JP2004179888A - 伝搬環境検知技術 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線通信機器による情報通信ができない状態である場合に、情報通信ができない要因を判別することができる伝搬環境検知技術を提供することを目的とする
【解決手段】検知装置10の検波部20は、無線通信機器が情報通信に用いる所定の周波数の電波を受信し検波する。抽出部30は、検波した電波の有無の時系列変化のパターンを抽出する。判別部40は、抽出したパターンと、複数の機器が該所定の周波数の電波に重畳するパターンとを照合して、当該無線通信機器が発する電波の伝搬環境を判別する。表示部50は、判別した結果を表示する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線情報通信が情報通信のため利用する電波の伝搬環境を検知する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電波を利用して情報のやり取りを行う無線情報通信として無線ローカルエリアネットワーク(以下、無線LANという)や、携帯電話などがある。これらの情報通信を行う端末機器は、基地局と端末機器との間における電波信号の電界強度のレベルに基づいて、この情報通信に用いる電波の伝搬状態を検知するものがあった。
【0003】
例えば、下記特許文献には、基地局と端末機器との間における電波信号の電界強度のレベルに基づいて、情報通信に用いる電波の伝搬状態を検知する端末機器が記載されている。
【特許文献1】
特開2002−34077号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、電界強度のレベルに基づいた電波の伝搬状態の検知では、端末機器による情報通信ができない状態である場合に、情報通信ができない要因が、電波信号の不在であるのか、アマチュア無線や電子レンジなどが発する電波との輻輳によるものであるのかを判別できなかった。
【0005】
本発明は、上記した問題点を解決するためになされたものであり、端末機器による情報通信ができない状態である場合に、情報通信ができない要因を判別することができる伝搬環境検知技術を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上記した課題を解決するため、無線通信機器が情報通信に用いる所定の周波数帯の電波の伝搬環境を検知する検知装置であって、前記所定の周波数帯の電波を受信し検波する検波手段と、前記検波した電波の有無の時系列変化のパターンを抽出する抽出手段と、前記抽出したパターンと、前記所定の周波数帯の電波を用いる当該無線通信機器を含む複数の機器が該電波に重畳するパターンとを照合して、当該無線通信機器が発する電波の伝搬環境を判別する判別手段と、前記判別した結果を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
また、この検知装置に対応した方法の発明は、無線通信機器が情報通信に用いる所定の周波数帯の電波の伝搬環境を検知する方法であって、前記所定の周波数帯の電波を受信して検波し、前記検波手段が検波する電波の有無の時系列変化のパターンから抽出して、前記抽出したパターンと、前記所定の周波数帯の電波を用いる当該無線通信機器を含む複数の機器が該電波に重畳するパターンとを照合して、当該無線通信機器が発する電波の伝搬環境を判別することを特徴とする。
【0008】
かかる検知装置、およびこれに対応した方法によれば、検波した電波の有無の時系列変化のパターンを抽出して、この抽出したパターンと、所定の周波数帯の電波を用いる当該無線通信機器を含む複数の機器が該電波に重畳するパターンとを照合することにより、電波の伝搬環境を判別する。したがって、当該無線通信機器による情報通信ができない状態である場合に、情報通信ができない要因を判別することができる。
【0009】
上記の構成を有する本発明の検知装置は、以下の態様を採ることもできる。前記判別手段は、前記抽出したパターンと、当該無線通信機器が重畳するパターンとを照合して一致する場合には、当該無線通信機器による情報通信が可能な状態であると判別するとしても良い。
【0010】
したがって、当該無線情報通信機器が用いる電波が到達しており、かつ、この電波と輻輳するような電波は発生していない情報通信が可能な伝搬環境を検知することができる。
【0011】
前記判別手段は、前記検波した電波の有無の時系列変化を抽出しない場合には、当該無線通信機器が発する電波が存在せず、当該無線通信機器による情報通信ができない状態であると判別するとしても良い。
【0012】
したがって、電波輻輳を要因とせず、当該無線通信機器間の距離や建物などの影響で電波が到達していない電波の不在を要因として情報通信ができない電波の伝搬環境を検知することができる。
【0013】
前記複数の機器には、当該無線通信機器とは異なる他の無線通信機器を含み、前記判別手段は、前記抽出したパターンと、前記他の無線通信機器が重畳するパターンとを照合して一致する場合には、前記他の無線通信機器が発する電波との輻輳により、当該無線通信機器による情報通信ができない状態であるであると判別するとしても良い。さらに、前記他の無線通信機器のひとつは、アマチュア無線機器であるとしても良い。
【0014】
したがって、電波の不在とは別に、アマチュア無線機器などの他の無線通信機器が情報通信に用いる電波との輻輳を要因として情報通信ができない電波の伝搬環境を検知することができる。
【0015】
前記複数の機器には、前記所定の周波数帯の不要輻射雑音を発する電子機器を含み、前記判別手段は、前記抽出したパターンと、前記電子機器が重畳するパターンとを照合して一致する場合には、前記電子機器が発する不要輻射雑音との輻輳により、当該無線通信機器による情報通信ができない状態であるであると判別するとしても良い。さらに、前記電子機器のひとつは、電子レンジであるとしても良い。
【0016】
したがって、電波の不在とは別に、電子レンジなどの電子機器が発する不要輻射雑音との輻輳を要因として情報通信ができない電波の伝搬環境を検知することができる。
【0017】
当該無線通信機器は、無線ローカルエリアネットワーク機器であるとしても良い。したがって、無線ローカルエリアネットワーク機器を使用する屋内外の様々な利用環境において、この情報通信に用いる電波の伝播環境を検知することができる。
【0018】
また、この発明を適用した無線ローカルエリアネットワークの端末機器は、基地局が提供する無線ローカルエリアネットワークに所定の周波数帯の電波を用いて接続する端末機器であって、前記所定の周波数帯の電波を受信し検波する検波手段と、前記検波した電波の有無の時系列変化のパターンを抽出する抽出手段と、前記抽出したパターンと、前記所定の周波数帯の電波を用いる前記基地局を含む複数の機器が該電波に重畳するパターンとを照合して、前記基地局が発する電波の伝搬環境を判別する判別手段と、前記判別した結果を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
【0019】
かかる端末機器は、検波した電波の有無の時系列変化のパターンを抽出して、この抽出したパターンと、所定の周波数帯の電波を用いる基地局を含む複数の機器が該電波に重畳するパターンとを照合することにより、電波の伝搬環境を判別する。したがって、当該端末機器による情報通信ができない状態である場合に、情報通信ができない要因を判別することができる。また、検知のための電波の受信手段を、情報通信のための受信手段と共有するなど、機器の構成部品の共有化を行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以上説明した本発明の構成及び作用を一層明らかにするために、以下本発明を適用した検知装置の一つとして、無線LANにおける電波の伝搬環境を検知する検知装置について説明する。
【0021】
図1は、本発明の第1の実施例における検知装置10の内部構成を機能的に示すブロック図である。検知装置10は、無線通信機器である無線LAN機器が情報通信に用いる電波の伝播環境を検知するものである。この検知装置10は、無線LAN機器が情報通信に用いる所定の周波数帯の電波を受信し検波する検波部20、検波した電波の有無の時系列変化のパターンを抽出する抽出部30、抽出したパターンを照合して無線LAN機器などが発する電波の伝搬環境を判別する判別部40、判別した結果を表示する表示部50などを備える。本実施例の検知装置10が伝搬環境を検知する無線LANの周波数帯は、「IEEE 802.11b」標準規格の2.4GHz帯であり、検波部20は、2.4GHz帯の電波を受信し検波する。
【0022】
判別部40は、抽出部30が抽出したパターンと、2.4GHz帯の電波を用いる無線LAN機器を含む複数の機器が2.4GHz帯の電波に重畳するパターンとを照合して、伝搬環境を判別する。この複数の機器のうち無線LAN機器を除く機器は、この機器が発する電波と、無線LAN機器が情報通信を行う電波との輻輳により、無線LAN機器による情報通信を阻害する機器である。2.4GHz帯の無線LAN機器の電波との輻輳を起こす機器として、電子レンジやアマチュア無線機器などがある。本実施例の判別部40は、無線LAN機器、電子レンジおよびアマチュア無線機器が2.4GHz帯の電波に重畳するパターンを照合する。
【0023】
判別部40が照合する無線LAN機器が2.4GHz帯の電波に重畳するパターンについて説明する。「IEEE 802.11b」標準規格の無線LAN機器である基地局は、同じく無線端末機器である端末機器との情報通信を行うため、定期的にビーコンを送出している。このビーコンは、周期を約100ミリセカンド(以下、msと表記)、パルス幅を約700〜800マイクロセカンド(以下、μsと表記)とする信号である。そこで、判別部40は、無線LAN機器が重畳するパターンとして、周期を約100ms、パルス幅を約700〜800μsとするパターンを照合する。
【0024】
判別部40が照合する電子レンジが2.4GHz帯の電波に重畳するパターンについて説明する。電子レンジは、内蔵するマグネトロンにより発生する2.4GHz帯の電波で食品などを加熱する。この電子レンジの電波が外部に放出した不要輻射雑音は、無線LAN機器が情報通信を行う電波と輻輳すると、無線LAN機器による情報通信を阻害する。この不要輻射雑音は、約7〜22ms周期の連続的なパルス信号である。そこで、判別部40は、電子レンジが重畳するパターンとして、約7〜22ms周期の連続的なパルス信号のパターンを照合する。
【0025】
判別部40が照合するアマチュア無線機器が2.4GHz帯の電波に重畳するパターンについて説明する。無線LAN機器とは異なる他の無線通信機器であるアマチュア無線機器の通信信号は、無線LAN機器のビーコンと比較して、大きなパルス幅(約500ms以上)を持つ信号となる。そこで、判別部40は、アマチュア無線機器が重畳するパターンとして、パルス幅が約500ms以上となるパターンを照合する。
【0026】
次に、検知装置10の動作について説明する。図2は、本発明の第1の実施例における検知装置10の内部構成を示す回路図である。検波部20は、受信した2.4GHz帯の信号を増幅するRF回路21と、増幅した2.4GHz帯の信号を検出する検波回路22とを備える。検波回路22は、検波出力#RFを、2.4GHz帯の信号を検知しない場合にはHレベルとし、検知する場合にはLレベルとする。
【0027】
抽出部30は、4つのワンショットマルチバイブレータ31,32,33,34を備える。このワンショットマルチバイブレータ31,32,33,34は、入力信号の立ち下がりエッジに応じて、それぞれ50ms,7ms,15ms,500msのパルス幅を持つパルス信号を出力する。ワンショットマルチバイブレータ31,34は、リトリガラブル機能を備える。このパルス信号の出力端子として、それぞれ、正論理出力端子Q31、Q32,Q33,Q34と、負論理出力端子#Q31、#Q32,#Q33,#Q34とを備える。判別部40は、正論理と負論理との2入力を持つ論理ゲート41と、負論理の2入力を持つ論理ゲート42,43とを備える。表示部50は、3つの発光ダイオードLED1,LED2,LED3と、3つの抵抗R1,R2,R3とを備える。
【0028】
なお、本明細書において、端子名と信号名とに同じ符号を用いている。端子名(信号名)の先頭に「#」が付されているものは、負論理であることを意味している。「Hレベル」は2値信号の2つのレベルのうちの「1」レベルを意味し、「Lレベル」は「0」レベルを意味している。
【0029】
検波回路22の検波出力#RFは、抽出部30のワンショットマルチバイブレータ31,32,34の入力端子と、判別部40の論理ゲート43の2つの入力端子の一方に接続されている。抽出部30のワンショットマルチバイブレータ34の正論理出力Q34は、判別部40の論理ゲート43の2つの入力端子の他方に接続されている。
【0030】
抽出部30のワンショットマルチバイブレータ32の正論理出力Q32は、次段のワンショットマルチバイブレータ33の入力端子に接続されている。ワンショットマルチバイブレータ32の負論理出力#Q32と、ワンショットマルチバイブレータ33の負論理出力#Q33とは、判別部40の論理ゲート42の2つの入力端子にそれぞれ接続されている。
【0031】
ワンショットマルチバイブレータ31の負論理出力#Q31は、判別部40の論理ゲート41の負論理の入力端子に接続されている。この論理ゲート41の一方の正論理の入力端子には、論理ゲート42の負論理出力#42が接続されている。
【0032】
発光ダイオードLED1,LED2,LED3のアノード側には、それぞれHレベルの電源が接続されている。カソード側には、過電流を防止するための抵抗R1,R2,R3と、論理ゲート41,42,43の負論理出力端子#Q41,#Q42,#Q43との順でそれぞれ接続されている。論理ゲート41の負論理出力#41がLレベルの場合には、発光ダイオードLED1に電流が流れるため、発光ダイオードLED1が点灯する。Hレベルの場合には、発光ダイオードLED1に電流が流れないため、発光ダイオードLED1は点灯しない。発光ダイオードLED2,LED3についても同様である。
【0033】
次に、検知装置10が無線LAN機器の発する電波を検知する場合について説明する。図3は、本発明の第1の実施例における検知装置10が無線LAN機器の電波を検知する場合の動作の概要を示すタイミングチャートである。ここでは、無線LAN機器の電波として、周期を100ms、パルス幅を800μsとする無線LAN機器のビーコンを例示する。図3に示すように、検波回路22が、周期を100ms、パルス幅を800μsとする信号を検波すると、検波出力#RFは、立ち下がり800μsの間Lレベルになる。
【0034】
検波出力#RFが立ち下がるタイミングt31では、ワンショットマルチバイブレータ31,32の負論理出力#Q31,#Q32が立ち下がり、それぞれ50ms,7ms間Lレベルとなり、ワンショットマルチバイブレータ32,34の正論理出力Q32,Q34が立ち上がり、それぞれ7ms,500ms間Hレベルとなる。その7ms後の正論理出力Q32が立ち下がるタイミングt32では、ワンショットマルチバイブレータ33の負論理出力#Q33が立ち下がり15ms間Lレベルとなる。タイミングt31から50ms後のタイミングt33では、ワンショットマルチバイブレータ31の負論理出力#Q31が立ち上がりHレベルとなる。この動作は、検波出力#RFのパルスを起点として、逐次繰り返される。なお、正論理出力Q34がHレベルである500ms間に再び検波出力#RFが立ち下がると、正論理出力Q34は、その時点から更に500ms間Hレベルとなる。
【0035】
したがって、無線LANのビーコンを受信している限り、論理ゲート41の負論理出力#Q41はLレベルとなる場合があるが、論理ゲート42,43の負論理出力#Q42,#Q43はHレベルのままである。その結果、発光ダイオードLED1は、負論理出力#Q41の状態に応じて点滅するが、発光ダイオードLED2,LED3は点滅しない。
【0036】
次に、検知装置10が電子レンジの動作に起因して輻射される電波を検知する場合について説明する。図4は、本発明の第1の実施例における検知装置10が電子レンジの電波を検知する場合の動作の概要を示すタイミングチャートである。ここでは、電子レンジの電波として、約16ms周期の連続的なパルス信号となる電磁レンジが発する不要輻射雑音を例示する。この不要輻射雑音は通常、電源周波数に同調して強弱を繰り返す。したがって、60Hzの商用交流を用いている地域では、図4に示すように、検波回路22が、1/60ms(約16ms)周期の連続的なパルス信号を検波すると、検波出力#RFは、立ち下がり1/60ms(約8ms)間Lレベルとなり、その後、立ち上がりHレベルとなる。よって、検波出力#RFは、約8ms周期でHレベルとLレベルを繰り返す。
【0037】
最初の検波出力#RFが立ち下がるタイミングt41では、ワンショットマルチバイブレータ31,32の負論理出力#Q31,#Q32が立ち下がり、それぞれ50ms,7ms間Lレベルとなり、ワンショットマルチバイブレータ32,34の正論理出力Q32,Q34が立ち上がり、それぞれ7ms,500ms間Hレベルとなる。その7ms後の正論理出力Q32が立ち下がるタイミングt42では、ワンショットマルチバイブレータ33の負論理出力#Q33が立ち下がり15ms間Lレベルとなる。なお、負論理出力#Q31がLレベルである50ms間に再び検波出力#RFが立ち下がると、負論理出力#Q31は、その時点から更に50ms間Lレベルとなる。正論理出力Q34がHレベルである500ms間に再び検波出力#RFが立ち下がると、正論理出力Q34は、その時点から更に500ms間Hレベルとなる。
【0038】
タイミングt41から16ms後である次の検波出力#RFの立ち下がるタイミングt43では、再び負論理出力#Q32が立ち下がり、7ms間Lレベルとなる。その後のタイミングt42から15ms後であるタイミングt44では、負論理出力#Q33が立ち上がりHレベルとなる。よって、タイミングt43からタイミングt44までの間には、論理ゲート42の負論理出力#Q42はLレベルとなる。
【0039】
したがって、7〜22ms周期の連続的なパルス信号である電子レンジが発する不要輻射音を受信している限り、負論理出力#Q41,#Q42はLレベルとなる場合があるが、負論理出力#Q43はHレベルのままである。その結果、発光ダイオードLED1,LED2は点滅するが、発光ダイオードLED3は点滅しない。
【0040】
次に、検知装置10がアマチュア無線機器の発する電波を検知する場合について説明する。図5は、本発明の第1の実施例における検知装置10がアマチュア無線機器の電波を検知する場合の動作の概要を示すタイミングチャートである。なお、図5は、図3,4とは横軸のスケールが異なる。一般に、アマチュア無線機器では、その使用により数秒間継続してキャリアとなる電波が出力される。ここでは、アマチュア無線機器の電波として、パルス幅が1sであるアマチュア無線機器が発する通信信号を例示する。図5に示すように、検波回路22が、パルス幅1sの信号を検波すると、検波出力#RFは、立ち下がり1s間Lレベルとなる。
【0041】
検波出力#RFが立ち下がるタイミングt51から正論理出力Q34が立ち下がるタイミングt52までの各出力信号の動作は、図3に示したタイミングt31からタイミングt33までの動作と同様である。検波出力#RFが立ち上がるタイミングt53は、タイミングt52の後であるため、タイミングt53からタイミングt52までの間には、論理ゲート43の負論理出力#Q43はLレベルとなる。
【0042】
したがって、500ms以上のパルス幅を持つ信号であるアマチュア無線機器が発する通信信号を受信している限り、論理ゲート41,43の負論理出力#Q41,#Q43はLレベルとなる場合があるが、論理ゲート42の負論理出力#Q42はHレベルのままである。その結果、発光ダイオードLED1,LED3は点滅するが、発光ダイオードLED2は点滅しない。
【0043】
次に、表示部50の発光ダイオードLED1,LED2,LED3の表示態様について説明する。図6は、本発明の第1の実施例における表示部50の発光ダイオードLED1,LED2,LED3の表示態様を示す説明図である。検知装置10が、2.4GHz帯の電波を検知しない場合には、「無線LAN電波不在」である伝搬環境として、発光ダイオードLED1,LED2,LED3のいずれもが点灯しない。無線LAN機器の電波のみを検知した場合には、「無線LAN通信可能」である伝搬環境として、発光ダイオードLED1のみが点滅する。電子レンジの電波のみ、または、無線LAN機器の電波と電子レンジの電波とが輻輳した電波を検知した場合には、無線LAN通信が「電子レンジにより通信不能」である伝搬環境として、発光ダイオードLED1,LED2が点滅する。アマチュア無線機器の電波のみ、または、無線LAN機器の電波とアマチュア無線機器の電波とが輻輳した電波を検知した場合には、無線LAN通信が「アマチュア無線により通信不能」である伝搬環境として、発光ダイオードLED1,LED3が点滅する。
【0044】
以上説明した第1の実施例によれば、検知装置10は、検知した電波信号の状態に応じて、表示部50の発光ダイオードLED1,LED2,LED3の表示態様を変えることができる。したがって、無線LAN機器による情報通信ができない状態である場合に、表示部50の発光ダイオードLED1,LED2,LED3の表示態様により、情報通信ができない要因を判別することができる。なお、発光ダイオードLED1などの点滅に限らず、各々が点灯するようにしても良い。例えば、「無線LAN通信可能」の場合には発光ダイオードLED1、「電子レンジにより通信不能」の場合には発光ダイオードLED2、「アマチュア無線により通信不能」の場合には発光ダイオードLED3がそれぞれ点灯するようにしても良い。
【0045】
次に、本発明の第2の実施例の検知装置10について説明する。この検知装置10の機能的な内部構成は、図1に示した通りである。図7は、本発明の第2の実施例における検知装置10の内部構成を示す回路図である。検波部20は、図2に示した検波部20と同様である。抽出部30と判別部40は、第1の実施例の検知装置10は、抽出部30と判別部40との機能をハード的に処理するが、第2の実施例の検知装置10は、抽出部30と判別部40との機能を1つの状態検知回路35でソフト的に処理している。この状態検知回路35は、1チップマイコンで構成されており、内蔵するROMなどに格納したプログラムを実行することにより処理を行っている。なお、このプログラムを変更することにより、種々の解析手法が可能である。状態検知回路35は、負論理出力端子#Q35A、#Q35Bを備える。表示部50は、2つの発光ダイオードLED4,LED5と、2つの抵抗R4,R5とを備える。発光ダイオードLED4,LED5のアノード側には、それぞれHレベルの電源が接続されている。カソード側には、過電流を防止するための抵抗R4,R5と、状態検知回路35の負論理出力端子#Q35A、#Q35Bとの順でそれぞれ接続されている。
【0046】
次に、状態検知回路35の動作について説明する。図8は、本発明の第2の実施例の状態検知回路35の処理を示すフローチャートである。図8に示した処理を開始すると、検波部20の検波回路22が出力する検波出力#RFのパターンを抽出する(ステップS810)。その後、抽出したパターンが、無線LAN機器が発するパターンであるかを判別する(ステップS820)。抽出したパターンが、500ms以下の周期での断続的に変化するパターンである場合には、無線LAN機器が発するパターンと判別して(ステップS820)、負論理出力#Q35AをLレベルに、負論理出力#Q35BをHレベルにして(ステップS830)、処理を終了する。一方、無線LAN機器が発するパターン以外のパターンであると判別した場合には(ステップS820)、電子レンジまたはアマチュア無線機器が発するパターンであるかを判別する(ステップS840)。抽出したパターンが、7〜22ms周期の連続的なパルスであるパターン(電子レンジを想定)や、500ms以上Lレベルが連続するパターン(アマチュア無線機器を想定)であると判別した場合には(ステップS840)、負論理出力#Q35AをHレベルに、負論理出力#Q35BをLレベルにして(ステップS850)、処理を終了する。これらのパターンに該当しない場合には(ステップS840)、負論理出力#Q35A,#Q35Bを共にHレベルにして(ステップS860)、処理を終了する。状態検知回路35は、所定のタイミングで、この処理を繰り返す。
【0047】
ここで、ステップS810のパターン抽出処理について説明する。状態検知回路35は、無線LAN機器のビーコン信号のパルス幅である約700〜800μsよりも短い200μs周期のタイミングで、検波出力#RFをサンプリングする。この1回のサンプリングにおいて3回連続してセンスし、このうち多くセンスしたレベルからパターンを抽出する。これにより、検波出力#RFのノイズを除去することができる。なお、このサンプリングタイミングやセンスの回数は、上記の数値に限定するものではなく、種々の要因を考慮して定めれば良い。この動作により、状態検知回路35は、パターン抽出処理を行う。
【0048】
図9は、本発明の第2の実施例における状態検知回路35のパターン抽出処理の概要を示すタイミングチャートである。図9に示すように、状態検知回路35は、サンプリングタイミングがHレベルとなると、検波出力#RFをセンスし、パターンを抽出する。タイミングt91では、センスt911,t912,t913における検波出力#RFは全てLレベルであるので、抽出パターンをHレベルからLレベルとする。その後、タイミングt92では、センスt921における検波出力#RFはLレベルであるが、センスt922,t923における検波出力#RFはHレベルであるため、抽出パターンをLレベルからHレベルとする。また、タイミングt93では、センスt931における検波出力#RFはLレベルであるが、センスt932,t933における検波出力#RFはHレベルであるため、検波出力#RFのLレベルをノイズと判断し、抽出パターンをHレベルのままとする。
【0049】
したがって、状態検知回路35の負論理出力#Q35AがLレベルの場合には、LED4に電流が流れるため、LED4が点灯する。Hレベルの場合には、LED4に電流が流れないため、LED4は点灯しない。同様に、LED5は、負論理出力#Q35BがLレベルの場合には点灯し、Hレベルの場合には点灯しない。
【0050】
その結果、検知装置10が、2.4GHz帯の電波を検知しない場合には、発光ダイオードLED4,LED5のいずれもが点灯しない。検知装置10が、無線LAN機器の電波を検知した場合には、発光ダイオードLED4が点灯する。検知装置10が、無線LAN機器以外の電波(例えば、電子レンジやアマチュア無線機器など)を検知した場合には、発光ダイオードLED5が点灯する。
【0051】
以上説明した第2の実施例によれば、検知装置10は、検知した電波信号の状態に応じて、表示部50の発光ダイオードLED4,LED5の表示態様を変えることができる。したがって、無線LAN機器による情報通信ができない状態である場合に、情報通信ができない要因が、電波信号の不在であるのか、アマチュア無線や電子レンジなどが発する電波との輻輳によるものであるのかを判別することができる。
【0052】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこうした実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において様々な形態で実施し得ることは勿論である。例えば、無線LAN機器が用いる2.4GHz帯に限定するのではなく、他の周波数帯の電波について検知するようにしても良い。また、判別するパターンは、電子レンジやアマチュア無線機器からのパターンに限るのではなく、その他のパターンを判別するようにしても良い。また、無線LAN機器が発するビーコン信号のパターンだけに限らず、情報通信を行うパケット信号のパターンを判別するようにしても良い。表示部50による判別結果の表示は、発光ダイオードによるものに限らず、ディスプレイを備えて文字や図形で表示しても良いし、パーソナルコンピュータなどとのインターフェースを備えて他の機器に表示をさせても良いし、スピーカを備えて音声で結果を出力しても良い。また、検知装置10としての単独の装置ではなく、検知装置10の機能を無線LAN機器などに内蔵するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における検知装置10の内部構成を機能的に示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例における検知装置10の内部構成を示す回路図である。
【図3】本発明の第1の実施例における検知装置10が無線LAN機器の電波を検知する場合の動作の概要を示すタイミングチャートである。
【図4】本発明の第1の実施例における検知装置10が電子レンジの電波を検知する場合の動作の概要を示すタイミングチャートである。
【図5】本発明の第1の実施例における検知装置10がアマチュア無線機器の電波を検知する場合の動作の概要を示すタイミングチャートである。
【図6】本発明の第1の実施例における表示部50の発光ダイオードLED1,LED2,LED3の表示態様を示す説明図である。
【図7】本発明の第2の実施例における検知装置10の内部構成を示す回路図である。
【図8】図8は、本発明の第2の実施例の状態検知回路35の処理を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施例における状態検知回路35のパターン抽出処理の概要を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
10…検知装置
20…検波部
21…RF回路
22…検波回路
30…抽出部
31,32,33,34…ワンショットマルチバイブレータ
35…状態検知回路
40…判別部
41,42,43…論理ゲート
50…表示部

Claims (10)

  1. 無線通信機器が情報通信に用いる所定の周波数帯の電波の伝搬環境を検知する検知装置であって、
    前記所定の周波数帯の電波を受信し検波する検波手段と、
    前記検波した電波の有無の時系列変化のパターンを抽出する抽出手段と、
    前記抽出したパターンと、前記所定の周波数帯の電波を用いる当該無線通信機器を含む複数の機器が該電波に重畳するパターンとを照合して、当該無線通信機器が発する電波の伝搬環境を判別する判別手段と、
    前記判別した結果を表示する表示手段と
    を備える検知装置。
  2. 請求項1記載の検知装置であって、
    前記判別手段は、前記抽出したパターンと、当該無線通信機器が重畳するパターンとを照合して一致する場合には、当該無線通信機器による情報通信が可能な状態であると判別する検知装置。
  3. 請求項1または2記載の検知装置であって、
    前記判別手段は、前記検波した電波の有無の時系列変化を抽出しない場合には、当該無線通信機器が発する電波が存在せず、当該無線通信機器による情報通信ができない状態であると判別する検知装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか記載の検知装置であって、
    前記複数の機器には、当該無線通信機器とは異なる他の無線通信機器を含み、
    前記判別手段は、前記抽出したパターンと、前記他の無線通信機器が重畳するパターンとを照合して一致する場合には、前記他の無線通信機器が発する電波との輻輳により、当該無線通信機器による情報通信ができない状態であるであると判別する検知装置。
  5. 前記他の無線通信機器のひとつは、アマチュア無線機器である請求項4記載の検知装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか記載の検知装置であって、
    前記複数の機器には、前記所定の周波数帯の不要輻射雑音を発する電子機器を含み、
    前記判別手段は、前記抽出したパターンと、前記電子機器が重畳するパターンとを照合して一致する場合には、前記電子機器が発する不要輻射雑音との輻輳により、当該無線通信機器による情報通信ができない状態であるであると判別する請求項1ないし5のいずれか記載の検知装置。
  7. 前記電子機器のひとつは、電子レンジである請求項6記載の検知装置。
  8. 当該無線通信機器は、無線ローカルエリアネットワーク機器である請求項1ないし7のいずれか記載の検知装置。
  9. 基地局が提供する無線ローカルエリアネットワークに所定の周波数帯の電波を用いて接続する端末機器であって、
    前記所定の周波数帯の電波を受信し検波する検波手段と、
    前記検波した電波の有無の時系列変化のパターンを抽出する抽出手段と、
    前記抽出したパターンと、前記所定の周波数帯の電波を用いる前記基地局を含む複数の機器が該電波に重畳するパターンとを照合して、前記基地局が発する電波の伝搬環境を判別する判別手段と、
    前記判別した結果を表示する表示手段と
    を備える端末機器。
  10. 無線通信機器が情報通信に用いる所定の周波数帯の電波の伝搬環境を検知する方法であって、
    前記所定の周波数帯の電波を受信して検波し、
    前記検波手段が検波する電波の有無の時系列変化のパターンから抽出して、
    前記抽出したパターンと、前記所定の周波数帯の電波を用いる当該無線通信機器を含む複数の機器が該電波に重畳するパターンとを照合して、当該無線通信機器が発する電波の伝搬環境を判別する
    方法。
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