JP2004179966A - 携帯端末 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】近距離無線通信部と入力操作部を有する携帯端末本体と、近距離無線通信部を有する情報処理部に分離可能とし、通常の通話やメール機能の使用は携帯端末本体で行い、マルチメディア処理など負荷の大きい処理は近距離無線通信機能を介して情報処理部にデータを送信し、処理結果を携帯端末本体に送信するようにした。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、携帯端末は手にもって操作するため、小型、軽量が一般的に望ましい。携帯端末の小型化、軽量化が進むと、電池容量が少なく、また大容量データの保存のためのメモリ容量も少ないことになってしまう。そこで、携帯端末のCPUを携帯端末本体とは別体とし、データ処理能力の向上と大容量データ保存を実現することが望まれてきている。従来技術として、基地局と通信を行う受発信部と、音声を入出力する送受話部とに分離でき、受発信部を無線データ通信用PCカードとして機能させる分離型携帯電話装置がある(例えば、特許文献1参照)。また、近距離無線通信機能を持つ携帯端末としては、一例としてブルートゥース(登録商標)の通信機能を持つ携帯電話機が知られている。応用例として、パソコンとの無線接続モデム、携帯電話機用の無線接続ヘッドセット等がある。しかしながら、画像や音声データを非圧縮で伝送し再生することはできない。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−209657号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
現状の携帯端末のデータ処理能力とデータのストレージは自然映像、自然音声の処理を含むマルチメディア処理には小さすぎる。また、将来的にはマルチメディア処理よりさらに複雑な自然言語処理や人工知能処理の要求に携帯端末は応じていくものと考えられ、これら処理能力の拡大と携帯端末の小型化、軽量化は相容れない要素となってきている。
そこで、本発明は、上記事情を鑑みてなされたもので、携帯端末の小型化、軽量化を図るとともに、処理能力の高い携帯端末を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明では、第1の近距離無線通信部と操作入力部とを有する携帯端末本体と、第2の近距離無線通信部を有する情報処理部とが前記第1および第2の近距離無線通信部を介して無線通信を行う携帯端末であって、前記情報処理部は、前記携帯端末本体からの操作入力に応じて、所定の情報処理を行い、処理結果を前記携帯端末本体に送信することを特徴とする。
請求項2記載の発明では、請求項1記載の携帯端末において、前記携帯端末本体は、画像または文字表示機能または音声出力機能を有することを特徴とする。
請求項3記載の発明では、請求項2記載の携帯端末において、前記情報処理結果のデータが画像または音声である場合、前記情報処理部はそのデータに対し帯域圧縮を行って前記携帯端末に送信することを特徴とする。
請求項4記載の発明では、請求項1から3いずれかに記載の携帯端末において、前記携帯端末本体は、前記情報処理部と無線通信を行わずに通話またはデータ通信またはメール機能等を使用できることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態の1つとしての携帯電話機について、図1および図2を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る携帯電話機の携帯電話機本体1の概略構成を示したブロック図である。また、図2は、携帯電話機の情報処理部(以下CPU)2の概略構成を示したブロック図である。
本実施の形態に係る携帯電話機は、近距離通信機能を有する携帯電話機本体1と、この携帯電話機本体1と無線通信を行うCPU2とを備えている。この携帯電話機本体1とCPU2は分離可能であり、CPU2は計算負荷の大きい情報処理や、マルチメディア処理、ストレージされた大容量データの読み出しなどを実行する。そして、携帯電話機本体1とCPU2は、近距離通信によって双方向のデータ通信を行うことができ、CPU2は携帯電話機本体1に処理結果を伝送する。携帯電話機本体1は、受信した処理結果を表示、再生する。
【0007】
図1に示すように、携帯電話機本体1は、基地局12との通信用アンテナ6と、基地局12との通信用送受信部7および必要な容量である小型の電池10と、CPU2と無線通信を行う近距離無線通信部8と、データ伸長部9と、使用者が入力操作を行うキーボタン操作部3と、マイク・スピーカ部5と、情報表示部4とを備えている。
制御部11は、携帯電話機本体1の各部を制御する。
【0008】
携帯電話機本体1は、通常の通話、メール機能の使用などにおいては、図2に示す分離独立体のCPU2と無線通信せずに、単独で動作することができるようになっている。このため、通常の通話やメール機能のみ利用する場合、ユーザはCPU2を携帯電話機本体1と一緒に携帯しなくてもよく、携帯電話機の小型化、軽量化を図ることができる。
【0009】
図2に示すように、CPU2は、近距離無線通信部21と、データ圧縮部22とを備えている。また、CPU2は、負荷の重いデータ処理を実行するために、高速のMCU23と、高速のRAM24と、大容量のフラッシュメモリまたは小型ハードディスクドライブからなるストレージ部26とを備えている。ストレージ部26には、翻訳などの重い情報処理をするための辞書や、画像など大規模なデータが格納されている。また、CPU2の電源27は、CPU2の十分な駆動時間を得られる様に比較的容量の大きい電池である。なお、制御部25は、CPU2の各部を制御する。
【0010】
例えば、携帯電話機本体1にCPU2による情報処理を必要とするような翻訳に関する入力操作が行われた場合、カバンなどに収納されたCPU2と携帯電話機本体1が近距離通信を行い、CPU2に入力データを送信すると共に、翻訳の処理を指示する。CPU2が翻訳処理を行い、結果を携帯電話機本体1に送信すると、携帯電話機本体1は、受信した結果を表示する。ユーザは、軽く小さな携帯電話機本体1の操作のみで、翻訳などの重い情報処理を実行させることが可能となる。
【0011】
また、ストレージ部26に保存されている動画や音声などのマルチメディアデータを再生する場合には、動画や音声データをそのまま送信すると非常に広い通信帯域を必要とするので、動画や音声データに対しCPU2のデータ圧縮部22でデータ圧縮処理を行い、帯域を圧縮して携帯電話機本体1へ送信し、携帯電話機本体1側ではデータ伸張部9でデータ伸張処理を行い再生する。
一例として、ストレージ部26に保存する動画や音声データは、携帯電話本体1によって例えば基地局からMPEG4形式あるいはMP3形式でダウンロードを行い、CPU2へ送信し保存する。そしてこれらのデータを再生する時には、携帯電話機本体1での伸張処理が容易になるように、あらかじめCPU2においてMPEG4形式からM−JPEG形式へ、またはMP3形式からAD−PCM形式またはD−PCM形式へのデータの変換を行ったうえで、携帯電話機本体1へ送信する構成としてもよい。
なお、処理結果がテキストデータの場合は、携帯電話機本体1での処理負荷が小さいので、そのまま伝送する。
【0012】
本実施例では、分離独立体のCPU2は、携帯電話機本体1の電池に比べて大きな容量の電池を内蔵しているが、これは容量の大きなストレージデータ、高速で容量の大きなRAM、高速のCPUを実用的に時間動作させるためである。
分離独立体のCPU2は、携帯電話機本体1に比べて重量、体積を小さくする要求が少ないので、複雑な計算処理やマルチメヂア処理能力を携帯電話機本体1より容易に実行することができる。また、電池の発熱については、CPU2を手に持って操作しないため、比較的拘束が少なく、実現が容易である。
【0013】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の携帯端末によると、携帯端末本体と情報処理部とを分離し、情報処理部は、携帯端末本体からの操作入力に応じて、所定の情報処理を行い、処理結果を前記携帯端末本体に送信する構成とすることにより、操作性が求められる携帯端末本体の小型化、軽量化を図ることができ、さらに携帯端末の処理能力の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る携帯電話機の携帯電話機本体の概略構成を示したブロック図である。
【図2】携帯電話機のCPUの概略構成を示したブロック図である。
【符号の説明】
1…携帯電話機本体、2…情報処理部(CPU)、3…キーボタン操作部、4…情報表示部、5…マイク・スピーカ、6…アンテナ、7…送受信部、8…近距離無線通信部、9…データ伸張部、10…電池、11…制御部、12…基地局、21…近距離無線通信部、22…データ圧縮部、23…MCU、24…RAM、25…制御部、26…ストレージ部、27…電池
Claims (4)
- 第1の近距離無線通信部と操作入力部とを有する携帯端末本体と、第2の近距離無線通信部を有する情報処理部とが前記第1および第2の近距離無線通信部を介して無線通信を行う携帯端末であって、
前記情報処理部は、前記携帯端末本体からの操作入力に応じて、所定の情報処理を行い、処理結果を前記携帯端末本体に送信することを特徴とする携帯端末。 - 前記携帯端末本体は、画像または文字表示機能または音声出力機能を有することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
- 前記情報処理結果のデータが画像または音声である場合、前記情報処理部はそのデータに対し帯域圧縮を行って前記携帯端末に送信することを特徴とする請求項2記載の携帯端末。
- 前記携帯端末本体は、前記情報処理部と無線通信を行わずに通話またはデータ通信またはメール機能等を使用できることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の携帯端末。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002343884A JP2004179966A (ja) | 2002-11-27 | 2002-11-27 | 携帯端末 |
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JP2002343884A JP2004179966A (ja) | 2002-11-27 | 2002-11-27 | 携帯端末 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009032295A Division JP2009112054A (ja) | 2009-02-16 | 2009-02-16 | 情報処理装置 |
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Publications (1)
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004179966A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013211038A (ja) * | 2004-08-06 | 2013-10-10 | Digimarc Corp | 携帯コンピューティング装置における高速信号検出および分散コンピューティング |
-
2002
- 2002-11-27 JP JP2002343884A patent/JP2004179966A/ja active Pending
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JP2013211038A (ja) * | 2004-08-06 | 2013-10-10 | Digimarc Corp | 携帯コンピューティング装置における高速信号検出および分散コンピューティング |
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