JP3840446B2 - 伝搬環境検知技術 - Google Patents

伝搬環境検知技術 Download PDF

Info

Publication number
JP3840446B2
JP3840446B2 JP2002342609A JP2002342609A JP3840446B2 JP 3840446 B2 JP3840446 B2 JP 3840446B2 JP 2002342609 A JP2002342609 A JP 2002342609A JP 2002342609 A JP2002342609 A JP 2002342609A JP 3840446 B2 JP3840446 B2 JP 3840446B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
propagation environment
base station
radio wave
determined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002342609A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004179888A (ja
Inventor
敬 石徹白
貴郁 園部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Buffalo Inc
Original Assignee
Buffalo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Buffalo Inc filed Critical Buffalo Inc
Priority to JP2002342609A priority Critical patent/JP3840446B2/ja
Priority to KR20020085753A priority patent/KR100719943B1/ko
Priority to TW91138093A priority patent/TWI236811B/zh
Priority to US10/346,731 priority patent/US7162205B2/en
Priority to EP20030252825 priority patent/EP1424783B1/en
Priority to DE60325450T priority patent/DE60325450D1/de
Priority to AT03252825T priority patent/ATE418817T1/de
Priority to CN2007100035566A priority patent/CN101026422B/zh
Priority to CNB031371736A priority patent/CN100344087C/zh
Publication of JP2004179888A publication Critical patent/JP2004179888A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3840446B2 publication Critical patent/JP3840446B2/ja
Priority to US11/599,041 priority patent/US7366474B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/10Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference
    • H04B1/1027Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference assessing signal quality or detecting noise/interference for the received signal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B17/00Monitoring; Testing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/10Small scale networks; Flat hierarchical networks
    • H04W84/12WLAN [Wireless Local Area Networks]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線情報通信が情報通信のため利用する電波の伝搬環境を検知する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電波を利用して情報のやり取りを行う無線情報通信として無線ローカルエリアネットワーク(以下、無線LANという)や、携帯電話などがある。これらの情報通信を行う端末機器は、基地局と端末機器との間における電波信号の電界強度のレベルに基づいて、この情報通信に用いる電波の伝搬状態を検知するものがあった。
【0003】
例えば、下記特許文献には、基地局と端末機器との間における電波信号の電界強度のレベルに基づいて、情報通信に用いる電波の伝搬状態を検知する端末機器が記載されている。
【特許文献1】
特開2002−34077号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、電界強度のレベルに基づいた電波の伝搬状態の検知では、端末機器による情報通信ができない状態である場合に、情報通信ができない要因が、電波信号の不在であるのか、アマチュア無線や電子レンジなどが発する電波との輻輳によるものであるのかを判別できなかった。
【0005】
本発明は、上記した問題点を解決するためになされたものであり、端末機器による情報通信ができない状態である場合に、情報通信ができない要因を判別することができる伝搬環境検知技術を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上記した課題を解決するため、本発明の検知装置は、無線ローカルエリアネットワーク機器が情報通信に用いる所定の周波数帯の電波の伝搬環境を検知する検知装置であって、前記所定の周波数帯の電波を受信し検波する検波手段と、前記検波された電波のパルス幅およびパルス周期の組み合わせのパターンを抽出する抽出手段と、前記抽出されたパターンを、前記無線ローカルエリアネットワーク機器の基地局を含む複数の機器の各々が出力すると想定される前記所定の周波数帯の電波のパルス幅およびパルス周期の組み合わせのパターンに照合して前記伝搬環境を判別する判別手段と、前記判別した結果を表示する表示手段とを備え、前記抽出されたパターンに照合されるパターンは、前記無線ローカルエリアネットワーク機器の端末機器に対して前記基地局が出力するビーコン信号を示す第1のパターンと、前記無線ローカルエリアネットワーク機器とは異なる他の機器が出力する電波を示す第2のパターンとを含み、前記判別される伝搬環境は、前記抽出されたパターンが前記第1のパターンに一致する場合に、前記端末機器が前記基地局に接続可能な伝搬環境と判別され、前記抽出されたパターンが前記第2のパターンに一致する場合に、前記他の機器が発する電波の存在により前記端末機器が前記基地局と情報通信できない伝搬環境と判別され、前記抽出されたパターンが前記第1および第2のパターンに一致しない場合に、無線ローカルエリアネットワーク電波の不在により前記端末機器が前記基地局と情報通信できない伝搬環境と判別されることを特徴とする。
【0007】
また、上記した課題を解決するため、本発明の方法は、無線ローカルエリアネットワーク機器が情報通信に用いる所定の周波数帯の電波の伝搬環境を検知する方法であって、前記所定の周波数帯の電波を受信して検波し、前記検波された電波のパルス幅およびパルス周期の組み合わせのパターンを抽出し、前記抽出されたパターンを、前記無線ローカルエリアネットワーク機器の基地局を含む複数の機器の各々が出力すると想定される前記所定の周波数帯の電波のパルス幅およびパルス周期の組み合わせのパターンに照合して前記伝搬環境を判別し、前記抽出されたパターンに照合されるパターンは、前記無線ローカルエリアネットワーク機器の端末機器に対して前記基地局が出力するビーコン信号を示す第1のパターンと、前記無線ローカルエリアネットワーク機器とは異なる他の機器が出力する電波を示す第2のパターンとを含み、前記判別される伝搬環境は、前記抽出されたパターンが前記第1のパターンに一致する場合に、前記端末機器が前記基地局に接続可能な伝搬環境と判別され、前記抽出されたパターンが前記第2のパターンに一致する場合に、前記他の機器が発する電波の存在により前記端末機器が前記基地局と情報通信できない伝搬環境と判別され、前記抽出されたパターンが前記第1および第2のパターンに一致しない場合に、無線ローカルエリアネットワーク電波の不在により前記端末機器が前記基地局と情報通信できない伝搬環境と判別されることを特徴とする。
【0008】
本発明の検知装置および方法によれば、検波された電波のパルス幅およびパルス周期の組み合わせのパターンを抽出して、この抽出したパターンと、無線通信機器を含む複数の機器の各々が出力すると想定される電波のパルス幅およびパルス周期の組み合わせのパターンとを照合することにより、電波の伝搬環境を判別する。したがって、当該無線通信機器による情報通信ができない状態である場合に、情報通信ができない要因を判別することができる。
【0009】
上記の構成を有する本発明の検知装置は、以下の態様を採ることもできる。抽出されたパターンが、無線通信機器の基地局が端末機器に対して出力するビーコン信号によるパルスの幅および周期の組み合わせのパターンに一致する場合には、伝搬環境は、基地局を利用した端末機器による情報通信が可能な状態であると判別されるとしても良い。
【0010】
したがって、基地局が端末機器に対して出力するビーコン信号が到達しており、かつ、この電波と競合するような電波は発生しておらず、情報通信が可能な伝搬環境を検知することができる。
【0011】
また、検波された電波からパルス幅およびパルス周期の組み合わせのパターンが抽出されない場合には、伝搬環境は、無線通信機器の基地局が端末機器に対して出力するビーコン信号が存在せず、端末機器による情報通信ができない状態であると判別されるとしても良い。
【0012】
したがって、電波競合を要因とせず、当該無線通信機器間の距離や建物などの影響で電波が到達しておらず、電波の不在を要因として情報通信ができない電波の伝搬環境を検知することができる。
【0013】
また、複数の機器には、無線通信機器とは異なる他の無線通信機器が含まれ抽出されたパターンが、他の無線通信機器が出力すると想定される前記所定の周波数帯の電波のパルス幅およびパルス周期の組み合わせのパターンに一致する場合には、伝搬環境は、他の無線通信機器が発する電波との競合により、無線通信機器による情報通信ができない状態であると判別されるとしても良い。さらに、他の無線通信機器のひとつは、アマチュア無線機器であるとしても良い。
【0014】
したがって、電波の不在とは別に、アマチュア無線機器などの他の無線通信機器が情報通信に用いる電波との競合を要因として情報通信ができない電波の伝搬環境を検知することができる。
【0015】
また、複数の機器には、所定の周波数帯の不要輻射雑音を発する電子機器が含まれ抽出されたパターンが、電子機器が出力すると想定される前記所定の周波数帯の電波のパルス幅およびパルス周期の組み合わせのパターンに一致する場合には、伝搬環境は、電子機器が発する不要輻射雑音との競合により、無線通信機器による情報通信ができない状態であると判別されるとしても良い。さらに、前記電子機器のひとつは、電子レンジであるとしても良い。
【0016】
したがって、電波の不在とは別に、電子レンジなどの電子機器が発する不要輻射雑音との競合を要因として情報通信ができない電波の伝搬環境を検知することができる。
【0017】
当該無線通信機器は、無線ローカルエリアネットワーク機器であるとしても良い。したがって、無線ローカルエリアネットワーク機器を使用する屋内外の様々な利用環境において、この情報通信に用いる電波の伝播環境を検知することができる。
【0018】
また、この発明を適用した無線ローカルエリアネットワークの端末機器は、基地局が提供する無線ローカルエリアネットワークに所定の周波数帯の電波を用いて接続する端末機器であって、前記所定の周波数帯の電波を受信し検波する検波手段と、前記検波された電波のパルス幅およびパルス周期の組み合わせのパターンを抽出する抽出手段と、前記抽出されたパターンを、前記基地局を含む複数の機器の各々が出力すると想定される前記所定の周波数帯の電波のパルス幅およびパルス周期の組み合わせのパターンに照合して前記伝搬環境を判別する判別手段と、前記判別した結果を表示する表示手段とを備え、前記抽出されたパターンに照合されるパターンは、前記基地局が前記端末機器に対して出力するビーコン信号を示す第1のパターンと、前記無線ローカルエリアネットワーク機器とは異なる他の機器が出力する電波を示す第2のパターンとを含み、前記判別される伝搬環境は、前記抽出されたパターンが前記第1のパターンに一致する場合に、前記端末機器が前記基地局に接続可能な伝搬環境と判別され、前記抽出されたパターンが前記第2のパターンに一致する場合に、前記他の機器が発する電波の存在により前記端末機器が前記基地局と情報通信できない伝搬環境と判別され、前記抽出されたパターンが前記第1および第2のパターンに一致しない場合に、無線ローカルエリアネットワーク電波の不在により前記端末機器が前記基地局と情報通信できない伝搬環境と判別されることを特徴とする。
【0019】
本発明の端末機器は、検波された電波のパルス幅およびパルス周期の組み合わせのパターンを抽出して、この抽出したパターンと、複数の機器の各々が出力すると想定される電波のパルス幅およびパルス周期の組み合わせのパターンとを照合することにより、電波の伝搬環境を判別する。したがって、端末機器による情報通信ができない状態である場合に、情報通信ができない要因を判別することができる。また、検知のための電波の受信手段を、情報通信のための受信手段と共有するなど、機器の構成部品の共有化を行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以上説明した本発明の構成及び作用を一層明らかにするために、以下本発明を適用した検知装置の一つとして、無線LANにおける電波の伝搬環境を検知する検知装置について説明する。
【0021】
図1は、本発明の第1の実施例における検知装置10の内部構成を機能的に示すブロック図である。検知装置10は、無線通信機器である無線LAN機器が情報通信に用いる電波の伝播環境を検知するものである。この検知装置10は、無線LAN機器が情報通信に用いる所定の周波数帯の電波を受信し検波する検波部20、検波した電波の有無の時系列変化のパターンを抽出する抽出部30、抽出したパターンを照合して無線LAN機器などが発する電波の伝搬環境を判別する判別部40、判別した結果を表示する表示部50などを備える。本実施例の検知装置10が伝搬環境を検知する無線LANの周波数帯は、「IEEE 802.11b」標準規格の2.4GHz帯であり、検波部20は、2.4GHz帯の電波を受信し検波する。
【0022】
判別部40は、抽出部30が抽出したパターンと、2.4GHz帯の電波を用いる無線LAN機器を含む複数の機器が2.4GHz帯の電波に重畳するパターンとを照合して、伝搬環境を判別する。この複数の機器のうち無線LAN機器を除く機器は、この機器が発する電波と、無線LAN機器が情報通信を行う電波との輻輳により、無線LAN機器による情報通信を阻害する機器である。2.4GHz帯の無線LAN機器の電波との輻輳を起こす機器として、電子レンジやアマチュア無線機器などがある。本実施例の判別部40は、無線LAN機器、電子レンジおよびアマチュア無線機器が2.4GHz帯の電波に重畳するパターンを照合する。
【0023】
判別部40が照合する無線LAN機器が2.4GHz帯の電波に重畳するパターンについて説明する。「IEEE 802.11b」標準規格の無線LAN機器である基地局は、同じく無線端末機器である端末機器との情報通信を行うため、定期的にビーコンを送出している。このビーコンは、周期を約100ミリセカンド(以下、msと表記)、パルス幅を約700〜800マイクロセカンド(以下、μsと表記)とする信号である。そこで、判別部40は、無線LAN機器が重畳するパターンとして、周期を約100ms、パルス幅を約700〜800μsとするパターンを照合する。
【0024】
判別部40が照合する電子レンジが2.4GHz帯の電波に重畳するパターンについて説明する。電子レンジは、内蔵するマグネトロンにより発生する2.4GHz帯の電波で食品などを加熱する。この電子レンジの電波が外部に放出した不要輻射雑音は、無線LAN機器が情報通信を行う電波と輻輳すると、無線LAN機器による情報通信を阻害する。この不要輻射雑音は、約7〜22ms周期の連続的なパルス信号である。そこで、判別部40は、電子レンジが重畳するパターンとして、約7〜22ms周期の連続的なパルス信号のパターンを照合する。
【0025】
判別部40が照合するアマチュア無線機器が2.4GHz帯の電波に重畳するパターンについて説明する。無線LAN機器とは異なる他の無線通信機器であるアマチュア無線機器の通信信号は、無線LAN機器のビーコンと比較して、大きなパルス幅(約500ms以上)を持つ信号となる。そこで、判別部40は、アマチュア無線機器が重畳するパターンとして、パルス幅が約500ms以上となるパターンを照合する。
【0026】
次に、検知装置10の動作について説明する。図2は、本発明の第1の実施例における検知装置10の内部構成を示す回路図である。検波部20は、受信した2.4GHz帯の信号を増幅するRF回路21と、増幅した2.4GHz帯の信号を検出する検波回路22とを備える。検波回路22は、検波出力#RFを、2.4GHz帯の信号を検知しない場合にはHレベルとし、検知する場合にはLレベルとする。
【0027】
抽出部30は、4つのワンショットマルチバイブレータ31,32,33,34を備える。このワンショットマルチバイブレータ31,32,33,34は、入力信号の立ち下がりエッジに応じて、それぞれ50ms,7ms,15ms,500msのパルス幅を持つパルス信号を出力する。ワンショットマルチバイブレータ31,34は、リトリガラブル機能を備える。このパルス信号の出力端子として、それぞれ、正論理出力端子Q31、Q32,Q33,Q34と、負論理出力端子#Q31、#Q32,#Q33,#Q34とを備える。判別部40は、正論理と負論理との2入力を持つ論理ゲート41と、負論理の2入力を持つ論理ゲート42,43とを備える。表示部50は、3つの発光ダイオードLED1,LED2,LED3と、3つの抵抗R1,R2,R3とを備える。
【0028】
なお、本明細書において、端子名と信号名とに同じ符号を用いている。端子名(信号名)の先頭に「#」が付されているものは、負論理であることを意味している。「Hレベル」は2値信号の2つのレベルのうちの「1」レベルを意味し、「Lレベル」は「0」レベルを意味している。
【0029】
検波回路22の検波出力#RFは、抽出部30のワンショットマルチバイブレータ31,32,34の入力端子と、判別部40の論理ゲート43の2つの入力端子の一方に接続されている。抽出部30のワンショットマルチバイブレータ34の正論理出力Q34は、判別部40の論理ゲート43の2つの入力端子の他方に接続されている。
【0030】
抽出部30のワンショットマルチバイブレータ32の正論理出力Q32は、次段のワンショットマルチバイブレータ33の入力端子に接続されている。ワンショットマルチバイブレータ32の負論理出力#Q32と、ワンショットマルチバイブレータ33の負論理出力#Q33とは、判別部40の論理ゲート42の2つの入力端子にそれぞれ接続されている。
【0031】
ワンショットマルチバイブレータ31の負論理出力#Q31は、判別部40の論理ゲート41の負論理の入力端子に接続されている。この論理ゲート41の一方の正論理の入力端子には、論理ゲート42の負論理出力#42が接続されている。
【0032】
発光ダイオードLED1,LED2,LED3のアノード側には、それぞれHレベルの電源が接続されている。カソード側には、過電流を防止するための抵抗R1,R2,R3と、論理ゲート41,42,43の負論理出力端子#Q41,#Q42,#Q43との順でそれぞれ接続されている。論理ゲート41の負論理出力#41がLレベルの場合には、発光ダイオードLED1に電流が流れるため、発光ダイオードLED1が点灯する。Hレベルの場合には、発光ダイオードLED1に電流が流れないため、発光ダイオードLED1は点灯しない。発光ダイオードLED2,LED3についても同様である。
【0033】
次に、検知装置10が無線LAN機器の発する電波を検知する場合について説明する。図3は、本発明の第1の実施例における検知装置10が無線LAN機器の電波を検知する場合の動作の概要を示すタイミングチャートである。ここでは、無線LAN機器の電波として、周期を100ms、パルス幅を800μsとする無線LAN機器のビーコンを例示する。図3に示すように、検波回路22が、周期を100ms、パルス幅を800μsとする信号を検波すると、検波出力#RFは、立ち下がり800μsの間Lレベルになる。
【0034】
検波出力#RFが立ち下がるタイミングt31では、ワンショットマルチバイブレータ31,32の負論理出力#Q31,#Q32が立ち下がり、それぞれ50ms,7ms間Lレベルとなり、ワンショットマルチバイブレータ32,34の正論理出力Q32,Q34が立ち上がり、それぞれ7ms,500ms間Hレベルとなる。その7ms後の正論理出力Q32が立ち下がるタイミングt32では、ワンショットマルチバイブレータ33の負論理出力#Q33が立ち下がり15ms間Lレベルとなる。タイミングt31から50ms後のタイミングt33では、ワンショットマルチバイブレータ31の負論理出力#Q31が立ち上がりHレベルとなる。この動作は、検波出力#RFのパルスを起点として、逐次繰り返される。なお、正論理出力Q34がHレベルである500ms間に再び検波出力#RFが立ち下がると、正論理出力Q34は、その時点から更に500ms間Hレベルとなる。
【0035】
したがって、無線LANのビーコンを受信している限り、論理ゲート41の負論理出力#Q41はLレベルとなる場合があるが、論理ゲート42,43の負論理出力#Q42,#Q43はHレベルのままである。その結果、発光ダイオードLED1は、負論理出力#Q41の状態に応じて点滅するが、発光ダイオードLED2,LED3は点滅しない。
【0036】
次に、検知装置10が電子レンジの動作に起因して輻射される電波を検知する場合について説明する。図4は、本発明の第1の実施例における検知装置10が電子レンジの電波を検知する場合の動作の概要を示すタイミングチャートである。ここでは、電子レンジの電波として、約16ms周期の連続的なパルス信号となる電磁レンジが発する不要輻射雑音を例示する。この不要輻射雑音は通常、電源周波数に同調して強弱を繰り返す。したがって、60Hzの商用交流を用いている地域では、図4に示すように、検波回路22が、1/60ms(約16ms)周期の連続的なパルス信号を検波すると、検波出力#RFは、立ち下がり1/60ms(約8ms)間Lレベルとなり、その後、立ち上がりHレベルとなる。よって、検波出力#RFは、約8ms周期でHレベルとLレベルを繰り返す。
【0037】
最初の検波出力#RFが立ち下がるタイミングt41では、ワンショットマルチバイブレータ31,32の負論理出力#Q31,#Q32が立ち下がり、それぞれ50ms,7ms間Lレベルとなり、ワンショットマルチバイブレータ32,34の正論理出力Q32,Q34が立ち上がり、それぞれ7ms,500ms間Hレベルとなる。その7ms後の正論理出力Q32が立ち下がるタイミングt42では、ワンショットマルチバイブレータ33の負論理出力#Q33が立ち下がり15ms間Lレベルとなる。なお、負論理出力#Q31がLレベルである50ms間に再び検波出力#RFが立ち下がると、負論理出力#Q31は、その時点から更に50ms間Lレベルとなる。正論理出力Q34がHレベルである500ms間に再び検波出力#RFが立ち下がると、正論理出力Q34は、その時点から更に500ms間Hレベルとなる。
【0038】
タイミングt41から16ms後である次の検波出力#RFの立ち下がるタイミングt43では、再び負論理出力#Q32が立ち下がり、7ms間Lレベルとなる。その後のタイミングt42から15ms後であるタイミングt44では、負論理出力#Q33が立ち上がりHレベルとなる。よって、タイミングt43からタイミングt44までの間には、論理ゲート42の負論理出力#Q42はLレベルとなる。
【0039】
したがって、7〜22ms周期の連続的なパルス信号である電子レンジが発する不要輻射音を受信している限り、負論理出力#Q41,#Q42はLレベルとなる場合があるが、負論理出力#Q43はHレベルのままである。その結果、発光ダイオードLED1,LED2は点滅するが、発光ダイオードLED3は点滅しない。
【0040】
次に、検知装置10がアマチュア無線機器の発する電波を検知する場合について説明する。図5は、本発明の第1の実施例における検知装置10がアマチュア無線機器の電波を検知する場合の動作の概要を示すタイミングチャートである。なお、図5は、図3,4とは横軸のスケールが異なる。一般に、アマチュア無線機器では、その使用により数秒間継続してキャリアとなる電波が出力される。ここでは、アマチュア無線機器の電波として、パルス幅が1sであるアマチュア無線機器が発する通信信号を例示する。図5に示すように、検波回路22が、パルス幅1sの信号を検波すると、検波出力#RFは、立ち下がり1s間Lレベルとなる。
【0041】
検波出力#RFが立ち下がるタイミングt51から正論理出力Q34が立ち下がるタイミングt52までの各出力信号の動作は、図3に示したタイミングt31からタイミングt33までの動作と同様である。検波出力#RFが立ち上がるタイミングt53は、タイミングt52の後であるため、タイミングt53からタイミングt52までの間には、論理ゲート43の負論理出力#Q43はLレベルとなる。
【0042】
したがって、500ms以上のパルス幅を持つ信号であるアマチュア無線機器が発する通信信号を受信している限り、論理ゲート41,43の負論理出力#Q41,#Q43はLレベルとなる場合があるが、論理ゲート42の負論理出力#Q42はHレベルのままである。その結果、発光ダイオードLED1,LED3は点滅するが、発光ダイオードLED2は点滅しない。
【0043】
次に、表示部50の発光ダイオードLED1,LED2,LED3の表示態様について説明する。図6は、本発明の第1の実施例における表示部50の発光ダイオードLED1,LED2,LED3の表示態様を示す説明図である。検知装置10が、2.4GHz帯の電波を検知しない場合には、「無線LAN電波不在」である伝搬環境として、発光ダイオードLED1,LED2,LED3のいずれもが点灯しない。無線LAN機器の電波のみを検知した場合には、「無線LAN通信可能」である伝搬環境として、発光ダイオードLED1のみが点滅する。電子レンジの電波のみ、または、無線LAN機器の電波と電子レンジの電波とが輻輳した電波を検知した場合には、無線LAN通信が「電子レンジにより通信不能」である伝搬環境として、発光ダイオードLED1,LED2が点滅する。アマチュア無線機器の電波のみ、または、無線LAN機器の電波とアマチュア無線機器の電波とが輻輳した電波を検知した場合には、無線LAN通信が「アマチュア無線により通信不能」である伝搬環境として、発光ダイオードLED1,LED3が点滅する。
【0044】
以上説明した第1の実施例によれば、検知装置10は、検知した電波信号の状態に応じて、表示部50の発光ダイオードLED1,LED2,LED3の表示態様を変えることができる。したがって、無線LAN機器による情報通信ができない状態である場合に、表示部50の発光ダイオードLED1,LED2,LED3の表示態様により、情報通信ができない要因を判別することができる。なお、発光ダイオードLED1などの点滅に限らず、各々が点灯するようにしても良い。例えば、「無線LAN通信可能」の場合には発光ダイオードLED1、「電子レンジにより通信不能」の場合には発光ダイオードLED2、「アマチュア無線により通信不能」の場合には発光ダイオードLED3がそれぞれ点灯するようにしても良い。
【0045】
次に、本発明の第2の実施例の検知装置10について説明する。この検知装置10の機能的な内部構成は、図1に示した通りである。図7は、本発明の第2の実施例における検知装置10の内部構成を示す回路図である。検波部20は、図2に示した検波部20と同様である。抽出部30と判別部40は、第1の実施例の検知装置10は、抽出部30と判別部40との機能をハード的に処理するが、第2の実施例の検知装置10は、抽出部30と判別部40との機能を1つの状態検知回路35でソフト的に処理している。この状態検知回路35は、1チップマイコンで構成されており、内蔵するROMなどに格納したプログラムを実行することにより処理を行っている。なお、このプログラムを変更することにより、種々の解析手法が可能である。状態検知回路35は、負論理出力端子#Q35A、#Q35Bを備える。表示部50は、2つの発光ダイオードLED4,LED5と、2つの抵抗R4,R5とを備える。発光ダイオードLED4,LED5のアノード側には、それぞれHレベルの電源が接続されている。カソード側には、過電流を防止するための抵抗R4,R5と、状態検知回路35の負論理出力端子#Q35A、#Q35Bとの順でそれぞれ接続されている。
【0046】
次に、状態検知回路35の動作について説明する。図8は、本発明の第2の実施例の状態検知回路35の処理を示すフローチャートである。図8に示した処理を開始すると、検波部20の検波回路22が出力する検波出力#RFのパターンを抽出する(ステップS810)。その後、抽出したパターンが、無線LAN機器が発するパターンであるかを判別する(ステップS820)。抽出したパターンが、500ms以下の周期での断続的に変化するパターンである場合には、無線LAN機器が発するパターンと判別して(ステップS820)、負論理出力#Q35AをLレベルに、負論理出力#Q35BをHレベルにして(ステップS830)、処理を終了する。一方、無線LAN機器が発するパターン以外のパターンであると判別した場合には(ステップS820)、電子レンジまたはアマチュア無線機器が発するパターンであるかを判別する(ステップS840)。抽出したパターンが、7〜22ms周期の連続的なパルスであるパターン(電子レンジを想定)や、500ms以上Lレベルが連続するパターン(アマチュア無線機器を想定)であると判別した場合には(ステップS840)、負論理出力#Q35AをHレベルに、負論理出力#Q35BをLレベルにして(ステップS850)、処理を終了する。これらのパターンに該当しない場合には(ステップS840)、負論理出力#Q35A,#Q35Bを共にHレベルにして(ステップS860)、処理を終了する。状態検知回路35は、所定のタイミングで、この処理を繰り返す。
【0047】
ここで、ステップS810のパターン抽出処理について説明する。状態検知回路35は、無線LAN機器のビーコン信号のパルス幅である約700〜800μsよりも短い200μs周期のタイミングで、検波出力#RFをサンプリングする。この1回のサンプリングにおいて3回連続してセンスし、このうち多くセンスしたレベルからパターンを抽出する。これにより、検波出力#RFのノイズを除去することができる。なお、このサンプリングタイミングやセンスの回数は、上記の数値に限定するものではなく、種々の要因を考慮して定めれば良い。この動作により、状態検知回路35は、パターン抽出処理を行う。
【0048】
図9は、本発明の第2の実施例における状態検知回路35のパターン抽出処理の概要を示すタイミングチャートである。図9に示すように、状態検知回路35は、サンプリングタイミングがHレベルとなると、検波出力#RFをセンスし、パターンを抽出する。タイミングt91では、センスt911,t912,t913における検波出力#RFは全てLレベルであるので、抽出パターンをHレベルからLレベルとする。その後、タイミングt92では、センスt921における検波出力#RFはLレベルであるが、センスt922,t923における検波出力#RFはHレベルであるため、抽出パターンをLレベルからHレベルとする。また、タイミングt93では、センスt931における検波出力#RFはLレベルであるが、センスt932,t933における検波出力#RFはHレベルであるため、検波出力#RFのLレベルをノイズと判断し、抽出パターンをHレベルのままとする。
【0049】
したがって、状態検知回路35の負論理出力#Q35AがLレベルの場合には、LED4に電流が流れるため、LED4が点灯する。Hレベルの場合には、LED4に電流が流れないため、LED4は点灯しない。同様に、LED5は、負論理出力#Q35BがLレベルの場合には点灯し、Hレベルの場合には点灯しない。
【0050】
その結果、検知装置10が、2.4GHz帯の電波を検知しない場合には、発光ダイオードLED4,LED5のいずれもが点灯しない。検知装置10が、無線LAN機器の電波を検知した場合には、発光ダイオードLED4が点灯する。検知装置10が、無線LAN機器以外の電波(例えば、電子レンジやアマチュア無線機器など)を検知した場合には、発光ダイオードLED5が点灯する。
【0051】
以上説明した第2の実施例によれば、検知装置10は、検知した電波信号の状態に応じて、表示部50の発光ダイオードLED4,LED5の表示態様を変えることができる。したがって、無線LAN機器による情報通信ができない状態である場合に、情報通信ができない要因が、電波信号の不在であるのか、アマチュア無線や電子レンジなどが発する電波との輻輳によるものであるのかを判別することができる。
【0052】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこうした実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において様々な形態で実施し得ることは勿論である。例えば、無線LAN機器が用いる2.4GHz帯に限定するのではなく、他の周波数帯の電波について検知するようにしても良い。また、判別するパターンは、電子レンジやアマチュア無線機器からのパターンに限るのではなく、その他のパターンを判別するようにしても良い。また、無線LAN機器が発するビーコン信号のパターンだけに限らず、情報通信を行うパケット信号のパターンを判別するようにしても良い。表示部50による判別結果の表示は、発光ダイオードによるものに限らず、ディスプレイを備えて文字や図形で表示しても良いし、パーソナルコンピュータなどとのインターフェースを備えて他の機器に表示をさせても良いし、スピーカを備えて音声で結果を出力しても良い。また、検知装置10としての単独の装置ではなく、検知装置10の機能を無線LAN機器などに内蔵するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例における検知装置10の内部構成を機能的に示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施例における検知装置10の内部構成を示す回路図である。
【図3】 本発明の第1の実施例における検知装置10が無線LAN機器の電波を検知する場合の動作の概要を示すタイミングチャートである。
【図4】 本発明の第1の実施例における検知装置10が電子レンジの電波を検知する場合の動作の概要を示すタイミングチャートである。
【図5】 本発明の第1の実施例における検知装置10がアマチュア無線機器の電波を検知する場合の動作の概要を示すタイミングチャートである。
【図6】 本発明の第1の実施例における表示部50の発光ダイオードLED1,LED2,LED3の表示態様を示す説明図である。
【図7】 本発明の第2の実施例における検知装置10の内部構成を示す回路図である。
【図8】 図8は、本発明の第2の実施例の状態検知回路35の処理を示すフローチャートである。
【図9】 本発明の第2の実施例における状態検知回路35のパターン抽出処理の概要を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
10…検知装置
20…検波部
21…RF回路
22…検波回路
30…抽出部
31,32,33,34…ワンショットマルチバイブレータ
35…状態検知回路
40…判別部
41,42,43…論理ゲート
50…表示部

Claims (5)

  1. 無線ローカルエリアネットワーク機器が情報通信に用いる所定の周波数帯の電波の伝搬環境を検知する検知装置であって、
    前記所定の周波数帯の電波を受信し検波する検波手段と、
    前記検波された電波のパルス幅およびパルス周期の組み合わせのパターンを抽出する抽出手段と、
    前記抽出されたパターンを、前記無線ローカルエリアネットワーク機器の基地局を含む複数の機器の各々が出力すると想定される前記所定の周波数帯の電波のパルス幅およびパルス周期の組み合わせのパターンに照合して前記伝搬環境を判別する判別手段と、
    前記判別した結果を表示する表示手段と
    を備え
    前記抽出されたパターンに照合されるパターンは、
    前記無線ローカルエリアネットワーク機器の端末機器に対して前記基地局が出力するビーコン信号を示す第1のパターンと、
    前記無線ローカルエリアネットワーク機器とは異なる他の機器が出力する電波を示す第2のパターンと
    を含み、
    前記判別される伝搬環境は、
    前記抽出されたパターンが前記第1のパターンに一致する場合に、前記端末機器が前記基地局に接続可能な伝搬環境と判別され、
    前記抽出されたパターンが前記第2のパターンに一致する場合に、前記他の機器が発する電波の存在により前記端末機器が前記基地局と情報通信できない伝搬環境と判別され、
    前記抽出されたパターンが前記第1および第2のパターンに一致しない場合に、無線ローカルエリアネットワーク電波の不在により前記端末機器が前記基地局と情報通信できない伝搬環境と判別される検知装置。
  2. 前記他の機器に含まれる他の無線通信機器のひとつは、アマチュア無線機器である請求項記載の検知装置。
  3. 前記他の機器に含まれる電子機器のひとつは、電子レンジである請求項1または2記載の検知装置。
  4. 基地局が提供する無線ローカルエリアネットワークに所定の周波数帯の電波を用いて接続する端末機器であって、
    前記所定の周波数帯の電波を受信し検波する検波手段と、
    前記検波された電波のパルス幅およびパルス周期の組み合わせのパターンを抽出する抽出手段と、
    前記抽出されたパターンを、前記基地局を含む複数の機器の各々が出力すると想定される前記所定の周波数帯の電波のパルス幅およびパルス周期の組み合わせのパターンに照合して前記伝搬環境を判別する判別手段と、
    前記判別した結果を表示する表示手段と
    を備え
    前記抽出されたパターンに照合されるパターンは、
    前記基地局が前記端末機器に対して出力するビーコン信号を示す第1のパターンと、
    前記無線ローカルエリアネットワーク機器とは異なる他の機器が出力する電波を示す第2のパターンと
    を含み、
    前記判別される伝搬環境は、
    前記抽出されたパターンが前記第1のパターンに一致する場合に、前記端末機器が前記基地局に接続可能な伝搬環境と判別され、
    前記抽出されたパターンが前記第2のパターンに一致する場合に、前記他の機器が発する電波の存在により前記端末機器が前記基地局と情報通信できない伝搬環境と判別され
    前記抽出されたパターンが前記第1および第2のパターンに一致しない場合に、無線ローカルエリアネットワーク電波の不在により前記端末機器が前記基地局と情報通信できない伝搬環境と判別される端末機器。
  5. 無線ローカルエリアネットワーク機器が情報通信に用いる所定の周波数帯の電波の伝搬環境を検知する方法であって、
    前記所定の周波数帯の電波を受信して検波し、
    前記検波された電波のパルス幅およびパルス周期の組み合わせのパターンを抽出し、
    前記抽出されたパターンを、前記無線ローカルエリアネットワーク機器の基地局を含む複数の機器の各々が出力すると想定される前記所定の周波数帯の電波のパルス幅およびパルス周期の組み合わせのパターンに照合して前記伝搬環境を判別し、
    前記抽出されたパターンに照合されるパターンは、
    前記無線ローカルエリアネットワーク機器の端末機器に対して前記基地局が出力するビーコン信号を示す第1のパターンと、
    前記無線ローカルエリアネットワーク機器とは異なる他の機器が出力する電波を示す第2のパターンと
    を含み、
    前記判別される伝搬環境は、
    前記抽出されたパターンが前記第1のパターンに一致する場合に、前記端末機器が前記基地局に接続可能な伝搬環境と判別され、
    前記抽出されたパターンが前記第2のパターンに一致する場合に、前記他の機器が発する電波の存在により前記端末機器が前記基地局と情報通信できない伝搬環境と判別され、
    前記抽出されたパターンが前記第1および第2のパターンに一致しない場合に、無線ローカルエリアネットワーク電波の不在により前記端末機器が前記基地局と情報通信できない伝搬環境と判別される方法。
JP2002342609A 2002-11-26 2002-11-26 伝搬環境検知技術 Expired - Lifetime JP3840446B2 (ja)

Priority Applications (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002342609A JP3840446B2 (ja) 2002-11-26 2002-11-26 伝搬環境検知技術
KR20020085753A KR100719943B1 (ko) 2002-11-26 2002-12-28 무선통신기기의 통신상태의 검지장치와 검지방법, 및 단말기기
TW91138093A TWI236811B (en) 2002-11-26 2002-12-30 Testing device for communication state of wireless communication system and testing method thereof
US10/346,731 US7162205B2 (en) 2002-11-26 2003-01-17 Technique of detecting the propagation environment of radio wave
DE60325450T DE60325450D1 (de) 2002-11-26 2003-05-06 Verfahren und Vorrichtung zur Detektion der Ausbreitung von Radiowellen
AT03252825T ATE418817T1 (de) 2002-11-26 2003-05-06 Verfahren und vorrichtung zur detektion der ausbreitung von radiowellen
EP20030252825 EP1424783B1 (en) 2002-11-26 2003-05-06 Method and device for detecting the propagation environment of radio waves
CN2007100035566A CN101026422B (zh) 2002-11-26 2003-06-10 一种无线电波传播环境的检测装置和检测方法
CNB031371736A CN100344087C (zh) 2002-11-26 2003-06-10 一种无线电波传播环境的检测装置和检测方法
US11/599,041 US7366474B2 (en) 2002-11-26 2006-11-13 Technique of detecting the propagation environment of radio wave

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002342609A JP3840446B2 (ja) 2002-11-26 2002-11-26 伝搬環境検知技術

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004179888A JP2004179888A (ja) 2004-06-24
JP3840446B2 true JP3840446B2 (ja) 2006-11-01

Family

ID=32290425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002342609A Expired - Lifetime JP3840446B2 (ja) 2002-11-26 2002-11-26 伝搬環境検知技術

Country Status (8)

Country Link
US (2) US7162205B2 (ja)
EP (1) EP1424783B1 (ja)
JP (1) JP3840446B2 (ja)
KR (1) KR100719943B1 (ja)
CN (2) CN101026422B (ja)
AT (1) ATE418817T1 (ja)
DE (1) DE60325450D1 (ja)
TW (1) TWI236811B (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20060068775A1 (en) * 2004-09-28 2006-03-30 Raytac Corp. Apparatus and method for detecting wireless local area network signals
US8803040B2 (en) 2008-09-15 2014-08-12 General Electric Company Load shedding for surface heating units on electromechanically controlled cooking appliances
US8541719B2 (en) 2008-09-15 2013-09-24 General Electric Company System for reduced peak power consumption by a cooking appliance
US8548638B2 (en) * 2008-09-15 2013-10-01 General Electric Company Energy management system and method
US8843242B2 (en) 2008-09-15 2014-09-23 General Electric Company System and method for minimizing consumer impact during demand responses
US9303878B2 (en) 2008-09-15 2016-04-05 General Electric Company Hybrid range and method of use thereof
EP2335125B1 (en) 2008-09-15 2020-05-13 Haier US Appliance Solutions, Inc. Energy management of household appliances
US8943857B2 (en) 2009-09-15 2015-02-03 General Electric Company Clothes washer demand response by duty cycling the heater and/or the mechanical action
US8869569B2 (en) 2009-09-15 2014-10-28 General Electric Company Clothes washer demand response with at least one additional spin cycle
US8522579B2 (en) 2009-09-15 2013-09-03 General Electric Company Clothes washer demand response with dual wattage or auxiliary heater
US8943845B2 (en) 2009-09-15 2015-02-03 General Electric Company Window air conditioner demand supply management response
CN101772018B (zh) * 2010-01-21 2016-03-30 中兴通讯股份有限公司 防盗移动终端及移动终端的防盗方法
US8801862B2 (en) 2010-09-27 2014-08-12 General Electric Company Dishwasher auto hot start and DSM
JP5706750B2 (ja) * 2011-04-15 2015-04-22 京セラ株式会社 携帯通信端末およびプログラム
US20140067136A1 (en) * 2012-08-31 2014-03-06 Lg Electronics Inc. Home appliance control method thereof
JP6060674B2 (ja) * 2012-12-21 2017-01-18 カシオ計算機株式会社 通信端末装置及びプログラム
JP6636862B2 (ja) * 2016-06-16 2020-01-29 株式会社東芝 信号検出装置、無線通信装置、無線通信端末および信号検出方法
JP6455502B2 (ja) * 2016-12-13 2019-01-23 カシオ計算機株式会社 通信端末装置及びプログラム

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI86017C (fi) * 1990-11-02 1992-06-25 Telenokia Oy Basstation foer ett radiosystem.
JPH0637762A (ja) 1992-07-16 1994-02-10 Toshiba Corp 無線通信装置
JP3418463B2 (ja) * 1994-10-27 2003-06-23 富士通株式会社 ディジタル移動電話通信方法と通話チャネル切換方法及びそれらを実現するための移動局と基地局
JPH08289366A (ja) * 1995-04-13 1996-11-01 Hitachi Ltd 移動体通信システム
JPH102950A (ja) * 1995-07-25 1998-01-06 Rookasu:Kk 位置決めシステム
GB2339646A (en) * 1998-07-15 2000-02-02 Ericsson Telefon Ab L M Reduction of Interference between Radio Links
JP2001016057A (ja) 1999-07-01 2001-01-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 音響装置
JP2002034077A (ja) * 2000-07-18 2002-01-31 Aiwa Co Ltd 接続装置および電波状況表示システム
JP4250875B2 (ja) * 2001-03-28 2009-04-08 日本電気株式会社 警報装置及びそれに用いる警報発生方法並びにそのプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
EP1424783A3 (en) 2006-01-18
EP1424783B1 (en) 2008-12-24
CN1503482A (zh) 2004-06-09
US7162205B2 (en) 2007-01-09
CN100344087C (zh) 2007-10-17
EP1424783A2 (en) 2004-06-02
KR100719943B1 (ko) 2007-05-21
TW200409483A (en) 2004-06-01
JP2004179888A (ja) 2004-06-24
TWI236811B (en) 2005-07-21
ATE418817T1 (de) 2009-01-15
CN101026422A (zh) 2007-08-29
US7366474B2 (en) 2008-04-29
KR20040047504A (ko) 2004-06-05
US20060068728A1 (en) 2006-03-30
CN101026422B (zh) 2010-12-08
US20070060068A1 (en) 2007-03-15
DE60325450D1 (de) 2009-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3840446B2 (ja) 伝搬環境検知技術
US10756818B2 (en) Optimizing placement of a wireless range extender
US10313892B2 (en) Optimizing placement of a wireless range extender
CN104022797B (zh) 半导体装置
US6907252B2 (en) Method and apparatus for detecting the presence of mobile terminals
US8594573B2 (en) Short range wireless communications
US8537877B2 (en) Channel qualification for an adaptive frequency hopping method by means of bit or packet error rate measurement and simultaneous field strength measurement
CN110463318A (zh) 分配无线信道
EP4064760A1 (en) Device control method and apparatus, storage medium and electronic device
CN112309089A (zh) 一种报警方法、装置、存储介质与电子设备
EP3633880A1 (en) Radio frequency interference processing method and electronic device
EP4318039A1 (en) Electronic device and method for performing ranging operation
CN103544823B (zh) 射频遥控器的配对方法、装置及家用电器
CN112456262A (zh) 一种自动召梯方法、系统、设备及存储介质
CN104883707A (zh) 一种无线ap抗干扰能力的测试系统及测试方法
CN106341855A (zh) 在时分同步码分多址系统中的小区选择和小区重选的方法
CN111447581B (zh) 一种基于蓝牙beacon设备的室内定位方法
JP7274465B2 (ja) 情報処理装置
CN108665871A (zh) 屏幕显示控制方法及相关产品
US10887746B2 (en) Method, apparatus and system of configuring wireless network node
CN118019103A (zh) 一种基于蓝牙mesh的定位方法、系统、设备及介质
CN117176869A (zh) 一种基于蓝牙信号强度实施远程扫描的方法
JPH07264659A (ja) 無線電話装置
JPWO2021024903A5 (ja)
JP2017163213A (ja) 無線通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050315

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050513

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060307

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060508

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060524

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060718

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060807

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3840446

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110811

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110811

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140811

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term