JP2004179709A - ディジタル・カメラおよびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【構成】通常撮像モードが設定されたときには,撮像により得られた画像データは,メモリ・スロット23に着脱自在に装填されているメモリ・カード24に記録する。これに対して,シークレット撮像モードが設定されたときに撮像された画像データは,ディジタル・スチル・カメラからは着脱自在ではない内蔵メモリ22に記憶する。内蔵メモリ22に記憶された画像データを再生する場合には,パスワードによる認証が行われる。パスワードにより内蔵メモリ22に記録されている画像データによって表される画像を見る権限があることが確認されると,内蔵メモリ22に記憶されている画像データが読み取られる。読み取られた画像データによって表される画像が表示装置15の表示画面上に表示される。
【選択図】 図1
Description
【技術分野】
この発明は,ディジタル・カメラ(ディジタル・スチル・カメラ,ディジタル・ムービ・カメラ,携帯型情報機器にディジタル・カメラの機能を持たせたものを含む)に関する。
【0002】
【発明の背景】
ディジタル・カメラを用いて撮像された画像は,再生することによって通常は誰でも見ることができる。画像のプライバシーを守るために,パスワードを入力することにより特定のユーザのみが見ることができるカメラがある(例えば,特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−315106号公報
【0004】
しかしながら,秘密にしたい画像データがカメラから着脱自在なメモリ・カードなどに記録されると,メモリ・カードをカメラから取り外し,パーソナル・コンピュータなどに装填することにより,秘密にしたい画像データがパーソナル・コンピュータに読み取られてしまうことがある。秘密状態を維持できないことがある。
【0005】
【発明の開示】
この発明は,秘密状態を維持できるようにすることを目的とする。
【0006】
この発明によるディジタル・カメラは,被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを出力する撮像手段,通常撮像モードまたはシークレット撮像モードを設定するモード設定手段,ディジタル・カメラに内蔵され,かつ与えられる画像データをシークレット画像データとして記憶する内蔵メモリ,与えられる画像データを記憶する外部メモリを着脱自在に装填する外部メモリ・スロット,および上記モード設定手段によってシークレット撮像モードが設定されたことに応答して,上記撮像手段から出力された画像データを上記内蔵メモリに記憶し,上記モード設定手段によって通常撮像モードが設定されたことに応答して,上記撮像手段から出力された画像データを上記外部メモリ・スロットに装填されている画像メモリに記憶する記憶制御手段を備えていることを特徴とする。
【0007】
この発明は,上記ディジタル・カメラに適した制御方法も提供している。すなわち,この方法は,被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを得るディジタル・カメラにおいて,通常撮像モードまたはシークレット撮像モードを設定可能とし,シークレット撮像モードが設定されたことに応答して,撮像によって得られた画像データを,シークレット画像データとして,ディジタル・カメラに内蔵されている内蔵メモリに記憶し,通常撮像モードが設定されたことに応答して,撮像によって得られた画像データを外部メモリ・スロットに着脱自在に装填されている外部メモリに記憶するものである。
【0008】
この発明によると,シークレット撮像モードが設定されると,撮像によって得られた画像データは,外部メモリに記憶されずに,ディジタル・カメラに内蔵されている内蔵メモリにシークレット画像データとして記録される。内蔵メモリは,ディジタル・カメラから着脱自在ではないので,内蔵メモリを取り出してパーソナル・コンピュータに装填されることにより,シークレット画像データがパーソナル・コンピュータにおいて読み取られるおそれもない。また,内蔵メモリに記録される画像データは,シークレット画像データとして記憶されるので,再生権限のあるユーザが再生することができる。画像データのプライバシーを守ることができる。
【0009】
通常撮像モードが設定されているときには,撮像によって得られた画像データは,外部メモリ・スロットに着脱自在に装填されている画像メモリに記憶される。画像メモリをディジタル・カメラから取り外し,パーソナル・コンピュータに装填して,画像メモリに記憶されている画像データによって表される画像を見ることができる。
【0010】
上記内蔵メモリに記憶されているシークレット画像データのシークレット再生指令を与える再生指令手段,上記再生指令手段からシークレット画像再生指令が与えられたことに応じて,シークレット画像の再生権限を有するかどうかを判定する第1の判定手段,および上記第1の判定手段によってシークレット画像の再生権限を有すると判定されたことに応じて,上記内蔵メモリに記憶されているシークレット画像データを再生し,上記判定手段によってシークレット画像の再生権限を有していないと判定されたことに応じて,上記内蔵メモリに記憶されているシークレット画像データの再生を禁止する再生制御手段をさらに備えるようにしてもよい。
【0011】
シークレット画像の再生権限があるかどうかの判定が行われ,再生権限があると判定された場合に,シークレット画像データを再生することができるようになる。
【0012】
上記判定手段は,たとえば,シークレット画像データの再生権限を示すパスワードを記憶するパスワード記憶手段,およびパスワード入力手段を備えるものである。この場合,上記パスワード入力手段から入力されたパスワードが上記パスワード記憶手段に記憶されているパスワードと一致するかどうかにもとづいてシークレット画像の再生権限を有するかどうかを判定するものとなろう。
【0013】
上記内蔵メモリに記憶されているシークレット画像データを,上記外部メモリにコピーするコピー指令を与えるコピー指令手段,上記コピー指令手段からシークレット画像データのコピー指令が与えられたことに応じて,シークレット画像データのコピー権限を有するかどうかを判定する第2の判定手段,および上記第2の判定手段によってシークレット画像データのコピー権限を有すると判定されたことに応じて,上記内蔵メモリに記憶されているシークレット画像データを上記外部メモリにコピーし,上記判定手段によって,シークレット画像データのコピー権限を有していないと判定されたことに応じて,上記内蔵メモリに記憶されているシークレット画像データの上記外部メモリのへのコピーを禁止するコピー制御手段をさらに備えるようにしてもよい。
【0014】
コピー権限のあるユーザが,内蔵メモリに記憶されているシークレット画像データを外部メモリにコピーすることができる。外部メモリにコピーされたシークレット画像データをパーソナル・コンピュータを用いて再生することができるようになる。
【0015】
【実施例の説明】
図1は,この発明の実施例を示すもので,ディジタル・スチル・カメラの電気的構成を示すブロック図である。
【0016】
ディジタル・スチル・カメラの全体の動作は,CPU16によって統括される。
【0017】
ディジタル・スチル・カメラには,通常撮像モード,シークレット撮像モード,パスワード設定モード,通常再生モード,シークレット再生モード,コピー・モードなどの各種モードを設定するモード・ダイアル25およびシャッタ・レリーズ・ボタン26が含まれている。モード・ダイアル25によって設定されたモードを示す信号およびシャッタ・レリーズ・ボタン26の押下を示す信号は,CPU16に入力する。
【0018】
ディジタル・スチル・カメラには,後述するようにパスワードを示すデータその他のデータを記憶するメモリ19が含まれている。
【0019】
絞り1は,モータ・ドライバ3によって駆動される絞りモータ2によって絞り値が制御される。モータ・ドライバ3は,CPU16によって制御される。また,ディジタル・スチル・カメラには,ズーム・モータ5によって制御されるズーム・レンズ4も含まれている。ズーム・モータ5は,CPU16によって制御されるモータ・ドライバ6によって駆動される。
【0020】
通常撮像モードまたはシークレット撮像モードが設定されているときには,絞り1の絞り開口を通過した光線束は,ズーム・レンズ4によって集光する。CCD7の受光面上に被写体像が結像することとなる。タイミング・ジェネレータ8によって,CCD7が駆動させられることにより,CCD7から被写体像を表すアナログ映像信号が出力される。
【0021】
CCD7から出力された映像信号は,CDS(相関二重サンプリング)回路9によって相関二重サンプリング処理が行われ,アナログ/ディジタル変換回路10に入力する。アナログ/ディジタル変換回路10において,アナログ映像信号がディジタル画像データに変換される。
【0022】
ディジタル画像データは,画像入力コントローラ11の制御の下にAF(自動焦点)検出回路17に入力する。AF検出回路17において検出された値にもとづいて,CCD7の受光面上に被写体像が結像するようにズーム・レンズ4が制御される。また,ディジタル画像データは,AE(自動露光)/AWB(自動白バランス)検出回路18に入力する。AE/AWB検出回路18において,自動露光制御のための輝度データおよび自動白バランス調整のためのR画像データ,G画像データおよびB画像データの比率を表すデータが検出される。自動露光制御のための輝度データにもとづいて,適正露光となるように,絞り1の絞り値およびCCD7のシャッタ速度(いわゆる電子シャッタのシャッタ速度)がそれぞれ制御される。また,自動白バランス調整のためのR画像データ,G画像データおよびB画像データの比率を表すデータは,画像信号処理回路12に与えられる。
【0023】
ディジタル画像データは,画像信号処理回路12に与えられ,AE/AWB検出回路18から与えられたRGBの比率を表すデータにもとづいて白バランス調整が行われ,かつガンマ補正などのその他の所定の信号処理も行われる。
【0024】
画像信号処理回路12から出力された画像データは,ビデオ・エンコーダ14を介して画像表示装置15に与えられることにより,画像データによって表される画像が画像表示装置15の表示画面上に表示される。
【0025】
シャッタ・レリーズ・ボタン26が押されると,上述のようにして画像信号処理回路12から出力される画像データは,VRAM(ビデオ・ランダム・アクセス・メモリ)20に与えられ,一時的に記憶される。画像データは,VRAM20から読み取られ,圧縮/伸長回路13においてJPEG(joint photographic expert group)などの圧縮処理が行われる。
【0026】
通常撮像モードが設定されているときには,圧縮された画像データは,メディア・コントローラ21によって,メモリ・スロット23に装填されているメモリ・カード24に記録される。
【0027】
シークレット撮像モードが設定されているときには,圧縮された画像データは,シークレット画像データ(読み取るために正当権限の確認が必要なデータ)としてメディア・コントローラ21によって内蔵メモリ22に記録される。内蔵メモリ22は,メモリ・カード24と異なり,ディジタル・スチル・カメラから着脱自在のものではないのはいうまでもない。
【0028】
通常再生モードが設定されると,メモリ・カード24に記録されている圧縮画像データがメディア・コントローラ21によって読み出される。読み出された圧縮画像データが圧縮/伸長回路13において伸長される。伸長された画像データがビデオ・エンコーダ14を介して画像表示装置15に与えられることにより,画像表示装置15の表示画面上に表示される。
【0029】
シークレット再生モードが設定されると,後述するようにパスワードの入力が求められる。パスワードが正しければ,内蔵メモリ22に記憶されている圧縮画像データが読み取られ,圧縮/伸長回路13において伸長される。伸長された画像データがビデオ・エンコーダ14を介して画像表示装置15に与えられることにより,内蔵メモリ22に記憶されている画像データによって表される画像が表示される。
【0030】
コピー・モードが設定されると,シークレット再生モードが設定されたときと同様に,パスワードの入力が求められる。入力されたパスワードが正しければ,内蔵メモリ22に記憶されている圧縮画像データが読み出され,メモリ・カード24に記録される。
【0031】
このように,シークレット撮像モードが設定されたときに撮像によって得られた画像データは内蔵メモリ22に記憶させられ,通常撮像モードが設定されたときに撮像によって得られた画像データはメモリ・カード24に記録される。シークレット再生モードが設定されたとき,コピー・モードが設定されたときのように内蔵メモリ22に記憶された画像データを読み出すときには,内蔵メモリ22に記憶された画像データによって表される画像を見る権限があるかどうかを確認するためにパスワードによる認証が行われる。正当権限があるユーザのみが内蔵メモリ22に記憶されている画像データを読み出すことができる。通常再生モードが設定されているときには,パスワード認証が行われることなく,メモリ・カード24に記録されている画像データが読み出される。
【0032】
図2は,パスワードを設定する処理手順を示すフローチャートである。図3および図4は,ディジタル・スチル・カメラの背面を示している。
【0033】
モード・スイッチ25によりパスワード設定モードが設定されると,ディジタル・スチル・カメラにすでにパスワードが設定されているかどうかが判定される(ステップ31)。メモリ19にすでにパスワードを示すデータが記憶されていれば,パスワードが設定されていると判定され,メモリ19にパスワードを示すデータが記憶されていなければパスワードが未設定と判定される。
【0034】
パスワードが設定されていないと(ステップ31でNO),図3に示すパスワード入力画像が画像表示装置15の表示画面に表示される。
【0035】
図3を参照して,ディジタル・スチル・カメラの背面には,そのほぼ全体にわたって画像表示装置15の表示画面40が形成されている。この表示画面40の右側には,上矢印,下矢印,左矢印および右矢印が押下可能に形成されている上下左右ボタン45が設けられている。上下左右ボタン46の下にはOKボタン46が設けられている。
【0036】
パスワード入力画像には,その上部にOKの文字41およびNG42の文字が表示されている。最初は,OKの文字41の回りにカーソルC1が現れている。パスワードを入力するときには,OKボタン46が押される(ステップ35でYES)。パスワード入力を止めるときには,上下左右ボタン45の右矢印が押される。すると,カーソルC1がNGの文字42を囲む。OKボタン46が押されることによりパスワード設定処理が終了する(ステップ35でNO)。
【0037】
パスワード入力画像には,その下部に,入力されたパスワードが表示されるパスワード表示領域43が含まれている。パスワード表示領域43は,5つの区画を含むものであり,5桁の数字を入力することができる。上下左右ボタン45の上矢印が押されることにより,数字が増加し,上下左右ボタン45の下矢印が押されることにより数字が減少する。上下左右ボタン45の右矢印が押されることにより,カーソルC2が右の区画に移動し,上下左右ボタン45の左矢印が押されることにより,カーソルC2が左の区画に移動する。パスワード表示領域43の各区画に表示された数字で良ければOKボタン46が押される。カーソルC2で囲まれた区画の数字がパスワードとして決定する(ステップ36)。
【0038】
すでにパスワードが設定されているときには(ステップ31でYES),設定されているパスワードを変更することができる。パスワードが設定されているときに,パスワード設定モードが設定されると,表示画面40には図4に示すように,パスワード変更画像が表示される(ステップ32)。
【0039】
パスワード変更画像には,そのほぼ中央部分に「変更する」の文字47および「変更しない」の文字48が表示されている。最初は,「変更する」の文字47がカーソルC3によって囲まれている。パスワードを変更する場合に(ステップ33でYES)は,OKボタン46が押される。すると,表示画面40には,図3に示すパスワード入力画像が表示される。上述したようにして新たなパスワードが入力される。パスワードを変更しない場合には,上下左右ボタン45の右矢印が押される。すると,カーソルC3が「変更しない」の文字48を囲むこととなる。OKボタン46が押されることにより(ステップ33でNO),パスワード設定処理が終了する。
【0040】
図5は,記録処理手順を示すフローチャートである。
【0041】
通常撮像モードが設定されているか,シークレット撮像モードが設定されているかが判定される(ステップ51)。
【0042】
通常撮像モードが設定されているときには,被写体を撮像することにより得られた画像データはメモリ・スロット23に着脱自在に装填されているメモリ・カード24に記録される(ステップ52,53)。
【0043】
シークレット撮像モードが設定されているときには,被写体を撮像することにより得られた画像データは上述したように内蔵メモリ22に記録される(ステップ54,55)。
【0044】
図6は,再生処理手順を示すフローチャートである。図7は,ディジタル・スチル・カメラの背面を示している。
【0045】
通常再生モードが設定されたかシークレット撮像モードが設定されたかどうかが判定される(ステップ61)。
【0046】
通常再生モードが設定されていると,メモリ・カード24に記録されている画像データが読み取られる(ステップ62)。読み取られた画像データが上述のように,画像表示装置15に与えられることにり,表示画面40上に画像が表示される(ステップ63)。必要に応じて,表示すべき画像の駒番号などが指定されるのはいうまでもない。
【0047】
シークレット再生モードが設定されていると,図7に示すように表示画面40にパスワード入力画像が表示される(ステップ64)。パスワード入力画像には,パスワード表示領域61が含まれている。上述したパスワード入力処理と同様にして,パスワードが入力される(ステップ65)。
【0048】
入力したパスワードが,メモリ19に記憶されているパスワードと一致すると(ステップ66でYES),内蔵メモリ22に記憶されているシークレット画像データが読み取られる(ステップ67)。読み取られた画像データによって表されるシークレット画像が表示画面40上に表示される(ステップ68)。
【0049】
入力したパスワードが,メモリ19に記憶されているパスワードと一致しないと(ステップ66でNO),表示画面40上にはエラー画像が表示される(ステップ69)。
【0050】
コピー・モードが設定された場合もシークレット再生モードが設定された場合と同様である。すなわち,コピー・モードが設定されたことに応じて,図7に示すパスワード入力画像が表示画面40上に表示される。表示にしたがってパスワードが入力される。入力されたパスワードが,メモリ19に記憶されているパスワードと一致すると内蔵メモリ22に記憶されている画像データが読み取られ,メモリ・カード24に記録される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディジタル・スチル・カメラの電気的構成を示すブロック図である。
【図2】パスワード設定処理を示すフローチャートである。
【図3】ディジタル・スチル・カメラの背面図である。
【図4】ディジタル・スチル・カメラの背面図である。
【図5】記録処理を示すフローチャートである。
【図6】再生処理を示すフローチャートである。
【図7】ディジタル・スチル・カメラの背面図である。
【符号の説明】
1 CCD
14 ビデオ・エンコーダ
15 画像表示装置
16 CPU
19 メモリ
21 メディア・コントローラ
22 内蔵メモリ
23 メモリ・スロット(外部メモリ・スロット)
24 メモリ・カード(外部メモリ)
25 モード・ダイアル
Claims (5)
- 被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを出力する撮像手段,
通常撮像モードまたはシークレット撮像モードを設定するモード設定手段,
ディジタル・カメラに内蔵され,かつ与えられる画像データをシークレット画像データとして記憶する内蔵メモリ,
与えられる画像データを記憶する外部メモリを着脱自在に装填する外部メモリ・スロット,および
上記モード設定手段によってシークレット撮像モードが設定されたことに応答して,上記撮像手段から出力された画像データを上記内蔵メモリに記憶し,上記モード設定手段によって通常撮像モードが設定されたことに応答して,上記撮像手段から出力された画像データを上記外部メモリ・スロットに装填されている画像メモリに記憶する記憶制御手段,
を備えたディジタル・カメラ。 - 上記内蔵メモリに記憶されているシークレット画像データのシークレット再生指令を与える再生指令手段,
上記再生指令手段からシークレット画像再生指令が与えられたことに応じて,シークレット画像の再生権限を有するかどうかを判定する第1の判定手段,および
上記第1の判定手段によってシークレット画像の再生権限を有すると判定されたことに応じて,上記内蔵メモリに記憶されているシークレット画像データを再生し,上記判定手段によってシークレット画像の再生権限を有していないと判定されたことに応じて,上記内蔵メモリに記憶されているシークレット画像データの再生を禁止する再生制御手段,
をさらに備えた請求項1に記載のディジタル・カメラ。 - 上記判定手段が,
シークレット画像データの再生権限を示すパスワードを記憶するパスワード記憶手段,および
パスワード入力手段を備え,
上記パスワード入力手段から入力されたパスワードが上記パスワード記憶手段に記憶されているパスワードと一致するかどうかにもとづいてシークレット画像の再生権限を有するかどうかを判定するものである,
請求項2に記載のディジタル・カメラ。 - 上記内蔵メモリに記憶されているシークレット画像データを,上記外部メモリにコピーするコピー指令を与えるコピー指令手段,
上記コピー指令手段からシークレット画像データのコピー指令が与えられたことに応じて,シークレット画像データのコピー権限を有するかどうかを判定する第2の判定手段,および
上記第2の判定手段によってシークレット画像データのコピー権限を有すると判定されたことに応じて,上記内蔵メモリに記憶されているシークレット画像データを上記外部メモリにコピーし,上記判定手段によって,シークレット画像データのコピー権限を有していないと判定されたことに応じて,上記内蔵メモリに記憶されているシークレット画像データの上記外部メモリのへのコピーを禁止するコピー制御手段,
をさらに備えた請求項1に記載のディジタル・カメラ。 - 被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを得るディジタル・カメラにおいて,
通常撮像モードまたはシークレット撮像モードを設定可能とし,
シークレット撮像モードが設定されたことに応答して,撮像によって得られた画像データを,シークレット画像データとして,ディジタル・カメラに内蔵されている内蔵メモリに記憶し,
通常撮像モードが設定されたことに応答して,撮像によって得られた画像データを外部メモリ・スロットに着脱自在に装填されている外部メモリに記憶する,
ディジタル・カメラの制御方法。
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