動更新録画処理ルーチンを示す。
図8は自動更新録画の動作例を示した図である。
図9は予約録画データのデータ構造であり、図8の予約録画データ800の設定を行った場合の予約録画データの内容である。
【0015】
以下、図8における時点T1で、予約録画データ800に示す予約録画データを設定した場合を考える。
まず、ユーザーが図8の時点T1において、予約録画データ800を図6の予約録画データ入力手段601を利用して入力すると、予約録画データ800が図6の予約録画データ管理手段602によってRAM上に退避される予約録画データ609に書き込まれる。このとき予約録画データ609は図9に示すデータ構造で書き込まれる。
ステップS1において、予約録画実行手段603は、クロック611からの現在の日時情報と、予約録画データ609に記憶している録画開始日時情報とを比較して、現在日時が録画開始日時に達したか否かを判断し、達したときにはステップS2に進む。
ステップS2では、予約録画データ609を参照して現在実行中の予約録画が自動更新録画であるかどうかを判断し、自動更新録画であればステップS3に進む。予約録画データ800の場合、更新間隔を1週間と指定しているので、自動更新録画であると判断し、ステップS3に進む。
ステップS3では、自動更新録画対象の番組が過去に録画されていて、かつ記録媒体608に保存されているか否かを判断する。そして、過去に自動更新対象番組が録画されていないとき(時点T1のとき)、または記録されていても消去されているときには、ステップS3からステップS6に進む。
【0016】
ステップS6では、録画実行手段604が予約録画実行手段603から録画要求を受け、予約設定された番組を記録媒体608に録画する。また、録画した番組の情報(予約IDおよび次回更新日)を更新対象番組データ管理手段605によりRAM上に退避される自動更新対象管理データ610に書き込む。
ここで、自動更新対象管理データ610のデータ構造は図10に示す通りである。自動更新対象管理データ610は、番組ID、予約ID、更新日から構成され、番組IDは、記録媒体に録画された番組を指し示すIDであり、予約IDは、予約録画データのどの予約によって録画されたかを指し示すIDであり、更新日は、録画番組の次回更新日である。
ステップS3において自動更新録画対象の番組が過去に録画されていて、かつ記録媒体608に保存されている場合(時点T2〜T5、およびT8の場合)には、ステップS3からステップS4に進む。
ステップS4では、自動更新対象管理データ610を参照して、現在実行中の予約IDと同じ予約IDの番組を検索し、その番組の更新日とクロック611からの現在日時情報とを比較して、更新日と現在日時が一致している場合(時点T8のとき)は、ステップS4からステップS5に進む。
ステップS5では、記録媒体に記録されている更新対象番組を消去した後、自動更新対象管理データ610から消去した番組の情報を消去する。そして、ステップS6に進んで、前記ステップS6での録画動作および自動更新対象管理データ610の更新を実行する。
また、ステップS4において更新条件を満たしていない場合(時点T2〜T5の場合)は、ステップS4からステップS6に進んで、前記ステップS6での録画処理および自動更新対象管理データ610の更新を実行する。
【0017】
以上のように、自動更新録画により予約録画された番組を消去する条件をユーザーが任意に指定する手段を設けることにより、ユーザー操作に多大な負担をかけることなく、任意の更新間隔で自動更新録画を実行することが可能となる。
なお、上記の説明では更新間隔を1週間として特定して記述したが、更新間隔は1週間に限らず、毎回、2日間、1ヶ月間、毎週土曜日などのように設定しても良い。
また、更新間隔を日単位ではなく同一予約録画による録画実行回数単位としても良い。
また、上記では現在日時と更新日が一致している場合のみ前回録画した番組を消去する(図7のステップS4での判定)としたが、その番組の自動更新実行日に、更新対象の番組に対して消去を禁止するような設定もしくは操作がなされており、番組消去できない場合もあるので、現在日時が更新日以降であれば、前回録画された番組を消去すると判定しても良い。
【0018】
(実施の形態2)
図11は実施の形態2における録画再生装置のブロック図を示す。図11において、1100は、録画再生装置である。
603〜608は、実施の形態1で記述した録画再生装置の構成と同じである。
1101は、記録媒体に録画された番組情報を管理する番組データ管理手段である。
1102は、録画された番組の更新条件を取得する更新条件取得手段である。
1103は、録画された番組の一覧表示を行う番組一覧表示手段である。
実施の形態1で説明した、図6の予約録画データ入力手段601、予約録画データ管理手段602、およびクロック611は、図11では省略しているが、録画再生装置1100の構成要素として存在するものとする。
【0019】
以上のように構成された録画再生装置について、以下にその動作を述べる。
図12は、番組一覧表示手段1103が番組表示一覧に更新日の表示を行う更新日表示処理ルーチンの処理内容を示す。
ステップS1において番組一覧表示手段1103は番組データ管理手段1101より記録媒体608に録画されている番組の総数を取得する。
ステップS2において、番組一覧表示手段1103は番組データ管理手段1101より記録媒体608に録画された番組の録画日時、録画チャンネル、番組タイトルなどの番組一覧表に表示する番組情報を取得する。
ステップS3では、更新条件取得手段1102は更新対象番組データ管理手段605より更新日を取得する。
ステップS4では、番組一覧表示1103で番組番号、録画日時、録画チャンネル、番組タイトルなどの番組情報、および更新日を表示する。
ステップS5では、全ての番組について表示したかどうかを判定し、全ての番組を表示するまでステップS2からステップS4を繰り返す。
【0020】
以上のようにして、番組一覧表示に更新録画された番組の次回更新日を表示することで、記録媒体に多数の番組が録画されていたとしても、どの番組が更新録画で録画された番組かをユーザーが容易に確認することが出来る。
さらに、ユーザーは更新録画で録画された番組が、いつ消去されるのかを容易に確認することが可能となるので、未視聴の番組が自動更新録画によって消去されてしまうことを防止することが可能となる。
なお、上記では番組一覧表示において、記録媒体に記録されている全ての番組を表示し、自動更新録画で録画された番組については、次回更新日を表示すると説明したが、自動更新対象番組のみを表示するようにしても、同様の効果が得られると共に、さらに自動更新対象の番組の検索性を向上させることができる。
また、更新対象番組のみを表示するようにした場合、更新日順に表示するようにしても、同様の効果が得られると共に、さらに自動更新対象の番組の検索性を向上させることができる。
【0021】
(実施の形態3)
また、実施の形態1では、更新条件を日付単位で管理するようにしているが、実施の形態2における録画再生装置の構成において、更新条件を記録媒体に録画可能な残り番組数の単位で設定できるように変更し、図7のステップS4において、実施の形態2における番組データ管理手段1101より記録媒体608の総番組数を取得し、録画可能な残り番組数が更新条件未満であれば、図7のステップS5に進み、自動更新対象の番組を消去するようにする。
以上のようにして、自動更新録画により録画された番組を毎回自動消去するのではなく、記録媒体に録画可能な番組数が残り少なくなってきてから自動更新することにより、毎回自動消去する場合に比べて、録画した番組を長期間保存しておくことが可能となるので、未視聴の番組が自動消去される可能性を低減することになる。
また、録画番組数がいっぱいで予約録画が実行できなくなる可能性を低減させることが可能となる。
【0022】
なお、上記説明では、更新条件を録画可能な残りの番組数としたが、録画可能な残容量もしくは、録画可能な残時間としても同様の効果が得られる。
また、更新条件を実施の形態1で記述した更新間隔と併用することで、録画可能な残り番組数に余裕があるときは、更新間隔にしたがって更新するが、録画可能な残り番組数に余裕がなくなると、更新日に達していない番組であっても、録画可能な残り番組数が設定値以下になると、自動更新対象の番組を消去するようにしても良い。
【0023】
(実施の形態4)
図13は実施の形態4における録画再生装置のブロック図を示す。図13において、1300は、録画再生装置である。
603〜608は、実施の形態1で記述した録画再生装置の構成と同じである。
1301は、記録媒体に録画された番組の再生制御を行う再生実行手段である。
1302は、指定した番組が視聴済みかどうかを判定する視聴終了判定手段である。
実施の形態1で説明した、図6の予約録画データ入力手段601、予約録画データ管理手段602、およびクロック611は、図13では省略しているが、録画再生装置1300の構成要素として存在するものとする。
【0024】
以上のように構成された録画再生装置について、以下にその動作を述べる。
図14は、視聴終了した番組が自動更新録画により録画された番組の場合に、自動的に番組を消去する処理ルーチンを示す。
ステップS1において、視聴終了判定手段1302は再生実行手段1301からの再生終了通知を待ち受けており、再生終了通知を受け取るとステップS2に進む。ここで再生終了通知とは、現在視聴している番組の最後まで再生した場合や、ユーザー操作により再生を停止した場合において、その番組の再生が終了したことを知らせる通知のことである。
ステップS2では、再生終了通知を受けて、その番組が最後まで視聴されたかどうかを視聴終了判定手段1302で判定し、視聴完了と判定した場合はステップS3に進み、視聴未完了と判定した場合は処理を終了する。
ステップS3では、視聴完了と判定された番組が自動更新録画により録画された番組かどうかを更新対象番組判定手段606で判定し、自動更新録画で録画された番組と判定された場合は、ステップS4に進み、自動更新録画で録画された番組と判定されなければ処理を終了する。
ステップS4では、自動更新録画で録画された番組と判定された番組の番号を、番組消去手段607に通知して、指定の番組を記録媒体608から消去する。そして自動更新対象管理データ610から消去した番組の情報を消去する。
【0025】
以上のようにして、自動更新録画によって録画された番組の視聴が完了したときに、自動的に番組を消去することにより、更新日前であっても更新対象番組を自動的に消去することが出来る。
自動更新録画で録画された番組は、視聴終了後は保存の必要がないものと思われるので、その不要な番組を更新日よりも前に自動的に消去することにより、記憶媒体の空き容量が自動的に増加し、ユーザーに負担をかけることなく記録媒体の空き容量を有効的に利用することが可能となる。
【0026】
なお、上記では視聴済みの自動更新録画番組を自動的に消去すると説明したが、自動的に消去せず、番組消去の実行を確認する画面を表示させて、ユーザーが消去するか否かを判断させるようにしても良い。
また、上記では視聴済みの自動更新録画番組を自動的に消去すると説明したが、自動的に消去せず、視聴済みの番組かどうかを記録媒体に記録しておいて、番組一覧表示で視聴済みもしくは未視聴を示す表示を行ってもよい。この場合、視聴済みの番組を消去するかしないかは、ユーザーの判断によって決定することが可能となる。
【0027】
また、実施の形態2で記述した自動更新録画によって録画された番組のみの番組一覧表示を行う録画再生装置と、実施の形態4で記述した視聴済み判定を利用する録画再生装置の各構成を組み合わせた録画再生装置において、前記のように番組視聴終了時に視聴済みの番組かどうかを記録媒体に記録しておき、ある期間以内(例えば、3日以内)に自動更新録画によって自動的に消去される未視聴番組が記録媒体に存在する場合に、録画再生装置の電源を入れたときに、自動的にその更新対象番組のみの番組一覧表示するようにすることで、まもなく自動消去される未視聴番組が記録媒体にあることをユーザーに知らせることが可能となる。
【0028】
(実施の形態5)
図15は実施の形態5における録画再生装置のブロック図を示す。図11において、1500は、録画再生装置である。
601〜608は、実施の形態1で記述した録画再生装置の構成と同じである。
1501は、記録媒体608の録画可能残量の管理を行う残量管理手段である。
【0029】
以上のように構成された録画再生装置について、以下にその動作を述べる。
図16は、記録媒体に録画可能な空き容量がなくなった場合の自動更新録画の動作をグラフで表現した図である。
図16の(1)は自動更新録画によって録画された番組が記録媒体上に少なくとも1つは存在する状態を示した図である。
(2)は(1)で示した状態の記録媒体に対し、残量がなくなるまで録画を行った状態を示した図である。
(3)は(2)で示した状態の記録媒体に対し、自動更新録画が実行され前回録画された番組を消去した後の記録媒体の状態を示した図である。また、(3)の空き容量部分の下に示す棒状の図は、今回の録画で必要なサイズを示しており、空き容量部分(前回の録画容量)よりも大きいことを示している。この容量の差(不足容量)は、前回録画した番組を部分的に消去した場合や、前回録画した時よりも、高いビットレートで録画した場合に発生する。
(4)は自動更新録画によって録画された番組の録画サイズを、予約の設定内容から求めた録画最大サイズに置き換えて残量(録画許可容量)を計算した場合を示した図である。
(5)は(4)で求めた録画許可容量に従って、残量がなくなるまで録画を行った状態を示した図である。
この状態(5)で、前回録画された更新対象番組を消去すれば、次回の自動更新録画に必要となる録画最大サイズが確保できるので、次回の自動更新録画が容量不足により失敗することが防止できる。
【0030】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ユーザー操作に多大な負担をかけることなく、1つの予約録画設定だけで、自動更新録画において任意の更新間隔を設定できるという効果が得られる。
また、本発明によれば、番組一覧表示に自動更新録画によって録画された番組の次回更新日が表示されるので、ユーザーはどの番組が自動更新録画の対象なっているかの確認が容易にでき、更新日の近い番組から視聴することが容易に可能となるという効果が得られる。
また、本発明によれば、自動更新録画の更新対象番組が、設定された更新日前であっても、番組視聴完了時に自動消去するので、ユーザーにとって不要となった番組を記録媒体から自動的に消去するので、記録媒体の容量を有効利用できるようになるという効果が得られる。
また、本発明によれば、自動更新録画を実施した際に、その自動更新録画に必要な空き容量を事前に確保するため、2回目以降の更新録画が記憶媒体の容量不足により録画が失敗することがないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における録画再生装置の基本構成図を示す図。
【図2】従来技術による自動更新録画の動作例の説明に使用する図。
【図3】従来技術による自動更新録画の予約録画データ設定例を示す図。
【図4】本発明による自動更新録画の予約録画データの設定例を示す図。
【図5】本発明における予約録画設定画面での更新日入力手段の一例を示す図。
【図6】本発明の実施の形態1における録画再生装置の構成を示す図。
【図7】本発明の実施の形態1における自動更新録画処理の手順を示すフローチャート。
【図8】本発明の実施の形態1における自動更新録画の動作例を示す図。
【図9】本発明の実施の形態1における予約録画データのデータ構造を示す表。
【図10】本発明の実施の形態1における自動更新対象管理データのデータ構造を示す表。
【図11】本発明の実施の形態2における録画再生装置の構成を示す図。
【図12】本発明の実施の形態2における更新日表示処理の手順を示すフローチャート。
【図13】本発明の実施の形態4における録画再生装置の構成を示す図。
【図14】本発明の実施の形態4における視聴済新対象番組の自動消去処理の手順を示すフローチャート。
【図15】本発明の実施の形態5における録画再生装置の構成を示す図。
【図16】本発明の実施の形態5における残量管理方法の説明に使用する図。
【符号の説明】
101 アンテナ
102 モニター
103 記録媒体
104 チューナー
105 エンコーダ
106 デコーダ
107 オーバーレイ部
108 OSD表示部
109 リモコン
110 ユーザー入力部
111 CPU
112 バス
113 ROM
114 RAM
115 予約録画データ入力手段
116 予約録画データ管理手段
117 予約録画実行手段
118 録画実行手段
119 更新対象データ管理手段
120 更新対象番組判定手段
121 番組消去実行手段
122 予約録画データ
123 自動更新対象管理データ
200 予約録画データ
500 予約録画データ設定画面
501 更新条件入力手段
600 録画再生装置
601 予約録画データ入力手段
602 予約録画データ管理手段
603 予約録画実行手段
604 録画実行手段
605 更新対象番組データ管理手段
606 更新対象番組判定手段
607 番組消去実行手段
608 記録媒体
609 予約録画データ
610 自動更新対象管理データ
800 予約録画データ
1100 録画再生装置
1101 番組データ管理手段
1102 更新条件取得手段
1103 番組一覧表示手段
1300 録画再生装置
1301 再生実行手段
1302 視聴終了判定手段
1500 録画再生装置
1501 残量管理手段

Claims (7)

  1. 符号化された映像データを少なくとも含むコンテンツを記録する記録媒体を有し、映像データの記録および再生および編集を行うことが可能なデータ記録再生装置において、
    更新録画条件を含む予約録画データを設定する予約録画データ設定手段を備えた予約録画データ入力手段と、
    前記予約録画データを生成及び参照する予約録画データ管理手段と、
    前記予約録画データを退避する予約録画データ退避手段と、
    前記予約録画データに基づいて録画要求および更新要求を行う予約録画実行手段と、
    前記記録媒体に前記録画要求に基づいて番組を記録する録画実行手段と、
    前記予約録画データとの対応情報を有する自動更新対象管理データを生成および参照する更新対象番組データ管理手段と、
    前記自動更新対象管理データを退避する自動更新対象管理データ退避手段と、前記自動更新対象管理データと前記更新要求に基づいて更新対象の番組を判定する更新対象番組判定手段と、
    前記更新対象番組判定手段が判定した結果に基づいて前記記録媒体に記録された更新対象番組を消去する番組消去実行手段を備え、
    更新録画条件に基づいた更新処理を予約録画時に実行することを特徴とする自動更新録画機能を有した録画再生装置。
  2. 前記更新録画条件と録画済み番組一覧の表示を行う番組一覧表示手段を備え、前記更新録画条件を番組一覧表に表示することを特徴とする請求項1記載の自動更新録画機能を有した録画再生装置。
  3. 前記更新録画条件により録画された番組かどうかを判定する更新対象番組判定手段を備え、
    更新録画で録画された番組のみを一覧表示することを特徴とする請求項1記載の自動更新録画機能を有した録画再生装置。
  4. 前記更新録画条件により録画された録画済み番組の視聴終了を判定する視聴終了判定手段を備え、
    前記更新録画条件又は前記視聴終了判定結果により視聴終了した録画済み番組を消去することを特徴とする請求項1記載の自動更新録画機能を有した録画再生装置。
  5. 前記更新録画条件により録画された録画済み番組のファイルサイズを予約録画データより算出する残量管理手段を備え、
    更新録画領域を確保することを特徴とする請求項1記載の自動更新録画機能を有した録画再生装置。
  6. 符号化された映像データを少なくとも含むコンテンツを記録する記録媒体を有し、映像データの記録および再生および編集を行うことが可能なデータ記録再生方法において、
    更新録画条件を含む予約録画データを設定する予約録画データ設定ステップを備えた予約録画データ入力ステップと、
    前記予約録画データを生成及び参照する予約録画データ管理ステップと、
    前記予約録画データを退避する予約録画データ退避ステップと、
    前記予約録画データに基づいて録画要求および更新要求を行う予約録画実行ステップと、
    前記記録媒体に前記録画要求に基づいて番組を記録する録画実行ステップと、前記予約録画データとの対応情報を有する自動更新対象管理データを生成および参照する更新対象番組データ管理ステップと、
    前記自動更新対象管理データを退避する自動更新対象管理データ退避ステップと、
    前記自動更新対象管理データと前記更新要求に基づいて更新対象の番組を判定する更新対象番組判定ステップと、
    前記更新対象番組判定結果に基づいて前記記録媒体に記録された更新対象番組を消去する番組消去実行ステップを備え、
    更新録画条件に基づいた更新処理を予約録画時に実行することを特徴とする自動更新録画機能を有した録画再生方法。
  7. 符号化された映像データを少なくとも含むコンテンツを記録する記録媒体を有し、映像データの記録および再生および編集を行うことが可能なデータ記録再生装置において、
    更新録画条件を含む予約録画データを設定する予約録画データ設定ステップを備えた予約録画データ入力ステップと、
    前記予約録画データを生成及び参照する予約録画データ管理ステップと、
    前記予約録画データを退避する予約録画データ退避ステップと、
    前記予約録画データに基づいて録画要求および更新要求を行う予約録画実行ステップと、
    前記記録媒体に前記録画要求に基づいて番組を記録する録画実行ステップと、前記予約録画データとの対応情報を有する自動更新対象管理データを生成および参照する更新対象番組データ管理ステップと、
    前記自動更新対象管理データを退避する自動更新対象管理データ退避ステップと、
    前記自動更新対象管理データと前記更新要求に基づいて更新対象の番組を判定する更新対象番組判定ステップと、
    前記更新対象番組判定結果に基づいて前記記録媒体に記録された更新対象番組を消去する番組消去実行ステップを備え、
    更新録画条件に基づいた更新処理を予約録画時に実行するためのコンピュータプログラム。
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